JP2013249144A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り付け箇所への固定時に連続紙が滞留することなく、固定作業中も搬送・排出動作を継続させ、且つ、取り付け部への固定作業時間を確保しながらも記録媒体へのダメージを抑えることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】連続紙を搬送する搬送部と、画像が定着された連続紙を巻き取る巻取り部とを備えた画像形成装置であって、第1の搬送速度、又は第1の搬送速度よりも遅い第2の搬送速度での連続紙の搬送を制御する速度制御部と、連続紙の先端が巻取り部に到達するまでに要する到達時間を監視する到達時間監視部と、連続紙を巻取り部に固定するために要する、予め設定された取付時間を監視する取付時間監視部とを備え、速度制御部は、連続紙の先端が巻取り部に到達するタイミングに対応させて、連続紙の搬送速度を第1の搬送速度から第2の搬送速度に変更し、取付時間が経過した後、第2の搬送速度から第1の搬送速度に変更する画像形成装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、長尺の記録媒体が芯体に巻回された連続紙に対して画像形成を行う画像形成装置に関するものである。
連続紙上に画像を連続して印刷する、従来のプリンタ、プロッタといった画像形成装置には、連続紙の折れや印刷済みの画像の汚染を防ぐために、装置外に排出される印刷後の連続紙を巻き取る、巻き取り機構を備えるものがある。
一般的な巻き取り機構は、媒体の先端部が取付けられる取り付け箇所を有し、自体が回転することによって連続紙を巻き取る巻き取り部を備える。取り付け箇所への連続紙の固定は、巻取り部に丁度届く長さの連続紙を送り出させた後、画像形成装置を一旦停止し、ユーザが連続紙の先端を取り付け箇所に固定することによって行われる。その後、画像形成装置の紙送り部と巻き取り部とを協調動作させることによって、連続紙の巻き取りが完了する(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−261206号公報
しかしながら、連続紙上の画像の定着に定着器を用いる画像形成装置の場合、連続紙の搬送・排出時には、定着器内の連続紙を滞留させず、通過させ続けなければならない。一般的に、定着器を冷却状態で駆動させると、トナーの固着による破損が発生する。したがって、定着器の温度が定着温度まで十分に達した後で連続紙を搬送、排出させなければならない。定着器下に連続紙が存在した状態で停止すると、連続紙がカールする、変色するといったダメージが発生することがある。
定着器を用いる画像形成装置においては、取り付け箇所への固定時に連続紙が滞留することなく、固定作業中も搬送・排出動作を継続させ、且つ、取り付け部への固定作業時間を確保しながらも記録媒体へのダメージを抑えなければならないといった問題があった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものあり、本発明の課題は、取り付け箇所への固定時に連続紙が滞留することなく、固定作業中も搬送・排出動作を継続させ、且つ、取り付け部への固定作業時間を確保しながらも記録媒体へのダメージを抑えることが可能な画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像形成装置は、連続紙を搬送する搬送部と、前記搬送部により第1の搬送速度で搬送される前記連続紙に画像を転写する画像転写部と、前記連続紙に転写された画像の定着を行う定着部と、前記画像が定着された前記連続紙を巻き取る巻取り部とを備えた画像形成装置であって、前記搬送部による前記第1の搬送速度、又は前記第1の搬送速度よりも遅い第2の搬送速度での前記連続紙の搬送を制御する速度制御部と、前記連続紙の先端が前記巻取り部に到達するまでに要する到達時間を監視する到達時間監視部と、前記連続紙を前記巻取り部に固定するために要する、予め設定された取付時間を監視する取付時間監視部とを備え、前記速度制御部は、前記連続紙の先端が前記巻取り部に到達するタイミングに対応させて、前記搬送部を制御して前記連続紙の搬送速度を前記第1の搬送速度から前記第2の搬送速度に変更し、前記取付時間が経過した後、前記連続紙の搬送速度を前記第2の搬送速度から前記第1の搬送速度に変更することを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、連続紙を搬送する搬送部と、前記搬送部により第1の搬送速度で搬送される前記連続紙に画像を転写する画像転写部と、前記連続紙に転写された画像の定着を行う定着部と、前記画像が定着された前記連続紙を巻き取る巻取り部と、ユーザによる操作入力を受付ける操作入力部とを備えた画像形成装置であって、前記搬送部による前記第1の搬送速度、又は前記第1の搬送速度よりも遅い第2の搬送速度での前記連続紙の搬送を制御する速度制御部と、前記連続紙の先端が前記巻取り部に到達するまでに要する到達時間を監視する到達時間監視部と、前記操作入力部を介して受付けた前記ユーザによる操作入力を認識する操作入力制御部とを備え、前記速度制御部は、前記連続紙の先端が前記巻取り部に到達するタイミングに対応させて、前記搬送部を制御して前記連続紙の搬送速度を前記第1の搬送速度から前記第2の搬送速度に変更し、前記操作入力制御部が前記操作入力部を介して受付けた前記ユーザによる操作入力を認識したタイミングで、前記連続紙の搬送速度を前記第2の搬送速度から前記第1の搬送速度に変更することを特徴とする。
本発明によれば、取り付け箇所への固定時に連続紙が滞留することなく、固定作業中も搬送・排出動作を継続させ、且つ、取り付け部への固定作業時間を確保しながらも記録媒体へのダメージを抑えることが可能な画像形成装置を提供することができる。
画像形成装置の構成を説明する概略構成図である。 巻き取り部を説明する図である。 画像形成装置の制御機構を説明するブロック図である。 画像形成装置の画像形成時における動作を説明するフローチャートである。 画像形成装置の構成を説明する概略構成図である。 画像形成装置の制御機構を説明するブロック図である。 画像形成装置の画像形成時における動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を説明する概略構成図である。本実施形態に係る画像形成装置100は、装置本体部101と、連続紙Pの巻き出し部201と、カッター部202と、連続紙Pの巻取り部301とを備える。連続紙Pは、装置本体部101内部の媒体搬送経路Sを介して巻き出し部201と巻き取り部301との間で掛け渡されており、巻き出し部201から供給された連続紙Pは装置本体部101内部を通過し、巻取り部301により巻き取られる。
装置本体部101は、媒体搬送経路Sに沿って、給紙ローラ102と、給紙センサ103と、レジストローラ104と、書き出し位置センサ105と、LED(Light Emitting Diode)ヘッド106と、画像形成ユニット107と、転写ローラ108と、定着器109と、排出センサ110と、排出ローラ111とを備える。
搬送部としての給紙ローラ102は、図示せぬモータから伝達された駆動力に基づき回転し、巻き出し部201から供給された連続紙Pを装置本体部101内部に給紙する。
給紙センサ103は、例えば、連続紙Pの先端が接触することによって所定の方向に回転し、センサ受光部の開放・遮蔽を制御するアクチュエータ等を備え、給紙ローラ102により給紙された連続紙Pを検知する。
搬送部としてのレジストローラ104は、図示せぬモータから伝達された駆動力に基づき回転し、連続紙Pの斜行を矯正しながら連続紙Pを画像形成ユニット107に搬送する。
書き出し位置センサ105は、例えば、連続紙Pの先端が接触することによって所定の方向に回転し、センサ受光部の開放・遮蔽を制御するアクチュエータ等を備え、レジストローラ104により搬送された連続紙Pを検知する。書き出し位置センサ105による検出結果は後述するエンジン制御部403に出力され、エンジン制御部403は書き出し位置センサ105からの検出結果が入力されたタイミングで各部を制御し画像形成動作を開始させる。
LEDヘッド106は、例えば、LED素子とレンズアレイとを有し、後述する画像制御部404による制御に基づき該LED素子から照射される照射光が画像形成ユニット107が備える感光体ドラム表面で結像する位置に配設されている。
画像形成ユニット107は、例えば、LEDヘッド106から照射された照射光に基づき、静電潜像を形成する感光体ドラムと、感光体ドラム表面を一様均一に帯電させる帯電ローラと、感光体ドラム表面に形成された静電潜像に現像剤を付着させることにより現像剤像を形成させる現像ローラと、現像ローラに現像剤を供給する供給ローラ等を供え、入力された画像データに基づく現像剤像を形成する。
画像転写部としての転写ローラ108は、画像形成ユニット107の感光体ドラムと対峙する位置に配置され、図示せぬ高圧電源から印加された所定の電圧に基づき感光体ドラム表面に形成された現像剤像を連続紙Pに転写させる。
定着部としての定着器109は、画像形成ユニット107以降の媒体搬送路S下流側に配置されており、ヒートローラ109a、加圧ローラ109b、及びハロゲンヒータ109c等を備える。ヒートローラ109aは、例えば、アルミニウム等からなる中空円筒状の芯金にシリコーンゴムの耐熱弾性層を被覆し、その上にPFA(テトラフルオロエチレンーパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)チューブを被服することによって形成されている。そして、その芯金内には、ハロゲンヒータ109cが設けられている。加圧ローラ109bは、例えば、アルミニウム等からなる芯金にシリコーンゴムの耐熱弾性層を被覆し、その上にPFAを被覆した構成であり、図示せぬバネから付与された加圧力によりヒートローラ109aとの間にニップ部が形成されるように配設されている。画像形成ユニット107において形成された現像剤像が転写された連続紙Pが所定の温度に維持されたヒートローラ109aと加圧ローラ109bとから形成されるニップ部を通過することにより、連続紙P上の現像剤に熱、及び圧力が付与され、当該現像剤は溶融し、現像剤像が定着される。
排出センサ110は、例えば、連続紙Pの先端が接触することによって所定の方向に回転し、センサ受光部の開放・遮蔽を制御するアクチュエータ等を備え、定着器109を通過した連続紙Pを検知する。
搬送部としての排出ローラ111は、図示せぬモータから伝達された駆動力に基づき回転し、連続紙Pを装置本体部101外部に排出する。
巻き出し部201としては、長尺の記録媒体が所定の芯体に巻回され、連続紙として装置本体101内部に供給できるものであれば如何なる形態のものであってもかまわない。
カッター202は、例えば、連続紙に対する画像形成が終了し、連続紙の中途で裁断する際に用いられる。
巻き取り部301は、図2に示すように、連続紙の固定の際に目安となる直線301cが表面に形成された芯体301aの両端部が軸受け301bで軸支された構成となっている。軸受け301bには、図示せぬギア、モータ等の駆動手段が連結されており、これらの駆動により軸受け301bが駆動し、これに軸支されている芯体301aが回転することで、連続紙を巻き取ることができる。
次に、本実施形態に係る画像形成装置100の制御機構について説明する。図3は、画像形成装置100の制御機構を説明するブロック図である。
図3に示すように、画像形成装置100は、例えば、LAN(Local Area Network)ケーブル、USB(Universal Serial Bus)ケーブルといった電気信号線を介してホストPC401と接続された編集部402と、エンジン制御部403と、画像制御部404と、搬送制御部405と、定着制御部406と、到達時間監視部407と、取付時間監視部408と、速度制御部409とを備える。
編集部402は、ホストPC401との間でデータの送受信を行い、画像データを受信した際は、受信した画像データを画像形成装置100で画像形成可能なデータ形式に編集し、エンジン制御部403に画像形成指示を与える。
エンジン制御部403は、編集部402、画像制御部404、搬送制御部405、定着制御部406、到達時間監視部407、取付時間監視部408、及び速度制御部409を制御し、画像形成装置100全体を統括的に制御する。
画像制御部404は、エンジン制御部403からの指示に基づき、画像形成ユニット107、転写ローラ108の駆動を制御し、連続紙P上における画像形成に係る処理を制御する。
搬送制御部405は、搬送部たる給紙ローラ102、レジストローラ104、及び排出ローラ111を回転させる図示せぬ各モータの駆動を制御し、連続紙Pの搬送に係る処理を制御する。また、搬送制御部405は、給紙センサ103、書き出し位置センサ105、及び排出センサ110からの検知信号をエンジン制御部403に出力する。
定着制御部406は、定着部たる定着器109のヒートローラ109a、加圧ローラ109b、及びハロゲンヒータ109cの駆動を制御し、連続紙Pに転写された現像剤像の定着に係る処理を制御する。具体的には、定着制御部406は、ヒートローラ109aの表面温度を検知する、図示せぬ温度検出手段からの検知結果に基づき、ハロゲンヒータ109cを制御してヒートローラ109aの表面温度を所定の定着温度に維持する。
到達時間監視部407は、連続紙Pの先端が巻き取り部301に到達するまでに要する到達時間を監視する。そして、到達時間監視部407は、該到達時間が経過した場合に、その旨をエンジン制御部403に出力する。
取付時間監視部408は、ユーザによって連続紙Pが巻き取り部301に固定するために要する、予め設定された取付時間を監視する。そして、取付時間監視部408は、該取付時間が経過した場合に、その旨をエンジン制御部403に出力する。
速度制御部409は、エンジン制御部403を介して到達時間が経過した旨、又は取付時間が経過した旨の通知を受けると、連続紙Pの搬送速度を変更するよう搬送制御部405に指示を与える。
次に、本実施形態に係る画像形成動作について説明する。図4は、画像形成装置100の画像形成時における動作を説明するフローチャートである。
ステップS501において、ホストPC401から画像データを受信すると、編集部402は、受信した画像データを画像形成装置100で画像形成可能なデータ形式に編集し、エンジン制御部403に画像形成指示を与える(ステップS502)。
画像形成指示を受けるとエンジン制御部403は、定着器109の温度、すなわち、ヒートローラ109aの表面温度を所定の定着温度に昇温するように定着制御部406に指示を与える。指示を受けた定着制御部406は、ヒートローラ109aの表面温度が所定の定着温度となるようハロゲンヒータ109cを制御する(ステップS503)。
定着器109の温度が所定の定着温度に到達した場合(ステップS504 YES)、エンジン制御部403は、給紙ローラ102、レジストローラ104、及び排出ローラ111を回転させて連続紙Pを給紙させるよう搬送制御部405に指示を与える。指示を受けた搬送制御部405は図示せぬモータの駆動を制御して給紙ローラ102、レジストローラ104、及び排出ローラ111を回転させ、連続紙Pの給紙動作を開始する(ステップS505)。一方、定着器109の温度が所定の定着温度に到達していない場合(ステップS504 NO)、エンジン制御部403は定着器109の温度が所定の定着温度に到達するまで待機する。
ステップS505において、連続紙Pの給紙動作が開始されると、搬送制御部405は、連続紙Pの排出センサ110の通過を監視する。排出センサ110により連続紙Pが検知され、検知信号が搬送制御部405を介してエンジン制御部403に出力された場合(ステップS506 YES)、エンジン制御部403は、連続紙Pの先端が巻き取り部301へ到達するのに要する到達時間を監視するよう到達時間監視部407に指示を与える。一方、排出センサ110により連続紙Pが検知されない場合(ステップS506NO)、搬送制御部405は排出センサ110により連続紙Pが検知されるまで待機する。なお、本実施形態において、到達時間は、装置寸法、及び画像形成ユニット107、転写ローラ108による連続紙P上での画像形成に係る画像形成速度により予め設定されているものとする。
到達時間監視部407により到達時間が経過した旨の通知を受けると(ステップS507 YES)、速度制御部409は、連続紙Pの搬送速度を画像形成速度に基づく第1の搬送速度(以下、画像形成時速度と称する)から連続紙Pにダメージを与えない十分に低速な第2の搬送速度たる固定時速度へと変更するよう搬送制御部405に指示を与える。指示を受けた搬送制御部405は、連続紙Pの搬送速度を画像形成時速度から固定時速度へ変更し、これに基づく制御を給紙ローラ102、レジストローラ104、及び排出ローラ111に対して行う(ステップS508)。
搬送速度の変更と同時に、エンジン制御部403は、連続紙Pを巻き取り部301に固定するために要する取付時間を監視するよう取付時間監視部408に指示を与える。取付時間監視部408により取付時間が経過した旨の通知を受けると(ステップS509 YES)、速度制御部409は、連続紙Pの搬送速度を固定時速度から画像形成時速度へと変更するよう搬送制御部405に指示を与える。指示を受けた搬送制御部405は、連続紙Pの搬送速度を固定時速度から画像形成時速度へ変更し、これに基づく制御を給紙ローラ102、レジストローラ104、及び排出ローラ111に対して行う(ステップS510)。
なお、連続紙Pの巻取り部301への固定は、巻取り部301に到達するまでに搬送された連続紙Pの先端を、図2に示すように、停止している巻取り部301の芯体301aに描かれている直線301cに沿うようにテープ等の固定手段で固定して行う。
搬送制御部405による搬送速度の変更と同時に、エンジン制御部403は、図示せぬギア、モータ等の駆動手段を制御し、巻取り部301の軸受け301bを駆動させることによって、芯体301aの回転を開始させ、連続紙Pの巻き取りを開始させる。
そして、エンジン制御部403は、連続紙P上において、画像形成を開始するよう画像制御部404に指示を与える。指示を受けた画像制御部404は、画像形成ユニット107、転写ローラ8の駆動を制御して連続紙P上に画像を形成させる(ステップS511)。
連続紙P上における画像形成が完了すると(ステップS512 YES)、カッター202は連続紙Pをカットする(ステップS513)。そして、排出センサ110により連続紙Pが検知され、連続紙Pの排出が完了すると(ステップS514 YES)、一連の処理は終了する。
以上のように、第1の実施形態によれば、取り付け箇所への固定時に連続紙が滞留することなく、固定作業中も搬送・排出動作を継続させ、且つ、取り付け部への固定作業時間を確保しながらも記録媒体へのダメージを抑えることが可能な画像形成装置を提供することができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、第1の実施形態において説明した取付時間監視部408に代えて、画像形成装置100'外筐に設けられたスイッチ112の押下を認識するスイッチ制御部411を備える点で第1の実施形態とは異なる。第1の実施形態と同一な箇所については、同じ符号を付してその説明を省略する。
図5は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を説明する概略構成図である。本実施形態に係る画像形成装置100'は、第1の実施形態に係る構成に加え、スイッチ112を備える。スイッチ112は、巻き取り部301への連続紙Pの固定が完了したときに、ユーザが押下する操作入力部である。
そして、図6のブロック図に示すように、画像形成装置100'は、第1の実施形態に係る画像形成装置100における取付時間監視部408に代えてスイッチ制御部411を備える。スイッチ制御部411は、ユーザによるスイッチ112の押下を認識し、ユーザがスイッチ112を押下した旨をエンジン制御部403に出力する。
次に、本実施形態に係る画像形成動作について説明する。図7は、画像形成装置100'の画像形成時における動作を説明するフローチャートである。
ステップS501において、ホストPC401から画像データを受信すると、編集部402は、受信した画像データを画像形成装置100で画像形成可能なデータ形式に編集し、エンジン制御部403に画像形成指示を与える(ステップS502)。
画像形成指示を受けるとエンジン制御部403は、定着器109の温度、すなわち、ヒートローラ109aの表面温度を所定の定着温度に昇温するように定着制御部406に指示を与える。指示を受けた定着制御部406は、ヒートローラ109aの表面温度が所定の定着温度となるようハロゲンヒータ109cを制御する(ステップS503)。
定着器109の温度が所定の定着温度に到達した場合(ステップS504 YES)、エンジン制御部403は、給紙ローラ102、レジストローラ104、及び排出ローラ111を回転させて連続紙Pを給紙させるよう搬送制御部405に指示を与える。指示を受けた搬送制御部405は図示せぬモータの駆動を制御して給紙ローラ102、レジストローラ104、及び排出ローラ111を回転させ、連続紙Pの給紙動作を開始する(ステップS505)。一方、定着器109の温度が所定の定着温度に到達していない場合(ステップS504 NO)、エンジン制御部403は定着器109の温度が所定の定着温度に到達するまで待機する。
ステップS505において、連続紙Pの給紙動作が開始されると、搬送制御部405は、連続紙Pの排出センサ110の通過を監視する。排出センサ110により連続紙Pが検知され、検知信号が搬送制御部405を介してエンジン制御部403に出力された場合(ステップS506 YES)、エンジン制御部403は、連続紙Pの先端が巻き取り部301へ到達するのに要する到達時間を監視するよう到達時間監視部407に指示を与える。一方、排出センサ110により連続紙Pが検知されない場合(ステップS506NO)、搬送制御部405は排出センサ110により連続紙Pが検知されるまで待機する。なお、本実施形態において、到達時間は、装置寸法、及び画像形成ユニット107、転写ローラ108による連続紙P上での画像形成に係る画像形成速度により予め設定されているものとする。
到達時間監視部407により到達時間が経過した旨の通知を受けると(ステップS507 YES)、速度制御部409は、連続紙Pの搬送速度を第1の搬送速度たる画像形成時速度から連続紙Pにダメージを与えない十分に低速な第2の搬送速度たる固定時速度へと変更するよう搬送制御部405に指示を与える。指示を受けた搬送制御部405は、連続紙Pの搬送速度を画像形成時速度から固定時速度へ変更し、これに基づく制御を給紙ローラ102、レジストローラ104、及び排出ローラ111に対して行う(ステップS508)。
そして、ユーザが巻取り部301に連続紙Pを固定し、スイッチ112を押下すると、スイッチ制御部411は、これを認識し、ユーザがスイッチ112を押下した旨をエンジン制御部403に通知する。スイッチ制御部411によりユーザがスイッチ112を押下した旨の通知を受けると(ステップS515 YES)、速度制御部409は、連続紙Pの搬送速度を固定時速度から画像形成時速度へと変更するよう搬送制御部405に指示を与える。指示を受けた搬送制御部405は、連続紙Pの搬送速度を固定時速度から画像形成時速度へ変更し、これに基づく制御を給紙ローラ102、レジストローラ104、及び排出ローラ111に対して行う(ステップS510)。
なお、連続紙Pの巻取り部301への固定は、巻取り部301に到達するまでに搬送された連続紙Pの先端を、図2に示すように、停止している巻取り部301の芯体301aに描かれている直線301cに沿うようにテープ等の固定手段で固定して行う。
搬送制御部405による搬送速度の変更と同時に、エンジン制御部403は、図示せぬギア、モータ等の駆動手段を制御し、巻取り部301の軸受け301bを駆動させることによって、芯体301aの回転を開始させ、連続紙Pの巻き取りを開始させる。
そして、エンジン制御部403は、連続紙P上において、画像形成を開始するよう画像制御部404に指示を与える。指示を受けた画像制御部404は、画像形成ユニット107、転写ローラ8の駆動を制御して連続紙P上に画像を形成させる(ステップS511)。
連続紙P上における画像形成が完了すると(ステップS512 YES)、カッター202は連続紙Pをカットする(ステップS513)。そして、排出センサ110により連続紙Pが検知され、連続紙Pの排出が完了すると(ステップS514 YES)、一連の処理は終了する。
以上のように、第2の実施形態によれば、取り付け箇所への固定時に連続紙が滞留することなく、固定作業中も搬送・排出動作を継続させ、且つ、取り付け部への固定作業時間を確保しながらも記録媒体へのダメージを抑えることが可能な画像形成装置を提供することができる。
本発明の説明において、1つの画像形成ユニットを有する画像形成装置を一例として説明したが、これに限定されず、例えば、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの4色の現像剤像を形成可能な4つの画像形成ユニットを備える画像形成装置にも適用可能である。
また、本発明は、画像形成装置としてのプリンタに限定されず、複写機、ファクシミリ、MFP等にも適用可能である。
100,100' 画像形成装置
101 装置本体部
102 給紙ローラ
103 給紙センサ
104 レジストローラ
105 書き出し位置センサ
106LEDヘッド
107 画像形成ユニット
108 転写ローラ
109 定着器
109a ヒートローラ
109b 加圧ローラ
109c ハロゲンヒータ
110 排出センサ
111 排出ローラ
112 スイッチ
201 巻き出し部
202 カッター
301 巻き取り部
301a 芯体
301b 軸受け部
301c 直線
401 ホストPC
402 編集部
403 エンジン制御部
404 画像制御部
405 搬送制御部
406 定着制御部
407 到達時間監視部
408 取付時間監視部
409 速度制御部
411 スイッチ制御部

Claims (2)

  1. 連続紙を搬送する搬送部と、
    前記搬送部により第1の搬送速度で搬送される前記連続紙に画像を転写する画像転写部と、
    前記連続紙に転写された画像の定着を行う定着部と、
    前記画像が定着された前記連続紙を巻き取る巻取り部とを備えた画像形成装置であって、
    前記搬送部による前記第1の搬送速度、又は前記第1の搬送速度よりも遅い第2の搬送速度での前記連続紙の搬送を制御する速度制御部と、
    前記連続紙の先端が前記巻取り部に到達するまでに要する到達時間を監視する到達時間監視部と、
    前記連続紙を前記巻取り部に固定するために要する、予め設定された取付時間を監視する取付時間監視部とを備え、
    前記速度制御部は、前記連続紙の先端が前記巻取り部に到達するタイミングに対応させて、前記搬送部を制御して前記連続紙の搬送速度を前記第1の搬送速度から前記第2の搬送速度に変更し、前記取付時間が経過した後、前記連続紙の搬送速度を前記第2の搬送速度から前記第1の搬送速度に変更することを特徴とする画像形成装置。
  2. 連続紙を搬送する搬送部と、
    前記搬送部により第1の搬送速度で搬送される前記連続紙に画像を転写する画像転写部と、
    前記連続紙に転写された画像の定着を行う定着部と、
    前記画像が定着された前記連続紙を巻き取る巻取り部と、
    ユーザによる操作入力を受付ける操作入力部とを備えた画像形成装置であって、
    前記搬送部による前記第1の搬送速度、又は前記第1の搬送速度よりも遅い第2の搬送速度での前記連続紙の搬送を制御する速度制御部と、
    前記連続紙の先端が前記巻取り部に到達するまでに要する到達時間を監視する到達時間監視部と、
    前記操作入力部を介して受付けた前記ユーザによる操作入力を認識する操作入力制御部とを備え、
    前記速度制御部は、前記連続紙の先端が前記巻取り部に到達するタイミングに対応させて、前記搬送部を制御して前記連続紙の搬送速度を前記第1の搬送速度から前記第2の搬送速度に変更し、前記操作入力制御部が前記操作入力部を介して受付けた前記ユーザによる操作入力を認識したタイミングで、前記連続紙の搬送速度を前記第2の搬送速度から前記第1の搬送速度に変更することを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015176094A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2016071002A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2016173420A (ja) * 2015-03-16 2016-09-29 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2017049344A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 株式会社沖データ 画像形成装置

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