JP2020530760A5 - - Google Patents

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JP2020530760A5
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  1. 抗体軽鎖遺伝子座(第一の遺伝子座)を含み、遺伝子座が(5'から3'方向に)、
    (a)軽鎖Eiκイントロンエンハンサー;
    (b)再構成された抗体Vドメインをコードする再構成された抗体可変領域;及び
    (c)軽鎖Cドメインをコードする抗体軽鎖定常領域
    を含み、遺伝子座が、(NからC末端方向に)前記再構成されたVドメイン及び前記Cドメインを含む抗体鎖を発現するように作動可能である、細胞であって、
    細胞ゲノムが、第二の抗体遺伝子座を含み、第二の抗体遺伝子座が、
    (a)1つ又は複数のVH遺伝子セグメント;
    (b)1つ又は複数のDH遺伝子セグメント;
    (c)1つ又は複数のJH遺伝子セグメント;及び
    (d)1つ又は複数のCHドメインをコードする重鎖定常領域
    を(5'から3'方向に)含む再構成されていない抗体重鎖遺伝子座であり、
    重鎖遺伝子座が、複数の重鎖を発現するように作動可能であり
    重鎖遺伝子座が、
    (i)IGHV1-3、IGHV1-8、IGHV1-18、IGHV1-46、IGHV3-7、IGHV3-9、IGHV3-11、IGHV3-15、IGHV3-20、IGHV3-21、IGHV3-23、IGHV3-30、IGHV3-33、IGHV3-48、IGHV3-53、IGHV4-4、IGHV4-31、IGHV4-34、IGHV4-39、IGHV4-59、IGHV4-61、IGHV5-51、IGHV6-1及びIGHV7-4-1からなる群の全てのヒトVH遺伝子セグメント、又は
    (ii)IGHV1-3*01、IGHV1-8*01、IGHV1-18*01、IGHV1-46*03、IGHV3-7*01、IGHV3-9*01、IGHV3-11*01、IGHV3-15*01、IGHV3-20*d01、IGHV3-21*03、IGHV3-23*04、IGHV3-30*18、IGHV3-33*01、IGHV3-48*02、IGHV3-53*01、IGHV4-4*02、IGHV4-31*03、IGHV4-34*01、IGHV4-39*01、IGHV4-59*01、IGHV4-61*01、IGHV5-51*01、IGHV6-1*01及びIGHV7-4-1*01からなる群の少なくとも5のヒトVH遺伝子セグメント
    を含む、細胞
  2. 遺伝子座がカッパ軽鎖遺伝子座である、請求項1に記載の細胞。
  3. (a)再構成されたVドメインがVκであり、CドメインがCκであり;
    (b)再構成されたVドメインがVκであり、CドメインがCλであり;
    (c)再構成されたVドメインがVλであり、CドメインがCλであり;又は
    (d)再構成されたVドメインがVλであり、CドメインがCκである、請求項1又は2に記載の細胞。
  4. 遺伝子座が(5'から3'方向に)、
    (a)可変領域の転写を促進する作動可能なプロモーター;
    (b)可変ドメインシグナルペプチドをコードするヌクレオチド配列;
    (c)前記イントロンエンハンサー;
    (d)前記再構成された抗体可変領域;及び
    (e)前記抗体軽鎖定常領域
    を含み、遺伝子座は、前記可変ドメインのアミノ酸配列に融合された前記シグナルペプチド配列を(NからC末端方向に)コードするRNA転写物を発現するように作動可能である、請求項1から3のいずれか一項に記載の細胞。
  5. ES、iPS、ハイブリドーマ又はB細胞である、請求項1から4のいずれか一項に記載の細胞。
  6. 再構成されたVドメインが、カッパ又はラムダVドメインである、請求項1から5のいずれか一項に記載の細胞。
  7. 可変領域が第一の所定の抗原又は第一のエピトープに対する結合特異性を有するVドメインをコードし、遺伝子座が前記特異性を保持するVドメインを含む抗体鎖を発現するように作動可能である、請求項1から6のいずれか一項に記載の細胞。
  8. 細胞が、第二の抗体鎖を発現するように作動可能である第二の抗体遺伝子座を含み、第二の鎖が、第一の再構成されたVドメインと共に結合部位を形成する第二の再構成されたVドメインを含み、結合部位が所定の抗原又はエピトープに特異的に結合可能である、請求項1から7のいずれか一項に記載の細胞。
  9. 所定の抗原が互いに異なり、前記他の及び第二のVドメインが異なり;又はエピトープが互いに異なり、前記他の及び第二のVドメインが異なる、請求項7に従属する場合の請求項8に記載の細胞。
  10. (a)第一のドメインがVLドメインであり、第二の及び前記他のVドメインがVHドメインであり;又は
    (b)第一のドメインがVHドメインであり、第二の及び前記他のVドメインがVLドメインである、請求項9に記載の細胞。
  11. 可変領域がエンハンサーの3'に、0.5kb内にある、請求項1から10のいずれか一項に記載の細胞。
  12. 遺伝子座が定常領域の3'にある第二のエンハンサーを含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の細胞。
  13. 細胞が非ヒト哺乳動物、マウス、ラット又はげっ歯類細胞である、請求項1から12のいずれか一項に記載の細胞。
  14. 前記定常領域が細胞の内因性抗体遺伝子座にある、請求項1から13のいずれか一項に記載の細胞。
  15. 前記内因性遺伝子座が内因性カッパ鎖遺伝子座である、請求項1に従属する場合の請求項14に記載の細胞。
  16. 遺伝子座が、内因性抗体遺伝子座の外側の位置で細胞のゲノムによって含まれる導入遺伝子によって含まれる、請求項1から13のいずれか一項に記載の細胞。
  17. 細胞が前記遺伝子座に関してホモ接合性である、請求項1から16のいずれか一項に記載の細胞。
  18. 鎖遺伝子座が、複数の抗原特異性又は親和性を含む、複数の重鎖を発現するように作動可能であり、各前記重鎖は、第一の遺伝子座によってコードされる抗体鎖と対合可能で、抗原結合部位を含む対合した鎖を産生する、請求項1に従属する場合の請求項1から17のいずれか一項に記載の細胞。
  19. 各可変領域又は遺伝子セグメントがヒトである、請求項1から18のいずれか一項に記載の細胞。
  20. 細胞がマウス細胞であり、各定常領域がマウス、ラット又はヒト定常領域である、請求項1から19のいずれか一項に記載の細胞。
  21. 各前記エンハンサーが細胞の内因性エンハンサーである、請求項1から20のいずれか一項に記載の細胞。
  22. 細胞がマウス細胞であり、各前記エンハンサーがマウスエンハンサーである、請求項1から21のいずれか一項に記載の細胞。
  23. (a)細胞がマウス細胞であり、可変領域がヒト可変領域であり、イントロンエンハンサーが細胞の内因性抗体遺伝子座でのマウスイントロンエンハンサーであり、前記定常領域がマウス、ラット又はヒト定常領域である;又は
    (b)細胞がラット細胞であり、可変領域がヒト可変領域であり、イントロンエンハンサーが細胞の内因性抗体遺伝子座でのラットイントロンエンハンサーであり、前記定常領域がマウス、ラット又はヒト定常領域である、請求項1から22のいずれか一項に記載の細胞。
  24. 再構成された可変領域が、
    (a)ヒトIGLV3-21及びIGLJ3の再構成であり、任意選択でヒト生殖系列IGLV3-21プロモーター及び/又はシグナルペプチドコードヌクレオチド配列に作動可能に連結されている;
    (b)ヒトIGK1-39及びIGKJ1又は5の再構成であり、任意選択でヒト生殖系列IGKV1-39プロモーター及び/又はシグナルペプチドコードヌクレオチド配列に作動可能に連結されている;
    (c)ヒトIGK3-20及びIGKJ1又は5の再構成であり、任意選択でヒト生殖系列IGKV3-20プロモーター及び/又はシグナルペプチドコードヌクレオチド配列に作動可能に連結されている;
    (d)ヒトVpreB及びJλ5の再構成であり、任意選択でヒト生殖系列VpreBプロモーター及び/又はシグナルペプチドコードヌクレオチド配列に作動可能に連結されている、請求項1から23のいずれか一項に記載の細胞。
  25. 請求項1から24のいずれか一項に記載の複数の細胞を含むトランスジェニック非ヒト脊椎動物。
  26. 前記脊椎動物の生殖系列が、請求項1から24のいずれか一項に規定される、第一の遺伝子座(及び任意選択で第二の遺伝子座)を含む、請求項25に記載の脊椎動物。
  27. 脊椎動物が、前記細胞と第一の遺伝子座を含まない複数の他の細胞のキメラであり、脊椎動物の生殖系列が前記第一の遺伝子座を含まない、請求項25に記載の脊椎動物。
  28. 第一の複数の細胞及び第二の複数の細胞を含み、第一の複数の細胞が同じ第一の同一の抗体遺伝子座を含み、第二の複数の細胞が同じ追加の同一の抗体遺伝子座を含み、各前記抗体遺伝子座が、請求項1から24のいずれか一項に規定の第一の遺伝子座の通りであり、脊椎動物が、前記第一の同一の遺伝子座からの第一の複数の抗体鎖及び前記追加の遺伝子座からの第二の複数の抗体鎖を発現可能であり、並びに第一の細胞の抗体遺伝子座が、第二の細胞の抗体遺伝子座と異なる、請求項25から27のいずれか一項に記載の脊椎動物。
  29. 脊椎動物が第三の複数の細胞を含み、第三の複数の細胞が同じ更なる抗体遺伝子座を含み、更なる遺伝子座が請求項1から24のいずれか一項に規定され且つ第一及び第二の細胞の前記抗体遺伝子座と異なり、脊椎動物が、更なる遺伝子座からの第三の複数の抗体鎖を発現可能である、請求項28に記載の脊椎動物。
  30. 脊椎動物が、前記細胞と請求項1から24のいずれか一項に規定の第一の遺伝子座又は前記追加の又は更なる遺伝子座を含まない複数の他の細胞のキメラである、請求項28又は29に記載の脊椎動物。
  31. 抗体軽鎖レパートリーが、単一の再構成されたVLドメイン種に関して少なくとも99%純粋である、請求項25から30のいずれか一項に記載の脊椎動物。
  32. トランスジェニック非ヒト脊椎動物であって、脊椎動物の抗体軽鎖レパートリーの全てのVLドメインの少なくとも95%が、脊椎動物のゲノムによって含まれる同じ軽鎖可変領域配列によってコードされ、組換えに由来する全てのVLドメインの少なくとも99%が、同じVLアミノ酸配列を含む、トランスジェニック非ヒト脊椎動物。
  33. 請求項1から24のいずれか一項に規定の複数の第一の遺伝子座を含む、請求項25から32のいずれか一項に記載の脊椎動物の複数の脾臓、骨髄、B細胞又は血液細胞。
  34. 脾臓、骨髄、B細胞、ハイブリドーマ、CHO細胞、HEK細胞、MEF細胞、COS細胞、HeLa細胞又は血液細胞の集団であって、各細胞が請求項1又は請求項1に従属する場合の請求項2から24のいずれか一項に規定され;任意選択で、細胞が少なくとも10の異なる抗体種を発現し、
    (a)少なくとも95%の抗体が同じ軽鎖VLドメインを共有し、集団が少なくとも10の異なるVHドメイン種を含み;又は
    (b)抗体が、第一のVL遺伝子セグメント及び第一のJL遺伝子セグメントの組換えに由来するVLドメインを含み、前記組換えに由来する全ての前記VLドメインの少なくとも95%が、同じVLアミノ酸配列を含み、集団が少なくとも10の異なるVHドメイン種を含む、集団。
  35. 抗体、抗体可変ドメイン、抗体若しくは抗体可変ドメインをコードするヌクレオチド配列、又は抗体若しくはドメインを発現可能である発現ベクター若しくは宿主細胞を同定する又は得るための方法であって、抗体若しくはドメインが、標的抗原に特異的に結合可能であり、方法が、
    (a)請求項34に記載の細胞集団を、前記抗原と接触させる工程;
    (b)前記集団によって発現される又は含まれる抗体を前記抗原に結合させる工程;及び
    (c)抗原に結合する1つ又は複数の抗体を単離する又は同定する工程、又は前記1つ又は複数の抗体のVH及び/又はVLドメインを単離する又は同定する工程;又は前記VH又はVLをコードするヌクレオチド配列を同定する工程;及び
    (d)任意選択で、
    (i)同定された前記抗体又はドメインを、それをコードするヌクレオチド配列と相関させ、それによって、前記配列を同定する工程;
    (ii)前記配列を増幅する工程及びコードされる抗体又はドメインの発現のために配列を発現ベクター又は宿主細胞ゲノムに挿入する工程;及び
    (iii)任意選択で、前記抗体又はドメインを発現させる工程及び単離する工程
    を含み、工程(i)及び(ii)は、任意の順序で実施することができる、方法。
  36. 同定された抗体のVH及びVLドメインをコードするVH及びVLヌクレオチド配列を増幅する方法を使用する工程を含み、VH及びVLヌクレオチド配列を、VH及びVLの共発現のためにベクター又は細胞に挿入して、抗原に結合可能な対合したVH/VL結合部位を生成する工程、及び結合部位を発現させる工程(及び任意選択で単離する工程)を更に含む、請求項35に記載の方法。
  37. VHドメインの更なる種の存在下でVH及びVLを発現させる工程を含み、VL及び更なるVHが、更なる抗原に結合可能な更なる対合したVH/VL部位を形成し、更なる抗原及び請求項36に記載された抗原が異なり、方法が、結合部位を共発現させる工程(及び任意選択で単離する工程)を含み、結合部位が、ベクター又は細胞によってコードされる二重特異性抗体によって含まれ、二重特異性抗体が、各抗原に対するそれぞれの結合部位を含む、請求項36に記載の方法。
  38. 二重特異性抗体が、第一の重鎖-軽鎖対及び第二の重鎖-軽鎖対を含む4鎖抗体であり、
    (a)第一及び第二の対における軽鎖が、前記VLドメインを含み、
    (b)第一の対の重鎖が、請求項36に記載されたVHドメインを含み、VHドメインが、前記VLドメインとVH/VL結合部位を形成し、及び結合部位が、請求項36に記載された前記抗原に特異的に結合可能であり;
    (c)第二の対の重鎖が、前記VLドメインとVH/VL結合部位を形成する、前記更なるVHドメインを含み、及び結合部位が、請求項37に記載された前記更なる抗原に特異的に結合可能である、請求項37に記載の方法。
  39. 各4鎖抗体が変異型重鎖定常領域を含み、第一及び第二の重鎖-軽鎖対の重鎖の対合を促進し;任意選択で、変異がノブ-イン-ホール変異又は荷電対合変異である、請求項38に記載の方法。
  40. VL及び/又はVHコードヌクレオチド配列を請求項34又は38に規定の細胞から得る工程及び工程(d)(i)において、ヌクレオチド配列を使用して、その1つ又は複数と、抗原を結合する前記抗体の1つ又は複数のVH及び/又はVLドメインとを相関させる工程を含む、請求項35から39のいずれか一項に記載の方法。
  41. 抗体又は抗体可変ドメインをコードするヌクレオチド配列を得るための方法であって、抗体若しくはドメインが、標的抗原に特異的に結合可能であり、方法が、
    (a)VL及び/又はVHコードヌクレオチド配列を請求項34又は38に規定の細胞から得る工程;
    (b)前記配列を増幅する工程;及び
    (c)任意選択で、コードされる抗体又はドメインの発現のために配列を発現ベクター又は宿主細胞ゲノムに挿入する工程
    を含む、方法。
  42. 抗原に特異的に結合する抗体の産生のための、抗体産生細胞株を得るための方法であって、VH及びVLコードヌクレオチド配列を、宿主細胞のゲノムに挿入する工程を含み、
    (a)各VH配列が、VH及びCドメインを含む細胞による重鎖の発現のために抗体重鎖定常領域の5'に作動可能に挿入され;
    (b)各VL配列が、VL及びCドメインを含む細胞による軽鎖の発現のために抗体軽鎖定常領域の5'に作動可能に挿入され;
    (c)発現される重鎖が、軽鎖と対合可能で、重鎖-軽鎖対を産生し、各対が、抗原に結合可能なVH/VL結合部位を含み;及び
    (d)VH及びVLコードヌクレオチド配列が、請求項34に規定の1つ又は複数の細胞のVH及びVLコードヌクレオチド配列の配列である、方法。
  43. 第一及び第二のVHコードヌクレオチド配列を細胞ゲノムに挿入する工程を含み、
    (a)第一のVH(第一の重鎖の一部として発現される場合)が、VL(軽鎖の一部として発現される場合)と対合可能で、第一の抗原に特異的に結合可能な第一のVH/VL結合部位を形成し;
    (b)第二のVH(第二の重鎖の一部として発現される場合)が、VL(軽鎖の一部として発現される場合)と対合可能で、第二の抗原に特異的に結合可能な第二のVH/VL結合部位を形成し;及び
    (c)第一及び第二の抗原が、異なり;
    第一及び第二の重鎖及び軽鎖が、対合可能で、第一の重鎖-軽鎖対及び第二の重鎖-軽鎖対を含む二重特異性4鎖抗体を産生し、
    (d)第一の重鎖-軽鎖対の重鎖が、第一のVHを含み;及び
    (e)第二の重鎖-軽鎖対の重鎖が、第二のVHドメインを含む、請求項42に記載の方法。
  44. 二重特異性4鎖抗体を産生するための方法であって、二重特異性抗体が、第一及び第二の抗原に対する、それぞれの結合部位を含み、抗原が互いに異なり、各抗体が第一の重鎖-軽鎖対及び第二の重鎖-軽鎖対を含み、
    (a)第一の重鎖-軽鎖対の重鎖が、第一のVHを含み、第一のVH(第一の重鎖の一部として発現される場合)が、VL(軽鎖の一部として発現される場合)と対合可能で、第一の抗原に特異的に結合可能な第一のVH/VL結合部位を形成し;及び
    (b)第二の重鎖-軽鎖対の重鎖が、第二のVHを含み、第二のVH(第二の重鎖の一部として発現される場合)が、前記VL(軽鎖の一部として発現される場合)と対合可能で、第二の抗原に特異的に結合可能な第二のVH/VL結合部位を形成し;
    方法が、
    (c)(i)第一の細胞ゲノムに前記第一のVHをコードするヌクレオチド配列を挿入する工程であって、VH配列が、第一のVH及びCドメインを含む第一の重鎖の発現のために抗体重鎖定常領域の5'に作動可能に挿入される工程;及び(ii)細胞を培養して第一の重鎖を発現する第一の細胞株を産生する工程によって第一の重鎖を発現可能な第一の細胞株を産生する工程;
    (d)(i)第二の細胞ゲノムに前記第二のVHをコードするヌクレオチド配列を挿入する工程であって、VH配列が、第二のVH及びCドメインを含む第二の重鎖の発現のために抗体重鎖定常領域の5'に作動可能に挿入される工程;及び(ii)細胞を培養して第二の重鎖を発現する第二の細胞株を産生する工程によって第二の重鎖を発現可能な第二の細胞株を産生する工程;
    (e)第一の重鎖を第一の細胞株から、及び第二の重鎖を第二の細胞株から発現させる工程及び前記第一のVHを含む第一の重鎖、前記第二のVHを含む第二の重鎖及び前記VLを含む軽鎖を一緒に混合する工程であって、それによって、(iii)第一の重鎖が、軽鎖と対合して前記第一の重鎖-軽鎖対を産生し、(iv)第二の重鎖が、軽鎖と対合して前記第二の重鎖-軽鎖対を産生し;及び(v)第一の重鎖-軽鎖対が、第二の重鎖-軽鎖対と対合し、それによって、前記二重特異性抗体を産生する工程
    を含み、VH及び/又はVLコードヌクレオチド配列が、請求項34に規定の1つ又は複数の細胞のVH及び/又はVLコードヌクレオチド配列の配列である、方法。
  45. (a)(i)第三の細胞ゲノムに前記VLをコードするヌクレオチド配列を挿入する工程であって、VL配列が、VL及びCドメインを含む軽鎖の発現のために抗体軽鎖定常領域の5'に作動可能に挿入される工程;及び(ii)細胞を培養して軽鎖を発現する第三の細胞株を産生する工程によって軽鎖を発現可能な第三の細胞株を産生する工程;
    (b)軽鎖を第三の細胞株から発現させる工程であって、軽鎖が、請求項44に規定の工程(e)の軽鎖である工程
    を含む、請求項44に記載の方法。
  46. (a)第一及び/又は第二の細胞又は細胞株のゲノムに前記VLをコードするヌクレオチド配列を挿入する工程であって、VL配列が、VL及びCドメインを含む軽鎖の発現のために抗体軽鎖定常領域の5'に作動可能に挿入される工程;及び
    (b)軽鎖をVH配列を含む細胞株から発現させる工程であって、軽鎖が、請求項44に規定の工程(e)の軽鎖である工程
    を含む、請求項44に記載の方法。
  47. 前記鎖を混合する工程が、細胞株を共培養する工程によって実施される、請求項4445又は46に記載の方法。
  48. 前記鎖を混合する工程が、細胞株によって発現される鎖を単離する工程及び単離された鎖を一緒に混合する工程によって実施される、請求項4445又は46に記載の方法。
  49. 二重特異性4鎖抗体を産生するための方法であって、二重特異性抗体が、第一及び第二の抗原に対する、それぞれの結合部位を含み、抗原が互いに異なり、各抗体が第一の重鎖-軽鎖対及び第二の重鎖-軽鎖対を含み、
    (a)第一の重鎖-軽鎖対の重鎖が、第一のVHを含み、第一のVH(第一の重鎖の一部として発現される場合)が、VL(軽鎖の一部として発現される場合)と対合可能で、第一の抗原に特異的に結合可能な第一のVH/VL結合部位を形成し;及び
    (b)第二の重鎖-軽鎖対の重鎖が、第二のVHを含み、第二のVH(第二の重鎖の一部として発現される場合)が、前記VL(軽鎖の一部として発現される場合)と対合可能で、第二の抗原に特異的に結合可能な第二のVH/VL結合部位を形成し;
    方法が、
    (c)前記第一のVHを含む第一の重鎖、前記第二のVHを含む第二の重鎖及び前記VLを含む軽鎖を一緒に混合する工程であって、それによって、(i)第一の重鎖が、軽鎖と対合して前記第一の重鎖-軽鎖対を産生し、(ii)第二の重鎖が、軽鎖と対合して前記第二の重鎖-軽鎖対を産生し;及び(iii)第一の重鎖-軽鎖対が、第二の重鎖-軽鎖対と対合し、それによって、前記二重特異性抗体を産生する工程を含み、
    VH及び/又はVLが、VH及び/又はVLコードヌクレオチド配列によってコードされ、ヌクレオチド配列が、請求項34に規定の1つ又は複数の細胞のVH及び/又はVLコードヌクレオチド配列の配列である、方法。
  50. 各4鎖抗体が変異型重鎖定常領域を含み、第一及び第二の重鎖-軽鎖対の重鎖の対合を促進し;任意選択で、変異がノブ-イン-ホール変異又は荷電対合変異である、請求項44から49のいずれか一項に記載の方法。
  51. ヒト又は非ヒト動物対象における疾患又は状態を治療する又は予防するための医薬組成物を産生するための方法であって、
    (a)抗体を請求項42又は43に記載の方法によって産生される細胞株から発現させる工程;及び
    (b)抗体を希釈剤又は賦形剤と混合する工程
    を含み、
    (c)任意選択で、抗体が、請求項44から50のいずれか一項に記載の方法によって得られる抗体と同一である、方法。
  52. ヒト又は非ヒト動物対象における疾患又は状態を治療する又は予防するための医薬組成物を産生するための方法であって、二重特異性抗体を希釈剤又は賦形剤と混合する工程を含み、抗体が、請求項44から50のいずれか一項に記載の方法によって得られる抗体と同一である、方法。
  53. 請求項1から24のいずれか一項に記載の細胞又は請求項25から32のいずれか一項に記載の脊椎動物を産生するための方法であって、
    (a)再構成された抗体Vドメインをコードする再構成された抗体可変領域を含む核酸を得る工程;及び
    (b)可変領域又はそのコピーを細胞のゲノムに挿入し、それによって、可変領域が前記ゲノム中の抗体遺伝子座によって含まれる工程であって、
    遺伝子座が(5'から3'方向に)、
    (c)抗体遺伝子座イントロンエンハンサー;
    (d)前記再構成された抗体可変領域;及び
    (e)抗体Cドメインをコードする抗体定常領域
    を含み、遺伝子座が(NからC末端方向に)前記再構成されたVドメイン及び前記Cドメインを含む抗体鎖を発現するように作動可能である工程;及び
    (f)任意選択で、細胞が非ヒト脊椎動物ES細胞又はiPS細胞であり、方法が、請求項25から32のいずれか一項に記載の非ヒト脊椎動物を細胞から生成する工程を更に含む、方法。
  54. 可変ドメインがVLであり、CドメインがCLである、請求項53に記載の方法。
  55. 前記挿入する工程が、細胞の染色体DNAとの相同組換え又は部位特異的組換えを使用して実施される、請求項53又は54に記載の方法。
  56. (5'から3'方向に)、
    (a)前記イントロンエンハンサー;
    (b)前記再構成された抗体可変領域;及び
    (c)前記抗体定常領域
    を含む導入遺伝子を得る工程;及び
    前記導入遺伝子を細胞のゲノムに挿入し、それによって、前記抗体遺伝子座が、細胞によって含まれる工程
    を含む、請求項53から55のいずれか一項に記載の方法。
  57. 前記可変領域を、
    (a)細胞ゲノムの軽鎖遺伝子座のCLとイントロンエンハンサーとの間;又は
    (b)細胞ゲノムの重鎖遺伝子座のCμとイントロンエンハンサー(Eμ)との間
    に挿入する工程を含む、請求項53から55のいずれか一項に記載の方法。
  58. 可変領域が、所定の抗原に特異的に結合する抗体のVドメインをコードする、請求項53から57のいずれか一項に記載の方法。
  59. 請求項53に記載された再構成された抗体可変領域を含む核酸を得る工程が、
    (a)請求項58に記載された前記抗体を発現する更なる細胞を得る工程;
    (b)i.Vドメインをコードする再構成された可変領域配列を含む、更なる細胞のDNA配列を得る又はコピーする工程;又は
    ii.Vドメインをコードする再構成された可変領域配列を含む更なる細胞のRNA配列を得る又はコピーする工程、及び前記RNA配列のDNAコピーを生じさせる工程
    を含み、それによって、前記核酸を得る、請求項58に記載の方法。
  60. 結果として生じる細胞を培養して、複数の細胞を産生する工程を含み、各細胞が請求項1から24のいずれか一項に記載される、請求項53から59のいずれか一項に記載の方法。
  61. 請求項1から24のいずれか一項に記載の又は請求項53から60のいずれか一項に記載の方法に従って得られる、ES又はiPS細胞を移植された非ヒト脊椎動物胚盤胞又は前桑実胚。
  62. 請求項56に記載の方法に使用するための導入遺伝子を含み、導入遺伝子が(5'から3'方向に)、
    (a)前記イントロンエンハンサー;
    (b)前記再構成された抗体可変領域;及び
    (c)前記抗体定常領域
    を含む、核酸。
  63. 請求項57に記載の方法に使用するための再構成されたVドメインをコードする再構成された可変領域配列を含み、
    (a)細胞ゲノムの第一のヌクレオチド配列にハイブリダイズするための相同アームが5'に隣接する、及び/又は
    (b)細胞ゲノムの第二のヌクレオチド配列にハイブリダイズするための相同アームが3'に隣接する
    前記再構成された可変領域配列を含み;
    (c)5'相同アームが、細胞の抗体軽鎖遺伝子座の配列であって、そのCL領域の5'にある配列に相同的であり、及び3'相同アームが、前記遺伝子座の配列であって、遺伝子座のイントロンエンハンサーの3'にある配列に相同的であり、それによって、相同アームと細胞のゲノムの間の相同組換えが、可変領域配列を挿入可能とし、それによって、(5'から3'方向に)、イントロンエンハンサー、前記可変領域及びCL領域を含む遺伝子座を産生する;又は
    (d)5'相同アームが、細胞の重鎖抗体遺伝子座の配列であって、そのCμ領域の5'にある配列に相同的であり、及び3'相同アームが、前記遺伝子座の配列であって、遺伝子座のイントロンエンハンサー(Eμ)の3'にある配列に相同的であり、それによって、相同アームと細胞のゲノムの間の相同組換えが、可変領域配列を挿入可能とし、それによって、(5'から3'方向に)、イントロンエンハンサー、前記可変領域及びCμ領域を含む遺伝子座を産生する、核酸。
  64. 核酸又は5'相同アームが(5'から3'方向に)、
    (a)可変領域の転写を促進する作動可能なプロモーター;
    (b)可変ドメインシグナルペプチドをコードするヌクレオチド配列;及び
    (c)任意選択で、前記イントロンエンハンサー配列
    を含み、可変領域配列が細胞ゲノムに挿入される場合、可変領域が、(NからC末端方向に)シグナル配列-Vドメイン-Cドメインを含む抗体鎖の発現のために、プロモーター及びシグナルペプチドコード配列の3'に作動可能に連結するように挿入される、請求項63に記載の核酸。
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