JPH0878916A - 方向性結合器 - Google Patents

方向性結合器

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JPH0878916A
JPH0878916A JP6210941A JP21094194A JPH0878916A JP H0878916 A JPH0878916 A JP H0878916A JP 6210941 A JP6210941 A JP 6210941A JP 21094194 A JP21094194 A JP 21094194A JP H0878916 A JPH0878916 A JP H0878916A
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JP6210941A
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Mitsuhiro Mabuchi
光浩 馬渕
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】低域通過フィルタの機能も有し、結合態様の自
由な方向性結合器を提供する。 【構成】図の方向性結合器は集中定数回路で構成する。
まず端子21、22間の伝送線路に低域通過フィルタ2
5aを配設し、端子23、24間の伝送線路にも低域通
過フィルタ25bを配設する。低域通過フィルタ25a
(又は25b)の2つのインダクタンスの値及び接地キ
ャパシタンスの値を適宜に設定して90°移相回路を構
成させる。端子21、22間の伝送線路と、端子23、
24間の伝送線路とを、低域通過フィルタ25a、25
bの前後で、キャパシタンス26a、26bによりそれ
ぞれ接続する。両伝送線路間の結合度は両キャパシタン
ス26a、26bの値によって決定する。λg /4長の
移相線路の構成が無く、一対となる両伝送線路間の物理
的位置関係は比較的自由である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信機器などのマイク
ロ波回路に使用される方向性結合器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図6(a),(b),(c) に示すよう
な方向性結合器が在る。方向性結合器は、通信機器など
に使用され、マイクロ波、ミリ波等の高周波を伝送する
二つの電磁波伝送線路を適当に組み合わせて主伝送線路
により伝送される伝搬波を方向によって分離する目的で
使用される。この構成に使用される伝送線路には、立体
回路素子の一種である導波管や、これに代って小型軽量
化が可能な平面形のストリップ線路、誘電体線路等があ
る。同図(a),(b),(c) に示す方向性結合器はいずれもス
トリップ線路を用いた方向性結合器の例を示している。
【0003】同図(a) は2点結合形の方向性結合器であ
る。この方向性結合器は主伝送線路ABのλg /4(λ
g :伝送線路内の伝搬波の波長)の長さの90°移相線
路3の前後に、副伝送線路CDのこれもλg /4の長さ
の移相線路4の前後の伝送線路5a、5bが対向してギ
ャップ6a、6bをそれぞれ形成している。これらギャ
ップ6a及び6bの2点において、主伝送線路ABと副
伝送線路CDが電磁気的に結合している。構成として
は、両伝送線路間のギャップ6a及び6bは、それぞれ
静電容量(キャパシタンス)を持っていると考えてよい
ものであり、これは等価回路ではコンデンサに置き代え
ることができる。また、移相線路3及び4はインダクタ
ンスを持つと考えてよいものであり、これは等価回路で
はコイルで置き代えることができる。図の主伝送線路A
からの入力は副伝送線路Dには分流するが副伝送線路C
には伝わらない。これは、副伝送線路Dでは、主伝送線
路Aから伝わって副伝送線路CDの移相線路4を通過し
た伝搬波と、主伝送線路ABの移相線路3を通過してか
ら副伝送線路Dに伝わった伝搬波とは、同じ位相だけず
れるので、同位相で合成されて現れるからである。一
方、主伝送線路Aから副伝送線路C方向へ伝わる伝搬波
は極めて僅かであるうえ、主伝送線路ABの移相線路3
を通過して位相が90°ずれて副伝送線路Dに伝わった
伝搬波が副伝送線路C方向に僅かに還流するとき副伝送
線路CD間の移相線路4を通過して位相が更に90°ず
れ、結果として位相が180°ずれる。この位相が18
0°ずれた還流波と主伝送線路Aからの位相ずれのない
波とが打ち消し合って副伝送線路Cには伝搬波は現れな
いものである。尚、同様に図の主伝送線路Bからの入力
は、副伝送線路Cには分流するが副伝送線路Dには伝わ
らない。方向性結合器はこのような性質を有する四端子
網の素子であり、入射波と反射波の分離、伝送電力の監
視、インピーダンスの測定、定在波(定常波)比の測定
等に利用されている。
【0004】同図(b) は分布結合形の方向性結合器であ
る。主伝送線路A′B′と副伝送線路C′D′がλg
4の長さにわたって電磁界的に分布結合しており、結合
度はすき間sにより決定される。
【0005】同図(c) は、分岐線路形の方向性結合器で
ある。これは4本のλg /4長の移相線路7a、8a、
7b及び8bを環状に結合した形である。すなわち、主
伝送線路A″B″のλg /4長の移相線路7aの前後
と、副伝送線路C″D″のλg/4長の移相線路7bの
前後とが、二本のこれもλg /4長の結合線路8a及び
8bによってそれぞれ結合している。この方向性結合器
の動作も、同図(a) の場合と同様であることは論を俟た
ない。
【0006】図7は、集中定数回路による方向性結合器
の例である。この集中定数回路は、所定のインダクタン
スを持つ2つの回路を所定の静電容量を持つ2つ回路で
それぞれ接続した形で表わされる。同図のインダクタン
ス9a及び9bは、図の両方向矢印Mで示すように一種
のトランスと考えることのできるものである。この方向
性結合器も、例えば端子10aから入力する伝搬波は、
端子10bに流れると共に端子10dに分流するが、端
子10cには流れない。一般に集中定数回路は分布定数
回路に比較して計算が容易であるとされている。また、
方向性結合器としては周波数が比較的低い場合に用いら
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方向性結合器は、いずれもその名の示す通り、方向
性を持った結合器としての機能しか備えていないもので
あった。また、方向性結合器をマイクロストリップ線路
などの伝送線路で構成する場合、伝搬波を90°移相す
るためのλg /4の線路が必要であり、このため部品の
サイズに制約があり、また一対の伝送線路を結合する方
法が定まっているため部品の位置関係に制約があって、
設計上の自由度が限定されるという問題があった。ま
た、集中定数回路では、所要の結合度に応じたインダク
タンス間の結合を発生させることに困難が伴うという問
題があった。
【0008】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
低域通過フィルタの機能も有し、結合態様の自由な方向
性結合器を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の伝送線
路を結合させてなる4端子網の方向性結合器を前提とす
る。
【0010】請求項1記載の発明の方向性結合器は、第
1の端子と第2の端子間に在って伝搬波を90°移相さ
せる第1の移相回路と、第3の端子と第4の端子間に在
って伝搬波を90°移相させる第2の移相回路と、上記
第1の端子と上記第1の移相回路間及び上記第3の端子
と上記第2の移相回路間に接続される第1の結合素子
と、上記第2の端子と上記第1の移相回路間及び上記第
4の端子と上記第2の移相回路間に接続される第2の結
合素子とから構成される。
【0011】請求項2記載に発明の方向性結合器は、上
記一対の伝送線路間を2カ所でそれぞれ結合するキャパ
シタンスと、該キャパシタンスによる2カ所の結合箇所
間の少なくとも何れか一方に設けられ伝搬波を90°移
相させる低域通過フィルタとから構成される。
【0012】請求項3記載の発明の方向性結合器は、第
1の端子と第2の端子間に在って伝搬波を90°移相さ
せる低域通過フィルタを備えた第1のストリップライン
と、第3の端子と第4の端子間に在って上記伝搬波の1
/4波長の長さのラインを備え、該ラインの前後と上記
低域通過フィルタの前後において上記第1のストリップ
ラインと所定の間隙からなるギャップにより2点結合す
る第2のストリップラインとから構成される。
【0013】請求項4記載に方向性結合器は、伝搬波を
90°移相させる低域通過フィルタを形成し該低域通過
フィルタの前後2カ所にオリフィスを備えた第1の導波
管と、上記伝搬波の1/4波長の間隔で設けられた2カ
所にオリフィスを備え該2カ所のオリフィスと上記低域
通過フィルタの前後2カ所のオリフィスとにより上記第
1の導波管と結合する第2の導波管とから構成される。
【0014】
【作用】本発明の方向性結合器は、伝送線路の少なくと
も何れか一方に設けられた低域通過フィルタが伝搬波の
90°移相を行う。このように伝搬波の90°移相を低
域通過フィルタで行うため伝送線路の結合態様は自在で
ある。また、この方向性結合器は低域通過フィルタとし
ても使用できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。先ず、図1に、本発明の方向性結合器の原理
を示す。同図に示すように、本発明の方向性結合器は、
一方の端子11、12間の伝送線路に90°移相回路1
5aを設定し、他方の端子13、14間の伝送線路に9
0°移相回路15bを設定する。それら90°移相回路
15aの前と90°移相回路15bの前、及びこれら9
0°移相回路15aの後と90°移相回路15bの後と
を、それぞれ結合素子16a及び16bで接続する構成
である。 この構成は、主伝送線路(例えば端子11、
12間)と副伝送線路(例えば端子13、14間)との
結合は単に結合素子16a、16bによって行えばよ
く、例えば図6(a) に示した2点結合形のように、90
°移相線路部分が互いに対面するように形成して結合す
る必要がなく設計上の自由度が高まる。また、例えば図
6(c) に示した分岐線路形のように、λg /4長の結合
用線路のために主副伝送線路間の間隙が大きく開いて貴
重な配設スペースを浪費する虞もない。また、図7の集
中定数回路に示したように、主副伝送線路のインダクタ
ンスを隣接させて構成しなければならない等の物理的位
置関係の制約を受けない。
【0016】図2(a) は、その原理に基づく第1の実施
例の方向性結合器の構成を示す集中定数回路図である。
同図において、方向性結合器は、端子21、22間の伝
送線路に低域通過フィルタ25aが配設され、端子2
3、24間の伝送線路にも低域通過フィルタ25bが配
設される。上記低域通過フィルタ25aの前と低域通過
フィルタ25bの前、及びこれら低域通過フィルタ25
aの後と低域通過フィルタ25bの後とを、それぞれキ
ャパシタンス26aと26bとで接続する。
【0017】図2(b) は、上記低域通過フィルタ25a
(または25b)の構成のみを取り出して示している。
この低域通過フィルタ25a(または25b)は、入出
力端子間に直列に接続された2個のインダクタンス27
a、27bの中間と接地間にキャパシタンス28を接続
して構成される。この低域通過フィルタ25a(または
25b)は90°移相回路としても機能するよう2個の
インダクタンス27a、27b及びキャパシタンス28
の値が設定されている。また、同図(a) の方向性結合器
は、端子21を入力端子としたとき、端子24に出力さ
れる電力は、キャパシタンス26a及び26bの値によ
って決定される。
【0018】尚、これらの回路は一般的なアプリケーシ
ョンソフトウエアである高周波回路ソフトを用い、この
ハードウェア記述言語で回路モデル(機能モデル)を記
述(設計)する。上記ハードウェア記述言語で記述され
た回路モデルは、実際のハードウエアではないが機能的
にハードウエアと等価な働きをする。この回路モデルを
シミュレーションするシミュレータを用いてシミュレー
ションを行うことにより回路を構成する各部毎の適宜な
値を得ることができる。すなわち低域通過フィルタ25
a(または25b)の構成において90°移相を行わせ
るための2箇所のインダクタンス27a、27b及びキ
ャパシタンス28の値を決定することができる。
【0019】このように、一対の伝送線路が、特定の構
成値を持つ低域通過フィルタによって90°移相を独立
に行うことができ、物理的位置関係の制約を受けること
なく結合を行うことができる。
【0020】上記の低域通過フィルタを配設する構成
は、集中定数回路に限ることなく、他の伝送線路による
方向性結合器にも適用できる。図3は、低域通過フィル
タをストリップラインに適用した第2の実施例である。
同図に示す方向性結合器は、一方の伝送線路である端子
31、32間のストリップ線路35に、図の破線で囲ん
で示すように形状の良く知られている低域通過フィルタ
35aが形成されている、中央の本体伝送線路よりも幅
の広い部分はキャパシタンスを構成し、このキャパシタ
ンスと前後の伝送線路35、35を結ぶ本体伝送線路よ
りも幅の狭い部分はインダクタンスを構成している。他
方の伝送線路である端子33、34間のストリップ線路
は、図6(b) に示した2点結合形の方向性結合器の場合
と同様な形状である。すなわち上記低域通過フィルタ3
5aの前後に、端子33、34間の伝送線路のλg /4
長の移相線路36の前後の伝送線路36a、36bが対
向し、ギャップ形成して、それぞれ結合している。この
構成も、低域通過フィルタの機能と方向性結合器の機能
の2つの機能を併せ持っている。
【0021】図4(a),(b),(c) は、上記ストリップ線路
の3例を斜視図で示している。同図(a) は極めて一般的
なマイクロストリップ線路であり、接地導体41上の誘
電体基板42上にストリップ状の線路(ストリップライ
ン)43が配設されている。また、ストリップ線路に
は、同図(b) に示すようなトリプレート構造のストリッ
プ線路や同図(c) 示すようなサスペンデッドストリップ
線路もある。同図(b) のトリプレート構造のストリップ
線路は、上下の接地導体44a、44bに挟まれた誘電
体45の中央部に埋設されてストリップライン46が配
設される。同図(c) のサスペンデッドストリップ線路
は、上記トリプレート構造の誘電体45を取り除いて中
空とした構造であり、接地導体44ー1、44−2によ
り形成される中空にストリップライン46−1が不図示
の支持部材により支持されて配設される。この他にも、
ストリップラインにはコプレーナ線路、スロット線路、
フィンライン等、種々の線路が実用化又は提案されてい
る。いずれの場合も、一対となる伝送線路の何れか一方
又は両方に、伝搬波を90°移相させる低域通過フィル
タを形成させて結合すれば、四端子網の方向性結合器と
して用いることができる。
【0022】上記第2の実施例では平面的な構造である
ストリップラインに低域通過フィルタを設けて構成して
いるが、ストリップラインに限ることなく、この低域通
過フィルタを用いる方向性結合器の構成は、導波管にも
適用できる。
【0023】図5は、低域通過フィルタを導波管に適用
した第3の実施例である。同図に斜視図で示す方向性結
合器は、斜視図にして見やすいように方形の導波管を用
いていおり、側面の壁を透明とした(又は取り除いた)
形で示している。勿論同図に示す構成は円筒状の導波管
でも全く同様に構成できる。同図に示す方向性結合器
は、一方の伝送線路である端子51、52間の導波管の
中央部に本体導波管よりも上下に広い空洞部55が形成
され、この広い空洞部55は、前後の本体導波管、すな
わち端子51側の導波管及び端子52側の導波管とに、
本体導波管よりも上下に狭い空洞部55a、55bによ
り連結されている。上記の広い空洞部55はキャパシタ
ンスを構成しており、狭い空洞部56a、56bはイン
ダクタンスを構成している。これも良く知られている導
波管による低域通過フィルタの形状である。この低域通
過フィルタも、形状を適宜に選択することによりキャパ
シタンスとインダクタンスの値を適正に設定するように
すると、90°移相を行う低域通過フィルタを構成する
ことができる。この低域通過フィルタの前後にオリフィ
ス57a、57b(オリフィス:導波管や空洞共振器の
側壁や終端に設けられる開口や窓をいい、これらを通し
てエネルギーが伝送される)を設け、この導波管と一対
になる他方の導波管58に同様にオリフィスを設けてこ
れと結合する。この他方の導波管58には、上記同様に
低域通過フィルタを設けてもよく、また同図に示すよう
に、オリフィスによる結合部間にλg /4長の線路部5
9を設けるようにしてもよい。この場合も、例えば端子
51からの入力は、端子52に出力されると共に、端子
54にも出力され、端子53には出力されない。また、
端子52からの入力は、端子51に出力されると共に端
子53に出力され、端子54には出力されない。この方
向性結合器は、オリフィスの形状、例えば孔の面積を適
宜に選択し、また面積に比較して周囲長が長くなるよう
に形成する等のことにより、所望の結合度を得ることが
できる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
少なくとも一方の伝送線路の90°移相を低域通過フィ
ルタで行うようにし結合素子を用いて一対の伝送線路を
結合するようにしたので、方向性結合器としての機能の
他に低域通過フィルタとしての機能の二つの機能を一つ
の部品に付加することができ、したがって、機能が倍加
した分、部品点数を減少させることができる。また、9
0°移相と結合とを全く独立に行うことができるので、
一対となる両伝送線路間に物理的位置関係の制約がなく
自由な設計が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方向性結合器の原理を示す図である。
【図2】(a) は第1実施例の構成を示す集中定数回路
図、(b) はその低域通過フィルタの構成のみを取り出し
て示した図である。
【図3】第2実施例のストリップラインに適用した例を
示す図である。
【図4】(a),(b),(c) はストリップ線路の3例を斜視図
で示した図である。
【図5】第3実施例の導波管に適用した例を示す図であ
る。
【図6】(a),(b),(c) は従来の方向性結合器の例を示す
図である。
【図7】従来の集中定数回路による方向性結合器の例を
示す図である。
【符号の説明】
1、2、3、4、7a、7b、8a、8b 移相線路 5a、5b 伝送線路 6a、6b ギャップ 9a、9b インダクタンス 10a、10b 端子 11、12、13、14 端子 15a、15b 90°移相回路 16a、16b 結合素子 21、22、23、24 端子 25a、25b 低域通過フィルタ 26a、26b キャパシタンス 27a、27b インダクタンス 28 キャパシタンス 31、32、33、34 端子 35 ストリップ線路 35a 低域通過フィルタ 36 移相線路 36a、36b 伝送線路 41、44a、44b 接地導体 42 誘電体基板 43、46、46−1 ストリップ線路(ストリップラ
イン) 44ー1、44−2 接地導体 45 誘電体 51、52、53、54 端子 55 広い空洞部 55a、55b 狭い空洞部 57a、57b オリフィス 58 伝送線路 59 線路部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の伝送線路を結合させてなる4端子
    網の方向性結合器において、 第1の端子と第2の端子間に在って伝搬波を90°移相
    させる第1の移相回路と、 第3の端子と第4の端子間に在って伝搬波を90°移相
    させる第2の移相回路と、 前記第1の端子と前記第1の移相回路間及び前記第3の
    端子と前記第2の移相回路間に接続される第1の結合素
    子と、 前記第2の端子と前記第1の移相回路間及び前記第4の
    端子と前記第2の移相回路間に接続される第2の結合素
    子と、 を有することを特徴とする方向性結合器。
  2. 【請求項2】 一対の伝送線路を結合させてなる4端子
    網の方向性結合器において、 前記一対の伝送線路間を2カ所でそれぞれ結合するキャ
    パシタンスと、 該キャパシタンスによる2カ所の結合箇所間の少なくと
    も何れか一方に設けられ伝搬波を90°移相させる低域
    通過フィルタと、 を有することを特徴とする方向性結合器。
  3. 【請求項3】 一対の伝送線路を結合させてなる4端子
    網の方向性結合器において、 第1の端子と第2の端子間に在って伝搬波を90°移相
    させる低域通過フィルタを備えた第1のストリップライ
    ンと、 第3の端子と第4の端子間に在って前記伝搬波の1/4
    波長の長さのラインを備え、該ラインの前後と前記低域
    通過フィルタの前後において前記第1のストリップライ
    ンと所定の間隙からなるギャップにより2点結合する第
    2のストリップラインと、 を有することを特徴とする方向性結合器。
  4. 【請求項4】 一対の伝送線路を結合させてなる4端子
    網の方向性結合器において、 伝搬波を90°移相させる低域通過フィルタを形成し該
    低域通過フィルタの前後2カ所にオリフィスを備えた第
    1の導波管と、 前記伝搬波の1/4波長の間隔で設けられた2カ所にオ
    リフィスを備え該2カ所のオリフィスと前記低域通過フ
    ィルタの前後2カ所のオリフィスとにより前記第1の導
    波管と結合する第2の導波管と、 を有することを特徴とする方向性結合器。
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