JP3133484U - プリーツスクリーン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スクリーン4の前後幅の中央部からずれた位置で昇降コード5をスクリーン4の昇降コード保持部3に挿通し、昇降コード5の下端にボトムレール11を取着して、該ボトムレールの昇降操作によりスクリーン4を昇降可能としたプリーツスクリーンにおいて、ボトムレール11にピッチ保持コード14の下端を取着し、ボトムレール11を下限まで下降させたときピッチ保持コード14を緊張させて、ボトムレール11を水平方向に保持する。
【選択図】図1
Description
上記スクリーン4は、下方へ引き延ばしたとき、図5(a)に示すように、折り目1の近傍ではスクリーン4を上下方向に引き伸ばす力に反発する力F1が発生し、接合片3近傍においても、スクリーン4を上下方向に引き伸ばす力に反発する力F2が発生する。
図7は、ボトムレール6の昇降範囲の中間位置で同ボトムレール6が水平となるように、ボトムレール6の前後方向後端部に重心Wを位置させた場合を示す。この場合には、同図(a)に示すように、ボトムレール6を下限まで下降させると、ボトムレール6の前端側が大きく持ち上げられて傾く。同図(b)に示すように、ボトムレール6が中間位置まで引き上げられると、スクリーン4の前端側でボトムレール6を下方へ押し下げようとする力と、ボトムレール6の重心Wとが釣り合って、ボトムレール6はほぼ水平方向に保持される。
特許文献1にはカーテン下端の支持板に重錘を取り付けて、支持板のバランスを確保する構成が開示されているが、カーテンの昇降時に支持板の傾動を防止するための構成は開示されていない。
特許文献3には、ボトムレールの中心線上からオフセットした位置で昇降コードに吊下支持されるボトムレールの重心を、昇降コードによる吊下げ位置の真下に位置させて、ボトムレールを水平方向に吊下支持するプリーツカーテンが開示されている。しかし、ボトムレールの昇降操作時にスクリーンからボトムレールに作用する力によるボトムレールの傾きを抑制する構成は開示されていない。
請求項4では、前記水平部と垂直部の少なくともいずれかに錘を取着した。
以下、この考案を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。前記従来例と同一構成部分は同一符号を付して説明する。
(1)ボトムレール11の重心Wを、昇降コード5の取付位置の下方に位置させたので、ボトムレール11を昇降してスクリーン4を昇降操作するとき、ボトムレール11の傾動を抑制することができる。
(2)スクリーン4の前後幅の中央部からずれた位置で昇降コード5をスクリーン4に挿通したプリーツスクリーンにおいても、ボトムレール11の重心Wを、昇降コード5の取付位置の下方に位置させたので、スクリーン4の昇降操作時のボトムレール11の傾動を抑制することができる。
(3)ボトムレール11の水平部12の後端に上方に延びる垂直部13を設けて断面L形とし、水平部12の後端部で昇降コード5を取着することにより、ボトムレール11の重心Wの上方に昇降コード5を取着することができる。
(4)ピッチ保持コード14の下端をボトムレール11に接続し、ボトムレール11を下限まで下降させたとき、水平部12が水平方向に保持された状態でピッチ保持コード14が緊張されるように構成したので、下限まで下降されたボトムレール11の水平部12を水平方向に保持することができる。
(5)ボトムレール11を上限近傍まで引き上げたとき、水平部12上で積層された接合片3で垂直部17を支持して、ボトムレール11の傾動を抑制することができる。
(第二の実施の形態)
図2は、前記ボトムレールの別例を示す。第一の実施の形態と同一構成部分は、同一符号を付して説明する。
垂直部17の上端部にはピッチ保持コード14の下端が取着され、ボトムレール15を下限まで下降させてスクリーン4を下方へ引き延ばしたとき、ピッチ保持コード14により折り目1の間隔が一定に保持される。また、ボトムレール15を下限まで下降させたとき、水平部16が水平方向に保持された状態でピッチ保持コード14が緊張されるようになっている。
(第三の実施の形態)
図3は、第三の実施の形態を示す。この実施の形態のボトムレール20は、図1に示すボトムレール11をさらに具体化したものであり、形材により水平部21と垂直部22が一体に形成されている。
上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・ボトムレールは、昇降コードの取付位置の下方に重心が位置するような形状であれば、任意の断面形状としてもよい。
Claims (5)
- スクリーンの前後幅の中央部からずれた位置で昇降コードをスクリーンの昇降コード保持部に挿通し、前記昇降コードの下端にボトムレールを取着して、該ボトムレールの昇降操作により前記スクリーンを昇降可能としたプリーツスクリーンにおいて、
前記ボトムレールにピッチ保持コードの下端を取着し、前記ボトムレールを下限まで下降させたとき前記ピッチ保持コードを緊張させて、前記ボトムレールを水平方向に保持することを特徴とするプリーツスクリーン。 - 前記ボトムレールは、水平部の後端部に垂直部を設け、前記ピッチ保持コードの下端を前記垂直部に取着し、前記昇降コードの下端を前記水平部の後端部に取着して、前記スクリーンの引き延ばしに反発する力によるボトムレールの傾動を前記ピッチ保持コードで阻止することを特徴とする請求項1記載のプリーツスクリーン。
- 前記ボトムレールは、前記昇降コードの取付位置の下方に重心を位置させたことを特徴とする請求項1記載のプリーツスクリーン。
- 前記水平部と垂直部の少なくともいずれかに錘を取着したことを特徴とする請求項3記載のプリーツスクリーン。
- 前記スクリーンの下端を前記水平部の前端部に保持したことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のプリーツスクリーン。
Priority Applications (1)
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JP2007003112U JP3133484U (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | プリーツスクリーン |
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Publications (1)
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JP3133484U true JP3133484U (ja) | 2007-07-12 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010144406A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | プリーツスクリーン |
JP2015218429A (ja) * | 2014-05-13 | 2015-12-07 | 立川ブラインド工業株式会社 | プリーツスクリーン |
JP2016008493A (ja) * | 2014-06-26 | 2016-01-18 | 立川ブラインド工業株式会社 | 日射遮蔽装置 |
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2007
- 2007-04-27 JP JP2007003112U patent/JP3133484U/ja not_active Expired - Fee Related
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