JP2007031109A - エレベータ装置 - Google Patents

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Hideki Iriyama
英樹 入山
Takehiko Shibata
武彦 柴田
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Abstract

【課題】エレベータ制御盤内に収められている各種保守対象機器を乗りかご内から容易にアクセスでき、また、エレベータ制御盤の保守点検作業を効率よく、且つ適確にできるエレベータ装置を得る。
【解決手段】昇降路1内に乗りかご2の昇降を制御するエレベータ制御盤6を備えエレベータ装置において、エレベータ制御盤6と対向する乗りかご側面壁12に設けられた点検口13と、保守点検作業時、点検口13を開錠してエレベータ制御盤6本体を乗りかご2内に移動させるためのスライドレール機構とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、エレベータ装置に関し、特に、機械室を有しないエレベータ装置の制御盤保守点検に関するものである。
従来の機械室を有しないエレベータ装置においては、昇降路内に設置している制御盤の保守点検手段は、乗りかごを保守点検可能な位置に停止させ、作業員が乗りかご上面に乗って保守点検作業するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の例としては、乗りかごを保守点検可能な位置に停止させ、作業員が乗りかご側面壁に設けた点検口を開け、乗りかごの外側にある制御盤に向かって乗りかご内から保守点検作業をするか、または、その点検口から昇降路内に出て保守点検作業をする構成にしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−80834号公報(図1) 特開平10−231074号公報(図1)
しかしながら、上記特許文献1に記載されているような従来の機械室を有しないエレベータ装置においては、昇降路内に制御盤が設置され、作業員が乗りかご上面に乗って保守点検作業する構成となっているため、保守点検作業時に作業員の転落および工具、電気機器等の落下(落下物による人身事故)等事故を引き起こすことがあり、また、作業が昇降路内であるため、保守点検作業に十分な照度を得られず、さらに、制御盤内部に収納されている保守点検対象機器を保守点検するために、昇降路内で制御盤カバーを開閉する必要があるが、その際、昇降路内に制御盤カバーを落下させないために落下防止機構が必要となり、制御盤筐体の構造が複雑になるという問題点があった。
また、上記特許文献2に記載されているような従来のエレベータ装置においては、作業員が乗りかご側面壁に設けた点検口を開け、昇降路内に設置している制御盤を乗りかご内から保守点検作業する構成となっているため、作業員転落等の事故は減るが、その他は上述と同様の問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、昇降路内に設置されたエレベータ制御盤の保守点検作業を、作業員転落等の事故を伴うことなく十分な照度の基で容易に且つ適確に行うことができ、また、制御盤筐体の構造を簡略化できるエレベータ装置を提供することを目的としている。
この発明に係るエレベータ装置は、昇降路内に乗りかごの昇降を制御するエレベータ制御盤を備えたエレベータ装置において、エレベータ制御盤と対向する乗りかごの側面壁に設けられた点検口と、保守点検作業時、点検口を開錠してエレベータ制御盤本体を乗りかご内に移動させるためのスライド機構とを備えたものである。
この発明は、エレベータ制御盤と対向する乗りかご側面壁に保守点検作業するための点検口を設け、制御盤本体(保守点検面)が乗りかご内に移動できるようにしたので、エレベータ制御盤の保守点検作業を、作業員転落等の事故を伴うことなく十分な照度の基で容易に且つ適確に行うことができ、また、制御盤筐体の構造を簡略化できるという効果がある。
以下、この発明の一実施の形態を、図1〜図3を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の構成を示す昇降路内断面図、図2は、図1の乗りかご内を示す平面図、図3は、図2の線A−Aに沿った制御盤設置部を示す断面詳細図である。なお、図中、同一符号は同一部分を示す。
図1において、昇降路1内には、昇降路1内を昇降する乗りかご2および釣り合いおもり3と、乗りかご2と釣り合いおもり3とを巻上機4を介して接続する巻上ロープ5と、乗りかご2の昇降を制御するエレベータ制御盤6とが設けられている。また、乗りかご2内には、天井照明7が設けられ、さらに、保守点検を行なう作業員8がエレベータ制御盤6の保守点検時、このエレベータ制御盤6本体の保守点検面を乗りかご2内の保守点検可能位置に移動させるためのスライド機構として、例えばスライドレール機構9が設けられる。
次に、図2および図3を参照して、この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の具体的な構成と、保守点検作業時の動作について説明する。
乗りかご2は、上部に乗りかご正面壁10、両側にそれぞれ乗りかご側面壁11,12を有し、エレベータ制御盤6と対向する乗りかご側面壁12に開錠可能な点検口13が設けられる。エレベータ制御盤6の保守点検作業時は、乗りかご2をエレベータ制御盤6と同等高さの対向位置に停止する。そして、作業員8が乗りかご2内からエレベータ制御盤6と対向する乗りかご側面壁12に設けられた点検口13を開錠し、エレベータ制御盤6本体(保守点検面)を破線で示す位置からスライドレール機構9により乗りかご2内(実線で示す保守点検可能位置)に矢印aの方向に移動可能な構成になっている。また、作業員8が制御盤6本体(保守点検面)を乗りかご2内から容易に移動可能にするため、制御盤カバー14には、引き出し用手摺15が取付けられている。
このように構成されたエレベータ装置において、エレベータ制御盤6の保守点検作業時、エレベータ制御盤6本体(保守点検面)をスライドレール機構9により乗りかご2内に移動することによって、エレベータ制御盤6内に収められている各種保守対象機器を乗りかご2内から容易にアクセス可能となる。
従って、乗りかご2内で保守点検作業が可能となり、保守点検作業時、作業員8の転落事故および工具、電気機器等の落下(落下物による人身事故)を引き起こすことがなく、また、保守点検作業に必要な照度を乗りかご2の天井照明7を援用でき、保守作業性が向上する。
また、保守点検作業時、乗りかご2内で制御盤カバー14を開閉するため、制御盤カバー14が昇降路1内に落下することが回避できる。従って、制御盤カバー14の外れ防止機構を設ける必要が無く、制御盤筐体の構造を簡略化できる。
なお、上記説明では、保守点検作業時、エレベータ制御盤6本体(保守点検面)を乗りかご2内に移動させるためにスライドレール機構9を設ける場合について説明したが、これに限定されることなく、その他のスライド機構(図示しない)を用いてもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、エレベータ制御盤6と対向する乗りかご側面壁12に点検口13を設けると共に、保守点検作業時、点検口13を開錠してエレベータ制御盤6本体を乗りかご2内に移動させるためのスライドレール機構9設けたので、エレベータ制御盤6の保守点検作業の際に、作業員転落等の事故を伴うことなく容易に且つ適確に点検作業を行うことができ、また、制御盤筐体の構造を簡略化でき、しかも、保守点検作業に必要な照度を乗りかご2の天井照明7を援用しているので、保守作業性を向上できる。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置の昇降路内縦断面図である。 この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す平面図である。 図2の線A−Aに沿った断面図ある。
符号の説明
1 昇降路、2 乗りかご、6 エレベータ制御盤、7 天井照明、8 作業員、9 スライドレール機構、12 乗りかご側面壁、13 点検口、14 制御盤カバー、15 引き出し用手摺。

Claims (4)

  1. 昇降路内に乗りかごの昇降を制御するエレベータ制御盤を備えたエレベータ装置において、
    上記エレベータ制御盤と対向する上記乗りかご側面壁に設けられた点検口と、
    保守点検作業時、上記点検口を開錠して上記エレベータ制御盤本体を上記乗りかご内に移動させるためのスライド機構と
    を備えたことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 上記エレベータ制御盤に、保守点検作業時、上記乗りかご内で開閉される制御盤カバーを設けたことを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
  3. 上記制御盤カバーに、作業員が上記エレベータ制御盤本体を上記乗りかご内から容易に移動可能にする引き出し用手摺を取付けたことを特徴とする請求項1または2記載のエレベータ装置。
  4. 保守点検作業時は、上記乗りかごの天井照明を援用するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエレベータ装置。
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