JP6782143B2 - ブラインド揺動規制装置 - Google Patents
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Description
規制片を回動可能に支持するベースによって、簡易な構成で規制片による規制状態を解除することができる。また、規制片とベースとの間に規制解除手段を設けることによって、ブラインドの通常使用時は、規制片をボトムレールを保持可能な角度にし、ボトムレールが強風に煽られるなどによって、ブラインド揺動規制装置に所定量以上の負荷がかかったときは、規制片による保持状態を解除することができる。
各規制片が互いに接近する方向に傾倒可能とすることで、ブラインドを使用しないときは、規制片を互いに重なるように傾倒させ、一方の規制片を他方の規制片が収容することができる。装置をコンパクトに納めることができるとともに、装置への汚れの付着等を防止できる。
規制片172は、ボトムレール140の所定以上の揺動を規制するものである。規制片172は、図3(a)の斜視図に示したように、一対設けられている。一対の規制片172−1、172−2は、ベース174の両端に互いに対向するように配置され、回動可能に支持されている。一方の規制片172−1は他方の規制片172−2よりも小さく構成されている。
ベース174は、規制片172を回動可能に支持するものである。ベース174は、図5(c)の内部を透過した斜視図及び図5(d)の断面図に示したように、略方形状である。ベース174には、長手方向両端部の側部に下方が開放した円弧状の保持部174aと、保持部174aよりも内側の上部に短手方向に窪んだ回避部174bと、が形成されている。保持部174aは、後述する規制解除手段176を構成するものである。
規制解除手段176は、規制片172を所定角度で保持するとともに所定量以上の負荷が掛かるとボトムレール140の規制を解除するものである。規制解除手段176は、図5(c)、(d)に示したように、上述した一方の規制片172−1の被保持部172−1bと、他方の規制片172−2の被保持部172−2bと、ベース174の保持部174aと、ベース174の回避部174bと、によって構成される。被保持部172−1b、172−2bは、保持部174aの外周と、保持部174aの内部と、回避部174bとを移動可能である。
一対の規制片172−1、172−2は、図6(a)に示したように、互いに接近する方向に傾倒して、一方の規制片172−1の上に他方の規制片172−2が畳み込まれる。このとき、一対の規制片172−1、172−2の被保持部172−1b、172−2bは、保持部174aの外周側上方に位置する。
他方の規制片172−2をベース174に対して垂直な角度まで回転させると、図6(b)に示したように、被保持部172−2bは保持部174a内に移動する。よって、被保持部172−2bは保持部174aによって移動が規制されるため、他方の規制片172−2は立った状態が維持される。この状態における、被保持部172−2bと保持部174aとの係合力は、他方の規制片172−2に所定量以上の力が掛かると外れる程度の大きさである。なお、被保持部172−2bと保持部174aとの係合力は、被保持部172−2bと保持部174aの少なくとも一方の形状や材質や相対位置等を変えることによって、所定の大きさに設定することができる。
一方の規制片172−1もベース174に対して垂直な角度まで回転させると、図6(c)に示したように、被保持部172−1bは保持部174aの円弧の内部に移動する。よって、被保持部172−1bは保持部174aによって移動が規制されるため、一方の規制片172−1は立った状態が維持される。この状態における、被保持部172−1bと保持部174aとの係合力は、一方の規制片172−1に所定量以上の力が掛かると外れる程度の大きさである。このように、一対の規制片172−1、172−2が立った状態が使用時の状態である。なお、被保持部172−1bと保持部174aとの係合力も、被保持部172−1bと保持部174aの少なくとも一方の形状や材質や相対位置等を変えることによって、所定の大きさに設定することができる。
一対の規制片172−1、172−2に所定量以上の力(過負荷)が掛かると、図6(d)に示したように、被保持部172−1b、172−2bは保持部174aの円弧の内部から円弧を乗り越えて、回避部174bに移動する。よって、一対の規制片172−1、172−2はたがいに離間する方向に傾倒する。
揺動規制装置170の使用時には、図7(a)に示したように、一対の規制片172−1、172−2を立てて、一対の規制片172−1、172−2の間にボトムレール140を配置して使用する。
スラット130が風に煽られると、図7(b)に示したように、ボトムレール140が揺れる。このとき、揺れたボトムレール140が規制片172に衝突しても、ボトムレール140から規制片172に加えられる力が所定量未満の場合、規制解除手段176によって一対の規制片172−1、172−2が立った状態が保持される。よって、一対の規制片172−1、172−2によって、ボトムレール140の揺れが規制される。
ボトムレール140の揺れが大きくなり、ボトムレール140から規制片172に加えられる力が所定量以上になった場合、図8に示したように、一対の規制片172−1、172−2はボトムレール140による押圧がかかった方向にそのまま傾倒して負荷を逃がし、規制解除手段176の被保持部172−1b、172−2bと保持部174aとの係合が解除され、被保持部172−1b、172−2bは回避部174bに移動する。よって、ボトムレール140の規制状態を解除することができるため、ボトムレール140が規制片172に衝突しなくなる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ボトムレール140が強風に煽られるなどによって、揺動規制装置170に所定量以上の負荷がかかったときは、規制片172による規制状態を解除することができる。このようにして、装置の破損のおそれを軽減することができる。
110 ヘッドボックス
112 取り付け用ブラケット
114 ストッパ
120 ラダーコード
130 スラット
140 ボトムレール
150 昇降コード
160 操作棒
170 揺動規制装置(ブラインド揺動規制装置)
172 規制片
172−1 一方の規制片
172−2 他方の規制片
172−1a、172−2a スリット
172−1b、172−2b 被保持部
174 ベース
174a 保持部
174b 回避部
176 規制解除手段
180 連結具
190 補助コード
200 窓枠
Claims (6)
- 吊り下げられた遮蔽材の下端に設けられたボトムレールの揺動を規制するブラインド揺動規制装置において、
前記ボトムレールの所定以上の揺動を規制する規制片を備え、
前記規制片は、前記ボトムレールから所定量以上の負荷が掛かると、前記ボトムレールの揺動の規制を解除し、
前記規制片を回動可能に支持するベースをさらに備え、
前記規制片と前記ベースとの間には、前記規制片を所定角度で保持するとともに所定量以上の負荷が掛かると前記ボトムレールの揺動の規制を解除する規制解除手段が設けられることを特徴とすることを特徴とする、ブラインド揺動規制装置。 - 吊り下げられた遮蔽材の下端に設けられたボトムレールの揺動を規制するブラインド揺動規制装置において、
前記ボトムレールの所定以上の揺動を規制する規制片を備え、
前記規制片は、前記ボトムレールから所定量以上の負荷が掛かると、前記ボトムレールの揺動の規制を解除し、
前記規制片は前記ボトムレールから離間する方向に傾倒可能であり、前記規制片が傾倒したときに、前記ボトムレールの揺動の規制を解除することを特徴とする、ブラインド揺動規制装置。 - 吊り下げられた遮蔽材の下端に設けられたボトムレールの揺動を規制するブラインド揺動規制装置において、
前記ボトムレールの所定以上の揺動を規制する規制片を備え、
前記規制片は、前記ボトムレールから所定量以上の負荷が掛かると、前記ボトムレールの揺動の規制を解除し、
前記規制片には、スリットが形成されることを特徴とする、ブラインド揺動規制装置。 - 前記規制片は、一対設けられることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のブラインド揺動規制装置。
- 前記各規制片は互いに接近する方向に傾倒可能であり、前記各規制片が傾倒したときに、一方の前記規制片の上に他方の前記規制片が畳み込まれることを特徴とする、請求項4に記載のブラインド揺動規制装置。
- 吊り下げられた遮蔽材の下端に設けられたボトムレールの揺動を規制するブラインド揺動規制装置において、
前記ボトムレールの所定以上の揺動を規制する規制片を備え、
前記規制片は、前記ボトムレールから所定量以上の負荷が掛かると、前記ボトムレールの揺動の規制を解除し、
前記規制片は、一対設けられ、
前記各規制片は互いに接近する方向に傾倒可能であり、前記各規制片が傾倒したときに、一方の前記規制片の上に他方の前記規制片が畳み込まれることを特徴とする、ブラインド揺動規制装置。
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