JP2015176094A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連続紙に画像形成した後、定着温度の下降時における画像形成されない無駄な部分を極力短くするとともに、加熱による連続紙への悪影響を低減することが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】連続紙を搬送する搬送部(用紙供給部、転写部30及び定着部40)と、加熱された定着部材(加熱ローラー41、42)に空気を吹き付ける送風部51、52と、一対の定着部材を圧接させた圧接状態と離間させた離間状態とに切り換える圧接離間部と、画像形成終了後、定着部材の加熱を停止させ、圧接離間部により一対の定着部材を離間させ、加熱された定着部材に対し送風部51、52により空気を吹き付ける制御部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、感光体上に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成し、形成されたトナー像を用紙に転写し、転写されたトナー像を加熱定着することで、用紙上に画像を形成する電子写真方式の画像形成装置が知られている。
電子写真方式の画像形成装置において、連続紙(例えば、ロール紙)に画像を形成する場合、画像形成開始時(定着温度の上昇時)及び画像形成終了時(定着温度の下降時)に用紙の搬送を停止すると、連続紙の一定箇所を加熱する状態となるため、通常紙においては焦げが、合成紙においては変形がそれぞれ発生する。
そのため、画像形成開始時の定着温度を所定の温度に上昇させるまでの時間、連続紙を低速で搬送することで、連続紙へのダメージを低減しつつ、画像形成されていない部分、即ち、捨てる部分を短くして無駄を少なくしている。しかしながら、画像形成終了時の定着温度を、連続紙にダメージを与えない温度にまで下降させるには、上記した定着温度の上昇時に比べてより長い時間が必要となるので、連続紙を低速で搬送したとしても、定着温度の上昇時に比べて画像形成されていない部分がより長くなり、無駄がより多くなるという問題がある。
そこで、連続紙の上面側及び下面側に配置された加熱ローラーの一方を離間することで、搬送が停止された連続紙が加熱ローラーと接触しないように制御する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の技術によれば、加熱ローラーの離間量を十分に確保することで、通常紙の焦げや合成紙の変形を防ぐことができる。
特開平2−103076号公報
しかしながら、加熱ローラーの離間量は、通常、装置の大型化を防ぐために2〜3mm程度が限界であるため、この程度の離間量では、用紙への影響を防ぐ(特に、合成紙の変形を防ぐ)には不十分であった。
本発明は、連続紙に画像形成した後、定着温度の下降時における画像形成されない無駄な部分を極力短くするとともに、加熱による連続紙への悪影響を低減することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
トナー像が形成された連続紙を、一対の定着部材のうち少なくとも一方を加熱して圧接することにより形成されたニップ部に通過させて、前記トナー像を前記連続紙に定着させることにより、前記連続紙に対して画像形成を行う画像形成装置において、
前記連続紙を搬送する搬送部と、
前記加熱された定着部材に空気を吹き付ける送風部と、
前記一対の定着部材を圧接させた圧接状態と離間させた離間状態とに切り換える圧接離
間部と、
画像形成終了後、前記定着部材の加熱を停止させ、前記圧接離間部により前記一対の定着部材を離間させ、前記加熱された定着部材に対し前記送風部により空気を吹き付ける制御部と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記画像形成終了後、前記搬送部による前記連続紙の搬送を停止させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記送風部は、前記加熱された定着部材よりも搬送方向上流側から前記空気を吹き付けることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記加熱された定着部材の温度を検知する温度検知部を更に備え、
前記制御部は、前記温度検知部により検知された温度が第1の温度以下であると判定した場合に、前記送風部による空気の吹き付けを停止させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記連続紙の紙種に基づいて、前記第1の温度を設定することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記温度検知部により検知された温度が前記第1の温度よりも高い第2の温度以下であると判定した場合に、前記搬送部による前記連続紙の搬送を停止させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記加熱された定着部材よりも搬送方向下流側に配置され、前記送風部により前記加熱された定着部材に吹き付けられた空気を機外に排出する排気ファンを更に備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記送風部は、
前記空気を発生させるファンと、
前記加熱された定着部材よりも搬送方向下流側に前記加熱された定着部材側を向くように配置された第1の吹出口と、前記加熱ローラーよりも搬送方向上流側に前記加熱された定着部材側を向くように配置された第2の吹出口と、を有するダクトと、
前記ファンが発生させた空気の送風先を前記第1の吹出口及び前記第2の吹出口のいずれか一方に切り替える切替部と、を更に備え、
前記制御部は、画像形成終了後、前記ファンが発生させた空気の送風先が前記第1の吹出口から前記第2の吹出口となるように前記切替部を制御することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記定着部材は、加熱ローラーと、前記ニップ部を形成する一対のローラーと、前記加
熱ローラーと前記一対のローラーの何れか一方とに張架された加熱ベルトと、を備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記圧接離間部は、前記離間状態に切り換える際、前記一対の定着部材を所定の距離以上離間させることを特徴とする。
本発明によれば、連続紙に画像形成した後、定着温度の下降時における画像形成されない無駄な部分を極力短くするとともに、加熱による連続紙への悪影響を低減することができる。
第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の定着部近傍の拡大図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る画像形成装置の定着部近傍の拡大図である。 第2実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。なお、本発明の実施形態ではカラーの画像形成装置を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばモノクロの画像形成装置に適用することも可能である。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る画像形成装置100は、図1〜図3に示すように、タンデム型カラー画像形成装置とも称され、4組の画像形成部10によりカラー画像形成を行う。画像形成装置100は、電子写真方式の作像プロセスを用いて画像データを用紙上に画像形成する。この画像形成装置100は、画像読取部9、用紙供給部20、画像形成部10、転写部30、定着部40、送風部51、52、排気ファン61、62、操作入力部80及び制御部90(図2参照)等を有する。画像形成装置100は、連続紙に対して画像形成を行うことができるように構成されている。なお、連続紙とは、長手方向が所定値より長い用紙であり、一般に、長手方向の長さが数m〜数十mの長さの用紙である。
画像読取部9は、走査露光装置の光学系により原稿台上に載置された原稿の画像を走査露光し、ラインイメージセンサーに読み込み、光電変換して画像情報信号を出力する。出力された画像信号は、画像処理部(図示省略)において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が行われ、画像形成部10の光書込部3に入力される。
画像読取部9の近傍には、操作入力部80が設けられている。ユーザーは、操作入力部80を介して画像形成の設定、例えば、用紙サイズ、印刷枚数等の設定を行うことができる。
画像読取部9の下方には、用紙供給部20、画像形成部10、中間転写ベルト6、転写部30及び定着部40等が配置されている。
画像形成部10としては、イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部10Y、マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成部10M、シアン(C)色の画像を形成する画像形成部10C、ブラック(K)色の画像を形成する画像形成部10Kの計4組の画像形成部が設けられている。
画像形成部10Yは、感光体ドラム1Yと、その周囲に配置された帯電部2Y、光書込部3Y、現像部4Y及び感光体ドラムクリーニング部5Yを有する。(同様に、画像形成部10M、10C、10Kは、それぞれ感光体ドラム1M、1C、1K、帯電部2M、2C、2K、光書込部3M、3C、3K、現像部4M、4C、4K及び感光体ドラムクリーニング部5M、5C、5Kを有する。なお、画像形成部10Y、10M、10C、10Kのそれぞれの感光体ドラム1Y、1M、1C、1K、帯電部2Y、2M、2C、2K、光書込部3Y、3M、3C、3K、現像部4Y、4M、4C、4K及び感光体ドラムクリーニング部5Y、5M、5C、5Kは、それぞれ同様の機能を有する構成である。従って、特に区別がある場合を除き、符号Y、M、C、Kを付さずに表記する。
画像形成部10は、光書込部3にて画像情報信号を感光体ドラム1に書き込み、感光体ドラム1に画像情報信号に基づく潜像を形成する。そして、潜像は現像部4により現像され、感光体ドラム1上に可視画像であるトナー画像が形成される。
中間転写ベルト6は、無端ベルトであり、複数のローラーにより架設され、走行可能に支持される。画像形成部10Y、10M、10C、10Kに形成された各色のトナー像は、1次転写部7Y、7M、7C、7Kにより走行する中間転写ベルト6上に逐次転写され、各色(Y、M、C、K)の層が重畳したカラー画像(トナー像)が中間転写ベルト6上に1次転写される。
用紙供給部20は、フィードローラー21及び対向ローラー22を有し、画像形成装置100の外部から供給される用紙を搬送し、当該用紙を転写部30に供給する。
転写部30は、転写ローラー31及び転写対向ローラー32を有する。
転写ローラー31は、中間転写ベルト6を介して転写対向ローラー32に当接して配置され、転写ローラー31と転写対向ローラー32との間で形成される転写ニップを用紙が通過することにより、中間転写ベルト6上のトナー像が、用紙に2次転写される。
転写ローラー31における用紙の排出側には、定着部40が配置されている。この定着部40は、図1及び図3に示すように、用紙の下面側に配置される加熱ローラー41と、上面側に配置される加熱ローラー42及び加熱ローラー43と、加熱ベルト44と、を備えて構成されている。加熱ローラー41は、本発明の一対の定着部材のうちの一方を構成し、加熱ローラー42、加熱ローラー43及び加熱ベルト44は、本発明の一対の定着部材のうちの他方を構成する。定着部40は、一対の定着部材を加熱して圧接することにより形成されたニップ部に用紙を通過させることで用紙を加熱及び加圧して、転写されたトナー像を用紙に定着させるとともに、当該用紙を搬送方向下流側に搬送する。
即ち、用紙供給部20のフィードローラー21及び対向ローラー22、転写部30の転写ローラー31及び転写対向ローラー32、並びに定着部40の加熱ローラー41及び加熱ローラー42により、本発明の搬送部が構成される。
加熱ベルト44は、加熱ローラー42及び加熱ローラー43によって張架されている。加熱ローラー43は、内部に高出力ヒーターを備えており、用紙の搬送方向に対して順方向に回転し、加熱ベルト44を介して加熱ローラー42を加熱する。加熱ローラー42は、用紙の搬送方向に対して順方向に回転し、搬送されてきた用紙の定着面を、加熱ベルト44を介して加熱及び加圧する。加熱ローラー41は、加熱ローラー43と同様、内部に高出力ヒーターを備えており、用紙の搬送方向に対して順方向に回転し、搬送されてきた
用紙の非定着面を加熱及び加圧する。
また、加熱ローラー41及び加熱ローラー43の表面には、それぞれの温度を検知する温度検知部としての温度センサー411及び温度センサー431が設けられている。
また、加熱ローラー41は、図3に示すように、定着処理時の定着位置A1から当該定着位置A1よりも下方の退避位置A2に退避させることができる。加熱ローラー41は、圧接離間部70(図2参照)により移動される。圧接離間部70の具体的な構成及び動作については、例えば、従来公知の技術(例えば、特開平2−103076号公報等)を用いることができるため、詳細な説明を省略するが、加熱ローラー41は、カムの回転により上下に揺動されるレバーと引っ張りスプリングにより連結されたアームによって保持され、カムの回転により定着位置A1と退避位置A2とに移動可能に構成されている。
即ち、圧接離間部70は、一対の定着部材(加熱ローラー42、43)を圧接させた圧接状態と離間させた離間状態とに切り換える。
送風部51は、図1及び図3に示すように、ダクト511と、定着分離ファン512と、切り替え弁513と、ロータリーソレノイド514と、を備えて構成されている。送風部51は、定着分離ファン512の回転駆動により、ダクト511の吹出口(第1の吹出口)511aから加熱ローラー42と用紙とを分離するための分離エアを、又は吹出口(第2の吹出口)511bから加熱ローラー42及び用紙を冷却するための冷却エア(空気)を、それぞれ吹き付ける。吹出口511aは、加熱ローラー42よりも搬送方向下流側に、加熱ローラー42及び用紙側を向くように配置され、吹出口511bは、加熱ローラー42よりも搬送方向上流側に、加熱ローラー42及び用紙側を向くように配置されている。
即ち、送風部51は、用紙と加熱ローラー42との間に空気を吹き付けて当該加熱ローラー42を冷却する。また、送風部51は、加熱ローラー42よりも搬送方向上流側から空気を吹き付ける。
送風部51は、図3に示すように、制御部90によるロータリーソレノイド514の制御により、切り替え弁513を、定着処理時に吹出口511aから分離エアを吹き付ける際の定着分離位置B1と、定着終了後に吹出口511bから冷却エアを吹き付ける際の冷却位置B2と、に切り替え可能である。
即ち、切り替え弁513及びロータリーソレノイド514は、定着分離ファン512が発生させた空気の送風先を吹出口511a及び吹出口511bのいずれか一方に切り替える切替部として機能する。
送風部52は、ダクト521と、冷却ファン522と、を備えて構成され、冷却ファン522の回転駆動により、ダクト521の吹出口521aから加熱ローラー41及び用紙を冷却するための冷却エア(空気)を吹き付ける。吹出口521aは、加熱ローラー41よりも搬送方向上流側に、加熱ローラー41及び用紙側を向くように配置されている。
即ち、送風部52は、用紙と加熱ローラー41との間に空気を吹き付けて当該加熱ローラー41を冷却する。また、送風部52は、加熱ローラー41よりも搬送方向上流側から空気を吹き付ける。
排気ファン61及び排気ファン62は、定着部40(加熱ローラー41、42)よりも搬送方向下流側に配置され、送風部51及び送風部52により加熱ローラー42及び用紙が冷却された際に発生する冷却熱等を機外に排出する。排気ファン61は、搬送される用紙よりも上方、即ち、加熱ローラー42が配置されている側に配置され、排気ファン62は、搬送される用紙よりも下方、即ち、加熱ローラー41が配置されている側に配置されている。
画像形成装置100の上記各部は、図2に示すように、制御部90と接続されており、
制御部90により適宜制御される。制御部90は、図示しないCPU、RAM、ROMを備えて構成され、画像形成装置100用の各種処理プログラムに従って各種動作を行う。
次に、第1実施形態に係る画像形成装置100の動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。なお、ここでは、用紙として連続紙を用いた場合を例示して説明する。
まず、制御部90は、用紙(連続紙)に対する画像形成処理が終了したか否かを判定する(ステップS101)。
画像形成処理が終了したと判定した場合(ステップS101:YES)は、次のステップS2へと移行する。
一方、画像形成処理が終了していないと判定した場合(ステップS101:NO)は、画像形成処理が終了するまでステップS101の処理を繰り返す。
次に、制御部90は、加熱ローラー41〜43の保温を停止させる(ステップS102)。具体的には、制御部90は、加熱ローラー41及び加熱ローラー43を加熱するための各ヒーターへの通電を遮断することで、加熱ローラー41〜43の保温を停止させる。
次に、制御部90は、用紙供給部20等を制御して、連続紙の搬送を停止させる(ステップS103)。
次に、制御部90は、加熱ローラー41を下方へと離間させる(ステップS104)。具体的には、制御部90は、圧接離間部70を制御して、加熱ローラー41を定着位置A1から退避位置A2に移動させることで、下方へと離間させる。
ここで、圧接離間部70は、離間状態に切り換える際、一対の定着部材(加熱ローラー41、42)を所定の距離以上離間させることがより好ましい。なお、所定の距離は、例えば、連続紙に加わる熱の温度が合成紙に対して連続的に加えても変形しない温度となる距離である。
次に、制御部90は、冷却ファン522を回転させる(ステップS105)。具体的には、制御部90は、冷却ファン522を回転させるためのモーターに通電することで、冷却ファン522を回転させる。これにより、吹出口521aから加熱ローラー41及び用紙に対して冷却エアが吹き付けられる。
次に、制御部90は、切り替え弁513を冷却位置B2に切り替える(ステップS106)。具体的には、制御部90は、ロータリーソレノイド514を制御して、切り替え弁513を定着分離位置B1から冷却位置B2に切り替える。定着分離ファン512は画像形成時から引き続き回転しているので、吹出口511bから加熱ローラー42及び用紙に対して冷却エアが吹き付けられる。
即ち、制御部90は、画像形成終了後、加熱ローラー41〜43の加熱を停止させ、圧接離間部70により一対の定着部材を離間させ、加熱された定着部材に対し送風部51、52により空気を吹き付ける制御部として機能する。
次に、制御部90は、加熱ローラー41及び加熱ローラー42の温度が第1の温度以下であるか否かを判定する(ステップS107)。具体的には、制御部90は、温度センサー411により加熱ローラー41の温度を、温度センサー431により加熱ローラー43の温度をそれぞれ検知し、これらが第1の温度以下であるか否かを判定する。ここで、第1の温度とは、合成紙に対して連続的に加えても変形しない温度のことであり、即ち、用紙が加熱ローラー41及び加熱ローラー42に接触したとしても、用紙に悪影響を与えない温度のことである。第1の温度は、例えば、上方に配置された加熱ローラー42は110℃であり、下方に配置された加熱ローラー41は90℃である。加熱ローラー42と加熱ローラー41とで温度が異なるのは、例えば、冷却ファン522が停止した場合等、連
続紙が加熱ローラー41と接触する虞がある場合にも対応可能とするためである。なお、加熱ローラー41を退避位置A2に移動して加熱ローラー41及び加熱ローラー42が用紙と離間している状態においては、用紙が加熱ローラー42の熱を奪うことがなくなるので、加熱ローラー43の温度と、加熱ベルト44を介して加熱される加熱ローラー42の温度とは、略同一となる。従って、ここでは加熱ローラー43の温度を検知することにより、加熱ローラー42の温度を検知することができる。
加熱ローラー41及び加熱ローラー42の温度が第1の温度以下であると判定した場合(ステップS107:YES)は、次のステップS108へと移行する。
一方、加熱ローラー41及び加熱ローラー42の温度が第1の温度以下でない、即ち、加熱ローラー41及び加熱ローラー42の少なくとも一方が第1の温度よりも高いと判定した場合(ステップS107:NO)は、第1の温度以下となるまでステップS107の処理を繰り返す。
次に、制御部90は、冷却ファン522及び定着分離ファン512を停止させる(ステップS108、109)。具体的には、制御部90は、冷却ファン522及び定着分離ファン512を回転させる各モーターへの通電を遮断することで、冷却ファン522及び定着分離ファン512を停止させる。
次に、制御部90は、切り替え弁513を定着分離位置B1に切り替える(ステップS110)。具体的には、制御部90は、ロータリーソレノイド514を制御して、切り替え弁513を冷却位置B2から定着分離位置B1に切り替える。これにより、次の定着処理時に、吹出口511aから加熱ローラー42及び用紙に対して分離エアが吹き付けられる。
次に、制御部90は、加熱ローラー41〜43の温度調整制御を開始する(ステップS111)。具体的には、制御部90は、加熱ローラー41及び加熱ローラー43を加熱する各ヒーターに通電することで、加熱ローラー41〜43を所定のアイドリング温度に調整する温度調整制御を開始する。
なお、ステップS102及びステップS103の処理は、順不同で又は同時に行うことが可能である。いずれにせよ画像形成処理の終了(ステップS101)から間を置くことなく用紙の搬送停止(ステップS103)が行われる。
また、ステップS104〜ステップS106の処理は、順不同で又は同時に行うことが可能である。同様に、ステップS108〜ステップS110の処理も、順不同で又は同時に行うことが可能である。
以上のように、第1実施形態に係る画像形成装置100は、連続紙を搬送する搬送部(用紙供給部20、転写部30及び定着部40)と、加熱された定着部材(加熱ローラー41、42)に空気を吹き付ける送風部51、52と、一対の定着部材を圧接させた圧接状態と離間させた離間状態とに切り換える圧接離間部70と、画像形成終了後、定着部材の加熱を停止させ、圧接離間部70により一対の定着部材を離間させ、加熱された定着部材に対し送風部51、52により空気を吹き付ける制御部90と、を備える。
従って、第1実施形態に係る画像形成装置100によれば、加熱ローラー41、42と連続紙とを離間した状態で冷却作業を行うことができるので、作業時間を短縮することができるので、定着温度の下降時における画像形成されない無駄な部分を極力短くすることができるとともに、加熱による連続紙への悪影響を低減することができる。
また、第1実施形態に係る画像形成装置100において、圧接離間部70が、離間状態に切り換える際、一対の定着部材を所定の距離以上離間させることで、連続紙に加わる熱の温度を下げることができるので、加熱による連続紙への悪影響を低減できるとともに、
冷却作業にかかる時間を短縮することができる。
また、第1実施形態に係る画像形成装置100によれば、制御部90は、画像形成終了後、搬送部による連続紙の搬送を停止させるので、画像形成されないにも関わらず連続紙が無駄送りされることがなくなり、画像形成されない無駄な部分を最大限短くすることができる。
また、第1実施形態に係る画像形成装置100によれば、送風部51、52は、加熱された定着部材よりも搬送方向上流側から空気を吹き付けるので、冷却熱が搬送方向上流側、例えば、転写部30側に送られることがなく、印字タイミングのずれやトナーの固着等の不都合の発生を回避することができる。
また、第1実施形態に係る画像形成装置100によれば、加熱された定着部材の温度を検知する温度検知部(温度センサー411、431)を更に備え、制御部90は、温度検知部により検知された温度が第1の温度以下であると判定した場合に、送風部51、52による空気の吹き付けを停止させるので、不必要な冷却を回避できることとなって、冷却作業にかかる時間を短縮することができる。
また、第1実施形態に係る画像形成装置100によれば、加熱された定着部材よりも搬送方向下流側に配置され、送風部51、52により加熱ローラー41、42が冷却された際に発生する冷却熱を機外に排出する排気ファン61、62を更に備えるので、冷却熱による機内温度の上昇を防げることとなって、装置の安定した運用を実現することができる。
また、第1実施形態に係る画像形成装置100の送風部51は、空気を発生させるファン(定着分離ファン512)と、加熱された定着部材(加熱ローラー42)よりも搬送方向下流側に加熱ローラー42側を向くように配置された第1の吹出口(吹出口511a)と、加熱ローラー42よりも搬送方向上流側に加熱ローラー42側を向くように配置された第2の吹出口(吹出口511b)と、を有するダクト511と、ファンが発生させた空気の送風先を第1の吹出口及び第2の吹出口のいずれか一方に切り替える切替部(切り替え弁513、ロータリーソレノイド514)と、を更に備える。また、制御部90は、画像形成終了後、ファンが発生させた空気の送風先が第1の吹出口から第2の吹出口となるように切替部を制御する。
従って、第1実施形態に係る画像形成装置100によれば、冷却用のファンを別途取り付けることなく、装置に元々備わっている定着分離ファン512を利用して冷却処理を実行することができるので、コストアップを防止することができる。
また、第1実施形態に係る画像形成装置100の定着部材は、加熱ローラー43と、ニップ部を形成する一対のローラー(加熱ローラー41、42)と、加熱ローラー43と一対のローラーの何れか一方(加熱ローラー42)とに張架された加熱ベルト44と、を備えるので、加熱ローラー42の周長が長くなって当該加熱ローラー42が保持可能な熱量を増やすことができ、加熱ローラー42を加熱する加熱ローラー43に内蔵されたヒーターのオンオフ回数が低減されて、ヒーター寿命の低下を防止することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る画像形成装置100Aは、第1実施形態に係る画像形成装置100と比べ、送風部51の代わりに、送風部53を備える点が異なっている。なお、説明の簡略化のため、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
具体的には、第2実施形態に係る画像形成装置100Aの送風部53は、図5に示すよ
うに、ダクト531と、冷却ファン532と、を備えて構成され、冷却ファン532の回転駆動により、ダクト531の吹出口531aから加熱ローラー42及び用紙を冷却するための冷却エアを吹き付ける。吹出口531aは、加熱ローラー42よりも搬送方向上流側に、加熱ローラー42及び用紙側を向くように配置されている。
次に、第2実施形態に係る画像形成装置100Aの動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。
ステップS201〜ステップS204の処理は、第1実施形態に係る画像形成装置100の動作について示す図4のステップS101〜ステップS104の処理と同様であるので、説明を省略する。
次に、制御部90は、冷却ファン522及び冷却ファン532を回転させる(ステップS205)。具体的には、制御部90は、冷却ファン522及び冷却ファン532をそれぞれ回転させるための各モーターに通電することで、冷却ファン522及び冷却ファン532を回転させる。これにより、吹出口521aから加熱ローラー41及び用紙に対して冷却エアが吹き付けられるとともに、吹出口531aから加熱ローラー42及び用紙に対して冷却エアが吹き付けられる。
次のステップS206の処理は、図4のステップS107の処理と同様であるので、説明を省略する。
次に、制御部90は、冷却ファン522及び冷却ファン532を停止させる(ステップS207)。具体的には、制御部90は、冷却ファン522及び冷却ファン532を回転させる各モーターへの通電を遮断することで、冷却ファン522及び冷却ファン532を停止させる。
次のステップS208の処理は、図4のステップS111の処理と同様であるので、説明を省略する。
即ち、第2実施形態に係る画像形成装置100Aの動作は、第1実施形態に係る画像形成装置100の動作と比べ、定着分離ファン512及び切り替え弁513の動作に係る図4のステップS106、ステップS109及びステップS110の処理が行われない点のみが異なっている。
以上のように、第2実施形態に係る画像形成装置100Aによれば、定着分離ファン512を予め備えない装置であっても、代わりとなる冷却ファン532を備えることで、第1実施形態に係る画像形成装置100と同様の効果を得ることができる。また、切り替え弁513やロータリーソレノイド514を不要とすることができるので、簡易かつ安価な構成で効果を得ることができる。
[第3実施形態]
第3実施形態に係る画像形成装置100Bは、第2実施形態に係る画像形成装置100Aと比べ、動作が異なっている。なお、第3実施形態に係る画像形成装置100Bの構成は、第2実施形態と同様であるので、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
第3実施形態に係る画像形成装置100Bの動作について、図7のフローチャートを参照して説明する。
ステップS301及びステップS302の処理は、第2実施形態に係る画像形成装置100Aの動作について示す図6のステップS201及びステップS202の処理と同様であるので、説明を省略する。
また、ステップS303及びステップS304の処理は、図6のステップS204及びステップS205の処理と同様であるので、説明を省略する。
次に、制御部90は、加熱ローラー41及び加熱ローラー42の温度が第2の温度以下であるか否かを判定する(ステップS305)。具体的には、制御部90は、温度センサ
ー411により加熱ローラー41の温度を、温度センサー431により加熱ローラー43の温度をそれぞれ検知し、これらが第2の温度以下であるか否かを判定する。ここで、第2の温度とは、送風部53、52による冷却処理のみで用紙への悪影響を回避できる温度のことである。より詳細には、第2の温度とは、用紙の搬送を停止した場合であっても、用紙を加熱ローラー41及び加熱ローラー42と極力接触しないようにすることで、用紙への悪影響を回避できる温度のことである。即ち、加熱ローラー41及び加熱ローラー42の温度が第2の温度以下となれば、用紙の搬送を停止したとしても、加熱ローラー41を離間させて用紙と加熱ローラー41及び加熱ローラー42との接触を極力避けることで、用紙への悪影響を回避することができる。
加熱ローラー41及び加熱ローラー42の温度が第2の温度以下であると判定した場合(ステップS305:YES)は、次のステップS306へと移行する。
一方、加熱ローラー41及び加熱ローラー42の温度が第2の温度以下でない、即ち、加熱ローラー41及び加熱ローラー42の少なくとも一方が第2の温度よりも高いと判定した場合(ステップS305:NO)は、第2の温度以下となるまでステップS305の処理を繰り返す。
次のステップS306の処理は、図6のステップS203の処理と、ステップS307〜ステップS309の処理は、図6のステップS206〜ステップS208の処理と、それぞれ同様であるので、説明を省略する。
即ち、第3実施形態に係る画像形成装置100Bの動作は、第2実施形態に係る画像形成装置100Aの動作と比べ、連続紙の搬送を停止させるタイミングが異なっている。具体的には、制御部90は、画像形成終了後ではなく、送風部53、52による冷却処理(ステップS304参照)により、加熱ローラー41及び加熱ローラー42の温度が第2の温度以下となったタイミングで、連続紙の搬送を停止させる。
以上のように、第3実施形態に係る画像形成装置100Bによれば、搬送停止部は、温度検知部により検知された温度が第1の温度よりも高い第2の温度以下であると判定した場合に、搬送部による連続紙の搬送を停止させるので、厚紙への定着処理時のように定着温度が高い場合等、連続紙の搬送を停止した後に送風部53、52による連続紙の冷却処理を行うだけでは加熱による連続紙への悪影響を回避しきれない場合には、送風部53、52による冷却処理のみで連続紙への悪影響を回避できる温度まで冷却してから連続紙の搬送を停止するので、画像形成されない無駄な部分を極力短くしつつ、加熱による連続紙への悪影響をより確実に低減することができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、送風部51〜53による冷却を停止させる条件として、紙種を問わず、加熱ローラー41〜43の温度が第1の温度以下となった場合を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。即ち、制御部は、連続紙の紙種に基づいて、第1の温度を設定するようにしてもよい。例えば、合成紙の場合は、上方に配置された加熱ローラー42を110℃、下方に配置された加熱ローラー41を90℃とし、通常紙の場合は、合成紙よりも加熱による影響を受けにくいので、上方に配置された加熱ローラー42を140℃、下方に配置された加熱ローラー41は110℃と温度を高めに設定することで、冷却時間を短縮させるようにしてもよい。これにより、紙種に応じた対応を行うことが可能となり、不必要な冷却を回避して、冷却作業にかかる時間を短縮することができる。
なお、第2の温度についても同様に、連続紙の紙種に基づいて設定されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、加熱ローラーを冷却する際、搬送方向上流側から下流側に向けて空気を吹き付けるようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、定着部40と転写部30との間を遮蔽するためのフィルターを設けるようにすれば、搬送方向下流側から上流側に向けて空気を吹き付ける構成を実現することも可能である。この場合、定着分離ファン512の分離エアを冷却エアとしてそのまま利用することができるので、切り替え弁513やロータリーソレノイド514を不要とすることができ、簡易な構成で効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、送風部51〜53により加熱ローラー41、42及び用紙が冷却された際に発生する冷却熱等を機外に排出するために、排気ファン61及び排気ファン62を備えるようにしているが、これに限定されるものではない。即ち、排気ファン61及び排気ファン62を備えない構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、定着部40を、用紙の下面側に配置される加熱ローラー41と、上面側に配置される加熱ローラー42及び加熱ローラー43と、加熱ベルト44と、を備える構成としているが、これに限定されるものではない。例えば、定着部40を、一対の加熱ローラー41、42のみを有する構成としてもよい。
また、定着部40を、用紙の上面側に配置される加熱ローラー42と、用紙の下面側に配置される加熱機能を有しない定着ローラーと、を有する構成とし、加熱ローラー42側、即ち、用紙の上面側のみに送風部(送風部51等)を備えるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、圧接離間部70により、用紙の下面側に配置された加熱ローラー41を退避させるようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、用紙の上面側に配置された加熱ローラー42を退避させるようにしてもよい。また、用紙の下面側に配置された加熱ローラー41及び上面側に配置された加熱ローラー42の双方を退避させるようにしてもよい。
その他、画像形成装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100、100A、100B 画像形成装置
9 画像読取部
10 画像形成部
20 用紙供給部(搬送部)
30 転写部(搬送部)
40 定着部(搬送部)
41〜43 加熱ローラー(定着部材)
411、431 温度センサー(温度検知部)
44 加熱ベルト(定着部材)
51〜53 送風部
511、521、531 ダクト
511a 吹出口(第1の吹出口)
511b 吹出口(第2の吹出口)
521a、531a 吹出口
512 定着分離ファン(ファン)
513 切り替え弁(切替部)
514 ロータリーソレノイド(切替部)
522、532 冷却ファン(ファン)
61、62 排気ファン
70 圧接離間部
80 操作入力部
90 制御部

Claims (10)

  1. トナー像が形成された連続紙を、一対の定着部材のうち少なくとも一方を加熱して圧接することにより形成されたニップ部に通過させて、前記トナー像を前記連続紙に定着させることにより、前記連続紙に対して画像形成を行う画像形成装置において、
    前記連続紙を搬送する搬送部と、
    前記加熱された定着部材に空気を吹き付ける送風部と、
    前記一対の定着部材を圧接させた圧接状態と離間させた離間状態とに切り換える圧接離間部と、
    画像形成終了後、前記定着部材の加熱を停止させ、前記圧接離間部により前記一対の定着部材を離間させ、前記加熱された定着部材に対し前記送風部により空気を吹き付ける制御部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記画像形成終了後、前記搬送部による前記連続紙の搬送を停止させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記送風部は、前記加熱された定着部材よりも搬送方向上流側から前記空気を吹き付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記加熱された定着部材の温度を検知する温度検知部を更に備え、
    前記制御部は、前記温度検知部により検知された温度が第1の温度以下であると判定した場合に、前記送風部による空気の吹き付けを停止させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記連続紙の紙種に基づいて、前記第1の温度を設定することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記温度検知部により検知された温度が前記第1の温度よりも高い第2の温度以下であると判定した場合に、前記搬送部による前記連続紙の搬送を停止させることを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記加熱された定着部材よりも搬送方向下流側に配置され、前記送風部により前記加熱された定着部材に吹き付けられた空気を機外に排出する排気ファンを更に備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記送風部は、
    前記空気を発生させるファンと、
    前記加熱された定着部材よりも搬送方向下流側に前記加熱された定着部材側を向くように配置された第1の吹出口と、前記加熱ローラーよりも搬送方向上流側に前記加熱された定着部材側を向くように配置された第2の吹出口と、を有するダクトと、
    前記ファンが発生させた空気の送風先を前記第1の吹出口及び前記第2の吹出口のいずれか一方に切り替える切替部と、を更に備え、
    前記制御部は、画像形成終了後、前記ファンが発生させた空気の送風先が前記第1の吹出口から前記第2の吹出口となるように前記切替部を制御することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記定着部材は、加熱ローラーと、前記ニップ部を形成する一対のローラーと、前記加熱ローラーと前記一対のローラーの何れか一方とに張架された加熱ベルトと、を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記圧接離間部は、前記離間状態に切り換える際、前記一対の定着部材を所定の距離以上離間させることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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