JP2011182801A5

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Publication number: JP2011182801A5
Application number: JP2011131898A
Authority: JP
Filing date: 2011-06-14
Publication date: 2012-07-19
Anticipated expiration: 2024-07-15

Claims

ヌクレオチド配列が隣接しているヒト免疫グロブリン遺伝子セグメントを含む単離された核酸分子であって、ここで、該隣接配列は同じであっても異なっていてもよく、かつ配列番号３５由来の２０〜１０００個の連続しているヌクレオチドのスペーサー配列を含む、単離された核酸分子。
前記隣接配列が、３０〜１０００個の連続しているヌクレオチドを含む、請求項１に記載の単離された核酸分子。
前記隣接配列が、４０〜１０００個の連続しているヌクレオチドを含む、請求項１に記載の単離された核酸分子。
前記隣接配列が、５０〜１０００個の連続しているヌクレオチドを含む、請求項１に記載の単離された核酸分子。
前記隣接配列が同じである、請求項１に記載の単離された核酸分子。
前記ヒト免疫グロブリン遺伝子セグメントが、重鎖Ｖ遺伝子セグメントである、請求項１に記載の単離された核酸分子。
前記ヒト免疫グロブリン遺伝子セグメントが、ＶＨ３ファミリー、ＶＨ１ファミリー、ＶＨ５ファミリー、またはＶＨ４ファミリーのメンバーである、請求項６に記載の単離された核酸分子。
請求項１〜７のいずれか１項に記載の核酸分子を含む組み換えベクター。
ヒト化ＩｇＧ遺伝子座を含むトランスジェニックベクターであって、該ヒト化Ｉｇ遺伝子座が、主に遺伝子変換および／もしくは超変異によって抗体多様性を生じる、ウサギ、ブタ、ニワトリ、シチメンチョウ、アヒル、ガチョウ、ヒツジ、ヤギ、ウシ、ウマ、又はロバから選択される動物のＩｇ遺伝子座またはＩｇ遺伝子座の一部に由来し、該ヒト化Ｉｇ遺伝子座は、複数のＩｇ遺伝子セグメントを含み、ここで：
（ａ）少なくとも１つの該遺伝子セグメントが、配列番号３５由来の２０〜１０００個の連続しているヌクレオチドを含むヌクレオチド配列が隣接しているヒトＩｇ遺伝子セグメントであり；
（ｂ）該遺伝子セグメントが、再構成されていない立体配置、部分的に再構成された立体配置、または完全に再構成された立体配置において並列しており；そして
（ｃ）該ヒト化Ｉｇ遺伝子座が、遺伝子再構成を受けることができ、かつ遺伝子変換および／または超変異を受けることができ、そして前記動物において、ヒト化免疫グロブリンのレパートリーを生じることができる、
トランスジェニックベクター。
前記隣接配列が、３０〜１０００個の連続しているヌクレオチドを含む、請求項９に記載のトランスジェニックベクター。
前記隣接配列が、４０〜１０００個の連続しているヌクレオチドを含む、請求項９に記載のトランスジェニックベクター。
前記隣接配列が、５０〜１０００個の連続しているヌクレオチドを含む、請求項９に記載のトランスジェニックベクター。
前記隣接配列が同じである、請求項９に記載のトランスジェニックベクター。
前記ヒト免疫グロブリン遺伝子セグメントが、重鎖Ｖ遺伝子セグメントである、請求項９に記載のトランスジェニックベクター。
前記ヒト免疫グロブリン遺伝子セグメントが、ＶＨ３ファミリー、ＶＨ１ファミリー、ＶＨ５ファミリー、またはＶＨ４ファミリーのメンバーである、請求項１４に記載のトランスジェニックベクター。
前記ヒト化Ｉｇ遺伝子座が重鎖遺伝子座であり、該重鎖遺伝子座は、少なくとも１つのＶ遺伝子セグメント、少なくとも１つのＤ遺伝子セグメント、少なくとも１つのＪ遺伝子セグメント、および少なくとも１つの定常領域遺伝子セグメントを含む、請求項９〜１５のいずれか１項に記載のトランスジェニックベクター。
５〜１００個のＶ遺伝子セグメント、および少なくとも１つのヒトＶ遺伝子セグメントを含む、請求項１６に記載のトランスジェニックベクター。
５’から３’の方向で、５’ヌクレオチド配列、ヒト免疫グロブリン遺伝子セグメント、および３’ヌクレオチド配列からなる２つ以上のユニットを含む核酸分子であって、ここで、該５’ヌクレオチド配列および該３’ヌクレオチド配列は同じであっても異なっていてもよく、かつ配列番号３５由来の２０〜１０００個の連続しているヌクレオチドを含む、単離された核酸分子。
前記ユニットが同じである、請求項１８に記載の核酸分子。
ウサギ中でヒト化抗体の機能的なレパートリーを生じることができるヒト化免疫グロブリン遺伝子座を含むトランスジェニックベクターを作製するための方法であって、該方法は、以下：
（ａ）少なくとも１つのＶ遺伝子セグメント、少なくとも１つのＪ遺伝子セグメント、および少なくとも１つの定常領域遺伝子セグメントを含む該動物に由来するＩｇ遺伝子座またはその一部を含むＤＮＡフラグメントを得る工程；ならびに
（ｂ）ヒト化Ｉｇ遺伝子座を生じるように、工程（ａ）のＤＮＡフラグメント中に少なくとも１つのヒトＩｇ遺伝子セグメントを組み込む工程であって、ここで、ヒトＩｇ遺伝子セグメントは、配列番号３５由来の２０〜１０００個の連続しているヌクレオチドを含むヌクレオチド配列が隣接しており；ここで、（ｉ）該遺伝子セグメントが、再構成されていない立体配置、部分的に再構成された立体配置、または完全に再構成された立体配置において並列しており；そして（ｉｉ）ヒト化Ｉｇ遺伝子座が遺伝子再構成を受けることができ、遺伝子変換および／または超変異を受けることができ、そして該動物中でヒト化免疫グロブリンのレパートリーを生じることができる、工程、
を包含する、方法。
請求項９に記載のトランスジェニックベクター中に存在するヒト化免疫グロブリン遺伝子座を含む、トランスジェニックウサギ。
完全な内因性の調節機構および抗体産生機構を保存している、請求項２１に記載のトランスジェニックウサギ。
請求項２１又は２２に記載のトランスジェニックウサギに由来する、請求項９に記載のトランスジェニックベクターを含むＢ細胞。
請求項２１又は２２に記載のトランスジェニックウサギを使用して産生される、請求項９に記載のトランスジェニックベクターを含むヒト化免疫グロブリン。
抗体である、請求項２４に記載のヒト化免疫グロブリン。
ポリクローナル抗体である、請求項２５に記載のヒト化免疫グロブリン。
モノクローナル抗体である、請求項２５に記載のヒト化免疫グロブリン。
請求項２５に記載のヒト化免疫グロブリンを含む、抗体調製物。
請求項２５に記載のヒト化免疫グロブリンを含む、医薬組成物。