JP7466844B2 - 端子ユニット - Google Patents

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Description

本開示は、端子ユニットに関するものである。
特許文献1には、タブ状などと表現される平板状をなす雄端子と、雄端子に接続される雌端子からなる端子ユニットが開示されている。雌端子は、雄端子挿通隙間を隔てて対向配置された一対の接続部を有し、各接続部は対向方向内方に突出する突状の接点部を有している。一対の接続部は、本体部に装着されたばねクリップにより、対向方向で互いに接近する方向に付勢されている。そして、雄端子挿通隙間から挿入された雄端子を接点部の間で挟持することで、雄端子と雌端子の導通が図られている。
特開2011-238558号公報
特許文献1の端子ユニットでは、平板状の雄端子を雌端子の接点部の間で挟み込む構造であるため、雄端子の板幅方向の外力に対する把持力が小さい。そのため、雄端子の板幅方向の変位を規制する壁部等が設けられている。しかしながら、変位を規制する壁部等へ当接するまでは、雄端子が雌端子に対して変位する。そのため、振動等により雌雄端子間に微摺動摩擦が生じて接触抵抗値が増大することも考えられることから、更なる改良が求められていた。
そこで、雌端子に対する雄端子の板幅方向での変位を抑制することができる、新規な構造の端子ユニットを開示する。
本開示の端子ユニットは、板状をなす雄端子と、前記雄端子に接続される雌端子と、を備え、前記雌端子は、前記雄端子が挿通されて配置される雄端子挿通隙間を隔てて対向配置された一対の接続部と、前記一対の接続部を相互に接近する方向に向かって付勢する弾性部材と、を有し、前記雄端子は、前記雄端子挿通隙間への挿入方向に交差する方向である板幅方向の両側に、前記雄端子の板厚方向の一方側に傾斜する一対の傾斜部を有し、前記雄端子の前記板厚方向の他方側の面に対向する前記雌端子の前記接続部は、前記雄端子挿通隙間に配置された前記雄端子の前記一対の傾斜部にそれぞれ接触する一対の第1突状接点部を有し、前記雄端子は、前記板幅方向で前記一対の傾斜部の間に配置された平坦部を有し、前記雄端子の前記板厚方向の前記一方側の面に対向する前記雌端子の前記接続部は、前記雄端子挿通隙間に配置された前記雄端子の前記平坦部に接触する第2突状接点部を有している、ものである。
本開示の端子ユニットによれば、雌端子に対する雄端子の板幅方向での変位を抑制することができる。
図1は、実施形態1に係る端子ユニットを、雌端子へ雄端子を挿入した状態で示す斜視図である。 図2は、図1に示された端子ユニットの分解斜視図である。 図3は、図1におけるIII-III断面図である。 図4は、図1に示された端子ユニットを構成する雌端子金具を単品状態で示す底面側からの斜視図である。 図5は、図1に示された端子ユニットを構成する雌端子の横断面図であって、図1におけるV-V断面に相当する図である。 図6は、実施形態2に係る端子ユニットを、雌端子へ雄端子を側方から挿入した状態で示す斜視図である。 図7は、図6におけるVII-VII断面図である。 図8は、図7におけるVIII-VIII断面図である。 図9は、図6に示された端子ユニットを構成する雌端子金具を単品状態で示す平面側からの斜視図である。 図10は、図9に示された雌端子金具の底面側からの斜視図である。 図11は、図6に示された端子ユニットを、雄端子と雌端子とが離隔した状態で示す斜視図である。
<本開示の実施形態の説明>
最初に、本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の端子ユニットは、
(1)板状をなす雄端子と、前記雄端子に接続される雌端子と、を備え、前記雌端子は、前記雄端子が挿通されて配置される雄端子挿通隙間を隔てて対向配置された一対の接続部と、前記一対の接続部を相互に接近する方向に向かって付勢する弾性部材と、を有し、前記雄端子は、前記雄端子挿通隙間への挿入方向に交差する方向である板幅方向の両側に、前記雄端子の板厚方向の一方側に傾斜する一対の傾斜部を有し、前記雄端子の前記板厚方向の他方側の面に対向する前記雌端子の前記接続部は、前記雄端子挿通隙間に配置された前記雄端子の前記一対の傾斜部にそれぞれ接触する一対の第1突状接点部を有し、前記雄端子は、前記板幅方向で前記一対の傾斜部の間に配置された平坦部を有し、前記雄端子の前記板厚方向の前記一方側の面に対向する前記雌端子の前記接続部は、前記雄端子挿通隙間に配置された前記雄端子の前記平坦部に接触する第2突状接点部を有している、ものである。
本開示の端子ユニットによれば、雄端子は、雄端子の板幅方向の両側に、雄端子の板厚方向の一方側に傾斜する一対の傾斜部を有し、雌端子は、雄端子の板厚方向の他方側の面に対向する接続部において、雄端子の一対の傾斜部にそれぞれ接触する一対の第1突状接点部を有している。これにより、雄端子が板幅方向に変位する外力が加わった際には、雄端子の板幅方向の両側において、雄端子の傾斜部が雌端子の第1突状接点部に押圧されて、板幅方向の内方に向かう分力が発生する。その結果、従来構造に比べて、雄端子の板幅方向の外力に対して雄端子の変位を阻止する力を大きくすることができ、雌端子に対する雄端子の板幅方向での変位を抑制することができる。それにより、振動等による雌雄端子間の微摺動摩擦やそれによる接触抵抗値の増大を抑制することができる。
また、本開示の端子ユニットによれば、雄端子の板厚方向の一方側から、雄端子の平坦部に雌端子の第2突状接点部が押圧され、雄端子の板厚方向の他方側から、雄端子の一対の傾斜部に雌端子の第1突状接点部が押圧される。これにより、雄端子を雌端子の3つの接点部により安定して保持することができ、接触抵抗の低減を図ることができる。
)各前記第1突状接点部が、前記雄端子挿通隙間への前記雄端子の前記挿入方向で連続して延びている、ことが好ましい。第1突状接点部が、雄端子の挿入方向で連続して延びていることから、雌雄端子間の接触面積を安定して確保することができ、両端子の接触圧の低減を図ることも可能となる。
)上記()において、各前記第1突状接点部が、前記雄端子挿通隙間への前記雄端子の前記挿入方向で相互に離隔した2箇所に設けられており、前記2箇所の前記挿入方向における離隔距離は、前記雄端子の前記平坦部の前記板幅方向の寸法よりも大きい、ことが好ましい。雌端子の各第1突状接点部が、雄端子の平坦部の板幅方向寸法よりも大きい寸法で離隔して2箇所に設けられていることから、雌端子の一対の接続部の対向方向視において、4つの第1突状接点部が相互に離隔して配置される。それゆえ、雌端子の雄端子挿通隙間に対して直交する2方向からの雄端子の挿入が可能となり、端子ユニットの汎用性の向上を図ることができる。
)各前記第1突状接点部において、前記雄端子挿通隙間への前記雄端子の前記挿入方向で手前側に位置する部分が、R面取り形状を有している、ことが好ましい。第1突状接点部において、雄端子の挿入方向の手前側に位置する部分が、R面取り形状を有しているため、雄端子挿通隙間に雄端子が挿入される際の挿入力を滑らかに上昇させることができる。
<本開示の実施形態の詳細>
本開示の端子ユニットの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示は、これらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<実施形態1>
以下、本開示の実施形態1の端子ユニット10について、図1から図5を用いて説明する。端子ユニット10は、雄端子12と雌端子14とを備えている。そして、雄端子12が雌端子14に挿入されて相互に接触することで、雄端子12と雌端子14とが電気的に接続されるようになっている。なお、以下の説明において、上下方向とは図3中の上下方向をいい、左右方向とは図3中の左右方向をいう。また、前後方向とは、図3の紙面直交方向であり、前方とは図3の紙面の手前方向、後方とは図3の紙面の奥方向をいう。
<雄端子12>
雄端子12は、全体として板状をなしており、図示しない平板金具を用いて構成されている。平板金具は矩形状を有しており、所定の幅寸法(図3中の左右方向寸法)および厚さ寸法(図3中の上下方向寸法)を有しており、ストレートに延びている。なお、雄端子12において、挿入方向前方側の端部分は、先細形状である。雄端子12は、導電性を有しており、例えば銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の電気抵抗の低い金属により形成される。
そして、この平板金具の挿入方向前方側において、端部分から所定の領域に亘って、幅方向両端部分を板厚方向の一方側(上方)に傾斜させることで、雄端子12の幅方向両端部分には、一対の傾斜部16,16が設けられている。すなわち、雄端子12において、後述する雄端子挿通隙間36への挿入方向に対して交差する方向、実施形態1では直交する方向である板幅方向の両側に一対の傾斜部16,16が設けられている。雄端子12の挿入方向前方側における幅方向中央部分、要するに幅方向両側の傾斜部16,16の間には、平坦に広がる平坦部18が設けられている。
雄端子12は、後述するように、雄端子12を雌端子14の雄端子挿通隙間36に挿入した状態において、板厚方向一方の面(上面)が、雌端子14の第1接続部26と対向するとともに、板厚方向他方の面(下面)が、雌端子14の第2接続部28と対向するようになっている。そして、傾斜部16,16における下面が、第2接続部28に設けられる第1突状接点部56と接触するとともに、平坦部18における上面が第1接続部26に設けられる第2突状接点部52と接触するようになっている。
傾斜部16の水平方向(上下方向に直交する方向)に対する傾斜角度θ(図3参照)は限定されるものではないが、例えば5度以上とされることが好適であり、より好適には10度以上とされる。傾斜部16の傾斜角度θが5度以上とされることにより、後述するように、雄端子12に板幅方向外方への外力が入力された際に板幅方向内方への分力を効果的に作用させることができて、雄端子12の板幅方向外方への変位を抑制することができる。また、傾斜部16の傾斜角度θは、例えば45度以下とされることが好適であり、より好適には30度以下とされる。傾斜部16の傾斜角度θが45度以下とされることにより、雄端子12、ひいては端子ユニット10の上下方向寸法を小さく抑えることができる。
雄端子12において、傾斜部16,16の形成領域よりも挿入方向後方側はストレートに延びる平板部20である。傾斜部16,16の形成領域は、平板部20に対して僅かに上方に位置している。平板部20には、例えばボルト挿通孔が設けられて機器の端子部に固定されたり、電線が固着される。
<雌端子14>
雌端子14は、図2にも示されるように、雌端子金具22に弾性部材としてのクリップばね24が取り付けられることで構成されている。
<雌端子金具22>
雌端子金具22は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の金属により形成される。雌端子金具22は、上下方向で相互に対向配置される一対の接続部としての第1接続部26と第2接続部28とを有している。実施形態1では、雌端子金具22が、略帯状とされた金属平板にプレス加工を行うことによって形成されており、略帯状とされた金属平板の長さ方向中間部分が折り返されることで、雌端子金具22の後端部に折り返し部30が形成されている。そして、略帯状の金属平板において、折り返し部30を挟んで長さ方向一端部32側に第1接続部26が設けられているとともに、長さ方向他端部34側に第2接続部28が設けられている。実施形態1では、第2接続部28の上方に第1接続部26が位置している。そして、略帯状の金属平板の長さ方向両端部32,34により雌端子金具22の前端部が構成されている。
これら第1接続部26および第2接続部28はそれぞれ、平面視(上下方向の投影)において略矩形状であり、雄端子12よりも大きな幅方向寸法(左右方向寸法)を有している。第1接続部26と第2接続部28は、上下方向で相互に離隔しており、これら第1接続部26と第2接続部28との間の空間により、後述するように雄端子12が挿入されて配置される雄端子挿通隙間36が構成されている。要するに、一対の接続部である第1接続部26と第2接続部28とが、雄端子挿通隙間36を隔てて上下方向で相互に対向配置されている。雌端子金具22において、雄端子挿通隙間36は、前方および左右方向両側に開口している。
雌端子金具22において、第1接続部26と折り返し部30とは連結部37によって連結されており、この連結部37は、前方になるにつれて上方に傾斜している。すなわち、第1接続部26は、折り返し部30よりも上方に位置している。また、第1接続部26の前端部において、幅方向両端部が下方に向かって屈曲させられており、一対のストッパ突部38,38が構成されている。第2接続部28の前端部において、幅方向両端部には、ストッパ突部38,38と当接するストッパ受部40,40が設けられている。
さらに、第1接続部26および第2接続部28の後端部には、右方に向かって突出する位置決め突部42,42が設けられている。したがって、第1接続部26および第2接続部28の前後方向両端部分における右端部には、ストッパ突部38、ストッパ受部40および一対の位置決め突部42,42が設けられている。そして、第1接続部26および第2接続部28の前後方向中間部分における右端部は、ストッパ突部38、ストッパ受部40および一対の位置決め突部42,42よりも左方に位置している。これにより、雌端子金具22の前後方向中間部分における右端部には、クリップばね24が装着されるクリップばね装着部44が構成されている。
また、第1接続部26および第2接続部28の上下方向外面において、幅方向中央部分には、上下方向外方に突出する凸部46が設けられている。凸部46は、第1接続部26と第2接続部28において、それぞれ一対設けられており、前後方向で所定距離を隔てて位置している。各凸部46は、前後方向視において略三角形状または略台形状であり、各凸部46の左面が、略上下方向に広がる鉛直面48であるとともに、各凸部46の右面が、右方になるにつれて上下方向外方への突出高さが小さくなるように傾斜する傾斜面50である。
第1接続部26の内面(下面)において、略中央には、下方(第2接続部28側)に向かって突出する第2突状接点部52が設けられている。実施形態1では、第2突状接点部52が、第1接続部26に対してプレス加工を行うことによって形成されている。これにより、第1接続部26の外面(上面)において、第2突状接点部52と対応する位置、すなわち一対の凸部46,46の前後方向間には、上方に向かって開口する凹部54が形成されている。
第2突状接点部52(凹部54)は、平面視(上下方向での投影)において略円形であり、図3に示される雌端子14の横断面において、第2突状接点部52は略円弧状である。また、図3の紙面に直交する方向である雌端子14の縦断面においても、第2突状接点部52は、略円弧状である。すなわち、第2突状接点部52は、後述する雄端子12の雌端子14への挿入時における挿入方向(前方から後方へ向かう方向、または左方から右方へ向かう方向)において、当該挿入方向で手前側に位置する部分が、R面取り形状を有している。第2突状接点部52は、略一定の曲率で形成されているが、部分的に曲率が異なっていたり、平坦な部分が設けられてもよい。
第2接続部28の内面(上面)において、左右方向両側には、上方(第1接続部26側)に向かって突出する一対の第1突状接点部56,56が設けられている。実施形態1では、第1突状接点部56,56が、第2接続部28に対してプレス加工を行うことによって形成されている。これにより、図4にも示されるように、第2接続部28の外面(下面)において、第1突状接点部56と対応する位置、すなわち一対の凸部46,46の前後方向間における左右方向両側には、下方に向かって開口する凹部58,58が形成されている。
第1突状接点部56(凹部58)は、平面視において略長円形状であり、前後方向で所定の長さに亘って連続して延びている。すなわち、第1突状接点部56の前後方向中間部分は、図3に示す円弧状断面をもって前後方向に延びている。また、第1突状接点部56の前後方向両端部分における外面は、図2にも示されるように、端部に向かって幅寸法および上方への突出寸法が次第に小さくなる曲面により構成されている。実施形態1では、後述するように雄端子12の雄端子挿通隙間36への挿入方向が前方から後方に向かう方向であり、第1突状接点部56において、当該挿入方向で手前側に位置する部分(前方端部60)が、R面取り形状を有している。なお、図3にも示されるように、第1突状接点部56の前後方向中間部分は、曲率が略一定の円弧形状であるが、曲率が部分的に異なっていたり、平坦な部分が設けられてもよい。
雌端子金具22の後端部である折り返し部30には、電線62が固着されている。具体的には、電線62は被覆電線であり、芯線64が絶縁被覆66により覆われている。そして、電線62の端部において絶縁被覆66が剥がされることにより露出された芯線64が、雌端子金具22における折り返し部30の上面に固着されている。なお、芯線64を折り返し部30に固着する方法は限定されるものではなく、例えば圧着や接着、溶着等であってもよい。なお、雌端子金具22(雌端子14)は、電線62に代えて、機器の端子部にボルト等で固定されるようになっていてもよい。
<クリップばね24>
クリップばね24は、プレス加工や打抜き加工等が可能な種々の金属材料、例えばばね鋼やステンレス鋼,黄銅,リン青銅,ベリリウム銅等の帯板を用いて形成される。クリップばね24は、略矩形平板状の連結板部68と、連結板部68の両側縁部から板厚方向の一方の側(図3中の左方)に突出する一対の挟持板部70,70を有している。これら挟持板部70,70は、略矩形平板状であり、クリップばね24を雌端子金具22に組み付ける前のクリップばね24の単品状態において、挟持板部70,70は、連結板部68から相互に接近する方向に突出している。
挟持板部70,70の長さ方向中間部分には屈曲部分が設けられており、挟持板部70,70の突出先端部分は、屈曲部分から相互に離隔する方向に延び出している。したがって、挟持板部70,70の対向距離は、長さ方向中間部分に設けられた屈曲部分において最も小さくされており、これら屈曲部分の間の隙間が、クリップばね24に対して雌端子金具22を挿し込むための挿込口72である。単品状態におけるクリップばね24の挿込口72の開口寸法A(図2参照)は、単品状態における雌端子金具22の上下方向寸法B(図2参照)と略等しいか、僅かに小さくされている。また、挿込口72の両端縁部において、一対の挟持板部70,70のそれぞれには、挟持板部70の幅方向(図3の紙面直交方向)外方に開口するとともに、板厚方向に貫通する略矩形状の係止凹部74が形成されている。
以上の形状とされたクリップばね24が、雌端子金具22の右方から組み付けられている。すなわち、クリップばね24における挿込口72から雌端子金具22を挿し込んで、雌端子金具22とクリップばね24とを相互に接近する方向にスライド変位させる。これにより、クリップばね24における一対の挟持板部70,70が、雌端子金具22の第1および第2接続部26,28を上下方向外方から挟み込むようになっている。そして、雌端子金具22の第1および第2接続部26,28から外方に突出する各凸部46が、クリップばね24における各係止凹部74に係止される。特に、各凸部46における右面が傾斜面50であるとともに、挟持板部70,70の突出先端部分が相互に離隔する方向に傾斜していることから、挟持板部70,70の突出先端部分が各凸部46を容易に乗り越えることができる。また、各凸部46の左面である鉛直面48により、各係止凹部74が安定して係止されるようになっている。
なお、雌端子金具22の前後方向中間部分における右端部にはクリップばね装着部44が設けられている。これにより、クリップばね装着部44にクリップばね24が装着された際には、図1や図3にも示されるように、連結板部68の前後方向両側に、ストッパ突部38、ストッパ受部40、位置決め突部42,42が位置するようになっている。この結果、雌端子金具22とクリップばね24との組付状態において、雌端子金具22に対してクリップばね24が前後方向で位置ずれすることが防止される。すなわち、ストッパ突部38は、クリップばね24の位置ずれ防止の機能と、後述する雄端子挿通隙間36の空間を確保する機能とを兼ね備えている。
また、単品状態におけるクリップばね24の挿込口72の開口寸法Aが、単品状態における雌端子金具22の上下方向寸法Bと略等しいか、僅かに小さくされていることから、クリップばね24が雌端子金具22に組み付けられる際には、挟持板部70,70が相互に離隔する方向に弾性変形する。これら挟持板部70,70の弾性的な復元力が、第1および第2接続部26,28に上下方向外方から及ぼされることで、第1および第2接続部26,28は相互に接近する方向に付勢されている。そして、第1および第2接続部26,28における相互に接近する方向への付勢力に伴う変位が、第1接続部26におけるストッパ突部38と第2接続部28におけるストッパ受部40との当接により制限されている。この結果、第1接続部26と第2接続部28とが相互に接近する方向に付勢されつつ、第1接続部26と第2接続部28との間の雄端子挿通隙間36を安定して形成することができる。また、第1接続部26と第2接続部28に対して上下方向外方への外力を加えることで、第1接続部26と第2接続部28とが、クリップばね24による付勢力に抗して相互に離隔する方向に変位するようになっている。
そして、雌端子金具22の右方からクリップばね24が組み付けられることで、雄端子挿通隙間36の右方開口部が、クリップばね24における連結板部68により閉塞されている。これにより、雌端子14では、雄端子挿通隙間36が、何れも雄端子12の断面形状より大きな略矩形状とされた前方開口部76および左方開口部78を通じて、前方および左方に開放されている。なお、実施形態1では、雄端子挿通隙間36の前方開口部76において、第1および第2接続部26,28の前端部における内面には、開口端部に向かって次第に拡開する傾斜面80,80が形成されている。また、雄端子挿通隙間36の左方開口部78において、第1および第2接続部26,28の左端部における内面には、開口端部に向かって次第に拡開する傾斜面82,82が形成されている。これにより、後述する雄端子12の雌端子14への挿入時において、前方開口部76または左方開口部78を通じて、雄端子12を雄端子挿通隙間36へ挿し入れ易くなっている。
<雄端子12と雌端子14との接続>
実施形態1では、図2にも示されるように、雌端子14の雄端子挿通隙間36に対して、雄端子12が前方開口部76を通じて前方から挿入される。すなわち、実施形態1では、雄端子12の雄端子挿通隙間36への挿入方向が、前方から後方へ向かう方向である。これにより、雄端子挿通隙間36に配置された雄端子12の上面が第1接続部26と対向するとともに、雄端子12の下面が第2接続部28と対向する。そして、図3に示されるように、第1接続部26の略中央部分に設けられた第2突状接点部52が、雄端子12の幅方向中央部分の平坦部18に上方から接触する。それとともに、第2接続部28の左右両側部分に設けられた第1突状接点部56,56が、雄端子12の幅方向両側部分の傾斜部16,16に下方から接触する。この結果、雄端子12と雌端子14とが電気的に接続される。
上記の雄端子12と雌端子14との接続状態では、第2突状接点部52の突出先端が、平坦部18の上面に対して点接触の態様で接触している。また、実施形態1では、第1突状接点部56,56が前後方向に所定の長さで延びていることから、第1突状接点部56,56が、傾斜部16,16の下面に対して線接触の態様で接触している。特に、実施形態1では、図3に示される横断面図において、第1突状接点部56,56が、突出先端よりも僅かに左右方向内方で傾斜部16,16の下面に接触している。
ここで、図3に示される雄端子12の雌端子14への挿入状態における上側の接点(第2突状接点部52と平坦部18との接点)と下側の接点(第1突状接点部56,56と傾斜部16,16との接点)との上下方向の離隔距離Cは、図5に示される雄端子12の雌端子14への挿入前の状態における同位置の上下方向の離隔距離Dと略等しいか、僅かに大きくされている。すなわち、雌端子14の雄端子挿通隙間36に対して雄端子12を挿入することで、雄端子12の上下両面により、クリップばね24による付勢力に抗して第1および第2接続部26,28が、相互に離隔する方向に変位させられる。要するに、雄端子挿通隙間36に対して雄端子12が圧入状態で挿入されることから、上側の接点と下側の接点とにおいて、雄端子12と雌端子14とがより確実に接触するようになっている。
実施形態1の端子ユニット10では、雌端子14に雄端子12が挿入された状態において、雄端子12に板幅方向(左右方向)の外力が入力された場合、その外力は雄端子12を通じて雌端子14に及ぼされる。この結果、雌端子14の第1突状接点部56,56から雄端子12の傾斜部16,16に対して図3中の矢印Fの向きに外力に対する反力が生じる。この反力Fにより、上方への分力F1と、左右方向内方への分力F2とが発生する。すなわち、雄端子12に板幅方向の外力が入力された場合でも、第1突状接点部56,56と傾斜部16,16とにより左右方向内方への力が発生することから、雄端子12の板幅方向の変位が抑制される。その結果、車載時の振動等による雌雄端子14,12間の微摺動摩擦やそれによる接触抵抗値の増大を抑制することができる。
雌端子14は、第1接続部26の略中央部分に第2突状接点部52を有しており、雄端子12の平坦部18に対して上方から接触するようになっている。これにより、雄端子12を、第2接続部28における幅方向両側の一対の第1突状接点部56,56と、第1接続部26における幅方向中央の第2突状接点部52との3点で支持することができて、雄端子12と雌端子14との位置ずれが効果的に防止される。
第1突状接点部56は、前後方向で所定の長さに亘って設けられていることから、雄端子12と雌端子14との接触面積を比較的大きく確保することができる。これにより、雄端子12と雌端子14との接触圧の低減させることができて、例えば雌端子14に対して雄端子12を挿抜する場合にも、雄端子12と雌端子14の擦れによりめっきが削れる等の不具合の発生を抑制できる。
特に、第1突状接点部56,56および第2突状接点部52において、雄端子12の挿入方向で手前側に位置する部分が、R面取り形状を有している。それゆえ、雄端子12を雌端子14に挿入して第1突状接点部56,56と傾斜部16,16、および第2突状接点部52と平坦部18とが接触する際に、挿入抵抗の急な上昇が回避される。この結果、雄端子12の雌端子14への挿入作業性の向上を図ることができる。
<実施形態2>
以下、本開示の実施形態2の端子ユニット90について、図6から図11を用いて説明する。なお、実施形態2の端子ユニット90は、実施形態1の端子ユニット10に対して、雌端子92における第1突状接点部94の配置態様が異なるのみである。また、図6から図8では、雌端子92の雄端子挿通隙間36に対して、左方開口部78から雄端子12が挿入された状態が示されている。すなわち、実施形態2では、雄端子12の雄端子挿通隙間36への挿入方向が、左方から右方へ向かう方向であり、雄端子12の板幅方向が、前後方向である。以下の説明において、前記実施形態1と実質的に同一の構造および部位には、図中に、前記実施形態1と同一の符号を付すことにより詳細な説明を省略する。
<雌端子92>
実施形態2の雌端子92では、図9,10にも示されているように、第1突状接点部94が、雄端子12の板幅方向となる前後方向両側において、挿入方向(左右方向)の手前側(左側)と奥側(右側)で相互に離隔した2箇所に設けられている。すなわち、実施形態2の雌端子92では、4つの第1突状接点部94が、前後方向および左右方向で相互に離隔して配置されている。なお、実施形態2では、第1突状接点部94が、半球状または半球状よりも高さが小さくされた形状である。実施形態2においても、第1突状接点部94は、プレス加工により形成されており、第2接続部28の外面(下面)において、第1突状接点部94と対応する位置には、下方に開口する円形の凹部96が形成されている。
特に、実施形態2では、挿入方向(左右方向)で相互に離隔した第1突状接点部94,94の離隔距離E(図8参照)が、雄端子12の平坦部18における板幅方向(前後方向)の寸法E(図7参照)よりも大きくされている。また、雄端子12の板幅方向で相互に離隔した第1突状接点部94,94の離隔距離E(図7参照)も、平坦部18における板幅方向の寸法Eよりも大きくされている。なお、第1突状接点部94,94の離隔距離とは、平面視(上下方向の投影)における第1突状接点部94,94の中心同士の離隔距離をいう。
実施形態2の端子ユニット90においても、第1突状接点部94が、雄端子12の板幅方向両側の傾斜部16に接触することから、雄端子12に板幅方向の外力が入力された場合でも、板幅方向内方への分力を生じさせることができて、前記実施形態1と同様の効果が発揮される。
特に、実施形態2では、第1突状接点部94が、前後方向だけでなく左右方向でも、平坦部18の板幅方向の寸法Eよりも大きい距離をもって離隔している。これにより、図11に示されるように、実施形態2の雌端子92は、左方開口部78を通じた左方から右方への挿入だけでなく、実施形態1と同様に、前方開口部76を通じた前方から後方への挿入も可能となる。図11において、前方から後方へ挿入される場合の雄端子12を二点鎖線で示す。この結果、2方向からの雄端子12の挿入が可能な雌端子92を提供することができて、ひいては端子ユニット90の汎用性の向上を図ることができる。
<変形例>
以上、本開示の具体例として、実施形態1,2について詳述したが、本開示はこの具体的な記載によって限定されない。本開示の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本開示に含まれるものである。例えば次のような実施形態の変形例も本開示の技術的範囲に含まれる。
(1)前記実施形態1では、第1突状接点部56が前後方向に所定の長さをもって連続して延びており、雄端子12が前方開口部76を通じて前方から後方に向かって挿入されていたが、この態様に限定されるものではない。例えば、第1突状接点部を左右方向に延びる態様で設けることにより、雄端子を、左方開口部を通じて左方から右方に向かって挿入することができる。このように、第1突状接点部の延びる方向を変更することで、雌端子に対する雄端子の挿入方向を変更することも可能である。
(2)第1突状接点部を相互に離隔して複数個設ける場合、雄端子の板幅方向両側において、挿入方向で相互に離隔した3箇所以上に設けられてもよい。この場合、第1突状接点部同士の離隔距離は限定されるものではないが、挿入方向の最も手前側と最も奥側に位置する第1突状接点部が相互に所定距離を隔てて離隔していることが好適であり、例えば、雄端子における平坦部の板幅方向寸法より大きな距離を隔てて離隔していることが好適である。
(3)第1突状接点部の形状は、前記実施形態1のような長円形状や、前記実施形態2のような半球形状に限定されるものではない。第1突状接点部は、例えば直方体形状や立方体形状を有していてもよい。この場合は、角部を面取りすることが好ましい。
(4)第2突状接点部の形状は、前記実施形態に記載の態様に限定されるものではない。前記実施形態では、単一の第2突状接点部52が設けられていたが、複数の第2突状接点部を設けてもよい。また、第2突状接点部52は任意の形状を有することができる。なお、本開示の端子ユニットにおいて、第2突状接点部は必須なものではない。
(5)前記実施形態では、雄端子12が、一対の傾斜部16,16の間に平坦部18を有していたが、平坦部は必須なものではなく、本開示に係る雄端子は、傾斜部同士が雄端子の幅方向中央で連結された形状であってもよい。
(6)前記実施形態では、弾性部材がクリップばね24により構成されていたが、弾性部材として、例えばコイルスプリングや環状の弾性体等を採用して、一対の接続部を相互に接近する方向に付勢してもよい。このような態様においても、弾性部材の付勢力に抗して雄端子挿通隙間に雄端子を挿入することで、雌端子が所定の接圧をもって雄端子と接触することができる。
10 端子ユニット
12 雄端子
14 雌端子
16 傾斜部
18 平坦部
20 平板部
22 雌端子金具
24 クリップばね(弾性部材)
26 第1接続部(接続部)
28 第2接続部(接続部)
30 折り返し部
32 長さ方向一端部
34 長さ方向他端部
36 雄端子挿通隙間
37 連結部
38 ストッパ突部
40 ストッパ受部
42 位置決め突部
44 クリップばね装着部
46 凸部
48 鉛直面
50 傾斜面
52 第2突状接点部
54 凹部
56 第1突状接点部
58 凹部
60 前方端部
62 電線
64 芯線
66 絶縁被覆
68 連結板部
70 挟持板部
72 挿込口
74 係止凹部
76 前方開口部
78 左方開口部
80,82 傾斜面
90 端子ユニット
92 雌端子
94 第1突状接点部
96 凹部

Claims (4)

  1. 板状をなす雄端子と、
    前記雄端子に接続される雌端子と、を備え、
    前記雌端子は、前記雄端子が挿通されて配置される雄端子挿通隙間を隔てて対向配置された一対の接続部と、前記一対の接続部を相互に接近する方向に向かって付勢する弾性部材と、を有し、
    前記雄端子は、前記雄端子挿通隙間への挿入方向に交差する方向である板幅方向の両側に、前記雄端子の板厚方向の一方側に傾斜する一対の傾斜部を有し、
    前記雄端子の前記板厚方向の他方側の面に対向する前記雌端子の前記接続部は、前記雄端子挿通隙間に配置された前記雄端子の前記一対の傾斜部にそれぞれ接触する一対の第1突状接点部を有し
    前記雄端子は、前記板幅方向で前記一対の傾斜部の間に配置された平坦部を有し、
    前記雄端子の前記板厚方向の前記一方側の面に対向する前記雌端子の前記接続部は、前記雄端子挿通隙間に配置された前記雄端子の前記平坦部に接触する第2突状接点部を有している、
    端子ユニット。
  2. 各前記第1突状接点部が、前記雄端子挿通隙間への前記雄端子の前記挿入方向で連続して延びている、請求項1に記載の端子ユニット。
  3. 各前記第1突状接点部が、前記雄端子挿通隙間への前記雄端子の前記挿入方向で相互に離隔した2箇所に設けられており、
    前記2箇所の前記挿入方向における離隔距離は、前記雄端子の前記平坦部の前記板幅方向の寸法よりも大きい、請求項に記載の端子ユニット。
  4. 各前記第1突状接点部において、前記雄端子挿通隙間への前記雄端子の前記挿入方向で手前側に位置する部分が、R面取り形状を有している、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の端子ユニット。
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