JPH06321465A - エレベーターのかご上制御装置 - Google Patents

エレベーターのかご上制御装置

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JPH06321465A
JPH06321465A JP11350393A JP11350393A JPH06321465A JP H06321465 A JPH06321465 A JP H06321465A JP 11350393 A JP11350393 A JP 11350393A JP 11350393 A JP11350393 A JP 11350393A JP H06321465 A JPH06321465 A JP H06321465A
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JP
Japan
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car
control device
ceiling
lid
elevator
Prior art date
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Application number
JP11350393A
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English (en)
Inventor
Toshiro Imamura
俊郎 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH06321465A publication Critical patent/JPH06321465A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレベーターのかご上面の狭い小形エレベー
ターでも、かご上の制御装置を救出口のふたの開閉に支
障なく設置できるようにする。 【構成】 制御装置(2)をかご(1)の天井部の救出口のふ
た(4)の上面にボルト(3)で固定する。これで、制御装置
(2)はふた(4)と取付面積を共有し、かご(1)の天井部に
余裕が生じる。更に、制御装置(2)の箱体(2e)とふた(4)
を一体に構成したり、かご天井照明灯、換気扇、救出口
開閉検知スイッチ等を箱体(2e)内に収納したりして、安
価に構成できるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベーターのかご
上に設置される制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8は、例えば実開昭58−1
45980号公報に示された従来のエレベーターのかご
上制御装置を示す図で、図7はかご室の斜視図、図8は
制御装置の縦断面図である。
【0003】図において、(1)はかご室、(1a)はかご室
(1)上部の支持体、(2)はかご室(1)上部に設置された制
御装置であり、(2a)はその箱体で、ドアモータ駆動用の
インバータ素子(2b)及びこのインバータ素子(2b)を冷却
する冷却用ファン(2c)が収納されている。また、箱体(2
a)の外側には運転スイッチ(2d)が配置され、箱体(2a)は
ボルト(3)で支持体(1a)に締結されている。
【0004】(4)はかご室(1)の天井部に開口する救出口
に枢着されたふた、(5)は同じく天井部に設置されかご
室(1)内を換気する換気扇である。
【0005】従来のエレベーターのかご上制御装置は上
記のように構成され、インバータ素子(2b)はドアモータ
を駆動するが、通電により発熱するため、冷却用ファン
(2c)で冷却している。換気扇(5)、かご室内照明灯、救
出口開閉検知スイッチ(いずれも図示しない)等は、エ
レベーターの据付時に配線される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターのかご上制御装置では、かご室(1)の上面に
制御装置(2)を設置し、救出口のふた(4)を配置している
ため、かご室(1)のサイズの小さい小形エレベーターで
は、この救出口を避けて制御装置(2)を特殊形状にした
り、運転スイッチ(2d)によるかご上での運転が不安全に
なったりする等の問題点がある。
【0007】また、かご室内照明灯、換気扇(5)、救出
口開閉検知スイッチ等は据付時に配線されるため、据付
工期が長くなるという問題点がある。更に、インバータ
素子(2b)の発熱による制御装置(2)内の温度上昇を抑制
するため、冷却用ファン(2c)を設ける必要があり、制御
装置(2)が大形となり、コスト高になるという問題点が
ある。
【0008】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、かご室上面の狭い小形エレベーターで
も、救出口の開閉に支障なく制御装置を設置でき、据付
時の配線作業時間を短縮できるとともに、インバータ素
子等の発熱による制御装置の温度上昇を安価な構成で抑
制できるようにしたエレベーターのかご上制御装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係るエレベーターのかご上制御装置は、制御装置をかご
の天井部の救出口を開閉するふたの上面に設置したもの
である。
【0010】また、第2の発明に係るエレベーターのか
ご上制御装置は、制御装置の箱体とかごの天井部の救出
口を開閉するふたとを一体に構成したものである。
【0011】また、第3の発明に係るエレベーターのか
ご上制御装置は、かご天井照明灯、換気扇及びこれらの
配線を制御装置の箱体内に収納し、この箱体とかごの天
井部の救出口を開閉するふたとを一体に構成したもので
ある。
【0012】また、第4の発明に係るエレベーターのか
ご上制御装置は、制御装置をかごの天井部の救出口を開
閉するふたの上面に設置し、換気扇を制御装置の箱体内
又はかご天井部に設置し、制御装置の発熱部を換気扇の
風路に接触配置したものである。
【0013】
【作用】この発明の第1の発明においては、制御装置を
かご天井部の救出口のふたの上面に設置したため、制御
装置と救出口のふたとは取付面積を共有する。
【0014】また、第2の発明においては、制御装置の
箱体とかご天井部の救出口のふたとを一体に構成したた
め、部品点数は減少する。
【0015】また、第3の発明においては、かご天井照
明灯、換気扇及びこれらの配線を制御装置の箱体内に収
納し、この箱体とかご天井部の救出口のふたとを一体に
構成したため、配線は工場で実施できる。
【0016】また、第4の発明においては、換気扇を制
御装置の箱体内又はかご天井部に設置し、制御装置の発
熱部を換気扇の風路に接触させるようにしたため、上記
発熱部は換気扇で冷却される。
【0017】
【実施例】
実施例1.図1及び図2はこの発明の第1の発明の一実
施例を示す図で、図1はかご室の斜視図、図2はかご室
の天井部縦断面図であり、従来装置と同様の部分は同一
符号で示す(以下の実施例も同じ)。
【0018】図において、(2e)は制御装置(2)の箱体、
(7)は救出口のふた(4)をかご室(1)の天井部に枢着する
ヒンジで、制御装置(2)はふた(4)の上面に設置されてい
る。(8)はふた(4)の開閉を検知する開閉検知スイッチ、
(9)はかご室(1)内天井部に設置されかご室(1)内を照明
する照明灯、(10)は開閉検知スイッチ(8)、照明灯(9)及
び換気扇(5)の配線である。
【0019】上記のように構成されたエレベーターのか
ご上制御装置においては、制御装置(2)はふた(4)の上面
にボルト(3)で締結されている。そして、ふた(4)はヒン
ジ(7)でかご室(1)に枢着されており、ふた(4)が開閉さ
れると、制御装置(2)もふた(4)と一体になって動く。
【0020】このようにして、制御装置(2)のふた(4)は
取付面積を共有しているため、かご室(1)上面の面積を
有効に利用できるとともに、かご室(1)の上で運転スイ
ッチ(2d)を使用して運転する際も、制御装置(2)の周辺
の空間が広くなり、安全に運転ができる。
【0021】実施例2.図3はこの発明の第2の発明の
一実施例を示すかご室の天井部縦断面図である。図にお
いて、(2)はその箱体(2f)が救出口のふたと一体に構成
された制御装置であり、ヒンジ(7)によりかご室(1)の天
井部に枢着されている。したがって、制御装置(2)の箱
体(2f)は救出口のふたを兼用することになり、部品点数
が減少して安価になる。
【0022】実施例3.図4はこの発明の第3の発明の
一実施例を示すかご室の天井部縦断面図である。この実
施例では、照明灯(9)、換気扇(5)及び開閉検知スイッチ
(8)はすべて箱体(2g)に収納されて制御装置(2)を構成
し、箱体(2g)はヒンジ(7)によりかご室(1)の天井部に枢
着されて、救出口のふたを兼用している。このため、上
記各機器(8)(9)(10)は工場で配線可能となり、据付時間
の短縮が図れる。
【0023】実施例4.図5はこの発明の第4の発明の
一実施例を示すかご室の天井部縦断面図である。この実
施例は、図4に示すものと同様に、照明灯(9)、換気扇
(5)及び開閉検知スイッチ(8)を箱体(2h)に収納して制御
装置(2)を構成し、箱体(2h)はヒンジ(7)によりかご室
(1)の天井部に枢着されて救出口のふたを兼用してい
る。更に、インバータ素子(2b)は換気扇(5)の風路に接
触するように配置し、換気扇(5)の風力により冷却する
ようにしている。したがって、専用の冷却用ファン(2c)
は不要となる。
【0024】実施例5.図6はこの発明の第4の発明の
他の実施例を示すかご室の天井部縦断面図である。実施
例4では、救出口のふた(4)と換気扇(5)と制御装置(2)
を一体構造にしたものを示したが、実施例5はかご(1)
の天井部に換気扇(5)を設置し、その上部に箱体(2i)に
収納された制御装置(2)を配置してボルト(3)で天井部に
締結し、インバータ素子(2b)を換気扇(5)の風路に接触
するように配置したものであり、実施例4と同様の効果
を奏する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1の発
明では、制御装置を救出口のふたの上面に設置したの
で、制御装置と救出口のふたとは取付面積を共有し、か
ご上面の狭い小形エレベーターでも制御装置が救出口に
妨げられることなく設置することができるとともに、か
ご上での運転操作が安全にできる効果がある。
【0026】また、第2の発明では、制御装置の箱体と
救出口のふたとを一体に構成したので、部品点数は減少
し、安価に構成できる効果がある。
【0027】また、第3の発明では、かご天井照明灯、
換気扇及びこれらの配線を制御装置の箱体内に収納し、
この箱体と救出口のふたとを一体に構成したので、第2
の発明の効果に加えて、工場での配線が可能となり、据
付時間が短縮できる効果がある。
【0028】また、第4の発明では、換気扇を制御装置
の箱体内又はかご天井部に設置し、制御装置の発熱部を
換気扇の風路に接触させるようにしたので、上記発熱部
は換気扇で冷却され、専用の冷却ファンは不要となっ
て、安価に構成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すかご室の斜視図。
【図2】図1の天井部縦断面図。
【図3】この発明の実施例2を示すかご室の天井部縦断
面図。
【図4】この発明の実施例3を示すかご室の天井部縦断
面図。
【図5】この発明の実施例4を示すかご室の天井部縦断
面図。
【図6】この発明の実施例5を示すかご室の天井部縦断
面図。
【図7】従来のエレベーターのかご上制御装置を示すか
ご室の斜視図。
【図8】図7の制御装置の縦断面図。
【符号の説明】
1 かご室 2 制御装置 2b 発熱部(インバータ素子) 2d 運転スイッチ 2e〜2i 箱体 4 救出口のふた 5 換気扇 9 かご天井照明灯 10 配線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア制御部、運転スイッチ等を有する制
    御装置をかご上に設置したエレベーターにおいて、上記
    かごの天井部に開口する救出口を開閉するふたを備え、
    上記制御装置を上記ふたの上面に設置したことを特徴と
    するエレベーターのかご上制御装置。
  2. 【請求項2】 ドア制御部、運転スイッチ等が箱体に装
    着された制御装置をかご上に設置したエレベーターにお
    いて、上記かごの天井部に開口する救出口を開閉するふ
    たを備え、上記制御装置の箱体と上記ふたとを一体に構
    成したことを特徴とするエレベーターのかご上制御装
    置。
  3. 【請求項3】 ドア制御部、運転スイッチ等が箱体に装
    着された制御装置をかご上に設置したエレベーターにお
    いて、上記かごの天井部に開口する救出口を開閉するふ
    たを備え、かご天井照明灯、換気扇及びこれらの配線を
    上記制御装置の箱体内に収納し、この箱体と上記ふたと
    を一体に構成したことを特徴とするエレベーターのかご
    上制御装置。
  4. 【請求項4】 ドア制御部、運転スイッチ等が箱体に装
    着された制御装置をかご上に設置したエレベーターにお
    いて、上記制御装置の箱体内又は上記かごの天井部にか
    ご室内を換気する換気扇を設置し、上記制御装置の発熱
    部を上記換気扇の風路に接触配置したことを特徴とする
    エレベーターのかご上制御装置。
JP11350393A 1993-05-17 1993-05-17 エレベーターのかご上制御装置 Pending JPH06321465A (ja)

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