JP2005049578A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置を、帯電器33により均一に帯電された感光体ドラム31表面上にレーザユニット35により静電潜像を形成し、この静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成し、このトナー像を転写ローラ32により記録紙8に転写し、記録紙8上のトナー像を定着器ユニット4により記録紙8上に定着させる構成とし、感光体ドラム31上に画像形成動作中に中止指令が入力されると直ちにレーザユニット35による感光体ドラム31の光照射を停止するとともに、ハロゲンランプ43の通電制御を停止するように制御する。
【選択図】図2
Description
この定着器としては、ヒートローラおよびプレスローラとから構成される熱ローラ定着方式が一般に採用されている。ヒートローラは中空の筒状体で構成され、その内部にはハロゲンランプ等の加熱手段が配設されており、この加熱手段の通電制御を行うことによってヒートローラ表面の温度を、記録紙にトナー像を定着可能な温度に保持している。
また、記録紙搬送路で記録紙ジャムが発生したために、制御手段から帯電器や露光手段に画像形成動作の中止が指令された場合にも、定着器の加熱手段の通電制御を継続することはジャム処理作業の妨げになる。
すなわち、請求項1においては、帯電器により均一に帯電された感光体表面上に露光手段により静電潜像を形成し、該静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成し、該トナー像を転写手段により記録紙に転写し、該記録紙上のトナー像を加熱・加圧定着手段により記録紙上に定着させる画像形成装置において、前記感光体上に画像形成動作中に中止指令が入力されると直ちに画像形成動作を中止するとともに、前記加熱手段の通電制御を停止する制御手段を備える。
このような構成とした画像形成装置では、制御手段に画像形成動作を中止する指令が入力されると、直ちに露光手段による感光体表面の光照射が停止されるとともに、加熱手段による加熱が停止されて、定着器の温度が下降する。
これにより、定着器での無駄な電力消費を抑えることができ、画像形成装置の省エネ化を図ることができる。また、定着器付近で記録紙ジャムが発生した場合でも、ジャム処理作業の際に、記録紙を容易に取り除くことができる。
このような構成とした画像形成装置では、制御手段に画像形成動作を中止する指令が入力されると、直ちに露光手段による感光体表面の光照射が停止されるとともに、所定時間経過後に加熱手段による加熱が停止されて、定着器の温度が下降する。
これにより、定着器での無駄な電力消費を抑えることができ、画像形成装置の省エネ化を図ることができる。また、定着器付近で記録紙ジャムが発生した場合でも、ジャム処理作業の際に、記録紙を容易に取り除くことができる。
このような構成とした画像形成装置では、制御手段に画像形成動作を中止する指令が入力されると、露光手段による感光体表面の光照射が停止され、それ以降の静電潜像の形成が停止される。これにより、画像形成装置の省エネ化を図ることができる。
図1には、本発明を適用した一実施例である画像形成装置の概略構成を示している。本実施例の画像形成装置1は、例えば、複写機、ファクシミリ、プリンタ、複合機などに適用される。画像形成装置1には、その下方に記録紙8を収容可能な給紙カセット5が配置されており、この給紙カセット5より給紙ローラ(図示せず)によって繰り出された記録紙8が下から上へ向かって略U字状に形成された記録紙搬送路9を搬送される。記録紙搬送路9に沿って配置されるプロセスユニット(現像器ユニット2、感光体ユニット3)、定着器ユニット4によって記録紙8上に画像が形成され、記録紙8は排紙トレイに排出される。
ハロゲンランプ43は、該ハロゲンランプ43を駆動するための駆動手段である駆動回路44と接続されており、該駆動回路44は、後述するMPU10と接続されている。また、ヒートローラ41表面には、サーミスタ45(または熱電対)が付設されており、該サーミスタ45を用いた温度検出回路46によって、ヒートローラ41の表面温度を検出する。サーミスタ45を用いた温度検出回路46は、後述するMPU10と接続されている。
また、MPU10は、レーザユニット35に画像メモリ14に蓄積されている画像情報を送信する。この結果、前述したように、レーザユニット35は受信した画像情報に基づいて感光体ドラム31の表面を光照射して、感光体ドラム31上に静電潜像を形成する。
このように、ハロゲンランプ43の駆動回路44とサーミスタ45を用いた温度検出回路46とにより、ハロゲンランプ43の通電制御を行うことによって、定着器ユニット4の温度制御がなされている。
また、駆動回路44にオフ信号が出力されると、ハロゲンランプ43の通電が行われている場合には、ハロゲンランプ43がオフに切り換えられ、ハロゲンランプ43への通電が停止される。ハロゲンランプ43の通電が停止している場合には、その状態を維持する。この結果、ヒートローラ41が冷却され、ヒートローラ41の表面温度および定着器ユニット4の温度が経時的に下降していく。
これにより、定着器ユニット4での無駄な電力消費を抑えることができ、画像形成装置1の省エネ化を図ることができる。しかも、トナー等の消耗品の節約を図ることもできる。また、定着器ユニット4の温度が下降するため、定着器ユニット4付近で記録紙ジャムが発生した場合でも、ジャム処理作業の際に、記録紙8を容易に取り除くことができる。
また、駆動回路44にオフ信号が出力されると、ハロゲンランプ43の通電が行われている場合には、ハロゲンランプ43がオフに切り換えられ、ハロゲンランプ43への通電が停止される。ハロゲンランプ43の通電が停止している場合には、その状態を維持する。この結果、ヒートローラ41が冷却され、ヒートローラ41の表面温度および定着器ユニット4の温度が経時的に下降していく。
照射時間は、タイマー17により計測されて、MPU10に入力される。MPU10は、ROM12に記憶されている停止時間決定テーブル12aを参照することにより、入力された照射時間の情報に基づいて所定時間を決定する。停止時間決定テーブル12aは、入力される照射時間と所定時間とを対応づけるテーブルである。なお、停止時間決定テーブル12aに替えて、所定時間を決定するための演算式をROM12に記憶させておいてもよい。
3 感光体ユニット
4 定着器ユニット
10 MPU
31 感光体ドラム
32 転写ローラ
33 帯電器
35 レーザユニット
41 ヒートローラ
43 ハロゲンランプ
Claims (3)
- 帯電器により均一に帯電された感光体表面上に露光手段により静電潜像を形成し、該静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成し、該トナー像を転写手段により記録紙に転写し、該記録紙上のトナー像を加熱・加圧定着手段により記録紙上に定着させる画像形成装置において、
前記感光体上に画像形成動作中に中止指令が入力されると直ちに画像形成動作を中止するとともに、前記加熱手段の通電制御を停止する制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 帯電器により均一に帯電された感光体表面上に露光手段により静電潜像を形成し、該静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成し、該トナー像を転写手段により記録紙に転写し、該記録紙上のトナー像を加熱・加圧定着手段により記録紙上に定着させる画像形成装置において、
前記感光体上に画像形成動作中に、中止指令が入力されると直ちに画像形成動作を中止するとともに、該画像形成動作の停止から所定時間経過後に、前記加熱手段の通電制御を停止する制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成動作とは、前記露光手段により感光体上に静電潜像を形成する動作であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
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JP2007160583A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Kyocera Mita Corp | 印刷キャンセル制御装置および印刷キャンセル制御プログラム |
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