JP7174635B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
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Description
ただし、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合、あるいは圧縮機に運転を指示していない場合も、庫内温度が上昇することによって一定時間ごとの蒸発器の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続することがある。このため、単に一定時間ごとの蒸発器の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続しただけでは当該所定の処理が不必要に実行される可能性がある。
上記の冷却貯蔵庫によると、扉が開かれておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、圧縮機に運転を指示しているという条件の下で、一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続すると冷媒漏れに関する所定の処理を実行するので、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合に当該所定の処理が不必要に実行されることを抑制できる。
通常、冷媒漏れが発生しても圧縮機が運転されていれば凝縮器の温度が周囲温度よりある程度高くなる。逆に言うと、圧縮機が停止している場合は凝縮器の温度が周囲温度よりある程度高くなることはない。このため、凝縮器温度センサによって検知された温度が周囲温度センサによって検知された温度より所定値以上高い場合は圧縮機が運転されていると判断できる。
上記の冷却貯蔵庫によると、単に圧縮機に運転を指示していることではなく、凝縮器温度センサによって検知された温度が周囲温度センサによって検知された温度より所定値以上高いことを条件の一つとしているので、圧縮機が故障によって停止している場合に、冷媒漏れが発生していないにもかかわらず冷媒漏れが発生していると判断されて冷媒漏れに関する所定の処理が不必要に実行されることを抑制できる。
しかしながら、上述した特開2004-20112号に記載の冷却貯蔵庫によると、周囲温度が高い場合でも冷媒漏れが発生した可能性があると判断してしまうため、不必要なときに圧縮機を停止させる可能性がある。圧縮機を停止させると庫内温度が上昇するため、庫内の食材が傷む虞がある。
本願発明者は、冷凍回路の冷媒漏れが発生している場合は蒸発器に低温の冷媒が十分に供給されないことによって蒸発器の温度が上昇し、一定時間ごとの蒸発器の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続することを見出した。
このため、一定時間ごとの蒸発器の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続した場合は冷媒漏れに関する所定の処理(凝縮器ファンを回転させる処理、冷媒漏れが発生した可能性があることを使用者に報知する処理など)を実行することが望ましい。
ただし、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合も、庫内温度が上昇することによって一定時間ごとの蒸発器の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続することがある。このため、単に一定時間ごとの蒸発器の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続しただけでは当該所定の処理が不必要に実行される可能性がある。
上記の冷却貯蔵庫によると、扉が開かれておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、圧縮機に運転を指示しているという条件の下で、一定時間ごとの蒸発器の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続すると当該所定の処理を実行するので、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合に当該所定の処理が不必要に実行されることを抑制できる。
通常、冷媒漏れが発生しても圧縮機が運転されていれば凝縮器の温度が周囲温度よりある程度高くなる。逆に言うと、圧縮機が停止している場合は凝縮器の温度が周囲温度よりある程度高くなることはない。このため、凝縮器温度センサによって検知された温度が周囲温度センサによって検知された温度より所定値以上高い場合は圧縮機が運転されていると判断できる。
上記の冷却貯蔵庫によると、単に圧縮機に運転を指示していることではなく、凝縮器温度センサによって検知された温度が周囲温度センサによって検知された温度より所定値以上高いことを条件の一つとしているので、圧縮機が故障によって停止している場合に、冷媒漏れが発生していないにもかかわらず冷媒漏れが発生していると判断されて所定の処理が不必要に実行されることをより確実に抑制できる。
ところで、圧縮機が故障によって停止していることによって冷媒の凝縮温度と周囲温度との差温が所定値(2℃)以下になる場合もある。上述した特許文献1に記載の冷蔵庫によると、圧縮機が故障によって停止していることによって冷媒の凝縮温度と周囲温度との差温が所定値(2℃)以下になった場合も高圧側冷媒回路異常と判定されるので、高圧側冷媒回路異常と誤報知してしまう可能性がある。このため冷蔵庫の保守を行う作業者が迅速で的確な修理を行うことができない虞がある。
本願発明者は、鋭意検討の結果、以下の知見を得た。
・圧縮機が運転されていない場合は凝縮器の温度が上昇しないので、凝縮器の温度が周囲温度に近い温度になる。このため、凝縮器の温度と周囲温度との差が所定の範囲(例えば1~3K)の下限値(1K)より小さくなる。
・圧縮機が運転されている場合は凝縮器の温度が高くなるので、凝縮器の温度と周囲温度との差が当該所定の範囲の上限値(3K)より大きくなる。
・凝縮器の温度と周囲温度との差が当該所定の範囲内である場合は、高圧側冷媒回路あるいは低圧側冷媒回路からの冷媒漏れの状態で圧縮機が運転されている可能性が高い。
このため、凝縮器の温度と周囲温度との差が所定範囲内であることが一定回数以上連続した場合は冷媒漏れに関する所定の処理(凝縮器ファンを回転させる処理、冷媒漏れが発生した可能性があることを使用者に報知する処理など)を実行することが望ましい。
ただし、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合も、凝縮器の温度が上昇することによって冷媒漏れの状態でも凝縮器の温度と周囲温度との差が所定範囲外になる(例えば3Kより大きくなる)ことがある。このため、単に凝縮器の温度と周囲温度との差が所定範囲内であることが一定回数以上連続しただけでは当該所定の処理が実行されない可能性がある。
上記の冷却貯蔵庫によると、扉が開かれておらず、且つ、周囲温度が所定温度以下であるという条件の下で、凝縮器の温度と周囲温度との差が所定範囲内であることが一定回数以上連続すると当該所定の処理を実行するので、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合に当該所定の処理が実行されないことを抑制できる。
そして、上記の冷却貯蔵庫によると、圧縮機が故障によって停止している場合は凝縮器の温度と周囲温度との差が所定範囲外となる(例えば1Kより小さくなる)ので当該所定の処理が実行されない。このため、圧縮機が故障によって停止している場合に当該所定の処理が不必要に実行されることも抑制できる。
しかしながら、上述した特開2006-10126号公報に記載の冷蔵庫によると、蒸発器周囲を通過する冷気の温度を検知する冷気温度センサーを備える必要があるので部品点数が増加し、製造コストが上昇するという問題がある。
本願発明者は、冷媒漏れの初期段階では冷凍回路内の冷媒循環量が低下するため、蒸発器の入り口の温度に近い蒸発器温度センサの検知温度が低下する一方、蒸発器の冷却能力が低下するために庫内温度が上昇し、庫内温度が蒸発器の温度より一定値以上高くなることを見出した。
このため、一定時間ごとの庫内温度から蒸発器の温度を減じた温度が一定値以上であることが一定回数以上連続した場合は冷媒漏れに関する所定の処理(凝縮器ファンを回転させる処理、冷媒漏れが発生した可能性があることを使用者に報知する処理など)を実行することが望ましい。
ただし、周囲温度が高い場合や、扉開閉が頻繁に行われて蒸発器の異常着霜が想定される場合、又は、圧縮機が故障によって停止している場合も、庫内温度が上昇することによって一定時間ごとの庫内温度から蒸発器の温度を減じた温度が一定値以上であることが一定回数以上連続することがある。このため、単に一定時間ごとの庫内温度から蒸発器の温度を減じた温度が一定値以上であることが一定回数以上連続しただけでは当該所定の処理が不必要に実行される可能性がある。
ここで、圧縮機が運転されている場合は凝縮器の温度が高くなるので、凝縮器の温度が周囲温度より一定値以上高くなる。このため、凝縮器の温度が周囲温度より一定値以上高い場合は圧縮機が運転されている可能性が高い。
上記の冷却貯蔵庫によると、扉が開かれておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、凝縮器の温度が周囲温度より一定値以上高いという条件の下で、一定時間ごとの庫内温度から蒸発器の温度を減じた温度が一定値以上であることが一定回数以上連続すると当該所定の処理を実行するので、周囲温度が高い場合や、扉開閉が頻繁に行われて蒸発器の異常着霜が想定される場合、又は、圧縮機が故障によって停止している場合に当該所定の処理が不必要に実行されることを抑制できる。
そして、上記の冷却貯蔵庫によると、冷媒漏れを検知する上では蒸発器周囲を通過する冷気の温度を検知する冷気温度センサーが不要であるので、冷気温度センサーを備えていない冷却貯蔵庫の場合に、特開2006-10126号公報に記載の冷蔵庫に比べて冷媒漏れを検知するための部品点数を抑制できる。
しかしながら、上述した特開2002-340462号公報に記載の電気冷蔵庫によると、圧縮機に入力される電流値を検出する部品や冷却器の温度を検出する温度センサが必要であるので部品点数が増加し、製造コストが上昇するという問題がある。
本願発明者は、冷凍回路の冷媒漏れが発生している場合は、庫内温度が上昇することにより、圧縮機の運転時間が所定のサイクル回数内で連続して長くなることを見出した。このため、圧縮機の運転時間が所定のサイクル回数内で連続して長くなる場合は冷媒漏れに関する所定の処理(凝縮器ファンを回転させる処理、冷媒漏れが発生した可能性があることを使用者に報知する処理など)を実行することが望ましい。
ただし、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合又は周囲温度の変化が大きい場合も、庫内温度が上昇することによって圧縮機の運転時間が所定のサイクル回数内で連続して長くなることがある。このため、単に圧縮機の運転時間が所定のサイクル回数内で連続して長くなるだけでは当該所定の処理が不必要に実行される可能性がある。
上記の冷却貯蔵庫によると、扉が開かれておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、周囲温度の変化幅が一定幅以内であるという条件の下で、圧縮機の運転時間が所定のサイクル回数内で連続して長くなると当該所定の処理を実行するので、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合又は周囲温度の変化が大きい場合に当該所定の処理が不必要に実行されることを抑制できる。
そして、上記の冷却貯蔵庫によると、冷媒漏れを検知する上では圧縮機に入力される電流値を検出する部品や蒸発器の温度を検知する温度センサが不要であるので、電流値を検出する部品や蒸発器の温度を検知する温度センサを備えていない冷却貯蔵庫の場合に、特開2002-340462号公報に記載の電気冷蔵庫に比べて冷媒漏れを検知するための部品点数を抑制できる。
しかしながら、上述した特許文献1に記載の冷凍サイクル装置によると、モータの入力電力を検出する部品を備える必要があるので部品点数が増加し、製造コストが上昇するという問題がある。
本願発明者は、冷凍回路の冷媒漏れが発生している場合は、庫内温度が上昇することにより、一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続することを見出した。このため、一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続した場合は冷媒漏れに関する所定の処理(凝縮器ファンを回転させる処理、冷媒漏れが発生した可能性があることを使用者に報知する処理など)を実行することが望ましい。
ただし、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合も、庫内温度が上昇することによって一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続することがある。このため、単に一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続しただけでは当該所定の処理が不必要に実行される可能性がある。
また、回転数が可変の圧縮機の場合は圧縮機の回転数が変更されることによって一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続する可能性もある。すなわち圧縮機の回転数が変更されることによって冷媒漏れと誤判断される可能性もある。
上記の冷却貯蔵庫によると、扉が開かれておらず、且つ、周囲温度が所定温度以下であるという条件の下で、一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続すると当該所定の処理を実行するので、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合に当該所定の処理が不必要に実行されることを抑制できる。
また、上記の冷却貯蔵庫によると、一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続したか否かを圧縮機の回転数が最高回転数である状態で判断するので(言い換えると圧縮機の回転数が固定されている状態で判断するので)、圧縮機の回転数が可変であることの影響も排除できる。
そして、上記の冷却貯蔵庫によると、冷媒漏れを検知する上ではモータの入力電力を検出する部品が不要であるので、モータの入力電力を検出する部品を備えていない冷却貯蔵庫の場合に、特開2016-31209号公報に記載の冷凍サイクル装置に比べて冷媒漏れを検知するための部品点数を抑制できる。
しかしながら、上述した特開2016-31209号公報に記載の冷凍サイクル装置によると、モータの入力電力を検出する部品を備える必要があるので部品点数が増加し、製造コストが上昇するという問題がある。
本願発明者は、冷凍回路の冷媒漏れが発生している場合は、庫内温度が上昇することにより、一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続することを見出した。このため、一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続した場合は冷媒漏れに関する所定の処理(凝縮器ファンを回転させる処理、冷媒漏れが発生した可能性があることを使用者に報知する処理など)を実行することが望ましい。
ただし、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合も、庫内温度が上昇することによって一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続することがある。このため、単に一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続しただけでは、冷媒漏れが発生していると誤判断する可能性がある。
また、回転数が可変の圧縮機の場合は圧縮機の回転数が変更されることによって一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続する可能性もある。すなわち、圧縮機の回転数が変更されることによって冷媒漏れと誤判断される可能性もある。
上記の冷却貯蔵庫によると、扉が開かれておらず、且つ、周囲温度が所定温度以下であるという条件の下で、第1の一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が第1の一定値以上であることが第1の一定回数以上連続すると圧縮機の回転数をその時点の回転数に固定し、その後に第2の一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が第2の一定値以上であることが第2の一定回数以上連続すると当該所定の処理を実行するので、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合に当該所定の処理が不必要に実行されることを抑制できる上、圧縮機の回転数が可変であることの影響も排除できる。
そして、上記の冷却貯蔵庫によると、冷媒漏れを検知する上ではモータの入力電力を検出する部品が不要であるので、モータの入力電力を検出する部品を備えていない冷却貯蔵庫の場合に、特開2016-31209号公報に記載の電気冷蔵庫に比べて冷媒漏れを検知するための部品点数を抑制できる。
また、庫内ファンを運転すると、庫内での冷媒漏れの場合に、扉と貯蔵庫本体との僅かな隙間などから冷媒を庫外に少しずつ拡散させることができる。このため、冷媒が可燃性冷媒である場合に、庫外に漏れ出した可燃性冷媒が一か所に滞留することによる危険性を低減できる。
また、除霜運転を禁止すると、冷却貯蔵庫に収納されている食材に悪影響を与えることを抑制できる。具体的には、一般に除霜運転では圧縮機を停止させるので庫内温度が上昇する。通常であればその後に圧縮機の運転が再開されて庫内温度が低下するので食材に悪影響を与えることはないが、冷媒漏れが発生しているとその後に圧縮機を運転しても庫内温度が低下しないため、庫内温度が上昇したままとなり、庫内の食材が傷む虞がある。除霜運転を禁止すると庫内の食材が傷む可能性を抑制できる。
また、冷媒漏れを警報すると、使用者に断熱扉の開閉を控えるよう促すことができる。断熱扉の開閉が控えられると庫内温度が上昇しにくくなるので、庫内の食材が傷む可能性を抑制できる。また、冷媒漏れを警報すると、使用者に室内の換気を促すことができる。このため、庫外に漏れ出した可燃性冷媒が室内に滞留することによる危険性を低減できる。また、冷媒漏れを警報すると、使用者が冷却貯蔵庫の製造メーカーにサービス依頼を早期に行うことができるので、庫内の食材が傷む可能性を抑制できる。
実施形態1を図1ないし図7に基づいて説明する。以降の説明において上下方向及び左右方向とは図1に示す上下方向及び左右方向を基準とし、前後方向とは図2に示す前後方向を基準とする。
図1から図8を参照して、実施形態1に係る冷蔵庫1(冷却貯蔵庫の一例)の全体構成について説明する。
図1に示すように、冷蔵庫1は主に業務に用いられる2ドア式の冷蔵庫である。冷蔵庫1は前側に開口11(図2参照、上側開口11A及び下側開口11B)を有する貯蔵庫本体10、上側開口11Aを開閉する断熱扉12(12A)、下側開口11Bを開閉する断熱扉12(12B)、貯蔵庫本体10の上方に配されている機械室13、機械室13の前面に設けられている操作部14、貯蔵庫本体10の下面に設けられている4つの脚部15などを備えている。
冷却ダクト31内において庫内ファン33と蒸発器24との間には庫内サーミスタ34が配されている。庫内サーミスタ34は庫内温度を検出するものである。庫内サーミスタ34は庫内温度センサの一例である。
図5を参照して、冷蔵庫1の電気的構成について説明する。冷蔵庫1は制御部40を備えている。制御部40には操作部14、圧縮機20、庫内ファン33、凝縮器ファン26、庫内サーミスタ34、目詰サーミスタ28、周囲温度サーミスタ29、除霜サーミスタ32などが接続されている。
図6を参照して、操作部14について説明する。操作部14は庫内温度や警報番号などを7セグ表示する表示部45、表示する情報に応じた図形や文字列を点灯させる複数の表示ランプ46(点検ランプ46A、フィルターランプ46B、霜取中ランプ46C、ECOランプ46D)、複数の操作ボタン47などを備えている。複数の操作ボタン47はユーザが設定温度などの各種の設定や冷蔵庫1に対する各種の指示を行うためのものである。
制御部40は各種の制御処理を実行する。ここでは制御部40によって実行される制御処理のうち扉開検知、凝縮器21のフィルターの目詰まり検知、冷却運転、除霜運転、冷媒漏れ検知、及び、冷媒漏れに関する所定の処理について説明する。
扉開検知は、断熱扉12が開かれたことを検知する処理である。断熱扉12が開かれたことを検知する方法としては、庫内温度の上昇から判断する方法、人感センサ(検知部の一例)を用いる方法、扉開閉に連動する扉開閉スイッチ(検知部の一例)を用いる方法などの種々の方法が可能である。
凝縮器21のフィルターが目詰まりすると凝縮器ファン26が回転しても凝縮器21と外気との間で十分に熱交換が行われず、冷却効率が低下する。このため制御部40は目詰サーミスタ28を用いてフィルターの目詰まりを検知する。
図7を参照して、冷却運転について説明する。冷却運転は、圧縮機20及び凝縮器ファン26の運転/停止を切り替えることによって庫内温度を所定の冷却温度範囲内に維持するものである。冷却温度範囲の上限温度は例えば設定温度+1.7K[ケルビン]であり、下限温度は設定温度-2.0K[ケルビン]である。
上述した冷却運転を行うと蒸発器24に霜が付着する。このため制御部40は所定の除霜開始条件が成立すると蒸発器24を除霜する除霜運転を開始する。除霜開始条件は、予め設定されている除霜開始時刻が到来した、前回の除霜運転が終了してから一定時間が経過した、ユーザによって除霜運転が指示されたなどである。
制御部40は、断熱扉12が開かれておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、圧縮機20に運転を指示しているという条件の下で、一定時間毎の庫内温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続すると冷媒漏れが発生したと判断し、後述する冷媒漏れに関する所定の処理を実行する。
このため、図8に示す例では、時点P3以降の期間は、断熱扉12が開かれたことが検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、圧縮機20に運転を指示しているという条件を満たしている。
制御部40は、冷媒漏れに関する所定の処理として以下の処理を実行する。
・凝縮器ファン26を常時運転する。
・庫内ファン33を常時運転する。
・定期的に実施される除霜運転を実施しないように制御する。なお、非定期的に実施される除霜運転についても実施しないようにしてもよい。
・冷媒漏れを警報する。冷媒漏れの警報では、制御部40は操作部14の点検ランプ46Aを点滅させるとともに、表示部45に庫内温度と冷媒漏れを警報する警報番号とを交互に表示する。具体的には、制御部40は点検ランプ46Aが消灯しているときに庫内温度を表示し、点検ランプ46Aが点灯しているときに警報番号を表示する。
実施形態1に係る冷蔵庫1によると、断熱扉12が開かれておらず、周囲温度が50℃以下であり、且つ、圧縮機20に運転を指示しているという条件の下で、30秒毎の庫内温度の上昇幅が0.1K以上であることが6回以上連続すると冷媒漏れに関する所定の処理を実行するので、周囲温度が高い場合や断熱扉12の開閉が頻繁に行われた場合に当該所定の処理が不必要に実行されることを抑制できる。
実施形態2を図9によって説明する。前述した実施形態1では冷媒漏れが発生したと判断する条件の一つに「圧縮機20に運転を指示していること」が含まれている。実施形態2は実施形態1の「圧縮機20に運転を指示していること」という条件を「目詰サーミスタ28によって検知された凝縮器21の温度が周囲温度サーミスタ29によって検知された周囲温度より所定値以上高いこと」という条件に変更したものである。
実施形態3を図10によって説明する。実施形態3に係る制御部40は、断熱扉12が開かれておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、圧縮機20に運転を指示しているという条件の下で、一定時間ごとの蒸発器24の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続すると冷媒漏れに関する所定の処理を実行する。
このため、図10に示す例では、時点P3以降の期間は、断熱扉12が開かれたことが検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、圧縮機20に運転を指示しているという条件を満たしている。
実施形態4は実施形態3の変形例である。実施形態4は実施形態3の「圧縮機20に運転を指示していること」という条件を実施形態2と同様に「目詰サーミスタ28によって検知された温度が周囲温度サーミスタ29によって検知された温度より所定値以上高いこと」という条件に変更したものである。
実施形態4は実施形態3の変形例である点を除いて実施形態2と実質的に同じであるので説明は省略する。
実施形態5を図11によって説明する。実施形態5に係る制御部40は、断熱扉12が開かれておらず、且つ、周囲温度が所定温度以下であるという条件の下で、一定時間ごとの凝縮器21の温度と周囲温度との差が所定範囲内であることが一定回数以上連続すると冷媒漏れに関する所定の処理を実行する。
このため、図11に示す例では、時点P3以降の期間は、断熱扉12が開かれたことが検知されておらず、且つ、周囲温度が所定温度以下であるという条件を満たしている。
実施形態6を図12によって説明する。実施形態6に係る制御部40は、断熱扉12が開かれておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、凝縮器21の温度が周囲温度より第1の一定値以上高いという条件の下で、一定時間ごとの庫内温度から蒸発器24の温度を減じた温度が第2の一定値以上であることが一定回数以上連続すると冷媒漏れに関する所定の処理を実行する。
実施形態7を図13によって説明する。実施形態7に係る冷蔵庫1は、圧縮機20に入力される電流値を検出する部品や蒸発器24の温度を検知する除霜サーミスタ32を備えていないものとする。
また、前述したように、冷却運転では圧縮機20の運転/停止が切り替えられることによって庫内温度が概ね冷却温度範囲内に維持される。ここでは圧縮機20の1回の運転及び停止を1サイクルと定義する。
実施形態8を図14によって説明する。実施形態8に係る冷蔵庫1は圧縮機20としてインバータ圧縮機20を備えている。実施形態8に係る制御部40は、冷却運転において、予め設定されている冷却速度で庫内温度が目標温度(例えば設定温度あるいは下限温度)まで低下するように、庫内温度と目標温度との差に応じてインバータ圧縮機20の回転数を変更する。
このため、図14に示す例では、時点P3以降の期間は、断熱扉12が開かれておらず、且つ、周囲温度が所定温度以下であるという条件を満たしている。
実施形態9を図15によって説明する。実施形態9は実施形態8の変形例である。実施形態9に係る制御部40は、断熱扉12が開かれておらず、且つ、周囲温度が所定温度以下であるという条件の下で、第1の一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が第1の一定値以上であることが第1の一定回数以上連続するとインバータ圧縮機20の回転数をその時点の回転数に固定し、その後に第2の一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が第2の一定値以上であることが第2の一定回数以上連続すると冷媒漏れに関する所定の処理を実行する。
このため、図15に示す例では、時点P3以降の期間は、断熱扉12が開かれておらず、且つ、周囲温度が所定温度以下であるという条件を満たしている。
実施形態10を図16によって説明する。実施形態10は実施形態1~実施形態9の変形例である。ここでは実施形態1の変形例として説明する。
具体的には、制御部40は、庫内温度の上昇幅が0.1K以上であることが6回連続した時点P19において、凝縮器ファン26及び庫内ファン33の回転速度をそれぞれ高速(最高速の一例)に切り替える。
実施形態11を図17ないし図18によって説明する。実施形態10は実施形態1~実施形態9の変形例である。
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書によって開示される技術的範囲に含まれる。
Claims (14)
- 冷却貯蔵庫であって、
開口を有する貯蔵庫本体と、
前記開口を開閉する扉と、
圧縮機、凝縮器、凝縮器ファン及び蒸発器を有する冷凍回路と、
庫内温度を検知する庫内温度センサと、
周囲温度を検知する周囲温度センサと、
前記扉が開かれたことを検知する検知部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記扉が開かれたことが前記検知部によって検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、前記圧縮機に運転を指示しているという条件の下で、一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続すると冷媒漏れに関する所定の処理を実行する、冷却貯蔵庫。 - 冷却貯蔵庫であって、
開口を有する貯蔵庫本体と、
前記開口を開閉する扉と、
圧縮機、凝縮器、凝縮器ファン及び蒸発器を有する冷凍回路と、
庫内温度を検知する庫内温度センサと、
周囲温度を検知する周囲温度センサと、
前記凝縮器の温度を検知する凝縮器温度センサと、
前記扉が開かれたことを検知する検知部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記扉が開かれたことが前記検知部によって検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、前記凝縮器の温度が周囲温度より所定値以上高いという条件の下で、一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続すると冷媒漏れに関する所定の処理を実行する、冷却貯蔵庫。 - 冷却貯蔵庫であって、
開口を有する貯蔵庫本体と、
前記開口を開閉する扉と、
圧縮機、凝縮器、凝縮器ファン及び蒸発器を有する冷凍回路と、
前記蒸発器の温度を検知する蒸発器温度センサと、
周囲温度を検知する周囲温度センサと、
前記扉が開かれたことを検知する検知部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記扉が開かれたことが前記検知部によって検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、前記圧縮機に運転を指示しているという条件の下で、一定時間ごとの前記蒸発器の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続すると冷媒漏れに関する所定の処理を実行する、冷却貯蔵庫。 - 冷却貯蔵庫であって、
開口を有する貯蔵庫本体と、
前記開口を開閉する扉と、
圧縮機、凝縮器、凝縮器ファン及び蒸発器を有する冷凍回路と、
前記蒸発器の温度を検知する蒸発器温度センサと、
周囲温度を検知する周囲温度センサと、
前記凝縮器の温度を検知する凝縮器温度センサと、
前記扉が開かれたことを検知する検知部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記扉が開かれたことが前記検知部によって検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、前記凝縮器の温度が周囲温度より所定値以上高いという条件の下で、一定時間ごとの前記蒸発器の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続すると冷媒漏れに関する所定の処理を実行する、冷却貯蔵庫。 - 冷却貯蔵庫であって、
開口を有する貯蔵庫本体と、
前記開口を開閉する扉と、
圧縮機、凝縮器、凝縮器ファン及び蒸発器を有する冷凍回路と、
前記凝縮器の温度を検知する凝縮器温度センサと、
周囲温度を検知する周囲温度センサと、
前記扉が開かれたことを検知する検知部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記扉が開かれたことが前記検知部によって検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であるという条件の下で、一定時間ごとの前記凝縮器の温度と周囲温度との差が、前記圧縮機が運転されていない場合の温度差より大きく、前記圧縮機が運転されている場合の温度差より小さいことが一定回数以上連続すると冷媒漏れに関する所定の処理を実行する、冷却貯蔵庫。 - 冷却貯蔵庫であって、
開口を有する貯蔵庫本体と、
前記開口を開閉する扉と、
圧縮機、凝縮器、凝縮器ファン及び蒸発器を有する冷凍回路と、
前記凝縮器の温度を検知する凝縮器温度センサと、
前記蒸発器の温度を検知する蒸発器温度センサと、
周囲温度を検知する周囲温度センサと、
前記扉が開かれたことを検知する検知部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記扉が開かれたことが前記検知部によって検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、前記凝縮器の温度が周囲温度より一定値以上高いという条件の下で、一定時間ごとの庫内温度から前記蒸発器の温度を減じた温度が、前記冷凍回路内の冷媒循環量の低下に起因して生じる庫内温度と前記蒸発器の温度との差以上であることが一定回数以上連続すると冷媒漏れに関する所定の処理を実行する、冷却貯蔵庫。 - 冷却貯蔵庫であって、
開口を有する貯蔵庫本体と、
前記開口を開閉する扉と、
圧縮機、凝縮器、凝縮器ファン及び蒸発器を有する冷凍回路と、
庫内温度を検知する庫内温度センサと、
周囲温度を検知する周囲温度センサと、
前記扉が開かれたことを検知する検知部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
庫内温度が所定の冷却温度範囲の下限温度まで低下すると前記圧縮機の運転を停止し、その後に庫内温度が前記冷却温度範囲の上限温度まで上昇すると前記圧縮機の運転を再開する冷却運転と、
前記扉が開かれたことが前記検知部によって検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、周囲温度の変化幅が一定幅以内であるという条件の下で、前記圧縮機の運転時間が所定のサイクル回数内で連続して長くなると冷媒漏れに関する所定の処理を実行する、冷却貯蔵庫。 - 冷却貯蔵庫であって、
開口を有する貯蔵庫本体と、
前記開口を開閉する扉と、
回転数が可変の圧縮機、凝縮器、凝縮器ファン及び蒸発器を有する冷凍回路と、
庫内温度を検知する庫内温度センサと、
周囲温度を検知する周囲温度センサと、
前記扉が開かれたことを検知する検知部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
庫内温度と目標温度との差に応じて前記圧縮機の回転数を変更する回転数変更処理と、
前記扉が開かれたことが前記検知部によって検知されておらず、且つ、周囲温度が所定温度以下であるという条件の下で、前記圧縮機の回転数が最高回転数になっている状態で一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続すると冷媒漏れに関する所定の処理を実行する、冷却貯蔵庫。 - 冷却貯蔵庫であって、
開口を有する貯蔵庫本体と、
前記開口を開閉する扉と、
回転数が可変の圧縮機、凝縮器、凝縮器ファン及び蒸発器を有する冷凍回路と、
庫内温度を検知する庫内温度センサと、
周囲温度を検知する周囲温度センサと、
前記扉が開かれたことを検知する検知部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
庫内温度と目標温度との差に応じて前記圧縮機の回転数を変更する回転数変更処理と、
前記扉が開かれたことが前記検知部によって検知されておらず、且つ、周囲温度が所定温度以下であるという条件の下で、第1の一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が第1の一定値以上であることが第1の一定回数以上連続すると前記圧縮機の回転数をその時点の回転数に固定し、その後に第2の一定時間ごとの庫内温度の上昇幅が第2の一定値以上であることが第2の一定回数以上連続すると冷媒漏れに関する所定の処理を実行する、冷却貯蔵庫。 - 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫であって、
前記所定の処理は、前記凝縮器ファンを運転する処理、前記蒸発器で冷却された空気を庫内に循環させる庫内ファンを運転する処理、前記蒸発器を除霜する除霜運転を禁止する処理、及び、冷媒漏れを警報する処理の少なくとも一つを含む、冷却貯蔵庫。 - 請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫であって、
前記凝縮器ファン及び前記庫内ファンのうち少なくとも一方は回転数が可変であり、
前記所定の処理は、前記凝縮器ファン及び前記庫内ファンのうち回転数が可変な少なくとも一つのファンを最高速で回転させる処理を含む、冷却貯蔵庫。 - 請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫であって、
前記所定の処理は、前記庫内ファンを逆回転させる処理を含む、冷却貯蔵庫。 - 請求項1乃至請求項12のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫であって、
庫外の空気を庫内に送り込むエアポンプを備え、
前記所定の処理は、前記エアポンプを動作させて庫外の空気を庫内に送り込む処理を含む、冷却貯蔵庫。 - 請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫であって、
前記蒸発器に付着した霜が解けた水である除霜水を受けるドレンパンと、
前記ドレンパンによって受けられた除霜水を庫外に排出する排水パイプと、
前記排水パイプから分岐して上に向かって延びており、上に向かって延びた端部が庫外に露出している分岐パイプと、
を備える、冷却貯蔵庫。
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