JP2012167896A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】 除霜ヒータと樋ヒータを別々に制御することによりヒータによる消費電力を低減し、経済化を図った冷蔵庫を提供する。
【解決手段】 着霜検知信号に応じて除霜ヒータ21と樋ヒータ35に電力を供給して、冷却器13および排水樋31、排水管33を加熱し、除霜完了信号に応じて除霜ヒータ21への電力供給を停止するとともに、除霜ヒータ21への電力供給停止後も樋ヒータ35への電力供給を所定時間継続する。
【選択図】 図5
【解決手段】 着霜検知信号に応じて除霜ヒータ21と樋ヒータ35に電力を供給して、冷却器13および排水樋31、排水管33を加熱し、除霜完了信号に応じて除霜ヒータ21への電力供給を停止するとともに、除霜ヒータ21への電力供給停止後も樋ヒータ35への電力供給を所定時間継続する。
【選択図】 図5
Description
本発明の実施形態は、冷却器に付着した霜をヒータで除霜する冷蔵庫に関する。
冷蔵庫では、冷凍サイクルを構成する冷却器が低温になると、冷却器の外周面に霜が付着するが、この冷却器への霜の付着により、冷却器の冷却能力が低下することが知られる。従って、このように冷却器に付着した霜を除去(除霜)することが冷蔵庫の性能向上のためには重要であり、このような霜の除霜のために、冷却器に除霜ヒータが設けられ、この除霜ヒータで冷却器に付着した霜を融解して除霜するようにしている。
また、この冷却器に付着した霜を除霜ヒータで融解すると、この霜を融解した水滴が冷却器から下方に落下するので、この冷却器から落下した水滴を受け取って排水する排水樋が冷却器の下側に設けられている。この排水樋は冷却器に近い場所にあることから低温であり、そのため排水樋に落下した水滴も排水される際に凍ってしまう。従って、このように排水樋に落下した融解水の凍結を防止するために、排水樋に樋ヒータを設け、この樋ヒータで排水樋に落下した融解水の凍結を防止している。
上述したように、冷却器に付着した霜を融解して除霜するために除霜ヒータを設けるとともに、この融解で冷却器から排水樋に落下した融解水の凍結を防止するために樋ヒータを設けているが、従来は、冷却器の除霜開始から排水樋からの融解水の排水または排除完了まで除霜ヒータおよび樋ヒータの両ヒータに同時に通電しつづけているため、電力が無駄に消費される可能性があり、その場合には非経済的である。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、除霜ヒータと樋ヒータとを個々に制御することによりヒータによる消費電力の低減を図った冷蔵庫を提供することにある。
請求項1記載の冷蔵庫は、着霜検知信号に応じて除霜ヒータと受取手段ヒータに電力を供給して、冷却器および受取手段を加熱し、除霜完了信号に応じて除霜ヒータへの電力供給を停止するとともに、除霜ヒータへの電力供給停止後も受取手段ヒータへの電力供給を所定時間継続する。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる冷蔵庫の側方から見た縦断面図であり、向かって左側が冷蔵庫の前部であり、向かって右側が後部である。同図に示す冷蔵庫1は、その最上部に冷蔵物を冷蔵する冷蔵室3が設けられ、この冷蔵室3の直下には製氷室7、この直下の最下部には冷凍室9が設けられている。
また、冷凍室9の後方背面側には、冷却器13が設けられるとともに、冷蔵庫1の後方背面側の最下部には、圧縮機などを格納する機械室15が設けられている。
冷却器13は、図2に拡大して示すように、多数の冷却フィン13aで構成されている。この多数の冷却フィン13aに付着した霜を融解するために、この冷却器13に対して、適宜、除霜ヒータ21が設けられている。この除霜ヒータ21に除霜ケーブル21aを介して電力を供給して、発熱させると、この除霜ヒータ21の熱により冷却器13に付着した霜が融解される。
なお、除霜ヒータ21は、例えばパイプヒータで構成されるが、これに限らずガラス管ヒータなどでもよいし、また除霜ヒータ21は、冷却器13に対して接触または近接して配設されるものであるが、いずれにしろ除霜ヒータ21で冷却器13の除霜を行えればよいものである。
また、冷却器13に対しては、図2に示すように、冷却器13に付着する霜の状態、すなわち冷却器13の着霜状態を検知する着霜検知センサであるFDセンサ23が設けられている。
このFDセンサ23は、冷却器13に霜が付着したか否か、冷却器13に霜が付着し始めたか否か、冷却器13に付着した霜が融解したか否かなどを検知する。すなわち、冷却器13に霜が付着したこと又は霜が付着し始めたことを検知した場合には、この冷却器13に霜が付着したことを示す着霜検知信号を出力し、また冷却器13に付着した霜が完全に融解して除霜が完了した場合には、着霜無信号または除霜完了信号を出力する。なお、本実施形態では、着霜検知信号および除霜完了信号を使用して、以下の説明を行う。
なお、FDセンサ23は、冷却器13に対して接触または近接して配設されるものであるが、いずれにしろ要はFDセンサ23で冷却器13の着霜状態を検出でき、これにより着霜検知信号および除霜完了信号を出力できればよいものである。
更に、図2に示すように、冷却器13の下方には、排水樋31が配設されている。この排水樋31は、冷却器13に付着した霜が除霜ヒータ21からの熱で融解して落下する水滴若しくは冷却フィン13aから離脱した霜の塊を受けるものである。また、排水樋31には、その底面にアルミニウム製などの排水管33が取り付けられている。この排水管33から、冷却器13の霜が融解し、滴下して排水樋31で受けた水が排水されるようになっている。
なお、排水樋31で受けた水は、排水管33を通って外部に排水されてもよいが、排水管33を通った後、図示しない方法で蒸発させられて除去されてもよいし、また排水管33を通りながら図示しない方法で蒸発させられて除去されてもよいし、または排水樋31において図示しない方法で蒸発させられて除去されてもよい。つまり、少なくとも排水樋31は、受取手段を構成するが、排水管33を含めることも構わないものである。
また、排水樋31に対しては、図2に示すように、受取手段ヒータを構成する樋ヒータ35が取り付けられているが、この樋ヒータ35に電力を供給して、発熱させると、この樋ヒータ35の熱により排水樋31で受け取った冷却器13からの水が排水樋31で凍結することを防止し、水の状態で排水管33から排水し得るようになっている。すなわち、排水樋31は、冷却器13の近くに設けられているものであるため、冷却器13の低温の影響などにより排水樋31および排出管33は零度以下の低温になるが、このような低温になっている排水樋31で受け取った冷却器13からの融解水は、そのままの状態では凍結し、排水管33から排水することができない場合も想定される。そこで、このような排水樋31での凍結を防止するために、樋ヒータ35が設けられている。なお、樋ヒータ35は、排水樋31に対して接触または近接して配設されるものであるが、いずれにしろ要は樋ヒータ35で排水樋31内の水の凍結を防止し、この凍結を防止された水が排出管33から排水できればよいものである。
図3は、上述したように、図2で説明した除霜ヒータ21、樋ヒータ35、FDセンサ23、およびこれらを制御する制御部41の電気的回路構成を示すブロック図である。
制御部41は、少なくとも第1のヒータ制御手段41aと第2のヒータ制御手段41b及びこれらを関連させた制御を可能とする図示しないヒータ制御手段と、後述する第1の時間と第2の時間を計時する図示しないタイマ等を含むものである。
制御部41は、FDセンサ23から出力される上述した着霜検知信号および除霜完了信号を受け取り、これらの着霜検知信号および除霜完了信号に応じて除霜ヒータ21に対して電力を連続して、或いは断続して供給したり、または電力の供給を停止するなどの制御を行うとともに、樋ヒータ35に対して電力を連続して、或いは断続して供給したり、または電力の供給を停止するなどの制御を行うというように除霜ヒータ21および樋ヒータ35を個別に制御し、冷却器13に対する除霜処理を効率的かつ経済的に行う。
図4は、上述したように構成される実施形態の冷蔵庫1における各部の入力電力および温度を示すグラフであり、横軸に時間(h)、左の縦軸に温度(゜C)、右の縦軸に入力電力(W)を示している。同図において、実線で示す曲線Aは、前記FDセンサ23で検知した冷却器13の外周面または外周面に近接した場所の温度、すなわち冷却器13の着霜状態を示す温度を示すものであり、点線で示す曲線Bは、排水管33の温度を示すものであり、一点鎖線で示す曲線Cは、除霜ヒータ21および樋ヒータ35の両方に供給される入力電力の和を示すものである。
図4において、曲線Aで示すように、FDセンサ23で検知される冷却器13の着霜状態を示す温度は、時刻t0では、20゜Cに近い約19゜Cであり、その後も約1時間過ぎ程度までは20゜C近辺を中心に上下しているが、その後、低下し始め、約2時間が過ぎて、時刻t3になると、約マイナス30゜Cになり、更にマイナス30゜C以下に低下しようとするが、このようにマイナス30゜Cになり、マイナス30゜C以下に低下しようとすると、FDセンサ23は、着霜が発生したと判定して、着霜検知信号を制御部41に出力する。
制御部41は、FDセンサ23から着霜検知信号を受け取ると、この着想検知信号に応じて除霜ヒータ21に電力を供給する。この結果、除霜ヒータ21への入力電力は、図4の曲線Cで示すように、時刻t3で100Wまで急激に上昇し、これにより除霜ヒータ21は、発熱し、冷却器13に付着した霜を融解し始める。この結果、曲線Aで示すように、FDセンサ23で検知される冷却器13の着霜状態を示す温度は、霜の融解とともに上昇し始め、時刻t4の頃には、約10゜C程度まで上昇する。FDセンサ23は、この温度を検知すると、冷却器13に付着していた霜は完全に除去されたものと判定し、すなわち除霜が完了したものと判定し、除霜完了信号を制御部41に出力する。
なお、FDセンサ23が着霜検知信号を出力する前の、時刻t2から時刻t3までの所定時間の間は、制御部41の制御により、樋ヒータ35に約30W程度の電力が供給されていて、これにより排水樋31および排水管33の水が凍結しないようになっている。この樋ヒータ35に対する電力供給は、上述したように、着霜検知信号に応じて制御部41から除霜ヒータ21に供給された100Wの入力電力の中にも含まれているものである。すなわち、樋ヒータ35は、除霜ヒータ21に電力が供給されている間も電力を供給され、排水樋31および排水管33の凍結を防止しているものである。
また、時刻t2よりも前の時刻t1から時刻t2までの間は、除霜ヒータ21よび樋ヒータ35に対する電力の供給は、完全に停止している。なお、FDセンサ23が着霜検知信号を出力する前の、時刻t2から時刻t3までの間では、樋ヒータ35に電力を供給する以外に、除霜ヒータ21にも僅かな電力を供給し、予備加熱しておいてもよい。
上述したように、制御部41は、時刻t4でFDセンサ23から除霜完了信号を受け取ると、除霜ヒータ21への電力の供給を停止する。この結果、図4の時刻t4に示すように、除霜ヒータ21への入力電力は、曲線Cで示すように約20Wまで急激に低下する。しかしながら、樋ヒータ35に対する電力の供給は、更に時刻t5までの所定時間の間、継続され、排水樋31および排水管33に霜の融解で冷却器13から落下した水の凍結を防止するとともに、この水の排水管33からの排水を可能としている。そして、時刻t5から時刻t6までの間は、除霜ヒータ21および樋ヒータ35への電力の供給は、完全に停止されるが、時刻t6になると、樋ヒータ35に対する電力供給が再開される。
また、時刻t4で除霜ヒータ21への電力供給が停止されると、FDセンサ23で検知される冷却器13の温度、すなわち冷却器13の着霜状態を示す温度は、曲線Aで示すように、約10゜Cから徐々に低下し、時刻t5では約5゜Cとなり、その後更に徐々に低下する。
なお、曲線Bは、排水管33の温度を示しているが、この排水管33の温度は、曲線Aで示すFDセンサ23で検知される冷却器13の温度、すなわち冷却器13の着霜状態を示す温度よりも少し高い状態にあるが、曲線Aとほぼ同じ傾向で推移している。
次に、図5乃至図11に示す除霜ヒータ21および樋ヒータ35への入力電力の供給状態を示すタイミングチャートを参照して、種々の具体的な制御方法及びその作用について説明する。図中、横軸は時間軸であり、縦軸はそれぞれ除霜ヒータ21への入力電力、樋ヒータ35への入力電力であり、除霜ヒータ21への入力電力の方が樋ヒータ35への入力電力より大であることも示される。なお、横軸の単位時間は、図面毎に独立しても良く、同一であっても良い。すなわち、例えば図5に示す時刻T1と、図6に示す時刻T1は同一で無くても良い。
まず、図5に示すタイミングチャートを参照して、第1の具体的作用について説明する。
この図5では、FDセンサ23から着霜検知信号が出力されると、制御部41の第1のヒータ制御手段41aの制御により冷却器を加熱する除霜ヒータ21および第2のヒータ制御手段41bの制御により冷却器から落下する水滴を受ける受取手段としての排水樋31と排水管33を加熱する樋ヒータ35の両方に時刻T0で同時に入力電力が供給され、両ヒータ(除霜ヒータ21と樋ヒータ35)は発熱し、加熱する。すなわち、それぞれ冷却器13および排水樋31、排水管33を加熱し、冷却器13に対する除霜を行うとともに、排水樋31、排水管33における凍結防止を行う。
それから、時刻T1でFDセンサ23から除霜完了信号が出力されると、制御部41の制御により除霜ヒータ21への入力電力の供給は、停止されるが、樋ヒータ35への入力電力の供給は第1の時間だけ継続される。この樋ヒータ35への入力電力の供給は、排水樋31に冷却器13から落下した水が排水管33から完全に排水される時刻T2までの所定時間行われる。なお、従来は、この所定時間の間は、除霜ヒータ21にも入力電力が供給され、両ヒータは同時に発熱していたものであるが、本実施形態では、この所定時間(時刻T1−時刻T2)の分の省エネ効果を達成しているものである。
次に、図6に示すタイミングチャートを参照して、第2の具体的作用について説明する。
この図6では、FDセンサ23から着霜検知信号が出力されると、制御部41の第1のヒータ制御手段41aの制御により冷却器を加熱する除霜ヒータ21に時刻T0で入力電力が供給され、除霜ヒータ21は発熱して、冷却器13を加熱され、除霜される。この時刻T0から所定時間(第2の時間)の間は、樋ヒータ35に入力電力は供給されない。すなわち、除霜ヒータ21に入力電力が供給された直後は、まだ冷却器13の除霜が始まったばかりであって、霜が解氷されて生じる水、除霜水が排水樋31に落下していないからである。
従来は、この所定時間の間も樋ヒータ35に入力電力が供給されていたものであったが、本実施形態では、この所定時間の分の省エネ効果も達成しているものである。
それから、時刻T0から第2の時間が経過して時刻T1になると、冷却器13から除霜水が排水樋31に落下し始める。この時刻T1では樋ヒータ35に入力電力が供給され、樋ヒータ35は発熱し、排水樋31および排水管33は加熱される。これにより排水樋31に冷却器13から落下した除霜水の凍結を防止するとともに、この除霜水の排水管33からの排水を可能とする。
次に、時刻T2でFDセンサ23から除霜完了信号が出力されると、制御部41の制御により除霜ヒータ21への入力電力の供給は、停止されるが、樋ヒータ35への入力電力の供給は継続される。この樋ヒータ35への入力電力の供給は、排水樋31に冷却器13から落下した除霜水が排水管33から完全に排水される時刻T3までの第1の時間だけ行われる。なお、従来は、この第1の時間の間は、除霜ヒータ21にも入力電力が供給され、両ヒータは同時に発熱していたものであるが、本実施形態では、この第1の時間の分の省エネ効果を達成しているものである。
次に、図7に示すタイミングチャートを参照して、第3の具体的作用について説明する。
この図7では、FDセンサ23から着霜検知信号が出力されると、制御部41の制御により樋ヒータ35に時刻T0で入力電力が供給され、樋ヒータ35を発熱し、排水樋31、排水管33を加熱し、排水樋31、排水管33における凍結防止を行う。
それから、時刻T0から所定時間が経って、時刻T1になり、樋ヒータ35により排水樋31、排水管33が適度に加熱され、冷却器13から融解水が排水樋31に落下しても凍結しない所定時刻が経過すると、制御部41により除霜ヒータ21に入力電力が供給され、除霜ヒータ21は発熱し、冷却器13を加熱し、冷却器13に対する除霜を行う。
次に、時刻T2でFDセンサ23から除霜完了信号が出力されると、制御部41の制御により除霜ヒータ21への入力電力の供給は、停止されるが、樋ヒータ35への入力電力の供給は継続される。この樋ヒータ35への入力電力の供給は、排水樋31に冷却器13から落下した水が排水管33から完全に排水される時刻T3までの所定時間行われる。なお、従来は、この所定時間の間は、除霜ヒータ21にも入力電力が供給され、両ヒータは同時に発熱していたものであるが、本実施形態では、この所定時間の分の省エネ効果を達成しているものである。
次に、図8に示すタイミングチャートを参照して、第4の具体的作用について説明する。
この図8に示す処理は、上述した図5で説明した処理において樋ヒータ35への入力電力の供給を断続的に行うように、すなわち樋ヒータ35をオン―オフ制御するように制御部41で制御した点が異なるものである。このように樋ヒータ35への入力電力の供給を断続的に行うことにより、図5で説明した省エネ効果に加えて、樋ヒータ35がオフである時間分、更に消費電力の低減がはかれ省エネ効果を達成することができると共により緩やかな加熱ができる。
次に、図9に示すタイミングチャートを参照して、第5の具体的作用について説明する。
この図9に示す処理は、上述した図7で説明した処理において樋ヒータ35への入力電力の供給を時刻T0から時刻T1までの所定時間、断続的に行うように、すなわち樋ヒータ35を時刻T0から時刻T1までの所定時間オン―オフ制御するように制御部41で制御した点が異なるものである。このように樋ヒータ35への入力電力の供給を断続的に行うことにより、図7で説明した省エネ効果に加えて、樋ヒータ35がオフである時間分、更に消費電力の低減がはかれ省エネ効果を達成することができると共により緩やかな加熱ができる。
次に、図10に示すタイミングチャートを参照して、第6の具体的作用について説明する。
この図10に示す処理は、上述した図5で説明した処理において除霜ヒータ21に入力電力が供給されている間のみ、樋ヒータ35への入力電力の供給を断続的に行うように、すなわち樋ヒータ35をオン―オフ制御するように制御部41で制御した点が異なるものである。このように樋ヒータ35への入力電力の供給を断続的に行うことにより、図5で説明した省エネ効果に加えて、樋ヒータ35がオフである時間分、更に消費電力の低減がはかれ省エネ効果を達成することができると共により緩やかな加熱ができる。
次に、図11に示すタイミングチャートを参照して、第7の具体的作用について説明する。
この図11に示す処理は、上述した図5で説明した処理において除霜ヒータ21への入力電力の供給を停止した後の時刻T1から時刻T2の所定時間の間、樋ヒータ35への入力電力の供給を断続的に行うように、すなわち樋ヒータ35をオン―オフ制御するように制御部41で制御した点が異なるものである。このように樋ヒータ35への入力電力の供給を断続的に行うことにより、図5で説明した省エネ効果に加えて、樋ヒータ35がオフである時間分、更に省エネ効果を達成することができる。
なお、上記実施形態では、FDセンサ23は、冷却器13の着霜状態を検出し、これにより着霜検知信号および除霜完了信号を出力し、制御部41は、この着霜検知信号および除霜完了信号により除霜ヒータ21および樋ヒータ35への電力の供給および供給停止を制御しているが、これに限定されるものでなく、FDセンサ23は、単に冷却器13の外周面または近傍の温度を検知し、この検知した温度を制御部41に供給し、制御部41は、この検知温度に基づいて冷却器13の着霜状態および着霜完了状態などを判定し、この判定結果に基づいて除霜ヒータ21および樋ヒータ35への電力の供給および供給停止を制御してもよいものである。
なお、実施形態は例示であり、発明の範囲はそれらに限定されない。
1 冷蔵庫
3 冷蔵室
9 冷凍室
13 冷却器
13a 冷却フィン
21 除霜ヒータ
23 FDセンサ
31 排水樋
33 排水管
35 樋ヒータ
41 制御部
3 冷蔵室
9 冷凍室
13 冷却器
13a 冷却フィン
21 除霜ヒータ
23 FDセンサ
31 排水樋
33 排水管
35 樋ヒータ
41 制御部
Claims (7)
- 冷凍サイクルを構成する冷却器に付着した霜を加熱して除去する除霜ヒータと、
前記冷却器の下方に設けられ、冷却器から落下する水滴を受ける受取手段と、
この受取手段を加熱する受取手段ヒータと、
前記除霜ヒータに電力を供給して前記冷却器を加熱するように制御する第1のヒータ制御手段と、
前記受取手段ヒータに電力を供給して前記受取手段を加熱するように制御する第2のヒータ制御手段と
を有して、前記第1のヒータ制御手段が除霜ヒータへの電力供給を停止した後も前記第2のヒータ制御手段が受取手段ヒータへの電力供給を第1の時間だけ継続するように制御することを特徴とする冷蔵庫。 - 冷凍サイクルを構成する冷却器に付着した霜を加熱して除去する除霜ヒータと、
前記冷却器の下方に設けられ、冷却器から落下する水滴を受ける受取手段と、
この受取手段を加熱する受取手段ヒータと、
前記除霜ヒータに電力を供給して前記冷却器を加熱するように制御する第1のヒータ制御手段と、
前記受取手段ヒータに電力を供給して前記受取手段を加熱するように制御する第2のヒータ制御手段と
を有して、前記第1のヒータ制御手段が除霜ヒータへの電力供給を開始して第2の時間が経過した後に、前記第2のヒータ制御手段が受取手段ヒータへの電力供給を開始して、前記第1のヒータ制御手段が除霜ヒータへの電力供給を停止した後も前記第2のヒータ制御手段が受取手段ヒータへの電力供給を第1の時間だけ継続するように制御することを特徴とする冷蔵庫。 - 冷凍サイクルを構成する冷却器に付着した霜を加熱して除去する除霜ヒータと、
前記冷却器の下方に設けられ、冷却器から落下する水滴を受ける受取手段と、
この受取手段を加熱する受取手段ヒータと、
前記除霜ヒータに電力を供給して前記冷却器を加熱するように制御する第1のヒータ制御手段と、
前記受取手段ヒータに電力を供給して前記受取手段を加熱するように制御する第2のヒータ制御手段と
を有して、前記第2のヒータ制御手段が受取手段ヒータへの電力供給を開始して第2の時間が経過した後に、前記第1のヒータ制御手段が除霜ヒータへの電力供給を開始し、該第1のヒータ制御手段が除霜ヒータへの電力供給を停止した後も前記第2のヒータ制御手段が受取手段ヒータへの電力供給を第1の時間だけ継続するように制御することを特徴とする冷蔵庫。 - 冷凍サイクルを構成する冷却器に付着した霜を加熱して除去する除霜ヒータと、
前記冷却器の下方に設けられ、冷却器から落下する水滴を受ける受取手段と、
この受取手段を加熱する受取手段ヒータと、
前記除霜ヒータに電力を供給して前記冷却器を加熱するように制御する第1のヒータ制御手段と、
前記受取手段ヒータに電力を供給して前記受取手段を断続的に加熱するように制御する第2のヒータ制御手段と
を有して、前記第1のヒータ制御手段が除霜ヒータへの電力供給を停止した後も前記第2のヒータ制御手段が受取手段ヒータへの電力供給を第1の時間だけ断続的な給電を継続するように制御することを特徴とする冷蔵庫。 - 冷凍サイクルを構成する冷却器に付着した霜を加熱して除去する除霜ヒータと、
前記冷却器の下方に設けられ、冷却器から落下する水滴を受ける受取手段と、
この受取手段を加熱する受取手段ヒータと、
前記除霜ヒータに電力を供給して前記冷却器を加熱するように制御する第1のヒータ制御手段と、
前記受取手段ヒータに電力を供給して前記受取手段を加熱するように制御する第2のヒータ制御手段と
を有して、前記第2のヒータ制御手段が受取手段ヒータへの断続的な電力供給を開始して第2の時間が経過した後に、前記第1のヒータ制御手段が除霜ヒータへの電力供給を開始したときに、前記第2のヒータ制御手段は受取手段ヒータへの電力供給を連続的に変更し、前記第1のヒータ制御手段が除霜ヒータへの電力供給を停止した後も前記第2のヒータ制御手段が受取手段ヒータへの電力供給を第1の時間だけ連続して継続するように制御することを特徴とする冷蔵庫。 - 冷凍サイクルを構成する冷却器に付着した霜を加熱して除去する除霜ヒータと、
前記冷却器の下方に設けられ、冷却器から落下する水滴を受ける受取手段と、
この受取手段を加熱する受取手段ヒータと、
前記除霜ヒータに電力を供給して前記冷却器を加熱するように制御する第1のヒータ制御手段と、
前記受取手段ヒータに電力を供給して前記受取手段を加熱するように制御する第2のヒータ制御手段と
を有して、前記第1のヒータ制御手段が除霜ヒータへの電力を供給している間は前記第2のヒータ制御手段は受取手段ヒータへの電力を断続的に供給し、前記第1のヒータ制御手段が除霜ヒータへの電力供給を停止した後は前記第2のヒータ制御手段は受取手段ヒータへの電力供給を第1の時間だけ連続して継続するように制御することを特徴とする冷蔵庫。 - 冷凍サイクルを構成する冷却器に付着した霜を加熱して除去する除霜ヒータと、
前記冷却器の下方に設けられ、冷却器から落下する水滴を受ける受取手段と、
この受取手段を加熱する受取手段ヒータと、
前記除霜ヒータに電力を供給して前記冷却器を加熱するように制御する第1のヒータ制御手段と、
前記受取手段ヒータに電力を供給して前記受取手段を加熱するように制御する第2のヒータ制御手段と
を有して、前記第1のヒータ制御手段が除霜ヒータへの電力供給を停止した後も前記第2のヒータ制御手段が受取手段ヒータへの電力供給を第1の時間だけ断続的に継続するように制御することを特徴とする冷蔵庫。
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Cited By (6)
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2011
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015143579A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
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