JP2002128423A - エレベーターの器具箱 - Google Patents

エレベーターの器具箱

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JP2002128423A
JP2002128423A JP2000321267A JP2000321267A JP2002128423A JP 2002128423 A JP2002128423 A JP 2002128423A JP 2000321267 A JP2000321267 A JP 2000321267A JP 2000321267 A JP2000321267 A JP 2000321267A JP 2002128423 A JP2002128423 A JP 2002128423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
elevator
tool box
equipment box
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000321267A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyobumi Matsushita
清文 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication of JP2002128423A publication Critical patent/JP2002128423A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降路底部への浸水に影響を受け難く、更
に、器具箱内に配線されるかご上、ドア、及びかご内機
器を同一場所にて確認・調整のできる保全性に優れたエ
レベーターの器具箱の提供。 【解決手段】 エレベーターの制御盤からテールコード
を介してかごに敷設され、ドア開閉制御装置やかご内照
明装置等のかご廻り装置と前記制御盤との接続を介在す
るコネクタを少なくとも有するエレベーターの器具箱1
において、かごの上部に設けられるベース2と、このベ
ース2に配設される蝶番3を介して取付け、器具箱1を
起立させたとき、エレベーターの高速走行を阻止する高
速走行阻止スイッチ4を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベーターの器具
箱に係り、特に最上階へ停止したとき、かご上と昇降路
天井の間隙寸法が少ないエレベーターの器具箱に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、制御盤とかご廻り装置を接続する
テールコードの配線接続を行うエレベーターの器具箱
は、かごの上に起立させた状態で設置されており、これ
に関する技術は、特開平11−322225号公報に開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は器具箱
が起立状態で設置されているため、昇降路上部に機械室
を有さず、巻上機等が昇降路内に設置され、かごが最上
階へ停止したとき、かご上と昇降路天井の間隙寸法が少
ないため、かご上に設置できずかご下に設置されてい
る。このため、昇降路底部に大雨による浸水の場合、か
ごが最下階に停止していると、かご下に設けた器具箱が
水没して制御機器が破損してエレベーターを復旧させる
のに部品の取り寄せ等で長期間を要する問題があった。
【0004】本発明の目的は、昇降路底部への浸水に影
響を受け難く、さらに、器具箱内に配線されるかご上、
ドア、及びかご内機器を同一場所にて確認・調整のでき
る保全性に優れたエレベーターの器具箱を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、エレベーターの制御盤からテールコードを介してか
ごに敷設され、ドア開閉制御装置やかご内照明装置等の
かご廻り装置と前記制御盤との接続を介在するコネクタ
を少なくとも有するエレベーターの器具箱において、前
記かごの上部に設けられるベースと、このベースに配設
される蝶番を介して取付け、前記器具箱を起立させたと
き、エレベーターの高速走行を阻止する高速走行阻止ス
イッチを備えたものである。
【0006】このように構成したので、器具箱が水没し
て制御機器が破損してエレベーターを復旧させるのに部
品の取り寄せ等で長期間を要することも無く、昇降路底
部への浸水に影響を受け難く、更に器具箱内に配線され
るかご上、ドア、及びかご内機器を同一場所にて確認・
調整のできる保全性に優れたエレベーターの器具箱を提
供することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図を
用いて説明する。図1は本発明によるエレベーター全体
構成を示す昇降路断面図を示す。図2は図1のA部の拡
大図である。
【0008】本発明によると、エレベーターの器具箱1
はエレベーターかご枠の左右の縦枠21の左右各々に取
付けられた図示しない戸開閉装置の取付ベース22に対
し、左右のベース22を連結する形で取付けられたベー
ス2に、このベース2を中心とし、回転可能に取付けら
れた蝶番3を介して取付けられており、エレベーター走
行時、前記器具箱1は前記蝶番3により、長手方向が前
記ベース22に平行になるよう、横置きに設置される。
【0009】ここで、かご上と昇降路天井30の間隙寸
法については、予期せぬ事故によりエレベーターが制御
不能となった際、緩衝機50に衝突し停止迄に要するス
トロークや走行慣性によるジャンプストローク等によ
り、かご上のいずれの部品についても昇降路天井部に衝
突しないよう定められており、また、通常かご上と昇降
路天井の間隙寸法については、図示しない昇降路最上部
迄設ける必要のあるガイドレールとエレベーターの上枠
20に設けられたガイドとの関係よりエレベーターかご
枠を構成する上枠20が最も上部に突出した部分とな
り、この上枠20と昇降路天井30の間隙寸法をいうの
が一般的である。すなわち、ビル全体としてのエレベー
ターの昇降路スペースについては、エレベーターかご上
の構成部品において、最も上部に突出強度部材である上
枠20となるのが望ましく、また、その他の構成部品が
突出した場合、それらの部品より前記昇降路天井の間隙
寸法を確保する必要があり、スペース効率が悪くなって
しまうため、通常、上枠20よりのその他の構成部品が
突出した場合、それらの部品をかご下に設置するのが一
般的である。
【0010】しかしながら、前記器具箱1をかご下に設
置した場合、昇降路底部に大雨による浸水の場合、かご
が最下階に停止していると、かご下に設けた器具箱1が
水没して制御機器が破損してエレベーターを復旧させる
のに部品の取り寄せ等で長期間を要する問題があった。
【0011】本発明による器具箱1は、エレベーター走
行時、上枠20より突出することなく横置きに設置され
ることから、かご上への設置が可能となる。
【0012】次にエレベーター保守点検作業について説
明する。
【0013】前記器具箱1におけるエレベーター保守点
検作業については、ドア開閉制御装置やかご内照明装置
等のかご廻り装置と前記制御盤との接続を介在するコネ
クタを少なくとも有する関連部品があげられ、そのため
作業者は一旦かご上に乗り、かごを任意の位置まで運
転、昇降させ、その後エレベーターホールに出て、かご
上、ドア、及びかご内の確認できるホール側から作業を
行うものである。
【0014】この際、作業者は、通常走行時横置きにさ
れている前記器具箱1をホール側に引き起こす。この
時、器具箱1は前記ベース2と蝶番3を介して取付けら
れていることから、蝶番3を軸として回転し、器具箱1
の底部が前記ベース2に載ることにより固定され1aの
状態となる。この際、器具箱1aの底部と前記ベース2
との接触部に設けられたエレベーターの高速走行を阻止
する高速走行阻止スイッチ4を押すことにより、エレベ
ーターの通常運転が不可となる。次に作業者は図示しな
い前記器具箱1aの前面(エレベーター高速運転時:器
具箱1横置き時上面)に設けられたカバーを取り外し点
検等を行う。
【0015】作業終了後、作業者は前記器具箱1aのカ
バーを取付け、器具箱1aを後ろ側に倒し、横置きとす
ることにより作業を終了する。
【0016】尚、上述した作業中、及び作業終了後、誤
って器具箱1aの状態でエレベーターの高速走行を使用
しても器具箱1aの底部が前記高速走行阻止スイッチ4
を押したままの状態であるため、エレベーターの通常運
転が不可であるため、器具箱1aの上部が昇降路天井3
0に衝突することはない。
【0017】
【発明の効果】本発明によると、エレベーターにおい
て、前記かごの上部に設けられるベースと、このベース
に配設される蝶番を介して取付け、可倒式とし、更に、
器具箱を起立させたとき、エレベーターの高速走行を阻
止する高速走行阻止スイッチを備えたことにより、浸水
等による故障等の懸念されるかご下への器具箱配置を行
うことなく、かご上の頂部隙間を最小化できるかご上器
具箱設置を可能とし、更に器具箱内に配線されるかご
上、ドア、及びかご内機器を同一場所にて確認・調整の
できる保全性に優れたエレベーターの器具箱を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベーター全体構成を示す昇降
路断面図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【符号の説明】
1 器具箱 1a 器具箱(起立時) 2 器具箱取付ベース 3 蝶番 4 高速走行阻止スイッチ 20 上枠 21 縦枠 22 ベース 30 昇降路天井 50 緩衝機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベーターの制御盤からテールコード
    を介してかごに敷設され、ドア開閉制御装置やかご内照
    明装置等のかご廻り装置と前記制御盤との接続を介在す
    るコネクタを少なくとも有するエレベーターの器具箱に
    おいて、前記かごの上部に設けられるベースと、このベ
    ースに配設される蝶番を介して取付けられたことを特徴
    とするエレベーターの器具箱。
  2. 【請求項2】 前記器具箱を起立させたとき、エレベー
    ターの高速走行を阻止する高速走行阻止スイッチを備え
    たことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの器具
    箱。
JP2000321267A 2000-10-20 2000-10-20 エレベーターの器具箱 Pending JP2002128423A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2257124A1 (es) * 2002-08-23 2006-07-16 Otis Elevator Company Bastidor de cabina de ascensor con controlador integral.
CN104709799A (zh) * 2013-12-17 2015-06-17 株式会社日立制作所 电梯的轿厢顶部控制装置
JP2016000634A (ja) * 2014-06-11 2016-01-07 株式会社日立製作所 エレベーター装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016000634A (ja) * 2014-06-11 2016-01-07 株式会社日立製作所 エレベーター装置
CN105270965A (zh) * 2014-06-11 2016-01-27 株式会社日立制作所 电梯装置

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