JP2015218966A - 冷却装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、本明細書では、霜付量が許容できる程度であるにもかかわらず冷却機を除霜運転してしまうことによって庫内冷却効率が低下してしまうことを抑制する技術を開示する。
実施形態1を図1ないし図5によって説明する。
(1)オープンショーケースの構成
先ず、図1を参照して、実施形態1に係る冷却装置としてのオープンショーケース1の構成について説明する。以降の説明では図1において紙面左側をオープンショーケース1の前側、紙面右側を後側というものとする。
次に、図2を参照して、オープンショーケース1の電気的構成について説明する。オープンショーケース1は制御部30を備えている。制御部30には前述した圧縮機23、庫内ファン18、庫内温度センサ20、凝縮器ファン26、及び、蒸発器温度センサ27が電気的に接続されている。
次に、図3を参照して、制御部30によって実行される温度制御処理について説明する。制御部30は庫内温度センサ20によって検出される庫内温度を監視して、庫内温度が予め設定されている冷却開始温度まで上昇すると圧縮機23の運転を開始する。圧縮機23の運転を開始すると庫内温度が徐々に低下する。制御部30は庫内温度が冷却開始温度より低い冷却抑制温度まで低下すると圧縮機23の運転を停止する。圧縮機23の運転を停止すると庫内温度が徐々に上昇する。この繰り返しによって庫内温度が冷却開始温度と冷却抑制温度との間に維持される。温度制御処理は制御処理の一例である。
次に、除霜運転について説明する。除霜運転とは、圧縮機23の運転を停止し、庫内ファン18を回転させて蒸発器19に送風することによって蒸発器19に付着している霜を溶かすことをいう。実施形態1に係るオープンショーケース1では除霜運転の種類に自動除霜運転と強制除霜運転との2つがある。以下、具体的に説明する。
自動除霜運転は蒸発器19に霜が付着しているか否かによらず一定周期で行われる除霜運転である。制御部30はタイマーによって時間をカウントし、一定時間が経過すると除霜運転を行う。そして、制御部30は除霜運転が完了するとタイマーをリセットする。この繰り返しによって一定周期で除霜運転が行われる。以降の説明では上述したタイマーのことを自動運転タイマーという。制御部30が冷却機を自動除霜運転する処理は定期除霜運転処理の一例である。
次に、図4を参照して、強制除霜運転について説明する。オープンショーケース1は正面が開放されているので、周囲の環境の湿度が高く空気中の水分が多いと自動除霜運転が始まる前に蒸発器19の霜付量が許容範囲を超えてしまう場合がある。霜付量が許容範囲を超えてしまうと冷却能力の低下だけではなく、冷却不能となる蒸発器19の目詰りを起こすことがある。
(条件2)蒸発器温度センサ27によって検出された温度が第2の基準値(例えば−10℃)以下。
次に、上述した図5を参照して、自動除霜運転と強制除霜運転との関係について説明する。図5では時点T1において自動除霜運転が行われたものとする。そして、次に自動除霜運転が行われるタイミングは時点T4であるとする。制御部30は、強制除霜運転を行った場合は前述した自動運転タイマーをリセットする。このため次に自動除霜運転を行うタイミングは時点T3から一定時間が経過したタイミングとなり、時点T4では自動除霜運転は行われないことになる。
以上説明した実施形態1に係るオープンショーケース1によると、蒸発器19に霜が付着しているか否かを庫内温度センサ20によって検出された温度と蒸発器温度センサ27によって検出された温度とに基づいて判断する。この判断ではインナダクトから吹き出される風量やファン回転数などを用いないため、霜の付着とは無関係な部位で流路抵抗が変化した場合に霜が付着していると誤判断してしまうことを抑制できる。よってオープンショーケース1によると、霜が付着していると誤判断してしまうことによって庫内冷却効率が低下してしまうことを抑制することができる。
次に、本発明の実施形態2を図6ないし図7によって説明する。
前述した実施形態1で説明したように自動除霜運転では蒸発器19に霜が付着しているか否かによらず一定周期で除霜運転が行われるため、除霜運転が必要ない場合であっても自動的に実行される。この場合、短時間ではあるものの、冷却運転が停止しているので商品の温度が上がってしまうことは避けられない。
・周囲温度25℃以上
・庫内設定温度2℃以上
・電源オンあるいはデフロスト後の冷却運転から圧縮機が1回以上オフ(下限まで冷却)
・扉開閉がない
運転率=運転時間/(運転時間+停止時間) ・・・ 式1
次に、本発明の実施形態3を図8によって説明する。
図8を参照して、実施形態3に係るオープンショーケースの機械室12の構成について説明する。実施形態3に係るオープンショーケースの機械室12には前述した圧縮機23や凝縮器25などの他に、ドレンパン41、蒸発体42、強制蒸発用送風ファン43、水位検知センサ44、及び、図示しないブザーが設けられている。
・庫内ファン18は停止
次に、本発明の実施形態4を図9ないし図10によって説明する。
一般にオープンショーケースは冷蔵庫と同様に冷却運転、除霜運転、水切り運転のサイクルで運転する。除霜運転終了時、蒸発器19には多くの水滴が残っているため、そのまま冷却運転を開始すると水滴が氷に相変化するときに発生する潜熱が庫内冷却とは無関係な無駄な熱量となるため、庫内冷却効率を悪化させる。水切り運転とはこのような庫内冷却効率の悪化を抑制するために蒸発器19に送風して水切りすることをいう。
次に、本発明の実施形態5を図11ないし図12によって説明する。
先ず、図11を参照して、冷却運転中は常に庫内ファン18を回転させたままにする従来のオープンショーケースにおける庫内温度及び蒸発器温度の変化について説明する。蒸発器19に水滴が付着した状態で冷却運転を開始すると、水滴が氷に相変化するときに発生する潜熱が庫内冷却とは無関係な無駄な熱量となるため、庫内冷却効率を悪化させる。オープンショーケースのような大きな蒸発器19を持つ機械の場合、水滴から氷への相変化が所々で起こり、長時間にわたって相変化に伴う無駄な潜熱が発生する影響で、冷却運転中、一時的に蒸発器19の温度が下がらず、庫内温度も下がらない状態となる。
上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
Claims (5)
- 蒸発器を有する冷却機と、
前記蒸発器の温度を検出する蒸発器温度センサと、
庫内温度を検出する庫内温度センサと、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記蒸発器に霜が付着しているか否かを前記庫内温度センサによって検出された庫内温度と前記蒸発器温度センサによって検出された温度とに基づいて判断する判断処理と、
前記判断処理によって霜が付着していると判断されたことに応じて、前記冷却機を除霜運転する不定期除霜運転処理と、
を実行する、冷却装置。 - 請求項1に記載の冷却装置であって、
前記制御部は、前記判断処理において、前記庫内温度センサによって検出された庫内温度が庫内設定温度に対して第1の基準値以上高く、且つ、前記蒸発器温度センサによって検出された温度が第2の基準値以下である場合に霜が付着していると判断する、冷却装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の冷却装置であって、
前記制御部は、
前記庫内温度センサによって検出された庫内温度を監視して、庫内温度が冷却開始温度まで上昇すると前記冷却機の運転を開始し、庫内温度が前記冷却開始温度より低い冷却抑制温度まで低下すると前記冷却機の運転を抑制する制御処理を実行し、
前記不定期除霜運転処理において、前記判断処理によって霜が付着していると判断された後に前記冷却機が基準時間以上連続して運転された場合に前記冷却機を除霜運転する、冷却装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の冷却装置であって、
前記制御部は、
タイマーによって時間をカウントし、一定時間が経過する毎に前記冷却機を除霜運転する定期除霜運転処理と、
前記不定期除霜運転処理を実行した場合に前記タイマーをリセットするリセット処理と、
を実行する、冷却装置。 - 冷却機と、
庫内温度を検出する庫内温度センサと、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記庫内温度センサによって検出された庫内温度を監視して、庫内温度が冷却開始温度まで上昇すると前記冷却機の運転を開始し、庫内温度が前記冷却開始温度より低い冷却抑制温度まで低下すると前記冷却機の運転を抑制する制御処理と、
一定時間が経過する毎に前記冷却機を除霜運転する定期除霜運転処理であって、前記冷却機の運転率の変化幅が基準値以下である場合は前記一定時間が経過しても除霜運転しない定期除霜運転処理と、
を実行する、冷却装置。
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