JP2015215555A - 光送信器及び光送信器の制御方法 - Google Patents

光送信器及び光送信器の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】TOSAの電気信号伝送経路において入力信号源に戻る反射波を抑制し、光出力波形を改善する。【解決手段】本発明の光送信機は、信号源から発信される電気信号を伝送する第1の伝送路と、光半導体素子を含む高周波回路素子と、高周波回路素子を駆動するための電気信号を伝送する第2の伝送路と、第1の伝送路と第2の伝送路を結合する第3の伝送路とを備え、第2の伝送路を構成する要素の少なくともひとつの特性インピーダンスは第1の伝送路の特性インピーダンスと異なり、第3の伝送路は方向性結合器であり、信号源から第1及び第2の伝送路を介して高周波回路に伝送された電気信号の、所望の周波数における高周波回路による反射波の強度が、信号源から第1乃至第3の伝送路を介して高周波回路に伝送された電気信号の、所望の周波数における高周波回路による反射波の強度よりも、大きいことを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、光送信器及び光送信器の制御方法に関し、より詳細には、反射特性を改善した光送信器及び光送信器の制御方法に関する。
近年、クラウドコンピューティングをはじめとする多様なインターネットサービスが実現し、その中核を成すサーバ群を結ぶネットワークの更なる大容量化、高信頼化が要求されている。ネットワークにおける通信速度は10Gb/sが一般化し、現在ではさらに100Gb/sで通信可能なシステムが開発され、商用化に成功している。
サーバ群を結ぶネットワークにおける通信システムを構成する部品の一つに、光信号をネットワークに送信する役割を担う光送信モジュールがある。光送信モジュールは、電気信号を光信号に変換して出力する部品で、TOSA(Transmitter Optical Sub−Assembly)とも呼ばれる。10GbEthernet(登録商標)や100GbEthernetを使用する通信システムにおいて、TOSAを構成する主要な部品には、EA変調器及びDFB−LD等の光半導体素子、電気信号を伝送する伝送路等がある。
図1は、非特許文献1に記載の従来のTOSA100の構成の一例を示す断面図である。図1のTOSA100は、基台110と、基台110上に配置された高周波配線基板130と、基台110上に配置された高周波パッケージ150と、高周波配線基板130と高周波パッケージ150との間に接続されたフレキシブルプリント回路基板(FPC:Flexible printed circuits)170とを備える。高周波配線基板130とFPC170とは半田接合部171において接続され、FPC170と高周波パッケージ150とは半田接合部172において接続される。
なお、フレキシブルプリント回路基板(フレキシブル配線板、FPC)は、絶縁性を持った薄く柔らかいベースフィルム(ポリイミド等)と銅箔等の導電性金属を貼り合わせた基材に電気回路を形成した回路基板であり、柔軟性があり大きく変形させることが可能なプリント基板である。
高周波配線基板130は、電気信号を発生するための信号源からの信号を伝送する伝送路である。また、高周波パッケージ150には、光信号を発生するEA変調器集積DFBレーザが搭載されている。EA変調器集積DFBレーザは、分布帰還型半導体レーザ(DFB−LD)と電界吸収型変調器(EAM)とが集積された半導体素子である。EAMは、印可電圧に応じて光吸収係数の波長依存性が変化する効果を利用し、印可電圧に応じて、前記DFB−LDの出力光を変調する素子である。EAMは、pn接合を有しており、空乏層が電気回路的に容量として機能し、空乏層の容量値により応答速度が決定される。
図2は、図1の高周波パッケージ150の内部の構成を示す斜視図である。図2の高周波パッケージ150は、キャリア151と、光半導体素子を搭載するキャリア151上のサブキャリア152と、電圧の印加によりレーザ光を発振するDFBレーザ165と、DFBレーザ165の出力するレーザ光を変調するEAM160とを備える。また、高周波パッケージ150は、FPC170との半田接合部172と、電気的に半田接合部172と連続する伝送路(フィードスルー伝送路)155と、サブキャリア152上の伝送路(サブキャリア伝送路)157と、フィードスルー伝送路155とサブキャリア伝送路157とを接続するボンディングワイヤ156と、サブキャリア伝送路157とEAM160とを接続するボンディングワイヤ158とを備える。
図3は、図2の高周波パッケージ150内のEAM160の周囲を拡大した斜視図である。高周波パッケージ150は、さらにサブキャリア152上の終端抵抗161と、終端抵抗161とEAM160とに接続されたボンディングワイヤ162とを備える。
図4はEA変調器集積DFBレーザ400の構成を説明する図であり、図4(a)はEA変調器集積DFBレーザ400の三次元断面の斜視図、図4(b)は、EA変調器集積DFBレーザ400の上面(基板と反対方向)図である。EA変調器集積DFBレーザ400は、n−InP基板401と、n−InP基板401上のレーザ活性層402と、n−InP基板401上の光吸収層403と、レーザ活性層402と光吸収層403との間に配置されたバットジョイント404と、レーザ活性層402及び光吸収層403上のp−InP層405と、n−InP基板401上のSI−InP層406とを備える。また、EA変調器集積DFBレーザ400は、レーザ活性層402上にp−InP層405を介して形成されたDFBレーザ用電極411と、光吸収層403上にp−InP層405を介して形成されたEAM用電極412とを備える。EAM用電極412にはボンディングワイヤ158を打つためのパット電極413が設けられ、DFBレーザ用電極411とEAM用電極412との間には分離溝414が設けられている。
EA変調器集積DFBレーザ400は、図4(a)に示すように、DFBレーザ165とEAM160とをn−InP基板401上に集積したものである。レーザ活性層402と光吸収層403とはともにInGaAsP/InGaAsP多重量子井戸(MQW:Multi−Quantum Well)構造からなり、バットジョイント404によって接続されている。レーザ活性層402と光吸収層403との上にはp−InP層405が形成され、メサ状に加工されたのち、SI(Semi−Insulating)−InP406によって埋め込まれている。レーザ活性層402の長さは例えば450μm、光吸収槽403の長さは例えば150μmである。
ここで、図1のTOSA100を、分布定数線路により電気信号が介在する部品をモデル化して示す。図5は、図1〜図3において記載したTOSA100を、電気信号が介在する部品をモデル化して示すブロック図である。図5に記載のTOSA100においては、信号源131からの電気信号を、高周波配線基板130を介してEAM160に伝送する伝送経路として、半田接合部171及び172と、FPC170と、フィードスルー伝送路155と、サブキャリア伝送路157と、フィードスルー伝送路155とサブキャリア伝送路157とを結ぶボンディングワイヤ156と、サブキャリア伝送路157とEAM160を結ぶボンディングワイヤ158とが用いられている。また、TOSA100の基準となるインピーダンス(通常50Ω)を半田接合部171と信号源131との間に表す(特性インピーダンス132)。伝送経路終端部には、基準インピーダンス50Ω系と整合させるため、終端抵抗161と、終端インダクタンス162とを付加する。
EAM160は、電極部181と、クラッド層の抵抗182と、クラッド層の抵抗182と直列に接続されたコア層の容量を183と、電気信号を光信号に変換する電気/光変換部184と、受光電流の電流源185とを付加した等価回路で表す。
実際には、TOSA100は、EAM160のほかにEAM160に連続光を照射するDFBレーザ165も備えているが、DFBレーザは基本的に直流電流のみで動作するので、高周波応答における特性インピーダンスの影響を考える場合には考慮しなくてよい。
Takatoshi Yagizawa and Tadashi Ikeuchi, "Compact 40-Gb/s EML Module using broadband FPC connection technique", 2010 Conference on Optical Fiber Communication - OFC 2010 Collocated National Fiber Optic Engineers Conference OFC/NFOEC 2010, San Diego, CA, USA, OThC3
前述の、電気信号の伝送経路の各要素は、特性インピーダンスを持つが、電気信号が最も効率良く伝送する(信号源に戻る反射波が存在しない)ためには、各要素の特性インピーダンスが、基準インピーダンス(本例では50Ω)と一致していなければならない。しかしながら、EAMの空乏層容量、伝送路間のボンディングワイヤインダクタンス、FPC等がインピーダンス不整合の原因となり、電気信号伝送経路において反射波が生じ、結果として信号が劣化するという課題がある。
したがって、本発明は、反射波により電気信号伝送経路において信号が劣化するという課題を解決するために、入力信号源に戻る反射波を抑制し、光出力波形を改善する光送信機及びその制御方法を提供する。
本発明の第1の態様は、信号源から発信されるf(Gb/s)の電気信号を伝送する第1の伝送路と、光半導体素子を含む高周波回路素子と、前記高周波回路素子を駆動するための電気信号を伝送する第2の伝送路と、前記第1の伝送路と前記第2の伝送路を結合する第3の伝送路とを備える光送信器であって、前記第2の伝送路を構成する要素の少なくともひとつの特性インピーダンスは前記第1の伝送路の特性インピーダンスと異なり、前記第3の伝送路は方向性結合器であり、前記信号源から前記第1及び第2の伝送路を介して前記高周波回路に伝送された電気信号の、前記高周波回路による反射波の大きさが、前記信号源から前記第1乃至第3の伝送路を介して前記高周波回路に伝送された電気信号の、前記高周波回路による反射波の大きさよりも、所望の周波数において大きいことを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、第1の態様の光送信機であって、前記所望の周波数はf(GHz)、f/2(GHz)又はf/3(GHz)のいずれかを含むことを特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、第1の態様の光送信器であって、前記光半導体素子は、電界吸収型光変調素子であることを特徴とする。
また、本発明の第4の態様は、第1の態様の光送信器であって、前記方向性結合器は、LCフィルタから構成されることを特徴とする。
また、本発明の第5の態様は、第4の態様の光送信器において、前記電気信号の反射波の強度を検出する検出部を設け、前記検出部で検出された反射波の強度を低減するように、前記LCフィルタのインダクタンス及び容量の値を制御することを特徴とする制御方法である。
方向性結合器をTOSAの電気信号伝送経路間に挿入することで、入力信号源に戻る反射波が抑制される。
従来のTOSAの構成の一例を示す断面図である。 図1のTOSAの高周波パッケージの内部の構成を示す斜視図である。 図2の高周波パッケージのEAMの周囲を拡大した斜視図である。 図3のEA変調器集積DFBレーザの構成を説明する図であり、図4(a)はEA変調器集積DFBレーザの三次元断面の斜視図、図4(b)は、EA変調器集積DFBレーザの上面図である。 図1〜図3において記載した従来のTOSAを、分布定数線路により電気信号が介在する部品をモデル化して示すブロック図である。 本発明の1実施形態にかかるTOSAを、分布定数線路により電気信号が介在する部品をモデル化して示すブロック図である。 図6に記載のEA変調器の消光特性を示す図である。 図6に記載の方向性結合器の回路を示す回路構成図である。 図7のDCPにおける構成素子のパラメータを示す表である。 図6のTOSAにDCPを挿入した場合及び挿入しない場合のSパラメータ反射特性を示すグラフである。 図6のTOSAにDCPを挿入した場合及び挿入しない場合のタイム・ドメイン・リフレクトメータ特性を示すグラフである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図6は、本発明の1実施形態にかかるTOSA600を、分布定数線路により電気信号が介在する部品をモデル化して示すブロック図である。図6に記載のTOSA600は、信号源634からの電気信号を、高周波配線基板を介してEAM620に伝送するものであるが、電気信号を伝送する伝送経路として、半田接合部601及び603と、半田接合部601及び603との間に接続されたFPC602と、半田接合部603に接続されたフィードスルー伝送路604と、サブキャリア上のサブキャリア伝送路606と、フィードスルー伝送路604とサブキャリア伝送路606とを接続するボンディングワイヤ605と、サブキャリア伝送路606とEAM変調器620とを接続するボンディングワイヤ607とが用いられている。ボンディングワイヤ605又は607の特性インピーダンスは各伝送路の基準インピーダンスの値と異なっている。
また、TOSA600は、入力信号源634と、FPC602の前段との間に挿入された方向性結合器(DCP)610を備える。DCP610は、第1の入力ポート及び第1の出力ポートと、第2の入力ポート及び第2の出力ポートを有し、第1の入力ポートは信号源634が接続され、及び第1の出力ポートには半田接合部601が接続される。
DPC610を挿入した場合、信号源634からDPC610を介してEAM620に伝送された電気信号の、EAM620による反射は、DPC610を介さない場合の反射波より、所望の周波数において小さくなる。したがって、DPC610の挿入により、入力信号源に戻る反射波が抑制される。
各伝送経路の基準インピーダンスはZ0=50Ω(特性インピーダンス132)とし、フィードスルー伝送路604とサブキャリア上のサブキャリア伝送路606とを接続するボンディングワイヤ605のインダクタンスを0.15nHとする。また、伝送経路終端部には、基準インピーダンス50Ω系と整合させるため、終端抵抗608(50Ω)、終端インダクタンス609(0.17nH)を付加する。
EAM620は、電極部621と、クラッド層の抵抗622と、クラッド層の抵抗622と直列に接続されたコア層の容量を623と、電気信号を光信号に変換する電気/光変換部624と、受光電流の電流源625とを付加した等価回路により表す。ここで、クラッド層の抵抗622の抵抗=7Ω、コア層の容量623の容量=0.3pFとする。EAM620は、印可電圧に応じた消光特性によってDFB−LDからの連続光を電気/光変換部624において変調する。図7は、EAM620の消光特性を示す図である。
実際には、TOSA600は、EAM620のほかにEAM620に連続光を照射するDFBレーザを使用しているが、DFBレーザは基本的に直流電流のみで動作するので、インピーダンス不整合による高周波応答の反射波を考える場合には考慮しなくてよい。
更に、方向性結合器610の第2の入力ポートには検出部631が接続され、検出部631には制御部637が接続される。方向性結合器110の第2の入力ポートからの反射波は検出部631により検出され、後段の伝送線路や素子の特性が変化しても、反射強度を低減するように、DCP610の周波数特性を制御部632で制御することも可能である。方向性結合器610の第2の入力ポートに検出器631を設けることで、反射波の強度をモニタすることができる。反射波強度を最小にするように、DCP610の容量値及びインダクタンス値を制御部632において制御することもできれば、事前にモニタを行って、最適の容量値及びインダクタンス値を選択することもできる。
図8は、方向性結合器DCP610の回路を示す回路構成図である。本実施例では、LC素子をベースとする集中定数型伝送路を用いる。集中定数型伝送路は、集積化により回路規模を縮小することが可能な伝送路である。DCP610において、結合に寄与する伝送路として、複数のT型LCフィルタが集合したものとなる。
DCP610は、2つのLCフィルタを有している。第1のT型LCフィルタは、直列に接続されたインダクタ801及び802と、インダクタ801と802との間に接続されたコンデンサ803とから構成される。また、第2のT型LCフィルタは、直列に接続されたインダクタ804及び805と、インダクタ804と805との間に接続されたコンデンサ806とから構成される。第1及び第2のT型LCフィルタは、第1及び第2のT型LCフィルタの両端においてコンデンサ807及び808によって接続される。また、Sパラメータに現れる共振特性を調整するために、負荷抵抗809及び810を第2のT型LCフィルタの第1のT型LCフィルタとの結合部にそれぞれ付加する。
図8のDPC610は、第1の入力ポート811を信号源に、第1の出力ポート812を半田接続部601に、第2の入力ポート813を検出部623に接続する。第1の出力ポート811から入力した電気信号は方向性結合器610を通過して第1の出力ポート812から出力される。電気信号は反射波となって第1の出力ポート812に戻されるが、反射波は第1の出力ポートには到達せず第2の入力ポートから検出される。
ここで、図9は、図7のDCP610における構成素子のパラメータを示す表である。なお、DCP610のLCフィルタは、T型LCフィルタの代わりに、π型やL型等、他のLCフィルタの形態をとることも可能である。
今、100GbEthernetにおける使用を想定し、25Gb/sでEAMを動作することを想定する。ここで、TOSAを構成する主要な伝送経路を分布定数線路でモデル化して、光半導体素子と組み合わせて効果を計算した結果を示す。
図10は、TOSA600にDCP610を挿入した場合及びDCP610を挿入しない場合のSパラメータ反射特性(S11)を示すグラフである。また、図11は、TOSA600にDCP610を挿入した場合及びDCP610を挿入しない場合のタイム・ドメイン・リフレクトメータ(TDR)特性を示すグラフである。
図10のS11によれば、TOSAにDCPを挿入した方が、DPCを挿入しない場合に比べて広域に渡り反射波の強度が低く、反射特性の改善効果があることがわかる。特に、25Gb/sの伝送レートに対して、高調波として重要な25GHz、25/2=12.5GHz、及び25/3=8.3GHz近傍で反射が低くなり、有望である。
さらにTDR特性によって高速信号に対する実際の応答をみると、TOSA600にDCP610を挿入した場合の効果はより明らかになる。すなわち、図11によれば、DCP610を挿入しない場合には、240ps付近で反射による大きなピークがあるのが、DCP610を入れることによって解消されていることがわかる。すわわち、EAM630の空乏層容量及び伝送路間のボンディングワイヤインダクタンス等によるインピーダンス不整合が緩和されていることを確認できる。
以上により、方向性結合器をTOSAの電気信号伝送路経間に挿入することで、入力信号源に戻る反射波が抑制される。
100、600 TOSA
110 基台
130 高周波配線基板
131 信号源
132、633 特性インピーダンス
150 高周波パッケージ
151 キャリア
152 サブキャリア
155、157、604、606 伝送路
156、158、605、607 ボンディングワイヤ
160、620 EAM
161、608 終端抵抗
162、609 終端インダクタ
165 DFBレーザ
170、602 FPC
171、172、601、603 半田接合部
181、621 電極部
182、622 クラッド層の抵抗
183、623 コア層の容量
184、624 電気/光変換部
185、625 受光電流の電流源
400 EA変調器集積DFBレーザ
401 n−InP基板
402 レーザ活性層
403 光吸収層
404 バットジョイント
405 p−InP層
406 SI−InP層
411 DFBレーザ用電極
412 EAM用電極
413 パット電極
414 分離溝
610 方向性結合器
631 検出部
632 制御部
801、802、804、805 インダクタ
803、806、807、808 コンデンサ
809、810 抵抗

Claims (5)

  1. 信号源から発信されるf(Gb/s)の電気信号を伝送する第1の伝送路と、
    光半導体素子を含む高周波回路素子と、
    前記高周波回路素子を駆動するための電気信号を伝送する第2の伝送路と、
    前記第1の伝送路と前記第2の伝送路を結合する第3の伝送路と
    を備え、
    前記第2の伝送路を構成する要素の少なくともひとつの特性インピーダンスは前記第1の伝送路の特性インピーダンスと異なり、
    前記第3の伝送路は、方向性結合器であり、
    前記信号源から前記第1及び第2の伝送路を介して前記高周波回路に伝送された電気信号の、所望の周波数における前記高周波回路による反射波の強度が、前記信号源から前記第1乃至第3の伝送路を介して前記高周波回路に伝送された電気信号の、所望の周波数における前記高周波回路による反射波の強度よりも、大きい
    ことを特徴とする光送信器。
  2. 前記所望の周波数は周波数f(GHz)、f/2(GHz)又はf/3(GHz)のいずれかを含むことを特徴とする請求項1に記載の光送信器。
  3. 前記光半導体素子は、電界吸収型光変調素子であることを特徴とする請求項1に記載の光送信器。
  4. 前記方向性結合器は、LCフィルタから構成されることを特徴とする請求項1に記載の光送信器。
  5. 請求項4に記載の光送信器において、前記電気信号の反射波の強度を検出する検出部を設け、前記検出部で検出された反射波の強度を低減するように、前記LCフィルタのインダクタンス及び容量の値を制御することを特徴とする制御方法。
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