JP2013171766A - コネクタ - Google Patents

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新平 武田
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Abstract

【課題】ロック解除部を有さない第1相手側コネクタともロック解除部を有する第2相手側コネクタとの何れかに選択的に嵌合しても、嵌合離脱することができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1には、フラットケーブルの導体又は第1相手側コネクタ若しくは第2相手側コネクタの端子金具に接続される端子金具11と、端子金具11を収容するハウジング12と、互いの間に相手側コネクタの帯幅方向Y1を位置付けてロックする一対のロック部13dと、をさらに備え、一対のロック部13dには各々、ハウジング12に保持される保持板13eと、第1、第2相手側コネクタの係止凹部の双方に係止可能な係止突起13fが設けられた係止板13gと、保持板13eと係止板13gとを連結しかつ帯長さ方向Y2に折り曲げられ、弾性変形することで係止板13gを厚さ方向Y3に変位させる弾性連結板13hと、が設けられた。
【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタに係り、特に、平角状の導体及び導体を互いの間に挟む一対の帯状の被覆部から構成されたフラットケーブルに接続される端子金具と、当該端子金具を収容するハウジングと、を備えたコネクタに関するものである。
移動体としての自動車には、種々の電子機器が搭載される。前記自動車は、前記電子機器にバッテリなどの電源から電力や制御装置からの制御信号などを伝えるためにワイヤハーネスを配索している。前述したワイヤハーネスは、電線と、コネクタなどを備えている。コネクタは、絶縁性の合成樹脂で形成されたハウジングと、該ハウジング内に収容されるとともに前記電線の端末に取り付けられた端子金具を備えている。
前述した自転車は、ユーザなどからより多機能であることが求められている。このため、前述した自動車は、搭載される電子機器が増加する傾向である。このため、勿論、前述したワイヤハーネスの電線が増加して、該ワイヤハーネスの質量や体積が増加する傾向である。
このため、ワイヤハーネスは、小型軽量化を図るために、前述した電線としてFFC(フレキシブル・フラット・ケーブル)やFPC(フレキシブル・プリント・サーキット)などのフラットケーブルを用いることが提案されている。このフラットケーブルは、平角状の導体と、この導体を互いの間に挟む一対の絶縁シートと、を備えて、扁平な帯状に形成されている。
そして、このフラットケーブルを例えば基板に接続する際には、基板上に搭載したコネクタと、フラットケーブルの端末に取り付けた相手側コネクタと、を嵌合させる。このようなコネクタとして、例えば特許文献1や特許文献2に示されたものが提案されている。上記基板上に搭載したコネクタのハウジングに取り付けられたシェルには、フラットケーブルの帯幅方向を挟む壁部が設けられ、この壁部に帯幅方向に貫通するロック孔が設けられている。相手側コネクタは、フラットケーブルの帯幅方向に撓む一対の係止アームと、一対の係止アームに各々形成され、上記コネクタのロック孔に係合するロック爪(係止凸部)と、が設けられている。上記相手側コネクタは、ロック解除機能を有し、係止アームを帯幅方向に撓ませれば、コネクタとの嵌合を離脱することができる。
しかしながら、上述したコネクタでは、ロック孔とロック爪との嵌合が一対一であるため、他の形状の相手方コネクタのロック爪と係合することができない。また、ロック解除機能が相手側コネクタのみに設けられていることから、ロック解除機能を有さない相手側コネクタと嵌合しても、嵌合を解除することができない。このため、コストダウンの幅に制限が発生してしまう、という問題点があった。
特開2003−100370号公報 特許第4522144号公報
そこで、本発明は、ロック解除部を有さない第1相手側コネクタともロック解除部を有する第2相手側コネクタとの何れかに選択的に嵌合しても、嵌合離脱することができるコネクタを提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための請求項1記載の発明は、電線の端末に取り付けられ、前記電線の長手方向と直交する直交方向の端部に係止凹部又は係止凸部が設けられた第1相手側コネクタと、前記直交方向に撓む係止アーム及び該係止アームに形成された係止凹部又は係止凸部が設けられた第2相手側コネクタと、の何れかに選択的に嵌合されるコネクタであって、前記電線の導体若しくは前記第1相手側コネクタ又は第2相手側コネクタの端子金具に接続される端子金具と、前記端子金具を収容するハウジングと、互いの間に前記相手側コネクタを位置付けてロックする一対のロック部と、をさらに備え、前記一対のロック部には各々、前記ハウジングに保持される保持部と、前記長手方向及び前記直交方向の双方向に直交する方向に突出し、前記第1相手側コネクタ及び前記第2相手側コネクタの係止凹部及び係止凸部の双方に係止可能な係止突起が設けられた係止部と、前記保持部と前記係止部とを連結しかつ前記長手方向に折り曲げられ、弾性変形することで前記係止部を前記係止突起の突出方向に変位させる弾性連結部と、が設けられたことを特徴とするコネクタに存する。
請求項2記載の発明は、前記電線が、平角状の導体と前記導体を互いの間に挟む一対の帯状の被覆部とを備えたフラットケーブルから構成され、前記直交方向が、前記フラットケーブルの帯幅方向に相当し、前記突出方向が、前記フラットケーブルの厚さ方向に相当することを特徴とする請求項1に記載のコネクタに存する。
請求項3記載の発明は、前記一対のロック部の前記直交方向外側に配置されるように前記ハウジングに取り付けられ、解除操作により前記突出方向に変位する解除操作部を備え、前記解除操作部は、解除操作により前記突出方向に変位すると、前記一対のロック部と当接して前記弾性連結部を前記突出方向に変位させることによりロックを解除することを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタに存する。
請求項4記載の発明は、前記ロック部には、前記弾性連結部が弾性変形した形状から弾性変形しない状態に復元するときに当接する当接部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のコネクタに存する。
請求項5記載の発明は、前記係止部には、前記係止突起と前記直交方向に離間して設けられた壁部と、前記壁部及び前記係止突起の突出方向反対側の端部を連結する連結壁と、が設けられ、前記壁部の前記突出方向側の端部が、前記弾性連結部に連なって設けられていることを特徴とする請求項1〜4何れか1項に記載のコネクタに存する。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、一対のロック部の弾性連結部が、長手方向に折り曲げられているので、弾性連結部は係止突起の突出方向には変位するが直交方向には変位しずらい。従って、直交方向の端部に係止凹部又は係止凸部が設けられた、即ちロック解除部が設けられていない第1相手側コネクタが一対のロック部間に挿入されると、第1相手側コネクタに係止突起が押されて、弾性連結部が突出方向に変位し係止部が係止突起の突出方向と反対側に変位する。第1相手側コネクタの係止凹部内に係止突起が位置したり、係止凸部が係止突起を乗り越えると、弾性連結部が復元して係止突起が係止凹部又は係止突起に係止される。弾性連結部を係止突起の突出方向と反対側に変位させれば、第1相手側コネクタとの嵌合を解除できる。また、係止アームに係止凹部又は係止凸部が設けられた、即ちロック解除部が設けられた第2相手側コネクタが一対のロック部間に挿入されると、係止突起に第2相手側コネクタの係止アームが押されて直交方向に撓み、係止凹部内に係止突起に位置したり、係止凸部が係止突起を乗り越えると、係止アームが復元して係止突起が係止凹部又は係止突起に係止される。弾性連結部を係止突起の突出方向と反対側に変位させたり、係止アームを直交方向に撓ませると、第2相手側コネクタとの嵌合を解除できる。よって、ロック解除部を有さない第1相手側コネクタとロック解除部を有する第2相手側コネクタとの何れかに選択的に嵌合しても、嵌合離脱することができる。
請求項2記載の発明によれば、フラットケーブルの端末に取り付けられたロック解除部を有さない第1相手側コネクタとロック解除部を有する第2相手側コネクタとの何れかに選択的に嵌合しても、嵌合離脱することができる。
請求項3記載の発明によれば、解除操作部を操作すると、一対のロック部と当接して弾性連結部を突出方向に変位させてロックを解除することができる。また、解除操作部を一対のロック部とは別に設けて、一対のロック部の外側に配置することにより、解除操作部の長さを十分長くすることができ、応力分散/解除力低減を図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、弾性連結部が弾性変形した状態から弾性変形しない状態に復元するときにロック部の当接部が当接して音がなるため、より確実に正規嵌合位置に達したことを確認できる。
請求項5記載の発明によれば、連結壁により壁部が係止突起と直交方向に離間して設けられているため、第1相手側コネクタや第2相手側コネクタの先端部が干渉せずに係止することができる。また、係止部を弾性連結部の突出方向と反対側に設けることができるため、その分弾性連結部の長さを十分長くすることができ、応力分散/解除力低減を図ることができる。
本発明のコネクタの斜視図である。 図1に示すコネクタの正面図である。 図1に示すコネクタの分解斜視図である。 (A)及び(B)は、図3に示すロック部の拡大斜視図である。 図3に示すロック部の側面図である。 (A)〜(C)は、図3に示す解除操作部の拡大斜視図である。 図1のコネクタを構成するロック部及び解除操作部の部分拡大図である。 (A)及び(B)は、図1に示すコネクタに選択的に嵌合される第1相手側コネクタの斜視図である。 図1に示すコネクタに選択的に嵌合される第2相手側コネクタの斜視図である。 (A)〜(C)はそれぞれ、図1に示すコネクタと図8に示す第1相手側コネクタとの嵌合前、嵌合途中、嵌合後の斜視図である。 (A)は図10(A)のA1−A1線断面図であり、(B)は図10(B)のA2−A2線断面図であり、(C)は図10(C)のA3−A3線断面図である。 (A)は図11(A)のB1−B1線断面図であり、(B)は図11(B)のB2−B2線断面図であり、(C)は図11(C)のB3−B3線断面図である。 (A)〜(C)はそれぞれ、図1に示すコネクタと図9に示す第2相手側コネクタとの嵌合前、嵌合途中、嵌合後の斜視図である。 (A)は図13(A)のA4−A4線断面図であり、(B)は図13(B)のA5−A5線断面図であり、(C)は図13(C)のA6−A6線断面図である。 (A)は図14(A)のB4−B4線断面図であり、(B)は図14(B)のB5−B5線断面図であり、(C)は図14(C)のB6−B6線断面図である。 (A)〜(C)はそれぞれ、図1に示すコネクタと図8に示す第1相手側コネクタとの解除前、解除途中、解除後の斜視図である。 (A)は図16(A)のA7−A7線断面図であり、(B)は図16(B)のA8−A8線断面図であり、(C)は図16(C)のA9−A9線断面図である。 (A)は図17(A)のB7−B7線断面図であり、(B)は図17(B)のB8−B8線断面図であり、(C)は図17(C)のB9−B9線断面図である。
以下、本発明のコネクタについて図面を参照して説明する。図1などに示すコネクタ1は、図8などに示す第1相手側コネクタ2と、図9などに示す第2相手側コネクタ3と、の何れかに選択的に嵌合される。第1相手側コネクタ2は、図8に示す電線としてのフラットケーブル4の端末に取り付けられる。第2相手側コネクタ3もフラットケーブル4の端末に取り付けられる。フラットケーブル4は、図8などに示すように、複数の平角状の導体41と、これら複数の導体41を挟む被覆部としての一対の帯状の絶縁シート42、43と、を備えて扁平な帯状に形成されている。
上記複数の導体41は、帯長さ方向Y2(長手方向)と直交する帯幅方向Y1(直交方向)に互いに間隔を空け、帯長さ方向Y2に沿って平行に並べられている。一対の絶縁シート42、43は、絶縁性の合成樹脂からなり薄い帯状に形成されて柔軟性を有している。絶縁シート42、43は、扁平な帯状に形成されて、互いの間に導体41を挟んで被覆している。この絶縁シート42、43は、複数の導体41を電気的に絶縁している。このフラットケーブル4の端末においては、一対の絶縁シート42、43の一方である絶縁シート42が除去されている。これにより、図8(A)に示すように、フラットケーブル4端末の導体41が露出される。
次に、上記フラットケーブル4の端末に取り付けられる第1相手側コネクタ2について図8を参照して説明する。なお、図8(A)は絶縁シート42側から見た第1相手側コネクタ2の斜視図であり、図8(B)は絶縁シート43側から見た第1相手側コネクタ2の斜視図である。
同図に示すように、第1相手側コネクタ2は、例えば1枚の金属板をプレス加工することにより形成されている。上記第1相手側コネクタ2は、第1平板部21と、一対の立板部22と、一対の第2平板部23と、一対の補強部24と、一対のかしめ部25と、を備えている。第1平板部21は、絶縁シート42、43の他方である絶縁シート43側に配置される。一対の立板部22は、第1平板部21の帯幅方向Y1両端から立設され、互いの間にフラットケーブル4の帯幅方向Y1を位置付ける。
一対の第2平板部23は、一対の立板部22の端部からそれぞれ帯幅方向Y1外側に向かって延在している。一対の第2平板部23は、絶縁シート42とほぼ同一平面上になるように設けられている。また、この一対の第2平板部23の帯幅方向Y1端部に係止凹部23aが設けられている。上記一対の補強部24は、一対の第2平板部23において帯長さ方向Y2先端から離れた側の端部を折り曲げた後、帯幅方向Y1の端部を折り曲げて形成されている。上記一対のかしめ部25は、第1平板部21の一部を打ち抜いて形成されていて、第1平板部21との間にフラットケーブル4の厚さ方向Y3を挟んで、フラットケーブル4を保持する。
次に、上記フラットケーブル4の端末に取り付けられる第2相手側コネクタ3について図9を参照して説明する。なお、図9においては、フラットケーブル4が省略されている。同図に示すように、第2相手側コネクタ3は、コネクタハウジング31と、このコネクタハウジング31に取り付けられた複数の相手側端子金具32と、を備えている。コネクタハウジング31は、例えば、絶縁性の合成樹脂で構成されている。相手側端子金具32は、金属で構成されかつコネクタハウジング31に複数保持されている。複数の端子金具32は、帯幅方向Y1に互いに間隔を空け、帯長さ方向Y2に沿って平行に並べられている。
相手側端子金具32は、その両端がコネクタハウジング31外に露出した状態で、コネクタハウジング31に保持されている。この相手側端子金具32の露出した一端には、上記フラットケーブル4の導体41が半田付けなどで接続される相手側接続部32aが設けられている。この相手側接続部32aにより、フラットケーブル4の端末に第2相手側コネクタ3が取り付けられる。また、この相手側端子金具32の露出した他端には、コネクタ1の後述する端子金具に接触する相手側接触部32bが設けられている。また、上記コネクタハウジング31の相手側接触部32b側の端面には、コネクタ1に向かって突出する一対の相手側ロック部33が設けられている。この一対の相手側ロック部33は、相手側接触部32bよりもコネクタ1側に突出して設けられ、互いの間に複数の相手側端子金具32が並べて配置される。
一対の相手側ロック部33はそれぞれ、図14及び図15に示すように、帯幅方向Y1外側の側面に設けた凹部33aと、この凹部33aの開口を塞ぐように設けた係止アーム33bと、先端に設けたガイド部33cと、を備えている。凹部33aは、相手側ロック部33の帯幅方向Y1外側の側面に帯長さ方向Y2に沿って設けられている。係止アーム33bは、帯長さ方向Y2に延在し、先端から離れた側の端部がコネクタハウジング31に固定され、先端側の端部が自由端となり、その自由端が帯幅方向Y1に撓むように設けられている。
また、この自由端には、帯幅方向Y1外側に突出する係止凸部33dが設けられている。この係止凸部33dの先端部には、先端に近づくに従って高さが低くなるテーパ状のガイド面33eが設けられている。また、上記係止凸部33dは、後述するガイド部33cよりも帯幅方向Y1外側に突出して設けられている。上記ガイド部33cは、係止アーム33bよりも帯長さ方向Y2の先端側(奥側)に突出して設けられている。このガイド部33cは、円錐状に設けられている。
次に、本発明のコネクタ1について図1〜図7を参照して以下説明する。コネクタ1は、図示しない基板上に搭載され、フラットケーブル4を基板上の配線と接続する。コネクタ1は、図3などに示すように、複数の端子金具11と、これら複数の端子金具11を収容する絶縁性のハウジング12と、このハウジング12を覆う金属で構成されたシールド部材としての第1シールドシェル13及び第2シールドシェル14と、を備えている。
上記端子金具11は、導電性の金属で略L字状に構成されている。端子金具11は、図3に示すように、ハウジング12に設けた収容溝12a内に収容される保持部11aと、保持部11aの一端から斜めに立設させた後斜めに下垂して設けられたフラットケーブル4の導体41又は第2相手側コネクタ3の相手側接触部32bと接触する接触部11bと、保持部11aから略垂直に下垂して設けられた接続部11cと、から構成されている。
上記接続部11cは、ハウジング12から外部に突出して設けられ、図示しない基板上に接続される。第1相手側コネクタ2とコネクタ1とを嵌合すると、露出された導体41とハウジング12内に保持された端子金具11の接触部11bとが接触し、導体41と端子金具11とが電気的に接続される。また、第2相手側コネクタ3とコネクタ1とを嵌合すると、相手側端子金具32の相手側接触部32bとハウジング12内に保持された端子金具11の接触部11bとが接触し、相手側端子金具32を介して導体41と端子金具11とが電気的に接続される。
ハウジング12は、図3などに示すように、絶縁性の合成樹脂で構成されており、帯幅方向Y1に長い天井壁12bと、天井壁12bと厚さ方向Y3に対向する底壁12cと、天井壁12b及び底壁12cを連結する連結壁12dと、を備えている。
上記底壁12cの内面には、上述した端子金具11の保持部11aを収容する収容溝12aが帯長さ方向Y2に延在するとともに、帯幅方向Y1に並んで設けられている。この収容溝12aに端子金具11を収容することで、複数の端子金具11が互いに絶縁された状態で、帯幅方向Y1に並べて配置される。上記連結壁12dは、天井壁12b及び底壁12cの帯長さ方向Y2の相手側コネクタ2、3から離れた側(以下奥側)の端部間を連結している。この連結壁12dには、上記端子金具11の接続部11cをハウジング12外に突出させるための図示しない孔が複数設けられている。
上記第1シールドシェル13は、板金に折り曲げ加工などが施されることで得られる。即ち、第1シールドシェル13は、金属で構成されている。第1シールドシェル13は、図3〜図5に示すように、ハウジング12の底壁12c外面に重ねられる底板13aと、複数のアース回路接続片13bと、ハウジング12に取り付けるための一対の圧入片13cと、一対のロック部13dと、を一体に備えている。
上記アース回路接続片13bは、底板13aにおいて帯長さ方向Y2の相手側コネクタ2、3側(手前側)の端部から突出して設けられている。複数のアース回路接続片13bは、帯幅方向Y1に互いに間隔を空けて設けられ図示しない基板に向かって下垂して設けられている。このアース回路接続片13bは、上記基板のアース回路と接続した導体パターンに半田などのろう付けにより取り付けられる。
一対の圧入片13cは、底板13aにおいて帯長さ方向Y2奥側の端部から突出した片を帯長さ方向Y2手前側に向かって折り曲げて設けられている。この圧入片13cが、ハウジング12の連結壁12dに設けた図示しない圧入孔に圧入されることにより、ハウジング12に第1シールドシェル13が取り付けられる。
一対のロック部13dは、第1シールドシェル13を構成していることで、ハウジング12とは別体に構成している。一対のロック部13dは、ハウジング12に第1シールドシェル13を取り付けると互いの間に底壁12cと共に相手側コネクタ2、3を位置付ける。一対のロック部13dは、図4などに示すように、ハウジング12に保持された保持部としての保持板13eと、厚さ方向Y3に突出し、第1相手側コネクタ2の係止凹部23a及び第2相手側コネクタ3の係止凸部33dの双方に係止可能な係止突起13fが設けられた係止部としての係止板13gと、保持板13eと係止板13gとを連結しかつ帯長さ方向Y2に折り曲げられ、弾性変形することで係止板13gを厚さ方向Y3に変位させる弾性連結板13hと、を一体に備えている。
保持板13eは、ハウジング12の底壁12cに重ねられて取り付けられた底板13aの帯幅方向Y1の端部をさらに帯幅方向Y1に延長させて設けられている。ここで、保持されているとは、保持板13eがハウジング12に対して動かないように保持されていることを言い、保持板13eは、第1相手側コネクタ2の嵌合の際に稼働する弾性連結板13h及び係止板13gを保持する機能を有している。
上記弾性連結板13hは、保持板13eの帯幅方向Y1両端部において帯長さ方向Y2手前側に突出した片を折り曲げて設けている。弾性連結板13hは、上記片を帯長さ方向Y2奥側に向かって180°折り曲げた第1折曲部13h−1と、第1折曲部13h−1から帯長さ方向Y2奥側に延在する第3平板部13h−2と、第3平板部13h−2の帯長さ方向Y2奥側の端部から厚さ方向Y3上側に向かって90°折り曲げた第2折曲部13h−3と、第2折曲部13h−3から厚さ方向Y3上側に延在する第4平板部13h−4と、第4平板部13h−4の厚さ方向Y3上側の端部から帯長さ方向Y2手前側に90°折り曲げた第3折曲部13h−5と、第3折曲部13h−5から帯長さ方向Y2手前側に延在する第5平板部13h−6と、を備えている。
上記係止板13gは、第5平板部13h−6の帯長さ方向Y2の手前側の端部から帯幅方向Y1外側に向かって突出した片を折り曲げて設けている。係止板13gは、上記片を厚さ方向Y3下側に向かって90°折り曲げた第4折曲部13g−1と、第4折曲部13g−1から厚さ方向Y3下側に延在する第6平板部13g−2(壁部)と、第6平板部13g−2の厚さ方向Y3下側の端部から帯幅方向Y1内側に向かって90°折り曲げた第5折曲部13g−3と、第5折曲部13g−3から帯幅方向Y1内側に向かって延在する第7平板部13g−4(連結壁、当接部)と、を備えている。この第7平板部13g−4の帯幅方向Y1内側の端部を厚さ方向Y3上側に90°折り曲げることにより、厚さ方向Y3(突出方向)上側に突出する係止突起13fが設けられる。係止突起13fは、帯長さ方向Y2奥側に向かうに従って高さが高くなるように設けられている。
係止突起13fは、第7平板部13g−4の帯長さ方向Y2手前側のみに設けられ、奥側には設けられていない。また、上記第6平板部13g−2の厚さ方向Y3下側は、上側に比べてその帯長さ方向Y2の幅が広くなっている。また、上記第5平板部13h−6の帯長さ方向Y2手前側は、奥側に比べてその帯幅方向Y1の幅が広くなっている。これにより、係止突起13fが第3平板部13h−2よりも帯長さ方向Y2手前側、帯幅方向Y1外側に突出して設けることができ、弾性連結板13hが厚さ方向Y3に弾性変形しても、第3平板部13h−2と係止板13gとが干渉することがない。上記第1シールドシェル13の底板13aをハウジング12の底壁12cに重ね、圧入片13cをハウジング12の連結壁12dに設けた図示しない孔に挿入すると、図7に示すように、一対のロック部13d間にハウジング12が位置付けられる。
次に、第2シールドシェル14について説明する。第2シールドシェル14は、板金に折り曲げ加工などが施されることで得られる。第2シールドシェル14は、図6及び図7に示すように、ハウジング12の天井壁12bに重ねられる天板14aと、帯幅方向Y1に対向する一対の第1側板14bと、一対の解除操作部14cと、一対の第2側板14dと、一対の第3側板14eと、一対のアース回路接続片14fと、一対の第4側板14gと、一対の取付部14hと、を一体に備えている。
天板14aの帯幅方向Y1の端部には、後述する一対の解除操作部14cの先端が挿入される切欠14a−1が設けられている。上記一対の第1側板14bは、天板14aの帯幅方向Y1の両端を厚さ方向Y3下側に向かって90°折り曲げて形成している。一対の第1側板14bは、帯幅方向Y1に対向し、互いの間に相手側コネクタ2、3の帯幅方向Y1を位置付ける。一対の解除操作部14cは、第1側板14bの厚さ方向Y3の下端から突出した帯状の片を折り曲げて設けられ、その先端が切欠14a−1に挿入されている。これにより、解除操作部14c先端は、解除操作により厚さ方向Y3下側に変位する。
一対の第2側板14dは、天板14aの帯幅方向Y1の両端部から帯長さ方向Y2手前側に突出する片を厚さ方向Y3下側に向けて90°折り曲げて形成している。第2側板14dは、帯長さ方向Y2に直交する。第3側板14eは、第2側板14dの帯幅方向Y1の端部を帯長さ方向Y2奥側に90°折り曲げて形成している。第3側板14eは、第1側板14bと平行に設けられている。そして、一対のアース回路接続片14fが、この第3側板14eの厚さ方向Y3下端から突出して設けられている。このアース回路接続片14fは、上記基板のアース回路と接続した導体パターンに半田などのろう付けにより取り付けられる。
上記一対の第4側板14gは、第2側板14dの一部を帯長さ方向Y2奥側に90°折り曲げて設けられている。第4側板14gは、第3側板14eと平行に設けられ、その厚さ方向Y3下側に向かって突出するストッパ14g−1が設けられている。一対の取付部14hは、第2側板14dの帯幅方向Y1内側の端部から厚さ方向Y3両側に突出する片を帯長さ方向Y2奥側に向けて折り曲げて設けられている。
第1シールドシェル13をハウジング12に取り付けた後、図7に示すように、上記第2シールドシェル14の天板14aをハウジング12の天井壁12bに重ね、取付部14hをハウジング12の底壁12cと第1シールドシェル13の底板13aとの間に圧入すると、取付部14hによりハウジング12を天板14aに押し付ける付勢力が働いて第2シールドシェル14を取り付けることができる。
また、第2シールドシェル14を取り付けると、図7に示すように、第4側板14gが第1シールドシェル13の係止突起13fと第6平板部13g−2との間に挿入され、ストッパー14g−1が第7平板部13g−4に当接する。また、図12(A)に示すように、解除操作部14cの先端が第1シールドシェル13の第5平板部13h−6の厚さ方向Y3上側に位置し、操作により解除操作部14c先端を厚さ方向Y3下側に変位させると、第1シールドシェル13の第5平板部13h−6に当接して、係止板13gが厚さ方向Y3下側に変位するように弾性連結部13hが変形する。
次に、上述した構成のコネクタ1に第1相手側コネクタ2を嵌合する手順について図10〜図12を参照して以下説明する。図10及び図12に示すように、第1相手側コネクタ2をコネクタ1のハウジング12の天井壁12bと底壁12cとの間に挿入する。第1相手側コネクタ2は、図11に示すように、その帯幅方向Y1の端部が第2シールドシェル14の第4側板14gに沿って進入する。
さらに、第1相手側コネクタ2を進入させると、図11(B)及び図12(B)に示すように、第1相手側コネクタ2の端面が係止突起13fに当接して、弾性連結板13hを弾性変形させて係止板13gを押し下げる。さらに、第1相手側コネクタ2を進入させ、第1相手側コネクタ2に設けた係止凹部23aが係止突起13fに達すると、図11(C)及び図12(C)に示すように、弾性連結板13hが復元して、係止板13gが元の位置に戻り、係止突起13fと係止する。復元したとき、図7に示すように、係止板13gの第7平板部13g−4が第2シールドシェル14のストッパ14g−1に当接して音が出る。
第1相手側コネクタ2の係止凹部23aと係止突起13fとが係止される位置まで第1相手側コネクタ2の端部をハウジング12の天井壁12bと連結壁12dとの間に挿入すると、フラットケーブル4の露出した導体41がハウジング12に保持された端子金具11の接触部11bに接触する。
次に、上述した構成のコネクタ1に第2相手側コネクタ3を嵌合する手順について図13〜図15を参照して以下説明する。図13及び図15に示すように、第2相手側コネクタ3をコネクタ1のハウジング12の天井壁12bと底壁12cとの間に挿入する。第2相手側コネクタ3は、図14に示すように、ガイド部33cが係止突起13fとハウジング12の天井壁12b及び底壁12cの帯幅方向Y1の側面との間に挿入されて進入する。
さらに、第2相手側コネクタ3を進入させると、図14(B)及び図15(B)に示すように、第2相手側コネクタ3の係止凸部33dが係止突起13fに当接して、係止アーム33bが帯幅方向Y1内側に撓む。さらに、第2相手側コネクタ3を進入させ、第2相手側コネクタ3に設けた係止凸部33dが係止突起13fを乗り越えて係止突起13fよりも帯長さ方向Y2奥側に位置すると、図14(C)及び図15(C)に示すように、係止アーム33bが復元して、係止凸部33dが元の位置に戻り、係止突起13fと係止する。
第2相手側コネクタ3の係止凸部33dと係止突起13fとが係止される位置まで第2相手側コネクタ3の端部をハウジング12の天井壁12bと連結壁12dとの間に挿入すると、第2相手側コネクタ3の露出した相手側端子金具32の相手側接触部32bがハウジング12に保持された端子金具11の接触部11bに接触する。
次に、上述した構成のコネクタ1と第1相手側コネクタ2との嵌合を解除する手順について図16〜図18を参照して以下説明する。図17(A)及び図18(A)に示すように、第1相手側コネクタ2の係止凹部23aと係止突起13fとが係止している状態で、図17(B)及び図18(C)に示すように、解除操作部14cの先端を厚さ方向Y3下側に押し下げると、解除操作部14cの先端が第1シールドシェル13の弾性連結板13hの第5平板部13h−6に当たって、第5平板部13h−6が押し下げられる。
これにより、係止板13gに設けられた係止突起13fも押し下げられ、第1相手側コネクタ2の係止凹部23aと係止突起13fとの係止が解除される。解除された状態で、図17(C)及び図18(C)に示すように、第1相手側コネクタ2を帯長さ方向Y2手前側に引っ張れば、コネクタ1と第1相手側コネクタ2との嵌合を解除することができる。コネクタ1と第2相手側コネクタ3との嵌合解除手順も同様に解除操作部14cを押し下げればよいので、ここでは詳細な説明を省略する。
上述した実施形態によれば、一対のロック部13dの弾性連結板13hが、帯長さ方向Y2に折り曲げられているので、弾性連結板13hは厚さ方向Y3には変位するが帯幅方向Y1には変位しずらい。従って、帯幅方向Y1の端部に係止凹部23aが設けられた、即ちロック解除部が設けられていない第1相手側コネクタ2が一対のロック部13d間に挿入されると、第1相手側コネクタ2に係止突起13fが押されて、弾性連結板13hが厚さ方向Y3に変位し係止板13gが係止突起13fの突出方向と反対側(=厚さ方向Y3下側)に変位する。第1相手側コネクタ2の係止凹部23a内に係止突起13fが位置すると、弾性連結板13hが復元して係止突起13fが係止凹部23aに係止される。弾性連結板13hを係止突起13fの突出方向と反対側に変位させれば、第1相手側コネクタ2との嵌合を解除できる。
また、上述した実施形態によれば、係止アーム33bに係止凸部33dが設けられた、即ちロック解除部が設けられた第2相手側コネクタ3が一対のロック部13d間に挿入されると、係止突起13fに第2相手側コネクタ3の係止アーム33bが押されて帯幅方向Y1に撓み、係止凸部33dが係止突起13fを乗り越えると、係止アーム33bが復元して係止突起13fが係止凸部33dに係止される。弾性連結板13hを係止突起13fの突出方向と反対側に変位させたり、係止アーム33bを帯幅方向Y1に撓ませると、第2相手側コネクタ3との嵌合を解除できる。よって、ロック解除部を有さない第1相手側コネクタ2ともロック解除部を有する第2相手側コネクタ3との何れかに選択的に嵌合しても、嵌合離脱することができる。
また、上述した実施形態によれば、解除操作部14cを操作すると、一対のロック部13dと当接して弾性連結板13hを厚さ方向Y3に変位させてロックを解除することができる。また、解除操作部14cを一対のロック部13dとは別に設けて、一対のロック部13dの外側に配置することにより、解除操作部14cの長さを十分長くすることができ、応力分散/解除力低減を図ることができる。
また、上述した実施形態によれば、弾性連結板13hが弾性変形した状態から弾性変形しない状態に復元するときにロック部13dの第7平板部13g−4がストッパ14g−1に当接して音がなるため、より確実に正規嵌合位置に達したことを確認できる。
また、上述した実施形態によれば、第7平板部13g−4により第3平板部13h−2が係止突起13fと帯幅方向Y1に離間して設けられているため、第1相手側コネクタ2の係止凹部23aよりも先端や第2相手側コネクタ3の係止凸部33dが干渉せずに係止することができる。また、係止板13gを弾性連結板13hの突出方向と反対側(=厚さ方向Y3下側)に設けることができるため、その分弾性連結板13hの長さを十分長くすることができ、応力分散/解除力低減を図ることができる。
なお、上述した実施形態によれば、第1相手側コネクタ2の帯幅方向Y1の両端に係止凹部23aを設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、第1相手側コネクタ2の帯幅方向Y1の両端に係止凸部を設け、ロック部13dの係止突起13fと係止させるようにしてもよい。
また、第1相手側コネクタ2には、相手側端子金具が設けられておらず、フラットケーブル4の導体41とコネクタ1の端子金具11とが直接接続されていたが、本発明はこれに限ったものではない。第1相手側コネクタ2にフラットケーブル4の導体41に接続される相手側端子金具を設け、第1相手側コネクタ2とコネクタ1とを嵌合させたときに、第1相手側コネクタ2の相手側端子金具とコネクタ1の端子金具11とが接続するようにしてもよい。
また、上述した実施形態によれば、第2相手側コネクタ3の係止アーム33bに係止凸部33dを設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、第2相手側コネクタ3の係止アーム33bに係止凹部を設け、ロック部13dの係止突起13fと係止させるようにしてもよい。
また、上述した実施形態によれば、一対のロック部13dは第1シールドシェル13の底板13aにより一体に設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、一対のロック部13dを互いに別体に設けてもよい。またハウジング12の天井壁12bを覆う天板14aにより一体に設けても良いし、天板14a及び底板13aの両者に一体に設けても良い。
また、上述した実施形態によれば、一対の解除操作部14cは第2シールドシェル14の天板14aにより一体に設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、一対の解除操作部14cを互いに別体に設けてもよい。またハウジング12の底壁12cを覆う底板13aにより一体に設けても良いし、天板14a及び底板13aの両者に一体に設けても良い。
また、上述した実施形態によれば、一対の解除操作部14cは、一対のロック部13dとは別体に設けられていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、一対のロック部13dの一部をハウジング12外に延在して、解除操作部14cとしてもよい。
また、上述したロック部13dは、弾性連結板13hが弾性変形した状態から弾性変形しない状態に復元するときに第2シールドシェル14に設けたストッパ14g−1に当接する第7平板部13g−4(当接部)を設けていたが本発明はこれに限ったものではない。当接部としては、例えばハウジング12に当接するようにしてもよい。
また、上述した実施形態によれば、第1相手側コネクタ2及び第2相手側コネクタ3はフラットケーブル4の端末に取り付けられていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、第1相手側コネクタ2及び第2相手側コネクタ3としては、電線に取り付けられていればよく、例えば、断面円形の導体と、これを覆う被覆部と、から成る電線に取り付けられていても良い。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 コネクタ
2 第1相手側コネクタ
3 第2相手側コネクタ
4 フラットケーブル
11 端子金具
12 ハウジング
13d ロック部
13e 保持板(保持部)
13f 係止突起
13g 係止板(係止部)
13g−2 第6平板部(壁部)
13g−4 第7平板部(当接部、連結壁)
13h 弾性連結板(弾性連結部)
14c 解除操作部
23a 係止凹部
33b 係止アーム
33d 係止凸部
41 導体
42 絶縁シート(被覆部)
43 絶縁シート(被覆部)
Y1 帯幅方向(直交方向)
Y2 帯長さ方向(長手方向)
Y3 厚さ方向(突出方向)

Claims (5)

  1. 電線の端末に取り付けられ、前記電線の長手方向と直交する直交方向の端部に係止凹部又は係止凸部が設けられた第1相手側コネクタと、前記直交方向に撓む係止アーム及び該係止アームに形成された係止凹部又は係止凸部が設けられた第2相手側コネクタと、の何れかに選択的に嵌合されるコネクタであって、
    前記電線の導体若しくは前記第1相手側コネクタ又は第2相手側コネクタの端子金具に接続される端子金具と、
    前記端子金具を収容するハウジングと、
    互いの間に前記相手側コネクタを位置付けてロックする一対のロック部と、をさらに備え、
    前記一対のロック部には各々、前記ハウジングに保持される保持部と、前記長手方向及び前記直交方向の双方向に直交する方向に突出し、前記第1相手側コネクタ及び前記第2相手側コネクタの係止凹部及び係止凸部の双方に係止可能な係止突起が設けられた係止部と、前記保持部と前記係止部とを連結しかつ前記長手方向に折り曲げられ、弾性変形することで前記係止部を前記係止突起の突出方向に変位させる弾性連結部と、が設けられた
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記電線が、平角状の導体と前記導体を互いの間に挟む一対の帯状の被覆部とを備えたフラットケーブルから構成され、
    前記直交方向が、前記フラットケーブルの帯幅方向に相当し、
    前記突出方向が、前記フラットケーブルの厚さ方向に相当する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記一対のロック部の前記直交方向外側に配置されるように前記ハウジングに取り付けられ、解除操作により前記突出方向に変位する解除操作部を備え、
    前記解除操作部は、解除操作により前記突出方向に変位すると、前記一対のロック部と当接して前記弾性連結部を前記突出方向に変位させることによりロックを解除する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記ロック部には、前記弾性連結部が弾性変形した形状から弾性変形しない状態に復元するときに当接する当接部が設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記係止部には、前記係止突起と前記直交方向に離間して設けられた壁部と、前記壁部及び前記係止突起の突出方向反対側の端部を連結する連結壁と、が設けられ、
    前記壁部の前記突出方向側の端部が、前記弾性連結部に連なって設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜4何れか1項に記載のコネクタ。
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