JP2008266979A - プリーツスクリーン - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーンの前後幅の中央部からずれた位置で昇降コードをスクリーンに挿通したプリーツスクリーンにおいて、昇降操作時にボトムレールの傾動を防止し、かつボトムレールをスクリーンで被覆して美観を向上させ得るプリーツスクリーンを提供する。
【解決手段】スクリーン12の前後幅の中央部からずれた位置で昇降コード15をスクリーンに挿通し、昇降コード15の下端にボトムレール13を取着して、該ボトムレール13の昇降操作によりスクリーン12を昇降可能としたプリーツスクリーンにおいて、ボトムレール13を断面縦長として昇降コード15を取着し、ボトムレール13内に錘20を取着し、スクリーン12の下端部でボトムレール13の室内側の側面を被覆するとともに、ボトムレール13の上面をスクリーン12の最下段の折り目谷Vより上方に位置させた。
【選択図】図1

Description

この発明は、プリーツスクリーンのボトムレールに関するものである。
プリーツスクリーンは、上下方向にジクザグ状に折り曲げ可能としたスクリーンをヘッドボックスから吊下支持し、そのスクリーンを操作装置により昇降して採光量を適宜に調節するものである。
このようなプリーツスクリーンの一種類として、図14(a)に示すように、上下方向中間部に折り目1を設けた生地2の上下両端縁に接合片3をそれぞれ設け、その接合片3を他の生地の接合片3に溶着等の手段により接合して、スクリーン4を形成したものがある。
このようなスクリーン4を備えたプリーツスクリーンでは、接合片3に昇降コード5を挿通し、その昇降コード5の下端にボトムレールを吊下支持し、スクリーン4の下縁をボトムレールに取着している。そして、そのボトムレールを昇降することにより図14(a)に示すようにスクリーン4を下方へ引き延ばし、あるいは同図(b)に示すようにスクリーン4を上方へ畳み込み可能である。
従って、このスクリーン4では昇降コードを挿通する挿通孔はスクリーン背面の接合片3に設けられるので、その挿通孔からの光洩れが防止される。
上記スクリーン4は、下方へ引き延ばしたとき、図15(a)に示すように、折り目1の近傍ではスクリーン4を上下方向に引き伸ばす力に反発する力F1が発生し、接合片3近傍においても、スクリーン4を上下方向に引き伸ばす力に反発する力F2が発生する。
また、スクリーン4を上方へ畳み込んだとき、図15(b)に示すように、接合片3を積層させて上下方向に押圧する力F4が作用すると、生地2の折り目1近傍部分では、畳み込みに反発する力F3が発生する。
そこで、このような反発力F1〜F3が発生するスクリーン4の下端に取着されるボトムレールは、次のような構成とすることが望ましい。
すなわち、図16(a)に示すように、スクリーン4を下方へ引き延ばしたとき、ボトムレール6はその前後両端部が昇降コード5とスクリーン4の下縁とで支持された状態となる。従って、ボトムレール6は前後方向中央部に重心Wが位置していれば、前後方向に傾くことなく、水平方向に保持される。
一方、図16(b)に示すように、ボトムレール6を引き上げて、スクリーン4を上方へ畳み込むと、スクリーン4の折り目1近傍には、畳み込みに反発する力F3が作用するため、ボトムレール6の後端部に重心Wが位置していれば、力F3によるスクリーン4の折り目部分の拡がりを防止可能となる。
しかし、ボトムレール6を引き上げた状態と下降させた状態で、重心Wの位置を変更することは容易ではない。
通常、ボトムレール6の前後幅は、上方に畳み込んだスクリーン4の前後幅程度に形成され、重心Wはその前後方向中央部に位置している。このようなボトムレール6では、図17(a)に示すように、ボトムレール6がその昇降範囲の中間位置まで下降した状態では、ボトムレール6の後端近傍が昇降コード5に吊下支持される状態となるため、ボトムレール6の前端側が下がる方向に傾いて吊下支持される。
また、ボトムレール6が下限まで下降されると、図17(b)に示すように、スクリーン4の引き延ばしに反発する力F1により、ボトムレール6の前端側が持ち上がる方向に傾いて吊下支持される。
また、ボトムレール6が上限まで引き上げられると、図17(c)に示すように、力F3によりスクリーン4の折り目部分が拡がろうとするため、ボトムレール6の前端側が下がる方向に傾いて吊下支持される。
従って、ボトムレール6の昇降操作によりボトムレール6が前後方向に傾き、その傾き方向もボトムレール6の高さによって変化するため、美観上好ましくない。
図18は、ボトムレール6の前後方向後端部に重心Wを位置させた場合を示す。この場合には、同図(a)に示すように、ボトムレール6を下限まで下降させると、ボトムレール6の前端側が大きく持ち上げられて傾く。同図(b)に示すように、ボトムレール6が中間位置まで引き上げられると、スクリーン4の前端側でボトムレール6を下方へ押し下げようとする力と、ボトムレール6の重心Wとが釣り合って、ボトムレール6はほぼ水平方向に保持される。
しかし、ボトムレール6を上限近傍まで引き上げると、図18(c)に示すように、力F3によりスクリーン4の折り目部分が拡がろうとするため、ボトムレール6の前端側が下がる方向に傾いて吊下支持される。
図19は、重心Wをボトムレール6の前端側に位置させた場合を示す。この場合には、同図(a)に示すように、ボトムレール6を下限まで下降させると、ボトムレール6はほぼ水平方向に保持されるが、同図(b)に示すように、ボトムレール6が中間位置まで引き上げられると、スクリーン4の前端側でボトムレール6を下方へ押し下げようとする力F3により、ボトムレール6の前端側が下がる。
また、ボトムレール6を上限近傍まで引き上げると、図19(c)に示すように、力F3がさらに増大し、ボトムレール6がさらに傾いて吊下支持される。
実公昭58−13817号公報 特許第2606944号公報 米国特許第4974656号
上記のようなプリーツスクリーンでは、スクリーンを昇降するためにボトムレールを昇降すると、ボトムレールが前後方向に傾動して、美観上好ましくない。
特許文献1にはカーテン下端の支持板に重錘を取り付けて、支持板のバランスを確保する構成が開示されているが、カーテンの昇降時に支持板の傾動を防止するための構成は開示されていない。
特許文献2には、上記スクリーンと同様なスクリーンを使用したプリーツカーテンが開示されているが、ウェイトバーの傾動防止に関する構成は開示されていない。
特許文献3に開示されたプリーツスクリーンでは、スクリーンの下端部でボトムレールを覆って、ボトムレールの露出を防止可能とする構成が開示されている(Fig3A参照)。しかし、このような構成では、ボトムレールをスクリーンで覆っても、スクリーンの外観とは異なる形状のボトムレールがスクリーンの下端部に露出されるため、美観上好ましくない。
また、ボトムレールを覆うスクリーンに、そのスクリーンの折り目や接合片が露出して美観を損ねることもあり、組み立て時にこの折り目や接合片をあらかじめ解消して、ボトムレールを覆うようにすることは、工数を増大させて製造コストが上昇するという問題点がある。
この発明の目的は、スクリーンの前後幅の中央部からずれた位置で昇降コードをスクリーンに挿通したプリーツスクリーンにおいて、昇降操作時にボトムレールの傾動を防止し、かつボトムレールをスクリーンで被覆して美観を向上させ得るプリーツスクリーンを提供することにある。
請求項1では、スクリーンの前後幅の中央部からずれた位置で昇降コードをスクリーンに挿通し、前記昇降コードの下端にボトムレールを取着して、該ボトムレールの昇降操作により前記スクリーンを昇降可能としたプリーツスクリーンにおいて、前記ボトムレールを断面縦長として前記昇降コードを取着し、前記ボトムレール内に錘を取着し、前記スクリーンの下端部で前記ボトムレールの室内側の側面を被覆するとともに、前記ボトムレールの上面を前記スクリーンの最下段の折り目谷より上方に位置させた。
請求項2では、前記スクリーンは、上下方向に多数の折り目を設けてジグザグ状に畳み込み可能とした生地の1段おきの折り目に接合片を形成し、前記昇降コードを前記接合片に挿通し、前記ボトムレールに取着される生地で該ボトムレールを被覆する。
請求項3では、前記スクリーンの下端部を生地押さえに取着し、最下段の接合片を前記昇降コードに挿通しないようにして、該最下段の接合片以下の生地で前記ボトムレールを被覆可能とした。
請求項4では、前記ボトムレールには、該ボトムレール上に積層して畳み込まれる生地を支持する支持辺を備えた。
請求項5では、前記支持辺は、前方に向かって斜め下方に延設した。
請求項6では、前記ボトムレールを被覆する生地を、三角形状に折り曲げた状態で保持した。
請求項7では、前記ボトムレールを被覆する生地の折り曲げ角度を、前記ボトムレールの上方で引き伸ばされている生地の折り曲げ角度と一致させた。
請求項8では、前記ボトムレールには、該ボトムレールを被覆する生地の折り曲げ角度を保持する案内片を備えた。
請求項9では、スクリーンの前後幅の中央部からずれた位置で昇降コードをスクリーンに挿通し、前記昇降コードの下端にボトムレールを取着して、該ボトムレールの昇降操作により前記スクリーンを昇降可能としたプリーツスクリーンにおいて、前記ボトムレールを断面縦長として前記昇降コードを取着し、前記ボトムレール内に錘を取着し、前記スクリーンは、上下方向に多数の折り目を設けてジグザグ状に畳み込み可能とした生地の1段おきの折り目に接合片を形成するとともに、前記昇降コードを前記接合片に挿通し、前記スクリーンの下端部で前記ボトムレールの室内側の側面を被覆するとともに、前記ボトムレールの下端部に前記スクリーンの最下段の折り目山を保持した。
請求項10では、前記最下段の折り目山を前記ボトムレールの下端部に設けた係止片で覆うように保持した。
請求項11では、スクリーンの前後幅の中央部からずれた位置で昇降コードをスクリーンに挿通し、前記昇降コードの下端にボトムレールを取着して、該ボトムレールの昇降操作により前記スクリーンを昇降可能としたプリーツスクリーンにおいて、前記ボトムレールを断面縦長として前記昇降コードを取着し、前記ボトムレール内に錘を取着し、前記スクリーンは、上下方向に多数の折り目を設けてジグザグ状に畳み込み可能とした生地の1段おきの折り目に接合片を形成するとともに、前記昇降コードを前記接合片に挿通し、前記スクリーンの下端部で前記ボトムレールの室内側の側面を被覆するとともに、前記ボトムレールの下端部に前記スクリーンの最下段の折り目谷を保持した。
請求項12では、前記最下段の折り目谷に設けられた接合片に生地押さえを取着し、該生地押さえを前記ボトムレールに取着した。
本発明によれば、スクリーンの前後幅の中央部からずれた位置で昇降コードをスクリーンに挿通したプリーツスクリーンにおいて、昇降操作時にボトムレールの傾動を防止し、かつボトムレールをスクリーンで被覆して美観を向上させ得るプリーツスクリーンを提供することができる。
以下、この発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。図12及び図13に示すプリーツスクリーンは、ヘッドボックス11からスクリーン12が吊下支持され、そのスクリーン12の下端にボトムレール13が取着されている。
前記スクリーン12は、上下方向に多数の折り目を設けてジグザグ状に畳み込み可能とした生地の1段おきの折り目に接合片(昇降コード保持部)14が形成されている。前記接合片14は、スクリーン12の背面側に向かって凸となる折り目を所定の幅で接合して形成される。その接合方法は、生地の幅方向に非連続となる超音波溶着を施したり、縫着あるいは接着剤による接着でも可能である。また、前記接合片14に代えて、生地とは別体のリング部材や孔を備えた接合テープを使用することもできる。
前記スクリーン12の各接合片14に昇降コード15が挿通され、その昇降コード15はスクリーン12の左右幅方向において等間隔に複数本挿通されている。
前記昇降コード15の上端部は、ヘッドボックス11内に設けられる昇降コード巻取り装置(図示しない)に支持され、ヘッドボックス11の一方の端部に垂下される操作チェーン16を操作することにより、昇降コード巻取り装置で昇降コードを巻取り、あるいは巻戻し可能となっている。
前記昇降コード15の下端は、前記ボトムレール13に取着されている。そして、前記昇降コード巻取り装置で昇降コード15を巻き取ると、ボトムレール13が引き上げられて、スクリーン12が上方へ畳み込まれ、昇降コード巻取り装置から昇降コード15を巻戻すと、ボトムレール13が下降してスクリーン12が下方へ引き伸ばされるようになっている。
前記昇降コード15の近傍において、前記ヘッドボックス11からピッチ保持コード17が垂下され、そのピッチ保持コード17の下端は前記ボトムレール13に取着されている。そして、ピッチ保持コード17は、スクリーン12が引き伸ばされたとき、スクリーン12の一段おきの接合片14を高さ方向に保持して、スクリーン12の折り目間隔が一定となるように保持する。
次に、前記ボトムレール13の具体的構成を図1に従って説明する。図1(a)に示すように、ボトムレール13はアルミ等の軽量金属による押し出し形材で形成され、その上端部には上方に開口した溝部18が形成されている。
前記溝部18内には、前記昇降コード15の下端部の結び目15aを保持した保持部材19がボトムレール13の側方から挿通されている。従って、昇降コード15の下端は保持部材19を介してボトムレール13の上端部中央に保持され、ボトムレール13は昇降コード15の下端に吊下支持されている。
前記溝部18の下方において、前記ボトムレール13内には錘20が取着されている。この錘20は鉄等の重量金属で板状に形成されてボトムレール13内に縦方向に収容され、昇降コード15の延長線上からやや室外側にオフセットして取着されている。そして、ボトムレール13の断面形状と錘20の取付位置とにより、ボトムレール13の重心Wは昇降コード15の取付位置の下方に位置している。
前記スクリーン12の最下段の接合片14aは昇降コード15には挿通されず、最下部の生地21aの折り目山Mは合成樹脂で形成された板状の生地押さえ22の先端部を覆うように折り返されて接合される。そして、生地押さえ22の先端部をボトムレール13の下端部から上方に延びる係止片23の内側に保持した状態で、生地押さえ22の基端部に設けられた嵌合溝24がボトムレール13の上部に形成された係止突条25に嵌合されている。
このような構成により、図1(a)に示すように、ボトムレール13を下限まで下降させると、昇降コード15に挿通されない最下段の接合片14aとその上段の接合片14との間の生地21bはその上方の生地21cと同様な角度で折り曲げられた状態となる。また、最下段の折り目谷Vはボトムレール13の上端より下方に位置している。さらに、接合片14aより下方の生地21aは生地押さえ22を覆う状態で同生地押さえ22に保持されている。
また、図1(b)に示すように、ボトムレール13の上端に接合片14が当接するまで同ボトムレール13を引き上げると、生地21bの上片が水平方向に保持された状態で生地21bが鋭角に折り曲げられた状態となる。
また、図1(c)に示すように、ボトムレール13をさらに引き上げると、生地21bの上方の生地がその生地21b上に順次積層された状態となる。
上記のようなプリーツスクリーンでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)ボトムレール13の重心Wを、昇降コード15の取付位置の下方に位置させたので、ボトムレール13を昇降してスクリーン12を昇降操作するとき、ボトムレール13の傾動を抑制することができる。
(2)スクリーン12の前後幅の中央部からずれた位置で昇降コード15をスクリーン12に挿通したプリーツスクリーンにおいても、ボトムレール13の重心Wを、昇降コード15の取付位置の下方に位置させたので、スクリーン12の昇降操作時のボトムレール13の傾動を抑制することができる。
(3)図1(a)に示すように、ボトムレール13を最下限まで下降させたとき、スクリーン12の引き伸ばしに反発する力は、最下段の生地21aと接合片14aにより吸収されて、ボトムレール13には作用し難い。従って、ボトムレール13の傾動を抑制することができる。
(4)スクリーン12の下部の生地21a,21bでボトムレール13を室内側の視界からほぼ覆い隠すことができる。従って、ボトムレール13を断面縦長としても、その露出を防止して美観を向上させることができる。
(5)ボトムレール13の上端を、スクリーン12の最下段の折り目谷Vより上方に位置させることができるので、錘20の縦方向の長さを大きくして重量を確保するためにボトムレール13の上下幅を大きくすることも容易である。
(6)スクリーン12の最下段の折り目谷V及び折り目山Mを利用してスクリーン12の下端部をボトムレール13に保持することができる。従って、スクリーン12の下端部をボトムレール13に取着するための特別な加工を必要としないので、生産性を向上させて製造コストを低減することができる。
(7)ボトムレール13を下限まで下降させたとき、ボトムレール13の上部はスクリーン12の上部と同様な折り目を維持した生地で覆われるので、ボトムレール13の上下幅を大きくしても、美観を低下させることはない。
(8)最下段の折り目山Mを生地押さえ22の先端で折り返した状態でボトムレール13下端部の係止片23に保持される。従って、スクリーン12の下端をボトムレール13に容易に取着することができる。
(ボトムレールの他の実施の形態)
図2は、ボトムレールの別例を示す。このボトムレール26aは、その上端から前方に向かって水平方向に延びる支持辺27を備え、その支持辺27上にスクリーン12を積層するようにしたものである。
このような構成により、スクリーン12を上方へ畳み込むとき、スクリーン12をボトムレール26a上に安定して積層させることができる。
図3は、ボトムレールの更なる別例を示す。このボトムレール26bは、その上端から前方に向かって斜め下方に延びる支持辺28を備え、その支持辺28上にスクリーン12を積層するようにしたものである。
このような構成により、スクリーン12を上方へ畳み込むとき、スクリーン12をボトムレール26b上に安定して積層させることができるとともに、畳み込みに反発する力F3の支持辺28への作用を緩和して、ボトムレール26bの傾動を抑制することができる。
図4は、ボトムレールの更なる別例を示す。このボトムレール26cは、昇降コード15に挿通しない最下段の接合片14aを水平方向に挿通可能とした凹部29を備えたものである。
このような構成により、スクリーン12を上方へ畳み込むとき、畳み込みに反発する力F3のボトムレール26cへの作用を緩和して、ボトムレール26bの傾動を抑制することができる。
図5は、ボトムレールの更なる別例を示す。このボトムレール26dは、最下段の接合片14aにも昇降コード15を挿通したものである。
このような構成により、接合片14aをボトムレール26dの上方に位置させることができるので、ボトムレール26dの上下方向の長さを短縮することができる。
図6は、ボトムレールの更なる別例を示す。このボトムレール26eは、幅の狭い板状の生地押さえ30に最下段の折り目谷部分の接合片14aを取着し、その生地押さえ30を保持する係止溝31をボトムレール26eの下部に設けたものである。
このような構成により、ボトムレール26eを生地21bで覆うことができるとともに、その生地21bを室内側に向かって突出するように折り曲げた状態として、ボトムレール26eを中間位置まで引き上げたときにも、ボトムレール26eの上方のスクリーン12と意匠的な統一を図って美観を向上させることができる。
また、最下段の接合片14aを利用して、スクリーン12の下端をボトムレール26eに容易に取着することができる。
図7は、ボトムレールの更なる別例を示す。このボトムレール26fは、図1に示す生地押さえ22と同様な生地押さえ32の先端部に接合片14aを取着したものである。
このような構成により、ボトムレール26fを生地21bで覆うことができるとともに、その生地21bを室内側に向かって突出するように折り曲げた状態として、ボトムレール26fを中間位置まで引き上げたときにも、ボトムレール26fの上方で引き伸ばされているスクリーン12と意匠的な統一を図って美観を向上させることができる。
図8は、ボトムレールの更なる別例を示す。このボトムレール26gは、図1に示すボトムレール13に対し、ボトムレール26gの上端と生地押さえ33の取付位置との距離を長くして、生地21bをボトムレール26gから二等辺三角形状に突出させるようにしたものである。
このような構成により、ボトムレール26gを生地21bで覆うことができるとともに、その生地21bを室内側に向かって突出するように折り曲げた状態として、ボトムレール26gを中間位置まで引き上げたときにも、ボトムレール26gの上方で引き伸ばされているスクリーン12と意匠的な統一を図って美観を向上させることができる。
図9は、ボトムレールの更なる別例を示す。このボトムレール26hは、接合片14aを生地押さえ34の下端部に取着し、その生地押さえ34を上下二箇所でボトムレール26hの係止突条35a,35bに嵌合固定したものである。
このような構成により、ボトムレール26hを生地21bで覆うことができる。また、生地21bを室内側に向かって突出するように折り曲げた状態として、ボトムレール26hを中間位置まで引き上げたときにも、生地21bの折り曲げ角度とボトムレール26hの上方で引き伸ばされている生地の折り曲げ角度とを一致させて、美観を向上させることができる。
図10は、ボトムレールの更なる別例を示す。このボトムレール26iは、幅の狭い板状の生地押さえ36に最下段の接合片14aを取着し、その生地押さえ36を保持する係止溝37をボトムレール26iの下部に設けて、生地21bの折り曲げ角度とボトムレール26iの上方で引き伸ばされている生地の折り曲げ角度とを一致させるようにしたものである。
このような構成により、図9に示すボトムレール26hと同様な作用効果を得ることができる。
図11は、ボトムレールの更なる別例を示す。このボトムレール26jは、図10に示すボトムレール26iに生地21bの折り曲げ角度を設定する案内片38を設けたものである。
このような構成により、図10に示すボトムレール26iと同様な作用効果を得ることができるとともに、生地21bの折り曲げ角度を安定化させることができる。
上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・錘20は、板状以外の形状であってもよい。
(a)〜(c)は一実施の形態のボトムレールを示す側面図である。 ボトムレールの別例を示す側面図である。 ボトムレールの別例を示す側面図である。 ボトムレールの別例を示す側面図である。 ボトムレールの別例を示す側面図である。 ボトムレールの別例を示す側面図である。 ボトムレールの別例を示す側面図である。 ボトムレールの別例を示す側面図である。 ボトムレールの別例を示す側面図である。 ボトムレールの別例を示す側面図である。 ボトムレールの別例を示す側面図である。 プリーツスクリーンを示す正面図である。 プリーツスクリーンを示す側面図である。 (a)(b)はプリーツスクリーンの引き出し及び畳み込み動作を示す側面図である。 (a)(b)はプリーツスクリーンの引き出し及び畳み込み動作時にスクリーンに作用する力を示す側面図である。 (a)(b)はボトムレールの従来例を示す側面図である。 (a)〜(c)はボトムレールの従来例を示す側面図である。 (a)〜(c)はボトムレールの従来例を示す側面図である。 (a)〜(c)はボトムレールの従来例を示す側面図である。
符号の説明
12…スクリーン、13,26a〜26j…ボトムレール、14,14a…接合片、15…昇降コード、20…錘、21a〜21c…生地、W…重心、V…折り目谷。

Claims (12)

  1. スクリーンの前後幅の中央部からずれた位置で昇降コードをスクリーンに挿通し、前記昇降コードの下端にボトムレールを取着して、該ボトムレールの昇降操作により前記スクリーンを昇降可能としたプリーツスクリーンにおいて、
    前記ボトムレールを断面縦長として前記昇降コードを取着し、前記ボトムレール内に錘を取着し、前記スクリーンの下端部で前記ボトムレールの室内側の側面を被覆するとともに、前記ボトムレールの上面を前記スクリーンの最下段の折り目谷より上方に位置させたことを特徴とするプリーツスクリーン。
  2. 前記スクリーンは、上下方向に多数の折り目を設けてジグザグ状に畳み込み可能とした生地の1段おきの折り目に接合片を形成し、前記昇降コードを前記接合片に挿通し、前記ボトムレールに取着される生地で該ボトムレールを被覆することを特徴とする請求項1記載のプリーツスクリーン。
  3. 前記スクリーンの下端部を生地押さえに取着し、最下段の接合片を前記昇降コードに挿通しないようにして、該最下段の接合片以下の生地で前記ボトムレールを被覆可能としたことを特徴とする請求項2記載のプリーツスクリーン。
  4. 前記ボトムレールには、該ボトムレール上に積層して畳み込まれる生地を支持する支持辺を備えたことを特徴とする請求項3記載のプリーツスクリーン。
  5. 前記支持辺は、前方に向かって斜め下方に延設したことを特徴とする請求項4記載のプリーツスクリーン。
  6. 前記ボトムレールを被覆する生地を、三角形状に折り曲げた状態で保持したことを特徴とする請求項2記載のプリーツスクリーン。
  7. 前記ボトムレールを被覆する生地の折り曲げ角度を、前記ボトムレールの上方で引き伸ばされている生地の折り曲げ角度と一致させたことを特徴とする請求項6記載のプリーツスクリーン。
  8. 前記ボトムレールには、該ボトムレールを被覆する生地の折り曲げ角度を保持する案内片を備えたことを特徴とする請求項7記載のプリーツスクリーン。
  9. スクリーンの前後幅の中央部からずれた位置で昇降コードをスクリーンに挿通し、前記昇降コードの下端にボトムレールを取着して、該ボトムレールの昇降操作により前記スクリーンを昇降可能としたプリーツスクリーンにおいて、
    前記ボトムレールを断面縦長として前記昇降コードを取着し、前記ボトムレール内に錘を取着し、前記スクリーンは、上下方向に多数の折り目を設けてジグザグ状に畳み込み可能とした生地の1段おきの折り目に接合片を形成するとともに、前記昇降コードを前記接合片に挿通し、前記スクリーンの下端部で前記ボトムレールの室内側の側面を被覆するとともに、前記ボトムレールの下端部に前記スクリーンの最下段の折り目山を保持したことを特徴とするプリーツスクリーン。
  10. 前記最下段の折り目山を前記ボトムレールの下端部に設けた係止片で覆うように保持したことを特徴とする請求項9記載のプリーツスクリーン。
  11. スクリーンの前後幅の中央部からずれた位置で昇降コードをスクリーンに挿通し、前記昇降コードの下端にボトムレールを取着して、該ボトムレールの昇降操作により前記スクリーンを昇降可能としたプリーツスクリーンにおいて、
    前記ボトムレールを断面縦長として前記昇降コードを取着し、前記ボトムレール内に錘を取着し、前記スクリーンは、上下方向に多数の折り目を設けてジグザグ状に畳み込み可能とした生地の1段おきの折り目に接合片を形成するとともに、前記昇降コードを前記接合片に挿通し、前記スクリーンの下端部で前記ボトムレールの室内側の側面を被覆するとともに、前記ボトムレールの下端部に前記スクリーンの最下段の折り目谷を保持したことを特徴とするプリーツスクリーン。
  12. 前記最下段の折り目谷に設けられた接合片に生地押さえを取着し、該生地押さえを前記ボトムレールに取着したことを特徴とする請求項11記載のプリーツスクリーン。
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