JP2015220171A - 防水栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】防水性能の向上を図ることが可能な防水栓を提供する。
【解決手段】防水栓21は、この全体がハウジングにおける収容部内に挿入されるものであり、収容部の内面に接するハウジングシール部27と、電線の外面に接する電線シール部29とを有する。また、防水栓21は、防水栓第一端部30と、この反対側の防水栓第二端部31とを有する。ハウジングシール部27には、防水栓第一端部30側に配置される外側第一リップ部33と、防水栓第二端部31側に配置される外側第二リップ部34と、これらの間に配置される外側第三リップ部35とが形成される。また、電線シール部29には、ハウジングシール部27と同じ形状になる内側第一リップ部36と、内側第二リップ部37と、内側第三リップ部38とが形成される。このような防水栓21には、潰れ変形可能な第一撓み空間39と、第二撓み空間40とが同じ形状の環状溝部41により形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ハウジングにおける収容部の内面に接するハウジングシール部と、電線の外面に接する電線シール部とを有する防水栓に関する。
複数本の電線からなるワイヤハーネスの端末にコネクタが設けられ、このコネクタに防水性能を持たせるために防水栓が用いられる(具体的には、ハウジングと電線との間の防水性能確保に用いられる)。
図6において、例えば下記特許文献1に開示された防水栓1は、所謂ゴム栓であって、ハウジングにおける収容部2の内面3に接するハウジングシール部4と、電線5の外面6に接する電線シール部7と、ハウジングシール部4に連続して収容部2の開口端8から外側に延出する外筒部9と、電線シール部7に連続して開口端8から外側に延出する内筒部10と、外筒部9及び内筒部10の間に形成される溝部11と、内筒部10の反対側に配置形成される先端筒部12とを有する。
ハウジングシール部4には、二つのリップ部13が形成される。このようなハウジングシール部4に連続する外筒部6は、外側に向けて徐々に拡大する形状に形成され、基端部14が収容部2の開口端8に圧接する。一方、電線シール部7には、三つの小さなリップ部15が形成される。三つの小さなリップ部15は、ハウジングシール部4の二つのリップ部13に対し電線軸方向に位置をずらして配置形成される。尚、内筒部10は、外筒部6に比べ薄肉に形成される。
特開平7−142118号公報
ところで、上記従来の防水栓1にあっては、使用時に次のような問題点を有する。すなわち、溝部11が図示の如く溝状に存在する形状であることから、収容部2における開口端8の位置での反発力(弾力)が小さくなってしまい、この小さな反発力の状態で更に電線5が塑性変形によって細くなってしまった場合には(塑性変形によって被覆が薄くなり電線外径が小さくなった場合には)、十分な防水性能の確保が困難であるという問題点を有する。また、上記の状態で電線5を屈曲させた場合には、防水栓1の追従性が悪くなるのは勿論であることから、上記同様に防水性能の確保が困難であるという問題点を有する。
また、上記従来の防水栓1にあっては、収容部2の開口端8から外側に延出する部分を有することから、収容部2に対する挿入方向性が存在する形状であり、そのため作業性に影響を来してしまうという問題点や、延出部分を保護するための保護部品をコネクタに追加しなければならないという問題点、さらには、延出部分があることから、過度に電線5を屈曲させた場合に防水栓1が外側に飛び出してしまうという問題点、そのため飛び出し防止部品をコネクタに追加しなければならないという問題点など、様々な問題点を有する。
尚、上記従来の防水栓1に限らないが、防水栓を収容部に挿入する際に、挿入先端側の部分が捲れあがらない形状(裏返らない形状)であることが好ましいのは勿論である。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、防水性能の向上を図ることが可能な防水栓を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明は、ハウジングにおける収容部の内面に接するハウジングシール部と、電線の外面に接する電線シール部とを有して、前記ハウジングと前記電線との間の防水性能確保に用いられる防水栓において、当該防水栓は、前記収容部の開口端側に防水栓第一端部を有するとともに該防水栓第一端部の反対側に防水栓第二端部を有して全体が前記収容部内に挿入されるものであり、前記ハウジングシール部の前記防水栓第一端部側には、断面視山形状の外側第一リップ部が形成され、該外側第一リップ部と前記電線シール部との間には、潰れ変形可能な第一撓み空間が形成され、該第一撓み空間は、前記防水栓第一端部を開口して形成され且つ前記外側第一リップ部の頂部から電線軸に向けて垂直に引いた垂直線上又は該垂直線の近傍までの深さに形成されることを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の防水栓において、前記第一撓み空間は、前記防水栓第一端部を前記電線軸に沿って凹ませ且つ該凹みを環状にした環状溝部により形成されることを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の防水栓において、前記環状溝部は、溝底が前記垂直線よりも奥に位置する形状に形成されることを特徴とする。
請求項4に記載の本発明は、請求項2又は3に記載の防水栓において、前記環状溝部は、前記外側第一リップ部と前記電線シール部との間における前記垂直線の中央位置に合わせて配置形成されることを特徴とする。
請求項5に記載の本発明は、請求項2、3又は4に記載の防水栓において、前記環状溝部は、前記外側第一リップ部が前記垂直線に沿って弾性変形した際に、前記第一撓み空間を形成する面同士が接する形状に形成されることを特徴とする。
請求項6に記載の本発明は、請求項5に記載の防水栓において、前記環状溝部は、断面視すり鉢形状に形成されることを特徴とする。
請求項7に記載の本発明は、請求項1、2、3、4、5又は6に記載の防水栓において、前記ハウジングシール部の前記防水栓第二端部側には、前記外側第一リップ部と同じ形状になる外側第二リップ部が形成され、該外側第二リップ部と前記電線シール部との間には、前記第一撓み空間と同じになる第二撓み空間が形成されることを特徴とする。
請求項8に記載の本発明は、請求項7に記載の防水栓において、前記電線軸の方向に沿った前記外側第一リップ部と前記外側第二リップ部との間には、外側第三リップ部が一又は複数配置形成されることを特徴とする。
請求項9に記載の本発明は、請求項8に記載の防水栓において、前記外側第三リップ部は、前記外側第一リップ部及び前記外側第二リップ部よりも頂部が低くなる断面視山形状に形成されることを特徴とする。
請求項10に記載の本発明は、請求項8又は9に記載の防水栓において、前記電線シール部には、前記外側第一リップ部、前記外側第二リップ部、及び前記外側第三リップ部と同じ形状になる内側第一リップ部、内側第二リップ部、及び内側第三リップ部が形成されることを特徴とする。
以上のような特徴を有する本発明によれば、ハウジングにおける収容部内に防水栓の全体が挿入される。すなわち、本発明は、収容部の開口端から外側に防水栓の一部分が延出するものでない。また、本発明によれば、第一撓み空間を有する防水栓であり、電線が仮に塑性変形によって細くなったとしても(塑性変形によって被覆が薄くなり電線外径が小さくなったとしても)、その細さに応じるように第一撓み空間が追従する防水栓である。また、本発明によれば、上記の如く塑性変形によって細くなった状態で電線を屈曲させてもその屈曲に応じるように第一撓み空間が追従する防水栓である。また、本発明によれば、電線にこの軸方向の外力が加わった場合であっても第一撓み空間が変形して電線シール部側が電線の動きに追従し、逆にハウジングシール部側は動き難くなる防水栓である。また、本発明によれば、第一撓み空間の潰れにより電線の被覆へ与える力が軽減され、結果、上記塑性変形が抑制される防水栓である。
請求項1に記載された本発明によれば、防水栓第一端部に開口し且つ外側第一リップ部の頂部から電線軸に向けて垂直に引いた垂直線上又は該垂直線の近傍までの深さになる潰れ可能な第一撓み空間を防水栓に形成することから、防水性能の向上に有効な反発力を防水栓に持たせることができるという効果を奏する。より具体的には、電線が仮に塑性変形によって細くなったとしてもその細さに応じるように第一撓み空間が追従することから、結果、防水性能の向上を図ることができるという効果を奏する。また、塑性変形によって細くなった状態で電線を屈曲させてもその屈曲に応じるように第一撓み空間が追従することから、結果、防水性能の向上を図ることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、潰れ可能な第一撓み空間を形成することから、電線被覆へ与える力を軽減して上記塑性変形を抑制することができるという効果を奏する。すなわち、防水性能の向上を図ることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、潰れ可能な第一撓み空間を形成することから、防水栓挿入時の挿入力を低減することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、潰れ可能な第一撓み空間を形成することから、電線にこの軸方向の外力が加わった場合であっても動き難くする部分を持たせ、結果、防水栓のズレや傾き等を防止することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、ハウジングにおける収容部の開口端から外側に延出する部分のない防水栓であることから、保護部品や飛び出し防止部品などを不要とし、結果、コネクタの部品点数削減に寄与することができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、第一撓み空間を形成する環状溝部の形状を、電線軸に沿って凹ませた形状、且つこの凹みを環状にした形状にすることから、防水性能の向上に有効な反発力を電線被覆の外面で均等に作用させることができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、第一撓み空間を形成する環状溝部の形状を、外側第一リップ部の頂部から電線軸に向けて垂直に引いた垂直線よりも奥に溝底が位置する形状にすることから、防水栓挿入時に外側第一リップ部の弾性変形に伴って第一撓み空間が潰れる。つまり、垂直線の位置で第一撓み空間があればその分、外側第一リップ部の弾性変形がし易くなるので、結果、挿入力を低減させることができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、第一撓み空間を形成する環状溝部の配置を、外側第一リップ部と電線シール部との中央位置に合わせることから、防水性能の向上に有効な反発力を外側第一リップ部と電線シール部とに均等に作用させることができるという効果を奏する。
請求項5に記載された本発明によれば、防水栓挿入時に外側第一リップ部が弾性変形し、その際に環状溝部において第一撓み空間を形成する面同士が接触するまで潰れることから、復元しようとする力を大きく生じさせることができ、結果、電線が仮に塑性変形によって細くなったとしてもその細さに確実に応じるように、また、細くなった状態で電線を屈曲させてもその屈曲に確実に応じるように作用させることができるという効果を奏する。
請求項6に記載された本発明によれば、環状溝部の形状を断面視すり鉢形状にすることから、第一撓み空間を形成する面同士が確実に接触するような形状にすることができるという効果を奏する。
請求項7に記載された本発明によれば、防水栓第一端部の反対側となる防水栓第二端部に外側第一リップ部と同じ形状の外側第二リップ部を形成することから、また、第一撓み空間と同じになる第二撓み空間も形成することから、収容部に対する挿入方向性のない形状の防水栓にすることができ、結果、作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。
請求項8に記載された本発明によれば、外側第一リップ部と外側第二リップ部との間に外側第三リップ部を一又は複数配置形成することから、防水栓挿入時において外側第一リップ部や外側第二リップ部の倒れを起こり難くすることができるという効果を奏する。従って、防水性能の維持に寄与することができるという効果を奏する。
請求項9に記載された本発明によれば、断面視山形状で頂部が外側第一リップ部及び外側第二リップ部よりも低くなるように外側第三リップ部を形成することから、防水栓挿入時に外側第一リップ部及び外側第二リップ部と同じくらいに弾性変形をさせる必要はなく、結果、外側第三リップ部を形成しても挿入力を増大させずに作業性を維持することができるという効果を奏する。この他、ハウジングにおける収容部の内面に接する程度の高さで外側第三リップ部を形成すれば、防水性能の向上に寄与することができるという効果を奏する。
請求項10に記載された本発明によれば、ハウジングシール部と電線シール部とに同じ形状の部分を形成することから、防水性能の向上に有効な反発力を均等に発揮させることができ、結果、防水性能の向上に寄与することができるという効果を奏する。
本発明の防水栓の使用状態を示す断面図である。 防水栓の斜視図である。 防水栓の断面図である。 防水栓における環状溝部の拡大断面図である。 防水栓の使用状態における環状溝部の拡大断面図である。 従来例の防水栓の使用状態を示す断面図である。
防水栓は、この全体がハウジングにおける収容部内に挿入されるものであり、収容部の内面に接するハウジングシール部と、電線の外面に接する電線シール部とを有する。また、防水栓は、防水栓第一端部と、この反対側の防水栓第二端部とを有する。ハウジングシール部には、防水栓第一端部側に配置される外側第一リップ部と、防水栓第二端部側に配置される外側第二リップ部と、これらの間に配置される外側第三リップ部とが形成される。また、電線シール部には、ハウジングシール部と同じ形状になる内側第一リップ部と、内側第二リップ部と、内側第三リップ部とが形成される。このような防水栓には、潰れ変形可能な第一撓み空間と、第二撓み空間とが同じ形状の環状溝部により形成される。
以下、図面を参照しながら実施例を説明する。図1は本発明の防水栓の使用状態を示す断面図である。また、図2は防水栓の斜視図、図3は防水栓の断面図、図4は防水栓における環状溝部の拡大断面図、図5は防水栓の使用状態における環状溝部の拡大断面図である。
図1において、引用符号21は本発明の防水栓を示す。防水栓21は、複数本の電線22からなるワイヤハーネスの端末に設けられるコネクタに対し、防水性能を持たせるために用いられる。具体的には、電線22とハウジング23との間の防水性能確保に用いられる。防水栓21は、所謂ゴム栓であって、この全体が樹脂製のハウジング23の収容部24内に挿入される。防水栓21は、公知の材料にて成形される(材料は特に限定されない。シール性及び弾力性を有すればよい)。尚、引用符号25は、収容部24の開口端を示す。開口端25は、円形に開口するように形成される。
図1ないし図3において、防水栓21は、収容部24の内面26に接するハウジングシール部27と、電線22の外面28(被覆外面)に接する電線シール部29とを有する。また、防水栓21は、防水栓第一端部30と、この反対側の防水栓第二端部31と、これら防水栓第一端部30及び防水栓第二端部31を貫通する電線挿通孔32とを有する。
ハウジングシール部27には、防水栓第一端部30側に配置される外側第一リップ部33と、防水栓第二端部31側に配置される外側第二リップ部34と、これらの間に配置される外側第三リップ部35とが形成される。また、電線シール部29には、ハウジングシール部27と同じ形状になる内側第一リップ部36と、内側第二リップ部37と、内側第三リップ部38とが形成される(特に限定しないが、ハウジングシール部27と同じ形状が好ましい)。このような防水栓には、潰れ変形可能な第一撓み空間39と、第二撓み空間40とが同じ形状の環状溝部41、41により形成される。
防水栓21は、図からも分かるが、挿入方向性が存在しない形状に形成される。すなわち、防水栓21の端部となる防水栓第一端部30と防水栓第二端部31は、同じ形状に形成される。このような防水栓第一端部30と防水栓第二端部31は、電線軸Aの方向に所定の距離で配置される。尚、防水栓第一端部30と防水栓第二端部31は、外側に延出する部分が存在しない形状に形成される(すなわち、図6の従来例とは異なる形状に形成される)。
外側第一リップ部33は、収容部24の内面26に向けて凸となる断面視山形状に形成される。この山形状が電線22の周方向に連続することにより、外観が環状に形成される。外側第一リップ部33の頂部42は、断面視円弧状に形成される。外側第一リップ部33は、収容部24への挿入前で、頂部42からの径寸法Bが開口端25の開口寸法Cよりも大きくなるように形成される(B>C)。
外側第二リップ部34は、収容部24の内面26に向けて凸となる断面視山形状に形成される。この山形状が電線22の周方向に連続することにより、外観が環状に形成される。外側第二リップ部34の頂部43は、断面視円弧状に形成される。外側第二リップ部34は、本実施例において外側第一リップ部33と同じ形状に形成される。
外側第三リップ部35は、収容部24の内面26に向けて凸となる断面視山形状に形成される。この山形状が電線22の周方向に連続することにより、外観が環状に形成される。外側第三リップ部35の頂部44は、外側第一リップ部33の頂部42及び外側第二リップ部34の頂部43よりも高さが低くなるように形成される。別な言い方をすれば、外側第三リップ部35は、外側第一リップ部33及び外側第二リップ部34よりも小さな山形状に形成される。外側第三リップ部35は、防水栓21が収容部24へ挿入された際に、頂部44が収容部24の内面26に接する程度の高さに形成される。外側第三リップ部35は、外側第一リップ部33及び外側第二リップ部34に対し平坦部を作らずに連続するように形成される。別な言い方をすれば、谷となる形状位置で直ぐに外側第三リップ部35が連続するように形成される。このような配置の外側第三リップ部35は、外側第一リップ部33及び外側第二リップ部34が弾性変形した際、この倒れを防止する部分として機能する(倒れ防止に関しては後述する)。尚、外側第三リップ部35は本実施例に限らず複数あってもよい。
内側第一リップ部36は、電線22の外面28に向けて(電線挿通孔32側に)凸となる断面視山形状に形成される。この山形状が電線22の周方向に連続することにより、外観が環状に形成される。内側第一リップ部36の頂部45は、断面視円弧状に形成される。内側第一リップ部36は、電線22への挿入前で、頂部45からの径寸法Dが電線22の外径寸法Eよりも小さくなるように形成される(D<E)。
内側第二リップ部37は、電線22の外面28に向けて(電線挿通孔32側に)凸となる断面視山形状に形成される。この山形状が電線22の周方向に連続することにより、外観が環状に形成される。内側第二リップ部37の頂部46は、断面視円弧状に形成される。内側第二リップ部37は、本実施例において内側第一リップ部36と同じ形状に形成される。
内側第三リップ部38は、電線22の外面28に向けて(電線挿通孔32側に)凸となる断面視山形状に形成される。この山形状が電線22の周方向に連続することにより、外観が環状に形成される。内側第三リップ部38の頂部47は、内側第一リップ部36の頂部45及び内側第二リップ部37の頂部46よりも高さが低くなるように形成される。別な言い方をすれば、内側第三リップ部38は、内側第一リップ部36及び内側第二リップ部37よりも小さな山形状に形成される。内側第三リップ部38は、防水栓21が電線22に挿通された際に、頂部47が電線22の外面28に接する程度の高さに形成される。内側第三リップ部38は、内側第一リップ部36及び内側第二リップ部37が弾性変形した際、この倒れを防止する部分として形成される。尚、内側第三リップ部38は本実施例に限らず複数あってもよい。
図3において、防水栓21の断面形状部分を引用符号48で示すと、この断面形状部分48における水平線Fは電線軸Aに平行な線になる。水平線Fは、断面形状部分48の中心線であり、また、ハウジングシール部27と電線シール部29とを二分するような線でもある。この他、外側第一リップ部33の頂部42と、内側第一リップ部36の頂部45とを線で結ぶと、この線は電線軸Aに対し垂直な線になる。これを垂直線Gと呼ぶことにすると、垂直線Gの中央位置で水平線Fが交差する。
図からも分かるように、ハウジングシール部27(外側第一リップ部33、外側第二リップ部34、及び外側第三リップ部35)と、電線シール部29(内側第一リップ部36、内側第二リップ部37、及び内側第三リップ部38)は、水平線Fで線対称となる形状に形成される。
上記の垂直線Gや水平線Fに基づき、以下では第一撓み空間39、第二撓み空間40、及び環状溝部41について説明をする。尚、第一撓み空間39と第二撓み空間40は同じ形状であり、ここでは第一撓み空間39の方を環状溝部41と共に説明する。
図1ないし図4において、第一撓み空間39は、防水栓第一端部30に開口し且つ垂直線Gの近傍までの深さになる潰れ変形可能な(撓み可能な)空間に形成される。このような第一撓み空間39は、防水栓第一端部30を電線軸Aに沿って凹ませ、且つ凹みを環状にした環状溝部41により形成される。環状溝部41は、垂直線Gの中央位置に合わせて配置形成される。別な言い方をすれば、水平線Fを中心線にして配置形成される。本実施例の環状溝部41は、溝底49が垂直線Gよりも僅かに奥に位置する形状に形成される(微少な寸法H参照)。尚、溝底49が垂直線G上に位置する形状や、垂直線Gの手前側に位置する形状であってもよい(本実施例が一番有効であるのは勿論である)。
環状溝部41は、断面視すり鉢形状に形成される。また、環状溝部41は、外側第一リップ部33が垂直線Gに沿って弾性変形した際に、第一撓み空間39を形成する面50、50同士が図1及び図5に示す如く接する形状に形成される。環状溝部41は、水平線Fで線対称となる形状に形成される(一例であるが、面50、50同士が接し且つ水平線Fで線対称となる形状が最も好ましい)。
上記構成及び構造において、防水栓21を電線22に挿通し、この後に電線22の端末に図示しない端子金具を装着し、そして、防水栓21の全体をハウジング23の収容部24内に挿入すると、図1に示す状態になり、電線22とハウジング23との間の防水性能が確保される。
本発明によれば、防水栓第一端部30に開口し且つ垂直線Gの近傍までの深さになる潰れ可能な第一撓み空間39を形成することから、防水性能の向上に有効な反発力を防水栓21に持たせることができる。より具体的には、電線22が仮に塑性変形によって細くなったとしてもその細さに応じるように第一撓み空間39が追従することから、結果、従来例よりも防水性能を向上させることができる。また、塑性変形によって細くなった状態で電線22を屈曲させてもその屈曲に応じるように第一撓み空間39が追従することから、結果、従来例よりも防水性能を向上させることができる。
また、本発明によれば、潰れ可能な第一撓み空間39を形成することから、電線22の外面28へ与える力を軽減して上記塑性変形を抑制することができる。すなわち、従来例よりも防水性能を向上させることができる。
また、本発明によれば、潰れ可能な第一撓み空間39を形成することから、収容部24への防水栓21の挿入時において、この挿入力を低減することができる。また、本発明によれば、潰れ可能な第一撓み空間39を形成することから、電線22に電線軸Aの方向の外力が加わった場合であっても動き難くする部分を持たせることができる。これにより、防水栓21のズレや傾き等を防止することができる。
また、本発明によれば、ハウジング23における収容部24の開口端25から外側に延出する部分のない防水栓21であることから、防水栓21に対する保護部品や飛び出し防止部品などを不要とすることができる。従って、コネクタの部品点数削減に寄与することができる。
また、本発明によれば、図4に示す如く垂直線Gよりも寸法Hの分だけ奥に溝底49が位置する形状の環状溝部41であることから、垂直線Gの位置では第一撓み空間39としての空間が生じ、従って収容部24への防水栓21の挿入時に外側第一リップ部33が弾性変形するとその作用で第一撓み空間39が潰れる。つまり、垂直線Gの位置で第一撓み空間39があればその分、外側第一リップ部33の弾性変形がし易くなるので、結果、防水栓21の挿入力を低減させることができる。また、本発明によれば、垂直線Gの中央位置に合わせて環状溝部41(第一撓み空間39)を配置形成することから、防水性能の向上に有効な反発力をハウジングシール部27と電線シール部29とに均等に作用させることができる。
また、本発明によれば、防水栓21の挿入時に外側第一リップ部33が弾性変形し、その際に環状溝部41において第一撓み空間39を形成する面50、50同士が接触するまで潰れることから、復元しようとする力を大きく生じさせることができ、結果、電線22が仮に塑性変形によって細くなったとしてもその細さに確実に応じるように、また、細くなった状態で電線22を屈曲させてもその屈曲に確実に応じるように作用させることができる。
また、本発明によれば、環状溝部41の形状を断面視すり鉢形状にすることから、第一撓み空間39を形成する面50、50同士を確実に接触させることができる。また、本発明によれば、外側第三リップ部35を形成することから、防水栓21の挿入時に外側第一リップ部33や外側第二リップ部34の倒れを起こり難くすることができる。具体的には、外側第一リップ部33及び外側第二リップ部34に対し平坦部を作らずに直ぐに谷となる形状位置で外側第三リップ部35を連続させるように配置形成することから、外側第一リップ部33及び外側第二リップ部34の弾性変形の際の倒れ移動を外側第三リップ部35の存在によって堰き止めることができる。すなわち、倒れ移動を抑制することができる。この倒れ移動の抑制は、外側第三リップ部35の頂部44の高さが収容部24の内面26に接する程度の高さであることも寄与する。何故ならば、外側第一リップ部33及び外側第二リップ部34が倒れようとしてその作用が外側第三リップ部35に及んできても、外側第三リップ部35の頂部44が収容部24の内面26に接することで外側第三リップ部35自体の弾性変形が抑制されるからである。外側第三リップ部35が弾性変形し難い状態であれば、上記倒れ移動が堰き止められるのは(抑制されるのは)勿論である。以上説明したように、外側第一リップ部33や外側第二リップ部34の倒れを起こり難くすれば、防水性能の維持に寄与することができる。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
21…防水栓、 22…電線、 23…ハウジング、 24…収容部、 25…開口端、 26…内面、 27…ハウジングシール部、 28…外面、 29…電線シール部、 30…防水栓第一端部、 31…防水栓第二端部、 32…電線挿通孔、 33…外側第一リップ部、 34…外側第二リップ部、 35…外側第三リップ部、 36…内側第一リップ部、 37…内側第二リップ部、 38…内側第三リップ部、 39…第一撓み空間、 40…第二撓み空間、 41…環状溝部、 42〜47…頂部、 48…断面形状部分、 49…溝底、 50…面、 A…電線軸、 F…水平線、 G…垂直線

Claims (10)

  1. ハウジングにおける収容部の内面に接するハウジングシール部と、電線の外面に接する電線シール部とを有して、前記ハウジングと前記電線との間の防水性能確保に用いられる防水栓において、
    当該防水栓は、前記収容部の開口端側に防水栓第一端部を有するとともに該防水栓第一端部の反対側に防水栓第二端部を有して全体が前記収容部内に挿入されるものであり、
    前記ハウジングシール部の前記防水栓第一端部側には、断面視山形状の外側第一リップ部が形成され、
    該外側第一リップ部と前記電線シール部との間には、潰れ変形可能な第一撓み空間が形成され、
    該第一撓み空間は、前記防水栓第一端部を開口して形成され且つ前記外側第一リップ部の頂部から電線軸に向けて垂直に引いた垂直線上又は該垂直線の近傍までの深さに形成される
    ことを特徴とする防水栓。
  2. 請求項1に記載の防水栓において、
    前記第一撓み空間は、前記防水栓第一端部を前記電線軸に沿って凹ませ且つ該凹みを環状にした環状溝部により形成される
    ことを特徴とする防水栓。
  3. 請求項2に記載の防水栓において、
    前記環状溝部は、溝底が前記垂直線よりも奥に位置する形状に形成される
    ことを特徴とする防水栓。
  4. 請求項2又は3に記載の防水栓において、
    前記環状溝部は、前記外側第一リップ部と前記電線シール部との間における前記垂直線の中央位置に合わせて配置形成される
    ことを特徴とする防水栓。
  5. 請求項2、3又は4に記載の防水栓において、
    前記環状溝部は、前記外側第一リップ部が前記垂直線に沿って弾性変形した際に、前記第一撓み空間を形成する面同士が接する形状に形成される
    ことを特徴とする防水栓。
  6. 請求項5に記載の防水栓において、
    前記環状溝部は、断面視すり鉢形状に形成される
    ことを特徴とする防水栓。
  7. 請求項1、2、3、4、5又は6に記載の防水栓において、
    前記ハウジングシール部の前記防水栓第二端部側には、前記外側第一リップ部と同じ形状になる外側第二リップ部が形成され、
    該外側第二リップ部と前記電線シール部との間には、前記第一撓み空間と同じになる第二撓み空間が形成される
    ことを特徴とする防水栓。
  8. 請求項7に記載の防水栓において、
    前記電線軸の方向に沿った前記外側第一リップ部と前記外側第二リップ部との間には、外側第三リップ部が一又は複数配置形成される
    ことを特徴とする防水栓。
  9. 請求項8に記載の防水栓において、
    前記外側第三リップ部は、前記外側第一リップ部及び前記外側第二リップ部よりも頂部が低くなる断面視山形状に形成される
    ことを特徴とする防水栓。
  10. 請求項8又は9に記載の防水栓において、
    前記電線シール部には、前記外側第一リップ部、前記外側第二リップ部、及び前記外側第三リップ部と同じ形状になる内側第一リップ部、内側第二リップ部、及び内側第三リップ部が形成される
    ことを特徴とする防水栓。
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