JP5491798B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍室、冷蔵室を冷却するために共通の1台の蒸発器だけを備える1エバ冷凍冷蔵庫若しくは冷凍室冷却用、冷蔵室冷却用にそれぞれ蒸発器を備える2エバ冷凍冷蔵庫であって、冷凍室冷却用蒸発器にて冷凍室を強めに冷却(プリクール)してから冷凍室冷却用蒸発器の除霜運転を開始する機能を備えた冷蔵庫に関する。
従来、除霜開始前に冷凍室の目標温度設定値を通常より低く再設定することによって冷凍室を冷やし込んでから除霜ヒータに通電して除霜を開始することで、除霜運転中の冷凍室の温度上昇を抑えるプリクール運転制御が知られている(例えば、特開2000−88440号公報―特許文献1、特開平11−304344号公報―特許文献2)。
この従来のプリクール運転では、冷凍室を通常の冷凍運転時よりも強く冷やし込むために、動作温度を低く再設定することで目標温度設定値とセンサ検出温度との差が大きくなる。目標温度設定値とセンサ検出温度との差に応じてコンプレッサの運転周波数を可変制御する冷蔵庫では、このようにプリクール運転時に目標温度設定値とセンサ検出温度との差が大きくなると、コンプレッサ運転周波数が上昇し、結果的に電力入力が上昇し、電力消費が増加する問題点があった。
特開2000−88440号公報 特開平11−304344号公報
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、プリクール運転を実施しながらもコンプレッサの運転周波数の上昇を抑えることで電力入力の上昇を抑え、省エネが実現できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明の別の特徴は、冷凍室冷却用蒸発器の除霜を行う除霜ヒータと、冷凍室温度を検出する冷凍室温度センサと、冷蔵室温度を検出する冷蔵室温度センサと、冷媒をコンデンサ、三方弁、前記三方弁の一方に接続された冷凍側キャピラリチューブと冷凍室冷却用蒸発器、前記三方弁の他方に接続された冷蔵側キャピラリチューブと冷蔵室冷却用蒸発器を経てコンプレッサに戻し、循環させる冷凍サイクルと、前記除霜ヒータのオン/オフ制御により前記冷凍室冷却用蒸発器を除霜し、冷凍室目標温度と前記冷凍室温度センサの検出する冷凍室検出温度との温度差を計算し、前記温度差の大きさに応じて前記コンプレッサの運転周波数を可変制御し、前記冷凍室検出温度が所定の冷凍運転開始温度設定値まで上昇した時に冷凍室冷却運転を開始し、所定の冷凍運転終了温度設定値まで低下した時に冷凍室冷却運転を停止し、又は、所定の最低冷凍継続運転時間に到達し、かつ、冷凍室冷却運転中に冷蔵室冷却運転開始条件が成立した時、若しくは、冷凍室温度が前記所定の冷凍運転終了温度設定値まで低下しない状態で冷凍室冷却運転が所定の最大冷凍継続運転時間に到達した時に前記冷凍室冷却運転を停止して冷蔵室冷却運転に移行し、前記冷蔵室温度センサの検出する冷蔵室検出温度が所定の冷蔵運転開始温度設定値まで上昇した時に冷蔵室冷却運転を開始し、所定の冷蔵運転終了温度設定値まで低下した時に冷蔵室冷却運転を停止し、又は、所定の最小継続冷蔵運転時間に到達した時、若しくは、冷蔵室温度が前記所定の冷蔵運転終了温度設定値まで低下しない状態で冷蔵室冷却運転が所定の最大冷蔵運転時間に到達した時に前記冷蔵室冷却運転を停止して冷凍室冷却運転に移行する制御をする制御装置とを備え、前記制御装置は、前記除霜ヒータによる除霜開始前に、前記冷凍運転終了温度設定値を所定幅だけ低めて再設定し、前記冷蔵運転開始温度設定値及び冷蔵運転終了温度設定値を所定幅だけ高めて再設定してプリクール運転を開始し、前記再設定した冷凍運転終了温度設定値に到達し時に冷凍室冷却運転を停止し、前記除霜ヒータによる前記冷凍室冷却用蒸発器の除霜を開始させる制御をする冷蔵庫である。
本発明の冷蔵庫によれば、除霜運転の前に、冷凍運転終了温度設定値を所定幅だけ低めて再設定して冷凍室冷却運転を開始し、再設定した冷凍運転終了温度設定値に到達し時に冷凍室冷却運転を停止し、除霜運転を開始するプリクール運転を行うので、プリクール運転時に冷凍室目標温度設定値よりも低い冷凍運転終了温度再設定値に近い温度にて冷凍運転を継続することができ、冷凍室冷却運転の動作温度を低めに再設定する従来技術のように、目標温度設定値とセンサ検出温度との差が大きくなることでコンプレッサの運転周波数が上昇し、結果的に電力入力が上昇して電力消費が増加するということがなく、プリクール運転による消費電力上昇を抑制することができ、ひいては冷蔵庫の省エネを図ることができる。
本発明の第1〜4の実施の形態に共通する冷蔵庫の断面図。 本発明の第1〜4の実施の形態に共通する冷蔵庫の冷凍サイクルのブロック図。 本発明の第1〜4の実施の形態に共通する冷蔵庫の制御装置のブロック図。 本発明の第1の実施の形態の冷蔵庫における制御装置によるプリクール運転制御のフローチャート。 上記第1の実施の形態の冷蔵庫における制御装置によるプリクール運転動作のタイミングチャート。 本発明の第2の実施の形態の冷蔵庫における制御装置によるプリクール運転制御のフローチャート。 上記第2の実施の形態の冷蔵庫における制御装置によるプリクール運転動作のタイミングチャート。 本発明の第3の実施の形態の冷蔵庫における制御装置によるプリクール運転制御のフローチャート。 上記第3の実施の形態の冷蔵庫における制御装置によるプリクール運転動作のタイミングチャート。 本発明の第4の実施の形態の冷蔵庫における制御装置によるプリクール運転制御のフローチャート。 上記第4の実施の形態の冷蔵庫における制御装置によるプリクール運転動作のタイミングチャート。 本発明の第5の実施の形態の冷蔵庫の断面図。 上記第5の実施の形態の冷蔵庫の冷凍サイクルのブロック図。 上記第5の実施の形態の冷蔵庫の制御装置のブロック図。 上記第5の実施の形態の冷蔵庫における制御装置によるプリクール運転制御のフローチャート。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。
[第1の実施の形態]
図1〜図5を用いて、本発明の第1の実施の形態の冷蔵庫について説明する。図1に示すように、本実施の形態の冷蔵庫1は冷凍室用と冷蔵室用との2つの蒸発器2,3を備えた2エバ冷凍冷蔵庫であり、冷凍室冷却用蒸発器(F蒸発器)2にて冷凍室4、製氷室5を冷却し、冷蔵室冷却蒸発器(R蒸発器)3にて冷蔵室6を冷却する構成である。冷蔵室6内には野菜室7も設けられている。F蒸発器2には、通電することによって発熱し、F蒸発器2に発生した霜を溶かす除霜ヒータ8が設けられている。除霜ヒータ8と共に、F蒸発器2の除霜時の温度監視のためにF蒸発器温度センサ(FDセンサ)30がF蒸発器2に配設されている。
冷凍室冷却用蒸発器2には、これによって冷却された冷気を冷凍室4、製氷室5内に循環させるための冷凍冷気循環用冷却ファン(Fファン)10が備えられている。また冷蔵室冷却用蒸発器3には、これによって冷却された冷気を冷蔵室6内に循環させる冷蔵冷気循環用冷却ファン(Rファン)9が備えられている。
冷凍室4内の温度は、冷凍室4に設けられた冷凍室センサ(Fセンサ)13により検出される。冷蔵室6内の温度は、冷蔵室6の壁面に設けられた冷蔵室センサ(Rセンサ)14により検出される。これら検出された温度は制御部100に送信されて冷蔵庫1の温度制御に利用される。
冷蔵庫1の底部の後部には機械室18が形成されており、その内部には、コンプレッサ19が配設されている。尚、コンデンサ、キャピラリチューブ、三方弁、冷媒配管等の機械類が冷蔵庫1の機械室18内や他の場所に配置されているが、図1には図示していない。
図2には本実施の形態の冷蔵庫1における冷凍サイクル20を示している。コンプレッサ19、コンデンサ21、三方弁22、この三方弁22の一方の出口に接続されている冷凍側キャピラリチューブ23、F蒸発器2、三方弁22の他方の出口に接続されている冷蔵側キャピラリチューブ24、R蒸発器3が順次接続されて冷凍サイクル20が構成されている。F蒸発器2で冷却された冷凍冷気は冷凍冷気循環用冷却ファン(Fファン)10にて冷凍室4、製氷室5内を循環させる。R蒸発器3で冷却された冷蔵冷気は冷蔵冷気循環用冷却ファン(Rファン)9にて冷蔵室6内を循環させる。
この構成により、三方弁22により冷凍側キャピラリチューブ23、F蒸発器2を経由する冷凍室冷却(F冷却)運転と、冷蔵側キャピラリチューブ24、R蒸発器3を経由する冷蔵室冷却(R冷却)運転とに冷媒流路を切り替え、後述する制御により冷凍室冷却系統と冷蔵室冷却系統との2つの冷却系統を交互に冷却する。
制御部100による冷凍・冷蔵交互冷却の制御は、次による。図3に示した制御部100はマイクロコンピュータに組み込んだソフトウェアプログラムにより必要な諸機能を処理する。制御部100は、本実施の形態の冷蔵庫1の制御に関連する制御に必要な入力として、冷凍室温度センサ(Fセンサ)13、冷蔵室温度センサ(Rセンサ)14、F蒸発器温度センサ(FDセンサ)30からの温度検出信号、コンプレッサ回転数センサ31からの回転数検出信号を入力する。制御部100は庫内冷却のために必要な制御としてコンプレッサ19の回転数をPID制御するコンプレッサ制御、三方弁22の切替制御、冷凍室冷気循環用ファン(Fファン)10、冷蔵室冷気循環用ファン(Rファン)9、除霜ヒータ8のオン/オフ制御を行う。時間計測のためにタイマ32も備えている。
上記構成の本実施の形態の冷蔵庫1による冷却制御及びプリクール運転制御について、図4のフローチャート、図5のタイミングチャートを用いて説明する。
[通常運転]
図5のタイミングチャートにおけるタイミングt1〜t4の期間に示す通常運転モードでは、制御部100は、冷蔵室冷却(R冷却)運転と冷凍室冷却(F冷却)運転を交互に切り替えて行う(ステップS1)。
この交互冷却では、制御部100は、そのソフトウエア的構成により、冷凍室4、冷蔵室6について、目標設定温度FTtar,RTtarに対して所定幅の温度帯を設定し、Fセンサ13及びRセンサ14の検出温度に基づいて、冷凍室4及び冷蔵室6が共にその設定温度帯を維持するように三方弁22の切替制御を行なう。冷凍室4の設定温度帯は、例えば、その上限値F−ON温度を−18℃とし、その下限値F−OFF温度を−21℃とする。冷蔵室6の設定温度帯は、例えば、温度R−ON温度を5℃とし、R−OFF温度を2℃とする。この場合、三方弁22の切替えは、冷蔵室冷却期間中に(i)次のAかつFの条件が成立し、あるいは(ii)次のBの条件が成立したときには冷凍室冷却F冷却に移行する。また、冷凍室冷却期間中に(iii)次のCかつDの条件が成立し、あるいは(iv)次のEの条件が成立したときに冷蔵室冷却R冷却に移行する。
(A)冷蔵室冷却時間(タイマー32による測定時間)≧冷蔵室最低冷却時間(設定値:例えば20分)
(B)冷蔵室冷却時間≧冷蔵室通常冷却時間(設定値:例えば60分)
(C)冷蔵室温度>R−ON温度
(D)冷凍室冷却時間(タイマー32による測定時間)≧冷凍室最低冷却時間(設定値:例えば30分)
(E)冷凍室冷却時間≧冷凍室通常冷却時間(設定値:例えば60分)
(F)冷凍室温度>F−ON温度
制御部100は上記の交互冷却運転制御中、F冷却中にはFセンサ13の検出温度とF冷却目標設定値FTtarとの差を監視し、その差の大小に応じてコンプレッサ19の回転数をPID制御する。コンプレッサ19の回転数はコンプレッサ回転数センサ31から取り込み、通常は20Hz、温度差が拡大すれば30Hzに上げてコンプレッサ19を運転する。また、Fセンサ温度が目標設定値FTtarよりも下がり、F−OFF温度に近づけば10Hzまで低下させ、F−OFF温度に到達すればコンプレッサ19を停止させる。R冷却中も上のF冷却制御と同様である。
制御部100は、この通常の交互冷却運転制御において、前回の除霜終了時点からのF冷却期間の積算を行っており、F冷却積算時間が一定値(例えば10時間)に到達し、かつ、F冷却運転中であれば、除霜モードに移行する前のプリクール運転に移行する(ステップS2〜S4)。
[プリクール運転]
プリクール運転に入る時、図5のタイミングt4に示すように、F冷却の目標設定温度FTtarは動かさず、F冷却停止温度F−OFFを所定幅だけ低温側にシフトさせ、例えば、F−OFF=−25℃とし、F冷却運転を継続する(ステップS4)。このようにして目標設定温度FTtarは変更せずに、F−OFF温度を低下させてF冷却運転を行うことで、コンプレッサ19の回転数を通常のF冷却運転時よりも上げることなくプリクール運転ができ、コンプレッサ19の回転数を上昇させることによるエネルギ消費の増加を抑制する。
プリクール運転に入れば、コンプレッサ19の回転数のPID制御を継続する。そして、通常の交互冷却運転時のF冷却では、コンプレッサ回転数計算値がコンプレッサ停止とする低Hz、例えば10Hzに到達しない場合には、通常のF冷却運転をF−OFF温度になるまで継続する(ステップS5,S6,S8)。
他方、プリクール運転に入り、通常の交互冷却運転時のF冷却では、コンプレッサ回転数計算値がコンプレッサ停止とする低Hz、例えば10Hzに到達してもコンプレッサ停止はせず、最低回転数10HzにてF−OFF温度になるまでF冷却を継続する(ステップS5,S7,S8)。
冷凍室温度が変更したF−OFF温度まで低下すれば除霜モードに入り(ステップS9)、コンプレッサ19を停止させ、除霜ヒータ8をオンし、FDセンサ30が検出するF蒸発器温度が除霜終了温度、例えば、5℃に到達するまで除霜運転を継続する(ステップS10、図5のタイミングtON)。そして、除霜モードが終了すれば、通常の交互冷却運転制御を再開する(ステップS1)。
プリクール運転に入り、Fセンサ13の検出する冷凍室温度がF−OFF温度に到達するまではF冷却運転を継続する(ステップS8でNOに分岐)。そして、F冷却の継続時間が最大運転継続時間、例えば1時間に到達すればR冷却に移行する(ステップS11,S15)。また、プリクール運転中、Rセンサ14がR−ON温度を検出していても、F冷却最低運転継続時間、例えば30分を経過するまではF冷却を継続し、Rセンサ14がR−ON温度を検出し、かつ、F冷却最低運転継続時間、例えば30分を経過しているならば、R冷却に移行する(ステップS12,S15)。
ステップS8でNO、ステップS11でもNO、ステップS12でもNOであれば、プリクール運転が継続されることになるが、このプリクール運転がコンプレッサ19を低Hzの回転数で継続運転している場合には、積算時間が所定時間、例えば20分に到達すれば除霜モードに移行する(ステップS13,S9)。他方、低Hz運転の積算時間が所定時間に到達していなければプリクール運転を継続する(ステップS13,S8)。このように、コンプレッサ停止要求となった場合でも、冷凍室温度がF−OFF温度まで低下していない時には冷凍室4の冷却を一定時間継続することで冷凍・冷蔵運転モードの切替によるロスを低減することができる。
ステップS15にて、プリクール運転中にR冷却に移行した場合、Rセンサ14による冷蔵室温度がR−OFF温度に到達せず(ステップS16でNO)、R冷却運転が最大運転継続時間、例えば40分に到達せず(ステップS17でNO)、かつ、R冷却運転の最低運転継続時間、例えば20分に到達せず、若しくは、到達してもFセンサ13の検出する冷凍室温度がF−ONに上昇しないならば、ステップS18でもNOに分岐し、R冷却運転を継続する(ステップS16〜S18,S15)。
一方、ステップS15にて、プリクール運転中にR冷却に移行した場合、Rセンサ14による冷蔵室温度がR−OFF温度に到達すれば、ステップS16でYESに分岐して、プリクールのF冷却運転に復帰する(ステップS16,S19,S5)。また、Rセンサ14による冷蔵室温度がR−OFF温度に到達していなくても、R冷却運転が最大運転継続時間に到達すれば、ステップS17でYESに分岐してプリクールのF冷却運転に復帰する(ステップS17,S19,S5)。さらに、Rセンサ14による冷蔵室温度がR−OFF温度に到達しておらず(ステップS16でNO)、また、R冷却運転が最大運転継続時間に到達していなくても(ステップS17でNO)、R冷却運転の最低運転継続時間に到達し、かつ、Fセンサ13の検出する冷凍室温度がF−ON温度にまで上昇すれば、ステップS18でYESに分岐してプリクールのF冷却に復帰する(ステップS19,S5)。
こうして、本実施の形態の冷蔵庫1によれば、プリクール運転において動作温度目標値FTtarを変更するのではなく、F冷却終了温度F−OFF温度を通常のF冷却運転時よりも所定幅だけ低く再設定し、F冷却運転を行うようにしたので、通常のF冷却運転時よりもコンプレッサ19の回転数を上げることなくプリクール運転することができ、結果として、プリクール運転時に冷凍室4を従来よりも低い温度まで冷やし込んでから除霜モードに移行することができ、消費電力を低減することができるメリットがある。
また、本実施の形態の冷蔵庫1によれば、プリクール運転時にPID計算にてコンプレッサ19を停止させる回転数計算値になった場合でも、冷凍室4がF−OFF温度になるまで基底の低Hzにて回転を継続させるようにしたので、冷凍室4の温度上昇を低減でき、省エネ効果が図れる。加えて、この場合に、冷凍室4がF−OFF温度にならなくても、基底の低Hzにて継続して所定時間の間、例えば20分間が経過するまではコンプレッサ19を継続的に回転させてF冷却を継続するようにしたので、プリクール運転時にサイクル切替によるエネルギロスを低減することができる。
尚、上記第1の実施の形態では、プリクール運転時にコンプレッサ回転数計算値が基底値まで低下しても基底回転数にてF冷却運転を例えば20分間は継続し、コンプレッサ19を停止させない制御を行うことにした(ステップS5,S7,S13)。しかしながら、これに限定されることはなく、通常のF冷却運転制御と同じく、プリクール運転時にコンプレッサ回転数計算値が基底値まで低下すればコンプレッサ19を停止させる通常の冷凍室冷却制御を採用することもできる。そして後者のプリクール運転によれば、制御演算プログラムを簡素にすることができる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態の冷蔵庫について、図6、図7を用いて説明する。第2の実施の形態の冷蔵庫1は、機械的な構成は第1の実施の形態と同様に図1〜図3に示したものであるが、プリクール運転時の制御に第1の実施の形態とは異なった特徴を有している。
本実施の形態においては、制御部100は図6のフローチャート、図7のタイミングチャートに示すプリクール運転制御を行う。図6のフローチャートにおいて、ステップS21〜S23の通常の冷凍、冷蔵交互冷却運転からプリクール運転に入るまでの制御は、図4に示した第1の実施の形態の交互冷却運転からプリクール運転移行までのステップS1〜S3の制御と同様である。そして、F冷却中にF冷却積算時間が最大10時間に到達すると、プリクール運転を開始する(ステップS24)。
本実施の形態では、このプリクール運転に移行するステップS24、タイミングt14において、F冷却目標温度FTtarは変更せずに、F冷却停止の下限温度F−OFF温度を第1の実施の形態と同様に所定値だけ低温側にシフトさせる。同時に、冷蔵室冷却R冷却の動作目標温度設定値RTtarと冷却開始温度R−ON温度、停止温度R−OFF温度を所定値だけ高温側にシフトさせてR冷却への移行頻度を低減させ、結果的にF冷却時間が長くなる態勢にする。
上の条件設定の変更の後のプリクール運転制御ステップS25〜S39は、図4のフローチャート、図5のタイミングチャートに示した第1の実施の形態のプリクール運転制御と同様である。
このように第2の実施の形態の冷蔵庫1では、第1の実施の形態の特徴に加えて、プリクール移行時にR冷却の目標温度RTtarを高温側にシフトさせることによってR冷却への移行頻度を低減させ、結果的に通常よりも効果的にF冷却することができ、冷凍室温度をより早くプリクールF−OFF温度にまで低下させることができ、省エネ効果が図れる。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態の冷蔵庫について、図8、図9を用いて説明する。第3の実施の形態の冷蔵庫1は、機械的な構成は第1の実施の形態と同様に図1〜図3に示したものであるが、プリクール運転時の制御に第1、第2の実施の形態とは異なった特徴を有している。
本実施の形態においては、制御部100は図8のフローチャート、図9のタイミングチャートに示すプリクール運転制御を行う。図8のフローチャートにおいて、ステップS41〜S43の通常の冷凍、冷蔵交互冷却運転からプリクール運転に入るまでの制御は、図4に示した第1の実施の形態の交互冷却運転からプリクール運転移行までのステップS1〜S3の制御と同様である。そして、F冷却中にF冷却積算時間が最大10時間に到達すると、プリクール運転を開始する(ステップS44)。
本実施の形態では、このプリクール運転に移行するステップS44、タイミングt24において、F冷却目標温度FTtarは変更せずに、F冷却停止の下限温度F−OFF温度を第1の実施の形態と同様に所定値だけ低温側にシフトさせる。同時に、F冷却最大運転継続時間(F冷却max時間)を通常のF冷却運転時よりも一定時間だけ、例えば、通常のF冷却最大運転継続時間が1時間であるところを1時間30分に延長する。すなわち、通常のF冷却運転時にはタイミングt25にてF冷却終了としていたところを、プリクール運転時にはタイミングt26(=tON)までF冷却最大運転継続時間(F冷却max時間)を延長する。
上の条件設定の変更の後のプリクール運転制御ステップS45〜S59は、図4のフローチャート、図5のタイミングチャートに示した第1の実施の形態のプリクール運転制御と同様である。
このように第3の実施の形態の冷蔵庫1では、第1の実施の形態の特徴に加えて、プリクール移行時にF冷却最大運転継続時間(F冷却max時間)を通常のF冷却運転時よりも一定時間だけ延長することにより、冷蔵室温度が低くてR冷却への移行が発生しにくい状態ではプリクール運転時のF冷却をより長く継続することができ、結果的に冷凍室温度をより早くプリクール終了温度F−OFF温度にまで低下させることができ、省エネ効果が図れる。
尚、第3の実施の形態において、F冷却最大運転継続時間(F冷却max時間)の延長と同時に、次の第4の実施の形態のようにF冷却最低運転継続時間(F冷却min時間)も延長することが可能である。
[第4の実施の形態]
本発明の第4の実施の形態の冷蔵庫について、図10、図11を用いて説明する。第4の実施の形態の冷蔵庫1は、機械的な構成は第1の実施の形態と同様に図1〜図3に示したものであるが、プリクール運転時の制御に第1〜第3の実施の形態とは異なった特徴を有している。
本実施の形態においては、制御部100は図10のフローチャート、図11のタイミングチャートに示すプリクール運転制御を行う。
図10のフローチャートにおいて、ステップS61〜S63の通常の冷凍、冷蔵交互冷却運転からプリクール運転に入るまでの制御は、図4に示した第1の実施の形態の交互冷却運転からプリクール運転移行までのステップS1〜S3の制御と同様である。そして、F冷却中にF冷却積算時間が最大10時間に到達すると、プリクール運転を開始する(ステップS64)。
本実施の形態では、このプリクール運転に移行するステップS64、タイミングt34において、F冷却目標温度FTtarは変更せずに、F冷却停止の下限温度F−OFF温度を第1の実施の形態と同様に所定値だけ低温側にシフトさせる。同時に、F冷却最低継続時間(F冷却min時間)を通常のF冷却運転時よりも一定時間だけ、例えば、通常のF冷却最低継続時間が30分であるところを50分までΔT=20分だけ延長する。すなわち、通常のF冷却運転時にはタイミングt35にてF冷却min時間が終了し、タイミングt36にてF冷却からR冷却に移行としていた。ところが、本実施の形態では、プリクール運転時にはΔTだけF冷却最低継続時間を延長することにより、ΔTの期間内のタイミングt37(=tON)にF冷却下限温度F−OFF温度に到達して除霜運転に移行する。こうして、本実施の形態では、除霜開始前に冷凍室4を十分に冷却しておいてから除霜ヒータ8をオンし、除霜運転中に冷凍室4の温度上昇が小さくなるようにする。
上の条件設定の変更の後のプリクール運転制御ステップS65〜S79は、図4のフローチャート、図5のタイミングチャートに示した第1の実施の形態のプリクール運転制御と同様である。
このように第4の実施の形態の冷蔵庫1では、第1の実施の形態の特徴に加えて、プリクール移行時にF冷却最低継続時間(F冷却min時間)を通常のF冷却運転時のものよりも一定時間ΔTだけ延長することにより、結果的に冷凍室温度をより早くプリクール終了温度F−OFF温度にまで低下させることができ、省エネ効果が図れる。尚、第4の実施の形態においては、第3の実施の形態のように、F冷却最大継続時間(F冷却max時間)の延長と最低継続時間(F冷却min時間)の延長とを同時にすることもできる。
[第5の実施の形態]
本発明の第5の実施の形態の冷蔵庫1Aについて、図12〜図15を用いて説明する。図12の構造図に示すように、第5の実施の形態の冷蔵庫1Aは、1台の蒸発器(エバポレータ)にて冷蔵室、冷凍室を冷却する構造である。すなわち、本実施の形態の冷蔵庫1Aには、約−20℃に冷却される冷凍室52が形成されており、冷凍室52の上方に野菜室53が形成され、さらにその上部には冷蔵室54が形成されている。冷凍室52から野菜室53にかけての背面部には隔壁板59が配設されており、この隔壁板59の裏側に蒸発器61やファン(図示せず)が配設されている。また、この隔壁板59の裏側には、蒸発器61を通過して約−20℃の氷点下の低温に冷やされた冷凍冷気を冷凍室52に導き入れる低温冷気ダクト部63を形成するように断熱材64が配設されている。さらに、この低温冷気ダクト部63の上部には、この低温冷気ダクト部63に下端開口65が連通し、そこから冷蔵室54の背部を上方に上るように冷蔵冷気ダクト部66が形成してある。そして、低温冷気ダクト部63と冷蔵冷気ダクト部66との接続箇所に、後述するモータ駆動ダンパー67が設置してある。蒸発器61には除霜ヒータ69が設置してあり、蒸発器61に着霜が発生した時に融解させる働きをする。また、蒸発器61には除霜の完了を監視するために温度センサ(FDセンサ)70が設置されている。機械室にはコンプレッサ71が設置されている。
冷気生成部60からの氷点下の低温の冷気は低温冷気ダクト部63を通って冷凍室52に供給されると共に、冷蔵室温度が上昇した時にはモータ駆動ダンパー67および冷蔵冷気ダクト部66を経て冷蔵室54に供給され冷蔵室54を冷却する。
図13には本実施の形態の冷蔵庫1Aにおける冷凍サイクル220を示している。コンプレッサ71、コンデンサ72、キャピラリチューブ73、蒸発器61が順次接続されて冷凍サイクル220が構成されている。蒸発器61で冷却された冷気は冷凍冷気循環用の冷却ファン(図14におけるFファン210)にて冷凍室52内を循環させる。また蒸発器61で冷却された冷気は、ダンパー67が開放されている時に、冷蔵冷気循環用の冷却ファン(図14におけるRファン209)にて冷蔵室54内を循環させる。
制御部200による制御は、次による。図14は、制御系統のブロック図を示している。制御部200はマイクロコンピュータに組み込んだソフトウェアプログラムにより必要な諸機能を処理する。制御部200は、本実施の形態の冷蔵庫1Aに関連する制御に必要な入力として、冷凍室温度センサ(Fセンサ)213、冷蔵室温度センサ(Rセンサ)214、F蒸発器温度センサ(FDセンサ)70からの温度検出信号、コンプレッサ回転数センサ231からの回転数検出信号を入力する。制御部200は庫内冷却のために必要な制御としてコンプレッサ71の回転数をPID制御するコンプレッサ制御、冷凍室冷気循環用ファン(Fファン)210、冷蔵室冷気循環用ファン(Rファン)209、除霜ヒータ208のオン/オフ制御、ダンパー210の駆動制御を行う。時間計測のためにタイマ232も備えている。
上記構成の本実施の形態の冷蔵庫1Aによる冷却制御及びプリクール運転制御について、図15のフローチャートを用いて説明する。
[通常運転]
通常運転モードでは、制御部200は、Fセンサ213、Rセンサ214の検出温度を監視し、Fセンサ213の検出温度が冷凍室冷却開始温度F−ONを上回るとコンプレッサ71を起動し、Fファン210を回転させて冷凍室冷却を行う。そして、Fセンサ213の検出温度が冷凍室冷却終了温度F−OFF温度を下回るとコンプレッサ71を停止させ、Fファン210を停止させる。また、Rセンサ214の検出温度が冷蔵室冷却開始温度R−ONを上回るとコンプレッサ71を起動し、ダンパー67を開き、Rファン209を回転させて冷蔵室冷却を行う。
この冷却では、制御部200は、そのソフトウエア的構成により、第1の実施の形態の場合と同様に、冷凍室52について目標設定温度FTtarに対して所定幅の温度帯を設定し、Fセンサ213の検出温度に基づいて冷凍室52がその設定温度帯を維持するようにコンプレッサ71をPID制御する。冷凍室52の設定温度帯は、例えば、その上限値F−ON温度を−18℃とし、その下限値F−OFF温度を−21℃とする。
制御部200は上記の制御中、Fセンサ213の検出温度とF冷却目標設定値FTtarとの差を監視し、その差の大小に応じてコンプレッサ71の回転数をPIDフィードバック制御する。コンプレッサ71の回転数はコンプレッサ回転数センサ231から取り込み、例えば、通常は20Hz、温度差が拡大すれば30Hzに上げてコンプレッサ71を運転する。また、Fセンサ温度が目標設定値FTtarよりも下がり、F−OFF温度に近づけば10Hzまで低下させ、F−OFF温度に到達すればコンプレッサ71を停止させる。
制御部200は、この通常制御において、前回の除霜終了時点からのF冷却期間の積算を行っており、F冷却積算時間が一定値(例えば10時間)に到達すれば、除霜モードに移行する前のプリクール運転に移行する(ステップS101〜S103)。
[プリクール運転]
プリクール運転に入る時、第1の実施の形態の場合と同様に、冷却の目標設定温度FTtarは動かさず、冷却停止温度F−OFFを所定幅だけ低温側にシフトさせ、例えば、F−OFF=−25℃とし、冷却運転を継続する(ステップS103)。このようにして目標設定温度FTtarは変更せずに、F−OFF温度を低下させて冷却運転を行うことで、コンプレッサ71の回転数を通常のF冷却運転時よりも上げることなくプリクール運転ができ、コンプレッサ71の回転数を上昇させることによるエネルギ消費の増加を抑制する。
プリクール運転に入れば、コンプレッサ71の回転数のPID制御を継続する。そして、通常運転では、コンプレッサ回転数計算値がコンプレッサ停止とする低Hz、例えば10Hzに到達しない場合には、通常のF−OFF温度になるまで通常の冷却運転を継続する(ステップS104,S105)。
他方、プリクール運転に入り、通常冷却では、コンプレッサ回転数計算値がコンプレッサ停止とする低Hz、例えば10Hzに到達してもコンプレッサ停止はせず、最低回転数10HzにてF−OFF温度になるまで冷却運転を継続する(ステップS104,S107,S109)。
冷凍室温度が変更したF−OFF温度まで低下すれば除霜モードに入り(ステップS108)、コンプレッサ71を停止させ、除霜ヒータ208をオンし、FDセンサ270が検出する蒸発器温度が除霜終了温度、例えば、5℃に到達するまで除霜運転を継続する(ステップS109)。そして、除霜モードが終了すれば、通常運転を再開する(ステップS101)。
プリクール運転に入り、Fセンサ213の検出する冷凍室温度が低温側にシフトさせたF−OFF温度に到達するまでは運転を継続する(ステップS107でNOに分岐)。
そして、コンプレッサ71が低Hzの回転数でプリクール運転を継続している場合には、低Hz運転での積算時間が所定時間、例えば20分に到達すれば除霜モードに移行する(ステップS110,S108)。他方、低Hz運転の積算時間が所定時間に到達していなければプリクール運転を継続する(ステップS110,S104)。
こうして、本実施の形態の冷蔵庫1Aによれば、プリクール運転において動作温度目標値FTtarを変更するのではなく、冷凍室冷却終了温度F−OFF温度を通常運転時よりも所定幅だけ低く再設定してF冷却運転を行うようにしたので、通常のF冷却運転時よりもコンプレッサ71の回転数を上げることなくプリクール運転することができ、結果として、プリクール運転時に冷凍室52を従来よりも低い温度まで冷やし込んでから除霜モードに移行することができ、消費電力を低減することができるメリットがある。
また、本実施の形態の冷蔵庫1Aによれば、プリクール運転時にPID計算にてコンプレッサ71を停止させる回転数計算値になった場合でも、冷凍室52がF−OFF温度になるまで基底の低Hzにて回転を継続させるようにしたので、冷凍室52の温度上昇を低減でき、省エネ効果が図れる。加えて、この場合に、冷凍室52がF−OFF温度にならなくても、基底の低Hzにて継続して所定時間の間、例えば20分間が経過するまではコンプレッサ71を継続的に回転させて冷却を継続するようにしたので、プリクール運転時にサイクル切替によるエネルギロスを低減することができる。
尚、上記第5の実施の形態では、プリクール運転時にコンプレッサ回転数計算値が基底値まで低下しても基底回転数にてF冷却運転を例えば20分間は継続し、コンプレッサ19を停止させない制御を行うことにした(ステップS104,S106,S107,S110)。しかしながら、これに限定されることはなく、通常の冷却運転制御と同じく、プリクール運転時にコンプレッサ回転数計算値が基底値まで低下すればコンプレッサ71を停止させる通常の冷凍室冷却制御を採用することもできる。そして後者のプリクール運転によれば、制御演算プログラムを簡素にすることができる。
1,1A 冷蔵庫
2 冷凍室冷却用蒸発器(F蒸発器)
3 冷蔵室冷却用蒸発器(R蒸発器)
4 冷凍室
5 製氷室
6 冷蔵室
7 野菜室
8 除霜ヒータ
9 冷蔵冷気循環用冷却ファン(Rファン)
10 冷凍冷気循環用冷却ファン(Fファン)
13 冷凍室温度センサ(Fセンサ)
14 冷蔵室温度センサ(Rセンサ)
19 コンプレッサ
20 冷凍サイクル
21 コンデンサ
22 三方弁
23 冷凍側キャピラリチューブ
24 冷蔵側キャピラリチューブ
30 F蒸発器温度センサ(FDセンサ)
52 冷凍室
54 冷蔵室
60 冷却部
61 蒸発器
69 除霜ヒータ
70 蒸発器温度センサ(FDセンサ)
71 コンプレッサ
72 コンデンサ
73 キャピラリチューブ
100 制御部
200 制御部
210 冷凍室冷気循環用冷却ファン(Fファン)
213 冷凍室温度センサ(Fセンサ)
214 冷蔵室温度センサ(Rセンサ)
220 冷凍サイクル

Claims (4)

  1. 冷凍室冷却用蒸発器の除霜を行う除霜ヒータと、
    冷凍室温度を検出する冷凍室温度センサと、
    冷蔵室温度を検出する冷蔵室温度センサと、
    冷媒をコンデンサ、三方弁、前記三方弁の一方に接続された冷凍側キャピラリチューブと冷凍室冷却用蒸発器、前記三方弁の他方に接続された冷蔵側キャピラリチューブと冷蔵室冷却用蒸発器を経てコンプレッサに戻し、循環させる冷凍サイクルと、
    前記除霜ヒータのオン/オフ制御により前記冷凍室冷却用蒸発器を除霜し、冷凍室目標温度と前記冷凍室温度センサの検出する冷凍室検出温度との温度差を計算し、前記温度差の大きさに応じて前記コンプレッサの運転周波数を可変制御し、前記冷凍室検出温度が所定の冷凍運転開始温度設定値まで上昇した時に冷凍室冷却運転を開始し、所定の冷凍運転終了温度設定値まで低下した時に冷凍室冷却運転を停止し、又は、所定の最低冷凍継続運転時間に到達し、かつ、冷凍室冷却運転中に冷蔵室冷却運転開始条件が成立した時、若しくは、冷凍室温度が前記所定の冷凍運転終了温度設定値まで低下しない状態で冷凍室冷却運転が所定の最大冷凍継続運転時間に到達した時に前記冷凍室冷却運転を停止して冷蔵室冷却運転に移行し、前記冷蔵室温度センサの検出する冷蔵室検出温度が所定の冷蔵運転開始温度設定値まで上昇した時に冷蔵室冷却運転を開始し、所定の冷蔵運転終了温度設定値まで低下した時に冷蔵室冷却運転を停止し、又は、所定の最小継続冷蔵運転時間に到達した時、若しくは、冷蔵室温度が前記所定の冷蔵運転終了温度設定値まで低下しない状態で冷蔵室冷却運転が所定の最大冷蔵運転時間に到達した時に前記冷蔵室冷却運転を停止して冷凍室冷却運転に移行する制御をする制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記除霜ヒータによる除霜開始前に、前記冷凍運転終了温度設定値を所定幅だけ低めて再設定し、前記冷蔵運転開始温度設定値及び冷蔵運転終了温度設定値を所定幅だけ高めて再設定してプリクール運転を開始し、前記再設定した冷凍運転終了温度設定値に到達し時に冷凍室冷却運転を停止し、前記除霜ヒータによる前記冷凍室冷却用蒸発器の除霜を開始させる制御をすることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記制御装置は、前記最低冷凍継続運転時間又は最大冷凍継続運転時間を所定幅だけ延長し、前記プリクール運転を開始することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記制御装置は、PID計算で前記コンプレッサの運転周波数を可変制御し、前記PID計算の計算値が前記コンプレッサを停止させる最低運転周波数に到達した場合、前記冷凍運転終了温度再設定値に到達するまで前記最低運転周波数にて前記コンプレッサの運転を継続させる制御をすることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 前記制御装置は、PID計算で前記コンプレッサの運転周波数を可変制御し、前記PID計算の計算値が前記コンプレッサを停止させる最低運転周波数に到達した場合、前記冷凍運転終了温度再設定値に到達しなくても、所定時間だけ前記最低運転周波数にて前記コンプレッサの運転を継続させる制御をすることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
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