JP5975379B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、蒸発器と熱交換した冷気を送風機により貯蔵室に供給して冷却する冷却貯蔵庫に関するものである。
従来よりこの種冷却貯蔵庫では、圧縮機と、凝縮器と、キャピラリチューブ等を介して接続された蒸発器にて冷媒回路が構成され、圧縮機から吐出された冷媒を凝縮器にて放熱した後、キャピラリチューブを介して蒸発器に流入させ、蒸発させると共に、この蒸発器と熱交換した冷気は送風機にて貯蔵室内に循環供給することにより冷却している。
特に、冷凍室と冷蔵室が構成されて各室の蒸発器にてそれぞれ冷却する冷却貯蔵庫では、圧縮機と、凝縮器と、キャピラリチューブを介して接続された冷蔵室蒸発器と、他のキャピラリチューブを介して接続された冷凍室蒸発器とにて冷媒回路が構成されている。そして、圧縮機から吐出された冷媒を凝縮器にて放熱した後、三方弁を介して一方のキャピラリチューブが接続された冷蔵室蒸発器、若しくは、他方のキャピラリチューブが接続された冷凍室蒸発器のそれぞれにおいて蒸発させ、各蒸発器と熱交換した冷気を、冷凍室送風機、及び、冷蔵室送風機にてそれぞれ各室に循環供給することにより冷凍室と冷蔵室をそれぞれ冷却していた(例えば、特許文献1参照)。
また、蒸発器には冷却運転によって着霜が成長するため、定期的に圧縮機と送風機を停止し、霜取ヒータに通電して霜を融解する霜取運転が行われる。しかしながら、特に冷凍室の場合や、冷蔵室でも設定が零度より低くなるような場合には、送風機の周辺にも着霜が成長する。この霜が多くなると、蒸発器の霜取運転中に送風機が停止している間に氷となって送風機に付着し、送風機が氷結して起動不能に陥る場合があった(例えば、特許文献2参照)。
特許第3922891号公報 特開2009−180391号公報
しかしながら、上記特許文献2のような従来の冷却貯蔵庫では、送風機が氷結してしまった場合、警報を行うのみにとどまっていたため、回転不能となった送風機はそのまま放置されていた。
また、特許文献2では一つの蒸発器に対して複数の送風機を設けているために、回転不能な送風機は放置することもできるが、前述したように冷凍室と冷蔵室を有する冷却貯蔵庫において各室に一つの送風機を設けたものでは、例えば冷凍室の送風機は回転不能でも、冷蔵室の送風機は問題無い場合もある。そのような場合は、冷凍室の送風機の回転不能を警報するのみで冷却運転に復帰できなくなり、問題の無い冷蔵室の冷却も停止してしまう問題もあった。
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するためになされたものであり、送風機の氷結による回転不能を効果的に解消し、解消できない場合にも貯蔵室内の冷却をできる限り実行することができる冷却貯蔵庫を提供する。
上記課題を解決するために請求項1の発明の冷却貯蔵庫は、蒸発器と熱交換した冷気を送風機により貯蔵室に供給して冷却するものにおいて、蒸発器の霜取を行うための霜取ヒータと、送風機近傍に設けられ、当該送風機の氷結融解に寄与する氷結融解ヒータと、貯蔵室内の温度を検出するための貯蔵室温度センサと、蒸発器の所定の霜取復帰温度を検出するための霜取復帰温度センサと、これら温度センサの出力に基づき、蒸発器への冷媒供給と、送風機、霜取ヒータ及び氷結融解ヒータを制御する制御手段とを備え、この制御手段は、貯蔵室温度センサが検出する貯蔵室の温度に基づき、蒸発器への冷媒供給と送風機を制御して貯蔵室の冷却運転を実行し、蒸発器への冷媒供給と送風機を停止し、霜取ヒータ及び氷結融解ヒータに通電することによって蒸発器の霜取運転を実行し、この霜取運転の終了により霜取ヒータへの通電を停止すると共に、霜取運転の終了後、送風機が回転可能である場合は氷結融解ヒータへの通電を停止して冷却運転に復帰し、回転不能である場合には当該氷結融解ヒータへ引き続き通電し、制御手段は、霜取運転の終了後、所定時間氷結融解ヒータへ通電しても送風機が回転不能である場合、氷結融解ヒータへの通電を停止し、霜取復帰温度センサが検出する蒸発器の温度に基づいて当該蒸発器への冷媒供給を制御するバックアップ冷却運転を実行することを特徴とする。
請求項2の発明の冷却貯蔵庫は、上記発明において複数の送風機を備え、霜取運転の終了後、全ての送風機が回転可能である場合は氷結融解ヒータへの通電を停止して冷却運転に復帰し、何れかの送風機が回転不能である場合には、当該氷結融解ヒータへ引き続き通電することを特徴とする。
請求項3の発明の冷却貯蔵庫は、冷凍室を冷却する冷凍室蒸発器と冷蔵室を冷却する冷蔵室蒸発器とを有し、圧縮機にて圧縮された冷媒をそれぞれ減圧手段を介して冷凍室蒸発器及び冷蔵室蒸発器に分配供給し、各蒸発器と熱交換した冷気を冷凍室送風機及び冷蔵室送風機により各室にそれぞれ供給して冷却するものにおいて、各蒸発器の霜取をそれぞれ行うための冷凍室霜取ヒータ及び冷蔵室霜取ヒータと、各送風機近傍にそれぞれ設けられ、各送風機の氷結融解に寄与する冷凍室氷結融解ヒータ及び冷蔵室氷結融解ヒータと、各室内の温度をそれぞれ検出するための冷凍室温度センサ及び冷蔵室温度センサと、各蒸発器の所定の霜取復帰温度を検出するための冷凍室霜取復帰温度センサ及び冷蔵室霜取復帰温度センサと、これら温度センサの出力に基づき、各蒸発器への冷媒供給と、各送風機、各霜取ヒータ及び各氷結融解ヒータをそれぞれ制御する制御手段とを備え、この制御手段は、冷凍室温度センサ及び冷蔵室温度センサがそれぞれ検出する冷凍室及び冷蔵室の温度に基づき、各蒸発器への冷媒供給と各送風機を制御して各室の冷却運転を実行し、圧縮機と各送風機を停止し、各霜取ヒータ及び各氷結融解ヒータに通電することによって各蒸発器の霜取運転を実行し、この霜取運転の終了により各霜取ヒータへの通電を停止すると共に、霜取運転の終了後、各送風機が回転可能である場合は各氷結融解ヒータへの通電を停止して冷却運転に復帰し、何れかの送風機が回転不能である場合には、当該回転不能な送風機が設けられた室の氷結融解ヒータへ引き続き通電し、制御手段は、霜取運転の終了後、所定時間氷結融解ヒータへ通電しても送風機が回転不能である場合、氷結融解ヒータへの通電を停止し、当該回転不能な送風機が設けられた室については霜取復帰温度センサが検出する蒸発器の温度に基づいて当該室の蒸発器への冷媒供給を制御するバックアップ冷却運転を実行すると共に、回転可能な送風機が設けられた室については冷却運転に復帰することを特徴とする。
請求項4の発明の冷却貯蔵庫は、上記各発明において制御手段は、霜取運転の終了後、所定時間氷結融解ヒータへ通電している間に送風機が回転可能となった場合、氷結融解ヒータへの通電を停止して冷却運転に復帰することを特徴とする。
請求項の発明の冷却貯蔵庫は、請求項2の発明において制御手段は、霜取運転の終了後、所定時間氷結融解ヒータへ通電しても送風機が回転不能である場合、氷結融解ヒータへの通電を停止し、回転可能な送風機を運転し、霜取復帰温度センサが検出する蒸発器の温度に基づいて当該室の蒸発器への冷媒供給を制御するバックアップ冷却運転を実行することを特徴とする。
請求項の発明の冷却貯蔵庫は、請求項1、請求項3、又は請求項5の発明において制御手段は、バックアップ冷却運転を実行する場合、所定の警報を発することを特徴とする。
本発明によれば、蒸発器の霜取運転の終了後、送風機が回転可能である場合は氷結融解ヒータへの通電を停止して冷却運転に復帰し、当該送風機或いは何れかの送風機が回転不能である場合には当該氷結融解ヒータ、又は、回転不能な送風機が設けられた室の氷結融解ヒータへ引き続き通電するようにしたので、送風機の氷結による回転不能状態(所謂ロック状態)を、霜取運転終了後も引き続いて通電される氷結融解ヒータからの熱によって効果的に融解させ、運転可能状態に回復させることが可能となる。
また、本発明では、所定時間氷結融解ヒータへ通電している間に送風機が回転可能となった場合、氷結融解ヒータへの通電を停止して冷却運転に復帰するようにすれば、送風機の氷結による貯蔵室、又は、冷凍室、冷蔵室の冷却不良の発生を効果的に解消し、収納物品の劣化を未然に回避することができるようになる。
また、本発明では、霜取運転の終了後、所定時間氷結融解ヒータへ通電しても送風機が回転不能である場合、氷結融解ヒータへの通電を停止し、霜取復帰温度センサが検出する蒸発器の温度に基づいて当該蒸発器への冷媒供給を制御するバックアップ冷却運転を実行するようにすれば、送風機の回転不能により冷気循環が行われなくなった貯蔵室に蒸発器からの冷気を自然対流させ、且つ、この蒸発器の温度で冷媒供給を制御して、できる限り貯蔵室内を冷却することができるようになる。これにより、収納物品の劣化を回避し、若しくは、最小限に抑えることが可能となる。
また、本発明では、複数の送風機が設けられている場合には、霜取運転の終了後、所定時間氷結融解ヒータへ通電しても送風機が回転不能である場合、氷結融解ヒータへの通電を停止し、回転可能な送風機を運転し、霜取復帰温度センサが検出する蒸発器の温度に基づいて当該室の蒸発器への冷媒供給を制御するバックアップ冷却運転を実行するようにすれば、回転可能な送風機で貯蔵室に冷気を循環しながら、蒸発器の温度で冷媒供給を制御することができるようになる。これにより、貯蔵室温度センサが当該回転不能な送風機によって生じる冷気循環により影響を受ける位置に設けられている場合にも、できる限り的確に貯蔵室内を冷却して収納物品の劣化を最小限に抑えることが可能となる。
また、本発明では、冷凍室と冷蔵室を有して冷凍室蒸発器と冷凍室送風機、冷蔵室蒸発器と冷蔵室送風機によりそれぞれ冷却する冷却貯蔵庫では、霜取運転の終了後、所定時間氷結融解ヒータへ通電しても送風機が回転不能である場合、氷結融解ヒータへの通電を停止し、当該回転不能な送風機が設けられた室については霜取復帰温度センサが検出する蒸発器の温度に基づいて当該室の蒸発器への冷媒供給を制御するバックアップ冷却運転を実行すると共に、回転可能な送風機が設けられた室については冷却運転に復帰するようにすれば、送風機の回転不能により冷気循環が行われなくなった室については蒸発器からの冷気を自然対流させ、且つ、この蒸発器の温度で冷媒供給を制御して、できる限り当該室内を冷却し、回転可能な送風機が設けられた室については通常の冷却運転に復帰させることができるようになる。これにより、回転可能な送風機が設けられた室については、支障無く冷却しながら、回転不能な送風機が設けられた室については収納物品の劣化を回避し、若しくは、最小限に抑えることが可能となる。
また、本発明では、バックアップ冷却運転を実行する場合は制御手段が所定の警報を発するようにすれば、送風機の氷結異常を使用者に迅速に報知して、対処を促すことができるようになるものである。
本発明を適用した冷却貯蔵庫の扉を開放した状態の斜視図である。 図1の冷却貯蔵庫の縦断側面図である。 図2のドレンパン部分の拡大図である。 図1の冷却貯蔵庫の冷媒回路図である。 図1の冷却貯蔵庫の制御装置の電気回路のブロック図である。 図5の制御装置が実行する通常冷却運転を説明するフローチャートである。 図5の制御装置が実行する霜取運転を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明を適用した冷却貯蔵庫1の扉を開放した状態の斜視図を示している。説明に使用する実施例の冷却貯蔵庫1は、ホテルやレストランの厨房等に設置される縦型業務用冷凍冷蔵庫であり、前面に開口する断熱箱体2により構成されている。
図1の冷却貯蔵庫1は、断熱箱体2内を断熱性の仕切壁2A、2Bにて区画することにより貯蔵室としての冷凍室(F)3と冷蔵室(R)4とが構成されている。本実施例では、断熱箱体2の上部を仕切壁2Aにて左右に区画し、仕切壁2Aにて区画された一側(この場合図1の向かって左側)を更に仕切壁2Bにて上下に区画することにより、断熱箱体2内の一側(向かって左側)上部が冷凍室3、それ以外の他側(向かって右側)上部から下部全域(冷凍室3の下側)が連続した冷蔵室4とされ、向かって左上の冷凍室3とそれ以外の冷蔵室4とは相互に冷気の流通が不能に構成される。
そして、冷凍室3の前面開口は、断熱箱体2の一側上部に枢支された断熱扉8にて開閉自在に閉塞されると共に、冷蔵室4の前面開口は、断熱箱体2の他側上部、他側下部、一側下部のそれぞれに独立して枢支された各断熱扉9にて開閉自在に閉塞される。これにより、断熱箱体2の前面開口は、上下に設けられた二組の観音開き式の扉8、9、9、9にて開閉自在に閉塞されることとなる。
尚、図中10は、仕切壁2Bと同じ高さの位置で断熱箱体2の前面開口部を上下に区画し、扉8、9が閉じたときにそれらの裏面と当接して密着させるための中仕切である。
冷凍室3の上部には、冷却貯蔵庫1の冷却装置16を構成する蒸発器としての冷凍室蒸発器5が配設されており、この冷凍室蒸発器5及びその前側近傍に取り付けられた冷凍室送風機7F(図5)により、冷凍室3内は所定の冷凍室冷却温度範囲に冷却される。また、冷蔵室4の上部にも同じく冷却装置16を構成する蒸発器としての冷蔵室蒸発器6が配設されており、この冷蔵室蒸発器6及びその前側近傍に取り付けられた冷蔵室送風機7Rにより、冷蔵室4内は所定の冷蔵室冷却温度範囲に冷却される。
尚、冷凍室3、冷蔵室4の配置や容積比率は、これに限定されるものではなく、相互に冷気の流通が不能とされる構成とされ、冷凍室3及び冷蔵室4のそれぞれに冷凍室蒸発器5及び冷蔵室蒸発器6が配設される冷却貯蔵庫であればよい。
ここで、図2は断熱箱体2の他側(向かって右側)に位置する冷蔵室4側の冷却貯蔵庫1の縦断側面図を示しており、当該図中において冷蔵室蒸発器6及び冷蔵室送風機7Rの下方に取り付けられた20は、冷蔵室蒸発器6が配置された冷却室21と冷蔵室4とを区画して冷蔵室蒸発器6からのドレン水を受けて排出するためのアルミニウム製のドレンパンである。このドレンパン20部分の詳細構造を図4の拡大図に示す。この図において50はドレンパン20の下側に配置された樹脂製の蒸発器カバーである。これらドレンパン20及び蒸発器カバー50は後方が開放されている。また、冷蔵室送風機7Rはファンケース55内に収納されており、当該冷蔵室送風機7Rの下側に対応する部分のドレンパン20及び蒸発器カバー50は開口し、特に冷蔵室送風機7Rに対応する部分の蒸発器カバー50はスリット状のファンカバー50Aとされている。そして、冷蔵室送風機7Rによって冷蔵室4内から冷却室21に吸い込まれた冷気は、冷蔵室蒸発器6と熱交換した後、冷却室21後方から冷蔵室4内に吐出される。
尚、当該ドレンパン20、蒸発器カバー50、ファンケース55及び冷却室21の構成は、図示しないが冷凍室3における冷凍室蒸発器5、冷凍室送風機7Fについても同様とされている。
そして、断熱箱体2の天面には、前面、両側面、後面を構成するパネル11にて機械室12が画成されており、この機械室12内には、上記各蒸発器5、6と共に冷却装置16を構成する圧縮機13や凝縮器14、更には、凝縮器用送風機15等が配設される。
また、冷凍室蒸発器5には当該冷凍室蒸発器5を加熱し、冷凍室蒸発器5の着霜を融解して霜取を行うための冷凍室霜取ヒータ46が取り付けられ、更に当該冷凍室蒸発器5の所定の霜取復帰温度(例えば+10℃)を検出するための冷凍室霜取復帰温度センサ41が取り付けられている。更に、冷凍室蒸発器5下側に位置するドレンパン20には当該ドレンパン20を加熱してドレンパン20に付着した霜を融解すると共に、冷凍室送風機7Fの周辺も加熱して冷凍室送風機7Fの氷結の融解にも寄与する氷結融解ヒータとして機能する冷凍室ドレンパンヒータ48(図5)が取り付けられており、冷凍室送風機7Fが取り付けられたファンケース55には、当該ファンケース55を加熱して冷凍室送風機7Fの氷結を融解させる(少なくとも融解に寄与する)ための氷結融解ヒータとしての冷凍室ファンケースヒータ49が取り付けられている。
一方、冷蔵室蒸発器6には当該冷蔵室蒸発器6を加熱し、冷蔵室蒸発器6の着霜を融解して霜取を行うための冷蔵室霜取ヒータ47が取り付けられ、更に当該冷蔵室蒸発器6の所定の霜取復帰温度(例えば+10℃)を検出するための冷蔵室霜取復帰温度センサ42が取り付けられている。更に、冷蔵室蒸発器6下側に位置するドレンパン20には当該ドレンパン20を加熱してドレンパン20に付着した霜を融解すると共に、冷蔵室送風機7Rの周辺も加熱して冷蔵室送風機7Rの氷結の融解にも寄与する氷結融解ヒータとして機能する冷蔵室ドレンパンヒータ51が取り付けられており、冷蔵室送風機7Rが取り付けられたファンケース55には、当該ファンケース55を加熱して冷蔵室送風機7Rの氷結を融解させる(少なくとも融解に寄与する)ための氷結融解ヒータとしての冷蔵室ファンケースヒータ52が取り付けられている。
更に、仕切壁2A、2Bの冷蔵室4側の面の内側には冷蔵室結露防止ヒータ(ヒータ)53が取り付けられている。この冷蔵室結露防止ヒータ53は、仕切壁2A、2Bの冷蔵室4側の面を加熱するヒータであり、温度の低い冷凍室3からの冷却作用により、仕切壁2A、2Bの冷蔵室4側の面に結露が発生することを防止するものである。
ここで、図4の冷媒回路図を参照して冷却貯蔵庫1の冷媒回路について説明する。圧縮機13の冷媒吐出側に凝縮器14が接続され、この凝縮器14の冷媒下流側には、上記冷凍室3を冷却する冷凍室蒸発器5と、冷蔵室4を冷却する冷蔵室蒸発器6がそれぞれ減圧手段としてのキャピラリチューブ18、19を介して接続されている。各キャピラリチューブ18、19は、それぞれ冷凍室3、又は、冷蔵室4における蒸発温度を考慮し、任意の口径、長さのものに選定されている。
本実施例では、各蒸発器5、6への冷媒供給を制御する流路切換手段としての三方弁17により、圧縮機13にて圧縮された冷媒をキャピラリチューブ18を介して冷凍室蒸発器5、若しくは、キャピラリチューブ19を介して冷蔵室蒸発器6に分配供給可能とされる。即ち、三方弁17を切換制御することによって、各蒸発器5、6の内の何れか一方のみに選択的に冷媒を供給する状態と、冷凍室蒸発器5及び冷蔵室蒸発器6の双方に冷媒を供給する状態とを実現可能とされる。
また、本実施例では、三方弁17によって各蒸発器5、6のうちの何れか一方のみに冷媒が供給された場合、必ず、供給された側の蒸発器が設けられた室の温度が所定時間内に冷却温度範囲から下に逸脱し、逸脱した方の蒸発器5、又は、6への冷媒の流入が停止(サーモオフ)される設定とされているものとする。
そして、各蒸発器5、6の冷媒流出側に接続された冷媒配管22、23は、対応するそれぞれのキャピラリチューブ18、19と熱交換可能に配設されて、その端部は合流部24に接続される。当該合流部24には、両蒸発器5、6から流出され、合流された冷媒を圧縮機13に帰還させる吸込配管25が接続される。
次に、図5の電気回路のブロック図を参照して冷却貯蔵庫1の制御手段を構成する制御装置40について説明する。制御装置40は汎用のマイクロコンピュータにより構成されており、記憶手段としてのメモリ26を備え、時限手段としてのタイマ27等をその機能として有している。
そして、制御装置40の入力側には、冷凍室3、冷蔵室4の設定温度TF、TRや当該設定温度を含む冷却温度範囲を任意に設定可能とするコントロールパネル(入力手段)28と、冷凍室3の蒸発器カバー50のファンカバー50A等に取り付けられて冷凍室3の温度を検出する冷凍室温度センサ(冷凍室温度検出手段。貯蔵室温度センサ)29と、冷蔵室4の蒸発器カバー50のファンカバー50A等に取り付けられて冷蔵室4の温度を検出する冷蔵室温度センサ(冷蔵室温度検出手段。貯蔵室温度センサ)30と、外気温度を検出する外気温度センサ(外気温度検出手段)32が接続されている。尚、コントロールパネル28は冷凍室3の設定温度TFを、−20℃を中心として例えば−22℃〜−18℃の冷凍温度範囲で任意に設定可能とされており、冷蔵室4の設定温度TRは、+4℃を中心として例えば+2℃〜+6℃の冷蔵温度範囲で任意に設定可能とされている。また、コントロールパネル28では、上記以外にも各種設定を変更することが可能であり、また、各種情報や警報の表示を行うための表示器(警報手段)も備えている。
また、制御装置40の出力側には、圧縮機13と、三方弁17と、冷凍室送風機7Fと、冷蔵室送風機7Rと、凝縮器用送風機15が接続されている。本実施例では、圧縮機13(圧縮機のモータ)は、インバータ装置31を介して接続されており、これによって制御装置40は圧縮機13の運転と停止に加え、圧縮機13の運転周波数を下限値(G1:例えば30Hz)から上限値(G2:例えば80Hz)の間で任意に、リニアに制御可能とされる。
更に、制御装置40の入力側には、前記冷凍室霜取復帰温度センサ41と、冷蔵室霜取復帰温度センサ42と、冷凍室送風機7Fの通電電流を検出する冷凍室送風機カレントトランス43と、冷蔵室送風機7Rの通電電流を検出する冷蔵室送風機カレントトランス44が接続されている。更にまた、制御装置40の出力側には、前記冷凍室霜取ヒータ46と、冷蔵室霜取ヒータ47と、冷蔵室結露防止ヒータ53と、冷凍室ドレンパンヒータ48と、冷凍室ファンケースヒータ49と、冷蔵室ドレンパンヒータ51と、冷蔵室ファンケースヒータ52が接続されている。
制御装置40はこれらヒータ46、47、48、49、51、52、53の通電率を0%〜100%の間で制御可能とされている。即ち、制御装置40は後述する通常冷却運転中に、所定時間毎に圧縮機13を停止し、両霜取ヒータ46、47、両ドレンパンヒータ48、51、両ファンケースヒータ49、52に通電して両蒸発器5、6の霜取運転を実行する。そして、各蒸発器5、6の温度が所定の霜取復帰温度に上昇したら霜取運転を終了する。尚、この霜取運転については後に詳述する。また、制御装置40は冷蔵室結露防止ヒータ53に通電して仕切壁2A、2Bの冷蔵室4側の面への結露の発生を防止する。
以上の構成で、次にフローチャートを参照しながら実施例の冷却貯蔵庫1の動作について説明する。尚、下記通常冷却運転中、制御装置40は前記冷凍室霜取ヒータ46、冷蔵室霜取ヒータ47、冷凍室ドレンパンヒータ48、冷蔵室ドレンパンヒータ51、冷凍室ファンケースヒータ49、冷蔵室ファンケースヒータ52は非通電としている。
(1)通常冷却運転
制御装置40は、電源が投入されると圧縮機13と各送風機7F、7R、15を運転して通常冷却運転を開始する。図6のフローチャートはこの通常冷却運転を示しており、制御装置40はこの通常冷却運転により冷凍室3及び冷蔵室4のそれぞれが冷却温度範囲となるように圧縮機13と三方弁17の制御を行う。
即ち、コントロールパネル28にて冷凍室3の設定温度TF(例えば、−20℃)が設定されると、当該設定温度TFを含む該設定温度TFの上下の範囲で冷凍室冷却温度範囲が設定される。この場合、冷凍室冷却温度範囲は、例えば冷凍室下限温度TFL(設定温度TF−2℃)以上、冷凍室上限温度TFH(設定温度TF+2℃)以下の温度範囲となる。同様にコントロールパネル28にて冷蔵室4の設定温度TR(例えば、+4℃)が設定されると、当該設定温度TRを含む該設定温度TRの上下の範囲で冷蔵室冷却温度範囲が設定される。この場合、冷蔵室冷却温度範囲は、例えば冷蔵室下限温度TRL(設定温度TR−2℃)以上、冷蔵室上限温度TRH(設定温度TR+2℃)以下の温度範囲となる。尚、上記ディファレンシャル温度(2℃)はコントロールパネル28にて変更することができる。
三方弁17が両方の蒸発器5、6に冷媒を供給する状態であるものとすると、圧縮機13から吐出された高温冷媒は、凝縮器14にて凝縮された後、三方弁17を経て冷凍室蒸発器5側のキャピラリチューブ18と、冷蔵室蒸発器6側のキャピラリチューブ19とに分流されて流入する。各キャピラリチューブ18、19にて減圧された冷媒は、それぞれ対応する蒸発器5、6に流入し、そこで蒸発して冷却作用を発揮する。
また、制御装置40は冷凍室送風機7Fは連続運転、冷蔵室送風機7Rは冷蔵室蒸発器6に冷媒が供給される状態で連続運転、供給されない状態では間欠運転される。これら送風機7F、7Rが運転されると、下方の冷凍室3、冷蔵室4から冷気が吸引され、後方の蒸発器5、6に吐出される。この冷気は蒸発器5、6とそれぞれ熱交換し、冷却された後、ドレンパン20の後方から各室3、4に吐出される。これにより、冷凍室3内及び冷蔵室4内をそれぞれ冷却する。
各蒸発器5、6にて蒸発した低温冷媒は、蒸発器5、6から流出した後、各冷媒配管22、23にそれぞれ流入し、キャピラリチューブ18、19の比較的高い温度の冷媒が流れる部分と熱交換した後、合流部24にて合流して吸込配管25より圧縮機13に帰還する。
制御装置40は図6のステップS1で冷凍室温度センサ29が検出する冷凍室3の温度が前記冷凍室上限温度TFH(設定温度TF+2℃)以上か否か判断し、以上であればステップS8に進み、今度は冷蔵室温度センサ30が検出する冷蔵室4の温度が前記冷蔵室上限温度TRH(設定温度TR+2℃)以上か否か判断し、以上であればステップS11に進んで三方弁17を両蒸発器5、6に冷媒を流す状態に制御する。また、このステップS11で制御装置40は、冷凍室3と冷蔵室4の現在の温度と設定温度TF、TRとの偏差eに基づくPID演算結果から操作量を決定し(冷凍室と冷蔵室で操作量の大きい方)圧縮機13の運転周波数を制御する(PID制御)。
尚、制御装置40はステップS8で冷蔵室4の温度が冷蔵室上限温度TRHより低い場合はステップS9に進み、冷蔵室4の温度が前記冷蔵室下限温度TRL以下か否か判断し、以下である場合にはステップS13に進んで三方弁17を冷凍室蒸発器5のみに流す状態に切り換える。また、圧縮機13は冷凍室3の温度に基づくPID制御となる。尚、ステップS9で冷蔵室4の温度が冷蔵室下限温度TRLより高い場合には、制御装置40はステップS10に進み、現在冷蔵室蒸発器6に冷媒を流して冷却中か否か判断し、流している場合(即ち、下限温度まで温度を下げている途中)にはステップS11に進み、流していない場合(即ち、上限温度まで温度が上がる途中)にはステップS13に進む。
図6のステップS1で冷凍室3の温度が冷凍室上限温度TFH(設定温度TF+2℃)より低い場合、ステップS2に進み、冷凍室3の温度が前記冷凍室下限温度TFL(設定温度TF−2℃)以下か否か判断し、以下であればステップS4に進み、冷蔵室4の温度が冷蔵室上限温度TRH(設定温度TR+2℃)以上か否か判断し、以上であればステップS12に進んで三方弁17を冷蔵室蒸発器6のみに冷媒を流す状態に制御する。また、このステップS12で制御装置40は冷蔵室4の温度に基づいて圧縮機13の運転周波数をPID制御する。
また、制御装置40はステップS4で冷蔵室4の温度が冷蔵室上限温度TRHより低い場合はステップS5に進み、冷蔵室4の温度が冷蔵室下限温度TRL以下か否か判断し、以下である場合にはステップS7に進んで三方弁17を何れの蒸発器にも冷媒を流さない状態に閉じ、圧縮機13を停止する。尚、ステップS5で冷蔵室4の温度が冷蔵室下限温度TRLより高い場合には、制御装置40はステップS6に進み、現在冷蔵室蒸発器6に冷媒を流して冷却中か否か判断し、流している場合(即ち、下限温度まで温度を下げている途中)にはステップS12に進み、流していない場合(即ち、上限温度まで温度が上がる途中)にはステップS7に進む。
また、ステップS2で冷凍室3の温度が冷凍室下限温度TFL(設定温度TF−2℃)より高い場合、制御装置40はステップS3に進み、現在冷凍室蒸発器5に冷媒を流して冷却中か否か判断し、流している場合(即ち、下限温度まで温度を下げている途中)にはステップS8に進み、流していない場合(即ち、上限温度まで温度が上がる途中)にはステップS4に進む。このような圧縮機13と三方弁17の制御により、制御装置40は冷凍室3及び冷蔵室4の温度が前記冷凍室冷却温度範囲(設定温度TF:−20℃を中心とした−22℃〜−18℃の範囲)及び冷蔵室冷却温度範囲(設定温度TR:+4℃を中心とした+2℃〜+6℃の範囲)にそれぞれ入るように制御する。
(2)霜取運転
以上のような冷却運転により、冷凍室蒸発器5や冷蔵室蒸発器6、及び、各蒸発器5、6下側のドレンパン20上面や、前側の冷凍室送風機7F周辺、冷蔵室送風機7R周辺には着霜が成長する。この着霜により各蒸発器5、6と空気との熱交換が阻害されると共に、通風抵抗も増加するため、制御装置40は所定時間(例えば、6時間)毎に両蒸発器5、6の霜取運転を実行する。図7はフローチャートはこの霜取運転を示しており、制御装置40はタイマ27が積算する6時間が経過すると、図7のフローチャートのステップS14で圧縮機13、凝縮器用送風機15、冷凍室送風機7F、冷蔵室送風機7Rを停止し、冷凍室霜取ヒータ46、冷蔵室霜取ヒータ47、冷凍室ドレンパンヒータ48、冷凍室ファンケースヒータ49、冷蔵室ドレンパンヒータ51、冷蔵室ファンケースヒータ52に通電する。
この冷凍室霜取ヒータ46への通電により冷凍室蒸発器5は加熱され、冷蔵室霜取ヒータ47への通電により冷蔵室蒸発器6が加熱され、各蒸発器5、6の着霜は融解されていく。また、冷凍室ドレンパンヒータ48及び冷凍室ファンケースヒータ49への通電により冷凍室3のドレンパン20上及び前記ファンケースを含む冷凍室送風機7F周辺が加熱され、ドレンパン20上及び冷凍室送風機7F周辺の霜(氷)も融解されていく。
制御装置40は次にステップS15で冷凍室霜取復帰温度センサ41及び冷蔵室霜取復帰温度センサ42がそれぞれ検出する各蒸発器5、6の温度に基づき、両蒸発器5、6の温度が例えば+10℃等の所定の霜取復帰温度以上まで上昇したか否か判断する。両蒸発器5、6の温度がこの霜取復帰温度まで上昇していない場合、制御装置40はステップS14に戻って霜取運転を継続する。尚、蒸発器5、6の着霜が全て融解したときの温度を予め測定しておき、その温度を霜取復帰温度として予め設定しておくものとする。
そして、両蒸発器5、6の温度が霜取復帰温度まで上昇した場合、制御装置40はステップS16に進んで両霜取ヒータ47、48を非通電とし、霜取運転を終了する。尚、何れか一方の蒸発器の温度が先に霜取復帰温度まで上昇した場合は、当該蒸発器の霜取ヒータへの通電はその時点で停止されるが、そのまま待機して他方の蒸発器の温度が霜取復帰温度に上昇するのを待つ。そして、双方の蒸発器5、6の温度が霜取復帰温度に上昇したところで制御装置40はステップS16に進み、霜取運転を終了してステップS17に進む。
ステップS17で制御装置40は所定の水切り時間(例えば5分)だけ待機する。蒸発器5、6に融解水が付着したままで送風機7F、7Rの運転を開始すると、それが冷凍室3、冷蔵室4へ飛散し、冷却運転により再度氷となってしまうため、それらがドレンパン20上に滴下するのを待つ。尚、この時点で冷凍室ドレンパンヒータ48、冷凍室ファンケースヒータ49、冷蔵室ドレンパンヒータ51、及び、冷蔵室ファンケースヒータ52へは引き続き通電されている。従って、蒸発器5、6から氷塊となってドレンパン20に落下した霜はドレンパン20上で融解される。
そして、当該水切り時間が経過したら、制御装置40はステップS17からステップS18に進み、先ず冷凍室送風機7F及び冷蔵室送風機7Rを起動する。次に、ステップS19に進み、冷凍室送風機カレントトランス43及び冷蔵室送風機カレントトランス44が検出する両送風機7F及び7Rの通電電流に基づき、冷凍室送風機7F及び冷蔵室送風機7Rが回転しているか否か判断する。
冷凍室送風機7F及び冷蔵室送風機7Rが正常に回転している場合、冷凍室送風機カレントトランス43及び冷蔵室送風機カレントトランス44が検出する通電電流は正常な値となる。そして、ステップS19で両送風機7F、7Rの通電電流が正常な値の場合、制御装置40はステップS20に進み、冷凍室ドレンパンヒータ48、冷凍室ファンケースヒータ49、冷蔵室ドレンパンヒータ51及び冷蔵室ファンケースヒータ52への通電を停止し、圧縮機13及び凝縮器用送風機15を起動して通常冷却運転に復帰する。
一方、前述したように蒸発器5、6の温度が低かったこと等の原因により、例えば冷凍室送風機7F周辺の着霜が多く、その時点までの冷凍室ドレンパンヒータ48や冷凍室ファンケースヒータ49による加熱によっても冷凍室送風機7F周辺の着霜が融解できず、冷凍室送風機7Fの停止中にかえって成長して当該冷凍室送風機7Fが氷結してしまい、当該冷凍室送風機7Fのみが回転不能に陥っている場合(ロック状態:氷によって送風機7Fが回転できない)、冷凍室送風機カレントトランス43が検出する通電電流は異常に高い値(ロック電流)となる。
制御装置40は係る場合、ステップS19からステップS21に進んで圧縮機13は停止したまま、冷凍室3の冷凍室ドレンパンヒータ48及び冷凍室ファンケースヒータ49の通電を継続する。尚、冷蔵室送風機7Rは回転可能であるので、冷蔵室ドレンパンヒータ51及び冷蔵室ファンケースヒータ52への通電は停止する。
そして、ステップS21で制御装置40はタイマ27により所定の融解時間(例えば、10分)が経過したか否か判断し、経過するまでステップS19と21を繰り返して冷凍室ドレンパンヒータ48及び冷凍室ファンケースヒータ49の通電を継続する。この融解時間中(ステップS19と20を繰り返している間)も制御装置40は冷凍室送風機カレントトランス43が検出する通電電流を監視しており、冷凍室ドレンパンヒータ48や冷凍室ファンケースヒータ49による加熱によって氷結が解除され、冷凍室送風機7Fが起動(回転可能)した場合、制御装置40はステップS19からステップS20に進んで両室3、4の通常冷却運転に復帰する。
一方、上記融解時間が経過しても冷凍室送風機7Fが起動できない(回転不能)場合、制御装置40はステップS21からステップS22に進んで冷凍室ドレンパンヒータ48及び冷凍室ファンケースヒータ49への通電を停止し、圧縮機13及び凝縮器用送風機15を起動する。そして、正常(冷蔵室送風機7Rは回転可能)な冷蔵室4については冷蔵室温度センサ30が検出する冷蔵室4の温度に基づいて圧縮機13と三方弁17を制御して冷蔵室蒸発器6への冷媒供給を制御する通常冷却運転に復帰する。
他方、送風機7Fが回転不能な冷凍室3については、冷凍室蒸発器5の温度を検出する冷凍室霜取復帰温度センサ41が検出する冷凍室蒸発器5の温度に基づき、圧縮機13と三方弁17を制御して冷凍室蒸発器5への冷媒供給を制御するバックアップ冷却運転に移行する。これにより冷凍室蒸発器5は冷却作用を発揮し始めるが、冷凍室送風機7Fは停止しているため、冷気は冷凍室蒸発器5から下方の冷凍室3に降下する自然対流となる。即ち、冷凍室3内は冷凍室蒸発器5によって冷却された冷気の自然対流で冷却されるようになる。
このバックアップ冷却運転で冷凍室霜取復帰温度センサ41を用いる理由は、冷凍室送風機7Fが回転不能のため、冷凍室3の冷気循環が行われず、冷凍室温度センサ29では冷媒供給を制御できなくなるからである。この場合の冷凍室3の温度制御に用いる設定温度(冷凍室蒸発器5の温度)は、前述した通常冷却運転における設定温度TFでも良く、蒸発器5の温度の方が低くなることから、所定温度低い値にオフセットしたものでも良い。
また、制御装置40はステップS22でコントロールパネル28の表示器(警報手段)により、冷凍室送風機7Fがロックした旨の所定の警報表示を行う。これにより、使用者に迅速に対応させることが可能となる。
尚、制御装置40はステップS22からステップS23に進み、冷凍室送風機7Fが回転可能になったか否か判断する。そして、回転不能であればステップS22に戻って冷凍室3についてはバックアップ冷却運転を継続する。一方、その後冷凍室送風機7F周辺の氷が融解或いは脱落してステップS23で冷凍室送風機7Fが回転可能となった場合(回転し始めた場合。冷凍室送風機カレントトランス43で検出)、制御装置40はステップS20に進み、冷凍室3についても通常冷却運転に復帰する。これにより、係るバックアップ冷却運転中に冷凍室送風機7Fが正常に戻った場合には、自動的に通常冷却運転に復帰できるようになる。
このように本発明では、各蒸発器5、6の霜取運転の終了後、両送風機7F、7Rが回転可能である場合は各ドレンパンヒータ48、51、各ファンケースヒータ49、52への通電を停止して通常冷却運転に復帰し、例えば冷凍室送風機7Fが回転不能である場合、制御装置40は冷凍室ドレンパンヒータ48及び冷凍室ファンケースヒータ51へ引き続き通電するようにしたので、冷凍室送風機7Fの氷結による回転不能状態(ロック状態)を、霜取運転終了後も引き続いて通電される冷凍室ドレンパンヒータ48及び冷凍室ファンケースヒータ51からの熱によって効果的に融解させ、運転可能状態に回復させることが可能となる。
そして、所定時間冷凍室ドレンパンヒータ48及び冷凍室ファンケースヒータ51へ通電している間に冷凍室送風機7Fが回転可能となった場合、制御装置40は各ヒータ48、51への通電を停止して通常冷却運転に復帰するので、冷凍室送風機7Fの氷結による冷凍室3の冷却不良の発生を効果的に解消し、収納物品の劣化を未然に回避することができるようになる。
一方、所定時間冷凍室ドレンパンヒータ48及び冷凍室ファンケースヒータ51へ通電しても冷凍室送風機7Fが回転不能のままである場合、制御装置40は各ヒータ48、51への通電を停止し、冷凍室霜取復帰温度センサ41が検出する冷凍室蒸発器5の温度に基づいて当該冷凍室蒸発器5への冷媒供給を制御するバックアップ冷却運転を実行するので、冷凍室送風機7Fの回転不能により冷気循環が行われなくなった冷凍室3に冷凍室蒸発器5からの冷気を自然対流させ、且つ、この冷凍室蒸発器5の温度で冷媒供給を制御して、できる限り冷凍室3内を冷却することができるようになる。これにより、収納物品の劣化を回避し、若しくは、最小限に抑えることが可能となる。
この場合、冷凍室3についてはバックアップ冷却運転を実行するが、冷蔵室送風機7Rが回転可能な冷蔵室4については通常冷却運転に復帰するので、冷凍室3についてはバックアップ冷却運転によって、できる限り冷却しながら、正常な冷蔵室4については通常冷却運転に復帰させることができるようになる。これにより、正常な冷蔵室4については支障無く冷却しながら、冷凍室送風機7Fが回転不能な冷凍室3については収納物品の劣化を回避し、若しくは、最小限に抑えることが可能となる。
尚、上記実施例では冷凍室送風機7Fのみが回転不能となった場合について説明したが、冷蔵室送風機7Rのみが回転不能に陥った場合も、上記説明の冷凍室3と冷蔵室4が逆になるだけで、同様な制御が行われる。更に、両送風機7F、7Rとも回転不能に陥った場合も同様で、その場合にはステップS22で冷凍室3と冷蔵室4の双方についてバックアップ冷却運転が実行されることになる。
また、実施例では冷凍室3と冷蔵室4及びそれぞれの蒸発器5、6、送風機7F、7Rを備えた冷却貯蔵庫で本発明を説明したが、請求項1及び請求項2に関連する請求項については、単一の貯蔵室、即ち、冷凍室のみを有する冷凍庫、若しくは、冷蔵室のみを有する冷蔵庫でも本発明は有効である。特に、実施例では三方弁17により各蒸発器5、6への冷媒供給を制御するようにしたが、そのような弁を用いた制御に限らず、単一の蒸発器を有する冷凍庫或いは冷蔵庫の場合には、圧縮機13の運転/停止によって冷媒供給/停止を制御する場合も本発明に含まれるものとする。
また、本発明では、貯蔵室(冷凍室又は冷蔵室或いはそれらの一方)に複数の送風機が設けられた冷却貯蔵庫において有効である。特に、貯蔵室温度センサが取り付けられたファンカバーに対応する送風機が、霜取運転終了後に氷結融解ヒータに所定時間通電しても回転不能のままである場合には、冷気が吸引されないために貯蔵室(冷凍室若しくは冷凍室)の温度を検出できなくなる。そのような場合にバックアップ冷却運転を実行し、回転可能な送風機は運転して最低限の冷気循環を確保し、蒸発器の温度(所定温度低い値にオフセットしたものであれば貯蔵室の温度の代わりにできる)で蒸発器への冷媒供給を制御すれば、できる限り的確に貯蔵室内を冷却し、収納物品の劣化を最小限に抑えることが可能となる。
更に、実施例では送風機7F、7Rの氷結融解に寄与する氷結融解ヒータとして各ドレンパンヒータ48、51と、各ファンケースヒータ49、52を設けているが、それに限らず、ドレンパンヒータのみ設ける構成であっても良い。
更にまた、実施例ではカレントトランス43、44により各送風機7F、7Rの通電電流を検出するようにしたが、それに限らず、抵抗(シャント抵抗)等の他の電流検出手段により検出するようにしても良い。
1 冷却貯蔵庫
2 断熱箱体
3 冷凍室(貯蔵室)
4 冷蔵室(貯蔵室)
5 冷凍室蒸発器(蒸発器)
6 冷蔵室蒸発器(蒸発器)
7F 冷凍室送風機(送風機)
7R 冷蔵室送風機(送風機)
13 圧縮機
14 凝縮器
17 三方弁
18、19 キャピラリチューブ
21 冷却室
28 コントロールパネル(入力手段)
29 冷凍室温度センサ(貯蔵室温度センサ)
30 冷蔵室温度センサ(貯蔵室温度センサ)
32 外気温度センサ
40 制御装置(制御手段)
41 冷凍室霜取復帰温度センサ(霜取復帰温度センサ)
42 冷蔵室霜取復帰温度センサ(霜取復帰温度センサ)
43 冷凍室送風機カレントトランス
44 冷蔵室送風機カレントトランス
46 冷凍室霜取ヒータ(霜取ヒータ)
47 冷蔵室霜取ヒータ(霜取ヒータ)
48 冷凍室ドレンパンヒータ(氷結融解ヒータ)
49 冷凍室ファンケースヒータ(氷結融解ヒータ)
51 冷蔵室ドレンパンヒータ(氷結融解ヒータ)
52 冷蔵室ファンケースヒータ(氷結融解ヒータ)

Claims (6)

  1. 蒸発器と熱交換した冷気を送風機により貯蔵室に供給して冷却する冷却貯蔵庫において、
    前記蒸発器の霜取を行うための霜取ヒータと、
    前記送風機近傍に設けられ、当該送風機の氷結融解に寄与する氷結融解ヒータと、
    前記貯蔵室内の温度を検出するための貯蔵室温度センサと、
    前記蒸発器の所定の霜取復帰温度を検出するための霜取復帰温度センサと、
    これら温度センサの出力に基づき、前記蒸発器への冷媒供給と、前記送風機、霜取ヒータ及び氷結融解ヒータを制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、前記貯蔵室温度センサが検出する前記貯蔵室の温度に基づき、前記蒸発器への冷媒供給と前記送風機を制御して前記貯蔵室の冷却運転を実行し、
    前記蒸発器への冷媒供給と前記送風機を停止し、前記霜取ヒータ及び氷結融解ヒータに通電することによって前記蒸発器の霜取運転を実行し、該霜取運転の終了により前記霜取ヒータへの通電を停止すると共に、
    前記霜取運転の終了後、前記送風機が回転可能である場合は前記氷結融解ヒータへの通電を停止して前記冷却運転に復帰し、回転不能である場合には当該氷結融解ヒータへ引き続き通電し、
    前記制御手段は、前記霜取運転の終了後、所定時間前記氷結融解ヒータへ通電しても前記送風機が回転不能である場合、前記氷結融解ヒータへの通電を停止し、前記霜取復帰温度センサが検出する前記蒸発器の温度に基づいて当該蒸発器への冷媒供給を制御するバックアップ冷却運転を実行することを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 複数の前記送風機を備え、前記霜取運転の終了後、全ての前記送風機が回転可能である場合は前記氷結融解ヒータへの通電を停止して前記冷却運転に復帰し、何れかの送風機が回転不能である場合には、当該氷結融解ヒータへ引き続き通電することを特徴とする請求項1に記載の冷却貯蔵庫。
  3. 冷凍室を冷却する冷凍室蒸発器と冷蔵室を冷却する冷蔵室蒸発器とを有し、圧縮機にて圧縮された冷媒をそれぞれ減圧手段を介して前記冷凍室蒸発器及び冷蔵室蒸発器に分配供給し、各蒸発器と熱交換した冷気を冷凍室送風機及び冷蔵室送風機により各室にそれぞれ供給して冷却する冷却貯蔵庫において、
    前記各蒸発器の霜取をそれぞれ行うための冷凍室霜取ヒータ及び冷蔵室霜取ヒータと、
    前記各送風機近傍にそれぞれ設けられ、各送風機の氷結融解に寄与する冷凍室氷結融解ヒータ及び冷蔵室氷結融解ヒータと、
    前記各室内の温度をそれぞれ検出するための冷凍室温度センサ及び冷蔵室温度センサと、
    前記各蒸発器の所定の霜取復帰温度を検出するための冷凍室霜取復帰温度センサ及び冷蔵室霜取復帰温度センサと、
    これら温度センサの出力に基づき、前記各蒸発器への冷媒供給と、前記各送風機、各霜取ヒータ及び各氷結融解ヒータをそれぞれ制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、前記冷凍室温度センサ及び冷蔵室温度センサがそれぞれ検出する前記冷凍室及び冷蔵室の温度に基づき、前記各蒸発器への冷媒供給と前記各送風機を制御して前記各室の冷却運転を実行し、
    前記圧縮機と各送風機を停止し、前記各霜取ヒータ及び各氷結融解ヒータに通電することによって前記各蒸発器の霜取運転を実行し、該霜取運転の終了により前記各霜取ヒータへの通電を停止すると共に、
    前記霜取運転の終了後、前記各送風機が回転可能である場合は前記各氷結融解ヒータへの通電を停止して前記冷却運転に復帰し、何れかの送風機が回転不能である場合には、当該回転不能な送風機が設けられた室の氷結融解ヒータへ引き続き通電し、
    前記制御手段は、前記霜取運転の終了後、所定時間前記氷結融解ヒータへ通電しても前記送風機が回転不能である場合、前記氷結融解ヒータへの通電を停止し、当該回転不能な送風機が設けられた室については前記霜取復帰温度センサが検出する前記蒸発器の温度に基づいて当該室の蒸発器への冷媒供給を制御するバックアップ冷却運転を実行すると共に、回転可能な前記送風機が設けられた室については前記冷却運転に復帰することを特徴とする冷却貯蔵庫。
  4. 前記制御手段は、前記霜取運転の終了後、所定時間前記氷結融解ヒータへ通電している間に前記送風機が回転可能となった場合、前記氷結融解ヒータへの通電を停止して前記冷却運転に復帰することを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちの何れかに記載の冷却貯蔵庫。
  5. 前記制御手段は、前記霜取運転の終了後、所定時間前記氷結融解ヒータへ通電しても前記送風機が回転不能である場合、前記氷結融解ヒータへの通電を停止し、回転可能な送風機を運転し、前記霜取復帰温度センサが検出する前記蒸発器の温度に基づいて当該室の蒸発器への冷媒供給を制御するバックアップ冷却運転を実行することを特徴とする請求項2に記載の冷却貯蔵庫。
  6. 前記制御手段は、前記バックアップ冷却運転を実行する場合、所定の警報を発することを特徴とする請求項1、請求項3、又は請求項5のうちの何れかに記載の冷却貯蔵庫。
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