JP2015224002A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】排水性を悪化させることなく、耐偏摩耗性能及びノイズ性能を向上させる。【解決手段】トレッド部に、タイヤ赤道面上のセンター主溝、その両側の一対のセンター副溝、及びその両側の一対のショルダー主溝を設けることにより、センター陸部、ミドル陸部、及びショルダー陸部を形成する。ミドル陸部は、センター副溝から10〜20?の角度βでショルダー主溝までのびるミドル横溝が周方向に隔設される。ミドル横溝は、センター副溝に連なる幅広部と、ショルダー主溝に連なる幅狭部と、それらを継ぐ移行部とからなる、ミドル横溝の前記角度βは、接地面形状におけるミドル陸部の接地前縁部分の角度αよりも大である。【選択図】図1

Description

本発明は、排水性を悪化させることなく、ノイズ性能及び耐偏摩耗性能を向上させた空気入りタイヤに関する。
耐摩耗性と排水性とを向上させた空気入りタイヤとして、図8に示すトレッドパターンのものが下記の特許文献1に記載されている。このタイヤは、トレッド部aに、タイヤ赤道面Co上を周方向に連続してのびるセンター主溝b、前記センター主溝bの両側を前記センター主溝bよりも狭い溝巾で周方向に連続してのびる一対のセンター副溝c、及び前記センター副溝cの両側を周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝dを具え、これにより前記センター主溝bとセンター副溝cとの間にセンター陸部e、前記センター副溝cとショルダー主溝dとの間にミドル陸部f、及び前記ショルダー主溝dよりもタイヤ軸方向外側にショルダー陸部gを形成している。
又前記ミドル陸部fには、前記センター副溝cからショルダー主溝dまで、タイヤ軸方向に対する角度θを漸減しながら傾斜してのびるミドル横溝hが設けられ、これによりミドル陸部fは、ミドルブロックjが周方向に並ぶミドルブロック列として形成されている。
しかしこのようなパターンのタイヤは、前記ミドルブロックjにおいて耐偏摩耗性能が充分ではなく、さらなる改善が望まれている。なおミドル横溝hの溝幅を減じることにより、ミドルブロックjの剛性を高めて耐偏摩耗性を向上することが提案されるが、この場合、排水性が悪化してウエット性能を低下させるという不利を招く。
特開2001−206020号公報
そこで本発明は、ミドル横溝を、センター副溝に連なる幅広部と、ショルダー主溝に連なる幅狭部と、その間を継ぐ移行部とから形成するとともに、該ミドル横溝の傾斜角度を規定することを基本として、排水性を悪化させることなく耐偏摩耗性能を向上させるとともに、ノイズ性能の向上にも貢献しうる空気入りタイヤを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本願請求項1の発明は、トレッド部に、タイヤ赤道面上を周方向に連続してのびるセンター主溝、前記センター主溝の両外側を前記センター主溝よりも狭い溝巾で周方向に連続してのびる一対のセンター副溝、及び前記センター副溝の両外側を周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝を設けることにより、前記センター主溝とセンター副溝との間のセンター陸部、前記センター副溝とショルダー主溝との間のミドル陸部、及び前記ショルダー主溝よりもタイヤ軸方向外側のショルダー陸部を具えた空気入りタイヤであって、
前記ミドル陸部は、前記センター副溝からタイヤ軸方向に対して10〜20°の角度βで前記ショルダー主溝までのびるミドル横溝が周方向に隔設されることにより、ミドルブロックが周方向に並ぶミドルブロック列として形成され、
しかも前記ミドル横溝は、前記センター副溝に連なるタイヤ赤道面側の幅広部と、前記ショルダー主溝に連なるトレッド接地端側の幅狭部と、前記幅広部から幅狭部までタイヤ軸方向外側に向かって溝幅を漸減しながらのびる移行部とからなるとともに、
前記ミドル横溝の前記角度βは、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した正規内圧状態のタイヤに正規荷重を負荷した時の接地面形状における周方向の接地前縁のうちで、前記ミドル陸部に含まれる接地前縁部分がタイヤ軸方向線となす角度αよりも大であることを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記ミドル横溝は、前記幅狭部における溝深さが、前記幅広部における溝深さよりも浅いことを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記センター主溝は、両側の溝側縁が、それぞれタイヤ赤道面から最も隔たる入隅点Pbと、タイヤ赤道面に最も近づく出隅点Paとを交互に繰り返しながら周方向にのびるジグザグ溝であって、前記出隅点Paのタイヤ赤道面からの距離Laは、前記入隅点Pbのタイヤ赤道面からの距離Lbの0.25〜0.75倍の範囲であることを特徴としている。
又請求項4の発明では、前記ミドルブロックは、該ミドルブロックの周方向中央部に、前記ショルダー主溝からタイヤ軸方向内側にのび、かつ前記センター副溝に達することなく途切れるミドルスロットが形成されるとともに、前記ミドルスロットのタイヤ軸方向に対する傾斜の向きは、前記ミドル横溝のタイヤ軸方向に対する傾斜の向きと逆向きとしたことを特徴としている。
又請求項5の発明では、前記センター陸部は、前記センター副溝からタイヤ赤道面側にのび、かつ前記センター主溝に達することなく途切れるセンタスロットが形成されることを特徴としている。
前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"を意味する。前記「正規内圧」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE"を意味するが、乗用車用タイヤの場合には180kPaとする。前記「正規荷重」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"である。
本発明は叙上の如く、ミドル陸部を複数のミドルブロックに区分するミドル横溝を、センター副溝に連なる幅広部と、ショルダー主溝に連なる幅狭部と、前記幅広部から幅狭部まで溝幅を漸減しながらのびる移行部とから構成している。
ミドルブロックにおいては、センター副溝側では、このセンター副溝が巾狭でありゴムが動きにくいため剛性が相対的に大であり、逆にショルダー主溝側では、このショルダー主溝が巾広でありゴムが動きやすいため剛性が相対的に小となる。従って、ミドル横溝を、幅広部と幅狭部と移行部とで構成し、前記センター副溝側に幅広部を配し、かつショルダー主溝側に幅狭部を配することで、ミドルブロックのブロック剛性が均一化され耐偏摩耗性能を向上することができる。
しかも前記ミドル横溝は、タイヤ軸方向に対して10〜20°の角度βで傾斜する傾斜溝としている。この角度βが20°を越えると、ミドル横溝がセンター副溝及びショルダー主溝と交わる交差部の剣先部分の剛性が低下し、この剣先部分を起点として摩耗が進行するなどミドル横溝による耐偏摩耗性能の効果が充分発揮されなくなる。
逆に10°を下回ると、走行時にミドル横溝が路面から受ける衝撃力が増しピッチ音が大きくなってノイズ性能を低下させる。特に、ミドル横溝の前記角度βを、接地面形状におけるミドル陸部での接地前縁部分の角度αより大とすることで、接地時、ミドル横溝を、そのタイヤ軸方向一端側から他端側にかけて徐々に接地させることができ、ピッチ音の低減を達成させうる。
又前記ミドル横溝は、前記幅狭部により、接地時にミドル横溝内で圧縮された空気がショルダー主溝側に流れるのを抑制しうる。そのため、前記ショルダー主溝での気柱共鳴の発生が抑えられるなど、ノイズ性能をさらに向上しうる。
又雨天時には、ミドル陸部の排水は、ミドル横溝からセンター副溝およびショルダー主溝の双方を通って行われるため、排水性を確保できる。なお接地時のミドル横溝内の圧縮空気は、流速が非常に早く前記幅狭部での抵抗が大となるためこの幅狭部の通過が妨げられるが、排水の場合、水の流れが遅いため幅狭部からも流出でき排水性が確保される。
本発明の空気入りタイヤの一実施例を示すトレッドパターンの展開図である。 センター陸部を、センター主溝及びおセンター副溝とともに示す拡大図である。 ミドル陸部を、ミドル横溝とともに示す拡大図である。 ミドル横溝の各部分の深さを示す断面図である。 タイヤの接地面形状を示す平面図である。 (A)はミドルスロットの断面図、(B)はセンタスロットの断面図、(C)はショルダースロットの断面図である。 ショルダー陸部を示す拡大図である。 従来タイヤのトレッドパターンの一例を示す展開図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ1は、トレッド部2に、タイヤ赤道面Co上を周方向に連続してのびるセンター主溝3、前記センター主溝3の両外側を前記センター主溝3よりも狭い溝巾で周方向に連続してのびる一対のセンター副溝5、及び前記センター副溝5の両外側を周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝6を形成している。
これにより前記トレッド部2には、前記センター主溝3とセンター副溝5との間にセンター陸部7が形成され、又前記センター副溝5とショルダー主溝6との間にミドル陸部8が形成され、又前記ショルダー主溝6よりもタイヤ軸方向外側にショルダー陸部9が形成される。
前記センター主溝3及びショルダー主溝6は、その溝巾W3、W6が3.0mm以上、好ましくは4.0mm以上の幅広溝として形成される。排水性のバランスの観点から前記ショルダー主溝6のW6をセンター主溝3の溝巾W3よりも大とするのが好ましい。又前記センター副溝5は、少なくともセンター主溝3よりも幅狭であって、好ましくは溝巾W5が3.0mmより小の細溝として形成される。
本例では、前記センター副溝5及びショルダー主溝6はストレート溝10として形成される。又偏摩耗が生じにくいセンター主溝3では、気柱共鳴による通過騒音を抑えるためにジグザグ溝11として形成される。具体的には、前記センター主溝3は、図2に拡大して示すように、両側の溝側縁3E、3Eが、それぞれタイヤ赤道面Coから最も隔たる入隅点Pbと、タイヤ赤道面Coに最も近づく出隅点Paとを交互に繰り返しながら周方向にジグザグ状にのびる。このとき本例では、前記出隅点Paのタイヤ赤道面Coからの距離Laを、前記入隅点Pbのタイヤ赤道面Coからの距離Lbの0.25〜0.75倍の範囲としている。これにより、ジグザグ溝11の溝容積のうちの貫通容積Vが減じられ気柱共鳴の音圧を下げることができる。前記貫通容積Vとは、ジグザグ溝11のうちで周方向に直線状にのびる溝部分11aの容積を意味する。なお前記距離La、Lbの比(La/Lb)が0.25を下回ると、貫通容積Vの占める割合が過小となって排水性に悪影響を与え、逆に比(La/Lb)が0.75を上回ると貫通容積Vの占める割合が過大となって通過騒音に悪影響を与える。
次に、前記ミドル陸部8には、ミドル横溝12が周方向に隔設される。これによりミドル陸部8は、複数のミドルブロック13が周方向に並ぶミドルブロック列として形成される。
前記ミドル横溝12は、図3に拡大して示すように、前記センター副溝5からタイヤ軸方向線に対して10〜20°の角度βでショルダー主溝6までのびる傾斜溝である。そしてこのミドル横溝12は、前記センター副溝5に連なるタイヤ赤道面Co側の幅広部12iと、前記ショルダー主溝6に連なるトレッド接地端Te側の幅狭部12oと、前記幅広部12iから幅狭部12oまでタイヤ軸方向外側に向かって溝幅を漸減しながらのびる移行部12mとから形成される。なお前記幅狭部12oの溝巾W12oと、幅広部12iの溝巾W12iとの比(W12o/W12i)は0.3〜0.5の範囲が好ましい。
本例では、前記ミドル横溝12の両側の溝側縁12Eのうちの一方は、その全長に亘って前記角度βで直線状にのび、従って他方の溝側縁12Eは、前記移行部12mの領域では、前記角度βよりも大な角度γで傾斜している。本例では、直線状にのびる前記一方の溝側縁12Eの方向を、ミドル横溝12の長さ方向と呼ぶ。前記角度γが大き過ぎると、溝巾の変化が急となって耐偏摩耗性能に悪影響を与え、逆に角度γが小さすぎると、ミドル横溝12に占める幅狭部12o及び幅広部12iの割合が減って、ミドル横溝12による効果が有効に発揮されなくなる。そのため前記角度γは前記角度βよりも20〜40°大であるのが好ましい。
なおミドル横溝12の長さ方向に沿った前記幅狭部12oの長さL12oは、ミドル横溝12の全長さL12の0.3〜0.5%の範囲が好ましく、又幅狭部12oの前記長さL12oと幅広部12iの長さL12iとの比(L12o/L12i)は、0.8〜1.2の範囲が好ましい。又前記ミドル横溝12では、図4に示すように、前記幅狭部12oの溝深さH12oは、前記幅広部12iの溝深さH12iよりも小であることが好ましく、特にその比(H12o/H12i)を0.5〜0.7の範囲とするのがより好ましい。なお幅広部12iの溝深さH12iは、前記センター副溝5の溝深さH5の0.75〜0.85倍の範囲が好ましく、又前記センター副溝5とセンター主溝3とショルダー主溝6とは、本例では、同深さに形成されている。
ここで、前記ミドルブロック13においては、センター副溝5側では、このセンター副溝5が巾狭でありゴムが動きにくいため剛性が相対的に大となる。逆にショルダー主溝6側では、このショルダー主溝6が巾広でありゴムが動きやすいため、剛性が相対的に小となる。従って、前記ミドル横溝12を、幅広部12iと幅狭部12oと移行部12mとで構成し、しかもセンター副溝5側に幅広部12iを配し、かつショルダー主溝6側に幅狭部12oを配することで、ミドルブロック13のブロック剛性の均一化を図ることができる。
しかもミドル横溝12の前記角度βを10〜20°の範囲としている。この角度βが20°を越えると、前記図4如く、ミドル横溝12がセンター副溝5及びショルダー主溝6と交わる交差部Qに形成される剣先部分Qaの剛性が低下し、この剣先部分Qaを起点として摩耗が進行するなどミドル横溝12による耐偏摩耗性能の効果が充分発揮されなくなる。なお前記角度βが10°を下回ると、走行時にミドル横溝12が路面から受ける衝撃力が増しピッチ音が大きくなってノイズ性能を低下させる。
正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した正規内圧状態のタイヤ1に正規荷重を負荷した時の接地面形状Fを図5に略示する。このとき周方向の接地前縁Faのうちで、前記ミドル陸部8に含まれる接地前縁部分Fa8がタイヤ軸方向線となす角度をαとしたとき、前記ミドル横溝12前記角度βを、前記角度αより大としている。これにより接地の際、ミドル横溝12を、そのタイヤ軸方向一端側から他端側にかけて徐々に接地させることが可能となり、路面からの衝撃力を緩和させて前記ピッチ音の低減を達成させうる。
又前記ミドル横溝12では、前記幅狭部12oにより、接地時にミドル横溝12内で圧縮された空気がショルダー主溝6側に流れるのを抑制でき、このショルダー主溝6での気柱共鳴の発生を抑制しうる。なお雨天時には、ミドル陸部8の排水は、ミドル横溝12からセンター副溝5、及びショルダー主溝6の双方を通って行われるため、排水性を確保できる。これは、ミドル横溝12内の圧縮空気は流速が早いため、幅狭部12oでの抵抗が大きく、そのためこの幅狭部12oの通過が妨げられるが、排水の場合、水の流れが遅いため抵抗が小さく幅狭部12oからも流出でき排水性が確保される。
なお前記幅狭部12oの溝巾W12oが大き過ぎると、ブロック剛性の均一化が充分に達成できず、逆に小さ過ぎると、幅狭部12oからの排水性を悪化させる。そのため、前記溝巾W12o、W12iの比(W12o/W12i)を0.3〜0.5の範囲とするのが好ましい。
又前記幅狭部12oの溝深さH12oを、幅広部12iの溝深さH12iよりも小とすることが、ブロック剛性の均一化のために好ましい。しかし、溝深さH12oが小さ過ぎると、幅狭部12oからの排水性が阻害され、逆に大きいとブロック剛性の均一化に悪影響を与える。従って前記溝深さH12o、H12iの比(H12o/H12i)を0.5〜0.7の範囲とするのが好ましい。
又前記幅狭部12oの長さL12o及び幅広部12iの長さL12iの一方が、他方に比して長すぎる或いは短すぎると、前記ブロック剛性の均一化や排水性に悪影響を与える。そのため、前記長さL12o/L12iの比(L12o/L12i)を0.8〜1.2の範囲とするのが好ましい。
又本例では前記図3に示す如く、前記ミドルブロック13には、その周方向中央部13Mに、前記ショルダー主溝6からタイヤ軸方向内側にのび、かつ前記センター副溝5に達することなく途切れるミドルスロット15が形成されている。なお周方向中央部13Mは、前記ミドルブロック13を周方向に3つに等区分したときに、その中央側に配される区分領域を意味する。このミドルスロット15は、特に水深が深い場合のミドルブロック13の排水性を補いウエット性を確保する。前記ミドルスロット15のタイヤ軸方向に対する傾斜の向きは、前記ミドル横溝12のタイヤ軸方向に対する傾斜の向きと逆向きとするのが好ましく、これによりブロック剛性への悪影響を抑えている。なお前記ミドルスロット15のタイヤ軸方向に対する角度δは、前記角度βと同様10〜20°範囲が好ましい。又ミドルスロット15の長さL15は、このミドルスロット15の長さ方向に測った前記ミドルブロック13の長さL13の0.4〜0.6倍の範囲が好ましい。なお前記ミドルスロット15の深さH15(図6(A)に示す。)は、前記ショルダー主溝6の深さH6の0.75〜0.85倍が好ましい。
なおミドルスロット15には、そのタイヤ軸方向内端部からタイヤ軸方向内側にのび、かつ前記センター副溝5に達することなく途切れるサイピング16が配されている。このサイピング16は、ブロック剛性及びノイズ性能を維持しながら、前記ミドルブロック13の排水性をさらに高めるのに役立つ。前記サイピング16は、ミドルスロット15の長さ方向にのび、又その長さL16は、前記長さL13の0.23〜0.33の範囲が好ましい。
次に、前記センター陸部7には、前記図2に示すように、前記センター副溝5からタイヤ赤道面Co側にのび、かつ前記センター主溝3に達することなく途切れるセンタスロット17が形成される。このセンタスロット17は、センター陸部7の排水性を高めるのに役立つ。又センター副溝5内での空気の流れを攪乱するなどセンター副溝5における気柱形成を妨害してノイズ性能に貢献しうる。又センタスロット17のピッチ数は、センター主溝3(ジグザグ溝11)のジグザグのピッチ数と同数であり、これにより前記ジグザグ溝11による剛性への悪影響を抑えている。なおセンタスロット17のピッチ数は、前記ミドル横溝12のピッチ数と同数であり、又センタスロット17とミドル横溝12とは周方向に1/2ピッチずつ位相をずらせて配される。又センタスロット17はミドル横溝12と同方向に傾斜する。なおセンタスロット17の溝深さH17(図6(B)に示す。)は、センター副溝5の溝深さH5の0.75〜0.85倍の範囲が好ましい。
なお前記ショルダー陸部9には、図7に示すように、前記ショルダー主溝6からタイヤ軸方向外側にのび、かつトレッド接地端Teに達することなく途切れる内のショルダースロット20と、トレッド接地端Teからタイヤ軸方向内側にのび、かつ前記ショルダー主溝6に達することなく途切れる外のショルダースロット21とが配される。この内外のショルダースロット20、21により、ショルダー陸部9の剛性を維持しながら排水性を確保することができる。特に、内のショルダースロット20は、ショルダー主溝6内での空気の流れを攪乱するなどショルダー主溝6における気柱形成を妨害してノイズ性能に貢献しうる。
本例では、前記内のショルダースロット20の深さH20(図6(C)に示す。)は、前記ショルダー主溝6の溝深さH6の0.75〜0.85倍であり、内のショルダースロット20のタイヤ軸方向長さL20を、前記ショルダー陸部9の陸部巾W9の0.2〜0.38倍としている。又内のショルダースロット20のピッチ数は、ミドル横溝12のピッチ数の2倍であり、かつ内のショルダースロット20のタイヤ周方向巾W20を、前記ミドル横溝12のピッチ長さLp(図1に示す。)の0.070〜0.14の範囲としている。
又本例の空気入りタイヤ1では、前記図5に示すように、接地面形状Fにおいて、タイヤ赤道面Coにおける接地長さLTcは、タイヤ赤道面Coから接地巾TWの0.4倍の距離をタイヤ軸方向外側に隔てた位置における接地長さLTeの1.05〜1.15倍である。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1のトレッドパターンを基本パターンとしたタイヤサイズ195/80R15のタイヤを表1の仕様で試作するとともに、各試供タイヤのノイズ性能、ウエット性能、耐偏摩耗性能についてテストし評価した。なお図8のトレッドパターンのタイヤを比較例4として比較した。表1に記載以外は実質的に同仕様であり、共通仕様は、以下の通りである。
・センター主溝の溝巾W3=5.0mm、溝深さH3=9.7mm、
・センター副溝の溝巾W5=2.0mm、溝深さH5=9.7mm、
・ショルダー主溝の溝巾W6=7.0mm、溝深さH6=9.7mm、
・トレッド接地巾TW=145mm、
・ミドル陸部における接地前縁の角度α=5度、
・センター陸部の陸部巾=21mm、
・ミドル陸部の陸部巾=19mm、
(1)ノイズ性能:
試供タイヤを、リム(15×6J)、内圧(450kPa)にて車両(1BOXタイプ、定積状態)の全輪に装着し、JASO C606に規定する実車惰行試験によって準拠して直線状のテストコースを、通過速度60km/Hにて惰行させるとともに、該コースの中間点において走行中心線から横に7.5mを隔てて、かつテスト路面から高さ1.2mの位置に設置した設置マイクロホンによりその通過最大音レベルdB(A)を測定した。そして、周方向の溝の気柱共鳴に起因する「シャー」という音で聴取される周波数1000Hz前後のノイズ(シャー音)、及びタイヤ軸方向の溝に起因する周波数500Hz前後のピッチ音について、比較例1を100とする指数により評価した。数値が高いほどノイズ性能に優れている。
(2)ウエット性能:
インサイドドラム試験機を用い、リム(15×6J)、内圧(450kPa)、荷重(9.56kN)、スリップ角1°にて、アスファルトのウエット路面(水深1mm、及び5mm)にて走行テストを行いハイドロプレーニングの発生速度を、比較例1を100とする指数により評価した。数値が高いほどウエット性能に優れている。
(3)耐偏摩耗性能:
前記ノイズ性能テストに使用した車両を用い、15000km実車走行後に前記ミドルブロックに生じるヒール&トゥ摩耗の摩耗量を測定し、比較例1を100とする指数により評価した。数値が高いほど耐偏摩耗性能に優れている。
Figure 2015224002
Figure 2015224002
表の如く、実施例のタイヤは、排水性を悪化させることなく、耐偏摩耗性能及びノイズ性能を向上させうるのが確認できる。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 センター主溝
3E 溝側縁
5 センター副溝
6 ショルダー主溝
7 センター陸部
8 ミドル陸部
9 ショルダー陸部
11 ジグザグ溝
12 ミドル横溝
12i 幅広部
12m 移行部
12o 幅狭部
13 ミドルブロック
15 ミドルスロット
17 センタスロット
Co タイヤ赤道面
F 接地面形状
Fa 接地前縁
Fa8 接地前縁部分

Claims (5)

  1. トレッド部に、タイヤ赤道面上を周方向に連続してのびるセンター主溝、前記センター主溝の両外側を前記センター主溝よりも狭い溝巾で周方向に連続してのびる一対のセンター副溝、及び前記センター副溝の両外側を周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝を設けることにより、前記センター主溝とセンター副溝との間のセンター陸部、前記センター副溝とショルダー主溝との間のミドル陸部、及び前記ショルダー主溝よりもタイヤ軸方向外側のショルダー陸部を具えた空気入りタイヤであって、
    前記ミドル陸部は、前記センター副溝からタイヤ軸方向に対して10〜20°の角度βで前記ショルダー主溝までのびるミドル横溝が周方向に隔設されることにより、ミドルブロックが周方向に並ぶミドルブロック列として形成され、
    しかも前記ミドル横溝は、前記センター副溝に連なるタイヤ赤道面側の幅広部と、前記ショルダー主溝に連なるトレッド接地端側の幅狭部と、前記幅広部から幅狭部までタイヤ軸方向外側に向かって溝幅を漸減しながらのびる移行部とからなるとともに、
    前記ミドル横溝の前記角度βは、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した正規内圧状態のタイヤに正規荷重を負荷した時の接地面形状における周方向の接地前縁のうちで、前記ミドル陸部に含まれる接地前縁部分がタイヤ軸方向線となす角度αよりも大であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記ミドル横溝は、前記幅狭部における溝深さが、前記幅広部における溝深さよりも浅いことを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記センター主溝は、両側の溝側縁が、それぞれタイヤ赤道面から最も隔たる入隅点Pbと、タイヤ赤道面に最も近づく出隅点Paとを交互に繰り返しながら周方向にのびるジグザグ溝であって、前記出隅点Paのタイヤ赤道面からの距離Laは、前記入隅点Pbのタイヤ赤道面からの距離Lbの0.25〜0.75倍の範囲であることを特徴とする請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ミドルブロックは、該ミドルブロックの周方向中央部に、前記ショルダー主溝からタイヤ軸方向内側にのび、かつ前記センター副溝に達することなく途切れるミドルスロットが形成されるとともに、前記ミドルスロットのタイヤ軸方向に対する傾斜の向きは、前記ミドル横溝のタイヤ軸方向に対する傾斜の向きと逆向きとしたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記センター陸部は、前記センター副溝からタイヤ赤道面側にのび、かつ前記センター主溝に達することなく途切れるセンタスロットが形成されることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の空気入りタイヤ。
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