JP2015523442A - 物の表面潤滑剤 - Google Patents
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Abstract
Description
A−F (1)
の分子を一又は複数有する物質を提供することによって達成される。ここで、Aは、シラン基、水酸基、カテコール基、リン酸基、ホスホン酸基、カルボキシル基、アミン基、チオール基及びこれらの基の2つ以上の任意の組み合わせからなる群から選ばれた部分を有するアンカー基であり、Fは、骨格及び少なくとも2つの側基を有する分枝高分子を有する官能基であって、前記側基の少なくとも1つは、C1−20の炭化水素基又はペルハロゲン化されたC1−20の炭化水素基である。
(a)少なくとも1つの表面を有する基質を用意するステップと、
(b)シラン基、水酸基、カテコール基、リン酸基、ホスホン酸基、カルボキシル基、アミン基、チオール基及びこれらの2つ以上の任意の組み合わせからなる群から選ばれた少なくとも1つのアンカー基を前記基質の前記少なくとも1つの表面の少なくとも1つに結合させるステップと、
(c)少なくとも1種類のモノマーを用意するステップと、
(d)前記少なくとも1種類のモノマーを前記少なくとも1つのアンカー基にグラフト重合させて、前記少なくとも1つのアンカー基に共有結合で結合する分枝高分子を形成するステップと、及び
(e)溶剤をトラップすることによって前記少なくとも1つの分枝高分子を膨張させるステップとを有する。
(c’)少なくとも1種類のモノマーを用意するステップと、
(d’)前記少なくとも1種類のモノマーを、シラン基、水酸基、カテコール基、リン酸基、ホスホン酸基、カルボキシル基、アミン基、チオール基及びこれらの2つ以上の任意の組み合わせからなる群から選ばれた前記少なくとも1つのアンカー基にグラフト重合させて、前記少なくとも1つのアンカー基に共有結合で結合する分枝高分子を形成するステップと、
(a’)少なくとも1つの表面を有する基質を用意するステップと、
(b’)前記少なくとも1つのアンカー基を前記基質の前記少なくとも1つの表面の少なくとも1つに結合させるステップと、及び
(e)溶剤をトラップすることによって前記少なくとも1つの分枝高分子を膨張させるステップとを有する。
(a)少なくとも1つの表面を有する基質を用意するステップと、
(b)シラン基、水酸基、カテコール基、リン酸基、ホスホン酸基、カルボキシル基、アミン基、チオール基及びこれらの2つ以上の任意の組み合わせからなる群から選ばれた少なくとも1つのアンカー基を前記基質の前記少なくとも1つの表面の少なくとも1つに結合させるステップと、
(f)前記少なくとも1つのアンカー基を前記少なくとも1つの分枝高分子と結合させるステップと、及び
(e)溶剤をトラップすることによって前記少なくとも1つの分枝高分子を膨張させるステップとを有する。
(i)ケイ素表面に対する開始剤の結合
ケイ素物(P/B<100>、Si-Mat Silicon Wafers、ドイツ)を音波処理槽においてイソプロパノールで3回洗い、UVオゾンクリーナー(UV/Ozone ProCleaner(商標) and ProCleaner(商標) Plus、IA、米国)で30分間処理した。このようにして得た浄化した物を、新鮮な蒸留トルエンにおいてBPCS開始剤の10mM溶液に直ちに浸し、24時間不活性雰囲気の下でインキュベートした。この後に、トルエン内での洗いを5回行った。これは、数分間5つの異なるトルエン槽に浸すことによって行った。その際、5つの槽の最後のものに浸しつつ20秒の簡潔な音波処理を行った。これは、弱い結合の分子を除去するためである。そしてイソプロパノールで最終的なすすぎを行った。このようにして準備したサンプルを窒素流で乾かし、パラフィルム密封した箱の中の暗所で不活性雰囲気の下で格納し、7日以内に使用した。
不活性ガスの下の無酸素Schlenkラインで重合反応を行った。周囲条件で、19ml(16.5g)のメタクリル酸ラウリル、2.1mlのアニソール及び280mgのdNbpyを、ゴム隔壁で密封したフラスコに加えた。攪拌して配位子が溶解した後に、得られた溶液は、4回の凍結−ポンプ−解凍のサイクルを経て、その後、不活性雰囲気の下で62mgの銅(I)ブロミド及び15mgの銅(II)ブロミドを収容する第2のフラスコに移した。得られた溶液は、温度110℃のホットオイル槽で加熱される状況下で5分間攪拌され、暗褐色の均質な混合物を得た。この混合物の4mlをステップ(i)で準備したBPCS改質済みケイ素物のサンプルに転送した。これは、無酸素の注射器を使用して不活性雰囲気の下で20mlのシュレンク管内に置かれた。この反応物を3時間不活性雰囲気の下で110℃に維持した。この反応物をトルエンの空気雰囲気に露出しトルエンを追加することによってクエンチし、得られた物、すなわち、シラン部分を介して前記反応で得られた高分子が表面に付着したケイ素基質を混合物から分離した。
結合していない物質を除去するために、前のステップ(ii)で得た物を浄化した。この浄化は、得た物を15分の音波処理の下でジクロロメタン中に浸し、これを物が乾く前に3回すべてにおいて行うことで行うことができる。代わりに、他の種類の浄化を行うことができる。
ステップ(ii)において19ml(16.8g)のn−ヘキシルメタクリレート、2.1mlのアニソール、425mgのdNbpy、94mgの銅(I)ブロミド及び23mgの銅(II)ブロミドを使用したことを除いて、例1の手順に従った。
ステップ(ii)において18.9ml(16.3g)のメタクリル酸ステアリル、4.7mlのアニソール、208mgのdNbpy、46mgの銅(I)ブロミド及び11mgの銅(II)ブロミドを使用したことを除いて、例1の手順に従った。
Claims (15)
- 少なくとも1つの表面を有する基質を有する物であって、
前記表面の少なくとも一部は、当該物の表面潤滑剤で被覆されており、前記表面潤滑剤は、一般式(1)
A−F (1)
の分子を一又は複数含有し、ここで、
Aは、水酸基、カテコール基、リン酸基、ホスホン酸基、カルボキシル基、アミン基、チオール基及びこれらの基の2つ以上の任意の組み合わせからなる群から選ばれた部分を有するアンカー基であり、
Fは、骨格及び少なくとも2つの側基を有する分枝高分子を有する官能基であって、前記側基の少なくとも1つは、C1−20の炭化水素基又は過ハロゲン化されたC1−20の炭化水素基であり、
前記表面潤滑剤は、トラップされた溶剤によって膨張している
ことを特徴とする物。 - 前記側基の少なくとも1つ、好ましくは50%以上、より好ましくは80%以上、さらに好ましくは90%以上、最も好ましくはすべてが、C1−20の炭化水素基であって、好ましくはC2−18の炭化水素基であって、より好ましくはC4−17の炭化水素基であって、さらにより好ましくはC6−16の炭化水素基であって、最も好ましくはC8−14の炭化水素基である
ことを特徴とする請求項1に記載の物。 - 前記炭化水素基は、アルキルエステル基であって、好ましくは直鎖状のアルキルエステル基である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の物。 - 前記炭化水素基は、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、芳香環に付いた少なくとも1つのアルキル基を有するスチレン誘導体、及びこれらの任意の2以上の組み合わせからなる群から選ばれる基である
ことを特徴とする請求項3に記載の物。 - 前記分枝高分子は、前記側基を50〜500、好ましくは100〜450、より好ましくは150〜400、さらに好ましくは200〜350、最も好ましくは220〜300有する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の物。 - 前記分枝高分子は、耐摩耗性を改善するように、高分子ブラシの乾燥厚みが50〜2000nm、好ましくは200〜1000nmである
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の物。 - 前記側基のすべては、同じ又は異なるC6−20の炭化水素基、好ましくは、C8−18の炭化水素基、より好ましくはC10−16の炭化水素基、最も好ましくはC11−14の炭化水素基である
ことを特徴とする請求項6に記載の物。 - 前記側基の少なくとも1つは、一般式(1)で表される前記表面潤滑剤の別の分子と交さ結合することができる少なくとも1つの官能基を有し、
前記分枝高分子は、側基を少なくとも5つ、好ましくは少なくとも10有するブロックを少なくとも1つ有し、
これらの側基の少なくとも2つはそれぞれ、一般式(1)で表される前記表面潤滑剤の別の分子と交さ結合することができる官能基を少なくとも1つ有する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の物。 - 前記分枝高分子は、側基を少なくとも5つ、好ましくは少なくとも10有する更なるブロックを少なくとも1つ有し、
この少なくとも1つの更なるブロックのすべての側基は、前記分枝高分子の別の分子と交さ結合することができる官能基を有さず、
前記分枝高分子において、より好ましくは、前記更なるブロックを2つ有し、そのそれぞれが側基を少なくとも5つ、好ましくは少なくとも10有し、
これらの更なるブロックのすべての側基は、前記分枝高分子の別の分子と交さ結合することができる官能基を有さず、
前記側基を少なくとも5つ、好ましくは少なくとも10有するブロックにおいて、これらの側基の少なくとも2つはそれぞれ、一般式(1)で表される前記表面潤滑剤の別の分子と交さ結合することができる官能基を少なくとも1つ有し、前記2つの更なるブロックの間で当該ブロックが構成する
ことを特徴とする請求項8に記載の物。 - 前記表面潤滑剤で被覆されている前記表面は、ケイ素、ダイヤモンド状炭素、炭化ケイ素、サファイア、鋼、金属被覆鋼及びニッケルめっき鋼、ルビー、酸化アルミニウム、酸化鉄、マグネシウム合金、酸化ケイ素、酸化ニオブ、酸化チタン、高分子及びこれら物質の任意の2以上の組み合わせからなる群から選ばれた物質でできている
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の物。 - 前記トラップされた溶剤は、イオン性液体、鉱油、植物油、動物性油、合成油、脂肪、ワックス、多価アルコールエステル、中性油、ワセリン、又はこれら物質の任意の2以上の組み合わせを含有する
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の物。 - 請求項1〜11のいずれか1項に記載の物を生産する方法であって、
a)少なくとも1つの表面を有する基質を用意するステップと、
b)水酸基、カテコール基、リン酸基、ホスホン酸基、カルボキシル基、アミン基、チオール基及びこれらの2つ以上の任意の組み合わせからなる群から選ばれた少なくとも1つのアンカー基を前記基質の前記表面の少なくとも1つに結合させるステップと、
c)少なくとも1種類のモノマーを用意するステップと、
d)前記少なくとも1種類のモノマーを前記少なくとも1つのアンカー基にグラフト重合させて、前記アンカー基に共有結合で結合する少なくとも1つの分枝高分子を形成するステップと、及び
e)溶剤をトラップすることによって前記分枝高分子を膨張させるステップと
を有することを特徴とする方法。 - 請求項1〜12のいずれか1項に記載の物を生産する方法であって、
c’)少なくとも1種類のモノマーを用意するステップと、
d’)前記モノマーを、水酸基、カテコール基、リン酸基、ホスホン酸基、カルボキシル基、アミン基、チオール基及びこれらの2つ以上の任意の組み合わせからなる群から選ばれた前記少なくとも1つのアンカー基にグラフト重合させて、前記アンカー基に共有結合で結合する少なくとも1つの分枝高分子を形成するステップと、
a’)少なくとも1つの表面を有する基質を用意するステップと、
b’)前記アンカー基を前記基質の前記少なくとも1つの表面の少なくとも1つに結合させるステップと、及び
e)溶剤をトラップすることによって前記分枝高分子を膨張させるステップと
を有することを特徴とする方法。 - 請求項1〜13のいずれか1項に記載の物を生産する方法であって、
d’)少なくとも1つの分枝高分子を形成するように、前記少なくとも1つの種類のモノマーをグラフト重合させるステップと、
a)少なくとも1つの表面を有する基質を用意するステップと、
b)水酸基、カテコール基、リン酸基、ホスホン酸基、カルボキシル基、アミン基、チオール基及びこれらの2つ以上の任意の組み合わせからなる群から選ばれた少なくとも1つのアンカー基を前記基質の前記表面の少なくとも1つに結合させるステップと、
f)前記アンカー基を前記少なくとも1つの分枝高分子と結合させるステップと、及び
e)溶剤をトラップすることによって前記分枝高分子を膨張させるステップと
を有することを特徴とする方法。 - 請求項1〜11のいずれか1項に記載の物を有することを特徴とする計時器。
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