JP2002072748A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002072748A
JP2002072748A JP2000265556A JP2000265556A JP2002072748A JP 2002072748 A JP2002072748 A JP 2002072748A JP 2000265556 A JP2000265556 A JP 2000265556A JP 2000265556 A JP2000265556 A JP 2000265556A JP 2002072748 A JP2002072748 A JP 2002072748A
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image forming
forming apparatus
process cartridge
cleaning mode
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JP2000265556A
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English (en)
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Shiyoutarou Yoshimura
祥太朗 吉村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着器用加圧ローラのクリーニングを効果的
に行なう。 【解決手段】 クリーニングパターン用紙Paを定着器
209に通紙してその加圧ローラ209bに付着してい
るトナーをクリーニングパターン用紙Paに付着させて
はがし、クリーニングを行なうクリーニングモードを備
える。プロセスカートリッジ8に非接触メモリユニット
3を搭載し、この非接触メモリユニット3にプロセスカ
ートリッジ8内のトナー残量を記憶させる。前回クリー
ニングモード実行時のトナー残量から所定のトナー量が
減じた時に再びクリーニングモードを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリンタあ
るいは複写機などとされる電子写真方式の画像形成装置
に関し、定着装置に特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置は、像担持
体である感光体ドラムを回転自在に設け、該感光体ドラ
ムを帯電手段である一次帯電器で一様に帯電し、つぎに
例えばレーザのような発光素子によって情報信号を露光
して静電潜像を形成し、現像装置で可視像化する。つぎ
に該可視像すなわちトナー画像を転写帯電器により記録
媒体である記録紙に転写し、更に定着器にて定着して永
久画像を得る。また、感光体ドラム上の転写残トナーは
クリーニング装置により除去する。
【0003】上記の定着器は、ハロゲンヒータを熱源と
して内蔵する定着ローラおよび加圧ローラとの間にトナ
ー像が転写された記録紙を通紙して、熱および圧により
トナー像を記録紙に定着する。この方式は一般に熱ロー
ラ式と呼ばれている。
【0004】また、他の方式、フィルム加熱方式の定着
器は、耐熱性の定着フィルム、加圧ローラ、定着フィル
ム内部に設けられたセラミックヒータ、およびセラミッ
クヒータの表面温度を検出するサーミスタから構成さ
れ、セラミックヒータと加圧ローラとの間に定着フィル
ムを挟持させてニップを形成させ、このニップ間に未定
着トナー像を形成担持した記録紙を、未定着トナー像面
を定着フィルム側にして導入し、定着フィルムと一緒に
挟持搬送させることで、ニップにおいてセラミックヒー
タの熱を、定着フィルムを介して記録紙に与えて加熱・
加圧して未定着トナー像を記録紙上に溶融固着させ、定
着させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の熱ローラ式の定
着器やフィルム加熱式の定着器のように、加熱部材と加
圧部材とで形成されるニップに未定着トナー画像を形成
担持させた記録媒体を導入して挟持搬送させることで、
トナー画像の熱定着を行なう熱定着手段においては、ニ
ップに導入されて挟持搬送される記録媒体のトナー画像
の全てが完全に記録媒体に定着されずにトナーの一部が
加熱部材としての定着ローラや定着フィルムの面に付着
(オフセット)することがある。そのオフセットトナー
はつぎにニップに導入された記録媒体に転移して定着さ
れるか、ニップを記録媒体が通過していないときに加圧
部材としての加圧ローラの外面に転移して加圧ローラ面
にこびりつく。
【0006】そのため、加圧ローラはプリントの繰り返
しに伴う上記のような加熱部材のオフセットトナーの転
移・こびりつきの蓄積でその外周面が経時的にトナー汚
れしていく。加圧ローラの過度のトナー汚れは、加圧ロ
ーラの離型性を低下させて、付着トナーの粘着性による
記録媒体の加圧ローラへの巻き付きトラブルや、記録媒
体に裏汚れを生じさせる結果を招く。
【0007】従って、本発明の目的は、熱定着手段の加
圧部材を効果的にクリーニングできる画像形成装置を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
加圧部材を備えた熱定着手段を有し、プロセスカートリ
ッジが着脱自在に装着される画像形成装置において、ク
リーニング用紙を前記熱定着手段に通紙して前記加圧部
材をクリーニングするクリーニングモードを有し、前記
プロセスカートリッジは前記クリーニングモード実行時
における前記プロセスカートリッジ内の現像剤量を記憶
する記憶手段を有し、前記記憶手段に記憶された前回ク
リーニングモード実行時の現像剤量から所定の現像剤量
が減少したときに、前記クリーニングモードを実行する
ことを特徴とする画像形成装置である。
【0009】本発明による他の態様によれば、加圧部材
を備えた熱定着手段を有し、プロセスカートリッジが着
脱自在に装着される画像形成装置において、クリーニン
グ用紙を前記熱定着手段に通紙して前記加圧部材をクリ
ーニングするクリーニングモードを有し、前記プロセス
カートリッジは前記クリーニングモード実行時における
前記プロセスカートリッジのプリント枚数を記憶する記
憶手段を有し、前記記憶手段に記憶された前回クリーニ
ングモード実行時のプリント枚数から所定のプリント枚
数のプリント動作が行なわれたときに、前記クリーニン
グモードを実行することを特徴とする画像形成装置が提
供される。
【0010】また、本発明による他の態様によれば、加
圧部材を備えた熱定着手段を有し、プロセスカートリッ
ジが着脱自在に装着される画像形成装置において、クリ
ーニング用紙を前記熱定着手段に通紙して前記加圧部材
をクリーニングするクリーニングモードを有し、前記プ
ロセスカートリッジは前記クリーニングモード実行時に
おけるプリント枚数、プリント時の印字率、紙サイズ、
および印字ビット数から算出された所定のパラメータを
記憶する記憶手段を有し、前記記憶手段に記憶された前
記パラメータが所定の値に達したときに、前記クリーニ
ングモードを実行することを特徴とする画像形成装置が
提供される。
【0011】上記各発明における一実施態様によれば、
前記熱定着手段は前記加圧部材とでニップを形成する加
熱部材を有し、前記ニップ間にトナー画像を形成担持し
た記録媒体を挟持搬送させることによりトナー画像の熱
定着を行なう。
【0012】他の実施態様によれば、前記クリーニング
モードでは、前記加圧部材に付着したトナーを、前記ク
リーニング用紙を前記熱定着手段に通紙することによ
り、前記クリーニング用紙に付着させて除去する。
【0013】また、他の実施態様によれば、前記プロセ
スカートリッジは電子写真感光体と、帯電手段、現像手
段、およびクリーニング手段のうち少なくともひとつと
を有する。
【0014】他の実施態様によれば、前記記憶手段は不
揮発性メモリである。
【0015】また、他の実施態様によれば、前記熱定着
手段は、フィルム加熱式または熱ローラ式である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0017】実施例1 本発明の第1実施例について図1〜図4により説明す
る。
【0018】まず、本実施例の電子写真プロセスを用い
た画像形成装置であるレーザビームプリンタについて、
図1により説明する。
【0019】同図に示すように、プリンタ本体1は、記
録媒体である記録紙Sを収納するカセット202を有
し、カセット202の記録紙Sの有無を検知するカセッ
ト有無センサ203、カセット202の記録紙Sのサイ
ズを検知するカセットサイズセンサ204、カセット2
02から記録紙Sを繰り出す給紙ローラ205などが設
けられている。なお、カセットサイズセンサ204は複
数個のマイクロスイッチで構成されている。また、給紙
ローラ205の記録紙S搬送方向下流には記録紙Sを同
期搬送するレジストローラ対206が設けられている。
【0020】レジストローラ対206の下流にはレーザ
スキャナ部207からのレーザ光に基づいて記録紙S上
にトナー像を形成するプロセスカートリッジ8が設けら
れている。
【0021】本実施例のプロセスカートリッジ8は、静
電潜像が形成される電子写真感光体である感光体ドラム
17、感光体ドラム17を一様に帯電するための帯電手
段である一次帯電ローラ19、感光体ドラム17上に形
成された静電潜像を現像剤(トナー)によりトナー画像
として可視像化する現像部材である現像ローラ4と、ト
ナーを収容するトナー容器20とを含む現像器21、お
よび、感光体ドラム17から未転写トナーを回収しその
表面を清掃するクリーニング手段としてのクリーナ22
などから構成され、装着手段30を介してプリンタ本体
1に対して着脱可能に装着されている。
【0022】また、プロセスカートリッジ8の有無を検
出するカートリッジ検出素子5が設けられ、公知の機械
的、電気的、磁気的な検出素子で構成されている。当
然、他機能と兼用可能な電極、例えば一次帯電ローラ1
9や感光体ドラム17に電圧を与えるための電極、トナ
ー有無検知のための電極などを兼ねてもよい。
【0023】さらに、プロセスカートリッジ8の下流に
は記録紙S上に形成されたトナー像を熱定着する定着器
209が設けられており、定着器209の下流には排紙
部の搬送状態を検知する排紙センサ210、記録紙Sを
排紙する排紙ローラ211、記録の完了した記録紙Sを
積載する積載トレイ212が設けられている。
【0024】定着器209は耐熱性の定着フィルム20
9a、加圧ローラ209b、定着フィルム内部に設けら
れたセラミックヒータ209c、セラミックヒータ20
9cの表面温度を検出するサーミスタ209dから構成
されている。セラミックヒータ209cはヒータ表面が
所定の定着温度に維持されるように温調制御される。
【0025】そして、セラミックヒータ209cと加圧
ローラ209bとの間に定着フィルム209aを挟持さ
せてニップを形成させ、このニップ間に未定着トナー画
像を形成担持した記録紙Sを、未定着トナー画像面を定
着フィルム209a側にして導入し、定着フィルム20
9aと一緒に挟持搬送させることで、ニップにおいてセ
ラミックヒータ209cの熱を、定着フィルム209a
を介して記録紙Sに与えて加熱・加圧して未定着トナー
画像を記録紙S上に溶融固着させる。
【0026】なお、本実施例では、加圧ローラ209b
は、セラミック面発熱ヒータを熱源とするフィルム加熱
式の熱定着装置に用いられているが、ハロゲンヒータを
熱源とする熱ローラ式の定着装置に用いられる場合もあ
る。
【0027】プリンタ本体1のメインモータ223は、
給紙ローラ205には給紙ローラクラッチ224を介し
て、また、レジストローラ対206にはレジストローラ
225を介して駆動力を与えており、さらに感光ドラム
17を含むプロセスカートリッジ8の各ユニット、定着
器209、排紙ローラ211にも駆動力を与えている。
【0028】ビデオコントローラ227は、パーソナル
コンピュータなどの外部装置231と汎用のインターフ
ェース(セントロニクス、RS232C)230で接続
されており、この汎用インターフェースから送られてく
る画像情報をビットデータに展開し、そのビットデータ
をVDO信号として、エンジンコントローラ226へ送
出している。
【0029】エンジンコントローラ226では、レーザ
スキャナユニット207、プロセスカートリッジ8、定
着器209による電子写真プロセスの制御、プリンタ本
体1内の記録紙Sの搬送制御を行なっている。
【0030】レーザスキャナユニット207は、外部装
置228から送出される画像信号(画像信号VDO)に
基づいて変調されたレーザ光を発光するレーザユニット
213、このレーザユニット213からのレーザ光を感
光ドラム17上に走査するためのポリゴンモータ21
4、結像レンズ215、折り返しミラー216などによ
り構成されている。
【0031】上記構成において、一次帯電ローラ19に
よって均一に帯電された感光体ドラム17は、上記レー
ザ光によって画像信号に応じた静電潜像が形成され、静
電潜像は現像器21によってトナー画像として可視化さ
れる。
【0032】一方、カセット202から給紙された記録
紙Sはレジストローラ対206によってトナー画像と同
期をとられて、感光体ドラム17と転写手段としての転
写ローラ221との間の転写部に搬送され、ここで転写
ローラ221によってトナー画像が記録紙Sに転写され
る。次いで、記録紙Sは定着器209に移送され、トナ
ー画像が記録紙Sに定着され、排紙ローラ211によっ
て積載トレイ212に排紙されて積載される。
【0033】さらに説明すると、本実施例のプロセスカ
ートリッジ8は非接触メモリユニット3を搭載してい
る。非接触メモリユニット3は、プリント動作に必要な
各種パラメータを記憶保持する不揮発性メモリ、プリン
タ本体1との通信を行なうための非接触通信アンテナ、
およびこれらを制御する制御部などから構成されてい
る。
【0034】また、非接触メモリユニット3は、プリン
ト動作時に必要な各種パラメータを、内蔵する不揮発メ
モリに記憶しており、最適なプリント動作が得られるよ
うに各プロセスカートリッジごとにパラメータが設定さ
れている。場合によっては、使用状況に応じて、各種パ
ラメータがその都度更新される場合もある。
【0035】一方、プリンタ本体1には、プロセスカー
トリッジ8がプリンタ本体1に装着されたとき非接触メ
モリユニット3と対向する位置に、プロセスカートリッ
ジ8との通信を行なうための非接触アンテナおよび制御
部からなる非接触送受信ユニット2が取付けられてい
る。
【0036】エンジンコントローラ226では、プリン
ト動作を開始するに当たり、予め非接触メモリユニット
3内に記憶保持されているプリント動作に必要な各種パ
ラメータを、非接触送受信ユニット2を介して読み込
み、そのパラメータに従って各部の制御を行ないながら
プリント動作を行なう。
【0037】非接触メモリユニット3は、非接触送受信
ユニット2から発せられる電磁界によって電磁気的に受
信アンテナに誘起された電圧を電源として用いているた
め、外部電源を必要としない。また、同時に非接触送受
信ユニット2から発せられる信号に従って、非接触メモ
リユニット3内の制御部が不揮発性メモリのリードライ
トを行なっている。
【0038】一方、非接触送受信ユニット2は、送受信
アンテナに現れるインピーダンスの変化により非接触メ
モリユニット3からの信号を読み取っている。
【0039】非接触メモリユニット3の不揮発性メモリ
には、加圧ローラ209bのクリーニングを実施したと
きのプロセスカートリッジ8のトナー残量が記憶される
ほか、装着されたプロセスカートリッジ8に適した、プ
リント動作に必要な各種パラメータや、プロセスカート
リッジ8が行なったプリント枚数、およびユーザーに有
益な情報が記憶されている。
【0040】エンジンコントローラ226は、非接触メ
モリユニット3から受け取ったパラメータに従い、プリ
ント動作に必要な帯電、転写などの最適設定を行なう。
【0041】前述のプリント枚数などの不揮発性メモリ
の内容の更新は、プリント動作が行なわれるたび、ある
いは必要に応じて行なわれる。
【0042】なお、トナー残量の検出には、プロセスカ
ートリッジ8内に設けたトナー残量検出手段を用いても
よいし、プリント枚数や印字率、印字ビット数などから
算出されるトナー残量を使用してもよい。
【0043】つぎに、加圧ローラ209bのクリーニン
グモードについて、図3のフローチャートにより説明す
る。
【0044】この制御が開始されると(S101)、ま
ず、非接触メモリユニット3に記憶されていた、前回行
なった加圧ローラ209bのクリーニング実施時のトナ
ー残量から、所定のトナー量が減少したかどうかを判断
し(S102)、所定のトナー量が減少したときにクリ
ーニングモードを実行する(S103)。クリーニング
モードでの加圧ローラ209bの駆動は、正規のトナー
画像熱定着処理時よりも所定の低速駆動、例えば半速駆
動状態で行なう場合や、所定の速度で駆動/停止を繰り
返し、クリーニング用紙であるクリーニングペーパーを
徐々に搬送する場合がある。
【0045】ここでいうクリーニングペーパーは、図4
に示すような、クリーニング用トナー画像パターンTa
を形成したクリーニングパターン用紙Paである場合
や、単に記録紙Sと同等の用紙である場合もある。
【0046】本実施例では、クリーニングパターン用紙
Paを使用して、トナー画像面を下向きにして給紙側か
らプリンタ内に給送して定着器209に導入する(S1
04)。
【0047】次いで、クリーニングパターン用紙Paが
定着器209に到達したかどうかを確認し(S10
5)、セラミックヒータ209cの駆動を開始する(S
106)。セラミックヒータ209cはクリーニングパ
ターン用紙Paの搬送具合に応じて温調する。このと
き、加圧ローラ209bの外周面にこびりついている付
着トナーはニップ部通過過程において溶けて、クリーニ
ングパターン用紙Paが加圧ローラ209bの外面に対
面接触して低速で挟持搬送されていくクリーニングパタ
ーン用紙Paに粘着し、加圧ローラ209bの外面から
引き剥がされてクリーニングパターン用紙Paに転移し
て持ち去られ、加圧ローラ209bがクリーニングされ
る。
【0048】クリーニングパターン用紙Paが定着器2
09を通過したどうかを確認し(S107)、確認され
たなら、セラミックヒータ209cの駆動をオフし(S
108)、定着器209を駆動するモータを停止する
(S109)。
【0049】そして、クリーニング動作が終了した時点
で、非接触メモリユニット3の不揮発性メモリにトナー
残量のデータを書き込んでクリーニングモードを終了す
る(S110)。
【0050】上記のように、本実施例によれば、定着器
209の加圧ローラ209bのトナー汚れを効果的にク
リーニングでき、記録紙Sの加圧ローラ209bへの巻
き付きや、記録紙Sの裏汚れを防止することができる。
【0051】実施例2 つぎに、本発明の第2実施例について図5により説明す
る。
【0052】本実施例では、図1に示して説明した画像
形成装置において、定着器209の加圧ローラ209b
のクリーニングモードを、プリント枚数に応じて実施す
ることを特徴とする。
【0053】非接触メモリユニット3の不揮発性メモリ
には、第1実施例でも示した通り、装着されたプロセス
カートリッジ8に適した、プリント動作に必要な各種パ
ラメータや、プロセスカートリッジ8が行なったプリン
ト枚数、およびユーザーに有益な情報の他、加圧ローラ
209bのクリーニングを実施したときのプロセスカー
トリッジ8が行なったプリント枚数が記憶されている。
【0054】この制御が開始されると(S201)、ま
ず、非接触メモリユニット3に記憶されていた、前回行
なった加圧ローラ209bのクリーニング実施時から、
所定のプリント枚数が増加したかどうかを判断し(S2
02)、所定のプリント枚数が増加したときにクリーニ
ングモードを実行する(S203)。
【0055】ついで、第1実施例と同様に、図4に示し
たようなクリーニングパターン用紙Paを、トナー画像
Ta面を下向きにして給紙側からプリンタ本体1内に給
送して定着器209に導入する(S204)。クリーニ
ングパターン用紙Paが定着器209に到達したかどう
かを確認し(S205)、セラミックヒータ209cの
駆動を開始する(S206)。そして、クリーニングパ
ターン用紙Paが定着器209を通過したどうかを確認
し(S207)、確認されたなら、セラミックヒータ2
09cの駆動をオフし(S208)、定着器209を駆
動するモータを停止する(S209)。
【0056】そして、クリーニング動作が終了した時点
で、非接触メモリユニット3の不揮発性メモリにトナー
残量のデータを書き込んでクリーニングモードを終了す
る(S210)。
【0057】上記のように、本実施例によれば、第1実
施例と同様に、定着器209の加圧ローラ209bのト
ナー汚れを効果的にクリーニングでき、従って、記録紙
Sの加圧ローラ209bへの巻き付きや、記録紙Sの裏
汚れを防止することができる。
【0058】実施例3 つぎに、本発明の第3実施例について図6により説明す
る。
【0059】本実施例では、図1に示して説明した画像
形成装置において、定着器209の加圧ローラ209b
のクリーニングモードを、プリント枚数、プリント時の
印字率、紙サイズ、印字ビット数などから算出される所
定のパラメータに応じて実施することを特徴とする。基
本的にこのパラメータは、トナーの使用量に応じて増加
するようになっており、プリント枚数、印字率、紙サイ
ズ、印字ビット数など、それぞれのパラメータから加圧
ローラ209bの汚れ度合いに応じて重み付けされてお
り、より正確に加圧ローラ209bの汚れを予測でき
る。
【0060】非接触メモリユニット3の不揮発性メモリ
には、第1実施例でも説明した通り、プリント枚数や装
着されたプロセスカートリッジ8に適した、プリント動
作に必要な各種パラメータや、プロセスカートリッジ8
が行なったプリント枚数、およびユーザーに有益な情報
の他、加圧ローラ209bのクリーニングを実施したと
きの上記パラメータ値が記憶されている。
【0061】この制御が開始されると(S301)、ま
ず、不揮発性メモリ内のデータを参照し、前回行なった
加圧ローラ209bのクリーニング実施時のプリント枚
数、プリント時の印字率、紙サイズ、印字ビット数など
から算出される所定のパラメータから、所定の印字パラ
メータの値に達したかどうかを判断し(S302)、所
定の印字パラメータの値に達したときにクリーニングモ
ードを実行する(S303)。
【0062】ついで、第1実施例と同様に、図4に示し
たようなクリーニングパターン用紙Paを、トナー画像
Ta面を下向きにして給紙側からプリンタ内に給送して
定着器209に導入する(S304)。クリーニングパ
ターン用紙Paが定着器209に到達したかどうかを確
認し(S305)、セラミックヒータ209cの駆動を
開始する(S306)。そして、クリーニングパターン
用紙Paが定着器209を通過したどうかを確認し(S
307)、確認されたなら、セラミックヒータ209c
の駆動をオフし(S308)、定着器209を駆動する
モータを停止する(S309)。
【0063】そして、クリーニング動作が終了した時点
で、非接触メモリユニット3の不揮発性メモリにトナー
残量のデータを書き込んでクリーニングモードを終了す
る(S310)。
【0064】上記のように、本実施例によれば、第1実
施例と同様に、定着器209の加圧ローラ209bのト
ナー汚れを効果的にクリーニングでき、従って、記録紙
Sの加圧ローラ209bへの巻き付きや、記録紙Sの裏
汚れを防止することができる。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像形成装置は、クリーニング用紙を熱定着手段に通
紙して加圧部材をクリーニングするクリーニングモード
を有し、プロセスカートリッジが前記クリーニングモー
ド実行時における前記プロセスカートリッジ内の現像剤
量を記憶する記憶手段を有し、前記記憶手段に記憶され
た前回クリーニングモード実行時の現像剤量から所定の
現像剤量が減少したときに、前記クリーニングモードを
実行することにより、前記熱定着手段の前記加圧部材の
クリーニングを効果的に行なうことができ、記録媒体の
前記加圧部材への巻き付きトラブルや、記録媒体の裏汚
れを防止でき、ユーザビリティを向上させることができ
る。
【0066】また、クリーニング用紙を熱定着手段に通
紙して加圧部材をクリーニングするクリーニングモード
を有し、前記プロセスカートリッジが前記クリーニング
モード実行時における前記プロセスカートリッジのプリ
ント枚数を記憶する記憶手段を有し、前記記憶手段に記
憶された前回クリーニングモード実行時のプリント枚数
から所定のプリント枚数のプリント動作が行なわれたと
きに、前記クリーニングモードを実行することにより、
上記と同様の効果を得ることができる。
【0067】更に、クリーニング用紙を熱定着手段に通
紙して加圧部材をクリーニングするクリーニングモード
を有し、前記プロセスカートリッジが前記クリーニング
モード実行時におけるプリント枚数、プリント時の印字
率、紙サイズ、および印字ビット数から算出された所定
のパラメータを記憶する記憶手段を有し、前記記憶手段
に記憶された前記パラメータが所定の値に達したとき
に、前記クリーニングモードを実行することにより、上
記と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す概
略構成図である。
【図2】本発明に係るプロセスカートリッジの一実施例
を示す概略構成図である。
【図3】本発明に係る定着器の加圧ローラクリーニング
における制御の一実施例を示すフローチャートである。
【図4】クリーニングパターン用紙の一実施例を示す平
面図である。
【図5】本発明に係る定着器の加圧ローラクリーニング
における制御の他の実施例をを示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明に係る定着器の加圧ローラクリーニング
における制御の他の実施例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
3 非接触メモリユニット(記憶手段) 8 プロセスカートリッジ 17 一次帯電ローラ(帯電手段) 21 現像器(現像手段) 22 クリーナ(クリーニング手段) 30 装着手段 209 定着器(熱定着手段) 209a 定着フィルム(加熱部材) 209b 加圧ローラ(加圧部材)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧部材を備えた熱定着手段を有し、プ
    ロセスカートリッジが着脱自在に装着される画像形成装
    置において、 クリーニング用紙を前記熱定着手段に通紙して前記加圧
    部材をクリーニングするクリーニングモードを有し、前
    記プロセスカートリッジは前記クリーニングモード実行
    時における前記プロセスカートリッジ内の現像剤量を記
    憶する記憶手段を有し、前記記憶手段に記憶された前回
    クリーニングモード実行時の現像剤量から所定の現像剤
    量が減少したときに、前記クリーニングモードを実行す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 加圧部材を備えた熱定着手段を有し、プ
    ロセスカートリッジが着脱自在に装着される画像形成装
    置において、 クリーニング用紙を前記熱定着手段に通紙して前記加圧
    部材をクリーニングするクリーニングモードを有し、前
    記プロセスカートリッジは前記クリーニングモード実行
    時における前記プロセスカートリッジのプリント枚数を
    記憶する記憶手段を有し、前記記憶手段に記憶された前
    回クリーニングモード実行時のプリント枚数から所定の
    プリント枚数のプリント動作が行なわれたときに、前記
    クリーニングモードを実行することを特徴とする画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 加圧部材を備えた熱定着手段を有し、プ
    ロセスカートリッジが着脱自在に装着される画像形成装
    置において、 クリーニング用紙を前記熱定着手段に通紙して前記加圧
    部材をクリーニングするクリーニングモードを有し、前
    記プロセスカートリッジは前記クリーニングモード実行
    時におけるプリント枚数、プリント時の印字率、紙サイ
    ズ、および印字ビット数から算出された所定のパラメー
    タを記憶する記憶手段を有し、前記記憶手段に記憶され
    た前記パラメータが所定の値に達したときに、前記クリ
    ーニングモードを実行することを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記熱定着手段は前記加圧部材とでニッ
    プを形成する加熱部材を有し、前記ニップ間にトナー画
    像を形成担持した記録媒体を挟持搬送させることにより
    トナー画像の熱定着を行なうことを特徴とする請求項
    1、2、または3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記クリーニングモードでは、前記加圧
    部材に付着したトナーを、前記クリーニング用紙を前記
    熱定着手段に通紙することにより、前記クリーニング用
    紙に付着させて除去することを特徴とする請求項1から
    4のいずれかの画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記プロセスカートリッジは電子写真感
    光体と、帯電手段、現像手段、およびクリーニング手段
    のうち少なくともひとつとを有することを特徴とする請
    求項1から5のいずれかの画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段は不揮発性メモリであるこ
    とを特徴とする請求項1から6のいずれかの画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記熱定着手段は、フィルム加熱式また
    は熱ローラ式であることを特徴とする請求項1から7の
    いずれかの画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007232837A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
CN101556449B (zh) * 2008-04-09 2012-09-19 佳能株式会社 成像设备
JP2013044787A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Canon Inc 画像形成装置

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