JP2015218429A - プリーツスクリーン - Google Patents

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Abstract

【課題】上部スクリーンの下端縁と下部スクリーンの上端縁を取着した中間レールを備えるプリーツスクリーンを提供する。【解決手段】本発明のプリーツスクリーンは、ヘッドボックス1から第1昇降コード8を介して中間レール10を吊下支持するとともに、第2昇降コード17を介してボトムレール20を吊下支持し、ヘッドボックス1と中間レール10との間に上部スクリーン4を支持するとともに、中間レール10とボトムレール20との間に下部スクリーン18を支持するプリーツスクリーンであって、第1昇降コード8の下端が、中間レール10の本体部の重心軸近傍の位置で、中間レール10に取着されていることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、プリーツスクリーンの中間レールに関する。
プリーツスクリーンは、上下方向にジクザグ状に折り曲げ可能としたスクリーンをヘッドボックスから吊下支持し、そのスクリーンを操作装置により昇降して採光量を適宜に調節するものである。
このようなプリーツスクリーンの一種類として、上下方向中間部に折り目を設けた生地の上下両端縁に接合片をそれぞれ設け、その接合片を他の生地の接合片に溶着等の手段により接合して、スクリーンを形成したものがある。
このようなスクリーンを備えたプリーツスクリーンでは、当該接合片に昇降コードを挿通し、その昇降コードの下端にボトムレールを吊下支持し、スクリーンの下縁をボトムレールに取着している。そして、そのボトムレールを昇降することによりスクリーンを下方へ引き延ばし、あるいはスクリーンを上方へ畳み込み可能である。
また、上記のようなプリーツスクリーンで、スクリーンを異なる生地の上部スクリーンと下部スクリーンとで構成し、上部スクリーンの下端縁と下部スクリーンの上端縁を中間レールに取着し、中間レールとボトムレールをそれぞれ独立した昇降コードで吊下支持したものがある。
このようなプリーツスクリーンでは、中間レールとボトムレールとをそれぞれ別個に昇降可能である。そして、中間レールを上限まで引き上げ、ボトムレールを下限まで下降させると、例えば遮光性の高い下部スクリーンで外光を遮断することができる。中間レール及びボトムレールを下限まで下降させると、例えば透光性のある上部スクリーンで外光を一部採り入れ可能とすることができる。
ボトムレールを下限まで下降させ、中間レールを中間位置まで引き上げれば、窓の上部のみから外光を一部採り入れることもできる。また、中間レール及びボトムレールを上限まで引き上げると、開放状態となって外光を採り入れることができる。
このように中間レールとボトムレールとをそれぞれ別個に昇降可能に構成したプリーツスクリーンにおいて、ヘッドボックスから第1昇降コードを介して中間レールを吊下支持するとともに、第2昇降コードを介してボトムレールを吊下支持し、ヘッドボックスと中間レールとの間に上部スクリーンを支持するとともに、中間レールとボトムレールとの間に下部スクリーンを支持する際に、第1昇降コードは上部スクリーンの後部に挿通するとともに中間レールの後端部を吊下支持し、第2昇降コードは上部スクリーンの後部から中間レールの後部を経て下部スクリーンの後部に挿通し、第1昇降コード及び第2昇降コードを介して中間レール及びボトムレールを独立して昇降して、上部スクリーン及び下部スクリーンをそれぞれ昇降可能とした構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の技法において、上部スクリーン及び下部スクリーンを上限まで引き上げた状態では、ボトムレールにより下部スクリーンが畳み込まれるとともに、中間レールにより上部スクリーンが畳み込まれ、上部スクリーンと下部スクリーンとの間で中間レールが水平方向に支持されるようになっている。
そして、この状態から、ボトムレールを下降させてボトムレール及び下部スクリーンを下限まで下降させても、下部スクリーンの荷重が中間レールの後端に作用し、中間レールがほぼ水平方向に保持されるようになっている。
さらに、この状態から、第1昇降コードを下降させると、中間レール内に設けられた複数の滑車によって誘導される第2昇降コードに沿って、中間レールは下降する。そして、中間レールが下限まで下降させると、中間レールはボトムレール上に積層された下部スクリーン上に支持されて、水平方向に保持されるようになっている。
一方、ボトムレールを下限位置あるいは中間位置まで下降させ、さらに中間レールをボトムレールとヘッドボックスの中間位置まで下降させた状態では、下部スクリーン用のピッチ保持コードにより中間レールの後端に作用する荷重が減少し、中間レールは第1昇降コードによる吊下げ位置を回動支点としてその前端部が下方に回動して斜め方向に支持される。このとき、当該複数の滑車で第2昇降コードを挟んでいるので、中間レールはその上面が室内側斜め上方に向かう斜め方向に回動されるとともに、上部スクリーン側及び下部スクリーン側の各生地押さえ部材を中間レールの前後方向に移動可能に構成することで、意図的に中間レールの傾動を妨げないようにして下部スクリーンの撓みが生じないようにしている。
また、スクリーンの端縁をホチキス等により係着する係着位置及びそのスクリーンの端縁の接続端部となる端部位置に関する技法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第5178493号明細書 特許第3435366号明細書
上述したように、特許文献1の技法では、ボトムレールを下限位置あるいは中間位置まで下降させ、さらに中間レールをボトムレールとヘッドボックスの中間位置まで下降させた状態では、意図的に中間レールの傾動を妨げないようにしている。
しかしながら、中間レールの傾動は中間レール自体の動きとして美観を損ねるという問題がある。また、特許文献1の技法では、中間レールに滑車を用いるなど部品点数も多くなる。
また、特許文献2の技法を応用して、上部スクリーンの下端縁をホチキス等により中間レールに係着すると、より中間レールの傾動が生じやすくなるという問題がある。
また、特許文献1の技法に関連して、ピッチ保持コードにおける支持コードにより上部スクリーンの折り目をほぼ等間隔となるよう保持する際に、当該中間レールの傾動を抑制するべく第1昇降コード及び第2昇降コードを近接配置するとき、如何にして昇降性能を維持するようにピッチ保持コードにおける支持コードを構成するかという問題がある。
本発明は、前述の問題に鑑みて、上部スクリーンの下端縁と下部スクリーンの上端縁を取着した中間レールを備えるプリーツスクリーンを提供することを目的とする。
本発明によるプリーツスクリーンは、ヘッドボックスから第1昇降コードを介して中間レールを吊下支持するとともに、第2昇降コードを介してボトムレールを吊下支持し、前記ヘッドボックスと前記中間レールとの間に上部スクリーンを支持するとともに、前記中間レールと前記ボトムレールとの間に下部スクリーンを支持するプリーツスクリーンであって、前記第1昇降コードの下端が、前記中間レールの形状で定まる重心を通る重心軸近傍の位置で、前記中間レールに取着されていることを特徴とする。
また、本発明によるプリーツスクリーンにおいて、前記重心軸近傍の位置で、前記中間レールの上面側及び下面側にそれぞれ前記上部スクリーンの下端縁及び前記下部スクリーンの上端縁が係着されていることを特徴とする。
また、本発明によるプリーツスクリーンにおいて、前記中間レールの重心軸が、当該プリーツスクリーンの前後幅の後部となるように構成されていることを特徴とする。
また、本発明によるプリーツスクリーンにおいて、前記上部スクリーンの下端縁及び前記下部スクリーンの上端縁を係着する際の位置決め用の段差が当該中間レールの上面側及び下面側にそれぞれ形成されていることを特徴とする。
また、本発明によるプリーツスクリーンにおいて、前記中間レールは、内部にウェイトを配置可能とする空間部を有し、前記重心軸近傍の位置が、当該中間レールの傾動を抑制するよう前記ウェイトによって調整可能な範囲内に設定されていることを特徴とする。
また、本発明によるプリーツスクリーンにおいて、前記中間レールの空間部が当該プリーツスクリーンの前後幅の後部となるように前記中間レールが構成されていることを特徴とする。
また、本発明によるプリーツスクリーンにおいて、前記第2昇降コードの下端が、前記第1昇降コードよりも前記中間レールの前後幅における後部にて前記中間レールを挿通して前記ボトムレールに取着されていることを特徴とする。
また、本発明によるプリーツスクリーンにおいて、前記第1昇降コード及び前記第2昇降コードの配置を前記中間レールにて規制するコード受け部材が前記中間レールの内部に収容されるように取着されていることを特徴とする。
また、本発明によるプリーツスクリーンにおいて、前記上部スクリーン及び前記下部スクリーンの各々の下端縁を係着する係着位置及び該下端縁の接続端部となる端部位置が、前記重心軸近傍の位置となるよう構成されていることを特徴とする。
また、本発明によるプリーツスクリーンにおいて、前記第1昇降コード及び前記第2昇降コードの当該中間レールにおける挿通位置が略同一軸上となるよう構成されていることを特徴とする。
また、本発明によるプリーツスクリーンにおいて、前記上部スクリーンの折り目がほぼ等間隔となるよう保持する支持コードを有するピッチ保持コードの当該中間レールにおける挿通位置が前記第1昇降コード及び前記第2昇降コードの挿通位置と略同一軸上となるよう構成されていることを特徴とする。
また、本発明によるプリーツスクリーンにおいて、前記支持コードが環状に構成され、前記第1昇降コード及び前記第2昇降コードが、該環状の支持コードに挿通されていることを特徴とする。
また、本発明によるプリーツスクリーンにおいて、前記中間レールの前壁は、前記上部スクリーン及び前記下部スクリーンを構成する生地の積層状態で該生地の前縁より後方にあり、前記中間レールの後壁は、該積層状態で該生地の後縁より後方となるよう構成されていることを特徴とする。
また、本発明によるプリーツスクリーンにおいて、前記中間レールは、室内側からカバーが取着可能に設けられていることを特徴とする。
また、本発明によるプリーツスクリーンにおいて、前記カバーは、前記上部スクリーン及び前記下部スクリーンを構成する生地の積層状態で該生地の前縁と連なる前壁となるよう構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、上部スクリーンの下端縁と下部スクリーンの上端縁を取着した中間レールを備えるプリーツスクリーンにおいて、中間レールの傾動を抑制し、略水平方向に維持されるようになる。また、中間レールに用いる部品点数を減少させることができる。そして、当該中間レールの傾動を抑制するべく第1昇降コード及び第2昇降コードを近接配置するとき、ピッチ保持コードにおける支持コードにより上部スクリーンの折り目をほぼ等間隔となるよう保持する際に昇降性能に悪影響を及ぼさないようにすることができる。
本発明による一実施形態のプリーツスクリーンの概略構成を示す側面図である。 本発明による一実施形態のプリーツスクリーンにおける第1実施形態の中間レールの概略構成を示す断面側面図である。 本発明による一実施形態のプリーツスクリーンにおける第1実施形態の中間レールに用いられるコード受け部材の概略構成を示す斜視図である。 本発明による一実施形態のプリーツスクリーンにおける第1実施形態の中間レールの中間レール本体部の概略構成を示す側面図である。 (a)は本発明による一実施形態のプリーツスクリーンにおける第1実施形態の中間レールに係る接合片の係止位置に関する説明図であり、(b),(c)はその比較例に関する説明図である。 本発明による一実施形態のプリーツスクリーンにおける第1実施形態の中間レールに係る支持コードを説明する斜視図である。 (a)は本発明による一実施形態のプリーツスクリーンにおける第1実施形態の中間レールに係る支持コードの説明図であり、(b)はその比較例に関する説明図である。 本発明による一実施形態のプリーツスクリーンにおける第2実施形態の中間レールの中間レール本体部及びカバーの概略構成を示す側面図である。 本発明による一実施形態のプリーツスクリーンにおける第3実施形態の中間レールの概略構成を示す断面側面図である。
以下、図面を参照して、本発明による一実施形態のプリーツスクリーンを説明する。尚、本願明細書中、図1に示すプリーツスクリーンの側面図に対して、図示上方及び図示下方をスクリーンの吊り下げ方向に準じてそれぞれ上方向(又は上側)及び下方向(又は下側)と定義し、図示左方向をプリーツスクリーンの室内側(又は前側)、及び、図示右方向をプリーツスクリーンの室外側(又は後側)と定義して説明する。プリーツスクリーンの前後方向と称するときは、図1の側面図における左右方向を云う。そして、図1に示すプリーツスクリーンの側面図に対して左側から視認されるプリーツスクリーンが正面であり、プリーツスクリーンの右方向と云うときは、図1の側面図における手前側方向となり、プリーツスクリーンの左方向と云うときは、図1の側面図における奥側方向となる。
〔第1実施形態〕
まず、図1及び図2を参照して、本発明による一実施形態のプリーツスクリーンの構成を説明する。図1は、本発明による一実施形態のプリーツスクリーンの概略構成を示す側面図である。また、図2は、図1に示すプリーツスクリーンにおける第1実施形態の中間レール10の概略構成を示す断面側面図である。
図1に示すプリーツスクリーンは、スクリーンを異なる生地の上部スクリーン4と下部スクリーン18とで構成し、上部スクリーン4の下端縁と下部スクリーン18の上端縁を中間レール10に取着し、中間レール10とボトムレール20をそれぞれ独立した第1昇降コード8及び第2昇降コード17で吊下支持して構成される。
図1に示すように、ヘッドボックス1が取付ブラケット2を介して取付面3に固定され、そのヘッドボックス1から上部スクリーン4が吊下支持される。
上部スクリーン4は、上下方向中間部に折り目6が設けられた生地の上下両端縁に接合片7がそれぞれ設けられ、その接合片7に他の生地の接合片7を溶着等の手段により接合して、上下方向にジクザグ状に折り曲げ可能としたものである。
そして、上部スクリーン4の各接合片7には丸孔又は長孔等で形成される挿通孔7aがそれぞれ設けられ、その挿通孔7aにはヘッドボックス1から垂下される第1昇降コード8及び第2昇降コード17が挿通される。第1及び第2昇降コード8,17の各上端はそれぞれヘッドボックス1内で案内され、コードイコライザ21を介して操作コード22に接続されている。このような長孔の挿通孔7aを介して第1昇降コード8及び第2昇降コード17を当該プリーツスクリーンの前後方向の略同一位置に挿通するように構成したことで、昇降不良等の不具合を解消することができる。
第1昇降コード8の下端は中間レール10の上面側に取着されている。図1に示す中間レール10は、中間レール本体部11と、中間レール本体部11の上面側及び下面側にそれぞれ着脱可能に取着される生地押さえ部材12と、コード受け部材13とを備えるように構成されている。そして、上部スクリーン4の下端縁となる接合片7をホチキス等により係着した生地押さえ部材12は、中間レール本体部11の上面側に取着され、下部スクリーン18の上端縁となる接合片7をホチキス等により係着した生地押さえ部材12は、中間レール本体部11の下面側に取着される。尚、ホチキス等により係着する係着位置9は、第1昇降コード8及び第2昇降コード17の挿通位置と略同一軸上(即ち、後述する中間レール本体部11の形状で定まる重心を通る重心軸近傍)となるよう、図2に示すような位置とし、上部スクリーン4の下端縁及び下部スクリーン18の上端縁の係着位置を定めている。これにより、図1乃至図4を参照しながら第1実施形態の中間レール10の構成について、より詳細に後述するが、中間レール10のバランスが確保され、傾動しにくくなる。そして、プリーツスクリーンにおける後部(室外側)へと中間レール10の重心を置くことができるため、プリーツスクリーンにおける前部(室内側)へ荷重がかかりやすい生地に対する荷重バランスがとりやすくなる。
中間レール本体部11は、折り畳んだ状態の上部スクリーン4あるいは下部スクリーン18の前後幅よりも短い前後幅を備えた略横型直方体状を有し、押し出し形材により形成される。そして、中間レール本体部11の前壁(即ち、中間レール10の前壁)は、上部スクリーン4及び下部スクリーン18を構成する生地の積層状態で該生地の前縁より後方にあり、中間レール本体部11の後壁(即ち、中間レール10の後壁)は、該積層状態で該生地の後縁より後方となるよう構成されている。
上部スクリーン4の下端縁は、左右幅方向全長に亘って平板状の生地押さえ部材12に取着される。特に、生地押さえ部材12には、上部スクリーン4の下端縁となる接合片7を係着する際の位置決め用の段差12cが形成されている。このため、左右幅方向全長に亘って生地押さえ部材12に係着する際の作業性を向上させることができる。そして、中間レール本体部11の上面側には、上部スクリーン4の下端縁が取着された生地押さえ部材12を取着するための開口部11bが設けられている。この開口部11bの室外側(図2に示す図示右側)には、生地押さえ部材12の基端側に設けられた嵌合凹部12aと嵌合可能な嵌合凸部11fが設けられており、開口部11bの室内側(図2に示す図示左側)には、生地押さえ部材12の先端部12bと係合する突出片12gが形成されている。これにより、上部スクリーン4の下端縁を取着し、基端側の嵌合凹部12aを中間レール本体部11の嵌合凸部11fに嵌着させた生地押さえ部材12は、当該開口部11bの突出片12gにより、その先端部12bが上方へと抜けるのを防止される。
そして、生地押さえ部材12には、図2に示すように、第1昇降コード8及び第2昇降コード17を挿通可能とする挿通孔12dが形成されている。そして、上部スクリーン4の下端縁となる接合片7に設けられた挿通孔7a、及び生地押さえ部材12の挿通孔12dを介して挿通された第1昇降コード8は、コード受け部材13における下部が拡径された挿通孔13aにて結び玉により係止される。これにより、中間レール10が第1昇降コード8に吊下支持されるようになっている。
また、第2昇降コード17の後方、即ち室外側において、ヘッドボックス1から第1ピッチ保持コード15が垂下され、生地押さえ部材12に設けられた挿通孔12eを介して結び玉が形成されることにより、中間レール10に取着可能となっている。この第1ピッチ保持コード15に等間隔に多数設けられた環状の支持コード16には、第1昇降コード8及び第2昇降コード17が挿通されている。そして、中間レール10を下降させて上部スクリーン4を引き伸ばすとき、接合片7が支持コード16に支持されて、上部スクリーン4の折り目6がほぼ等間隔に保持されるようになっている。
下部スクリーン18は、中間レール10から吊下支持されている。下部スクリーン18は、例えば上部スクリーン4より遮光性の高い材質で上部スクリーン4と同様な形状で形成されている。下部スクリーン18の上端縁についても、左右幅方向全長に亘って平板状の生地押さえ部材12に取着される。そして、生地押さえ部材12には、下部スクリーン18の下端縁を係着する際の位置決め用の段差12cが形成されているため、左右幅方向全長に亘って生地押さえ部材12に係着する際の作業性を向上させることができる。また、中間レール本体部11の下面側にも、下部スクリーン18の上端縁が取着された生地押さえ部材12を取着するための開口部11bが設けられている。この開口部11bの室外側(図2に示す図示右側)には、生地押さえ部材12の基端側に設けられた嵌合凹部12aと嵌合可能な嵌合凸部11fが設けられており、開口部11bの室内側(図2に示す図示左側)には、生地押さえ部材12の先端部12bと係合する突出片12gが形成されている。これにより、下部スクリーン18の上端縁を取着し、基端側の嵌合凹部12aを中間レール本体部11の嵌合凸部11fに嵌着させた生地押さえ部材12は、当該開口部11bの突出片12gにより、その先端部12bが下方へと抜けるのを防止される。
図1に示すように、第1昇降コード8の吊下位置とは異なる位置でヘッドボックス1から第2昇降コード17が吊下支持され、この第2昇降コード17は上部スクリーン4の接合片7に設けられた挿通孔7aに挿通され、中間レール10に挿通され、且つ下部スクリーン18の接合片7に設けられた挿通孔7aに挿通される。そして、第2昇降コード17の下端にボトムレール20が吊下支持されている。
また、第2昇降コード17の後方、即ち室外側において、第2ピッチ保持コード23が中間レール10の下面側の生地押さえ部材12に設けられた挿通孔12eを介して結び玉が形成されることにより取着されて垂下され、ボトムレール20に取着されている。この第2ピッチ保持コード23に等間隔に多数設けられた環状の支持コード16には、第2昇降コード17が挿通されている。そして、ボトムレール20を下降させて下部スクリーン18を引き伸ばすとき、この接合片7が支持コード16に支持されて、下部スクリーン18の折り目6がほぼ等間隔に保持されるようになっている。
第1及び第2昇降コード8,17は、例えばヘッドボックス1内でその一側に案内され、そのヘッドボックス1の一端部からコードイコライザ21を介してそれぞれの操作コード22に接続されている。そして、第1及び第2昇降コード8,17を操作することにより、中間レール10及びボトムレール20をそれぞれ独立して昇降して、上部スクリーン4及び下部スクリーン18をそれぞれ独立して昇降可能となっている。
図2において、中間レール10の下面側の開口部11bより更に上方には、コード受け部材13を嵌着するための嵌合用開口部11aが設けられている。図3は、本発明による一実施形態のプリーツスクリーンにおける第1実施形態の中間レール10に用いられるコード受け部材13の概略構成を示す斜視図である。コード受け部材13は、合成樹脂で成形され、一側部に平面13eを有し、当該一側部を基準に略円柱形に倣った外形を有する本体に、2つの挿通孔13a,13bが形成されている。挿通孔13aは、下部が拡径された形状を有し、挿通孔13bは、一側部に当該平面13eと略平行な平面を基準に略円柱孔に倣った形状を有する。また、コード受け部材13の上端部から腕状に下方に延び、中間レール10の嵌合用開口部11aに嵌挿可能とした2つの弾性変形可能な嵌合用腕部13cが形成されている。また、コード受け部材13の下端部では、当該嵌合用開口部11aの位置にて嵌合用腕部13cと協働して係止させる鍔状のフランジ部13dが形成されている。
したがって、コード受け部材13を中間レール10の下面側の嵌合用開口部11aに下方から挿入するとき、嵌合用腕部13cが弾性変形しながらコード受け部材13の本体が挿入され、フランジ部13dが嵌合用開口部11aの縁部下面に当接したときに嵌合用腕部13cの弾性形状が復帰することにより、コード受け部材13が中間レール10の下面側の嵌合用開口部11aに嵌着されるようになっている。
そして、図1及び図2では、コード受け部材13が中間レール10の下面側の嵌合用開口部11aに嵌着された状態が示されており、挿通孔13aには第1昇降コード8の端部が結び玉により取着可能となり、挿通孔13bには第2昇降コード17が挿通可能となっている。このように、コード受け部材13によって第1昇降コード8及び第2昇降コード17の配置を干渉しないよう規制することができ、コード間干渉等の不具合を防止することができる。また、コード受け部材13は、中間レール10の内部に収容されるように取着されることから、美観を損なうこともない。
また、中間レール本体部11の内側には、中間レール本体部11に係合後の生地押さえ部材12のバタつきを抑制するための抑制壁11dが形成され、上面側に位置する抑制壁11dと、この上面側に位置する抑制壁11dを形成するよう立直する内部壁と、中間レール本体部11の室外側内壁との間には、第1昇降コード8によって吊下支持される位置よりも後部側に荷重を加えることができるウェイト14を配置可能とする空間部が形成される。即ち、この空間部は、左右幅方向全長に亘って、1つ以上の個所に嵌着されるコード受け部材13以外の領域に確保され、この空間内にて随意、適量のウェイト14を付加することで、第1昇降コード8による吊下支持の位置を軸にした傾動の調整が可能となっている。
以下、図1乃至図4を参照しながら、第1実施形態の中間レール10の構成について、より詳細に説明する。
まず、上部スクリーン4の下端縁及び下部スクリーン18の上端縁は、それぞれ中間レール10の上面側及び下面側における各生地押さえ部材12に取着される。これにより、上部スクリーン4の下端縁及び下部スクリーン18の上端縁の各係着位置は、段差12cにより比較的高精度に規定される。
そして、中間レール本体部11の形状で定まる重心(図4参照)を通る重心軸近傍の位置で、上部スクリーン4の下端縁及び下部スクリーン18の上端縁は、それぞれ中間レール10の上面側及び下面側における各生地押さえ部材12に取着される(図2参照)。
このとき、中間レール本体部11の当該重心軸が、当該プリーツスクリーンの前後幅の後部となるように構成されている。
そして、中間レール10の昇降を操作するためにヘッドボックス1から垂下げられる第1昇降コード8の下端が、当該重心軸近傍の位置で、中間レール10におけるコード受け部材13の挿通孔13aに取着されるようになっている。このため、当該重心軸近傍に位置する中間レール10の吊下げによって、中間レール本体部11の単体でのバランスが確保され、傾動しにくい状態にあるとともに、上部スクリーン4の下端縁及び下部スクリーン18の上端縁が、それぞれ中間レール10の上面側及び下面側における各生地押さえ部材12に取着された状態でも、バランスが確保され、傾動しにくくなる。
尚、中間レール本体部11には、内部にウェイト14を配置可能とする空間部を有しており、当該重心軸近傍の位置が、中間レール10の傾動を抑制するようウェイト14によって調整可能な範囲内に設定されているため、中間レール本体部11の形状の自由度やその個体バラつきも容易に吸収することができる。
特に、上部スクリーン4及び下部スクリーン18の状態による荷重変化をより効率的に吸収できるよう中間レール本体部11の空間部が当該プリーツスクリーンの前後幅の後部となる位置に構成されている。
また、ボトムレール20の昇降を操作するためにヘッドボックス1から垂下げられる第2昇降コード17の下端が、第1昇降コード8よりも中間レール10の前後幅における後部にて挿通され、ボトムレール20に取着されることから、ボトムレール20自体の配置も当該プリーツスクリーンの前後幅の後部となる。
また、上部スクリーン4の折り目6が略等間隔になるよう保持するためにヘッドボックス1から垂下げられる第1ピッチ保持コード15の下端が、第2昇降コード17よりも中間レール10の前後幅における後部にて中間レール10の上面側の生地押さえ部材12に取着されるとともに、下部スクリーン18の折り目6が略等間隔になるよう保持するために中間レール10の下面側から垂下げられる第2ピッチ保持コード23の下端が、第1ピッチ保持コード15の垂下げと略同一軸上となるようにボトムレール20に取着されるため、第1ピッチ保持コード15の垂下げと第2ピッチ保持コード23の垂下げのアンバランスが生じることもなく、且つ中間レール10の傾動を抑制するよう調整可能なウェイト14側に配置されるため、バランスが確保され、中間レール10を略水平方向に保つのに悪影響を及ぼさないようになっている。
次に、上部スクリーン4及び下部スクリーン18の各端縁をホチキス等により係着する係着位置9及びその各端縁の接続端部となる端部位置4aについて、図5を参照して、より詳細に説明する。図5(a)は本発明による一実施形態のプリーツスクリーンにおける第1実施形態の中間レール10に係る接合片7の係止位置9に関する説明図であり、(b),(c)はその比較例に関する説明図である。
まず、図5(a)を参照するに、本実施形態の中間レール10では、第1昇降コード8及び第2昇降コード17の挿通位置と略同一軸上となるよう構成するとともに、上部スクリーン4の下端縁となる接合片7及び下部スクリーン18の上端縁となる接合片7の各係着位置9及びその接続端部となる端部位置4aも、当該第1昇降コード8及び第2昇降コード17の挿通位置9の近傍(即ち、中間レール本体部11の重心軸近傍の位置)となるように構成している。これにより、中間レール10のバランスが確保され、傾動しにくくなる。
即ち、図5(b)の比較例1を参照するに、特許文献2の技法を応用して、上部スクリーン4の下端縁となるとなる接合片7の係着位置9及びその接続端部となる端部位置4aを中間レール10の前部側に配置すると、中間レール10が傾動しやすくなる。また、下部スクリーン18の上端縁となる接合片7の係着位置9及びその接続端部となる端部位置4aについても、中間レール10の前部側に配置すると、中間レール10が傾動しやすくなる。つまり、上部スクリーン4と下部スクリーン18の少なくとも一方の当該係着位置9及び端部位置4aが、中間レール本体部11の重心位置からずれていると、上部スクリーン4及び下部スクリーン18の各開閉動作状態でのバランスが確保しにくくなり、中間レール10が傾動しやすくなる。
また、図5(c)の比較例2を参照するに、特許文献2の技法を応用して、上部スクリーン4の下端縁となる接合片7及び下部スクリーン18の上端縁となる接合片7の向きが逆となるよう構成して、その係着位置9及び端部位置4aを中間レール10の前部側に配置すると、同様に、上部スクリーン4と下部スクリーン18の少なくとも一方の当該係着位置9及び端部位置4aが、中間レール本体部11の重心位置からずれてしまうために、上部スクリーン4及び下部スクリーン18の各開閉動作状態でのバランスが確保しにくくなり、中間レール10が傾動しやすくなる。
したがって、第1昇降コード8及び第2昇降コード17の挿通位置と略同一軸上となるよう構成するとともに、上部スクリーン4の下端縁となる接合片7及び下部スクリーン18の上端縁となる接合片7の各係着位置9及びその接続端部となる端部位置4aも、当該第1昇降コード8及び第2昇降コード17の挿通位置9の近傍(即ち、中間レール本体部11の重心軸近傍の位置)となるように構成するのが好適となる。
次に、ピッチ保持コード15における支持コード16により上部スクリーン4の折り目6がほぼ等間隔となるよう保持する際に、当該中間レール10の傾動を抑制するべく第1昇降コード8及び第2昇降コード17の挿通位置を略同一軸上となるよう構成するとき、第1昇降コード8及び第2昇降コード17の昇降性能に悪影響を及ぼさないよう、ピッチ保持コード15における支持コード16を構成する点について、図6及び図7を参照して、より詳細に説明する。
図6は、本発明による一実施形態のプリーツスクリーンにおける第1実施形態の中間レール10に係る支持コード16を説明する斜視図である。また、図7(a)は本発明による一実施形態のプリーツスクリーンにおける第1実施形態の中間レール10に係る支持コード16の説明図であり、図7(b)はその比較例に関する説明図である。
まず、図6を参照するに、本実施形態の例では、中間レール10の上側にて、中間レール10の傾動を抑制するべく第1昇降コード8及び第2昇降コード17の挿通位置が略同一軸上となるよう構成されている。さらに、支持コード16を有するピッチ保持コード15も、当該第1昇降コード8及び第2昇降コード17の挿通位置と略同一軸上となるよう構成されている。ここで、本実施形態の中間レール10に係る環状の支持コード16は、第1昇降コード8及び第2昇降コード17を挿通するように構成されている(図6におけるA視参照)。
図7は、図6におけるA視について、上方から見た第1昇降コード8、第2昇降コード17及びピッチ保持コード15に接続される環状の支持コード16の配置関係として、本実施形態の例が図7(a)に示され、その比較例が図7(b)に示されている。
まず、図7(a)を参照するに、本実施形態の中間レール10に係る環状の支持コード16は、第1昇降コード8及び第2昇降コード17の双方を挿通するように構成され、第1昇降コード8と第2昇降コード17の昇降性能に悪影響を及ぼさないよう構成されている。
一方、図7(b)の比較例を参照するに、これは第1昇降コード8及び第2昇降コード17の挿通位置を近接配置しないときの従来から実施されている技法ではあるが、この技法を応用して構成すると、環状の支持コード16は、第1昇降コード8のみを挿通するように構成される。このとき、環状の支持コード16に押圧力が働き挿通孔7aの端部に押されて、第1昇降コード8や第2昇降コード17に抵抗が発生し、昇降不良(特に、下降不良)が生じうる。
したがって、第1昇降コード8及び第2昇降コード17の挿通位置と略同一軸上となるよう構成するとともに、支持コード16を有するピッチ保持コード15も、当該第1昇降コード8及び第2昇降コード17の挿通位置と略同一軸上となるよう構成するときには、環状の支持コード16について第1昇降コード8及び第2昇降コード17を挿通するように構成するのが好適となる。
以上のように、本実施形態によれば、中間レール本体部11の単体での重心と、ウェイト14の重心とを加味して、第1昇降コード8による吊下げ位置、上部スクリーン4及び下部スクリーン18の係着位置等が定められているため、バランスが確保され、傾動しにくくなり、略水平方向に保持される。また、第1昇降コード8と第2昇降コード17の昇降性能を維持するよう支持コード16を有するピッチ保持コード15を構成することができる。
〔第2実施形態〕
次に、図8を参照して、第2実施形態の中間レール10の構成について説明する。図8は、本発明による一実施形態のプリーツスクリーンにおける第2実施形態の中間レール10の中間レール本体部11及びカバー30の概略構成を示す側面図である。尚、第1実施形態と同様な構成要素には同一の参照番号を付している。
第2実施形態の中間レール10は、その中間レール本体11の室内側から左右幅方向全長に亘って直方体状のカバー30が嵌着可能に設けられる。本例では、カバー30の室外側側面には、弾性変形可能に鏃状の先端部を有する二股状の嵌合用突起部30aが設けられ、中間レール本体部11の室内側側面には、その二股状の嵌合用突起部30aと嵌合する嵌合用受部11gが形成されている。そして、カバー30を中間レール本体部11に嵌着した状態では、当該カバー30は、上部スクリーン4及び下部スクリーン18を構成する生地の積層状態で該生地の前縁と連なる前壁となるよう構成されており、美観を向上させることができる。尚、このようなカバー30の取り付けは、嵌着する以外にも、接着又は取付ネジ等によって取着するように構成することもできる。
第2実施形態の生地押さえ部材12は、第1実施形態と同じものを用いることができる。したがって、第2実施形態においても、上部スクリーン4の下端縁及び下部スクリーン18の上端縁は、それぞれ中間レール10の上面側及び下面側における各生地押さえ部材12に取着される。したがって、第1実施形態と同様に、その係着位置は、段差12cにより比較的高精度に規定される。また、第2実施形態のコード受け部材13も、第1実施形態と同じものを用いることができる。
第2実施形態では、中間レール本体部11にカバー30を嵌着した状態の形状で定まる重心(図8参照)を通る重心軸近傍の位置で、上部スクリーン4の下端縁及び下部スクリーン18の上端縁が、それぞれ中間レール10の上面側及び下面側における各生地押さえ部材12に取着される。
このとき、第2実施形態においても、中間レール本体部11の当該重心軸が、当該プリーツスクリーンの前後幅の後部となるように構成されている。
そして、中間レール10の昇降を操作するためにヘッドボックス1から垂下げられる第1昇降コード8の下端が、当該重心軸近傍の位置で、中間レール10におけるコード受け部材13の挿通孔13aに取着されるようになっている。このため、中間レール10の吊下げ位置によって、中間レール本体部11の単体でのバランスが確保され、傾動しにくい状態にあるとともに、上部スクリーン4の下端縁及び下部スクリーン18の上端縁は、それぞれ中間レール10の上面側及び下面側における各生地押さえ部材12に取着された状態でも、バランスが確保され、傾動しにくくなる。
また、第2実施形態においても、中間レール本体部11には、内部にウェイト14を配置可能とする空間部を有しており、当該重心軸近傍の位置が、中間レール10の傾動を抑制するようウェイト14によって調整可能な範囲内に設定されているため、中間レール本体部11の形状の自由度やその個体バラつきも容易に吸収することができる。
〔第3実施形態〕
次に、図9を参照して、第3実施形態の中間レール10の構成について、より詳細に説明する。図9は、本発明による一実施形態のプリーツスクリーンにおける第3実施形態の中間レール10の概略構成を示す側面図である。尚、第1実施形態と同様な構成要素には同一の参照番号を付している。
第3実施形態は、第1実施形態における中間レール本体部11及び生地押さえ部材12について一体化させ、中間レール本体部111とした例である。第3実施形態においても、上部スクリーン4の下端縁及び下部スクリーン18の上端縁は、それぞれ中間レール10における中間レール本体部111の上面側及び下面側に例えば面ファスナー等を用いて取着される。そして、その係着位置は、段差111cにより比較的高精度に規定される。
また、中間レール本体部111の上面側及び下面側には、第1昇降コード8及び第2昇降コード17を挿通可能な挿入孔が設けられ、第1ピッチ保持コード15及び第2ピッチ保持コード23を挿通し係止可能な挿入孔が設けられる(図示せず)。第3実施形態のコード受け部材13も、第1実施形態と同じものを用いることができる。このため、中間レール10の下面側にはコード受け部材13を挿入可能な開口部111bが設けられ、開口部111bより更に上方には、コード受け部材13を嵌着するための嵌合用開口部111aが設けられている。
その他の第3実施形態の中間レール10における構成は、第1実施形態と同様に構成することができ、同様の作用効果を生じさせることができる。
以上のように、各実施形態の中間レール10によれば、上部スクリーン4の下端縁及び下部スクリーン18の上端縁は、それぞれ中間レール10の上面側及び下面側にて設けられる段差12c,111cにより比較的高精度に規定することができ、上部スクリーン4の下端縁及び下部スクリーン18の上端縁の係着に関する作業性も向上する。
また、各実施形態の中間レール10によれば、中間レール本体部11,111の形状で定まる重心を基に、上部スクリーン4の下端縁及び下部スクリーン18の上端縁の係着位置を定めるようにしたので、中間レール10のバランスが確保され、傾動しにくくなる。
また、各実施形態の中間レール10によれば、中間レール本体部11,111の当該重心軸が、当該プリーツスクリーンの前後幅の後部となるように構成されているので、中間レール10のバランスが確保され、より傾動しにくくなる。
また、各実施形態の中間レール10によれば、中間レール10の昇降を操作するためにヘッドボックス1から垂下げられる第1昇降コード8の下端が、当該重心軸近傍の位置で、中間レール10におけるコード受け部材13の挿通孔13aに取着されるようになっているため、中間レール10の吊下げ位置によって、中間レール本体部11,111の単体でのバランスが確保され、傾動しにくい状態にあるとともに、上部スクリーン4の下端縁及び下部スクリーン18の上端縁が、それぞれ中間レール10の上面側及び下面側に取着された状態でも、バランスが確保され、傾動しにくくなる。
また、各実施形態の中間レール10によれば、中間レール本体部11,111には、内部にウェイト14を配置可能とする空間部を有しており、当該重心軸近傍の位置が、中間レール10の傾動を抑制するようウェイト14によって調整可能な範囲内に設定されているため、中間レール本体部11,111の形状の自由度やその個体バラつきも容易に吸収することができる。
また、各実施形態の中間レール10によれば、上部スクリーン4及び下部スクリーン18の状態による荷重変化をより効率的に吸収することができるよう中間レール本体部11,111の空間部が当該プリーツスクリーンの前後幅の後部となるように構成されているので、バランスが確保され、より傾動しにくくなる。
また、各実施形態の中間レール10によれば、ヘッドボックス1から垂下げられる第1ピッチ保持コード15の下端が、第2昇降コード17よりも中間レール10の前後幅における後部にて中間レール10の上面側に取着されるとともに、第2ピッチ保持コード23の下端が、第1ピッチ保持コード15の垂下げと略同一軸上となるようにボトムレール20に取着されるため、第1ピッチ保持コード15の垂下げと第2ピッチ保持コード23の垂下げのアンバランスが生じることもなく、且つ中間レール10の傾動を抑制するよう調整可能なウェイト14側に配置されるため、バランスが確保され、中間レール10を水平に保つのに悪影響を及ぼさなくなる。
以上のように、各実施形態によれば、中間レール本体部11,111の単体での重心と、ウェイト14の重心とを加味して、第1昇降コード8による吊下げ位置、上部スクリーン4及び下部スクリーン18の係着位置等が定められているため、バランスが確保され、傾動しにくくなり、略水平方向に保持される。
また、第1昇降コード8及び第2昇降コード17の挿通位置と略同一軸上となるよう構成するとともに、支持コード16を有するピッチ保持コード15も、当該第1昇降コード8及び第2昇降コード17の挿通位置と略同一軸上となるよう構成するときには、環状の支持コード16について第1昇降コード8及び第2昇降コード17を挿通するように構成することで、第1昇降コード8及び第2昇降コード17の昇降性能への悪影響を防止することが可能となる。
以上、特定の実施形態の例を挙げて本発明を説明したが、本発明は前述の各実施形態の例に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、中間レール本体部11,111の形状は、任意の形態で重心位置を定め、これを基準に各部材の配置又は係止位置を定めればよいことから、用途に応じた外形形状とすることができる。また、各ピッチ保持コード15,23をそれぞれの生地押さえ部材12に係止する際に、生地押さえ部材12にて、その端部から挿通孔12eへと案内する切込みがあってもよい。
本発明によれば、中間レールの傾動を抑制し、略水平方向に維持されるようになるので、中間レールを用いる用途に有用である。
4 上部スクリーン
8 第1昇降コード
7 接合片
10 中間レール
11,111 中間レール本体部
12 生地押さえ部材
13 コード受け部材
14 ウェイト
15 第1ピッチ保持コード
17 第2昇降コード
18 下部スクリーン
20 ボトムレール
23 第2ピッチ保持コード

Claims (15)

  1. ヘッドボックスから第1昇降コードを介して中間レールを吊下支持するとともに、第2昇降コードを介してボトムレールを吊下支持し、前記ヘッドボックスと前記中間レールとの間に上部スクリーンを支持するとともに、前記中間レールと前記ボトムレールとの間に下部スクリーンを支持するプリーツスクリーンであって、
    前記第1昇降コードの下端が、前記中間レールの形状で定まる重心を通る重心軸近傍の位置で、前記中間レールに取着されていることを特徴とするプリーツスクリーン。
  2. 前記重心軸近傍の位置で、前記中間レールの上面側及び下面側にそれぞれ前記上部スクリーンの下端縁及び前記下部スクリーンの上端縁が係着されていることを特徴とする、請求項1に記載のプリーツスクリーン。
  3. 前記中間レールの重心軸が、当該プリーツスクリーンの前後幅の後部となるように構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のプリーツスクリーン。
  4. 前記上部スクリーンの下端縁及び前記下部スクリーンの上端縁を係着する際の位置決め用の段差が当該中間レールの上面側及び下面側にそれぞれ形成されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のプリーツスクリーン。
  5. 前記中間レールは、内部にウェイトを配置可能とする空間部を有し、前記重心軸近傍の位置が、当該中間レールの傾動を抑制するよう前記ウェイトによって調整可能な範囲内に設定されていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のプリーツスクリーン。
  6. 前記中間レールの空間部が当該プリーツスクリーンの前後幅の後部となるように前記中間レールが構成されていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のプリーツスクリーン。
  7. 前記第2昇降コードの下端が、前記第1昇降コードよりも前記中間レールの前後幅における後部にて前記中間レールを挿通して前記ボトムレールに取着されていることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のプリーツスクリーン。
  8. 前記第1昇降コード及び前記第2昇降コードの配置を前記中間レールにて規制するコード受け部材が前記中間レールの内部に収容されるように取着されていることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載のプリーツスクリーン。
  9. 前記上部スクリーン及び前記下部スクリーンの各々の下端縁を係着する係着位置及び該下端縁の接続端部となる端部位置が、前記重心軸近傍の位置となるよう構成されていることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載のプリーツスクリーン。
  10. 前記第1昇降コード及び前記第2昇降コードの当該中間レールにおける挿通位置が略同一軸上となるよう構成されていることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載のプリーツスクリーン。
  11. 前記上部スクリーンの折り目がほぼ等間隔となるよう保持する支持コードを有するピッチ保持コードの当該中間レールにおける挿通位置が前記第1昇降コード及び前記第2昇降コードの挿通位置と略同一軸上となるよう構成されていることを特徴とする、請求項10に記載のプリーツスクリーン。
  12. 前記支持コードが環状に構成され、前記第1昇降コード及び前記第2昇降コードが、該環状の支持コードに挿通されていることを特徴とする、請求項11に記載のプリーツスクリーン。
  13. 前記中間レールの前壁は、前記上部スクリーン及び前記下部スクリーンを構成する生地の積層状態で該生地の前縁より後方にあり、前記中間レールの後壁は、該積層状態で該生地の後縁より後方となるよう構成されていることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載のプリーツスクリーン。
  14. 前記中間レールは、室内側からカバーが取着可能に設けられていることを特徴とする、請求項13に記載のプリーツスクリーン。
  15. 前記カバーは、前記上部スクリーン及び前記下部スクリーンを構成する生地の積層状態で該生地の前縁と連なる前壁となるよう構成されていることを特徴とする、請求項14に記載のプリーツスクリーン。
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