JP3531496B2 - エレベータのガイド装置 - Google Patents
エレベータのガイド装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B7/00—Other common features of elevators
- B66B7/02—Guideways; Guides
- B66B7/04—Riding means, e.g. Shoes, Rollers, between car and guiding means, e.g. rails, ropes
- B66B7/047—Shoes, sliders
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
ンターウエイトのガイド装置に係り、特にガイドレール
が芯出し固定される前の状態のときにカウンターウエイ
トの昇降を案内するために使用するガイド装置に関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】エレベータの据え付け工法として、ガイ
ドレールの上下のみを仮固定した状態でカウンターウエ
イトを揚重し、かごとカウンターウエイトとを主ロープ
で連結して、低速でかごを運転しながらガイドレールの
芯出し固定や昇降路内機器の据え付けを行う方法があ
る。 【0003】この据え付け工法の場合、芯出し固定され
ていないガイドレールに沿ってカウンターウエイトを昇
降させるため、カウンターウエイトの脱レール防止対策
が問題になる。これについて図3により説明する。図に
おいて、1は機械室の床、2,2は床1に設けられたレ
ール固定金具である。3,3はそれぞれ複数本のレール
を上下に連結して一体化したガイドレールで、上部は固
定具金具2,2に固定され、最下部は昇降路の壁に芯出
し固定されている。4はカウンターウエイト、5,5は
ガイドシューである。 【0004】この従来の方法では、一対のガイドレール
3,3は、その中間部が未固定であり、両ガイドレール
3,3間の間隔Aが均一でないため、カウンターウエイ
ト4を揚重又は昇降させようとすると、ガイドシュー
5,5がガイドレール3,3から外れて昇降路壁や昇降
路内機器等に接触し、円滑な昇降ができなくなる可能性
があった。 【0005】そこで、この問題を解決するために、各ガ
イドシュー5,5の上に略U 字型のガイド装置を設ける
構成が考えられている。この例を図4により説明する。
図において、6はガイド装置であり、ガイドシュー5の
上部に固定される基部7と、この基部7の両側から突設
されて、ガイドレール3を両側から挟むように配置され
た一対のガイド部8を備えている。 【0006】この構成であれば、カウンターウエイト4
の昇降において、レール間隔Aが通常の寸法であるとき
は、ガイドシュー5,5により、また間隔Aが大きいと
きにはガイド装置6によりカウンターウエイト4を案内
することができる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】エレベータのガイドレ
ールはカウンターウエイト側のガイドレールの他にかご
側のガイドレールがあるが、エレベータの種類によって
は両ガイドレールが極めて接近して設置される場合があ
る。 【0008】これについて図5、図6により説明する。
図5は平面図、図6は側面図である。図において、10
は上下のガイドレール3,3をボルト11・ナット11
aで連結する目板、20はかご側のガイドレール、21
は上下のガイドレール20,20をボルト22・ナット
22aで連結する目板である。12はボルト13・ナッ
ト13a、 ボルト14・ナット14aによってガイドシ
ュー5とガイド装置6を連結するブラケットである。こ
の状態でカウンターウエイト4が昇降すると、かご側ガ
イドレール20の継ぎ目部において、ガイド部8がボル
ト22又はナット22aと干渉し、カウンターウエイト
4が昇降不能になったり、ガイド部8が破損するという
問題があった。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は、ガイド部を少
なくとも鉛直面内で揺動自在とすることにより、ガイド
部がボルト等の障害物と干渉しても、カウンターウエイ
トの昇降に支障が出ないようにしたものである。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1,図2
により説明する。図1は図6に相当する図、図2は本実
施形態のガイド装置を示す図であり、図6と同一符号は
同一のものを示している。 【0011】図において、30はガイド装置、31はガ
イド装置30の基部、32は軸33により基部31に枢
着されたガイド部で断面L字型をしている。34はガイ
ド部32と基部31との間に設けられた引っ張りばねで
あり、ガイド部32が常に水平位置を保つように機能し
ている。 【0012】本実施例において、カウンターウエイト4
が上昇すると、かご側ガイドレール20の継ぎ目部でガ
イド部32がボルト22と干渉する。そして更にカウン
ターウエイト4が上昇すると、図1に記載したように、
ガイド部32はばね32を伸ばしながら軸33を中心に
して反時計方向に回転し、カウンターウエイト4は継ぎ
目部を通過する。カウンターウエイト4が継ぎ目部を通
過してガイド部32がボルト22から外れると、ばね3
4の復元力によって、ガイド部32は再び水平位置にも
どる。また、カウンターウエイト4が下降する場合も同
様である。 【0013】上記のように本実施形態によれば、かご側
ガイドレール20とカウンターウエイト4側ガイドレー
ル3とが接近して配置されているエレベータであって
も、支障なくカウンターウエイト4の昇降が行える。 【0014】上記の説明では、ガイド装置30はカウン
ターウエイト4の上部のガイドシュー5の上に取り付け
ているが、カウンターウエイト4の下部のガイドシュー
にも取り付けることができる。この場合は図1を上下逆
にした形になり、ガイド装置は下部ガイドシューの下に
取り付けられることになる。 【0015】また、上記実施形態ではガイド部32は断
面L字型をしているが、円筒形等他の形状でもよい。更
にばね31もコイルばねに限ることはなく、渦巻きばね
等ガイド部32を所定位置に保持できる機能を有するも
のであればよい。 【0016】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
かご側ガイドレールとカウンターウエイト側ガイドレー
ルとが接近して配置されているエレベータであっても、
支障なくカウンターウエイトの昇降を案内できるガイド
装置を実現できる。
である。 【図3】従来のカウンターウエイトのガイド装置の構成
を示す斜視図である。 【図4】従来の他のカウンターウエイトのガイド装置の
構成を示す斜視図である。 【図5】従来の他のカウンターウエイトのガイド装置の
構成を示す平面図である。 【図6】従来の他のカウンターウエイトのガイド装置の
構成を示す側面図である。 【符号の説明】 3 カウンターウエイト側ガイドレール 4 カウンターウエイト 5 ガイドシュー 6,30 ガイド装置 7,31 基部 8,32 ガイド部 20 かご側ガイドレール 34 ばね
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 かご側ガイドレール20とカウンターウ
ェイト4側ガイドレール3とが接近して配置されたエレ
ベータであって、カウンターウェイト4の昇降を案内す
る案内装置5と、前記ガイドレール3を両側から挟むよ
うに設けた一対のガイド部32を有する基部31を備え
たガイド装置30とをカウンターウェイト4に設けたも
のにおいて、前記ガイド部32は鉛直面内において、揺
動自在に基部31に取り付けられていることを特徴とす
るエレベータのガイド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29149498A JP3531496B2 (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | エレベータのガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29149498A JP3531496B2 (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | エレベータのガイド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000103578A JP2000103578A (ja) | 2000-04-11 |
JP3531496B2 true JP3531496B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=17769608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29149498A Expired - Fee Related JP3531496B2 (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | エレベータのガイド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3531496B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP5530943B2 (ja) * | 2011-01-25 | 2014-06-25 | 株式会社日立製作所 | エレベーター |
CN103010900A (zh) * | 2012-12-19 | 2013-04-03 | 北京升华电梯有限公司 | 直行电梯轮式导靴 |
-
1998
- 1998-09-28 JP JP29149498A patent/JP3531496B2/ja not_active Expired - Fee Related
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