JP2015505477A5 - - Google Patents
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Description
一態様では、本明細書で記載されるマウスにおいて作製されるか、または本明細書で記載されるマウスにおいて作製された配列に由来する、抗体またはその抗原結合断片(例えば、Fab、F(ab)2、scFv)が提供される。
特定の実施形態では、例えば以下が提供される:
(項目1)
非ヒト動物であって、以下:
(a)1つまたは複数のヒトV L 遺伝子セグメントおよび1つまたは複数のヒトJ L 遺伝子セグメントの、非ヒト免疫グロブリン軽鎖定常領域の上流への挿入、
(b)1つまたは複数のヒトV L 遺伝子セグメントおよび1つまたは複数のヒトJ L 遺伝子セグメントの、非ヒト免疫グロブリン重鎖定常領域の上流への挿入、および
(c)ADAM6タンパク質またはその機能的断片をコードするヌクレオチド配列であって、該ADAM6タンパク質が異所性ADAM6核酸配列から発現するヌクレオチド配列を含む、
非ヒト動物。
(項目2)
前記非ヒト重鎖および/または軽鎖定常領域が、齧歯動物定常領域である、項目1に記載の非ヒト動物。
(項目3)
前記軽鎖定常領域がマウスCκである、項目1または2に記載の非ヒト動物。
(項目4)
前記非ヒト免疫グロブリン軽鎖定常領域の上流の前記ヒトV L 遺伝子セグメントおよびヒトJ L 遺伝子セグメントがヒトVκ遺伝子セグメントおよびヒトJκ遺伝子セグメントである、先行する項目のいずれか1項に記載の非ヒト動物。
(項目5)
前記非ヒト免疫グロブリン重鎖定常領域の上流の前記ヒトV L 遺伝子セグメントおよびヒトJ L 遺伝子セグメントがヒトVκ遺伝子セグメントおよびヒトJκ遺伝子セグメントである、先行する項目のいずれか1項に記載の非ヒト動物。
(項目6)
ADAM6タンパク質またはその機能的断片をコードする前記ヌクレオチド配列が、野生型非ヒトADAM6遺伝子座に比較して同じ場所に存在する、先行する項目のいずれか1項に記載の非ヒト動物。
(項目7)
ADAM6タンパク質またはその機能的断片をコードする前記ヌクレオチド配列が、免疫グロブリン遺伝子セグメント内に存在する、先行する項目のいずれか1項に記載の非ヒト動物。
(項目8)
前記免疫グロブリン遺伝子セグメントが、ヒトκ軽鎖遺伝子セグメントである、項目7に記載の非ヒト動物。
(項目9)
前記免疫グロブリン遺伝子セグメントが、前記非ヒト動物の内因性重鎖遺伝子セグメントである、項目7または8に記載の非ヒト動物。
(項目10)
前記非ヒト動物が、該非ヒト動物において免疫グロブリンV L ドメインを形成するように再配列することができない、内因性免疫グロブリンV L および/またはJ L 遺伝子セグメントを含む、先行する項目のいずれか1項に記載の非ヒト動物。
(項目11)
(a)前記非ヒト動物の内因性免疫グロブリン重鎖遺伝子座における1つまたは複数の再配列していないヒトVκ遺伝子セグメントおよび1つまたは複数の再配列していないヒトJκ遺伝子セグメント、
(b)該非ヒト動物の内因性免疫グロブリン軽鎖遺伝子座における1つまたは複数の再配列していないヒトVκ遺伝子セグメントおよび1つまたは複数の再配列していないヒトJκ遺伝子セグメント
を含む遺伝子改変された非ヒト動物であって、ADAM6タンパク質またはその機能的断片を発現することができる、非ヒト動物。
(項目12)
項目1または11に記載の非ヒト動物由来の細胞。
(項目13)
前記細胞がB細胞である、項目12に記載の細胞。
(項目14)
項目13に記載のB細胞から生成されたハイブリドーマ。
(項目15)
前記非ヒト動物が齧歯動物である、項目12に記載の細胞。
(項目16)
前記齧歯動物がマウスおよびラットから選択される、項目15に記載の細胞。
(項目17)
(a)項目1または11に記載の非ヒト動物を、対象の抗原に曝露させる工程と;
(b)該非ヒト動物の1つまたは複数のBリンパ球を単離する工程であって、該1つまたは複数のBリンパ球が、対象の該抗原を結合するV L 結合タンパク質を発現する、工程と;
(c)対象の該抗原を結合する該V L 結合タンパク質のV L ドメインをコードする核酸配列を同定する工程であって、該V L 結合タンパク質が、ヒトVκドメインおよび非ヒト軽鎖定常ドメイン、ならびにヒトVκドメインおよび非ヒト重鎖定常ドメインを含む、工程と;
(d)(c)の該核酸配列を、ヒト免疫グロブリン定常領域核酸配列と共に用いて、対象の該抗原を結合するヒト抗原結合タンパク質を作製する工程とを含む、対象の抗原に結合する抗原結合タンパク質を作製するための方法が提供される。
(項目18)
前記V L 結合タンパク質の非ヒト軽鎖定常領域がマウスCκであり、且つ前記非ヒト重鎖定常領域がマウス重鎖定常領域である、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記非ヒト動物がマウスである、項目17または18に記載の方法。
(項目20)
非ヒト免疫グロブリン重鎖定常領域遺伝子に作動可能に連結した1つまたは複数のヒト免疫グロブリン軽鎖遺伝子セグメントを含む齧歯動物であって、1つまたは複数のADAM6タンパク質を発現する、齧歯動物。
(項目21)
前記1つまたは複数のヒト免疫グロブリン軽鎖遺伝子セグメントがヒトVκ遺伝子セグメントおよびヒトJκ遺伝子セグメントである、項目20に記載の齧歯動物。
(項目22)
前記非ヒト免疫グロブリン重鎖定常領域遺伝子がマウスまたはラット重鎖定常領域遺伝子である、項目20または21に記載の齧歯動物。
(項目23)
前記免疫グロブリン重鎖定常領域遺伝子がC H 1領域および/またはヒンジ領域を含む、項目20〜22のいずれか1項に記載の齧歯動物。
(項目24)
1つまたは複数の内因性免疫グロブリン重鎖遺伝子配列の欠失または置き換えを含む、項目20〜23のいずれか1項に記載の齧歯動物。
(項目25)
前記内因性V H 遺伝子セグメント、D H 遺伝子セグメント、およびJ H 遺伝子セグメントが、再配列したV/D/J配列を形成するように再配列することができない、項目20〜24のいずれか1項に記載の齧歯動物。
(項目26)
内因性ADAM6遺伝子の欠失を含み、且つ異所性マウスADAM6遺伝子をさらに含む、項目20〜25のいずれか1項に記載の齧歯動物。
(項目27)
マウスまたはラットから選択される、項目20〜26のいずれか1項に記載の齧歯動物。
(項目28)
(a)雄齧歯動物において内因性ADAM6活性の低減または消失をもたらす齧歯動物重鎖免疫グロブリン遺伝子座の第1の改変を行う工程であって、該第1の改変が、1つまたは複数のヒトV L 遺伝子セグメント、1つまたは複数のヒトJ L 遺伝子セグメント、およびそれらの組み合わせから選択される遺伝子セグメントの挿入を包含する、工程;ならびに
(b)雄齧歯動物において機能的であるADAM6活性を該齧歯動物に付与する核酸配列を該齧歯動物に付加するように第2の改変を行う工程
を含む、齧歯動物の重鎖免疫グロブリン遺伝子座を改変するための方法。
(項目29)
前記第1の改変が、1つまたは複数のV L 遺伝子セグメントおよび1つまたは複数のJ L 遺伝子セグメントと共に再配列することができる1つまたは複数のヒトD H 遺伝子セグメントの挿入をさらに含む、項目28に記載の方法。
(項目30)
前記1つまたは複数のV L 遺伝子セグメントおよび1つまたは複数のヒトJ L 遺伝子セグメントが、Vκ遺伝子セグメントおよびJκ遺伝子セグメント、またはVλ遺伝子セグメントおよびJλ遺伝子セグメントである、項目28に記載の方法。
(項目31)
雄齧歯動物において機能的であるADAM6活性を前記齧歯動物に付与する前記核酸配列が、前記1つまたは複数のヒトV L 遺伝子セグメントおよび/または前記1つまたは複数のヒトJ L 遺伝子セグメントに近接している、項目28〜30のいずれか1項に記載の方法。
(項目32)
前記第1および前記第2の改変が、単一ES細胞において行われ、且つ該単一ES細胞が、前記齧歯動物を作製するために宿主胚へと導入される、項目28〜31のいずれか1項に記載の方法。
特定の実施形態では、例えば以下が提供される:
(項目1)
非ヒト動物であって、以下:
(a)1つまたは複数のヒトV L 遺伝子セグメントおよび1つまたは複数のヒトJ L 遺伝子セグメントの、非ヒト免疫グロブリン軽鎖定常領域の上流への挿入、
(b)1つまたは複数のヒトV L 遺伝子セグメントおよび1つまたは複数のヒトJ L 遺伝子セグメントの、非ヒト免疫グロブリン重鎖定常領域の上流への挿入、および
(c)ADAM6タンパク質またはその機能的断片をコードするヌクレオチド配列であって、該ADAM6タンパク質が異所性ADAM6核酸配列から発現するヌクレオチド配列を含む、
非ヒト動物。
(項目2)
前記非ヒト重鎖および/または軽鎖定常領域が、齧歯動物定常領域である、項目1に記載の非ヒト動物。
(項目3)
前記軽鎖定常領域がマウスCκである、項目1または2に記載の非ヒト動物。
(項目4)
前記非ヒト免疫グロブリン軽鎖定常領域の上流の前記ヒトV L 遺伝子セグメントおよびヒトJ L 遺伝子セグメントがヒトVκ遺伝子セグメントおよびヒトJκ遺伝子セグメントである、先行する項目のいずれか1項に記載の非ヒト動物。
(項目5)
前記非ヒト免疫グロブリン重鎖定常領域の上流の前記ヒトV L 遺伝子セグメントおよびヒトJ L 遺伝子セグメントがヒトVκ遺伝子セグメントおよびヒトJκ遺伝子セグメントである、先行する項目のいずれか1項に記載の非ヒト動物。
(項目6)
ADAM6タンパク質またはその機能的断片をコードする前記ヌクレオチド配列が、野生型非ヒトADAM6遺伝子座に比較して同じ場所に存在する、先行する項目のいずれか1項に記載の非ヒト動物。
(項目7)
ADAM6タンパク質またはその機能的断片をコードする前記ヌクレオチド配列が、免疫グロブリン遺伝子セグメント内に存在する、先行する項目のいずれか1項に記載の非ヒト動物。
(項目8)
前記免疫グロブリン遺伝子セグメントが、ヒトκ軽鎖遺伝子セグメントである、項目7に記載の非ヒト動物。
(項目9)
前記免疫グロブリン遺伝子セグメントが、前記非ヒト動物の内因性重鎖遺伝子セグメントである、項目7または8に記載の非ヒト動物。
(項目10)
前記非ヒト動物が、該非ヒト動物において免疫グロブリンV L ドメインを形成するように再配列することができない、内因性免疫グロブリンV L および/またはJ L 遺伝子セグメントを含む、先行する項目のいずれか1項に記載の非ヒト動物。
(項目11)
(a)前記非ヒト動物の内因性免疫グロブリン重鎖遺伝子座における1つまたは複数の再配列していないヒトVκ遺伝子セグメントおよび1つまたは複数の再配列していないヒトJκ遺伝子セグメント、
(b)該非ヒト動物の内因性免疫グロブリン軽鎖遺伝子座における1つまたは複数の再配列していないヒトVκ遺伝子セグメントおよび1つまたは複数の再配列していないヒトJκ遺伝子セグメント
を含む遺伝子改変された非ヒト動物であって、ADAM6タンパク質またはその機能的断片を発現することができる、非ヒト動物。
(項目12)
項目1または11に記載の非ヒト動物由来の細胞。
(項目13)
前記細胞がB細胞である、項目12に記載の細胞。
(項目14)
項目13に記載のB細胞から生成されたハイブリドーマ。
(項目15)
前記非ヒト動物が齧歯動物である、項目12に記載の細胞。
(項目16)
前記齧歯動物がマウスおよびラットから選択される、項目15に記載の細胞。
(項目17)
(a)項目1または11に記載の非ヒト動物を、対象の抗原に曝露させる工程と;
(b)該非ヒト動物の1つまたは複数のBリンパ球を単離する工程であって、該1つまたは複数のBリンパ球が、対象の該抗原を結合するV L 結合タンパク質を発現する、工程と;
(c)対象の該抗原を結合する該V L 結合タンパク質のV L ドメインをコードする核酸配列を同定する工程であって、該V L 結合タンパク質が、ヒトVκドメインおよび非ヒト軽鎖定常ドメイン、ならびにヒトVκドメインおよび非ヒト重鎖定常ドメインを含む、工程と;
(d)(c)の該核酸配列を、ヒト免疫グロブリン定常領域核酸配列と共に用いて、対象の該抗原を結合するヒト抗原結合タンパク質を作製する工程とを含む、対象の抗原に結合する抗原結合タンパク質を作製するための方法が提供される。
(項目18)
前記V L 結合タンパク質の非ヒト軽鎖定常領域がマウスCκであり、且つ前記非ヒト重鎖定常領域がマウス重鎖定常領域である、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記非ヒト動物がマウスである、項目17または18に記載の方法。
(項目20)
非ヒト免疫グロブリン重鎖定常領域遺伝子に作動可能に連結した1つまたは複数のヒト免疫グロブリン軽鎖遺伝子セグメントを含む齧歯動物であって、1つまたは複数のADAM6タンパク質を発現する、齧歯動物。
(項目21)
前記1つまたは複数のヒト免疫グロブリン軽鎖遺伝子セグメントがヒトVκ遺伝子セグメントおよびヒトJκ遺伝子セグメントである、項目20に記載の齧歯動物。
(項目22)
前記非ヒト免疫グロブリン重鎖定常領域遺伝子がマウスまたはラット重鎖定常領域遺伝子である、項目20または21に記載の齧歯動物。
(項目23)
前記免疫グロブリン重鎖定常領域遺伝子がC H 1領域および/またはヒンジ領域を含む、項目20〜22のいずれか1項に記載の齧歯動物。
(項目24)
1つまたは複数の内因性免疫グロブリン重鎖遺伝子配列の欠失または置き換えを含む、項目20〜23のいずれか1項に記載の齧歯動物。
(項目25)
前記内因性V H 遺伝子セグメント、D H 遺伝子セグメント、およびJ H 遺伝子セグメントが、再配列したV/D/J配列を形成するように再配列することができない、項目20〜24のいずれか1項に記載の齧歯動物。
(項目26)
内因性ADAM6遺伝子の欠失を含み、且つ異所性マウスADAM6遺伝子をさらに含む、項目20〜25のいずれか1項に記載の齧歯動物。
(項目27)
マウスまたはラットから選択される、項目20〜26のいずれか1項に記載の齧歯動物。
(項目28)
(a)雄齧歯動物において内因性ADAM6活性の低減または消失をもたらす齧歯動物重鎖免疫グロブリン遺伝子座の第1の改変を行う工程であって、該第1の改変が、1つまたは複数のヒトV L 遺伝子セグメント、1つまたは複数のヒトJ L 遺伝子セグメント、およびそれらの組み合わせから選択される遺伝子セグメントの挿入を包含する、工程;ならびに
(b)雄齧歯動物において機能的であるADAM6活性を該齧歯動物に付与する核酸配列を該齧歯動物に付加するように第2の改変を行う工程
を含む、齧歯動物の重鎖免疫グロブリン遺伝子座を改変するための方法。
(項目29)
前記第1の改変が、1つまたは複数のV L 遺伝子セグメントおよび1つまたは複数のJ L 遺伝子セグメントと共に再配列することができる1つまたは複数のヒトD H 遺伝子セグメントの挿入をさらに含む、項目28に記載の方法。
(項目30)
前記1つまたは複数のV L 遺伝子セグメントおよび1つまたは複数のヒトJ L 遺伝子セグメントが、Vκ遺伝子セグメントおよびJκ遺伝子セグメント、またはVλ遺伝子セグメントおよびJλ遺伝子セグメントである、項目28に記載の方法。
(項目31)
雄齧歯動物において機能的であるADAM6活性を前記齧歯動物に付与する前記核酸配列が、前記1つまたは複数のヒトV L 遺伝子セグメントおよび/または前記1つまたは複数のヒトJ L 遺伝子セグメントに近接している、項目28〜30のいずれか1項に記載の方法。
(項目32)
前記第1および前記第2の改変が、単一ES細胞において行われ、且つ該単一ES細胞が、前記齧歯動物を作製するために宿主胚へと導入される、項目28〜31のいずれか1項に記載の方法。
Claims (25)
- 非ヒト動物であって、そのゲノムが、以下:
(a)1つまたは複数のヒトVL遺伝子セグメントおよび1つまたは複数のヒトJL遺伝子セグメントの、非ヒト免疫グロブリン軽鎖定常領域遺伝子の上流への挿入であって、該1つまたは複数のヒトV L 遺伝子セグメントおよび該1つまたは複数のヒトJ L 遺伝子セグメントは、該非ヒト免疫グロブリン軽鎖定常領域遺伝子に作動可能に連結されている、挿入、
(b)1つまたは複数のヒトVL遺伝子セグメントおよび1つまたは複数のヒトJL遺伝子セグメントの、非ヒト免疫グロブリン重鎖定常領域遺伝子の上流への挿入であって、該1つまたは複数のヒトV L 遺伝子セグメントおよび該1つまたは複数のヒトJ L 遺伝子セグメントは、該非ヒト免疫グロブリン重鎖定常領域遺伝子に作動可能に連結されている、挿入、および
(c)ADAM6タンパク質またはその機能的断片をコードする異所性核酸配列であって、該ADAM6タンパク質またはその機能的断片が該異所性核酸配列から発現する、異所性核酸配列
を含む、
非ヒト動物。 - 前記非ヒト免疫グロブリン重鎖定常領域遺伝子が、齧歯動物免疫グロブリン重鎖定常領域遺伝子であり、および/または前記非ヒト免疫グロブリン軽鎖定常領域遺伝子が、齧歯動物免疫グロブリン軽鎖定常領域遺伝子である、請求項1に記載の非ヒト動物。
- 前記非ヒト免疫グロブリン軽鎖定常領域遺伝子がマウスCκである、請求項1または2に記載の非ヒト動物。
- 前記非ヒト免疫グロブリン軽鎖定常領域遺伝子の上流の前記1つまたは複数のヒトVL遺伝子セグメントおよび前記1つまたは複数のヒトJL遺伝子セグメントが1つまたは複数のヒトVκ遺伝子セグメントおよび1つまたは複数のヒトJκ遺伝子セグメントである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の非ヒト動物。
- 前記非ヒト免疫グロブリン重鎖定常領域遺伝子の上流の前記1つまたは複数のヒトVL遺伝子セグメントおよび前記1つまたは複数のヒトJL遺伝子セグメントが1つまたは複数のヒトVκ遺伝子セグメントおよび1つまたは複数のヒトJκ遺伝子セグメントである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の非ヒト動物。
- ADAM6タンパク質またはその機能的断片をコードする前記核酸配列が、野生型非ヒトADAM6遺伝子座に比較して同じ場所に存在する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の非ヒト動物。
- ADAM6タンパク質またはその機能的断片をコードする前記核酸配列が、免疫グロブリン遺伝子セグメント内に存在する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の非ヒト動物。
- 前記免疫グロブリン遺伝子セグメントが、ヒトκ軽鎖遺伝子セグメントである、請求項7に記載の非ヒト動物。
- 前記免疫グロブリン遺伝子セグメントが、前記非ヒト動物の内因性重鎖遺伝子セグメントである、請求項7に記載の非ヒト動物。
- 前記非ヒト動物が、該非ヒト動物において免疫グロブリン軽鎖可変領域配列を形成するように再配列することができない、内因性V L 遺伝子セグメントおよび/または内因性JL遺伝子セグメントを含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の非ヒト動物。
- そのゲノムが、
(a)前記非ヒト動物の内因性免疫グロブリン重鎖遺伝子座における1つまたは複数の再配列していないヒトVκ遺伝子セグメントおよび1つまたは複数の再配列していないヒトJκ遺伝子セグメント、
(b)該非ヒト動物の内因性免疫グロブリン軽鎖遺伝子座における1つまたは複数の再配列していないヒトVκ遺伝子セグメントおよび1つまたは複数の再配列していないヒトJκ遺伝子セグメント
を含む遺伝子改変された非ヒト動物であって、ADAM6タンパク質またはその機能的断片を発現することができる、非ヒト動物。 - 前記非ヒト動物がマウスである、請求項1〜11のいずれか1項に記載の非ヒト動物。
- 請求項1〜12のいずれか1項に記載の非ヒト動物由来の細胞。
- 前記細胞がB細胞である、請求項13に記載の細胞。
- 請求項14に記載のB細胞から生成されたハイブリドーマ。
- 前記非ヒト動物が齧歯動物である、請求項13に記載の細胞。
- 前記齧歯動物がマウスおよびラットから選択される、請求項16に記載の細胞。
- (a)請求項1〜12のいずれか1項に記載の非ヒト動物を、対象の抗原に曝露させる工程と;
(b)該非ヒト動物の1つまたは複数のBリンパ球を単離する工程であって、該1つまたは複数のBリンパ球が、対象の該抗原を結合する軽鎖可変ドメイン結合タンパク質を発現する、工程と;
(c)対象の該抗原を結合する該軽鎖可変ドメイン結合タンパク質の軽鎖可変ドメインのうちの1つをコードする該1つまたは複数のBリンパ球由来の核酸配列を同定する工程であって、該軽鎖可変ドメイン結合タンパク質が、非ヒト軽鎖定常ドメインに作動可能に連結されたヒトκ軽鎖可変ドメイン、ならびに非ヒト重鎖定常ドメインに作動可能に連結されたヒトκ軽鎖可変ドメインを含む、工程と;
(d)(c)の該核酸配列を、ヒト免疫グロブリン定常領域核酸配列と共に用いて、対象の該抗原を結合するヒト抗原結合タンパク質を作製する工程とを含む、対象の抗原に結合する抗原結合タンパク質を作製するための方法。 - (c)の前記軽鎖可変結合タンパク質の非ヒト軽鎖定常ドメインがマウスCκによってコードされ、且つ前記非ヒト重鎖定常ドメインがマウス重鎖定常領域遺伝子によってコードされる、請求項18に記載の方法。
- 前記非ヒト動物がマウスである、請求項18または19に記載の方法。
- (a)雄齧歯動物において内因性ADAM6活性の低減または消失をもたらす齧歯動物免疫グロブリン重鎖遺伝子座の第1の改変を行う工程であって、該第1の改変が、1つまたは複数のヒトVL遺伝子セグメント、1つまたは複数のヒトJL遺伝子セグメント、またはそれらの組み合わせを含む挿入を包含する、工程;ならびに
(b)雄齧歯動物において機能的であるADAM6活性を該齧歯動物に付与する核酸配列を該齧歯動物に付加するように第2の改変を行う工程
を含む、齧歯動物の免疫グロブリン重鎖遺伝子座を改変するための方法。 - 前記1つまたは複数のヒトVL遺伝子セグメントおよび前記1つまたは複数のヒトJL遺伝子セグメントが、(1)1つまたは複数のヒトVκ遺伝子セグメントおよび1つまたは複数のヒトJκ遺伝子セグメント、または(2)1つまたは複数のヒトVλ遺伝子セグメントおよび1つまたは複数のヒトJλ遺伝子セグメントである、請求項21に記載の方法。
- 雄齧歯動物において機能的であるADAM6活性を前記齧歯動物に付与する前記核酸配列が、前記1つまたは複数のヒトVL遺伝子セグメントおよび/または前記1つまたは複数のヒトJL遺伝子セグメントに近接している、請求項21または22に記載の方法。
- 前記第1および前記第2の改変が、単一ES細胞において行われ、且つ該単一ES細胞が、前記齧歯動物を作製するために宿主胚へと導入される、請求項21〜23のいずれか1項に記載の方法。
- 前記齧歯動物がマウスである、請求項21〜24のいずれか1項に記載の方法。
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