JP3979359B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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この定着器としては、ヒートローラおよびプレスローラとから構成される熱ローラ定着方式が一般に採用されている。ヒートローラは中空の筒状体で構成され、その内部にはハロゲンランプ等の加熱手段が配設されており、この加熱手段の通電制御を行うことによってヒートローラ表面の温度を、記録紙にトナー像を定着可能な温度に保持している。
また、記録紙搬送路で記録紙ジャムが発生したために、制御手段から帯電器や露光手段に画像形成動作の中止が指令された場合にも、定着器の加熱手段の通電制御を継続することはジャム処理作業の妨げになる。
すなわち、請求項1においては、均一に帯電された感光体表面上が露光手段により露光されて静電潜像が形成され、該静電潜像にトナーが供給されてトナー像が形成され、該トナー像が記録紙に転写される、画像形成動作が行われる画像形成装置において、
前記記録紙上のトナー像を加熱して定着させる加熱手段と、画像形成動作の中止指令が入力される制御手段と、を含み、
前記制御手段は、画像形成動作の中止指令が入力された場合に、前記露光手段による露光プロセスが駆動しているか否かを判定し、
露光プロセスが駆動する前であると判定された場合に、前記制御手段は直ちに前記露光手段による光照射を停止すると同時に、前記加熱手段の通電制御を停止し、
露光プロセスが駆動している間と判定された場合に、前記制御手段は直ちに前記露光手段による光照射を停止し、所定時間後に前記加熱手段の通電制御を停止することとした。
このような構成とした画像形成装置では、画像形成動作の中止指令が入力されたタイミングが、露光プロセスが駆動する前であると判定された場合には、加熱手段によるトナー像の定着を行う必要はないため、露光手段による光照射を停止すると同時に、加熱手段の通電制御を停止することにより、定着器での無駄な電力消費を抑えることができ、画像形成装置の省エネ化を図ることができる。
また、画像形成動作の中止指令が入力されたタイミングが、露光プロセスが駆動している間と判定された場合には、記録紙の搬送方向前寄りの部分に形成されたトナー像の定着を行うため、露光手段による光照射を停止し、所定時間後に加熱手段の通電制御を停止することにより、記録紙に形成されたトナー像が定着されるとともに、定着器での無駄な電力消費を抑えることができ、画像形成装置の省エネ化を図ることができる。
このような構成とした画像形成装置では、加熱手段の通電制御を停止するまでの所定時間は、記録紙に対するトナー像が転写されている部分の割合に応じて決定され、トナー像が転写されている部分の定着処理の終了とともに加熱手段の通電制御を停止することができる。これにより、定着器での無駄な電力消費を抑えることができ、画像形成装置の省エネ化を図ることができる。
前記制御手段は、前記ジャム検出信号が入力された場合には、前記画像形成動作の中止指令が入力された場合と同様の制御を行うこととした。
このような構成とした画像形成装置では、記録紙ジャムの発生が検出された場合においても、定着器での無駄な電力消費を抑えることができ、画像形成装置の省エネ化を図ることができる。
図1には、本発明を適用した一実施例である画像形成装置の概略構成を示している。本実施例の画像形成装置1は、例えば、複写機、ファクシミリ、プリンタ、複合機などに適用される。画像形成装置1には、その下方に記録紙8を収容可能な給紙カセット5が配置されており、この給紙カセット5より給紙ローラ(図示せず)によって繰り出された記録紙8が下から上へ向かって略U字状に形成された記録紙搬送路9を搬送される。記録紙搬送路9に沿って配置されるプロセスユニット(現像器ユニット2、感光体ユニット3)、定着器ユニット4によって記録紙8上に画像が形成され、記録紙8は排紙トレイに排出される。
ハロゲンランプ43は、該ハロゲンランプ43を駆動するための駆動手段である駆動回路44と接続されており、該駆動回路44は、後述するMPU10と接続されている。また、ヒートローラ41表面には、サーミスタ45(または熱電対)が付設されており、該サーミスタ45を用いた温度検出回路46によって、ヒートローラ41の表面温度を検出する。サーミスタ45を用いた温度検出回路46は、後述するMPU10と接続されている。
また、MPU10は、レーザユニット35に画像メモリ14に蓄積されている画像情報を送信する。この結果、前述したように、レーザユニット35は受信した画像情報に基づいて感光体ドラム31の表面を光照射して、感光体ドラム31上に静電潜像を形成する。
このように、ハロゲンランプ43の駆動回路44とサーミスタ45を用いた温度検出回路46とにより、ハロゲンランプ43の通電制御を行うことによって、定着器ユニット4の温度制御がなされている。
また、駆動回路44にオフ信号が出力されると、ハロゲンランプ43の通電が行われている場合には、ハロゲンランプ43がオフに切り換えられ、ハロゲンランプ43への通電が停止される。ハロゲンランプ43の通電が停止している場合には、その状態を維持する。この結果、ヒートローラ41が冷却され、ヒートローラ41の表面温度および定着器ユニット4の温度が経時的に下降していく。
これにより、定着器ユニット4での無駄な電力消費を抑えることができ、画像形成装置1の省エネ化を図ることができる。しかも、トナー等の消耗品の節約を図ることもできる。また、定着器ユニット4の温度が下降するため、定着器ユニット4付近で記録紙ジャムが発生した場合でも、ジャム処理作業の際に、記録紙8を容易に取り除くことができる。
また、駆動回路44にオフ信号が出力されると、ハロゲンランプ43の通電が行われている場合には、ハロゲンランプ43がオフに切り換えられ、ハロゲンランプ43への通電が停止される。ハロゲンランプ43の通電が停止している場合には、その状態を維持する。この結果、ヒートローラ41が冷却され、ヒートローラ41の表面温度および定着器ユニット4の温度が経時的に下降していく。
照射時間は、タイマー17により計測されて、MPU10に入力される。MPU10は、ROM12に記憶されている停止時間決定テーブル12aを参照することにより、入力された照射時間の情報に基づいて所定時間を決定する。停止時間決定テーブル12aは、入力される照射時間と所定時間とを対応づけるテーブルである。なお、停止時間決定テーブル12aに替えて、所定時間を決定するための演算式をROM12に記憶させておいてもよい。
3 感光体ユニット
4 定着器ユニット
10 MPU
31 感光体ドラム
32 転写ローラ
33 帯電器
35 レーザユニット
41 ヒートローラ
43 ハロゲンランプ
Claims (3)
- 均一に帯電された感光体表面上が露光手段により露光されて静電潜像が形成され、該静電潜像にトナーが供給されてトナー像が形成され、該トナー像が記録紙に転写される、画像形成動作が行われる画像形成装置において、
前記記録紙上のトナー像を加熱して定着させる加熱手段と、画像形成動作の中止指令が入力される制御手段と、を含み、
前記制御手段は、画像形成動作の中止指令が入力された場合に、前記露光手段による露光プロセスが駆動しているか否かを判定し、
露光プロセスが駆動する前であると判定された場合に、前記制御手段は直ちに前記露光手段による光照射を停止すると同時に、前記加熱手段の通電制御を停止し、
露光プロセスが駆動している間と判定された場合に、前記制御手段は直ちに前記露光手段による光照射を停止し、所定時間後に前記加熱手段の通電制御を停止する、ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記所定時間は、光照射停止までに前記露光手段により光照射が行われた時間に応じて決定される、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 記録紙ジャムの発生を検出し、ジャム検出信号を前記制御手段に出力するジャム検出手段を、さらに含み、
前記制御手段は、前記ジャム検出信号が入力された場合には、前記画像形成動作の中止指令が入力された場合と同様の制御を行う、ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
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