JP2015081483A - 上下2段式ブラインド - Google Patents

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Abstract

【課題】中間バーの上下の遮蔽材にハニカムスクリーンとプリーツスクリーンを用いた際に、これらを展開したときに意匠的な違和感を生じさせることがない上下2段式ブラインドを提供する。
【解決手段】プリーツスクリーン130及びハニカムスクリーン150は、これらを畳み込んだ状態で、プリーツスクリーン130のプリーツ131の前後幅がハニカムスクリーン150のセル151の前後幅の0.4〜0.8倍であり、これらを展開した状態で、プリーツ131のピッチの大きさがセル151のピッチの大きさの0.7〜1.2倍である。
【選択図】図2

Description

本発明は、中間バーの上下にそれぞれ異なる遮蔽材が配設される上下2段式ブラインドに関する。
ユーザーがブラインドを選択する場合、室内に差し込む日差しを調整したり、室内の目隠しをするなどという機能面とともに、室内のインテリアに合わせたり、好みのデザインにするなどのデザイン性も重視される。
このように、機能面とともにデザイン性も重視したブラインドとして、中間バーの上下に遮蔽材がそれぞれ配設される上下2段式ブラインドが知られている(特許文献1参照)。このような上下2段式ブラインドでは、上下の遮蔽材に同種のものを組み合わせたり、異種のものを組み合わせたりして1つのブラインドを構成するため、上下の遮蔽材の外観や風合いの違いによる意匠の多様化を可能としている。
例えば、上側の遮蔽材にハニカムスクリーンを用い、下側の遮蔽材にプリーツスクリーンを用いることにより、デザイン性が向上するとともに、ハニカムスクリーンを用いることにより断熱性が格別に向上するという機能面での効果も得られる。
特開2006−138108号公報
ところで、プリーツスクリーンは、生地を一定間隔毎に互い違いの方向に畳み込んで構成されており、一方、ハニカムスクリーンは蜂の巣状の断面を構成するように、2枚のプリーツスクリーンを前後に接合したり、蜂の巣状の断面を有する各セルを上下方向に順次連結したりすることにより構成されている。このため、ハニカムスクリーンの正面視外観はプリーツスクリーンと同様に、上下方向に複数のプリーツが形成されたものとなる。
また、ハニカムスクリーンとプリーツスクリーンは、畳み込んだ際に、前後幅が同じになるように構成されている。しかし、ハニカムスクリーンは、前述のように2枚のプリーツスクリーンを前後に配置した構造に近いことから、ハニカムスクリーンを展開したときのセルのピッチは、プリーツスクリーンのプリーツのピッチの約1/2程度の大きさになる。このため、上側の遮蔽材と下側の遮蔽材とのピッチが異なることになり、両遮蔽材を展開したときに意匠的な違和感が生じる。そして、この違和感は、遮蔽材を畳み込んだときの前後幅が大きいほど顕著になるという問題があった。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、中間バーの上下の遮蔽材にハニカムスクリーンとプリーツスクリーンを用いた際に、これらを展開したときに意匠的な違和感を生じさせることがない上下2段式ブラインドを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明によれば、中間バーの上下にそれぞれ異なる遮蔽材が配設される上下2段式ブラインドにおいて、上下の遮蔽材のうち、一方が上下方向に複数のプリーツが畳み込み及び展開可能に形成されてなるプリーツスクリーンであり、他方が断面6角形の筒状のセルが上下方向に連結されて畳み込み及び展開可能に形成されてなるハニカムスクリーンであり、プリーツスクリーン及びハニカムスクリーンを展開した状態で、プリーツスクリーンのプリーツのピッチとハニカムスクリーンのセルのピッチとがほぼ同じであることを特徴とする上下2段式ブラインドを提供する。
かかる発明によれば、プリーツスクリーン及びハニカムスクリーンを展開したときに、プリーツスクリーンのプリーツのピッチとハニカムスクリーンのセルのピッチとがほぼ同じであるため、意匠的な違和感を生じさせることがない。なお、「ほぼ同じ」とは、視覚的に「同じ」と感じられる程度の構成をいう。
また、プリーツスクリーン及びハニカムスクリーンは、これらを畳み込んだ状態で、プリーツの前後幅がセルの前後幅よりも小さいものとしてもよい。一般的には、畳み込んだ状態で、プリーツスクリーンのプリーツの前後幅がハニカムスクリーンのセルの前後幅と同じ場合、展開したときのプリーツのピッチの方がセルのピッチよりも大きくなる。しかし、プリーツの前後幅をセルの前後幅よりも小さくすることにより、展開したときのプリーツのピッチとセルのピッチとをほぼ同じにすることができる。これにより、プリーツスクリーン及びハニカムスクリーンを展開したときの意匠的な違和感を生じさせることがない。
さらに、プリーツスクリーン及びハニカムスクリーンは、これらを畳み込んだ状態で、プリーツの前後幅がセルの前後幅の0.4〜0.8倍であり、これらを展開した状態で、プリーツのピッチがセルのピッチの0.7〜1.2倍であるものとしてもよい。このように、プリーツの前後幅をセルの前後幅の0.4〜0.8倍とし、プリーツのピッチをセルのピッチの0.7〜1.2倍としたことにより、展開したときのプリーツのピッチとセルのピッチとをほぼ同じにすることができる。これにより、プリーツスクリーン及びハニカムスクリーンを展開したときの意匠的な違和感を生じさせることがない。
また、プリーツスクリーン及びハニカムスクリーンを畳み込んだ状態で、プリーツの前後幅とセルの前後幅とがほぼ同じであるものとしてもよい。これにより、畳み込んだ状態でのプリーツとセルの前後幅がほぼ同じであり、展開した状態でのプリーツとセルのピッチがほぼ同じであるため、畳み込んだ状態でも展開した状態でも意匠的な違和感を生じさせることがない。なお、「ほぼ同じ」とは、視覚的に「同じ」と感じられる程度の構成をいう。
本発明によれば、プリーツスクリーン及びハニカムスクリーンを展開したときに、プリーツスクリーンのプリーツのピッチとハニカムスクリーンのセルのピッチとがほぼ同じであるため、意匠的な違和感を生じさせることがない。
本発明のその他の効果については、以下の発明を実施するための形態の項でも説明する。
上下2段式ブラインドの正面図であり、(a)は、本発明の第1の実施形態に係るものであり、(b)は、従来技術に係るものである。 上下2段式ブラインドの側断面図であり、(a)は、本発明の第1の実施形態に係るものであり、(b)は、従来技術に係るものである。 第1の実施形態に係る上下2段式ブラインドにおいて、ハニカムスクリーンを畳み込み、プリーツスクリーンを展開した状態を示す正面図である。 第1の実施形態に係る上下2段式ブラインドにおいて、ハニカムスクリーンを展開し、プリーツスクリーンを全て畳み込んだ状態を示す正面図である。 プリーツスクリーン及びハニカムスクリーンの両方を畳み込んだ状態を示す正面図である。 第2の実施形態に係る上下2段式ブラインドの側断面図である。 第3の実施形態に係る上下2段式ブラインドの側断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る上下2段式ブラインドについて、図1〜図4を参照しながら説明する。図1は、上下2段式ブラインドの正面図である。図2は、上下2段式ブラインドの側面図である。図3は、ハニカムスクリーンを畳み込み、プリーツスクリーンを展開した状態を示す正面図である。図4は、ハニカムスクリーンを展開し、プリーツスクリーンを畳み込んだ状態を示す正面図である。図5は、プリーツスクリーン及びハニカムスクリーンの両方を畳み込んだ状態を示す正面図である。
まず、図1(a)及び図2(a)を参照しながら、本実施形態に係る上下2段式ブラインド100の構成を説明する。上下2段式ブラインド100は、図1(a)に示すように、ブラケット110により図示していない窓枠等に固定されるヘッドボックス120と、ヘッドボックス120に上端が連結されるプリーツスクリーン(遮蔽材)130と、プリーツスクリーン130の下端に連結される中間バー140と、中間バー140に上端が連結されるハニカムスクリーン(遮蔽材)150と、ハニカムスクリーン150の下端に連結されるボトムレール160と、ヘッドボックス120から垂下し、プリーツスクリーン130、中間バー140及びハニカムスクリーン150をそれぞれ挿通して、ボトムレール160を昇降可能に吊下げる複数の昇降コード170と、ヘッドボックス120から垂下し、プリーツスクリーン130を挿通して、中間バー140を昇降可能に吊下げる複数の調光コード180と、ヘッドボックス120内に設けられ、昇降コード170及び調光コード180の昇降を行う駆動装置190と、を備えて構成される。以下、上下2段式ブラインド100の各構成について詳細に説明する。
(ヘッドボックス120)
ヘッドボックス120は、図1(a)に示したように、長尺な箱型に構成されており、これのほぼ全長にわたってプリーツスクリーン130の上端部が連結される。ヘッドボックス120内には上述の駆動装置190が設けられている。
(プリーツスクリーン130)
プリーツスクリーン130は、上下方向に複数のプリーツが畳み込み及び展開可能に形成されてなり、各プリーツ131には、上述の昇降コード170及び調光コード180が挿通する挿通孔132が形成されている。また、プリーツスクリーン130の上端は幅方向全長にわたってヘッドボックス120に連結されており、プリーツスクリーン130の下端は、幅方向全長にわたって中間バー140の上面141に連結されている。プリーツスクリーン130の背面側には、図2(a)に示したように、ヘッドボックス120と中間バー140とを連結するピッチコード133と、各プリーツ131に一対一に対応し、ピッチコード133と昇降コード170とを連結する複数のループコード134とが設けられ、これらによって展開時におけるプリーツ131のピッチが保持されている。各ループコード134同士は、プリーツ131と同じピッチで配設されている。
(中間バー140)
中間バー140は、長尺な直方体状であり、上述の昇降コード170が挿通する図示していない挿通孔が上下方向に貫通している。中間バー140の下面142には、ハニカムスクリーン150の上端が幅方向全長にわたって連結されている。
(ハニカムスクリーン150)
ハニカムスクリーン150は、断面6角形の筒状のセルが上下方向に連結されて畳み込み及び展開可能に形成されてなり、各セル151の上下面には、上述の昇降コード170が挿通する図示していない挿通孔が形成されている。ハニカムスクリーン150の下端は幅方向全長にわたってボトムレール160に連結されている。
(ボトムレール160)
ボトムレール160は、長尺な直方体状であり、前後方向及び幅方向において中間バー140と同じ大きさに構成されている。
(昇降コード170)
昇降コード170は、一端がヘッドボックス120内の駆動装置190に連結されており、他端がヘッドボックス120から垂下している。そして、ヘッドボックス120から垂下した他端は、プリーツスクリーン130の各プリーツ131の挿通孔132、中間バー140の挿通孔、及びハニカムスクリーン150の各セル151の挿通孔、をそれぞれ上方から下方に向かって順次挿通して、ボトムレール160に連結されている。これにより、ボトムレール160は昇降コード170によって昇降可能に吊下げ支持される。
(調光コード180)
調光コード180は、一端がヘッドボックス120内の駆動装置190に連結されており、他端がヘッドボックス120から垂下している。そして、ヘッドボックス120から垂下した他端は、プリーツスクリーン130の各プリーツ131の挿通孔132を上方から下方に向かって順次挿通して、中間バー140に連結されている。これにより、中間バー140は調光コード180によって昇降可能に吊下げ支持される。
(駆動装置190)
駆動装置190は、図2(a)に示したように、ヘッドボックス120の前後方向に並設される第1回転軸191及び第2回転軸192と、第1回転軸191が一体に回転するように貫通する第1巻取ドラム193と、第2回転軸192が一体に回転するように貫通する第2巻取ドラム194と、図1(a)に示したように、第1回転軸191及び第2回転軸192のそれぞれに設けられ、これらの回転を拘束するストッパ195、195(なお、第2回転軸192のストッパ195は第1回転軸191のストッパ195により図1(a)では見えない)と、ヘッドボックス120の一端部近傍に設けられ、操作力が伝達される回転軸を第1回転軸191と第2回転軸192との間で切換えるコントロールユニット197と、第1回転軸191及び第2回転軸192のそれぞれに設けられ、これらの回転を減速するブレーキ196(なお、第2回転軸192のブレーキは第1回転軸191のブレーキ196により図1(a)では見えない)と、コントロールユニット197を介して第1回転軸191又は第2回転軸192に回転を伝達するプーリ198と、プーリ198に巻き掛けられてヘッドボックス120から垂下され、プーリ198の回転駆動を操作する操作部としての操作チェーン199と、第1回転軸191に設けられ、第1回転軸191と第2回転軸192とを独立的に回転させる単独状態と、連動して回転させる連動状態とに切替可能な連動機構200と、を備える。
第1巻取ドラム193には、図2(a)に示したように、ヘッドボックス120内に導入された昇降コード170の一端が連結されており、昇降コード170が第1巻取ドラム193に巻取られたり巻解かれたりすることにより、ボトムレール160が昇降する。これにより、プリーツスクリーン130及びハニカムスクリーン150が畳み込まれたり展開されたりする。
また、第2巻取ドラム194には、図2(a)に示したように、ヘッドボックス120内に導入された調光コード180の一端が連結されている。調光コード180が第2巻取ドラム194に巻取られたり巻解かれたりすることにより、中間バー140が昇降して、プリーツスクリーン130が畳み込まれたり展開されたりする。
コントロールユニット197内には図示していない操作切替手段が配設されている。操作切替手段は、操作チェーン199の手前側又は奥側の一方を操作することにより第1回転軸191に操作力を伝達し、他方を操作することにより第2回転軸192に操作力を伝達する。このように、操作切替手段は、操作力が伝達される回転軸を、第1回転軸191と第2回転軸192との間で切換える。
連動機構200は、第1回転軸191と第2回転軸192とを独立的に回転させる単独状態と連動して回転させる連動状態とに切り替えるものである。連動機構200は、後述のように、調光コード180に中間バー140の自重がかかり緊張状態のときに単独状態となり、調光コード180に中間バー140の自重がかからず弛んだときに連動状態となる。
次に、本実施形態で用いられるプリーツスクリーン130とハニカムスクリーン150について、図2(a)を参照しながら説明する。
本実施形態において、プリーツスクリーン130とハニカムスクリーン150は、畳み込み時における、プリーツスクリーン130のプリーツ131の前後幅をA、ハニカムスクリーン150のセル151の前後幅をBとしたときに、「A=0.4B〜0.8B」を満足し、展開時における、プリーツ131のピッチをX、セル151のピッチをYとしたときに、「Y=0.7X〜1.2X」を満足するように、プリーツ131の大きさとセル151の大きさが設定される。この「Y=0.7X〜1.2X」はプリーツ131のピッチとセル151のピッチとがほぼ同じであると視認される大きさであり、したがって、意匠的な違和感を生じさせることがない大きさである。以後、上記「A=0.4B〜0.8B」を前後幅の規定値、「Y=0.7X〜1.2X」をピッチの規定値と呼ぶ。
そして、本実施形態では、上記範囲内である「A:B=0.56:1」及び「X:Y=1:1.05」を満足するように、プリーツ131の前後幅Aとセル151の前後幅Bを設定している。より具体的には、プリーツ131の前後幅Aを25mm、セル151の前後幅Bを45mmに設定している。これらの設定値は、前後幅の規定値とピッチの規定値を満足している。これにより、展開時におけるプリーツスクリーン130のプリーツ131のピッチとハニカムスクリーン150のセル151のピッチとが、ほぼ同じであると視認されるため、意匠的な違和感が生じることはない。
これに対して、従来の上下2段式ブラインドにおいては、図1(b)及び図2(b)に示したように、プリーツスクリーン130のプリーツ131の前後幅A:ハニカムスクリーン150のセル151の前後幅B=1:1に設定するとともに、プリーツ131の屈曲角度を本実施形態のプリーツ131の屈曲角度である一般的なプリーツスクリーン130のプリーツ131の屈曲角度に設定している。このため、プリーツ131のピッチX:セル151のピッチY=1:0.55となり、プリーツ131のピッチXがセル151のピッチBの約2倍の大きさになる。よって、プリーツ131の前後幅Aとセル151の前後幅Bとを同じ大きさにし、プリーツ131の屈曲角度を一般的なプリーツスクリーン130のプリーツ131の屈曲角度にすると、意匠的な違和感が生じることになる。
次に、本実施形態の動作について説明する。
図1(a)に示す状態からプリーツスクリーン130を展開してハニカムスクリーン150を畳み込む場合、操作チェーン199を操作して第2回転軸192を所定の方向に回転させ、図示しない第2回転軸192のストッパ195を解除する。これにより、第2回転軸192はストッパ195の拘束から解除されて回転が自由になり、中間バー140の自重によって第2巻取ドラム194が調光コード180を巻解き、調光コード180の他端とともに中間バー140が下降していく。よって、ハニカムスクリーン150が上方から下方に向かって順次畳み込まれていく。そして、図3に示したように、ハニカムスクリーン150を完全に畳み込むと、プリーツスクリーン130のみが展開した状態になる。この後、操作チェーン199の操作を終了すると、ストッパ195によって第2回転軸192の回転が拘束され、プリーツスクリーン130のみが展開した状態が保持される。
一方、プリーツスクリーン130を畳み込む場合、操作チェーン199を操作して第2回転軸192を所定の方向に回転させる。これにより、第2巻取ドラム194が調光コード180を巻取り、調光コード180の他端とともに中間バー140が上昇していく。よって、プリーツスクリーン130が下方から上方に向かって順次畳み込まれていく。そして、図4に示したように、プリーツスクリーン130を完全に畳み込むと、ハニカムスクリーン150のみが展開した状態になる。この後、操作チェーン199の操作を終了すると、ストッパによって第2回転軸192の回転が拘束され、ハニカムスクリーン150のみが展開した状態が保持される。
次に、プリーツスクリーン130及びハニカムスクリーン150の両方を畳み込む場合について説明する。プリーツスクリーン130及びハニカムスクリーン150の両方が展開されている状態では、調光コード180が緊張状態にあるため、連動機構197は単独状態となっている。そこで、まず、操作チェーン199を操作して第1回転軸191のみを所定方向に回転させると、第1回転軸191が回転して第1巻取ドラム193が昇降コード170を巻取り、ハニカムスクリーン150を完全に畳み込む。その後、引き続き操作チェーン199を操作して、第1巻取ドラム193に昇降コード170を巻き取らせる。これにより、畳み込まれたハニカムスクリーン150が中間バー140に当接し、ボトムレール160が中間バー140を押し上げる。このため、調光コード180に中間バー140の自重がかからないために弛み、連動機構197が連動状態になる。よって、第1回転軸191及び第2回転軸192が一体に回転して、第1巻取ドラム193が昇降コード170を巻取り、第2回転ドラム194が調光コード180を巻取っていく。これにより、ボトムレール160と中間バー140が一体に上昇し、プリーツスクリーン130が下方から上方に向かって順次畳み込まれていく。よって、図5に示したように、プリーツスクリーン130が完全に畳み込まれる。この後、操作チェーン199の操作を終了すると、第1、第2回転軸191、192の回転がストッパ195、195によってそれぞれ拘束される。よって、プリーツスクリーン130及びハニカムスクリーン150の畳み込まれた状態が維持される。
プリーツスクリーン130及びハニカムスクリーン150を展開する場合、操作チェーン199を操作して、ストッパ195を解除する。これにより、ボトムレール160及びハニカムスクリーン150、中間バー140及びプリーツスクリーン130が自重によりそれぞれ下降し、プリーツスクリーン130及びハニカムスクリーン150が展開する。このような下降時において、第1、第2回転軸191、192の回転は、ブレーキ196、196によってそれぞれ減速されるため、下降時の衝撃が緩和される。なお、プリーツスクリーン130のみ、及びハニカムスクリーン150のみを展開する場合も、上記と同様に下降するものである。
以上説明したように、本実施形態によれば、プリーツ131の前後幅A:セル151の前後幅B=0.56:1、及びプリーツ131のピッチX:セル151のピッチY=1:1.05を満足するように、プリーツ131の前後幅Aを25mm、セル151の前後幅Bを45mmに設定する。セル151のピッチY=1.05Xは、上記ピッチの規定値の範囲内にあり、これは、プリーツスクリーン130のプリーツ131のピッチと、ハニカムスクリーン150のセル151のピッチとがほぼ同じであると視認される大きさである。このため、展開時におけるプリーツスクリーン130とハニカムスクリーン150に意匠的な違和感が生じることはない。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る上下2段式ブラインドについて、図6を参照しながら説明する。本実施形態の上下2段式ブラインドは、上記第1の実施形態に係る上下2段式ブラインドのうち、プリーツスクリーン130のプリーツ131の前後幅A及びピッチXとハニカムスクリーン150のセル151の前後幅B及びピッチYに特徴を有するものである。本実施形態では、プリーツ131の前後幅A及びピッチXとセル151の前後幅B及びピッチYについてのみ説明をすることとし、その他の部分については、上記第1の実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
本実施形態では、畳み込み時における、プリーツ131の前後幅A:セル151の前後幅B=0.78:1とし、展開時における、プリーツ131のピッチX:セル151のピッチY=1:0.72を満足するように、プリーツ131の前後幅Aを35mm、セル151の前後幅Bを45mmに設定している。
これらの値は、A=0.78B、Y=0.72Xを満足しており、上記前後幅の規定値及びピッチの規定値の範囲内にある。これは、展開時におけるプリーツ131のピッチとセル151のピッチとが同じであると視認される大きさである。これらの値に設定することにより、展開時におけるプリーツスクリーン130とハニカムスクリーン150との間で意匠的な違和感が生じることはない。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る上下2段式ブラインドについて、図7を参照しながら説明する。本実施形態の上下2段式ブラインドは、上記第1の実施形態に係る上下2段式ブラインドのうち、プリーツスクリーン130のプリーツ131の前後幅A及びピッチXとハニカムスクリーン150のセル151の前後幅B及びピッチYに特徴を有するものである。本実施形態では、プリーツ131の前後幅A及びピッチXとセル151の前後幅B及びピッチYについてのみ説明をすることとし、その他の部分については、上記第1の実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
本実施形態では、畳み込み時における、プリーツ131の前後幅A:セル151の前後幅B=1:1とし、展開時における、プリーツ131のピッチX:セル151のピッチY=1:1を満足するように、プリーツスクリーン130のピッチコード133におけるループコード134のピッチZを、セル151のピッチYと同程度に設定したものである。これにより、ピッチコード133及びループコード134によって、プリーツ131のピッチXが矯正的にセル151のピッチYとほぼ同じになる。このときのプリーツ131の開き角度は、30°〜60°の範囲となっている。したがって、畳み込み時におけるプリーツとセルの前後幅がほぼ同じであり、展開時におけるプリーツとセルのピッチもほぼ同じであるため、畳み込んだ状態でも展開した状態でも両者の間で意匠的な違和感を生じさせることがない。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
130 プリーツスクリーン(遮蔽材)
131 プリーツ
140 中間バー
150 ハニカムスクリーン(遮蔽材)
151 セル

Claims (4)

  1. 中間バー(140)の上下にそれぞれ異なる遮蔽材(130、150)が配設される上下2段式ブラインドにおいて、
    前記上下の遮蔽材のうち、一方が上下方向に複数のプリーツ(131)が畳み込み及び展開可能に形成されてなるプリーツスクリーン(130)であり、他方が断面6角形の筒状のセル(151)が上下方向に連結されて畳み込み及び展開可能に形成されてなるハニカムスクリーン(150)であり、
    前記プリーツスクリーン及びハニカムスクリーンを展開した状態で、前記プリーツスクリーンの前記プリーツのピッチと前記ハニカムスクリーンの前記セルのピッチとがほぼ同じであることを特徴とする上下2段式ブラインド。
  2. 前記プリーツスクリーン及び前記ハニカムスクリーンは、これらを畳み込んだ状態で、前記プリーツの前後幅が前記セルの前後幅よりも小さいことを特徴とする請求項1記載の上下2段式ブラインド。
  3. 前記プリーツスクリーン及び前記ハニカムスクリーンは、これらを畳み込んだ状態で、前記プリーツの前後幅が前記セルの前後幅の0.4〜0.8倍であり、これらを展開した状態で、前記プリーツのピッチが前記セルのピッチの0.7〜1.2倍であることを特徴とする請求項2記載の上下2段式ブラインド。
  4. 前記プリーツスクリーン及び前記ハニカムスクリーンを畳み込んだ状態で、前記プリーツの前後幅と前記セルの前後幅とがほぼ同じであることを特徴とする請求項1記載の上下2段式ブラインド。
JP2013221182A 2013-10-24 2013-10-24 上下2段式ブラインド Active JP6321350B2 (ja)

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