JP2015143579A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】除霜ヒータに対する通電による電力消費量を抑えることができ、省エネルギ化を図ることができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫1は、冷凍サイクルを構成する冷却器14に付着した霜を取り除くための除霜用ヒータとしてのパイプヒータ30を有し、このパイプヒータ30は、冷却器14の空気吸込み側領域A1に該当する第1ヒータ部分31と、冷却器14の空気吸込み側領域A1以外の領域A2に該当する第2ヒータ部分32に分割して取り付けられている。
【選択図】図4

Description

本発明の実施の形態は、冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫では、冷凍サイクルを構成している冷却器が低温になると、冷却器の外面に霜が付着するが、この冷却器への霜の付着により冷却器の冷却能力が低下することが知られている。従って、冷却器に付着した霜を除去(除霜)することが、冷蔵庫の性能向上に重要である。このため、冷却器の霜の除霜を行うために、冷却器には除霜ヒータが設けられ、この除霜ヒータが、冷却器の霜を融解するようになっている。
特許文献1には、着霜検知信号に応じて除霜ヒータと樋ヒータに電力を供給して、冷却器および排水樋、そして排水管を加熱することが開示されている。
特開2012−167896号
しかし、上記特許文献1の技術では、除霜ヒータは、冷却器全体に熱が行き渡るように、冷却器に対して満遍なく設置されている。このため、除霜ヒータに通電すると、常に冷却器全体に熱が伝わってしまい、除霜ヒータに対する通電による電力消費量を抑えることができず、省エネルギ化の妨げになっている。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、除霜ヒータに対する通電による電力消費量を抑えることができ、省エネルギ化を図ることができる冷蔵庫を提供することにある。
本発明の実施の形態の冷蔵庫は、冷凍サイクルを構成する冷却器に付着した霜を取り除くための除霜用ヒータを有し、前記除霜用ヒータは、前記冷却器の空気吸込み側領域に該当する第1ヒータ部分と、前記冷却器の前記空気吸込み側領域以外の領域に該当する第2ヒータ部分とに、分割して取り付けられていることを特徴とする。
本発明の実施形態に係わる冷蔵庫の全体を示す斜視図である。 図1に示す冷蔵庫の縦方向の断面図である。 図2に示す冷蔵庫の第1実施形態における電気的な構成例を示すブロック図である。 図4(A)は、冷却器とパイプヒータを示す正面図であり、図4(B)は、冷却器とパイプヒータの平面図である。 本発明の第1実施形態において、制御部が、第1ヒータ部分の通電と、第2ヒータ部分の通電を行う制御例を示しているフロー図である。 本発明の冷蔵庫における冷却器の第2実施形態を示している。 本発明の第3実施形態の制御例を示しているフロー図である。 本発明の第4実施形態の制御例を示しているフロー図である。 本発明の第4実施形態の別の制御例を示しているフロー図である。 本発明の第4実施形態のさらに別の制御例を示しているフロー図である。 本発明の第5実施形態の制御例を示しているフロー図である。 本発明の第6実施形態の制御例を示しているフロー図である。 本発明の第7実施形態における冷却器とパイプヒータを示す正面図である。 本発明の第7実施形態における冷却器と別の構造のパイプヒータを示す正面図である。 本発明の第7実施形態における冷却器とさらに別の構造のパイプヒータを示す正面図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施するための形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係わる冷蔵庫の全体を示す斜視図である。
図1に示す冷蔵庫1は、断熱箱体で形成した本体2を有している。本体2の断熱箱体の内部には貯蔵区画が形成されており、貯蔵区画は、仕切り壁により冷凍区画と冷蔵区画等の複数の貯蔵室に区分されている。本体2は、冷蔵区画である冷蔵室5と野菜室7と、冷凍区画である製氷室8と上部冷凍室9と冷凍室10を有している。
この本体2の最上部の位置には、両開き式の左右の観音扉3,4で開閉される冷蔵室5を設けられている。これらの観音扉3,4は、それぞれ本体2の回転軸3A,4Aを中心にして開閉可能に取り付けられている。冷蔵室5の下側には、引出し式扉7aで開閉される野菜室7が設けられている。
この野菜室7の下部には、製氷室8と、上部冷凍室9が横方向に並んで配置されている。製氷室8は引出し式扉8aで開閉され、上部冷凍室9は引出し式扉9aで開閉される。本体2の最下部であって、これらの製氷室8と上部冷凍室9の下部には、冷凍室10が配置されている。冷凍室10は引出し式扉10aで開閉される。
図2は、図1に示す冷蔵庫1の縦方向の断面図である。
図2に示すように、本体2内では、野菜室7が冷蔵室5の下部に位置されている。しかも、製氷室8と上部冷凍室9が野菜室7の下部に配置され、冷凍室10が最下部に配置されている。冷蔵室5と野菜室7の背部には、冷気通路11が設けられている。冷蔵区画と冷凍区画は、分離して断熱されている。
本体2において、冷蔵室5と野菜室7の背部(後部)には、冷却ファン13と、冷蔵用の冷却器(蒸発器)14が配置されている。冷却ファン13はファンモータにより回転される。
本体2内において、製氷室8と上部冷凍室9と冷凍室10の背部には、冷却ファン15と、冷凍用の冷却器(蒸発器)16が配置されている。冷却ファン15はファンモータにより回転される。本体2の下部の機械室17には、圧縮機(コンプレッサ)18が配置されている。この圧縮機18と、冷却器(蒸発器)14,16と、凝縮器等により、冷蔵区画と冷凍区画を冷却するための冷凍サイクルを構成している。
図2に示すように、例えば観音扉3,4のいずれかには、外気温センサ20と、湿度センサ21が設けられている。図2の例では、外気温センサ20は、観音扉3,4のいずれかの上部位置に設けられ、湿度センサ21は、観音扉3,4のいずれかの下部位置に設けられているが、設ける位置は特に限定されない。外気温センサ20は、冷蔵庫1が設置されている部屋環境における外気の温度(庫外温度)を検知する。湿度センサ21は、冷蔵庫1が設置されている部屋環境における外気の湿度(庫外湿度)を検知する。
図2に示すように、冷蔵室5の冷気通路11の付近には、冷蔵室温度センサ22が設けられている。この冷蔵室温度センサ22は、庫内温度センサの例であり、冷蔵室5内の温度を検知する。冷凍室10には、冷凍室温度センサ23が設けられている。この冷凍室温度センサ23は、庫内温度センサの例であり、冷凍室10内の温度を検知する。冷蔵室用の冷却器14には、冷却器温度センサ24が設けられている。この冷却器温度センサ24は、冷却器14の温度を検知する。
図2に示すように、排水樋26が、破線で示すように、野菜室7の底部の奥の部分27から製氷室8と上部冷凍室9と冷凍室10の背部(後部)を通って、機械室17の受け皿29の上部まで形成されている。
冷却器14には、除霜用ヒータとしてのパイプヒータ30が配置されている。この除霜用のパイプヒータ30は、冷却器14に付着した霜を溶かして取り除くために設けられている。また、排水樋ヒータ29は、この排水樋26を加熱するために設けられている。排水樋26は、冷却器14の下の位置に設けられており、冷却器14において霜が溶けて落下した水分を受けて、機械室17の受け皿29に導いて溜めるようになっている。排水樋ヒータ29は、冷却器14から溶け落ちた霜が、排水樋26で再び氷結して着霜してしまうのを防ぎ、排水樋26の排水経路を塞ぐことを防止できる。
図3は、図2に示す冷蔵庫1の電気的な構成例を示すブロック図である。
図3に示す制御部100は、図2に示す本体2に配置され、各種センサ、例えば外気温センサ20と、湿度センサ21と、冷蔵室温度センサ22と、冷凍室温度センサ23と、冷却器温度センサ24に接続されている。外気温センサ20は、冷蔵庫の外気温を検知して外気温検知信号を制御部100に送る。湿度センサ21は、冷蔵庫の外気の湿度を検知して外気の湿度検知信号を制御部100に送る。冷蔵室温度センサ22は、冷蔵室の温度を検知して冷蔵室温度検知信号を制御部100に送る。冷凍室温度センサ23は、冷凍室の温度を検知して冷凍室温度検知信号を制御部100に送る。冷却器温度センサ24は、冷却器14の温度を検知して冷却器温度検知信号を制御部100に送る。
また、制御部100は、パイプヒータ(除霜用ヒータ)30と、冷却ファン13,15と、圧縮機18に接続されている。制御部100は、パイプヒータ30に対して通電の有無を制御したり、通電率を制御してパイプヒータの出力を制御する。制御部100は、冷却ファン13,15と圧縮機18の動作を制御する。
次に、図4を参照して、冷却器14と、この冷却器14に設けられたパイプヒータ30の構造について説明する。図4(A)は、冷却器14とパイプヒータ30を示す正面図であり、図4(B)は、冷却器14とパイプヒータ30の平面図である。
図4(B)に示すように、冷却器14は、フィン構造体14Aと、冷却パイプ14Bを有している。フィン構造体14Aは、多数のフィン14Cを有している。冷却パイプ14Bは、このフィン構造体14Aに通っている。パイプヒータ30は、フィン構造体14Aのフィン14Cに接触していることで、パイプヒータ30からフィン14Cに対する熱伝導を上げている。この冷却器14は、図4(A)において下側から空気を吸って、上側から冷却した空気を吹き出すタイプであるが、空気の流れの方向は特に限定されない。
図4に示すパイプヒータ30の構造例としては、例えば金属パイプの中央にスパイラル状の発熱体を通して配置し、熱伝導率の良い高絶縁物質を充填したヒータである。このパイプヒータ30の発熱体に、図3に示す制御部100から通電することにより発熱をする。
図4(A)に示すように、除霜用ヒータとしてのパイプヒータ30は、冷却器14の空気吸込み側領域A1に該当する第1ヒータ部分31と、冷却器14の空気吸込み側領域A1以外の領域A2に該当する第2ヒータ部分32と,に分割して取り付けられている。第1ヒータ部分31は、冷却器14の空気吸込み側領域A1である冷却器14の底面領域に配置されている底面ヒータ部分である。第2ヒータ部分32は、冷却器14の空気吸込み側領域A1以外の全体の領域A2に配置されている全体ヒータ部分である。
図3に示す制御部100は、第1ヒータ部分31の通電のオンオフ操作と、第2ヒータ部分32の通電のオンオフ操作を、別々に行うことができる。また、制御部100は、第1ヒータ部分31の通電のオンオフ操作と、第2ヒータ部分32の通電のオンオフ操作を、同時に行うことができる。さらに、制御部100は、第1ヒータ部分31と第2ヒータ部分のそれぞれの通電率を制御することができる。
図5は、制御部100が、第1ヒータ部分31の通電と、第2ヒータ部分32の通電を行う制御例を示しているフロー図である。
図5のステップS1において、図2に示す冷却器14の除霜動作の開始直前である場合には、ステップS2では、図3の制御部100は、冷蔵庫1の軽負荷運転が継続しているかどうかを判断する。制御部100は、冷蔵庫1の軽負荷運転が継続していると判断した場合には、図4(A)に示す冷却器14に着く霜は、冷却器14の底面側すなわち空気吸込み側領域A1にしか付着しないために、ステップS3に移る。ステップS3では、図3の制御部100は、冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31のみに通電を行う。これにより、少ない消費電力により、冷却器14の空気吸込み側領域A1について、最適な除霜が可能である。その後、ステップS5に示すように、制御部100は、第1ヒータ部分31に対する通電を止めて、冷却器14の空気吸込み側領域A1の除霜を終了する。
図5のステップS2に戻ると、図3の制御部100は、冷蔵庫1の軽負荷運転が継続しておらず高負荷運転をしていると判断する場合には、図4(A)に示す冷却器14に着く霜は、冷却器14の底面側すなわち空気吸込み側領域A1だけではなく冷却器14の全体に付着するために、ステップS4に移る。ステップS4では、図3の制御部100は、冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31と、全体ヒータ部分である第2ヒータ部分32の両方に同時に通電を行う。これにより、冷却器14の全体について、最適な除霜が可能である。その後、ステップS5に示すように、制御部100は、第1ヒータ部分31と第2ヒータ部分32に対する通電を止めて、冷却器14の全体の除霜を終了する。
このように、本発明の第1実施形態では、冷却器14における冷却負荷の軽い状態が続いた場合には、霜は冷却器14の底面にしか付着しないので、冷却器14の底面側の第1ヒータ部分31のみに通電することで、少ない消費電力で、冷却器14の最適な除霜が可能になり、除霜ヒータに対する通電による電力消費量を抑えることができ、省エネルギ化を図ることができる。
なお、冷却器14における冷却負荷の軽い状態が続いた時に、第1ヒータ部分31のみに通電する場合を例に説明を行ったが、第1ヒータ部分に比べて第2ヒータ部分32の通電率を低下させ、第1ヒータ部分31のみが実質的に有効に機能するように制御を行っても良い。このように、制御部100は、外気温または外気の湿度、もしくは外気温と外気の湿度の両方により、第1ヒータ部分31と第2ヒータ部分32に対する通電を制御する構成とすることができる。
(第2実施形態)
図6は、本発明の冷蔵庫における冷却器14の第2実施形態を示している。
図6に示す冷却器14では、除霜用ヒータとしてのパイプヒータ30は、少なくとも3つ以上に分割されている。具体的には、このパイプヒータ30は、冷却器14の空気吸込み側領域A1に該当する第1ヒータ部分31と、冷却器14の空気吸込み側領域A1以外の領域に該当する第2ヒータ部分32とに、分割されている。この第2ヒータ部分32は、さらに冷却器14の空気吹出し側領域B2に該当する吹き出し領域第ヒータ部分42と、冷却器14の空気吸込み側領域A1と空気吹出し側領域B2以外の全体領域B3に該当する全体領域ヒータ部分43と、に分割して取付けられている。
第1ヒータ部分31は、冷却器14の空気吸込み側領域A1である冷却器14の底面領域に配置されている底面ヒータ部分である。第2ヒータ部分32の吹き出し領域第ヒータ部分42は、冷却器14の空気吹出し側領域B2に配置されている上面ヒータ部分である。第2ヒータ部分32の全体領域ヒータ部分43は、空気吸込み側領域A1と空気吹出し側領域B2以外の全体領域B3に配置されている全体ヒータ部分である。
図3に示す制御部100は、第1ヒータ部分31の通電のオンオフ操作と、第2ヒータ部分32の吹き出し領域第ヒータ部分42の通電のオンオフ操作と、第2ヒータ部分32の全体領域ヒータ部分43の通電のオンオフ操作を、別々に行うことができる。また、制御部100は、第1ヒータ部分31の通電のオンオフ操作と、第2ヒータ部分32の吹き出し領域第ヒータ部分42の通電のオンオフ操作と、第2ヒータ部分32の全体領域ヒータ部分43の通電のオンオフ操作を、同時に行うことができる。
このように、本発明の第2実施形態では、冷却器14における冷却負荷の軽い状態が続いた場合には、霜は冷却器の底面にしか付着しないので、図6(B)に示す制御部100は、冷却器14の底面側の第1ヒータ部分31のみに通電することで、少ない消費電力で、冷却器14の最適な除霜が可能になり、除霜ヒータに対する通電による電力消費量を抑えることができ、省エネルギ化を図ることができる。
また、冷却器14における冷却負荷の大きい状態が続いた場合には、制御部100は、第1ヒータ部分31だけでなく、第2ヒータ部分32の吹き出し領域第ヒータ部分42と全体領域ヒータ部分43に適宜通電することで、除霜する。このため、除霜用ヒータとしてのパイプヒータ30は、少なくとも3つ以上に分割されていることにより、冷却器14における霜の付着状態に合わせた最適な除霜が可能になる。
(第3実施形態)
図7は、本発明の第3実施形態の制御例を示しているフロー図である。
図7に示すステップS11において、図2に示す冷却器14の除霜動作の開始直前である場合に、ステップS12では、図3の制御部100は、図3に示す湿度センサ21が外気の湿度を検知しており、この検知した湿度が予め定めたある閾値αを超えたかどうかを判断する。
図7のステップS12において、湿度センサ21が外気の湿度を検知しており、この検知した湿度が予め定めたある閾値αを超えて、しかも外気温度が予め定めた温度γを超えた場合には、冷却器14に着く霜は、冷却器14の底面側すなわち図6(A)に示す空気吸込み側領域A1だけではなく冷却器14の全体に付着するために、ステップS14に移る。ステップS14では、図3の制御部100は、冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31と、第2ヒータ部分32の両方に同時に通電を行う。これにより、冷却器14の全体について、最適な除霜が可能である。このようにする理由は、外気温度が高い程、庫内の冷却のために冷却器(エバポレータ)を多く運転するので着霜も多くなるためである。つまり、外気温度が高い時ほど着霜し易く、高い除霜能力が必要になる。その後、ステップS15に示すように、制御部100は、第1ヒータ部分31と第2ヒータ部分32に対する通電を止めて、冷却器14の全体の除霜を終了する。
図7のステップS12に戻ると、検知した湿度が予め定めたある閾値α以下であり、外気温度が予め定めた温度γ以下である場合には、冷却器14に着く霜は、冷却器14の底面側すなわち空気吸込み側領域A1にしか付着しないために、ステップS13に移る。ステップS13では、図3の制御部100は、冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31のみに通電を行う。これにより、少ない消費電力により、冷却器14の空気吸込み側領域A1について、最適な除霜が可能である。その後、ステップS15に示すように、制御部100は、第1ヒータ部分31に対する通電を止めて、冷却器14の空気吸込み側領域A1の除霜を終了する。
また、上述したような湿度センサ21が検知した外気の湿度を基にして制御する制御例とは別の制御例を、次に説明する。
この別の制御例では、外気温センサ20が検知した外気温度を基にして制御する。図7に示すステップS11において、図2に示す冷却器14の除霜動作の開始直前である場合に、ステップS12では、図3の制御部100は、図3に示す外気温センサ20が外気の温度を検知しており、この検知した外温度が予め定めたある閾値γを超えたかどうかを判断する。
図7のステップS12において、外気温センサ20が外気の温度を検知しており、この検知した外気温度が予め定めたある閾値γを上回った場合には、冷却器14に着く霜は、冷却器14の底面側すなわち図6(A)に示す空気吸込み側領域A1だけではなく冷却器14の全体に付着するために、ステップS14に移る。ステップS14では、図3の制御部100は、冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31と、全体ヒータ部分である第2ヒータ部分32の両方に同時に通電を行う。これにより、冷却器14の全体について、最適な除霜が可能である。その後、ステップS15に示すように、制御部100は、第1ヒータ部分31と第2ヒータ部分32に対する通電を止めて、冷却器14の全体の除霜を終了する。
図7のステップS12に戻ると、検知した外気温が予め定めたある閾値γを上回らない場合には、冷却器14に着く霜は、冷却器14の底面側すなわち空気吸込み側領域A1にしか付着しないために、ステップS13に移る。ステップS13では、図3の制御部100は、冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31のみに通電を行う。これにより、少ない消費電力により、冷却器14の空気吸込み側領域A1について、最適な除霜が可能である。その後、ステップS15に示すように、制御部100は、第1ヒータ部分31に対する通電を止めて、冷却器14の空気吸込み側領域A1の除霜を終了する。
さらに、図7における別の制御例としては、制御部100は、外気温センサ20により検知した外気温と湿度センサ21が検知した湿度との両方に基づいて、第1ヒータ部分31と第2ヒータ部分32を両方とも通電するか、第1ヒータ部分31のみを通電するかを決定することもできる。
このように、本発明の第3実施形態では、制御部100は、外気温または外気の湿度に基づいて、冷却器14の着霜量を判断して例えば冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31と、全体ヒータ部分である第2ヒータ部分32に最適に通電することで、少ない消費電力で、冷却器14の最適な除霜が可能になり、除霜ヒータに対する通電による電力消費量を抑えることができ、省エネルギ化を図ることができる。
(第4実施形態)
図8は、本発明の第4実施形態の制御例を示しているフロー図である。
図8に示すステップS21において、図2に示す冷却器14の除霜動作の開始直前である場合に、ステップS22では、図3の制御部100は、図3に示す冷却器温度センサ24が冷却器14の温度を検知しており、この検知した冷却器の温度が予め定めたある閾値βを超えた時間が、予め定めた時間tを超えているかどうかを判断する。
図8のステップS22において、制御部100が、冷却器14の温度が予め定めたある閾値βを超えた時間が予め定めた時間tを超えていると判断した場合には、冷却器14に着く霜も量が多いと判断して、ステップS24に移る。ステップS24では、図3の制御部100は、冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31と、全体ヒータ部分である第2ヒータ部分32の両方に同時に通電を行う。これにより、冷却器14の全体について、最適な除霜が可能である。その後、ステップS25に示すように、制御部100は、第1ヒータ部分31と第2ヒータ部分32に対する通電を止めて、冷却器14の全体の除霜を終了する。
図8のステップS12に戻ると、制御部100が、冷却器14の温度が予め定めたある閾値βを超えた時間が予め定めた時間t以下であると判断した場合には、冷却器14に着く霜は、冷却器14の底面側すなわち空気吸込み側領域A1にしか付着しないために、ステップS23に移る。ステップS23では、図3の制御部100は、冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31のみに通電を行う。これにより、少ない消費電力により、冷却器14の空気吸込み側領域A1について、最適な除霜が可能である。その後、ステップS25に示すように、制御部100は、第1ヒータ部分31に対する通電を止めて、冷却器14の空気吸込み側領域A1の除霜を終了する。
また、図9に示す別の制御例では、ステップS31において、図2に示す冷却器14の除霜動作の開始直前である場合に、ステップS32では、図3の制御部100は、図3に示す冷凍室温度センサ23が冷凍室の温度を検知しており、この検知した冷凍室の温度が予め定めたある閾値Fを超えた時間が、予め定めた時間tを超えているかどうかを判断する。
図9のステップS32において、制御部100は、冷凍室の温度が予め定めたある閾値Fを超えた時間が、予め定めた時間tを超えていると判断した場合には、冷却器14に着く霜も量が多いと判断して、ステップS34に移る。ステップS34では、図3の制御部100は、冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31と、全体ヒータ部分である第2ヒータ部分32の両方に同時に通電を行う。これにより、冷却器14の全体について、最適な除霜が可能である。その後、ステップS35に示すように、制御部100は、第1ヒータ部分31と第2ヒータ部分32に対する通電を止めて、冷却器14の全体の除霜を終了する。
図9のステップS32に戻ると、制御部100が、冷凍室の温度が予め定めたある閾値Fを超えた時間が、予め定めた時間t以下であると判断した場合には、冷却器14に着く霜は、冷却器14の底面側すなわち空気吸込み側領域A1にしか付着しないために、ステップS33に移る。ステップS33では、図3の制御部100は、冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31のみに通電を行う。これにより、少ない消費電力により、冷却器14の空気吸込み側領域A1について、最適な除霜が可能である。その後、ステップS35に示すように、制御部100は、第1ヒータ部分31に対する通電を止めて冷却器14の空気吸込み側領域A1の除霜を終了する。
さらに、図10に示すさらに別の制御例では、ステップS41において、図2に示す冷却器14の除霜動作の開始直前である場合に、ステップS42では、図3の制御部100は、図3に示す冷蔵室温度センサ22が冷蔵室の温度を検知しており、この検知した冷蔵室の温度が予め定めたある閾値Gを超えた時間が、予め定めた時間tを超えているかどうかを判断する。
図10のステップS42において、制御部100が、冷蔵室の温度が予め定めたある閾値Gを超えた時間が、予め定めた時間tを超えていると判断した場合には、冷却器14に着く霜も量が多いと判断して、ステップS44に移る。ステップS44では、図3の制御部100は、冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31と、全体ヒータ部分である第2ヒータ部分32の両方に同時に通電を行う。これにより、冷却器14の全体について、最適な除霜が可能である。その後、ステップS45に示すように、制御部100は、第1ヒータ部分31と第2ヒータ部分32に対する通電を止めて、冷却器14の全体の除霜を終了する。
図10のステップS42に戻ると、制御部100が、冷蔵室の温度が予め定めたある閾値Fを超えた時間が、予め定めた時間t以下であると判断した場合には、冷却器14に着く霜は、冷却器14の底面側すなわち空気吸込み側領域A1にしか付着しないために、ステップS43に移る。ステップS43では、図3の制御部100は、冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31のみに通電を行う。これにより、少ない消費電力により、冷却器14の空気吸込み側領域A1について、最適な除霜が可能である。その後、ステップS35に示すように、制御部100は、第1ヒータ部分31に対する通電を止めて、冷却器14の空気吸込み側領域A1の除霜を終了する。
このように、本発明の第4実施形態の各制御例では、図8から図10に示すように、制御部100は、冷却器14の温度または庫内温度に基づいて、冷却器14の着霜量を判断して例えば冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31と、全体ヒータ部分である第2ヒータ部分32に最適に通電することで、少ない消費電力で、冷却器14の最適な除霜が可能になり、除霜ヒータに対する通電による電力消費量を抑えることができ、省エネルギ化を図ることができる。
(第5実施形態)
図11は、本発明の第5実施形態の制御例を示しているフロー図である。
図11に示すステップS51において、図2に示す冷却器14の除霜動作の開始直前である場合に、ステップS52では、図3の制御部100は、前回の除霜終了時からの積算冷却時間(積算運転時間)が、予め定めたある時間の閾値Uを超えているかどうかを判断する。
図11のステップS52において、制御部100が、前回の除霜終了時からの積算冷却時間(積算運転時間)が、予め定めたある時間の閾値Uを超えていると判断した場合には、冷却器14に着く霜も量が多いと判断して、ステップS54に移る。ステップS54では、図3の制御部100は、冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31と、全体ヒータ部分である第2ヒータ部分32の両方に同時に通電を行う。これにより、冷却器14の全体について、最適な除霜が可能である。その後、ステップS55に示すように、制御部100は、第1ヒータ部分31と第2ヒータ部分32に対する通電を止めて、冷却器14の全体の除霜を終了する。
図11のステップS52において、制御部100は、前回の除霜終了時からの積算冷却時間(積算運転時間)が、予め定めたある時間の閾値U以下であると判断した場合には、冷却器14に着く霜は、冷却器14の底面側すなわち空気吸込み側領域A1にしか付着しないために、ステップS53に移る。ステップS53では、図3の制御部100は、冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31のみに通電を行う。これにより、少ない消費電力により、冷却器14の空気吸込み側領域A1について、最適な除霜が可能である。その後、ステップS55に示すように、制御部100は、第1ヒータ部分31に対する通電を止めて、冷却器14の空気吸込み側領域A1の除霜を終了する。
このように、本発明の第5実施形態では、図11に示すように、制御部100は、前回の除霜終了時からの積算した冷却時間(積算運転時間)に基づいて、冷却器14の着霜量を判断して例えば冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31と、全体ヒータ部分である第2ヒータ部分32に最適に通電することで、少ない消費電力で、冷却器14の最適な除霜が可能になり、除霜ヒータに対する通電による電力消費量を抑えることができ、省エネルギ化を図ることができる。
(第6実施形態)
図12は、本発明の第6実施形態の制御例を示しているフロー図である。
図12に示すステップS61において、図2に示す冷却器14の除霜動作の開始直前である場合に、ステップS62では、図3の制御部100は、前回の除霜終了時からの圧縮機の積算運転時間が、予め定めたある時間の閾値Uを超えているかどうかを判断する。
図12のステップS62において、制御部100が、前回の除霜終了時からの圧縮機の積算運転時間が、予め定めたある時間の閾値Uを超えていると判断した場合には、冷却器14に着く霜も量が多いと判断して、ステップS64に移る。ステップS64では、図3の制御部100は、冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31と、全体ヒータ部分である第2ヒータ部分32の両方に同時に通電を行う。これにより、冷却器14の全体について、最適な除霜が可能である。その後、ステップS55に示すように、制御部100は、第1ヒータ部分31と第2ヒータ部分32に対する通電を止めて、冷却器14の全体の除霜を終了する。
図12のステップS62に戻ると、制御部100が、前回の除霜終了時からの圧縮機の積算運転時間が、予め定めたある時間の閾値U以下であると判断した場合には、冷却器14に着く霜は、冷却器14の底面側すなわち空気吸込み側領域A1にしか付着しないために、ステップS63に移る。ステップS63では、図3の制御部100は、冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31のみに通電を行う。これにより、少ない消費電力により、冷却器14の空気吸込み側領域A1について、最適な除霜が可能である。その後、ステップS65に示すように、制御部100は、第1ヒータ部分31に対する通電を止めて、冷却器14の空気吸込み側領域A1の除霜を終了する。
このように、本発明の第6実施形態では、図12に示すように、制御部100は、前回の除霜終了時からの圧縮機の積算運転時間に基づいて、冷却器14の着霜量を判断して例えば冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31と、全体ヒータ部分である第2ヒータ部分32に最適に通電することで、少ない消費電力で、冷却器14の最適な除霜が可能になり、除霜ヒータに対する通電による電力消費量を抑えることができ、省エネルギ化を図ることができる。
(第7実施形態)
図13は、本発明の第7実施形態における冷却器14とパイプヒータ30Aを示す正面図である。パイプヒータ30Aでは、冷却器14に配置された冷却器温度センサ24が検知する冷却器14の温度によって、冷却器14の除霜開始や除霜終了のタイミングを決定する。
図13のパイプヒータ30Aの分割構造が、図4に示すパイプヒータ30の分割構造と異なるのは、次の通りである。
図13のパイプヒータ30Aの構造は、冷却器14の空気吸込み側領域A1に該当する冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31と、冷却器14の空気吸込み側領域A1以外の領域に該当する第2ヒータ部分32とに、分割されている。
この第2ヒータ部分32は、さらに冷却器温度センサ24から最も離れた冷却器14の右端領域C2領域に該当する端部ヒータ領域部分52と、右端領域C2以外の全体領域C3に該当する全体ヒータ領域部分53とに、分割されている。図3に示す制御部100は、第1ヒータ部分31と、端部ヒータ領域部分52と、全体ヒータ領域部分53を別個にあるいは全部に通電することができる。冷却器14の右端領域C2は、冷却器温度センサ24から最も遠い位置にあり、しかも霜が最も残り易い部分である。制御部100が、端部ヒータ領域部分52に通電することで、霜の最も残り易い部分である冷却器14の右端領域C2を効率よく除霜できる。
図14は、本発明の第7実施形態における冷却器14と別の構造のパイプヒータ30Bを示す正面図である。
図14のパイプヒータ30Bの構造は、冷却器14の空気吸込み側領域A1に該当する冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31と、冷却器14の空気吸込み側領域A1以外の領域に該当する第2ヒータ部分32とに、分割されている。
この第2ヒータ部分32は、さらに冷却器14の左端領域D2領域に該当する端部ヒータ領域部分62と、左端領域D2以外の全体領域D3に該当する全体ヒータ領域部分63とに、分割されている。図3に示す制御部100は、第1ヒータ部分31と、端部ヒータ領域部分62と、全体ヒータ領域部分63を別個にあるいは全部に通電することができる。冷却器14の左端領域D2は、冷却器温度センサ24から最も近い位置にあり、しかも霜が最も残り易い部分である。制御部100が、端部ヒータ領域部分53に通電することで、霜の最も残り易い部分である冷却器14の左端領域D2を効率よく除霜できる。
図15は、本発明の第7実施形態における冷却器14とさらに別の構造のパイプヒータ30Cを示す正面図である。
図15のパイプヒータ30Cの構造は、冷却器14の空気吸込み側領域A1に該当する冷却器底面ヒータである第1ヒータ部分31と、冷却器14の空気吸込み側領域A1以外の領域に該当する第2ヒータ部分32とに、分割されている。
この第2ヒータ部分32は、さらに冷却器温度センサ24から最も離れた冷却器14の右端領域C2領域に該当する端部ヒータ領域部分52と、冷却器14の左端領域D2領域に該当する端部ヒータ領域部分62と、左端領域D2と右端領域C2以外の全体領域E3に該当する全体ヒータ領域部分73とに、分割されている。制御部は、第1ヒータ部分31と、端部ヒータ領域部分52と、端部ヒータ領域部分62と、全体ヒータ領域部分73を別個にあるいは全部に通電することができる。
冷却器14の右端領域C2と左端領域D2は、霜が最も残り易い部分である。冷却器温度センサ24が検知する冷却器の検知温度により、除霜の開始や除霜の終了を決定する場合に、特に冷却器温度センサ24から最も離れた箇所である冷却器14の右端領域C2は、残氷が起こり易い。このために、残氷が残らないように確実に除去するために、冷却器温度センサ24から最も離れた右端の箇所には、制御部100がオンオフできる端部ヒータ領域部分52を配置し、制御部100が左端の箇所には、オンオフできる端部ヒータ領域部分62を配置する。このため、冷却器14の左端領域D2と右端領域C2を効率よく除霜できる。
また、図2に示すように、冷却器14には分割されたパイプヒータを配置するだけでなく、排水樋26の排水樋ヒータ29を併用することができる。これにより、冷却器14から溶け落ちた霜が、排水樋26で再び氷結して着霜してしまうのを防ぎ、排水樋26の排水経路を塞ぐことを防止できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な態様で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上述した本発明の各実施形態は、任意に組み合わせることができる。また、図1に示す冷蔵庫1の構造は、一例であり、任意の構造を採用することができる。
図示した本発明の実施形態では、冷却器に着霜が有るかどうかを検知するための光学センサ式の着霜検知センサを設けて、着霜検知センサから着霜検知信号を制御部に送るようにしても良い。この制御部は、冷却器14の着霜状態を検知する着霜検知センサからの着霜検知信号により、冷却器14に霜が着霜したかどうか、冷却器14に霜が着霜し始めたかどうか、冷却器14に付着した霜が融解したかどうかを検知することができる。
除霜用ヒータとしては、例えばパイプヒータで構成されているが、これに限らずガラス管ヒータ等でも良い。
1 冷蔵庫
2 本体
14 冷却器
18 圧縮機
20 外気温センサ
21 湿度センサ
22 冷蔵室温度センサ(庫内温度センサの例)
23 冷凍室温度センサ(庫内温度センサの例)
24 冷却器温度センサ
26 排水樋
30 パイプヒータ(除霜用ヒータ)
31 第1ヒータ部分
32 第2ヒータ部分
52 端部ヒータ領域部分
53 全体ヒータ領域部分
62 端部ヒータ領域部分
63 全体ヒータ領域部分
73 全体ヒータ領域部分
100 制御部

Claims (7)

  1. 冷凍サイクルを構成する冷却器に付着した霜を取り除くための除霜用ヒータを有し、
    前記除霜用ヒータは、前記冷却器の空気吸込み側領域に該当する第1ヒータ部分と、前記冷却器の前記空気吸込み側領域以外の領域に該当する第2ヒータ部分とに、分割して取り付けられていることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 外気温を検知する外気温センサまたは外気の湿度を検知する湿度センサを有し、制御部は、前記外気温または前記外気の湿度、もしくは前記外気温と前記外気の湿度の両方により、前記第1ヒータ部分と前記第2ヒータ部分に対する通電を制御する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記冷蔵庫の庫内の温度を検知する庫内温度センサまたは、前記冷却器の温度を検知する冷却器温度センサを有し、制御部は、前記庫内温度または前記冷却器温度、もしくは前記庫内温度と前記冷却器温度の両方により、前記第1ヒータ部分と前記第2ヒータ部分に対する通電を制御する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 前に行った除霜の終了時から除霜開始直前までの積算冷却時間により、制御部は、前記第1ヒータ部分と前記第2ヒータ部分に対する通電を制御する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  5. 前に行った除霜の終了時から除霜開始直前までの圧縮機の積算運転時間により、制御部は、前記第1ヒータ部分と前記第2ヒータ部分に対する通電を制御する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  6. 前記冷却器に取り付けた冷却器温度センサを有し、前記冷却器温度センサの検知温度により、前記制御部は、除霜通電開始または除霜通電終了を判断し、
    前記第2ヒータ部分は、
    前記冷却器温度センサから最も離れた前記冷却器の領域に該当する端部ヒータ領域部分と、
    前記端部ヒータ領域部分以外の前記第2ヒータ部分に該当する全体ヒータ領域部分と、に、分割して取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の冷蔵庫。
  7. 前記冷蔵庫に設けられている排水樋における着霜を防止する排水樋ヒータと、前記除霜用ヒータと、を併用することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の冷蔵庫。
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