JP6872292B2 - エレベータのホールランタン - Google Patents

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Description

この発明は、乗場に設置され、利用者にかごの到着を知らせるエレベータのホールランタンに関するものである。
従来のエレベータのホールランタンでは、基台とカバー部材との間にフィルム状の面発光素子が介在している。カバー部材は、光透過性を有するアクリル板をV字形に折り曲げて形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−9906号公報
上記のような従来のエレベータのホールランタンでは、アクリル板をV字形に折り曲げてカバー部材を形成しているので、折り曲げ部に亀裂が生じ易い。このため、曲げ部の意匠性が低下する。また、折り曲げ角度を鈍角にすると、横方向からの視認性が低下する。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、十分な視認性を確保しつつ、意匠性の低下を抑制することができるエレベータのホールランタンを得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータのホールランタンは、乗場壁に取り付けられるフレームと、フレームに設けられている発光部と、フレームに固定されており、かつ発光部を覆っており、発光部からの光を透過するカバーとを有しているランタン本体を備え、カバーは、第1の表示板と、第1の表示板とは別部材である第2の表示板とを有しており、第1の表示板と第2の表示板とは、カバーの乗場壁とは反対側の端部であるカバー先端部で互いに鋭角をなすようにV字形に配置されている。
この発明のエレベータのホールランタンでは、互いに別部材である第1及び第2の表示板が用いられている。また、第1の表示板と第2の表示板とは、カバー先端部で互いに鋭角をなすようにV字形に配置されている。このため、十分な視認性を確保しつつ、意匠性の低下を抑制することができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータを示す概略の構成図である。 図1のエレベータの乗場の一部を示す正面図である。 図2のホールランタンを拡大して示す側面図である。 図3のホールランタンを斜め上方から見た斜視図である。 図3のV−V線に沿う断面図である。 図5の先端発光ユニットを示す側面図である。 図4のランタン本体から上板を取り除いて拡散シートを途中まで引き上げた状態を示す斜視図である。 図4のランタン本体から、上板を取り除き、壁固定部材を切り離した状態を示す斜視図である。 図4のホールランタンを倒して底面を見せた状態を示す斜視図である。 図4のランタン本体の一部を分解して示す斜視図である。 図10の底板を取り除いた状態のランタン本体を斜め下方から見た斜視図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータを示す概略の構成図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2には、巻上機3、そらせ車4、及びエレベータ制御装置5が設置されている。
巻上機3は、駆動シーブ6、巻上機モータ(図示せず)、及び巻上機ブレーキ(図示せず)を有している。巻上機モータは、駆動シーブ6を回転させる。巻上機ブレーキは、駆動シーブ6の回転を制動する。
駆動シーブ6及びそらせ車4には、懸架体7が巻き掛けられている。懸架体7としては、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。懸架体7の第1の端部には、かご8が接続されている。懸架体7の第2の端部には、釣合おもり9が接続されている。
かご8及び釣合おもり9は、懸架体7により昇降路1内に吊り下げられている。また、かご8及び釣合おもり9は、駆動シーブ6を回転させることにより、昇降路1内を昇降する。エレベータ制御装置5は、巻上機3を制御することにより、かご8の運行を制御する。
かご8は、懸架体7が接続されたかご枠10と、かご枠10に支持されたかご室11とを有している。かご室11の前面には、一対のかごドア12が設けられている。かご8上には、かごドア12の開閉動作を制御するドアコントローラ13が設けられている。
複数階の乗場には、一対の乗場ドア14がそれぞれ設けられている。乗場ドア14は、かご8の着床時に、かごドア12に連動して開閉動作する。
図1では1台のエレベータのみを示したが、実施の形態1では、同一のビルに設置された2台以上のエレベータによりエレベータシステムが構成されている。また、実施の形態1では、エレベータ行先予報システム(DOAS:Destination Oriented Allocation System)が適用されている。エレベータ行先予報システムでは、利用者が乗場操作盤に行先階の番号を入力するか、又は認証カードをタッチすることで、事前にエレベータの号機の割り当てが行われる。
図2は、図1のエレベータの乗場の一部を示す正面図である。図2では乗場出入口15を1つのみ示すが、乗場には、複数の乗場出入口15が設けられている。各乗場出入口15は、対応する一対の乗場ドア14により開閉される。
図2ではホールランタン21を1つのみ示すが、乗場壁16には、複数のホールランタン21が設置されている。各ホールランタン21は、対応する乗場出入口15の斜め上方に配置されている。また、各ホールランタン21の下端は、対応する乗場出入口15の上端と同じ高さかそれよりも高い位置に設けられている。
また、各ホールランタン21は、対応するエレベータの号機を表示している。利用者は、事前に割り当てられた号機の乗場出入口15の近傍でかご8の到着を待つことができる。例えば、乗場操作盤でF号機のエレベータを割り当てられた利用者は、「F」の表示のホールランタン21がある乗場出入口15の近傍でかご8の到着を待つことができる。また、各ホールランタン21は、対応するエレベータのかご8の到着と、かご8の移動方向とを表示する。
図3は、図2のホールランタン21を拡大して示す側面図、図4は、図3のホールランタン21を斜め上方から見た斜視図である。ホールランタン21は、壁固定部材22及びランタン本体23を有している。壁固定部材22は、乗場壁16に固定される。ランタン本体23は、壁固定部材22に取り付けられている。
ランタン本体23の側面には、カバー24が設けられている。カバー24は、第1の表示板25と、第1の表示板25とは別部材である第2の表示板26とを有している。第1の表示板25と第2の表示板26とは、カバー24の乗場壁16とは反対側の端部であるカバー先端部24aで互いに鋭角をなすようにV字形に配置されている。
第1及び第2の表示板25,26は、同一サイズの矩形の平板である。これにより、第1及び第2の表示板25,26の間には、真上から見て、頂角が鋭角の二等辺三角形が形成されている。
また、第1及び第2の表示板25,26の材料としては、例えばポリカーボネートが用いられている。また、第1及び第2の表示板25,26には、それぞれ号機名が付されている。
第1の表示板25と第2の表示板26との間の空間の上部は、上板27により塞がれている。上板27は、二等辺三角形の平板である。
図5は、図3のV−V線に沿う断面図である。カバー24は、フレーム28に固定されている。カバー24は、壁固定部材22を介して乗場壁16に取り付けられる。フレーム28には、発光部29及び主制御基板30が設けられている。カバー24は、発光部29を覆っており、発光部29からの光を透過する。
主制御基板30は、フレーム28の壁固定部材22に対向する部分に設けられている。また、主制御基板30には、発光部29を制御する制御回路が設けられている。また、主制御基板30は、ランタン本体23を壁固定部材22から取り外すことにより、ランタン本体23の外部に露出する。
発光部29は、先端発光ユニット31と、複数の第1の後部発光器32と、複数の第2の後部発光器33とを有している。先端発光ユニット31は、カバー先端部24aの内側に配置されている。
第1の後部発光器32は、先端発光ユニット31よりも乗場壁16側で、第1の表示板25の隣に配置されている。また、第1の後部発光器32は、ランタン本体23の幅方向の中心線C0よりも第1の表示板25側に配置されている。
第2の後部発光器33は、先端発光ユニット31よりも乗場壁16側で、第2の表示板26の隣に配置されている。また、第2の後部発光器33は、ランタン本体23の幅方向の中心線C0よりも第2の表示板26側に配置されている。
各第1の後部発光器32の光軸の延長線C1は、第2の表示板26を通っている。各第2の後部発光器33の光軸の延長線C2は、第1の表示板25を通っている。
一例として、主制御基板30の制御回路は、かご8が乗場に到着する直前から戸閉するまでの間、第1の後部発光器32及び第2の後部発光器33を同時に点灯させる。
図6は、図5の先端発光ユニット31を示す側面図である。先端発光ユニット31は、先端取付板34と、第1の先端発光器35と、第2の先端発光器36とを有している。
先端取付板34は、取付板本体34aと、取付板共締め部34bとを有している。取付板本体34aは、カバー先端部24aの内側に、上下方向に沿って連続して配置されている。
第1の先端発光器35は、先端取付板34の上下方向の中間よりも上側に取り付けられている。第2の先端発光器36は、先端取付板34の上下方向の中間よりも下側に取り付けられている。
第1の先端発光器35は、かご8の移動方向が上方向であることを利用者に知らせる上方向表示部である。第2の先端発光器36は、かご8の移動方向が下方向であることを利用者に知らせる下方向表示部である。
一例として、主制御基板30の制御回路は、かご8が乗場に到着する直前から戸閉するまでの間、第1の先端発光器35又は第2の先端発光器36を点滅させる。
カバー先端部24aは、上方向の発光領域と下方向の発光領域との間に境界を持たない境界レス構造である。即ち、カバー先端部24aは、上下方向全体に渡って一様に構成されている。従って、カバー先端部24aにおいて、第1の先端発光器35に対向する部分と、第2の先端発光器36に対向する部分と、上下方向の中間部とは、同様に構成されており、材料、厚さ及び色が同様である。
第1の先端発光器35には、第1の先端配線38が接続されている。第1の先端配線38は、先端発光ユニット31の上端から引き出されている。第2の先端発光器36には、第2の先端配線39が接続されている。第2の先端配線39は、先端取付板34と第1の先端発光器35との間を通されて、先端発光ユニット31の上端から引き出されている。
第1及び第2の先端配線38,39の第1及び第2の先端発光器35,36とは反対側の端部は、先端コネクタ40に接続されている。図示しないが、主制御基板30の上部からは、先端コネクタ40に接続される発光制御配線が引き出されている。
先端コネクタ40から発光制御配線を切り離した状態で、先端発光ユニット31は、カバー先端部24aの上端からカバー先端部24a内に挿入可能である。また、先端コネクタ40から発光制御配線を切り離した状態で、先端発光ユニット31は、カバー先端部24aの上端から外部へ引き抜き可能である。
図5において、カバー先端部24aの内側には、拡散シート41が配置されている。拡散シート41は、上下方向に沿って連続して配置されている。また、拡散シート41は、先端発光ユニット31からの光を拡散する。
図7は、図4のランタン本体23から上板27を取り除いて拡散シート41を途中まで引き上げた状態を示す斜視図である。拡散シート41は、シート本体41aと、シート共締め部41bとを有している。シート本体41aの断面形状は、カバー先端部24aの内面に沿うV字形である。
シート共締め部41bは、拡散シート41の上端部に設けられている。また、シート共締め部41bは、シート本体41aの上端部から乗場壁16側へ水平に突出している。
拡散シート41は、例えばポリエステルを主材料とする折り曲げ可能な合成紙により構成されている。シート本体41a及びシート共締め部41bは、合成紙を折り曲げ加工することにより形成することができる。
図8は、図4のランタン本体23から、上板27を取り除き、壁固定部材22を切り離した状態を示す分解斜視図である。取付板共締め部34bとシート共締め部41bとは、互いに重ねられて、ユニット固定ねじ42によりフレーム28に共締め固定されている。
シート共締め部41bは、取付板共締め部34bの上に重ねられている。シート共締め部41b及び取付板共締め部34bには、それぞれユニット固定ねじ42が通される丸孔が設けられている。
ランタン本体23の組立時には、拡散シート41は、先端発光ユニット31と一体的にカバー先端部24a内に挿入可能となっている。カバー先端部24aの底部には、先端発光ユニット31の水平方向の位置決めを行う位置決め部が設けられている。先端発光ユニット31の上端部は、ユニット固定ねじ42により位置決めされる。
先端発光ユニット31の保守時には、ユニット固定ねじ42を取り外すことにより、拡散シート41をカバー先端部24a内に残したまま、先端発光ユニット31のみをカバー先端部24aから引き抜くことが可能である。
乗場壁16からは、エレベータ制御装置5に接続されている主配線43が引き出されている。壁固定部材22には、主配線43を通す開口22aが設けられている。
また、壁固定部材22の上部には、凹部である引っ掛け部22bが設けられている。引っ掛け部22bには、壁固定部材22へのランタン本体23の取付時に、主配線43の乗場側の端部が引っ掛けられる。
図9は、図4のホールランタン21を倒して底面を見せた状態を示す斜視図、図10は、図4のランタン本体23の一部を分解して示す斜視図である。第1の表示板25と第2の表示板26との間の空間の下部は、底板44により塞がれている。底板44は、上板27と同じ二等辺三角形の平板である。
底板44の上面には、スピーカ45が下向きに固定されている。底板44のスピーカ45に対向する部分には、スピーカ45からの音を通す複数の孔が設けられている。
スピーカ45からは、対応するかご8の到着を利用者に知らせる音、例えばチャイム音又はアナウンスが流される。また、スピーカ45は、主制御基板30の制御回路により制御される。
また、底板44の上面には、複数のスピーカ固定スタッドボルト46が固定されている。スピーカ45は、各スピーカ固定スタッドボルト46にスピーカ固定ナット47を締め込むことにより、底板44に固定されている。
また、底板44の上面には、L字形の取付金具48が固定されている。取付金具48は、底板44の二等辺三角形の底辺よりも頂点に近い位置に配置されている。
また、取付金具48は、平板状の固定部48aと、平板状の突出部48bとを有している。固定部48aは、底板44の上面に重ねられて底板44に固定されている。
また、底板44の上面には、2本の金具固定スタッドボルト49が固定されている。各金具固定スタッドボルト49は、固定部48aを貫通している。取付金具48は、金具固定スタッドボルト49に金具固定ナット50を締め込むことにより、底板44に固定されている。
突出部48bは、底板44から上方へ直角に突出している。突出部48bには、U字形の溝48cが設けられている。
また、底板44の上面には、一対の底板固定スタッドボルト51が固定されている。一対の底板固定スタッドボルト51は、底板44の二等辺三角形の底辺近傍に、左右対称に配置されている。このため、取付金具48は、一対の底板固定スタッドボルト51よりもカバー先端部24a側に配置されている。
図10では、各底板固定スタッドボルト51に底板固定ナット52が締め込まれた状態が示されている。しかし、実際には、底板固定ナット52は、ランタン本体23に底板44を組み合わせた状態で底板固定スタッドボルト51に締め込まれる。
図11は、図10の底板44を取り除いた状態のランタン本体23を斜め下方から見た斜視図である。フレーム28の下部には、平板状の接合部53が設けられている。接合部53には、底板固定ねじ54がねじ込まれている。
また、フレーム28の下部には、一対の底板固定孔55が設けられている。各底板固定孔55には、対応する底板固定スタッドボルト51が通される。
底板44をフレーム28に固定する際には、溝48cに底板固定ねじ54を通して、底板固定ねじ54を締め込む。また、各底板固定スタッドボルト51を対応する底板固定孔55に通して、底板固定ナット52を締め込む。
このとき、底板固定ねじ54は、ランタン本体23のカバー先端部24aとは反対側の端部からドライバ等の工具を挿入することにより、操作可能となっている。同様に、底板固定ナット52についても、ランタン本体23のカバー先端部24aとは反対側の端部から操作可能である。
このように、底板44は、突出部48bと接合部53とをカバー先端部24aとは反対側からねじ止めするとともに、底板固定スタッドボルト51に底板固定ナット52を締め込むことにより、フレーム28に固定されている。また、底板44の取り外しは、上記の逆の手順で行うことができる。
また、各底板固定孔55は、長孔である。これにより、底板固定ねじ54の締め込みによる底板44のカバー先端部24a側への移動を吸収することができる。
実施の形態1のランタン本体23は、カバー24、上板27、フレーム28、発光部29、主制御基板30、拡散シート41、底板44、スピーカ45、及び取付金具48を有している。
このようなホールランタン21では、互いに別部材である第1及び第2の表示板25,26が用いられている。また、第1の表示板25と第2の表示板26とは、カバー先端部24aで互いに鋭角をなすようにV字形に配置されている。このため、カバー24の先端に亀裂を生じさせずに、カバー24を鋭角に形成することができる。従って、横方向からの十分な視認性を確保しつつ、意匠性の低下を抑制することができる。特に、号機表示を行うエレベータでは、横方向からの視認性は重要である。
また、断面V字形のシート本体41aを有する拡散シート41をカバー先端部24aの内側に配置しているので、簡単な構成により、先端発光ユニット31からの光を拡散することができる。
また、第1及び第2の表示板25,26を互いに別部材で構成した場合でも、先端発光ユニット31からの光がカバー先端部24aから直接漏れるのを防止することができる。また、カバー先端部24aからカバー24内に埃が浸入することを防止することができる。
また、拡散シート41が折り曲げ可能な合成紙により構成されているので、拡散シート41の製造、及び拡散シート41のカバー先端部24a内への配置を容易にすることができる。
また、先端発光ユニット31は、カバー先端部24aの上端から外部へ引き抜き可能になっている。このため、先端発光ユニット31に対する保守作業を容易に行うことができる。
また、先端発光ユニット31は、カバー先端部24aの上端からカバー先端部24aの内側に挿入可能になっている。このため、先端発光ユニット31の取付作業を容易に行うことができる。
また、取付板共締め部34bとシート共締め部41bとは、互いに重ねられてフレーム28に共締め固定されている。このため、簡単な構成により、拡散シート41及び先端発光ユニット31を固定することができ、両者の位置関係を安定して維持することができる。
また、カバー先端部24aが、上下方向全体に渡って一様に構成された境界レス構造であるため、意匠性を向上させることができる。また、拡散シート41も境界レス構造であるため、意匠性をさらに向上させることができる。
また、各第1の後部発光器32の光軸の延長線C1は、第2の表示板26を通っている。また、各第2の後部発光器33の光軸の延長線C2は、第1の表示板25を通っている。これにより、カバー24内の狭い空間に多くの第1及び第2の後部発光器32,33を収容しつつ、第1及び第2の表示板25,26を均等に明るく照らすことができる。
また、主制御基板30は、フレーム28の壁固定部材22に対向する部分に設けられている。そして、主制御基板30は、ランタン本体23を壁固定部材22から取り外すことにより、ランタン本体23の外部に露出する。このため、主制御基板30に対する保守作業を容易に行うことができる。
また、ランタン本体23を壁固定部材22に取り付ける際には、ランタン本体23の固定作業と配線作業との両方を行う必要がある。これに対して、壁固定部材22の上部に引っ掛け部22bが設けられているので、主配線43を引っ掛け部22bに仮固定して、ランタン本体23の固定作業を両手で行うことができ、作業性を向上させることができる。
また、底板44は、突出部48bと接合部53とをカバー先端部24aとは反対側からねじ止めするとともに、底板固定スタッドボルト51に底板固定ナット52を締め込むことにより、フレーム28に固定されている。このため、底板44の下面にねじ等が露出することがなく、意匠性を向上させることができる。
また、底板44の上面にスピーカ45が下向きに固定されているので、ランタン本体23内にスピーカ45を効率的に配置しつつ、利用者へのサービス性を向上させることができる。
なお、発光部29の点灯及び点滅の制御方法は、上記の例に限定されるものではない。
また、スピーカ45は必ずしも用いなくてもよい。
また、かご8の方向を表示する部分、及び号機名を表示する部分のいずれかが無くてもよい。
また、突出部側に底板固定ねじを設け、接合部側に逆U字形の溝を設けてもよい。
また、実施の形態1では、ホールランタン21をエレベータ行先予報システムの号機表示に適用したが、この発明は、エレベータ行先予報システムを適用しないエレベータにも適用できる。
また、エレベータ装置全体のレイアウトは、図1のレイアウトに限定されるものではない。
また、この発明は、種々のタイプのエレベータ、例えば、機械室を有するエレベータ、ダブルデッキエレベータ、ワンシャフトマルチカー方式のエレベータにも適用できる。ワンシャフトマルチカー方式は、上かごと、上かごの真下に配置された下かごとが、それぞれ独立して共通の昇降路を昇降する方式である。
8 かご、16 乗場壁、21 ホールランタン、22 壁固定部材、22b 引っ掛け部、23 ランタン本体、24 カバー、24a カバー先端部、25 第1の表示板、26 第2の表示板、28 フレーム、29 発光部、30 主制御基板、31 先端発光ユニット、32 第1の後部発光器、33 第2の後部発光器、34 先端取付板、34b 取付板共締め部、35 第1の先端発光器(上方向表示部)、36 第2の先端発光器(下方向表示部)、41 拡散シート、41a シート本体、41b シート共締め部、43 主配線、44 底板、45 スピーカ、48 取付金具、48b 突出部、51 底板固定スタッドボルト、52 底板固定ナット、53 接合部、55 底板固定孔。

Claims (9)

  1. 乗場壁に取り付けられるフレームと、
    前記フレームに設けられている発光部と、
    前記フレームに固定されており、かつ前記発光部を覆っており、前記発光部からの光を透過するカバーと
    を有しているランタン本体
    を備え、
    前記カバーは、第1の表示板と、前記第1の表示板とは別部材である第2の表示板とを有しており、
    前記第1の表示板と前記第2の表示板とは、前記カバーの前記乗場壁とは反対側の端部であるカバー先端部で互いに鋭角をなすようにV字形に配置されており、
    前記発光部は、前記カバー先端部の内側に配置されている先端発光ユニットを有しており、
    前記ランタン本体は、
    前記カバー先端部の内側に、上下方向に沿って連続して配置されており、前記先端発光ユニットからの光を拡散する拡散シート
    をさらに有しており、
    前記拡散シートは、前記カバー先端部の内面に沿う断面V字形のシート本体を有しているエレベータのホールランタン。
  2. 前記拡散シートは、折り曲げ可能な合成紙により構成されている請求項記載のエレベータのホールランタン。
  3. 前記先端発光ユニットは、
    前記カバー先端部の内側に、上下方向に沿って連続して配置されている先端取付板と、
    前記先端取付板に取り付けられている先端発光器と
    を有しており、
    前記先端発光ユニットは、前記カバー先端部の上端から外部へ引き抜き可能になっている請求項又は請求項に記載のエレベータのホールランタン。
  4. 前記先端取付板の上端部には、水平な取付板共締め部が設けられており、
    前記シート本体の上端部には、水平なシート共締め部が設けられており、
    前記取付板共締め部と前記シート共締め部とは、互いに重ねられて前記フレームに共締め固定されている請求項記載のエレベータのホールランタン。
  5. 前記先端発光ユニットは、かごの移動方向が上方向であることを利用者に知らせる上方向表示部と、前記かごの移動方向が下方向であることを利用者に知らせる下方向表示部とを含み、
    前記カバー先端部は、前記上方向表示部に対向する部分と、前記下方向表示部に対向する部分と、上下方向の中間部とが同様に構成されている境界レス構造である請求項又は請求項に記載のエレベータのホールランタン。
  6. 前記発光部は、
    前記先端発光ユニットよりも前記乗場壁側で、前記第1の表示板の隣に配置されている第1の後部発光器と、
    前記先端発光ユニットよりも前記乗場壁側で、前記第2の表示板の隣に配置されている第2の後部発光器と
    をさらに有しており、
    前記第1の後部発光器の光軸の延長線は、前記第2の表示板を通っており、第2の後部発光器の光軸の延長線は、前記第1の表示板を通っている請求項から請求項までのいずれか1項に記載のエレベータのホールランタン。
  7. 乗場壁に取り付けられるフレームと、
    前記フレームに設けられている発光部と、
    前記フレームに固定されており、かつ前記発光部を覆っており、前記発光部からの光を透過するカバーと
    を有しているランタン本体、及び
    前記乗場壁に固定され、前記ランタン本体が取り付けられる壁固定部材
    を備え、
    前記カバーは、第1の表示板と、前記第1の表示板とは別部材である第2の表示板とを有しており、
    前記第1の表示板と前記第2の表示板とは、前記カバーの前記乗場壁とは反対側の端部であるカバー先端部で互いに鋭角をなすようにV字形に配置されており、
    前記ランタン本体は、
    前記フレームの前記壁固定部材に対向する部分に設けられており、前記発光部を制御する主制御基板
    をさらに有しており、
    前記主制御基板は、前記ランタン本体を前記壁固定部材から取り外すことにより、前記ランタン本体の外部に露出し、
    前記壁固定部材の上部には、エレベータ制御装置に接続されている主配線の乗場側の端部を引っ掛ける引っ掛け部が設けられているエレベータのホールランタン。
  8. 乗場壁に取り付けられるフレームと、
    前記フレームに設けられている発光部と、
    前記フレームに固定されており、かつ前記発光部を覆っており、前記発光部からの光を透過するカバーと
    を有しているランタン本体
    を備え、
    前記カバーは、第1の表示板と、前記第1の表示板とは別部材である第2の表示板とを有しており、
    前記第1の表示板と前記第2の表示板とは、前記カバーの前記乗場壁とは反対側の端部であるカバー先端部で互いに鋭角をなすようにV字形に配置されており、
    前記ランタン本体は、前記フレームの下部に固定されている底板をさらに有しており、
    前記底板の上面には、一対の底板固定スタッドボルトと、取付金具とが固定されており、
    前記取付金具は、前記一対の底板固定スタッドボルトよりも前記カバー先端部側に配置されており、かつ、前記底板から上方へ突出した平板状の突出部を有しており、
    前記フレームの下部には、前記一対の底板固定スタッドボルトが通されている一対の底板固定孔と、前記突出部に重ねられている平板状の接合部とが設けられており、
    前記底板は、前記突出部と前記接合部とを前記カバー先端部とは反対側からねじ止めするとともに、前記底板固定スタッドボルトに底板固定ナットを締め込むことにより前記フレームに固定されているエレベータのホールランタン。
  9. 前記ランタン本体は、前記底板の上面に下向きに固定されているスピーカをさらに有している請求項記載のエレベータのホールランタン。
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