JP2009113964A - エレベータの制御盤装置 - Google Patents

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武彦 柴田
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英樹 入山
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Abstract

【課題】電線類の制御盤への引き込みに関して、制御盤の上方から及び下方からの双方に対応することができ、製作コストの低減及び製品管理の容易化を実現することができるエレベータの制御盤装置を得る。
【解決手段】内部に実装部品が設けられ、電線類9の引き込み口14が形成された筐体部11、筐体部11を建築物側に固定するための取付台12、筐体部11を取付台12に取り付けるための第1取付手段、筐体部11を、第1取付手段を用いた場合とは上下に反転した状態で取付台12に取り付けるための第2取付手段を備える。そして、第1取付手段を用いて筐体部11を取付台12に取り付けた場合に、引き込み口14が筐体部11の上部及び下部の一方に配置され、第2取付手段を用いた場合に、引き込み口14が筐体部11の上部及び下部の他方に配置されるように構成する。
【選択図】図2

Description

この発明は、エレベータの制御盤装置に関するものである。
エレベータの制御盤は、エレベータ全体に関する運行制御を司り、例えば、昇降路内や機械室等に設置される。そして、制御盤は、運行制御に必要な各種機器類との間で信号の送受信を行うため、エレベータの乗場や、昇降路内を昇降するかご、機械室内、昇降路内といった様々な場所に設けられた機器類と電線によって接続されている。
図10は従来のエレベータの制御盤装置を示す正面図、図11は図10に示す従来のエレベータの制御盤装置の側面図であり、エレベータの機械室に設置された一般的なものを示している。図10及び図11において、26はエレベータ機械室6に配置された制御盤を表している。この制御盤26は、アンカーボルト27を用いて、機械室6の床面6aに強固に固定されている。また、エレベータの機器類との間に接続された電線類28は、制御盤26の下部に形成された引き込み口(図示せず)を通って制御盤26の内部に引き込まれている。
ここで、電線類28の制御盤26への引き込みに関しては、法規による規制(例えば、米国においては、法規により、ダクトを用いて、電線類を制御盤の上方から制御盤の内部に引き込むこととされている。)や、エレベータを設置する建築物側の都合等によって、様々な制約が存在する。制御盤は、これらの制約にも適切に対応できなければならない。図10及び図11の制御盤26は、電線類28をその下部から内部に引き込むものの一例を示している。
一方、上述したような何らかの制約により、電線類をその下部から制御盤の内部に取り込むことができない場合もある。図12は従来のエレベータの制御盤装置の他の構成を示す正面図、図13は図12に示す従来のエレベータの制御盤装置の側面図であり、かかる場合に対応した制御盤を示している。即ち、図12及び図13の制御盤29は、電線類(図12及び図13において図示せず)をその上方から内部に引き込むものの一例を示している。
図12及び図13において、電線類は、ダクト30の内部に収納されて制御盤29の上方まで導かれ、制御盤29の上面に形成された引き込み口(図示せず)を通って制御盤29内に引き込まれる。なお、図12及び図13の制御盤29は、図10及び図11に示す制御盤26を、その引き込み口が上方となるように改造したものである。即ち、制御盤29は、図10及び図11の制御盤26の側部に、上面に引き込み口を形成するための部材31が取り付けられたものを示している。
また、エレベータの制御盤装置の従来技術として、電線類を制御盤の下部からその内部に引き込む場合に、機械室の床面等にダクトを設置し、このダクト内に電線類を収納するようにしたものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−279234号公報
特許文献1や図10乃至図13に記載されたもののように、エレベータの制御盤には、電線類の引き込み方式によって様々な種類(形状)のものが必要になる。このため、法規による規制や建築物側の都合等に合わせた設計及び製作が必要となり、製作コストが高騰したり、製品の管理が煩雑になるといった問題があった。
また、図12及び図13に示すもののように、電線類の引き込みに関する制約のために、既存の制御盤26に部材31等を取り付ける必要がある場合には、制御盤全体の寸法が大きくなり、省スペース化が図れないといった問題もあった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、電線類の制御盤への引き込みに関して、制御盤の上方から及び下方からの双方に対応することができ、製作コストの低減及び製品管理の容易化を実現することができるエレベータの制御盤装置を提供することである。
この発明に係るエレベータの制御盤装置は、エレベータの運行制御を司る制御盤装置であって、その内部に実装部品が設けられ、電線類を内部に引き込むための引き込み口が形成された筐体部と、筐体部を建築物側に固定するための取付台と、筐体部に設けられ、筐体部を取付台に取り付けるための第1取付手段と、筐体部に設けられ、筐体部を、第1取付手段を用いて取付台に取り付けた場合とは上下に反転した状態で取付台に取り付けるための第2取付手段と、を備え、第1取付手段を用いて筐体部が取付台に取り付けられた場合に、引き込み口が、筐体部の上部及び下部の一方に配置され、第2取付手段を用いて筐体部が取付台に取り付けられた場合に、引き込み口が、筐体部の上部及び下部の他方に配置されるものである。
この発明によれば、電線類の制御盤への引き込みに関して、制御盤の上方から及び下方からの双方に対応することができ、製作コストの低減及び製品管理の容易化を実現することができるようになる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの全体構成を示す側面図である。図1において、1はエレベータの昇降路、2はエレベータの乗場、3は昇降路1内を昇降するかご、4はかご3とは昇降路1内を互いに逆方向に昇降する釣合い重り、5はかご3と釣合い重り4とを釣瓶式に懸架する主ロープである。
6は昇降路1の上方に設けられたエレベータの機械室である。機械室6には、例えば、かご3を駆動する巻上機7や、エレベータ全体の運行制御を司る制御盤8等が設置されている。そして、制御盤8は、運行制御に必要な各種機器類との間で信号の送受信を行うため、乗場2やかご3、昇降路1内、機械室6内といった様々な場所に設けられた機器類と、電線類9によって接続されている。なお、9aは乗場2に設置されたエレベータ機器類(例えば、乗場操作盤、乗場インジケータ)との間に接続された電線類を、9bはかご3に設置されたエレベータ機器類(例えば、ドア制御装置、かご操作盤)との間に接続された電線類を、9cは機械室6内に設置されたエレベータ機器類(例えば、巻上機7)との間に接続された電線類を示している。
また、電線類9は、制御盤8の上方からこの制御盤8の内部に引き込まれており、機械室6内においては、露出しないようにダクト10内に収納されている。
以下に、この制御盤8の構成及び機能について具体的に説明する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御盤装置の要部を示す斜視図、図3は図2示すエレベータの制御盤装置の外観斜視図である。図2及び図3において、制御盤8は、その内部に種々の実装部品が設けられる筐体部11と、筐体部11を建築物側(実施の形態1においては機械室6の床面6a)に固定するための取付台12と、筐体部11に着脱自在に設けられた前面パネル13とによって、その主要部が構成される。なお、図2においては、筐体部11に収納された実装部品は、説明等の簡略化のために図示が省略されている。
筐体部11は、その前面(一側面)の大部分が開口する箱状を呈しており、その上面に、電線類9をその内部に引き込むための引き込み口14が形成されている。また、筐体部11の上面には、引き込み口14の両側に、ダクト10の一端部をボルト等(図示せず)によって筐体部11の上面に固定するための貫通孔15a及び15b(或いは、ネジ孔)が形成されている。
一方、筐体部11の下面には、上記貫通孔15a及び15bの直下部(対向位置)に、筐体部11をボルト等(図示せず)によって取付台12の上面に取り付けるための貫通孔16a及び16b(第1取付手段)(筐体部11上面の15a及び15bがネジ孔の場合にはネジ孔)が形成されている。この貫通孔16a及び16bは、その相対位置(貫通孔16a及び16bの場合は、その距離)が、貫通孔15a及び15bの相対位置と同じになるように配置される。なお、筐体部11の下面には、その上面のように、電線類9を筐体部11の内部に引き込むための引き込み口14のようなものは形成されていない。
上記前面パネル13は、筐体部11の前面に形成された開口を塞ぐように配置され、ボルト等(図示せず)によって筐体部11に固定される。なお、17は前面パネル13の筐体部11に対する着脱を容易にするために形成されたダルマ孔である。また、図2の18a乃至18dは、前面パネル13を筐体部11の所定位置に取り付けるための複数(図2においては4個)のネジ孔を示している。このネジ孔18a乃至18dは、対角に配置されたネジ孔18a及び18dの各中心を結んだ直線と、対角に配置された他のネジ孔18b及び18cの各中心を結んだ直線との交点を中心として、点対称に配置されている。
上記構成を有する制御盤8では、電線類9は、図2に示すように引き込み口14を通って制御盤8の上方から筐体部11の内部に引き込まれる。そして、電線類9は、筐体部11内部の引き込み口14近傍に配置された電線接続部19に接続される。
以上の説明は、電線類9を制御盤8の上方から筐体部11の内部に引き込む必要がある場合の構成についてである。一方、この制御盤8は、同じ筐体部11等を使用して、制御盤8の下方から電線類9を筐体部11の内部に引き込むことができるようにも構成されている。即ち、制御盤8は、2方向(制御盤8の上方及び下方)からの引き込みに対応できる機能を有している。
以下に、電線類9を制御盤8の下方から筐体部11の内部に引き込む場合の構成について説明する。
図4は図2に示すエレベータの制御盤装置の他の取り付け状態における要部斜視図、図5は図4に示すエレベータの制御盤装置の外観斜視図である。図4及び図5において、制御盤8の主要部を構成する筐体部11、取付台12、前面パネル13は、それら自体は図2及び図3に示すものと同じものである。但し、筐体部11及びこの筐体部11に設けられた実装部品(図示せず)は、図2及び図3に示す場合とは上下に反転した状態で取付台12に取り付けられている。
即ち、筐体部11が図2及び図3に示す場合とは上下に反転した状態で取付台12に取り付けられることにより、引き込み口14と貫通孔15a及び15bとが、筐体部11の下面に配置される。そして、筐体部11は、この貫通孔15a及び15b(第2取付手段)を用いて、ボルト等によって取付台12の上面に固定される。
上述のように、貫通孔15a及び15bと貫通孔16a及び16bとは、その各位置関係が予め同じになるように形成されている。このため、筐体部11を上下反転させても、貫通孔15a及び15b並びに同じボルト等を用いて、筐体部11を取付台12の同じ位置に取り付けることができる。なお、図4に示すように、取付台12には、電線類9の筐体部11内への引き込みのため、筐体部11の引き込み口14が対向する部分(実施の形態1においては取付台12の上面の所定位置)に、この引き込み口14の形状及び大きさに合わせた開口部20が形成されている。
また、前面パネル13は、筐体部11の取付向きに関わらず、一定の向きで筐体部11に取り付けられる。即ち、前面パネル13は、貫通孔16a及び16bを用いて筐体部11が取付台12に取り付けられた場合、及び、貫通孔15a及び15bを用いて筐体部11が取付台12に取り付けられた場合の双方の場合に、一定の向きで筐体部11に取り付けることができるように構成されている。
前面パネル13は、筐体部11内の実装部品の点検等が必要なことから、筐体部11に対して着脱自在に構成され、更に、着脱を容易にするためのダルマ孔17や、放熱用のルーバー21(よろい窓ともいう)等が設けられている。このため、前面パネル13の取付向きを変更すると、作業性や放熱性等が悪化する恐れがある。上述のように、筐体部11に設けられたネジ孔18a乃至18d(及び、ネジ孔18a乃至18dに対応のダルマ孔17)は、所定の点を中心として点対称に配置されている。このため、筐体部11を上下反転させた場合であっても、ネジ孔18a乃至18d並びに同じボルト等を用いて、前面パネル13を筐体部11に取り付けることができる。
上記のように組み立てられた制御盤8では、電線類9は、図4に示すように、開口部20及び引き込み口14を通って制御盤8の下方から筐体部11の内部に引き込まれる。そして、電線類9は、筐体部11内部の引き込み口14近傍に配置された電線接続部19に接続される。
なお、筐体部11は、上述のように、内部の実装部品が固定された状態で上下に反転され、取付台12に固定される。例えば、図4及び図5に示す場合において、電線接続部19は、引き込み口14近傍の筐体部11の下部に配置されている。即ち、電線接続部19と引き込み口14との距離は、筐体部11の取付向きに関わらず一定となる。このため、筐体部11内の電線類9の長さを筐体部11の取付向きとは関係なく短くすることができ、その結果、筐体部11内における電線類9の引きまわし等が必要なくなり、作業性の向上及び筐体部11の小型化を図ることが可能となる。
この発明の実施の形態1によれば、電線類9の制御盤8への引き込みに関して、制御盤8の上方から及び下方からの双方に対応することができるようになり、法規による規制や、エレベータ設置現場における建築物側の都合等に合わせて、柔軟な対応が可能となる。そして、上記の理由から、電線類9の引き込み方式に合わせて複数の制御盤8を設計及び製作する必要がなくなり、製作コストの低減及び製品管理の容易化を実現することができるようになる。
また、筐体部11を上下に反転させることによって、電線類9の引き込み方向を変更することができるため、従来のように電線類9を配線するための余計な部品(例えば、部材31)等は必要なく、省スペース化の要請にも対応できる。
また、筐体部11を貫通孔16a及び16bを用いて取付台12に取り付ける場合と貫通孔15a及び15bを用いて取り付ける場合との双方の場合において、筐体部11を取付台12の同じ位置(同じネジ孔等)に取り付けることができるため、制御盤8の構成の簡素化が可能になる。
なお、実施の形態1においては、第1取付手段及び第2取付手段として、貫通孔(或いはネジ孔)を採用した場合について説明したが、筐体部11を取付台12に取り付けることができれば、その構成は如何なるものであっても構わない。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2におけるエレベータの制御盤装置の外観を示す斜視図、図7は図6に示すエレベータの制御盤装置の他の取り付け状態における外観斜視図である。図6に示す制御盤8は、電線類9を制御盤8の下方から筐体部11の内部に引き込む場合の構成を示している。図6において、22は筐体部11に設けられた電源スイッチである。この電源スイッチ22は実装部品の一部を構成する。
電源スイッチ22は、図6に示すように、前面パネル13が筐体部11に取り付けられている状態で、制御盤8の外側から操作することができるように構成されている。このため、前面パネル13には、電源スイッチ22に対向する位置に、電源スイッチ22の形状及び大きさに対応する開口部23が形成されており、電源スイッチ22の操作部分(スイッチ、ツマミ等)が、この開口部23を介して筐体部11の外側に面するように配置されている。
また、図7は、図6に示す筐体部11及びこの筐体部11に設けられた実装部品(電源スイッチ22を含む)が上下に反転した状態で取付台12に取り付けられたものを示している。即ち、図7に示す制御盤8は、電線類9を制御盤8の上方から筐体部11の内部に引き込む場合の構成を示している。図7に示すように、電源スイッチ22と開口部23とは、筐体部11が上下反転された場合であっても、電源スイッチ22が、開口部23を介して筐体部11の外側に面するように配置される。即ち、電源スイッチ22は、筐体部11の取付向きに関わらず、前面パネル13が筐体部11に取り付けられている状態で、開口部23を介して制御盤8の外側から操作することができるように構成される。
その他は、実施の形態1と同様の構成を有する。
この発明の実施の形態2によれば、電源スイッチ22等のように操作や表示が必要な実装部品が筐体部11内に設けられている場合であっても、その実装部品の操作性や表示性等を損ねることなく、実施の形態1と同様の効果を奏することが可能となる。なお、電源スイッチ22の前面に文字列等を表示する必要がある場合には、図6及び図7に示すように、文字列等を横向きに配置し、上から下或いは下から上に文字を読むことができるようにすると良い。かかる構成によれば、電源スイッチ22前面に表示された文字列が、筐体部11を上下反転させた場合に上下逆さまになるようなこともなく、この文字列が読みづらくなるといった問題を解消できる。
実施の形態3.
図8はこの発明の実施の形態3におけるエレベータの制御盤装置の外観を示す斜視図、図9は図8に示すエレベータの制御盤装置の他の取り付け状態における外観斜視図である。図8に示す制御盤8は、電線類9を制御盤8の下方から筐体部11の内部に引き込む場合の構成を示している。図8において、24は筐体部11に設けられた表示ランプである。この表示ランプ24は、電源スイッチ22と共に実装部品の一部を構成する。
表示ランプ24は、図8に示すように、前面パネル13が筐体部11に取り付けられている状態で、制御盤8の外側からそのランプ表示を目視することができるように構成されている。このため、前面パネル13には、電源スイッチ22に対応する開口部23の他にも、表示ランプ24に対向する位置に、表示ランプ24の形状及び大きさに対応する開口部25が形成されている。即ち、表示ランプ24の表示部分は、この開口部25を介して筐体部11の外側に面するように配置されている。
また、図9は、図8に示す筐体部11及びこの筐体部11に設けられた実装部品(電源スイッチ22及び表示ランプ24を含む)が上下に反転した状態で取付台12に取り付けられたものを示している。即ち、図9に示す制御盤8は、電線類9を制御盤8の上方から筐体部11の内部に引き込む場合の構成を示している。
図6及び図7に示すように、前面パネル13に開口部23が1つだけ必要になる場合には、その開口部23を前面パネル13の中央部に配置することにより、筐体部11の反転に対応させることができる。しかし、図8及び図9に示すように、前面パネル13に複数の開口部(実施の形態3においては2つの開口部23及び25)が形成された場合には、筐体部11の反転前後において、操作や表示等が必要な所定の実装部品に対して、異なる開口部が対向するように構成しなければならない。
即ち、図9においては、電源スイッチ22が開口部25を介して筐体部11の外側に面するように配置され、表示ランプ24が開口部23を介して筐体部11の外側に面するように配置される。
なお、その他は、実施の形態2と同様の構成を有する。
この発明の実施の形態3によれば、電源スイッチ22や表示ランプ24等のように操作や表示が必要な実装部品が筐体部11内に複数設けられている場合であっても、その実装部品の操作性や表示性等を損ねることなく、実施の形態1と同様の効果を奏することが可能となる。
なお、実施の形態3においては、操作や表示等が必要な所定の実装部品として、電源スイッチ22と表示ランプ24との2つ(偶数個)について説明したが、このような実装部品が1つ又は複数個(奇数個を含む)の場合であっても対応は可能である。かかる場合には、言うまでもないが、上記所定の実装部品を、所定の点を中心として点対称に配置しておき、上記所定の各実装部品に対向するように、偶数個の開口部を前面パネル13に形成しておく。なお、上記所定の実装部品が奇数個の場合には、例えば、板金部品等によって、余った1つの開口部を塞ぐように構成しておけば良い。
その他は、実施の形態2と同様の効果を奏する。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの全体構成を示す側面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御盤装置の要部を示す斜視図である。 図2示すエレベータの制御盤装置の外観斜視図である。 図2に示すエレベータの制御盤装置の他の取り付け状態における要部斜視図である。 図4に示すエレベータの制御盤装置の外観斜視図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータの制御盤装置の外観を示す斜視図である。 図6示すエレベータの制御盤装置の他の取り付け状態における外観斜視図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータの制御盤装置の外観を示す斜視図である。 図8に示すエレベータの制御盤装置の他の取り付け状態における外観斜視図である。 従来のエレベータの制御盤装置を示す正面図である。 図10に示す従来のエレベータの制御盤装置の側面図である。 従来のエレベータの制御盤装置の他の構成を示す正面図である。 図12に示す従来のエレベータの制御盤装置の側面図である。
符号の説明
1 昇降路
2 乗場
3 かご
4 釣合い重り
5 主ロープ
6 機械室
6a 床面
7 巻上機
8、26、29 制御盤
9、9a、9b、9c、28 電線類
10、30 ダクト
11 筐体部
12 取付台
13 前面パネル
14 引き込み口
15a、15b、16a、16b 貫通孔
17 ダルマ孔
18a、18b、18c、18d ネジ孔
19 電線接続部
20、23、25 開口部
21 ルーバー
22 電源スイッチ
24 表示ランプ
27 アンカーボルト
31 部材

Claims (5)

  1. エレベータの運行制御を司る制御盤装置であって、
    その内部に実装部品が設けられ、電線類を内部に引き込むための引き込み口が形成された筐体部と、
    前記筐体部を建築物側に固定するための取付台と、
    前記筐体部に設けられ、前記筐体部を前記取付台に取り付けるための第1取付手段と、
    前記筐体部に設けられ、前記筐体部を、前記第1取付手段を用いて前記取付台に取り付けた場合とは上下に反転した状態で前記取付台に取り付けるための第2取付手段と、
    を備え、
    前記第1取付手段を用いて前記筐体部が前記取付台に取り付けられた場合に、前記引き込み口が、前記筐体部の上部及び下部の一方に配置され、前記第2取付手段を用いて前記筐体部が前記取付台に取り付けられた場合に、前記引き込み口が、前記筐体部の上部及び下部の他方に配置される
    ことを特徴とするエレベータの制御盤装置。
  2. 筐体部に着脱自在に設けられ、前記筐体部の側面に形成された開口を塞ぐパネルと、
    を更に備え、
    前記パネルは、第1取付手段を用いて前記筐体部が取付台に取り付けられた場合、及び、第2取付手段を用いて前記筐体部が前記取付台に取り付けられた場合に、前記筐体部の向きに関わらず、一定の向きで前記筐体部に取り付け可能なことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの制御盤装置。
  3. 筐体部の内部に設けられた所定の実装部品と、
    パネルに形成され、前記所定の実装部品に対向するように配置された開口部と、
    を更に備え、
    前記所定の実装部品は、その要部が、第1取付手段を用いて前記筐体部が取付台に取り付けられた場合、及び、第2取付手段を用いて前記筐体部が前記取付台に取り付けられた場合に、前記パネルが前記筐体部に取り付けられた状態で、前記開口部を介して前記筐体部の外側に面するように配置されたことを特徴とする請求項2に記載のエレベータの制御盤装置。
  4. 筐体部の内部に設けられた所定の1つ又は複数の実装部品と、
    パネルに形成され、何れかが前記所定の各実装部品に対向するように配置された偶数個の開口部と、
    を更に備え、
    前記所定の各実装部品は、その要部が、第1取付手段を用いて前記筐体部が取付台に取り付けられた場合、及び、第2取付手段を用いて前記筐体部が前記取付台に取り付けられた場合に、前記パネルが前記筐体部に取り付けられた状態で、前記開口部の何れかを介して前記筐体部の外側に面するように配置されるとともに、前記第1取付手段を用いて前記筐体部が前記取付台に取り付けられた場合と前記第2取付手段を用いて前記筐体部が前記取付台に取り付けられた場合とにおいて、異なる前記開口部に対向することを特徴とする請求項2に記載のエレベータの制御盤装置。
  5. 筐体部は、第1取付手段及び第2取付手段を用いて、取付台の同じ位置に取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のエレベータの制御盤装置。
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