JP2007001726A - エレベータの据付治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラケットなどの障害物が錘レール近傍にあっても、これを回避しつつ連続して釣合い錘を揚重できる作業性を改善したエレベータの据付治具を提供する。
【解決手段】釣合い錘2に固定された基体と、この基体に対し支軸を介して回動自在に設けられ、一端部が上記支軸より錘レールの方向に突出されて該錘レールに係合するレールガイド部材と、このレールガイド部材が上記釣合い錘の揚重の際に障害物に当接したときには当該障害物に応じて該レールガイド部材を上記支軸のまわりに回動させ、上記レールガイド部材が当該障害物を回避したときには元の状態に復帰させるレールガイドバランス部材とを備えるようにした。
【選択図】図1

Description

この発明はエレベータの据付治具に関し、さらに詳細にはガイドレール未設定状態で釣合い錘を揚重するときに用いる釣合い錘のレールガイド部材に関する。
従来のエレベータの据付時に用いる釣合い錘のガイド装置としては、釣合い錘の各ガイドシューの上側に、各ガイドレールに接する側にガイドロールを有して、これらガイドレールを抱持するU字形のガイド金具を設けたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
実公昭56−24685号公報(第1頁、第2図)
上記のように構成された従来のエレベータの据付治具においては、レールガイドを釣合い錘に直接固定していたため、レール自重による座屈を防止するために昇降路中間階高さに設けたブラケットなどの障害物にレールガイドが当っても回避することができず、継続して揚重することができないという課題があった。このため障害物に衝突する直前に揚重を中断し、その場所に作業床を設置し、一旦レールガイドを取り外し、障害物を通過後再度レールガイドを取付けていたため、作業時間が掛かり手間が発生していた。
この発明は上記のような従来技術の課題を解消するためになされたもので、釣合い錘の揚重の際に錘レールを仮固定しているブラケットなどの障害物が揚重経路の途中にあっても、これを回避しつつ連続して釣合い錘を揚重できる作業性を改善したエレベータの据付治具を得ることを目的としている。
この発明によるエレベータの据付治具は、釣合い錘に固定された基体と、この基体に対し支軸を介して回動自在に設けられ、一端部が上記支軸より錘レールの方向に突出されて該錘レールに係合するレールガイド部材と、このレールガイド部材が上記釣合い錘の揚重の際に障害物に当接したときには当該障害物に応じて該レールガイド部材を上記支軸のまわりに回動させ、上記レールガイド部材が当該障害物を回避したときには元の状態に復帰させるレールガイドバランス部材とを備えるように構成したものである。
この発明においては、レールガイド部材を可倒式にし、釣合い錘の揚重の際にレールガイドバランス部材によって、レールガイド部材の一端部側が障害物に当接したときに該レールガイド部材の傾動を許し、該レールガイド部材が障害物を回避したときには元の状態に復帰させるように動作されることで、ブラケットなどの障害物にレールガイド部材が当っても容易に回避し、揚重動作を中断することなく連続して作業を行なうことができるので、据付の作業性が向上する。
実施の形態1.
図1〜図8はこの発明の実施の形態1によるエレベータの据付治具としての可倒式レールガイドを説明するもので、図1は可倒式レールガイドを取付けた釣合い錘を揚重するときの昇降路の概略全体構成を示す正面図、図2は可倒式レールガイドの取付状態を拡大して示す正面図、図3は可倒式レールガイドを錘レールとの関係で示す平面図(図1のIII−III線における矢視断面図に相当する)、図4は可倒式レールガイドの正面図、図5は可倒式レールガイドが中間ブラケットに近づいた状態を示す正面図、図6は可倒式レールガイドが中間ブラケットに当接した直後を示す正面図、図7は図6の状態から更なる揚重によってレールガイド部材が傾きを増した状態を示す正面図、図8は図7の状態からレールガイド部材が中間ブラケットを回避した後、傾いていたレールガイド部材が水平に戻った状態を示す正面図である。なお、各図を通じて同一符号は同一もしくは相当部分を示すものとする。
図において、エレベータの据付時、昇降路1の壁面には、釣合い錘2の昇降をガイドするための1対の錘レール3が下部ブラケット4a、中間ブラケット4b、及び上部ブラケット4cを介して仮固定される。釣合い錘2の上下4箇所の隅部には錘レール3に係合するガイドシュー21がそれぞれ設けられているが、錘レール3の未設定時に釣合い錘3を昇降路1の頂部に設けられた揚重装置5によって揚重ワイヤ51を用いて揚重させると、ガイドシュー21が錘レール3から外れる恐れがあるため、上部側に配設された1対のガイドシュー21の上端部に、この実施の形態1による据付治具である可倒式レールガイド6が図2の左右に各1台ずつ固定ボルト7によって固定される。
上記可倒式レールガイド6は、基体61と、この基体61の上部に水平方向に設けられた支軸62と、この支軸62に枢着された基部63a及びこの基部63aに固着され、一端部側(図3、図4の右側)が錘レール3の方向に突出されて該錘レール3の両サイドを抱持する如く所定の間隙を介して設けられ、ガイドシュー21が錘レール3から外れても該錘レール3に係合する一対の棒状の係合子63bを有するレールガイド部材63と、このレールガイド部材63の支軸62に対する他端部側、即ち反錘レール3側の基部63aに固定され、係合子63bを重力に抗して図4の矢印Aで示す上方向に回動させるのに十分な重量を有するレールガイドバランス部材8としてのバランス錘81と、係合子63b側が重力で図4の矢印A方向に回動しようとしたときに基部63aの底部63cに係止することにより常時はレールガイド部材63を略水平方向に保持する係止ピン64から構成されている。なお、上記基体61には、係止ピン64を挿入するための係止穴61a、及び該係止ピンを不使用時に保持する保持穴61bが設けられ、また、底部には可倒式レールガイド6をガイドシュー21に固定するときに用いる固定ボルト7に螺合するナット61cが固着されている。
次に上記のように構成された実施の形態1の動作について説明する。エレベータの据付時、釣合い錘2を揚重装置5で引き上げる際には、予め一対の可倒式レールガイド6を左右のガイドシュー21の上端部に係合子63bが錘レール3を抱持する如く間隙を介して向い合わせて係合させ、それぞれ固定ボルト7で固定する。そのとき、可倒式レールガイド6のレールガイド部材63は、バランス錘81により支軸62の周りに図4の矢印Aで示すように反時計方向に回動しようとする力が働いているが、係止ピン64によってその回動が阻止され、図4に示すようにレールガイド部材63は略水平に保持されている。次に、釣合い錘2の揚重を開始すると、障害物である中間ブラケット4bに接近し(図5の状態)、更に揚重を進めると図6に示すようにレールガイド部材63の係合子63bの上部が障害物である中間ブラケット4bの下端部に当接し、レールガイド部材63は支軸62のまわりに矢印Bで示す時計方向に回動する。
その後、継続して揚重を進めると図7に示すように回動角度が更に大きくなり、係合子63b側の中間ブラケット4bとの当接部分が該係合子63bの先端部に達し、その後、該レールガイド部材63が中間ブラケット4bを回避した位置に上昇すると、レールガイド部材63はバランス錘81により、支軸62の周りに図7の反時計方向に回動し、レールガイド部材63は図8に示すように係止ピン64に係止されて水平状態に保持される。その間、レールガイド部材63の係合子63bは常に錘レール3の両側部にあって、錘レール3を抱持する如く係合状態が保たれているので、万一、釣合い錘2のガイドシュー21が錘レール3から外れても可倒式レールガイド6のレールガイド部材63によって、釣合い錘2と錘レール3との係合関係が維持される。
なお、上記説明ではレールガイドバランス部材8としてバランス錘81を用いて構成したが、要するに支軸62を中心として他端部側(図3、図4の左側)の重量を、係合子63を有する一端部側の重量に比べて、該一端部側が下方向に回動して障害物を回避した後に復元するのに十分な量だけ重く構成されていれば良く、例えば支軸62よりも他端部側の基部63a自体を重量物によって構成し、バランス錘81を省いても差し支えない。その場合は、基部63aがレールガイドバランス部材8を兼ねることになる。
上記説明したように、実施の形態1によれば、釣合い錘2の揚重時に錘レール3を仮固定している中間ブラケット4bなどの障害物に当ったときは、レールガイド部材63が該障害物をなぞる如く傾動することにより障害物を回避する。即ち、レールガイド部材63の係合子63bが障害物に接触したときに、バランス錘81が該レールガイド部材63の傾動を許し、該レールガイド部材63が障害物を回避したときには元の状態に復帰させるように働くことで、ブラケットなどの障害物にレールガイドが当っても容易に回避し、連続して揚重動作を行なうことができる。このため、ブラケットなどの障害物に衝突する直前に揚重を中断する必要がなく、連続して揚重することができるので、作業時間を短縮するとともにその場所に作業床を設置する手間などを無くすことができる。
実施の形態2.
図9〜図15はこの発明の実施の形態2によるエレベータの据付治具としての可倒式レールガイドを説明するもので、図9は可倒式レールガイドを錘レールとの関係で示す平面図、図10は図9に示す可倒式レールガイドの正面図、図11は揚重時に可倒式レールガイドが中間ブラケットに近づいた状態を示す正面図、図12は揚重時に可倒式レールガイドが中間ブラケットに当接した直後を示す正面図、図13は図12に示す状態から更なる揚重動作によりレールガイド部材が傾きを増した状態を示す正面図、図14は図13の状態からレールガイド部材が中間ブラケットを回避した後、傾いていたレールガイド部材が水平に戻った状態を示す正面図、図15は釣合い錘の下降時にレールガイド部材が中間ブラケットに当接して傾いた状態を示す正面図である。
図において、レールガイドバランス部材8は、他端部側、即ち支軸62に対し反錘レール3側(図9の左方向)の基体61上部に設けられたバネ固定軸65と、レールガイド部材63の基部63a側に設けられたバネ係止穴63dとの間に掛け渡されたバネ(引張りバネ)82によって構成されている。なお、この例では、バネ固定軸65、バネ係止穴63d、及び支軸62は、図10に示すように略直線上に並ぶように配設されており、バネ82の引張力により、レールガイド部材63が常時略水平になるように弾性保持されている。そして、係止穴61aから係止ピン64を外したときには、レールガイド部材63は図10の上下何れの方向にも傾動可能に構成されている。また、この例ではレールガイド部材63を構成する係合子63bは、図9、図10に示すように丸棒を断面略T字形の錘レール3に沿うようにクランク状に折曲して形成されている。その他の構成は上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
次に、上記のように構成された実施の形態2の動作について説明する。実施の形態1と同様に釣合い錘2の揚重を行い、中間ブラケット4bに接近したときの状態は図11に示すようにレールガイド部材63は略水平状態に保持されている。揚重を進め、レールガイド部材63の係合子63bが中間ブラケット4bに干渉すると、バネ82の引張り力に抗してレールガイド部材63が図12の時計方向に回動し、更に揚重を進めると図13に示すようにレールガイド部材63が大きく傾いて、係合子63bが中間ブラケット4bを回避する。その後、レールガイド部材63はバネ82の引張り力によって図14に示すように水平状態に戻され、揚重の期間中、錘レール3を抱持するように設けられた一対の係合子63bが常に錘レール3に沿って移動し、万一釣合い錘2のガイドシュー21が錘レール3から外れても係合子63bが錘レール3に係合し、釣合い錘2を錘レール3に沿って案内する。
一方、釣合い錘2を下降させる際に、可倒式レールガイド6が障害物となる中間ブラケット4bに干渉したときは、図15に示すようにレールガイド部材63がバネ82の引張り力に抗して矢印Cで示す反時計方向に回動することにより該中間ブラケット4bを回避し、上昇時と同様に釣合い錘2を連続的に案内できるので、この実施の形態2では、釣合い錘2の上昇、下降の何れにも適用できる。なお、図4に示す係止ピン64を係止穴61a(図10)に装着した場合には、レールガイド部材63の反時計方向の回動を阻止できるので、揚重時に中間ブラケット4bを越えた後の落下防止に用いることもできる。
上記のようにこの実施の形態2によれば、エレベータの据付時、釣合い錘2を揚重する際に、係合子63bの反対側に配置されたバネ82の伸縮により、レールガイド部材63の係合子63b先端が支軸62のまわりに回動し、上昇、下降の何れの方向にも障害物である中間ブラケット4bを回避させることができる。従って実施の形態1の効果に加えて釣合い錘2の下降時にも作業を中断することがないので作業性が一層向上され、作業時間も短縮できる。また、係止ピン64を用いた場合には、実施の形態1と同様に落下防止の機能を持たせることができ、安全性が高められるという利点がある。
実施の形態3.
図16〜図18はこの発明の実施の形態3によるエレベータの据付治具としての可倒式レールガイドを説明するもので、図16は斜視図、図17は変形例を示す斜視図、図18は図16、図17に示す係止ピンの詳細を示す図で、図18(a)は側面図、図18(b)は係止ピンの先端部に設けられた抜け止め手段を示す一部断面図、図18(c)は押えネジ(通称「6角穴付イモネジ」)を示す斜視図である。なお、図16は上記実施の形態1に示すエレベータの据付治具に適用したもの、図17は上記実施の形態2に相当するエレベータの据付治具に適用したものである。
図において、係止ピン64の先端部には軸方向に直交する方向に形成され先端部(図18(b)の上方)が窄まり、入口部(図18(b)の下方)にねじ山が設けられた収容穴64a、この収容穴64aに挿入され収容穴64aの先端部から外周面が突出した状態で該収容穴64aに係止されたボール64b、このボール64bを先端部方向に付勢する圧縮バネ64c、ボール64b及び圧縮バネ64cを収容穴64a内に保持する押さえネジ64dからなる抜け止め手段が設けられている。また、係止ピン64の図18(a)の右側端部には、該係止ピン64を基体61に繋ぎ止めるための落下防止用の鎖からなる繋止具66が取り付けられている。なお、係合子63bは上記実施の形態2では丸棒を用いて構成したのに対し、図17に示すこの実施の形態3では平板材を用いて構成されている。その他の構成は上記実施の形態1または2と同様であるので説明を省略する。
次に上記のように構成された実施の形態3の動作について説明する。図16、図17共に、係止穴61aに係止ピン64を挿入した場合には、レールガイド部材63が反時計方向に回動しようとすると、レールガイド部材63の基部63aの底部63cが係止ピン64に当接するので、該レールガイド部材63の一端部側の係合子63bは水平より上に回動できない。従って、釣合い錘2を揚重するときにレールガイド部材63に中間ブラケット4bが当った場合には、レールガイド部材63が時計方向に回動し、揚重の障害にはならず揚重を継続できる。一方、万一に揚重ワイヤ51が外れたり緩んだ場合には、釣合い錘2のレールガイド部材63が中間ブラケット4cに引掛って回動しないので、それ以上の落下を防ぐことができる。
なお、釣合い錘2を降下させる必要が生じたときは、係止ピン64を係止穴61aから抜いて、保持穴61bに収納することで、レールガイド部材63は何れの方向にも回動できるので、降下させる時に中間ブラケット4bに当ると、レールガイド部材63は反時計方向に回動し、中間ブラケット4bを問題なく回避できる。また、係止ピン64は鎖などの繋止具66によって基体61に繋止されているので、例えば係止穴61aから保持穴61bへ移動するときなどに誤って手元から落しても繋止具66によって基体61に保持され、昇降路1底部のピットまでの落下を防ぐことができる。
上記のように実施の形態3によれば、釣合い錘2の揚重時は、係止ピン64を係止穴61aに装着することで、レールガイド部材63が揚重方向には可動して揚重の妨げとならず、落下方向のみ回転を規制できるので、誤って揚重ワイヤ51が外れたり緩んでも中間ブラケット4bにレールガイド部材63が掛るので、それ以上釣合い錘2が落下しなく、据付事故を防ぐことができる。また、係止ピン64の不要時には保持穴61bに収納できるので邪魔にならない。また、係止ピン64は鎖からなる繋止具66で結ばれているので誤って昇降路に落す惧れがない。
なお、上記実施の形態1、2では、レールガイド部材63の反時計方向への回動を着脱式の係止ピン64によって阻止するように構成したが、これに限定されるものではない。例えば係止ピン以外のものでも差し支えないし、揚重専用とする場合には係止ピンを不用にもできる。また、上記実施の形態2では、レールガイドバランス部材8として、引張りバネからなるバネ82を用いたが、圧縮バネを用いて同様に動作させるように構成することも容易であり、同様の効果が期待できることは勿論である。その他、この発明の精神の範囲内で種々の変形や変更が可能であることは言うまでも無い。
この発明の実施の形態1によるエレベータの据付治具である可倒式レールガイドを取付けた釣合い錘を揚重するときの昇降路の概略全体構成を示す正面図である。 図1に示す可倒式レールガイドの取付状態を拡大して示す正面図である。 図1に示す可倒式レールガイドを錘レールとの関係で示す平面図である(図1のIII−III線における矢視断面図に相当する)。 図1に示す可倒式レールガイドの正面図である。 図1に示す可倒式レールガイドが揚重時に中間ブラケットに近づいた状態を示す正面図である。 図1に示す可倒式レールガイドが揚重時に中間ブラケットに当接した直後を示す正面図である。 図6の状態から更なる揚重によってレールガイド部材が傾きを増した状態を示す正面図である。 図7の状態からレールガイド部材が中間ブラケットを回避した後、傾いていたレールガイド部材が水平に戻った状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータの据付治具としての可倒式レールガイドを錘レールとの関係で示す平面図である。 図9に示す可倒式レールガイドの正面図である 図9に示す可倒式レールガイドが揚重時に中間ブラケットに近づいた状態を示す正面図である。 図9に示す可倒式レールガイドが揚重時に中間ブラケットに当接した直後を示す正面図である。 図12に示す状態から更なる揚重動作によりレールガイド部材が傾きを増した状態を示す正面図である。 図13の状態からレールガイド部材が中間ブラケットを回避した後、傾いていたレールガイド部材が水平に戻った状態を示す正面図である。 図9に示すレールガイド部材が釣合い錘の下降時に中間ブラケットに当接して傾いた状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータの据付治具としての可倒式レールガイドを示す斜視図である。 この発明の実施の形態3の変形例によるエレベータの据付治具としての可倒式レールガイドを示す斜視図である。 図16、図17に示す係止ピンの詳細を示す図で、図18(a)は側面図、図18(b)は係止ピンの先端部に設けられた抜け止め手段を示す一部断面図、図18(c)は押えネジ(通称「6角穴付イモネジ」)を示す斜視図である。
符号の説明
1 昇降路、 2 釣合い錘、 21 ガイドシュー、 3 錘レール、 4a 下部ブラケット、 4b 中間ブラケット(障害物)、 4c 上部ブラケット、 5 揚重装置、 51 揚重ワイヤ、 6 可倒式レールガイド、 61 基体、 61a 係止穴、 61b 保持穴、 61c ナット、 62 支軸、 63 レールガイド部材、 63a 基部、 63b 係合子、 63c 底部、 63d バネ係止穴、 64 係止ピン、 64a 収容穴、 64b ボール、 64c 圧縮バネ、 64d 押さえネジ、 65 バネ固定軸、 66 繋止具、 7 固定ボルト、 8 レールガイドバランス部材、 81 バランス錘、 82 バネ(引張りバネ)。

Claims (5)

  1. 釣合い錘に固定された基体と、この基体に対し支軸を介して回動自在に設けられ、一端部が上記支軸より錘レールの方向に突出されて該錘レールに係合するレールガイド部材と、このレールガイド部材が上記釣合い錘の揚重の際に障害物に当接したときには当該障害物に応じて該レールガイド部材を上記支軸のまわりに回動させ、上記レールガイド部材が当該障害物を回避したときには元の状態に復帰させるレールガイドバランス部材とを備えてなることを特徴とするエレベータの据付治具。
  2. 上記レールガイドバランス部材は、上記レールガイド部材の上記支軸に対する他端部側に設けられ、上記レールガイド部材の一端部側を重力に抗して上方向に回動させるのに十分な重量を有するバランス錘を用いて構成されてなることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの据付治具。
  3. 上記レールガイドバランス部材は、上記基体と上記レールガイド部材との間に介装され上記レールガイド部材の一端部側が常時略水平方向を向くように弾性保持するバネを用いて構成されてなることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの据付治具。
  4. ストッパー用の係止ピンと、上記基体に設けられた該係止ピンが挿入される係止穴を有し、この係止穴に上記係止ピンを挿入したときに、上記レールガイド部材の一端部が上方向に回動するのを阻止するようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載のエレベータの据付治具。
  5. 上記ストッパー用の係止ピンを上記基体に繋ぎ止める繋止具と、上記係止ピンの非使用時に該係止ピンを挿入保持する保持穴を上記基体に設けたことを特徴とする請求項4に記載のエレベータの据付治具。
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