JP2008007276A - エレベータの制御盤 - Google Patents

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Hideki Iriyama
英樹 入山
Takehiko Shibata
武彦 柴田
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Abstract

【課題】昇降路内に設置された制御盤の保守点検作業を安全に実施でき、且つ制御盤筐体スペースに制約されることなく電気機器等の付加が可能なエベータの制御盤を得る。
【解決手段】鉛直投影面上において昇降路内を昇降する乗りかごと昇降路壁1との間に設置される機械室レスエレベータの制御盤において、昇降路壁の所定高さ位置に固定された垂直支持部材2と、垂直支持部材の前面にそれぞれが水平方向に回動可能で且つ上下方向に積み重なった状態で支持され、上面が開口された複数個の制御盤筐体3と、各制御盤筐体の内部に収納され、地面と平行な面に上方から取り付けられた電気機器4等と、制御盤筐体のうち、最上部の制御盤筐体の上面開口部に設けられた開閉自在のカバー8とを備え、制御盤の保守点検時、各制御盤筐体を水平方向に回動することにより筐体上面を開放する。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベータの制御盤、更に詳しくは昇降路内に設置される機械室レスエレベータの制御盤の構成に関するものである。
従来の機械室を有しない、いわゆる機械室レスエレベータの制御盤においては、鉛直投影面上において昇降路内を昇降する乗りかごと昇降路壁との間に設置されている。そして、制御盤の筐体構造は、箱体と該箱体前面を開閉自在に塞ぐ前面扉とから構成されている。また、制御盤の保守点検は、前面扉を開口することで保守点検が可能となっている。また、制御盤内に収納されている電気機器等は大半が制御盤背面部に対して鉛直方向に取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−20171号公報
従来の機械室レスエレベータの制御盤では、鉛直投影面上において昇降路内を昇降する乗りかごと昇降路壁との間に制御盤が設置され、制御盤の筐体構造は、箱体と該箱体前面を開閉自在に塞ぐ前面扉とから構成され、前面扉を開口することで制御盤内に収納されている電気機器等を保守点検作業する構成となっているため、制御盤背面部に対して鉛直方向に取り付けられている電機機器等を保守点検作業する際、工具、電気機器等の落下による器物破損事故を引き起こす恐れがあった。また、制約された制御盤筐体スペースに電気機器等が収納されているため、制御盤内は高密度実装となっている。そのため、制御盤設置後に電気機器等の付加が要求されても、その付加要求を満たすことが困難であるという問題点がある。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、昇降路内に設置された制御盤の保守点検作業を安全に実施することができ、且つ制御盤筐体スペースに制約されることなく電気機器等の付加が可能なエベータの制御盤を提供することを目的とするものである。
この発明に係るエレベータの制御盤は、鉛直投影面上において昇降路内を昇降する乗りかごと昇降路壁との間に設置される機械室レスエレベータの制御盤において、昇降路壁の所定高さ位置に固定された垂直支持部材と、垂直支持部材の前面にそれぞれが水平方向に回動可能で且つ上下方向に積み重なった状態で支持され、上面が開口された複数個の制御盤筐体と、各制御盤筐体の内部に収納され、地面と平行な面に上方から取り付けられた電気機器等と、制御盤筐体のうち、最上部の制御盤筐体の上面開口部に設けられた開閉自在のカバーとを備え、制御盤の保守点検時、各制御盤筐体を水平方向に回動することにより筐体上面を開放するものである。
また、昇降路壁の所定高さ位置に固定された垂直支持部材と、垂直部材の上端部又は下端部に追加して連結固定された付加垂直支持部材と、垂直支持部材の前面にそれぞれが水平方向に回動可能で且つ上下方向に積み重なった状態で支持され、上面が開口された複数個の制御盤筐体と、付加垂直支持部材の前面に水平方向に回動可能でかつ複数個の制御盤筐体の直上部又は直下部に支持され、上面が開口された追加の制御盤筐体と、各制御盤筐体の内部に収納され、地面と平行な面に上方から取り付けられた電気機器等と、制御盤筐体のうち、最上部の制御盤筐体の上面開口部に設けられた開閉自在のカバーとを備えたものである。
この発明によれば、制御盤内に収納されている電気機器等を地面と平行な面に上方から取り付け可能な筐体構造を備え、その筐体を水平方向に回動させる回動機構を備えたことにより、保守点検作業を容易、且つ安全にできるエレベータの制御盤を得ることができる。また、筐体連結機構を備えたことにより、制御盤筐体スペースに制約されることなく、電気機器等の付加を容易に可能となるエレベータの制御盤を得ることができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御盤を示す側面図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御盤を示す平面図である。
エレベータの制御盤は、鉛直投影面上において、昇降路内を昇降する乗りかごと干渉しない位置で、所定の高さに設置されている。1は昇降路壁、2は昇降路壁1の所定高さ位置に固定された複数個の垂直支持部材で、昇降路の上下方向に沿って複数個が真直ぐに連設されている。3は複数個の垂直支持部材2の前面にそれぞれ支持された複数個の制御盤筐体で、下方から上方に向かって3A、3B、3C、3Dの順に積み重なった状態で支持れており、その内部には制御盤内に収納される電気機器4等が地面と水平な面に上方から取り付けられている。最下部の制御盤筐体3Aは、最下部の垂直支持部材2の前面に溶接等で固定されたコ字状の連結用水平支持部材5上に載置され、その支持部側の一側上下端部が筐体連結機構及び回動機構6により水平方向に回動可能となるように取り付けられており、支持部側の他側部には制御盤筐体の回動を防ぐための固定ネジ7が設けられている。また、下から2番目の制御盤筐体3B〜最上部の制御盤筐体3Dは、垂直支持部材2の前面にそれぞれ支持され、その支持部側の一側上下端部が筐体連結機構及び回動機構6により水平方向に回動可能となるように取り付けられており、支持部側の他側部には制御盤筐体の回動を防ぐための固定ネジ7が設けられている。また、最上部の制御盤筐体3Dの上面開口部には、制御盤筐体内に塵埃等の進入を防止するためのカバー8により開閉自在に塞がれている。また、最下部から3段目までの制御盤筐体3A〜3Cの上面開口部はそれぞれ開放されているが、通常はその直上部に設置されている一段上の制御盤筐体3B〜3Dの各底面により塞がれている。そして、保守点検作業時には、上記固定ネジ7を外して、制御盤筐体3A〜3Dをそれぞれ単独で図2の左側の位置から矢印回転方向に水平方向に回動することにより、図2の右側の位置に移動することができる。このように制御盤筐体3A〜3Cを個別に回転移動させることにより、各筐体の上面開口部を開放できるので、制御盤筐体3A〜3C内に収納される電気機器4等を保守点検することができる。なお、最上部の制御盤筐体3Dはカバー8を開くことにより電気機器4等を保守点検することができる。また、各制御盤筐体3A〜3Dの正面部(乗りかご側)には、制御盤筐体の水平方向の回動操作を容易にするための手摺又は取手9が取り付けられている。また、制御盤筐体3A〜3D内に収納されている電気機器4等の配線は、回動機構6付近に設けられた配線口10を通すことで、制御盤筐体の回動時の配線余長を最小限に抑える構成となっている。
このように構成された機械室を有しない機械室レスエレベータの制御盤においては、制御盤筐体内に収納されている電気機器等は地面と平行な面に上方から取り付けられており、各制御盤筐体を水平方向に回動が可能な構成となっている。したがって、保守点検作業時は、制御盤筐体内に収納されている電気機器等の落下を防止することができ、しかも上方よりアクセスすることが可能となるので、保守作業性が向上する。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2におけるエレベータの制御盤を示す要部の側面図、図4はこの発明の実施の形態2におけるエレベータの制御盤の要部を拡大して示す詳細図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
この実施の形態2においては、制御盤筐体3内に収納されている電気機器4等が、制御盤設置後の電気機器の付加要求等によりオーバーフローした場合の制御盤筐体3の追加設置例を示している。すなわち、追加の制御盤筐体3Eを垂直方向の直上部に追加連結するために、制御盤背面部の昇降路壁1に垂直支持部材2の上端部と連結される付加垂直支持部材10を配置固定したものである。そして、最上部に位置する追加の制御盤筐体3Eを筐体連結機構及び回動機構6の支承軸11に挿通連結し、連結した追加の制御盤筐体3Eの上面には、塵埃等の進入を防止するカバー8が取り付けられている。なお、各制御盤筐体3の正面部(乗りかご側)には、実施の形態1と同様に、制御盤筐体3の水平方向の回動操作を容易にするための手摺又は取手9が取り付けられている。
また、各制御盤筐体3の連結機構及び回動機構を図4により詳しく説明する。制御盤筐体3の背面部の昇降路壁1に固定されている複数個の垂直支持部材2及び付加垂直支持部材10には、各制御盤筐体3を連結するための連結用支持部材11が固定若しくは溶接されている。その連結用支持部材11には、丸棒状の支承軸12が上下に設けられ、その支承軸12に挿通される各制御盤筐体3の上下端には貫通穴が設けられている。また、各制御盤筐体3の下面には制御盤筐体3の回動を円滑にするために軸受け(ベアリング)13が設けられ、支承軸12に挿通されている。
実施の形態2の構成によれば、垂直支持部材2の上端部に付加垂直支持部材10を連結するように配置し、昇降路壁に固定することにより、新たに追加の制御盤筐体3Eを連結することが可能となる。したがって、制御盤スペースに制約されることなく、電気機器4等の付加要求に答えることが可能となる。
実施の形態3.
なお、上記実施の形態2では、制御盤筐体3内に収納されている電気機器4等が、制御盤設置後の電気機器の付加要求等によりオーバーフローした場合に、追加の制御盤筐体3Eを垂直方向の直上部に追加連結するために、制御盤背面部の昇降路壁1に垂直支持部材2の上端部と連結される付加垂直支持部材10を配置固定したが、この実施の形態3においては、制御盤筐体3内に収納されている電気機器4等が、制御盤設置後の電気機器の付加要求等によりオーバーフローした場合に、追加の制御盤筐体3Eを垂直方向の直下部に追加連結するために、制御盤背面部の昇降路壁1に垂直支持部材2の下端部と連結される付加垂直支持部材10を配置固定したものである。この場合、最下部に位置する追加の制御盤筐体3Eの上面開口部は、その直上部の既設の制御盤筐体3Aの底面により塞がれる。なお、各制御盤筐体3の正面部(乗りかご側)には、実施の形態1と同様に、制御盤筐体3の水平方向の回動操作を容易にするための手摺又は取手9が取り付けられている。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御盤を示す側面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御盤を示す平面図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータの制御盤を示す要部の側面図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータの制御盤の要部を拡大して示す詳細図である。
符号の説明
1 昇降路壁
2 垂直支持部材
3、3A〜3D 制御盤筐体
3E 追加の制御盤筐体
4 電気機器等
5 連結用水平支持部材
6 筐体連結機構及び回動機構
7 固定ネジ
8 カバー
9 手摺又は取手
10 配線口
11 付加垂直支持部材
12 支承軸
13 軸受け(ベアリング)

Claims (4)

  1. 鉛直投影面上において昇降路内を昇降する乗りかごと昇降路壁との間に設置される機械室レスエレベータの制御盤において、
    前記昇降路壁の所定高さ位置に固定された垂直支持部材と、
    前記垂直支持部材の前面にそれぞれが水平方向に回動可能で且つ上下方向に積み重なった状態で支持され、上面が開口された複数個の制御盤筐体と、
    前記各制御盤筐体の内部に収納され、地面と平行な面に上方から取り付けられた電気機器等と、
    前記制御盤筐体のうち、最上部の制御盤筐体の上面開口部に設けられた開閉自在のカバーとを備え、
    制御盤の保守点検時、前記各制御盤筐体を水平方向に回動することにより筐体上面を開放することを特徴とするエレベータの制御盤。
  2. 各制御盤筐体は、その前面に制御盤筐体の回動操作を容易にする手摺又は取手を有することを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御盤。
  3. 各制御盤筐体は、通常時に制御盤筐体が回動しないように固定する固定ネジを有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータの制御盤。
  4. 鉛直投影面上において昇降路内を昇降する乗りかごと昇降路壁との間に設置される機械室レスエレベータの制御盤において、
    前記昇降路壁の所定高さ位置に固定された垂直支持部材と、
    前記垂直部材の上端部又は下端部に追加して連結固定された付加垂直支持部材と、
    前記垂直支持部材の前面にそれぞれが水平方向に回動可能で且つ上下方向に積み重なった状態で支持され、上面が開口された複数個の制御盤筐体と、
    前記付加垂直支持部材の前面に水平方向に回動可能でかつ前記複数個の制御盤筐体の直上部又は直下部に支持され、上面が開口された追加の制御盤筐体と、
    前記各制御盤筐体の内部に収納され、地面と平行な面に上方から取り付けられた電気機器等と、
    前記制御盤筐体のうち、最上部の制御盤筐体の上面開口部に設けられた開閉自在のカバーとを備え、
    制御盤の保守点検時、前記各制御盤筐体を水平方向に回動することにより筐体上面を開放することを特徴とするエレベータの制御盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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