JP6310236B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
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Description
・前記切替手段による前記冷却運転モードと前記蓄冷剤運転モードの切替は、ユーザの操作部への操作によって行われる。
このようにすれば、冷却貯蔵庫側で検知できないタイミングであってもユーザの操作で冷却運転モードと蓄冷剤運転モードを切り替えることができる。
このようにすれば、蓄冷剤運転モードの場合も冷却関連装置を動作させることができ、ユーザは、通常の冷却運転時と同様の取り扱いを行うことができる。
具体的には、冷却関連装置としての表示部を動作させることで、貯蔵室の温度表示、運転状態の表示等を行うことができ、また庫内灯を点灯させることにより、庫内灯が点灯しないことによる作業性の低下を防止したり、さらに、ドレン蒸発装置を機能させて、ドレンの溢れを防止する等が可能となる。
・前記蓄冷剤による冷却の終了を検出するための検出手段を備え、前記切替手段は、前記検出手段からの検知結果に応じて前記蓄冷剤運転モードを前記冷却運転モードに切り替える。
・前記冷却装置による冷気を前記蓄冷剤室に送出する蓄冷剤室冷却ファンと、周囲温度を検知する周囲温度検知手段とを備え、前記周囲温度検知手段が検知した周囲温度に応じて前記蓄冷剤室冷却ファンの回転数を制御する回転数制御手段を備えている。
・除霜ヒータと、ユーザの操作により除霜を開始する操作部を備え、前記冷却運転モードにおける冷却運転では、前記蓄冷剤を凍結させる蓄冷剤凍結運転と前記蓄冷剤を解凍させない温度で保冷する蓄冷剤保冷運転を行うものであり、前記蓄冷剤凍結運転では、前記操作部の前記除霜を開始する操作を無効とし、前記蓄冷剤保冷運転では、前記操作部の前記除霜を開始する操作を有効とする。
このようにすれば、タイマの計測時間が所定時間を経ていれば、蓄冷剤すなわち蓄冷剤室が十分に冷えているから、除霜運転中も冷えた冷気を貯蔵室に自然対流による冷気の落下によって供給でき、また、除霜の開始時における貯蔵室の温度も元々低く留められているから、除霜運転中の貯蔵室の温度上昇が抑制され、結果貯蔵物の劣化等が抑制できる。
以下、実施形態1を図1ないし図8を参照しつつ説明する。以下では、図2の左方を前方、右方を後方として説明する。
冷却貯蔵庫10は、縦長の箱形をなし、図2に示すように、冷却装置等からなる機械室11と、蓄冷剤30が収容される蓄冷剤室24と、冷却される貯蔵物が収容される貯蔵室33とを備える。
このように、蓄冷剤室24内温度を低温域まで下げるためには、冷却器16は相応の低温状態に維持される必要があり、着霜が生じやすいと言える。そのため適宜に霜取運転が行われ、冷却器16の下面に、シーズヒータからなる除霜ヒータ22が装着されている。
蓄冷剤30は、低温状態とされて冷気を発生するものであり、蓄冷剤室24内において蓄冷剤用棚網31に載置され、上下左右に間隔を空けて複数収容されている。蓄冷剤30は、ポリエチレン等の合成樹脂製のハードケース内にゲル化剤が充填された公知のものであって、全体としては平面長方形の厚板形状をなしている。
貯蔵室33は、図示しない貯蔵物が貯蔵されるものであり、蓄冷剤室24の下方に設けられており、前面開口の縦長の断熱箱体からなり、前面開口部には上下2個の断熱扉34が幅方向の一端側を軸として回動可能に支持されている。
機械室11の前面を構成するフロントパネル11Aは、上端部を軸として回動可能となっており、フロントパネル11Aを開放すると、図4に示すように、ユーザが操作可能な操作部41が表れる。操作部41は、コントロールボックス38及び電装箱46の前面に設けられている。コントロールボックス38には、操作用基板及び制御回路39が収容されている。電装箱46には、回路基板に実装されたリレーやブザー53等が収容されている。
コントロールパネル40の底面には、蓄冷剤冷却スイッチ45が設けられている。
蓄冷剤冷却スイッチ45は、コントロールパネル40の底面側に突き出た側を押してシーソー状にオンオフを切り替え可能とされており、「切」で後述する冷却運転モードとされて冷却装置による冷却を行い、「入」で蓄冷剤運転モードとされて冷却装置が停止して蓄冷剤30による貯蔵物の冷却を開始する。
運転スイッチ49は、停電等による外部電源の遮断時に冷却貯蔵庫10内に設けられた乾電池等からなる蓄電池(図示しない)からの電力供給を遮断可能になっており、運転スイッチ49をオフすると、蓄電池からの電力の供給が遮断され、貯蔵室冷却ファン28等が停止される。また、冷却貯蔵庫10の運転も停止する。
図5に示すように、冷却貯蔵庫10は、外部の電源Eに、制御回路39、圧縮機13、及び、除霜ヒータ22が並列に接続されている。制御回路39には、貯蔵室冷却ファン28が接続されている。また、貯蔵室冷却ファン28、圧縮機13、及び、除霜ヒータ22には、それぞれ通断電するための接点部60B,61B,62Bが直列に接続されている。接点部60B,61B,62Bは、制御回路39に接続されたコイル60A,61A,62Aとともに、リレー60,61,62に備えられている。圧縮機13には、凝縮器ファン15が並列に接続されている。図5では、電源スイッチ48や運転スイッチ49等は省略されている。
制御部39Aは、蓄冷剤冷却スイッチ45のオンオフの情報に応じて冷却装置を動作させて蓄冷剤30及び貯蔵物を冷却する冷却運転を行う冷却運転モードと、冷却装置を停止させ、蓄冷剤30の冷気で貯蔵物を冷却する蓄冷剤運転モードとを切り替える。
図7,図8に示すように、電源スイッチ48及び運転スイッチ49がオンしている状態で(S11で「Y」,S12で「Y」)、蓄冷剤冷却スイッチ45が「切」とされると(蓄冷剤冷却スイッチがオフ。S13で「N」)、冷却運転モードとされ、冷却運転が行われる(S14)。
一方、S13にて蓄冷剤冷却スイッチ45が「入」とされていると(蓄冷剤冷却スイッチオン。S13で「Y」)、制御部39Aは、冷却運転モードから蓄冷剤運転モードに切り替え(蓄冷剤冷却スイッチ45及び制御部39Aが「切替手段」の一例)、蓄冷剤運転が行われる。
冷却貯蔵庫10は、外部から電力の供給を受ける冷却貯蔵庫10であって、冷気を発生する冷却装置と、蓄冷剤30が収納され冷却装置からの冷気が導入される蓄冷剤室24と、蓄冷剤室24とは異なる位置に設けられ、冷却される貯蔵物が貯蔵される貯蔵室33と、蓄冷剤室24の冷気を貯蔵室33に送出する貯蔵室冷却ファン28(送出手段)と、蓄冷剤室24に収納された蓄冷剤30を冷却装置によって冷却状態としつつ蓄冷剤室24の冷気を送出して貯蔵室33に貯蔵された貯蔵物を冷却する冷却運転を行う冷却運転モードと、冷却装置は停止状態とし、蓄冷剤室24の冷気を貯蔵室33に送出して貯蔵物を冷却する蓄冷剤運転を行う蓄冷剤運転モードとを切り替える蓄冷剤冷却スイッチ45(切替手段)及び制御部39A(切替手段)とを備える。
また、制御部39A(切替手段)による冷却運転モードと蓄冷剤運転モードの切替は、ユーザの操作部41の蓄冷剤冷却スイッチ45への操作によって行われる。
次に、実施形態2を図9,図10を参照しつつ説明する。実施形態2は、蓄冷剤運転モード(蓄冷剤運転)が終了したことを報知する構成を備えるものである。他の構成は、実施形態1と同様であり、実施形態1と同一の構成は、説明を省略する。
制御部39Aは、図9,図10に示すように、冷却運転モードにあるときに蓄冷剤冷却スイッチ45が「入」とされると(蓄冷剤冷却スイッチオン。S21で「Y」)、蓄冷剤運転モードに切り替わり蓄冷剤運転を開始させるとともに、タイマ58(蓄冷剤冷却運転タイマ)により経過時間の計測を開始する(S22)。蓄冷剤運転を開始してから所定時間(蓄冷剤冷却運転時間)に達すると(S23で「Y」)、蓄冷剤運転を終了する(S24)。このとき、貯蔵室冷却ファン28は蓄冷剤冷却スイッチ45をオフするまでオン状態として駆動させておく。蓄冷剤冷却スイッチ45をオフするまで貯蔵室冷却ファン28のみを駆動し続けることで、蓄冷剤冷却スイッチ45を戻すことを忘れた場合に少しでも貯蔵室33内の温度上昇を抑えることが可能になる。また、表示部46A,46Bの蓄冷剤運転表示及び貯蔵室温度表示は蓄冷剤運転の終了により共に消灯させる(S25)。
実施形態2によれば、蓄冷剤30による冷却の終了を報知する制御部39A及び表示部46A,46B(報知手段)を備えるため、貯蔵室33を所定温度に維持できなくなったことをユーザが知ることができる。
次に、実施形態3を図11,図12を参照しつつ説明する。実施形態3は、蓄冷剤運転時に所定時間経過又は庫内サーミスタが所定温度以上となると蓄冷剤30の解凍が進んでいるとして蓄冷剤運転を終了させて冷凍ユニット12での冷却運転を行うものである。他の構成は、上記実施形態と同一であるため、説明を省略する。
制御部39Aは、図11,図12に示すように、冷却運転モードにあるときに蓄冷剤冷却スイッチ45が「入」とされると(蓄冷剤冷却スイッチオン。S31で「Y」)、蓄冷剤運転モードに切り替え、蓄冷剤運転を開始させるとともに、タイマ58により蓄冷剤運転を開始してからの経過時間の計測を開始する(S32)。
ここで、本実施形態では蓄冷剤冷却運転時間や蓄冷剤冷却運転終了温度は、蓄冷剤30の解凍が進んでいると判断できる時間や温度が予め設定されているが、蓄冷剤冷却運転時間や蓄冷剤冷却運転終了温度をユーザが適宜設定することも可能である。
このようにすれば、蓄冷剤運転時に蓄冷剤30の解凍が進んで貯蔵室33を所定温度に維持できなくなるときには、自動で冷却運転に切り替えることが可能になる。
次に、実施形態4を図13,図14を参照しつつ説明する。実施形態4は、冷却運転時の冷却が上記実施形態と異なる。上記実施形態と同一の構成は、説明を省略する。
蓄冷剤室24の温度は、蓄冷剤室庫内サーミスタ50Aにより検知され、貯蔵室33の温度は、貯蔵室庫内サーミスタ50Bで検知され、冷却貯蔵庫の外側の周囲温度は、周囲温度サーミスタ50Cで検知されている。
本実施形態の冷却運転モードにおける冷却運転では、蓄冷剤30を凍結させるように冷凍ユニット12及び蓄冷剤室冷却ファン21を制御(蓄冷剤室冷却ファン21は高速回転や低速回転を行う)する蓄冷剤凍結運転と、蓄冷剤30が凍結後に蓄冷剤30が解凍しない温度で冷却する蓄冷剤保冷運転が行われる。
そして、タイマ58により蓄冷剤凍結運転を開始してから所定時間が経過したことを検知する(S42で「Y」)、蓄冷剤凍結運転を終了させ、蓄冷剤保冷運転に切り替える。
具体的には、周囲温度サーミスタ50Cにより、周囲温度が所定以上の場合に、蓄冷剤室冷却ファン21を高速回転させて蓄冷剤30の凍結を蓄冷剤凍結運転時間内に完了させる。
次に、実施形態5を図15,図16を参照しつつ説明する。実施形態5は、霜取りサーミスタ50Dが検知した温度に応じて霜取り運転の可否を判断するものである。他の構成は、上記実施形態と同一であり、上記実施形態と同一の構成は、説明を省略する。
除霜ヒータ22の近傍には、温度を検知する霜取りサーミスタ50D(「除霜温度検知手段」の一例)が備えられている。
この「所定温度」は、冷却器16に霜が付着してるか否かを判断できる値が予め設定されているが、ユーザにより任意に設定できるようにしてもよい。
そして、霜取りサーミスタ50Dの検知結果が所定温度以上の場合には(S51で「Y」)、冷却器16に霜が付着していない可能性が高いため蓄冷剤凍結運転を開始する(S52)。
一方、霜取りサーミスタ50Dの検知結果が所定温度以下の場合には(S51で「N」)、冷却器16に霜が付着している可能性が高いため霜取り運転を開始する(S53)。霜取り運転が終了すると、蓄冷剤凍結運転を開始する(S52)。
このようにすれば、蓄冷剤凍結運転の開始前に冷却器16に霜が付着しているかどうかを毎回判断し、冷却器16に霜が付着していると予想される場合にのみ霜取り運転を行うことで、冷却器16と蓄冷剤30内の空気との熱交換効率を良くして蓄冷剤凍結運転時に蓄冷剤30の凍結を毎回確実に、しかも短時間で行うことができる。
次に、実施形態6を図17を参照しつつ説明する。実施形態6は、実施形態5に対して、蓄冷剤30の凍結運転時は、手動霜取ボタン44(操作部41)を無効とし、蓄冷剤保冷運転時には、手動霜取ボタン44を有効をするものである。他の構成は、実施形態1と同一であり、実施形態1と同一の構成は、説明を省略する。
これにより、蓄冷剤保冷運転中に冷却器16に付着する霜を定期的あるいは任意で取り除くことができて、蓄冷剤保冷運転時の冷却器16と蓄冷剤30内の空気との熱交換比率を良くする。
次に、実施形態7を図18,図19を参照しつつ説明する。実施形態7は、貯蔵室33の温度が所定以下になったときに霜取りを行うものである。上記実施形態と同一の構成は、説明を省略する。
制御部39Aは、電源スイッチ48及び運転スイッチ49をオンして冷却運転を開始すると、蓄冷剤凍結運転を行わせ、蓄冷剤凍結運転の開始から所定時間経過すると蓄冷剤保冷運転に切り替える(S61)。
そして、霜取りサーミスタ50Dが所定温度以下で(S65で「Y」)、かつ、貯蔵室庫内サーミスタ50B(「貯蔵室温度検知手段」の一例)が貯蔵室所定温度(設定温度)以下を検知すると(S66で「Y」)、霜取り運転を開始する(S67。制御部39Aが「ヒータ制御手段」の一例))。霜取り運転終了後は、蓄冷剤保冷運転に戻る(S68)。
このようにすれば、タイマ58の計測時間が所定時間を経ていれば、蓄冷剤室24が十分に冷えているから、除霜運転中も冷えた冷気を貯蔵室33に自然対流による冷気の落下によって供給でき、また、除霜の開始時における貯蔵室33の温度も元々低く留められているから、除霜運転中の貯蔵室33の温度上昇が抑制され、結果貯蔵物の劣化等が抑制できる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、ユーザの蓄冷剤冷却スイッチ45の操作により、冷却運転モードと蓄冷剤運転モードが切り替わる構成としたが、これに限られない、例えば、ユーザの操作によらずに、制御部39Aが検知した温度や時間等の何らかの状態に応じて冷却運転モードと蓄冷剤運転モードとを切り替えるようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、蓄冷剤冷却スイッチ45を操作すると制御部39Aが冷凍ユニット12や貯蔵室冷却ファン28等を制御することで冷却運転と蓄冷剤運転とを切り替えたが、これに限られず、蓄冷剤冷却スイッチ45を操作すると冷凍ユニット12や貯蔵室冷却ファン28等を直接オンオフし(冷凍ユニット12や貯蔵室冷却ファン28等に電力を供給する経路のリレー等の接点を蓄冷剤冷却スイッチ45がオンオフする)ことで、冷却運転と蓄冷剤運転とを切り替えるようにしてもよい。
Claims (9)
- 外部から電力の供給を受ける冷却貯蔵庫であって、
冷気を発生する冷却装置と、
蓄冷剤が収納され前記冷却装置からの冷気が導入される蓄冷剤室と、
前記蓄冷剤室とは異なる位置に設けられ、冷却される貯蔵物が貯蔵される貯蔵室と、
前記蓄冷剤室の冷気を前記貯蔵室に送出する送出手段と、
前記蓄冷剤室に収納された蓄冷剤を前記冷却装置によって冷却状態としつつ前記蓄冷剤室の冷気を送出して前記貯蔵室に貯蔵された前記貯蔵物を冷却する冷却運転を行う冷却運転モードと、前記冷却装置は停止状態とし、前記蓄冷剤室の冷気を前記貯蔵室に送出して前記貯蔵物を冷却する蓄冷剤運転を行う蓄冷剤運転モードとを切り替える切替手段と、
前記蓄冷剤による冷却の終了を検出するための検出手段と、を備え、
前記切替手段は、前記検出手段からの検知結果に応じて前記蓄冷剤運転モードを前記冷却運転モードに切り替える、冷却貯蔵庫。 - 外部から電力の供給を受ける冷却貯蔵庫であって、
冷気を発生する冷却装置と、
蓄冷剤が収納され前記冷却装置からの冷気が導入される蓄冷剤室と、
前記蓄冷剤室とは異なる位置に設けられ、冷却される貯蔵物が貯蔵される貯蔵室と、
前記蓄冷剤室の冷気を前記貯蔵室に送出する送出手段と、
前記蓄冷剤室に収納された蓄冷剤を前記冷却装置によって冷却状態としつつ前記蓄冷剤室の冷気を送出して前記貯蔵室に貯蔵された前記貯蔵物を冷却する冷却運転を行う冷却運転モードと、前記冷却装置は停止状態とし、前記蓄冷剤室の冷気を前記貯蔵室に送出して前記貯蔵物を冷却する蓄冷剤運転を行う蓄冷剤運転モードとを切り替える切替手段と、を備え、
前記冷却運転モードにおける冷却運転では、前記蓄冷剤を凍結させる蓄冷剤凍結運転と前記蓄冷剤を解凍させない温度で保冷する蓄冷剤保冷運転を行うものであり、前記蓄冷剤保冷運転では、前記蓄冷剤室の設定温度が前記蓄冷剤凍結運転時の設定温度よりも高く、前記蓄冷剤の解凍温度よりも低い温度に設定される、冷却貯蔵庫。 - 外部から電力の供給を受ける冷却貯蔵庫であって、
冷気を発生する冷却装置と、
蓄冷剤が収納され前記冷却装置からの冷気が導入される蓄冷剤室と、
前記蓄冷剤室とは異なる位置に設けられ、冷却される貯蔵物が貯蔵される貯蔵室と、
前記蓄冷剤室の冷気を前記貯蔵室に送出する送出手段と、
前記蓄冷剤室に収納された蓄冷剤を前記冷却装置によって冷却状態としつつ前記蓄冷剤室の冷気を送出して前記貯蔵室に貯蔵された前記貯蔵物を冷却する冷却運転を行う冷却運転モードと、前記冷却装置は停止状態とし、前記蓄冷剤室の冷気を前記貯蔵室に送出して前記貯蔵物を冷却する蓄冷剤運転を行う蓄冷剤運転モードとを切り替える切替手段と、
前記冷却装置による冷気を前記蓄冷剤室に送出する蓄冷剤室冷却ファンと、
周囲温度を検知する周囲温度検知手段と、を備え、
前記周囲温度検知手段が検知した周囲温度に応じて前記蓄冷剤室冷却ファンの回転数を制御する回転数制御手段を備えている、冷却貯蔵庫。 - 外部から電力の供給を受ける冷却貯蔵庫であって、
冷気を発生する冷却装置と、
蓄冷剤が収納され前記冷却装置からの冷気が導入される蓄冷剤室と、
前記蓄冷剤室とは異なる位置に設けられ、冷却される貯蔵物が貯蔵される貯蔵室と、
前記蓄冷剤室の冷気を前記貯蔵室に送出する送出手段と、
前記蓄冷剤室に収納された蓄冷剤を前記冷却装置によって冷却状態としつつ前記蓄冷剤室の冷気を送出して前記貯蔵室に貯蔵された前記貯蔵物を冷却する冷却運転を行う冷却運転モードと、前記冷却装置は停止状態とし、前記蓄冷剤室の冷気を前記貯蔵室に送出して前記貯蔵物を冷却する蓄冷剤運転を行う蓄冷剤運転モードとを切り替える切替手段と、
除霜ヒータと、
前記除霜ヒータの温度を検知する除霜温度検知手段と、を備え、
前記冷却運転モードにおける冷却運転では、前記蓄冷剤を凍結させる蓄冷剤凍結運転と前記蓄冷剤を解凍させない温度で保冷する蓄冷剤保冷運転を行うものであり、
前記除霜温度検知手段が検知した温度が所定温度以下であるときには、霜取り運転を行った後に前記蓄冷剤凍結運転を行い、前記除霜温度検知手段が検知した温度が所定温度以上であるときには、前記霜取り運転を行わずに前記蓄冷剤凍結運転を行う、冷却貯蔵庫。 - 外部から電力の供給を受ける冷却貯蔵庫であって、
冷気を発生する冷却装置と、
蓄冷剤が収納され前記冷却装置からの冷気が導入される蓄冷剤室と、
前記蓄冷剤室とは異なる位置に設けられ、冷却される貯蔵物が貯蔵される貯蔵室と、
前記蓄冷剤室の冷気を前記貯蔵室に送出する送出手段と、
前記蓄冷剤室に収納された蓄冷剤を前記冷却装置によって冷却状態としつつ前記蓄冷剤室の冷気を送出して前記貯蔵室に貯蔵された前記貯蔵物を冷却する冷却運転を行う冷却運転モードと、前記冷却装置は停止状態とし、前記蓄冷剤室の冷気を前記貯蔵室に送出して前記貯蔵物を冷却する蓄冷剤運転を行う蓄冷剤運転モードとを切り替える切替手段と、
除霜ヒータと、
ユーザの操作により除霜を開始する操作部と、を備え、
前記冷却運転モードにおける冷却運転では、前記蓄冷剤を凍結させる蓄冷剤凍結運転と前記蓄冷剤を解凍させない温度で保冷する蓄冷剤保冷運転を行うものであり、
前記蓄冷剤凍結運転では、前記操作部の前記除霜を開始する操作を無効とし、前記蓄冷剤保冷運転では、前記操作部の前記除霜を開始する操作を有効とする、冷却貯蔵庫。 - 前記切替手段による前記冷却運転モードと前記蓄冷剤運転モードの切替は、ユーザの操作部への操作によって行われる請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。
- 前記冷却装置に関連して動作する冷却関連装置を備え、
前記蓄冷剤運転モードのときに前記冷却関連装置が動作するように制御する制御手段を備える請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。 - 前記蓄冷剤による冷却の終了を報知する報知手段を備える請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。
- 除霜ヒータと、
前記除霜ヒータを駆動させるまでの時間を計測するタイマと、
前記貯蔵室の温度を検知する貯蔵室温度検知手段と、
前記除霜ヒータの駆動を制御するヒータ制御手段と、を備え、
前記ヒータ制御手段は、前記タイマが計測した時間が所定時間以上であり、かつ、前記貯蔵室温度検知手段で検知した温度が所定の設定温度以下であるときに前記除霜ヒータを駆動するように制御する請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。
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