JP5898603B2 - コネクタ及びシール部材 - Google Patents
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Description
前記シール部材の前記挿入孔の内周面には、前記電線の外周面に弾性的に密着する内周リップが突出して形成され、前記第1当接部の前端が前記内周リップの頂部よりも後方に位置している。端子金具の本体部が第1当接部に当接すると、第1当接部が変形して、変形の影響力が内周リップにも及んでシール性が低下する懸念があるものの、第1当接部の前端が内周リップの頂部よりも後方に位置していれば、内周リップに変形の影響力が大きく作用することはなく、シール性が格別低下することもない。
本発明の実施例1を図1〜図5によって説明する。本実施例は、ハウジング10、シール部材30、リアホルダ60及び端子金具80を備えたコネクタを例示するものである。
組み付けに際し、ハウジング10の収容凹部14内には、シール部材30が挿入され、次いで、リアホルダ60が挿入される。収容凹部14内にシール部材30及びリアホルダ60が正規挿入されると、シール部材30の前面がハウジング本体11の後面に密着するとともに、シール部材30の後面がリアホルダ60の前面に密着し、且つ各外周リップ32が収容凹部14の内周面に圧縮状態で密着して、ハウジング10との間が液密にシールされる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)各第2当接部は、各第1当接部と前後方向に位置ずれして配置されるものであってもよく、例えば、後側の内周リップの頂部を含む位置に配置されるものであってもよい。
(2)シール部材の前側斜面にも各第1当接部及び各第2当接部が形成されるものであってもよく、またそれによって、シール部材が前後方向に対称な形態になるものであってもよい。シール部材が前後対称な形態であれば、組み付け時に、シール部材の前後の識別が不要となる。
(3)各第1当接部のそれぞれが周方向の複数領域に分断される形態であってもよい。
(4)端子金具は、断面四角形をなす本体部の前端から前方に雄タブを突成させた雄側端子金具として構成されるものであってもよい。
13…キャビティ
30…シール部材
31…挿入孔
32…外周リップ
33…内周リップ
34…斜面部
35…頂部
37…第1当接部
41…第2当接部
60…リアホルダ
80…端子金具
81…本体部
85…四角部
86…四辺部
90…電線
Claims (6)
- 前方に断面四角形の本体部を有し、後方で電線の端末部に接続される端子金具と、
前記端子金具が後方から挿入される複数のキャビティを有するハウジングと、
前記ハウジングに後方から当接して配置され、前記各キャビティと連通する位置に、前記端子金具の通過後、前記電線が密着して挿入される複数の断面円形の挿入孔を有するシール部材とを備え、
前記シール部材の後面における前記挿入孔の開口縁部には、前記端子金具を誘い込む斜面部が拡開して形成され、
前記斜面部は、前記本体部の周縁部のうち四角部間の部分に当接可能な第1当接部と、前記本体部の四角部に当接可能な第2当接部とを有し、
前記第1当接部は、前記挿入孔内に突出する形態であって、周方向に等間隔をあけて配置され、前記キャビティ内に前記端子金具が挿入される場合に、前記第2当接部よりも先に前記本体部に当接するようになっていることを特徴とするコネクタ。 - 前記シール部材の前記挿入孔の内周面には、前記電線の外周面に弾性的に密着する内周リップが突出して形成され、前記第1当接部の前端が前記内周リップの頂部よりも後方に位置していることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記第2当接部は、前記第1当接部が前記本体部によって圧潰された状態から前記本体部に当接し始める位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
- 前記コネクタのハウジングの後面に当接して配置され、前記ハウジングに収容される端子金具の通過後、前記端子金具に接続された電線が密着して挿入される複数の断面円形の挿入孔を有するシール部材であって、
前記挿入孔の後面側の開口縁部には、前記端子金具を誘い込む斜面部が後方に拡開して形成され、
前記斜面部は、前記端子金具における断面四角形をなす本体部の周縁部のうち四角部間の部分に当接可能な第1当接部と、前記本体部の四角部に当接可能な第2当接部とを有し、
前記第1当接部は、前記挿入孔内に突出する形態であって、周方向に等間隔をあけて配置され、前記ハウジングのキャビティ内に前記端子金具が挿入される場合に、前記第2当接部よりも先に前記本体部に当接するようになっていることを特徴とするシール部材。 - 前記挿入孔の内周面には、前記電線の外周面に弾性的に密着する内周リップが突出して形成され、前記第1当接部の前端が前記内周リップの頂部よりも後方に位置していることを特徴とする請求項4記載のシール部材。
- 前記第2当接部は、前記第1当接部が前記本体部によって圧潰された状態から前記本体部に当接し始める位置に配置されていることを特徴とする請求項4又は5記載のシール部材。
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