JP2015207388A - 雌型コンタクト及び電源用コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】振動等により力が加わったとしても雄型コンタクトとの接触部分が動いて擦れあわないようにし、擦れに起因する接触不良の発生を解消する。【解決手段】曲げ加工された板材よりなる雌型コンタクト100は、雄型コンタクトを受容するソケット部30と、電線が接続される端子部40と、ソケット部30と端子部40とを繋ぐ中間部50とよりなる。中間部50は断面U字状をなすU字部51と、U字部51のU字の一端側における幅方向側縁から90?曲げ部52を介してU字の外側に延長された延長部53とを有し、延長部53の先端がソケット部30に連結され、U字の他端が端子部40に連結されている。U字部51及び延長部53の幅はいずれもソケット部30における雄型コンタクトと接触するばね片34の幅より小とされる。【選択図】図1

Description

この発明は電源用のコネクタに関し、特に電源用コネクタ内に配設される雌型コンタクトの構造に関する。
図12Aは特許文献1に記載されている二次電池の端子構造及び隣接する二次電池を接続するバスバーの構造を示したものである。二次電池10は電極群を内部に収容する本体11と、正電極端子及び負電極端子と、プレート12とを備えて構成されている。図12Aでは正電極端子13の断面構造を示しており、正電極端子13はコネクタ部14と正電極板15とを備えて構成されている。
コネクタ部14はコネクタ本体14aと、コネクタ本体14aの上部に形成された開口14bと、開口14bの側面部に設けられた爪部14cとを備えて構成されている。正電極板15はプレート12に設けられた開口12aを介してコネクタ本体14aの開口14b内に突出されている。負電極端子も図12Aに示した正電極端子13と同様の構成を有するものとなっている。
バスバー20は本体21を介して所定距離離れた両端に相手コネクタ部22がそれぞれ設けられた構成とされ、本体21と、相手コネクタ部22と、相手コネクタ部22の下部に設けられた開口23と、導電体24と、開口23内の導電体24が折返しされた部分である折返部25と、折返部25と対向する開口23の内面部に設けられた凸部26と、コネクタ部14の爪部14cに対応する位置に設けられた凹部27とを備えて構成されている。
図12Bは二次電池10にバスバー20が接続された状態を示したものであり、バスバー20の両端の相手コネクタ部22は隣り合う二次電池の正電極端子及び負電極端子の各コネクタ部14の開口14bにそれぞれ挿入される。図12Bは図12Aと同様、正電極端子13側を示している。
正電極端子13の正電極板15の先端部は相手コネクタ部22の折返部25及び凸部26に接触し、爪部14cが相手コネクタ部22の凹部27に嵌り込んで接続が完了した状態となる。
特開2010−61962号公報
ところで、電気コネクタの接続においては一般に一方のコネクタは雄型コンタクトを備え、他方のコネクタは雄型コンタクトを受容する雌型コンタクトを備え、それら雄型コンタクトと雌型コンタクトの嵌合、接触によって電気的接続が行われるものとなっており、雌型コンタクト側には接触圧を発生させるためのばね接点(ばね片)が一般に設けられている。上述したバスバー20と二次電池10の接続構造においても、二次電池10のコネクタ部14は雄型コンタクトを備え、バスバー20の相手コネクタ部22は雌型コンタクトを備えており、雌型コンタクトには折返部25によってばね接点が構成されている。
一方、このような雄型コンタクトと雌型コンタクトのばね接点が接触している状態で振動等が加わると、雄型コンタクトと雌型コンタクトの互いに接触している部分が相対的に動き、これにより接触不良が発生するといったことが問題視されている。これは雄型コンタクトと雌型コンタクトの接触部分が動いて擦れあうことにより接触部分のめっきがはがれてしまうことに起因し、めっきはがれにより接触部分が腐食して接触抵抗が増大し、接触不良の発生に至る。図12に示した二次電池10のコネクタ部14とバスバー20の相手コネクタ部22の接続構造においてもこのような問題は発生しうる。
この発明の目的はこの問題に鑑み、雄型コンタクトと接触導通される雌型コンタクトにおいて、振動等により、雄型コンタクトとの接触部分を動かそうとする力が作用したとしても、その力が接触部分に伝わりにくいようにし、よって接触部分の動きを抑制でき、接触信頼性を高めることができるようにした雌型コンタクトを提供することにあり、さらにその雌型コンタクトを具備する電源用コネクタを提供することにある。
請求項1の発明によれば、曲げ加工された板材よりなる雌型コンタクトは、相手方の雄型コンタクトを受容するソケット部と、電線が接続される端子部と、ソケット部と端子部とを繋ぐ中間部とよりなり、中間部は断面U字状をなすU字部と、U字部のU字の一端側における幅方向側縁から90°曲げ部を介してU字の外側に延長された延長部とを有し、延長部の先端がソケット部に連結され、U字の他端が端子部に連結されており、U字部及び延長部の幅はいずれもソケット部における雄型コンタクトと接触するばね片の幅より小とされる。
請求項2の発明では請求項1の発明において、U字部は互いに平行な第1、第2平面と、曲げ部を介して第1、第2平面と連結された第3平面とよりなるものとされる。
請求項3の発明では請求項1の発明において、U字部は互いに平行な第1、第2平面と、第1、第2平面を繋ぐ半円筒面とよりなるものとされる。
請求項4の発明では請求項2又は3の発明において、直交3軸をX,Y,Zとし、ソケット部に対する雄型コンタクトの挿入方向をX方向、ばね片の幅方向をZ方向とする時、延長部の板面はX−Z面とされ、第1、第2平面はY−Z面とされる。
請求項5の発明によれば、電源用コネクタは請求項1乃至4記載のいずれかの雌型コンタクトを具備するものとされる。
この発明による雌型コンタクトによれば、振動等により力が加わっても中間部がその力を吸収することができ、雄型コンタクトとの接触部分に力が伝わりにくいようにすることができる。従って、接触部分の動きを抑制することができるため、接触部分が擦れあうことにより接触不良が発生するといった問題を解消することができ、接触信頼性に優れた雌型コンタクトを得ることができる。
Aはこの発明による雌型コンタクトの一実施例を示す斜視図、BはAに示した雌型コンタクトを別の方向から見た斜視図。 図1Aに示した雌型コンタクトをさらに別の方向から見た斜視図。 図1Aに示した雌型コンタクトの断面斜視図。 図1BのC−C線拡大断面図。 図1Aに示した雌型コンタクトの展開図。 図1Aに示した雌型コンタクトを備えるハーネス側の電源用コネクタと筐体に設けられた相手方の電源用コネクタを示す斜視図。 図6におけるハーネス側の電源用コネクタの拡大断面図。 図6に示した電源用コネクタが互いに接続された状態を示す斜視図。 Aはハーネス側の電源用コネクタの雌型コンタクトと筐体側の電源用コネクタの雄型コンタクトの嵌合前の状態を示す斜視図、BはAに示した雌型コンタクトと雄型コンタクトの嵌合状態を示す斜視図。 Aは図9Aに示した雌型コンタクトと雄型コンタクトの嵌合前の状態の拡大断面図、Bは図9Bに示した雌型コンタクトと雄型コンタクトの嵌合状態の拡大断面図。 この発明による雌型コンタクトの他の実施例を示す斜視図。 Aは電源用コネクタの従来例として二次電池とバスバーのコネクタ部の構造を示した断面図、BはAに示したコネクタ部が接続された状態を示す断面図。
この発明の実施形態を図面を参照して実施例により説明する。
図1〜4はこの発明による雌型コンタクトの一実施例の形状を示したものであり、この雌型コンタクト100は電源用コネクタに配設されるものとなっている。雌型コンタクト100は板材が曲げ加工されて形成されており、大電流に対応すべく、板材は高導電性の純銅系材料からなり、その板厚は厚い。また、表面には銀めっきが施されている。
雌型コンタクト100は相手方の雄型コンタクトを受容するソケット部30と、電線が接続される端子部40と、ソケット部30と端子部40とを繋ぐ中間部50とよりなる。
ソケット部30は角筒形状をなす外殻部31と、外殻部31の一端側(前端側)をスリット状の開口32を残して塞ぐ一対の前方曲げ片33と、一対のばね片34と、一対の補助ばね片35とを備えている。
一対のばね片34は板材が角筒形状をなすように折り曲げられてなる外殻部31における板材の端面同士の合わせ部31aの後端側部分から外殻部31の内面側にそれぞれ曲げ返されて形成されており、ばね片34は曲げ返された基部34aと、基部34aから前方曲げ片33に向かって延伸された延伸部34bとよりなる。延伸部34bの先端側には、「くの字状(dog leg)」に折り曲げられ、かつ二股に分岐されて接点部34cが形成されている。なお、基部34aに続く外殻部31の側面31bには合わせ部31aの端面から切り欠き31cがそれぞれ設けられており、この切り欠き31cがある分、一対のばね片34はそれぞれその長さが延長され、つまり橈みうる部分が増やされた形状となっている。
一対の補助ばね片35は外殻部31の側面31bの前端側から外殻部31の内面側にそれぞれ曲げ返され、外殻部31の後端側に向かって延長されて形成されており、先端には曲げ部35aが形成されている。上述した前方曲げ片33はこれら補助ばね片35より前方に位置されている。補助ばね片35の幅はばね片34の延伸部34bの幅と等しくされており、かつ一対の補助ばね片35は一対のばね片34と対応する位置に位置され、先端の曲げ部35aがばね片34の延伸部34bの裏側の面(接点部34cが突出している側の面と反対側の面)と接触するように設けられている。このような補助ばね片35を有することによりばね片34の接触圧が増大されるものとなっている。
ばね片34の表側の面(接点部34cが突出している側の面)と対向する外殻部31の側面31dには内面側に突出されて直線状をなすダボ36が形成されている。また、この側面31dの前端にもダボ37が外面側に突出して形成されている。
次に、中間部50の形状について説明する。
中間部50は断面U字状をなすU字部51と、U字部51のU字の一端側における幅方向側縁から90°曲げ部52を介してU字の外側に延長された延長部53とを備えている。U字部51はこの例では互いに平行な第1平面51a、第2平面51bと、90°曲げ部51c,51dを介して第1平面51a、第2平面51bと連結された第3平面51eとによって構成されている。なお、U字部51の90°曲げ部52が設けられている一端側は他端側と比べて幅狭とされており、この例では第3平面51eのほぼ中央で幅が切り替わるものとなっている。
上記のような形状を有する中間部50は、延長部53の先端がソケット部30の外殻部31の一方の側面31dと同一平面上に位置して側面31dの後端に連結されており、U字部51の幅広となっている他端は端子部40に連結されている。この例ではU字部51の他端は90°曲げ部54を介して端子部40に連結されている。
端子部40は断面L字状をなし、L字の一辺をなす第1板部41とL字の他辺をなす第2板部42とよりなる。第1板部41はU字部51の第3平面51eと平行とされ、第2板部42は外殻部31の側面31b,31dと平行とされている。U字部51は90°曲げ部54を介して第1板部41に連結されている。
ここで、直交3軸をX,Y,Zとする。相手方の雄型コンタクトはソケット部30の前端の開口32からソケット部30に挿入され、この雄型コンタクトの挿入方向をX方向、ばね片34の幅方向をZ方向とすると、延長部53の板面はX−Z面となる。また、U字部51の第1、第2平面51a,51bはY−Z面であり、第3平面51eはX−Y面となる。即ち、中間部50はこの例では直交3平面を有し、90°曲げ部を介して直交3平面が順次連結された形状となっている。
雄型コンタクトと接触するばね片34はこの例では一対設けられており、また上述したように、ばね片34は外殻部31から曲げ返された基部34aと延伸部34bとよりなるため、図4中に示したように基部34aのZ方向の幅をWとした時、ばねとして機能し、雄型コンタクトに接触圧を与える一対のばね片34の実効的な幅は2×Wとなる。
これに対し、延長部53及びU字部51の延伸方向と直交する方向の幅は以下とされる。即ち、延長部53のZ方向の幅を図2中に示したようにWとし、U字部51の幅狭部分、幅広部分の各幅を図1B中に示したようにW,Wとした時、これらW,W,Wはいずれも2×Wより小とされる。
中間部50はこのように構成されているため、ばね性を有し、X,Y,Z3軸のいずれの方向の力が加わっても撓みうるものとなっており、Y方向の力に対して撓む延長部53の幅W及びX方向、Z方向の力に対して撓むU字部51の幅W,Wはいずれもソケット部30のばね片34の幅2×Wより小さいため、ばね片34の接点部34cを動かそうとする力が直交3軸のいずれの方向に加わっても、その力を吸収することができる。よって、振動等が加わったとしても接点部34cの動きを抑制することができ、雄型コンタクトとの擦れに起因して接触抵抗が増大し、接触不良が発生するといった問題を回避することができる。
図5は雌型コンタクト100の展開図を示したものであり、上述した主要各部をなす部分には同一符号を付してある。なお、ダボ36,37の図示は省略している。
図6は雌型コンタクト100を内部に具備する電源用コネクタ200と、電源用コネクタ200が接続される相手方の電源用コネクタ300を示したものである。電源用コネクタ200は詳細図示は省略しているが、ハーネスに取り付けられ、相手方の電源用コネクタ300は筐体400に取り付けられている。これら電源用コネクタ200,300は車載用とされる。
図6中、310は電源用コネクタ300が具備する雄型コンタクトを示す。筐体400には一対のフック410及び一対のねじ穴420が設けられており、これらフック410及びねじ穴420は電源用コネクタ200を電源用コネクタ300に接続する際に引っ掛け、ボルト止めにそれぞれ使用される。電源用コネクタ200には筐体400の一対のねじ穴420に対応して貫通穴210が設けられている。
図7は電源用コネクタ200の内部構造を示したものであり、雌型コンタクト100は図7に示したように電源用コネクタ200の内部に収容固定されている。図7中、60はハウジング本体を示し、70はサブハウジングを示す。80はケーブル押さえを示し、90はカバーを示す。また、110はレバーを示し、120,130はそれぞれシールゴムを示す。140はケーブルを示し、150はケーブル固定部材を示す。
ケーブル140はハウジング本体60とケーブル押さえ80とに挟まれて強固に固定されており、先端の絶縁被覆が除去されて取り出された芯線141は雌型コンタクト100の端子部40に接続されている。端子部40と芯線141の接続は例えば超音波溶着によって行われる。
図8は電源用コネクタ200と300が接続された状態を示したものである。図8中、500は電源用コネクタ200を筐体400に固定するためのボルトを示す。なお、レバー110は図6に示した状態から回転されて引き上げられた状態となっている。
図9及び図10は電源用コネクタ200の雌型コンタクト100と相手方の電源用コネクタ300の雄型コンタクト310とが嵌合される様子をそれぞれ示したものであり、図9A,図10Aは嵌合前の状態を示し、図9B,図10Bは嵌合状態を示す。雄型コンタクト310は板材よりなり、平板状をなす。板材は例えば純銅板とされ、表面には銀めっきが施されている。
雌型コンタクト100の接点部34cとダボ36の間の隙間は雄型コンタクト310の厚さより狭くされており、雄型コンタクト310がこの隙間に挿入されると、一対のバネ片34が変位し、またバネ片34の変位に伴い、一対の補助バネ片35が変位し、これにより雄型コンタクト310と雌型コンタクト100とが所要の接触圧をもって互いに接触、導通される。
図9B,図10Bに示した嵌合状態では、雄型コンタクト310の基端が固定端となり、また雌型コンタクト100側においては端子部40側が固定端となり、つまり図9B,図10Bに示した状態では両端固定でその間が自由度をもつ系とみなすことができる。従って、振動等が加わると、この系に力が作用することになるが、前述したようにこの例では雌型コンタクト100の中間部50が系に作用する力を吸収するため、接点部34cに、つまり雄型コンタクト310と雌型コンタクト100の接触部分に力が伝わりにくくなり、よって接触部分の動きを抑制することができる。
図11はこの発明による雌型コンタクトの他の実施例の形状を示したものであり、この例では図1に示した雌型コンタクト100と中間部のU字部の形状が異なるものとなっている。
この図11に示した雌型コンタクト100’のU字部51’は互いに平行な第1平面51a、第2平面51bと、第1平面51a、第2平面51bを繋ぐ半円筒面51fとによって構成されている。図1に示した形状のU字部51に替えてこのような形状を有するU字部51’とすることもできる。この例においても直交3軸のいずれの方向に力が加わっても、中間部50はその力を吸収することができる。
なお、中間部50は振動が加わって作用する力に限らず、例えば環境温度変化等によって生じる力も吸収することができ、その点で長期に渡って接触安定性、信頼性を確保することができる。
上述した雌型コンタクト100,100’は電源用コネクタに用いることを前提としており、大電流に対応すべく、断面積を極力大きくする必要があるため、中間部50において力を吸収するためのばね性の確保は必要最少限にとどめる必要があり、その点も考慮して幅W,W,Wを選定することになる。
10 二次電池 11 本体
12 プレート 12a 開口
13 正電極端子 14 コネクタ部
14a コネクタ本体 14b 開口
14c 爪部 15 正電極板
20 バスバー 21 本体
22 相手コネクタ部 23 開口
24 導電体 25 折返部
26 凸部 27 凹部
30 ソケット部 31 外殻部
31a 合わせ部 31b 側面
31c 切り欠き 31d 側面
32 開口 33 前方曲げ片
34 ばね片 34a 基部
34b 延伸部 34c 接点部
35 補助ばね片 35a 曲げ部
36,37 ダボ 40 端子部
41 第1板部 42 第2板部
50 中間部 51,51’ U字部
51a 第1平面 51b 第2平面
51c,51d 90°曲げ部 51e 第3平面
51f 半円筒面 52 90°曲げ部
53 延長部 54 90°曲げ部
60 ハウジング本体 70 サブハウジング
80 ケーブル押さえ 90 カバー
100,100’ 雌型コンタクト 110 レバー
120,130 シールゴム 140 ケーブル
141 芯線 150 ケーブル固定部材
200 電源用コネクタ 210 貫通穴
300 電源用コネクタ 310 雄型コンタクト
400 筐体 410 フック
420 ねじ穴 500 ボルト

Claims (5)

  1. 曲げ加工された板材よりなる雌型コンタクトであって、
    相手方の雄型コンタクトを受容するソケット部と、電線が接続される端子部と、前記ソケット部と前記端子部とを繋ぐ中間部とよりなり、
    前記中間部は断面U字状をなすU字部と、前記U字部のU字の一端側における幅方向側縁から90°曲げ部を介して前記U字の外側に延長された延長部とを有し、前記延長部の先端が前記ソケット部に連結され、前記U字の他端が前記端子部に連結されており、
    前記U字部及び前記延長部の幅はいずれも前記ソケット部における前記雄型コンタクトと接触するばね片の幅より小とされていることを特徴とする雌型コンタクト。
  2. 請求項1記載の雌型コンタクトにおいて、
    前記U字部は互いに平行な第1、第2平面と、曲げ部を介して前記第1、第2平面と連結された第3平面とよりなることを特徴とする雌型コンタクト。
  3. 請求項1記載の雌型コンタクトにおいて、
    前記U字部は互いに平行な第1、第2平面と、前記第1、第2平面を繋ぐ半円筒面とよりなることを特徴とする雌型コンタクト。
  4. 請求項2又は3記載の雌型コンタクトにおいて、
    直交3軸をX,Y,Zとし、前記ソケット部に対する前記雄型コンタクトの挿入方向をX方向、前記ばね片の幅方向をZ方向とする時、前記延長部の板面はX−Z面とされ、前記第1、第2平面はY−Z面とされていることを特徴とする雌型コンタクト。
  5. 請求項1乃至4記載のいずれかの雌型コンタクトを具備することを特徴とする電源用コネクタ。
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