JPH10213931A - 電子写真装置の用紙冷却装置 - Google Patents

電子写真装置の用紙冷却装置

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Publication number
JPH10213931A
JPH10213931A JP9018047A JP1804797A JPH10213931A JP H10213931 A JPH10213931 A JP H10213931A JP 9018047 A JP9018047 A JP 9018047A JP 1804797 A JP1804797 A JP 1804797A JP H10213931 A JPH10213931 A JP H10213931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
air
cooling
sheet
fixing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9018047A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichi Fukaya
倉一 深谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP9018047A priority Critical patent/JPH10213931A/ja
Publication of JPH10213931A publication Critical patent/JPH10213931A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】定着過程で用紙に蓄積された熱を定着後の工程
の用紙ガイドで案内された範囲内で高い冷却効果が得ら
れる電子写真装置の用紙冷却装置を提供する。 【解決手段】トナー像定着後の用紙(1)の表面および裏
面を案内するとともに風穴を有する一対の用紙ガイド(1
3)と、該用紙ガイド間に挟まれた用紙に対し前記風穴を
介してエアーを吹き付けるエアー供給手段(6,16,7,17)
と、用紙に吹き付けられたエアーを排出するエアー排出
手段(9,10)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置の用
紙冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】用紙上に形成されたトナー像に対し少な
くとも加熱作用を付与し、トナー像を用紙に定着させる
定着装置を備えた電子写真装置において、連続紙を扱う
ものにおいては、定着終了後の用紙を搬送ローラにより
スタッカ側に搬送し、スタッカテーブル上にミシン目の
山谷方向に振り分けて折り畳み積載するが、定着過程で
加えられた熱は定着部からスタッカに至る短い範囲で僅
かに自然放熱をするだけであり、熱の大部分が用紙自身
に蓄積されたままになっている。
【0003】スタッカテーブル上の用紙はミシン目の山
谷方向に交互に振り分けられZ状に折り畳まれて積載さ
れるので、トナーの定着された印刷面同士が接面した状
態で折り畳みが続けられることになる。この接面部の上
部には定着完了した用紙が連続的に積載され続けるの
で、積載された用紙の重量分の圧力がかかっており、ま
た、用紙に蓄積された熱が内部にこもって高温の状態に
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】プリンタのトナーの定
着は、トナーを加熱し軟化させ、用紙に浸透し易い状態
にして熱ローラおよびアイドラローラの間に用紙を挟ん
で加圧し、トナーを用紙に固着化し定着をしているが、
スタッカで折り畳む前工程で冷却により不必要な熱を除
熱しないと、トナーが固まりきれないうちに折り畳むこ
とになり、トナー同士が貼り付いて、どちらか一方のト
ナーが剥がされたり、または非印刷面に付着してしまう
等の印刷障害を起こしてしまうことがある。
【0005】以上から、定着後部からスタッカのテーブ
ル上に積載されるまでの僅かな範囲内でファン等により
用紙の冷却をいかに効率的に行うかが問題になってく
る。
【0006】用紙冷却を行うに当たり、定着部において
冷却風が用紙加熱部に至ると熱ローラ部を冷やし用紙の
加熱不足等を起こすことが予想され、この場合は定着不
良等の問題がある。また、スタッカ内において折り畳み
に対する影響から比較的強い風が吹き付けられない等の
制限がある。
【0007】一方、用紙の十分な冷却を得られない条件
で定着温度およびトナーの選定を行う場合は、トナーの
剥がれ、または他の非印刷面への付着を起こさない範囲
で、且つ所定の定着強度を満足させる条件を見つけるこ
とになるが、この場合はかなり狭い範囲で選定を行うこ
とになり、最適なトナーの選定が難しくなってくる。
【0008】本発明の目的は、定着過程で用紙に蓄積さ
れた熱を定着後の工程の用紙ガイドで案内された範囲内
で高い冷却効果が得られる電子写真装置の用紙冷却装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、用紙上に
形成されたトナー像に対し少なくとも加熱作用を付与
し、トナー像を用紙に定着させる定着装置を備えた電子
写真装置において、トナー像定着後の用紙の表面および
裏面を案内するとともに風穴を有する一対の用紙ガイド
と、該用紙ガイド間に挟まれた用紙に対し前記風穴を介
してエアーを吹き付けるエアー供給手段と、用紙に吹き
付けられたエアーを排出するエアー排出手段とを有する
ことにより達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1およ
び図2を参照して説明する。図1において電子写真方式
により形成された用紙1上のトナー像は、搬送方向2に
搬送されて定着機構部内の予熱板3でトナー予備加熱が
行われ、次に熱ローラ4とアイドラローラ5の間に挟ま
れ熱と圧力を加えられて定着を完了する。定着完了後の
用紙1は対向する搬送ローラ12によりスタッカ内に搬
送され用紙1のミシン目の山谷方向に振り分けられて、
対向するパドル14によりテーブル15上に積載され
る。
【0011】定着完了後の用紙1には定着段階で加えら
れた熱が蓄積されて高温になっているので用紙1の冷却
のため、外気を取り入れる冷却ファン16、17および
この冷却ファンの風を用紙1の表裏両面に導入し吹き付
けるように構成されたエアーダクト6、7が対向して設
けてあり、この対向したエアーダクトの背面に所定の角
度θが付いていて用紙1幅方向に平均的な強さの冷却風
8を吹き付けている。
【0012】冷却風8は熱ローラ4方向に吹き上がって
熱ローラ4の温度を低下させ定着機能を低下させないよ
うに熱ローラ4と反対の下向きに吹き付けるようにして
いる。エアーダクト6、7の下方には排出ファン9、1
0が設けられており、用紙1の冷却に使用した後の暖ま
った排気風11を機器外に排出するようにしている。
【0013】上記構成を備えた領域は、冷却用の風を十
分通過可能な風穴を有する用紙ガイド13により用紙1
をガイドした領域に配設しているので、用紙1の挙動に
影響されずに比較的強い風を吹き付けることが可能であ
る。
【0014】以上の冷却装置にすることにより冷却ファ
ン16、17の風を周囲に飛散させることなく、エアー
ダクト6、7に導入して用紙1の両面から冷却風8によ
り効率の良い冷却が可能になり、下方の排出ファン9、
10により冷却後の暖まった風を機器外に排気風11に
より排出するので、この冷却領域での風の流れを停滞さ
せることなく、連続的に機器外の比較的冷えた新しい空
気が用紙1に吹き付けられるようになるので用紙冷却が
高い効率で行われることになる。
【0015】また、用紙ガイド13にガイドされた範囲
での冷却であり用紙1の挙動に制限されずに比較的強い
風を吹き付けられるので冷却効果を高めることができ
る。
【0016】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、定着過程
で用紙に蓄積された熱を定着後の工程の用紙ガイドで案
内された範囲内で高い冷却効果が得られる電子写真装置
の用紙冷却装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の用紙冷却装置の一実施例を示す縦断面
図。
【図2】図1の用紙冷却装置の拡大断面図。
【符号の説明】
1…用紙、4…熱ローラ、5…アイドラローラ、6,7
…エアーダクト、9,10…排気ファン、13…用紙ガ
イド、15…スタッカテーブル、16,17…冷却ファ
ン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙上に形成されたトナー像に対し少なく
    とも加熱作用を付与し、トナー像を用紙に定着させる定
    着装置を備えた電子写真装置において、トナー像定着後
    の用紙の表面および裏面を案内するとともに風穴を有す
    る一対の用紙ガイドと、該用紙ガイド間に挟まれた用紙
    に対し前記風穴を介してエアーを吹き付けるエアー供給
    手段と、用紙に吹き付けられたエアーを排出するエアー
    排出手段とを有することを特徴とする電子写真装置の用
    紙冷却装置。
JP9018047A 1997-01-31 1997-01-31 電子写真装置の用紙冷却装置 Withdrawn JPH10213931A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009251172A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Canon Inc 画像形成装置
JP2010215311A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2012252366A (ja) * 2012-09-28 2012-12-20 Canon Inc 画像形成装置
JP2015176094A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040406