JP5212279B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5212279B2
JP5212279B2 JP2009158562A JP2009158562A JP5212279B2 JP 5212279 B2 JP5212279 B2 JP 5212279B2 JP 2009158562 A JP2009158562 A JP 2009158562A JP 2009158562 A JP2009158562 A JP 2009158562A JP 5212279 B2 JP5212279 B2 JP 5212279B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
roller
transport
image forming
transport roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009158562A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011013528A (ja
Inventor
中村  元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2009158562A priority Critical patent/JP5212279B2/ja
Publication of JP2011013528A publication Critical patent/JP2011013528A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5212279B2 publication Critical patent/JP5212279B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、詳しくは記録紙に定着されたトナー像の光沢ムラ防止に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの諸機能を備えた複合機等の電子写真方式の画像形成装置においては、原稿に対応した潜像を感光体に形成し、この潜像にトナーを付与することによって顕像化し、この顕像化されたトナー像を記録紙に転写し、この後、記録紙に転写されたトナー像を定着している。
定着手段でトナー像が定着された記録紙は、定着手段の記録紙搬送方向下流側に配設された一対の搬送ローラを備えた搬送ローラ対で挟持、搬送され、排紙される。この時、加熱された記録紙上のトナー像が、冷却不十分な状態で搬送ローラに接触、即ち挟持される場合がある。この場合、特に高濃度画像域では、搬送ローラに接触した部分とそれ以外の部分とでトナーが含有しているワックス等の冷却速度に差が生じ、光沢ムラ(光沢差)が生じる。光沢ムラは、高光沢となることも、低光沢となることもある。この光沢ムラが生じると、所謂ローラマークとなり画像を劣化させる。
このような光沢ムラを低減するために、定着後の下流側で最近接の搬送ローラが記録紙と接触するまでの区間に冷却手段を設けトナー像を十分に冷却することが開示されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
また、定着後の下流側で最近接の搬送ローラが記録紙と接触するまでの区間に冷却手段を設けトナー像を冷却し、冷却が不十分の場合には、記録紙の搬送速度を遅くして冷却時間を長くすることが開示されている(例えば特許文献3参照)。
また、定着後の下流側で最近接のローラに間隙を設け、ローラがトナー像に接触しない(記録紙を挟持しない)構成とすることが開示されている(例えば、特許文献4参照)。
特開2003−21978号公報 特開2006−78816号公報 特開2005−62700号公報 特開2003−20149号公報
特許文献1及び2のように、定着手段に最近接の搬送ローラが記録紙と接触するまでの区間でトナー像を十分に冷却することは、一般的に行われる方式である。しかし、短納期、オンデマンド、少量多種印刷の、所謂プロダクション印刷市場向けで高生産性が求められるような機種では記録紙搬送も高速となるため、トナー像を十分に冷却することは困難であることが多い。
特許文献3のように、記録紙の搬送速度を遅くした場合、搬送速度全体を遅くするとプリントの生産性低下を招く恐れがある。また、記録紙の搬送経路中で部分的に搬送速度を遅くした場合には、次の記録紙との間隔を詰めることとなり、記録紙の搬送間隔の最小限界を考慮すると搬送速度を遅くすることにも限度があるため、搬送速度を遅くすることは、高生産機種には不向きである。
特許文献4のように、最近接のローラに間隙を設けた場合、間隙を設けたローラは安定して記録紙を搬送できないため、最近傍の次の搬送ローラは搬送不良とならないように記録紙を挟持して搬送する必要がある。この時、最近傍の次の搬送ローラに記録紙が接触するまでにトナー像を十分に冷却しなければ、この搬送ローラで同様に光沢ムラが発生する。最近傍の次の搬送ローラを配置できる位置は、記録紙の搬送性を考慮すると、装置が対応する最小の記録紙サイズを搬送可能な位置に限定され、冷却区間も制約されるため、トナー像を十分に冷却することができない恐れがある。
本発明は、上記状況に鑑みなされたもので、装置が対応する記録紙の最小サイズに対応するために冷却手段を設けたり、対応する記録紙の最小サイズを制限したりすることなく光沢ムラ(ローラマーク)の発生を低減することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的は、以下の構成により達成される。
1.画像情報に基づきトナー像を形成する画像形成手段と、
前記トナー像を記録紙に転写する転写手段と、
前記記録紙に転写された前記トナー像を加熱し、前記記録紙に定着させる定着手段と、
前記定着手段よりも前記記録紙の搬送方向下流側で前記記録紙の最小長さ以内に配設され、前記トナー像が定着された前記記録紙を挟持して搬送する、一対の搬送ローラを備えた2つ以上の搬送ローラ対と、
少なくとも1つ以上の前記搬送ローラ対の温度を測定する温度測定手段と、
前記2つ以上の搬送ローラ対の搬送される前記記録紙のトナー像が形成された面に接する搬送ローラを、それぞれ独立に前記記録紙との接離を制御する制御手段と、を有し
前記制御手段は、温度測定手段の測定データに基づき、所定の温度領域に達した搬送ローラ対のトナー像が形成された面側の搬送ローラを前記記録紙から離間するように制御することを特徴とする画像形成装置。
2.前記制御手段は、前記2つ以上の搬送ローラ対のうち、前記所定の温度領域に達した搬送ローラ対を前記記録紙から離間する際に、他の搬送ローラ対の少なくとも1つのローラ対が前記記録紙を挟持するように制御することを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
3.前記2つ以上の搬送ローラ対は、同時に全ての搬送ローラ対の温度が所定の温度領域に達することがないように定着手段からの距離が、それぞれ設定されていることを特徴とする前記1または2に記載の画像形成装置。
4.前記2つ以上の搬送ローラ対の1つ以上に、同時に全ての搬送ローラ対の温度が所定の温度領域に達することがないように、トナー像側の搬送ローラを加熱する加熱手段または冷却する冷却手段の何れかを設けたことを特徴とする前記1から3の何れか1項に記載の画像形成装置。
上記のように、記録紙を搬送する搬送ローラを、その温度が記録紙に光沢ムラ(ローラマーク)を生じさせる所定の温度領域に達した時に、記録紙から離間させ非接触とすることで、記録紙に発生する光沢ムラの低減を図ることが可能な画像形成装置とすることができる。
本発明に係る画像形成装置の一例を示す図である。 定着装置9の近傍の部分図である。 ローラの離間した状態を示す図である。 ローラ形状の例を示す図である。 プリント開始後の搬送ローラ101b及び搬送ローラ102bの、温度の推移を示す図である。 搬送ローラ101b及び搬送ローラ102bの接離の制御のブロック図である。 搬送ローラの温度とローラマークの関係を示す図である。
本発明の発明者は、前述のように加熱された記録紙上のトナー像が冷却不十分な状態で搬送ローラに接触すると光沢ムラ(ローラマーク)が生じることから、光沢ムラはトナー像とそれに接触する搬送ローラとの温度差により生じると考察した。
ここで、トナー像と搬送ローラの接触とは、記録紙が一対の搬送ローラで圧着され挟持される状態のことを指す。
しかし、搬送中のトナー像の温度を安定して測定することは困難であるため、測定可能な搬送ローラの温度に注目して、光沢ムラ発生の検討を行った。画像形成装置でプリントして実験を行い、記録紙1枚目から定着手段に最近接の搬送ローラの温度を測定し、ローラマークの発生の有無を目視で評価し、関連性を調査した。
図7は、本実施の形態における最近接の搬送ローラの温度とローラマークの関係を示す図である。
ローラマークに関し、図中の○印はローラマークの発生が認められないもの、△印は認められるがプリントとして供することができるもの、×印は顕著に認められプリントとして供することができないものを示す。但し、○印に近い△印と×印に近い△印では、差異が認められる。
上記の調査により、ローラマークは記録紙19〜36枚目の間、即ち搬送ローラ温度42〜48℃の間で顕著に発生することが確認できた。そこで、少なくとも搬送ローラ温度が42〜48℃の間の時は、トナー画像と搬送ローラの接触を回避することが必要との知見を得た。
このような搬送ローラの温度とローラマークの関連性は、紙種等により異なることもあるので、その装置で用いられる紙種毎に予め実験等で求めておくことが好ましい。
以下に本発明に係る画像形成装置の実施の形態について図を参照して説明する。なお、本発明は、以下に限定されるものではない。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一例を示す図である。
本発明に係る画像形成装置GHは、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、画像形成手段として複数組の画像形成部10Y、10M、10C、10K、転写手段として無端ベルト状の中間転写体6を有する転写ユニット60、給紙搬送手段及び定着手段として定着装置9、制御手段である制御部500等を有する。
以下、画像形成部10Y、10M、10C、10Kを総称して画像形成部10ともいう。
画像形成装置GHの上部には、自動原稿送り装置201と原稿画像走査露光装置202から成る画像読取装置YSが設置されている。自動原稿送り装置201の原稿台上に載置された原稿dは搬送手段により搬送され、原稿画像走査露光装置202の光学系により原稿の片面または両面の画像が走査露光され、ラインイメージセンサCCDに読み込まれる。
ラインイメージセンサCCDにより光電変換されて形成された信号は、画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が行われた後、露光手段3Y、3M、3C、3Kに送られる。
イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部10Yは、感光体ドラム1Yの周囲に帯電手段2Y、露光手段3Y、現像装置4Y及びクリーニング手段8Yを配置している。マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成部10Mは、感光体ドラム1Mの周囲に帯電手段2M、露光手段3M、現像装置4M及びクリーニング手段8Mを配置している。シアン(C)色の画像を形成する画像形成部10Cは、感光体ドラム1Cの周囲に帯電手段2C、露光手段3C、現像装置4C及びクリーニング手段8Cを配置している。黒(Bk)色の画像を形成する画像形成部10Kは、感光体ドラム1Kの周囲に帯電手段2K、露光手段3K、現像装置4K及びクリーニング手段8Kを配置している。そして、帯電手段2Yと露光手段3Y、帯電手段2Mと露光手段3M、帯電手段2Cと露光手段3C、及び帯電手段2Kと露光手段3Kは、潜像形成手段を構成する。
中間転写体6は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されている。
定着装置9は、芯金上に弾性体層を有する第1加圧ローラ93と、内部に加熱手段を有する加熱ローラ92と、第1加圧ローラ93と加熱ローラ92の間に張架された無端状の定着ベルト91と、第1加圧ローラ93と対向する位置に定着ベルト91に圧接可能に配設され、定着ニップ部を形成する第2加圧ローラ94と、を備える。定着装置9は、未定着画像を担持する記録紙Pの未定着トナー面が定着ベルト91と接触する向きで定着ニップ部を通過することで未定着トナーを記録紙Pに、加熱・加圧して定着する。
かくして、画像形成部10Y、10M、10C、10Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写体6上に転写手段7Y、7M、7C、7Kにより逐次重ね合わせて転写されて(1次転写)、カラー画像が合成された画像が形成される。
給紙カセット20内に収容された記録紙Pは、給紙手段21により給紙され、給紙ローラ22A、22B、22C、22D、レジストローラ23等を経て、転写手段7Aに搬送され、記録紙P上にカラー画像が転写される(2次転写)。
カラー画像が転写された記録紙Pは定着装置9において加熱・加圧され、記録紙P上のカラー画像が定着される。その後、定着装置9に近接して設けられた、それぞれ一対の搬送ローラを備えた搬送ローラ対101、102により圧着、挟持されて搬送され、更に排紙ローラ24に挟持されて機外の排紙トレイ25上に載置される。
一方、転写手段7Aにより記録紙Pにカラー画像を転写した後、記録紙Pを曲率分離した中間転写体6は、クリーニング手段8Aにより残留トナーが除去される。
制御部500は、画像形成装置GH及び画像読取装置YSの各部の制御を行う。
図2は、定着装置9の近傍の部分図である。
定着装置9の記録紙搬送下流側に、記録紙を挟持して搬送する搬送ローラ対が、定着装置9から画像形成装置GHが通紙可能な記録紙Pの最小長さの範囲内に2つ以上配設される。図2は、搬送ローラ対として101及び102の2つを配設した例である。従って、上記の記録紙Pの最小長さをPLとすると図2中の距離Dは、D≦PLとされる。これにより、搬送ローラ対として101及び102の何れかが圧着していれば、最小長さの記録紙Pを挟持搬送することができる。
搬送ローラ対101及び102は、それぞれ搬送ローラ101a、101b及び102a、102bを備えている。図4は、そのローラ形状の例を示す図である。ローラの材質としては、例えばゴム等が用いられる。
搬送ローラ101bは搬送ローラ101aと、搬送ローラ102bは搬送ローラ102aと接離可能に、即ち記録紙Pのトナー像が形成された面と接離可能に構成されている。
搬送ローラ101b及び搬送ローラ102bの温度は、それぞれの近傍に配設された温度測定手段である温度センサー105により測定される。
搬送ローラ101aと搬送ローラ102aは、駆動手段(不図示)により回転駆動され、それぞれ搬送ローラ101b及び搬送ローラ102bと圧着状態の時、記録紙Pを挟持して搬送する。
図6は、搬送ローラ101b及び搬送ローラ102bの接離の制御のブロック図である。
制御部500は、温度センサー105での測定データに基づき、搬送ローラ101b及び搬送ローラ102bを移動する移動機構510により、搬送ローラ101b及び搬送ローラ102bの接離をそれぞれ独立して制御する。即ち、所定の温度領域に達した搬送ローラ101b及び搬送ローラ102bを記録紙Pから離間するように制御する。
本実施の形態では、温度センサー105は、搬送ローラ101b及び搬送ローラ102bにそれぞれ設けたが、どちらか1つ或いは搬送ローラ101b、102bの近傍に配設された他の温度センサーの測定結果を参照して各ローラの温度を類推するようにしてもよい。この場合には、予め実験等により温度センサーと各ローラの温度との関係を導き出しておくことで可能となる。
次に、搬送ローラ101b及び搬送ローラ102bの接離の制御について説明する。
図5は、本実施の形態におけるプリント開始後の搬送ローラ101b及び搬送ローラ102bの、温度の推移を示す図である。線Aは搬送ローラ101bの、線Bは搬送ローラ102bの温度推移を示す。
前述のように、本実施の形態では、ローラマークは搬送ローラ温度42〜48℃の間で顕著に発生した。そこで、安全性を考慮し、プリントとして供することができないローラマークの発生領域、即ち搬送ローラの所定温度領域を図7の△印の略中間の温度を境界値とし40〜50℃の間と設定した。即ち搬送ローラ101b、102bの温度が40〜50℃の時、それぞれのローラが記録紙Pと接触しないように搬送ローラ101b、102bの接離が制御される。
搬送ローラ101b、102bの接離の制御は、以下のように行われる。
〈プリント開始前〉
図5に示すように搬送ローラ101b及び搬送ローラ102b共に所定の温度(40〜50℃)に達していないため、搬送ローラ101b及び搬送ローラ102bは圧着されている。即ち、記録紙Pと接触可能状態になっている。図2は、この状態を示す。
〈プリント開始後〉
1.プリント開始後、図5(1)の状態になると、搬送ローラ101bの温度が40℃になるため、搬送ローラ101bは搬送ローラ101aから離間され、搬送ローラ101bと記録紙Pとは非接触状態となる。図3(a)は、搬送ローラ101bが搬送ローラ101aから離間した状態を示す。
2.プリントが継続され、図5(2)の状態になると、搬送ローラ101bの温度が50℃を超えるため、搬送ローラ101bは搬送ローラ101aに圧着され、搬送ローラ101bと記録紙Pとは接触状態となる。即ち、図2の状態となる。
3.プリントが継続され、図5(3)の状態になると、搬送ローラ102bの温度が40℃になるため、搬送ローラ102bは搬送ローラ102aから離間され、搬送ローラ102bと記録紙Pとは非接触状態となる。図3(b)は、搬送ローラ102bが搬送ローラ102aから離間した状態を示す。
4.プリントが継続され、図5(4)の状態になると、搬送ローラ102bの温度が50℃を超えるため、搬送ローラ102bは搬送ローラ102aに圧着され、搬送ローラ102bと記録紙Pとは接触状態となる。即ち、図2の状態となる。
本実施の形態では、搬送ローラ101bと搬送ローラ102bとが同時に所定の温度領域(本実施の形態では40〜50℃の間)にならない装置の構成とした。しかし、装置の構成上、搬送ローラ101bと搬送ローラ102bとが同時に所定の温度領域に達してしまう場合には、搬送ローラ101bと搬送ローラ102bとは異なるタイミングで所定の温度領域となるような、接離可能な搬送ローラ対を増設することで対応可能である。また、搬送ローラ対の増設も困難なような場合等には、搬送ローラ101bと搬送ローラ102bとが同時に所定の温度領域に達することがないように、搬送ローラ101bまたは搬送ローラ102bを冷却或いは加熱する手段を用いることが好ましい。前記冷却は、例えば冷却手段として送風ファンを用い、ローラに空気を吹き付けることにより行うことができる。また、前記加熱は、例えば加熱手段としてローラ近傍に加熱用のヒーター、またはランプ等を配置して行うことができる。
上記のように、記録紙Pを搬送する搬送ローラを、その温度が記録紙Pに光沢ムラ(ローラマーク)を生じさせる所定の温度領域に達した時に、記録紙Pから離間させ非接触とすることで、記録紙に発生する光沢ムラの低減を図ることができる。
また、装置が対応する記録紙の最小サイズに対応した冷却手段を設けたり、対応する記録紙の最小サイズを制限したりすることなく、様々な用紙長さに対応でき、簡易な構成で光沢ムラ(ローラマーク)の発生を低減することのできる画像形成装置を提供することが可能となる。
GH 画像形成装置
YS 画像読取装置
P 記録紙
10、10Y、10M、10C、10K 画像形成部
60 転写ユニット
6 中間転写体
9 定着装置
101、102 搬送ローラ対
101a、101b、102a、102b ローラ
105 温度センサー
500 制御部
510 移動機構

Claims (4)

  1. 画像情報に基づきトナー像を形成する画像形成手段と、
    前記トナー像を記録紙に転写する転写手段と、
    前記記録紙に転写された前記トナー像を加熱し、前記記録紙に定着させる定着手段と、
    前記定着手段よりも前記記録紙の搬送方向下流側で前記記録紙の最小長さ以内に配設され、前記トナー像が定着された前記記録紙を挟持して搬送する、一対の搬送ローラを備えた2つ以上の搬送ローラ対と、
    少なくとも1つ以上の前記搬送ローラ対の温度を測定する温度測定手段と、
    前記2つ以上の搬送ローラ対の搬送される前記記録紙のトナー像が形成された面に接する搬送ローラを、それぞれ独立に前記記録紙との接離を制御する制御手段と、を有し
    前記制御手段は、温度測定手段の測定データに基づき、所定の温度領域に達した搬送ローラ対のトナー像が形成された面側の搬送ローラを前記記録紙から離間するように制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記2つ以上の搬送ローラ対のうち、前記所定の温度領域に達した搬送ローラ対を前記記録紙から離間する際に、他の搬送ローラ対の少なくとも1つのローラ対が前記記録紙を挟持するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記2つ以上の搬送ローラ対は、同時に全ての搬送ローラ対の温度が所定の温度領域に達することがないように定着手段からの距離が、それぞれ設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記2つ以上の搬送ローラ対の1つ以上に、同時に全ての搬送ローラ対の温度が所定の温度領域に達することがないように、トナー像側の搬送ローラを加熱する加熱手段または冷却する冷却手段の何れかを設けたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の画像形成装置。
JP2009158562A 2009-07-03 2009-07-03 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5212279B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009158562A JP5212279B2 (ja) 2009-07-03 2009-07-03 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009158562A JP5212279B2 (ja) 2009-07-03 2009-07-03 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011013528A JP2011013528A (ja) 2011-01-20
JP5212279B2 true JP5212279B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=43592460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009158562A Expired - Fee Related JP5212279B2 (ja) 2009-07-03 2009-07-03 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5212279B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022024703A (ja) * 2020-07-28 2022-02-09 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004045611A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Canon Inc 画像形成装置
JP4376045B2 (ja) * 2003-12-12 2009-12-02 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2009020344A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Kyocera Mita Corp 画像形成装置および画像形成方法
JP4605255B2 (ja) * 2008-06-09 2011-01-05 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011013528A (ja) 2011-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7865122B2 (en) Recording material cooling apparatus, and image forming apparatus including the same
US7327967B2 (en) Image heating apparatus with variable timing
US8682240B2 (en) Image forming apparatus
JP6000706B2 (ja) 画像加熱装置
JP6024692B2 (ja) 画像形成装置
JP5577834B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2008083475A (ja) 画像形成装置
JP4760296B2 (ja) 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2009282105A (ja) 画像形成装置
US9715196B2 (en) Method of controlling image forming apparatus, image forming apparatus and image forming system to identify paper position and paper deformation
JP2010145530A (ja) 画像形成装置
US8437654B2 (en) Sheet conveying apparatus, sheet conveying method, and image forming apparatus
JP2005140994A (ja) 画像形成装置
JP5212279B2 (ja) 画像形成装置
US20120087689A1 (en) Fixing device and image forming apparatus provided therewith
JP2011242428A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4564833B2 (ja) 画像形成装置およびシート搬送装置
JP2005024667A (ja) 画像形成装置
JP2003316189A (ja) 定着装置
JP2011158809A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2009249126A (ja) 用紙給紙装置及び原稿読み取り装置
JP2007057775A (ja) 画像形成装置
JP2007199343A (ja) 定着装置
JP2009063650A (ja) 画像形成装置
JP6052450B1 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120202

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120713

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5212279

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees