JP2019120862A - 画像形成装置およびクリーニング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを抑制しつつ加熱ローラーに付着したトナーを適切にクリーニングする。【解決手段】画像形成装置が、媒体Sを搬送方向下流側に搬送するように正回転しながら媒体上のトナーを加熱する加熱ローラー24と、正回転しながら加熱ローラー24に圧接して加圧領域Nを形成し、搬送方向下流側に向かって加圧領域Nを通過する媒体S上のトナーを加圧する加圧ローラー25と、加熱ローラー24上に付着したトナーである未定着トナーを検知するトナー検知センサーと、加熱ローラー24および加圧ローラー25の回転を制御する制御装置と、を備える。トナー検知センサーが加熱ローラー24上の未定着トナーを検知すると、制御装置は、加熱ローラー24および加圧ローラー25を逆回転させて媒体Sを搬送方向上流側に向けて搬送し、加圧領域Nを通過する媒体に未定着トナーを定着させることにより加熱ローラー24をクリーニングする。【選択図】図6

Description

本発明は、加熱ローラーおよび加圧ローラーを備えた画像形成装置およびそのクリーニング方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、感光体ドラムから転写されたトナーを印刷紙等の媒体上に定着させる定着装置を有している。定着装置は、例えば、トナーを加熱する加熱ローラーとトナーを加圧する加圧ローラーとを有する。
定着装置によるトナー定着動作において、定着不良に起因して媒体上のトナーがローラー側に付着する現象(オフセット現象)が生じる場合がある。例えば、高温オフセット(ホットオフセット)現象においては、媒体上のトナーが加熱ローラーによって過剰に加熱されて凝集力が低下することにより、加熱ローラー側にトナーが付着する。オフセットにより生じた未定着トナーは媒体等の汚れの原因になるので、適切に検知され除去される必要がある。
特許文献1の印字定着不良自動検知装置は、装置内の定着部から排出された印刷紙の表面に吸着ローラーを接触させ、その吸着ローラーに付着したトナーの量を測定することができる。印字定着不良自動検知装置は、測定結果に基づいて定着状態の良否を判定し、判定結果に基づいてオペレーターへの通報や印刷動作の停止を行う。
特開平10−207303号公報
ところが、定着部の後段に吸着ローラーを設ける特許文献1の技術では、画像形成装置が大型化する他、画像形成装置の製造コストも増大してしまうという課題がある。
以上の事情を考慮して、本発明は、コストを抑制しつつ、加熱ローラーに付着したトナーを適切にクリーニングすることを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、媒体を搬送方向下流側に搬送するように正回転しながら前記媒体上のトナーを加熱する加熱ローラーと、正回転しながら前記加熱ローラーに圧接して加圧領域を形成し、前記搬送方向下流側に向かって前記加圧領域を通過する前記媒体上の前記トナーを加圧する加圧ローラーと、前記加熱ローラー上に付着した前記トナーである未定着トナーを検知するトナー検知センサーと、前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーの回転を制御する制御装置と、を備え、前記トナー検知センサーが前記加熱ローラー上の前記未定着トナーを検知すると、前記制御装置は、前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーを逆回転させて前記媒体を搬送方向上流側に向けて搬送し、前記加圧領域を通過する前記媒体に前記未定着トナーを定着させることにより前記加熱ローラーをクリーニングする。
好適には、前記トナー検知センサーは、前記加圧領域の前記搬送方向下流側に前記加熱ローラーに対向して設けられ、前記加熱ローラーの回転軸方向の長さ以上の長さを有する検知部を備えるラインセンサーであり、前記トナー検知センサーが前記未定着トナーを検知すると、前記制御装置は、前記未定着トナーを検知した時点から前記加熱ローラーが1回転するのに要する時間以内に前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーの正回転を停止させ、停止後に前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーを逆回転させる。
好適には、上記した画像形成装置が前記媒体を搬送する複数の搬送ローラーを備え、前記制御装置は、前記トナー検知センサーが前記未定着トナーを検知すると、複数の前記搬送ローラーのうち少なくとも前記加圧領域の前記搬送方向上流側に位置する搬送ローラーの回転を停止し、停止後に前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーを逆回転させて前記媒体を前記搬送方向上流側に向けて搬送し、前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーが1回逆回転した後に、前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーを正回転させて前記媒体を前記搬送方向下流側に向けて搬送し、前記加熱ローラーが1回正回転する間に前記トナー検知センサーが前記未定着トナーを検知しなかった場合にクリーニングが正常に完了したと判定し、停止している前記搬送ローラーの回転を再開させる。
好適には、前記制御装置は、前記加熱ローラーが1回正回転する間に前記トナー検知センサーが前記未定着トナーを検知した場合にクリーニングが正常に完了しなかったと判定し、再度、前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーを逆回転させてクリーニングする。
好適には、前記制御装置は、前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーの逆回転および正回転によるクリーニングの回数が閾値以上となった場合に一連のクリーニング処理を強制的に終了し、前記媒体を排出するように前記加熱ローラー、前記加圧ローラー、および前記搬送ローラーを制御する。
本発明に係るクリーニング方法は、媒体を搬送方向下流側に搬送するように正回転する加熱ローラーによって、前記媒体上のトナーを加熱すると共に、正回転しながら前記加熱ローラーに圧接して加圧領域を形成する加圧ローラーによって、前記搬送方向下流側に向かって前記加圧領域を通過する前記媒体上の前記トナーを加圧することと、前記加熱ローラー上の未定着トナーが検知されると、前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーを逆回転させて前記媒体を搬送方向上流側に向けて搬送し、前記加圧領域を通過する前記媒体に前記未定着トナーを定着させることにより前記加熱ローラーをクリーニングすることと、を備える。
本発明によれば、コストを抑制しつつ、加熱ローラーに付着したトナーを適切にクリーニングすることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る制御装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るクリーニング動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るクリーニング動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るクリーニング動作を説明する模式図である。
1.画像形成装置の全体構成
本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の全体的な構成について、図1を参照しながら説明する。画像形成装置1は、例えば、カラープリント機能、コピー機能、およびファ
ックス機能等を複合的に備える複合機である。
図1は画像形成装置1を示す概略図(正面図)である。図1における紙面手前側が画像形成装置1の前後方向である。以下の説明において、「搬送方向」はシートS(媒体)が搬送される方向を指す。「上流」および「下流」ならびにこれらに類する用語は、シートSの搬送方向における「上流」および「下流」ならびにこれらに類する概念を指す。
画像形成装置1は箱型形状の装置本体2を備える。装置本体2の下部には普通紙等のシートSを収容する給紙カセット3が着脱可能に設けられ、装置本体2の上部には排紙トレイ4が設けられる。なお、媒体の一例としてのシートSは紙製に限定されず、樹脂製であってもよい。
装置本体2の中央部には中間転写ベルト6が複数のローラー間に架設され、中間転写ベルト6の下方にはレーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光装置7が配置される。中間転写ベルト6の下側には4つの画像形成部8がトナー(現像剤)の色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色)ごとに設けられる。各画像形成部8には感光体ドラム9が回転可能に設けられ、感光体ドラム9の周囲には帯電器10と現像器11と一次転写部12とクリーニング装置13と除電器14とが一次転写のプロセス順に配置される。現像器11の上方には各画像形成部8に対応するトナーコンテナ15がトナーの色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色)ごとに設けられる。
装置本体2の一側(図1の右側)にシートSの搬送路16が設けられる。搬送路16の上流端に給紙部17が設けられ、搬送路16の中間部であって中間転写ベルト6の一端に二次転写部18が設けられ、搬送路16の下流部に定着装置19が設けられ、搬送路16の下流端に排紙口20が設けられる。
装置本体2の搬送路16に沿って、シートSを搬送する複数の搬送ローラー21が設けられる。搬送ローラー21は駆動モーター44によって回転駆動され、シートSを下流方向に搬送する正回転およびシートSを上流方向に搬送する逆回転のいずれをも成し得るように構成される。以下、説明の便宜上、定着装置19よりも搬送方向上流側に位置する搬送ローラー21を上流側搬送ローラー21Uと称し、定着装置19よりも搬送方向下流側に位置する搬送ローラー21を下流側搬送ローラー21Dと称する。上流側搬送ローラー21Uは給紙部17の搬送ローラーおよび二次転写部18の搬送ローラーを含む。
装置本体2は画像形成装置1内の各要素を制御可能な制御装置22を備える。制御装置22の詳細は後述される。また、画像形成装置1は、画像形成装置1の状態を表示する表示部23を装置本体2の上面(または側面)に備える。表示部23はタッチパネルやディスプレイ等で構成され、例えば、定着装置19にて生じた定着不良に関する情報を表示する。表示部23は、スタートキー、ストップ/クリアキー、テンキー等の画像形成装置1を操作する操作キーを備えてもよい。
2.画像形成動作の概略
次いで、上記した構成を備える画像形成装置1の画像形成動作について概略的に説明する。画像形成装置1は、ネットワーク等を介して接続された外部のコンピューター等から画像データが入力され印刷開始の指示がなされると、以下のように画像形成動作を実行する。
まず、帯電器10が感光体ドラム9の表面を帯電させる。露光装置7は、画像データに対応するレーザー光(矢印P)を出射して感光体ドラム9の表面に静電潜像を形成する。現像器11は、トナーコンテナ15から供給されるトナーを用いて、感光体ドラム9上に担持された静電潜像をトナー像に現像する。一次転写部12は、トナー像を中間転写ベルト6の表面に一次転写する。以上の動作を各画像形成部8が順次繰り返すことによって、中間転写ベルト6上にフルカラーのトナー像が形成される。なお、感光体ドラム9上に残留したトナーはクリーニング装置13によって除去され、感光体ドラム9上に残留した電化は除電器14によって除去される。
他方、給紙部17によって給紙カセット3または不図示の手差しトレイから取り出されたシートSが、上記した画像形成動作と同期して搬送ローラー21によって二次転写部18へと搬送される。二次転写部18は、中間転写ベルト6上のフルカラーのトナー像をシートSに二次転写する。トナー像が二次転写されたシートSは、搬送路16の下流側へと搬送されて定着装置19に進入する。定着装置19はトナー像をシートSに定着させ、トナー像が定着したシートSは、搬送ローラー21によって排紙口20から排紙トレイ4に排出される。
3.定着装置
次いで、図2を参照して、本実施形態の定着装置19の構成について説明する。図2は定着装置19の斜視図である。図2における紙面手前側が定着装置19の前後方向であり、紙面左側が搬送方向下流側であり、紙面右側が搬送方向上流側である。
図2に示すように、定着装置19は、加熱ローラー24と加圧ローラー25とラインセンサー(トナー検知センサー)26とヒーター27と温度センサー28とを備えている。図2において、加熱ローラー24の下側に加圧ローラー25が設けられる。加圧ローラー25は加熱ローラー24に圧接し、加熱ローラー24との間に定着ニップN(加圧領域)を形成する。定着ニップNの搬送方向下流側に、加熱ローラー24に対向するようにラインセンサー26が設けられる。
図2に示すように、加熱ローラー24は前後方向に長い略円筒状を成している。加熱ローラー24は、例えば、円筒状の芯金と、芯金の外周面に接着層を介して設けられた離型層とを有する。加熱ローラー24には、加熱ローラー24の内周面に対して輻射熱を放射するヒーター27が内蔵されている。ヒーター27は、例えば、通電により発熱するハロゲンランプであり、加熱ローラー24を加熱する。なお、IHヒーターのような別種の熱源がヒーター27として採用されてもよい。
加熱ローラー24は駆動モーター44によって回転駆動される。図2に示すように、加熱ローラー24は正面視で時計回り方向に回転するように構成される。以上のように加熱ローラー24が回転することによりシートSが搬送方向下流側に搬送される。加熱ローラー24に関し、以上の回転動作を「正回転」と称する。加熱ローラー24は、シートSを搬送するように正回転しながら、シートS上のトナーを加熱する。
図2に示すように、加圧ローラー25は前後方向に長い略円筒状を成している。加圧ローラー25は、例えば、円筒状の芯金と、芯金の外周面に設けられた弾性層と、弾性層の外周面に接着層を介して設けられた離型層とを有する。加熱ローラー24の回転軸と加圧ローラー25の回転軸は平行となるように配置される。
加圧ローラー25は駆動モーター44によって回転駆動される。図2に示すように、加圧ローラー25は正面視で反時計回り方向に回転するように構成される。以上のように加圧ローラー25が回転することによりシートSが搬送方向下流側に搬送される。加圧ローラー25に関し、以上の回転動作を「正回転」と称する。加圧ローラー25は、正回転しながら加熱ローラー24に圧接して定着ニップNを形成し、搬送方向下流側に向かって定着ニップNを通過するシートS上のトナーを加圧する。
ラインセンサー26は加熱ローラー24上に付着したトナーである未定着トナーを検知する光学センサーである。ラインセンサー26は、加熱ローラー24の回転軸方向(前後方向)の長さ以上の長さを有する検知部を有し、加熱ローラー24の回転軸と平行に設けられる。ラインセンサー26は加熱ローラー24の回転軸方向の全域にわたって1ラインの検知動作を実行可能である。
ラインセンサー26は定着装置19内(定着ユニット内)の雰囲気温度(連続印字中において100℃〜150℃)に適合する。必要に応じて、ラインセンサー26が装着箇所の温度に耐久できるように熱設計されると好適である。また、誤検知の頻度を抑制するために、ラインセンサー26にチャタリング除去対策が為されていると好適である。
温度センサー28は加熱ローラー24の温度を検知するサーミスターであり、図2に示すように加熱ローラー24に接触するように配置される。なお、非接触型の温度検知素子が温度センサー28として採用されてもよい。温度センサー28の出力は制御装置22に供給される。
なお、定着装置19の前段(定着ニップNの搬送方向上流側)に搬送センサー29が設けられる。搬送センサー29は、定着装置19(定着ニップN)に進入するシートSを検知する。搬送センサー29からの出力は制御装置22に供給される。
4.制御装置
次いで、図3を参照しながら、画像形成装置1に備えられ、画像形成装置1の各部を制御する制御装置22について説明する。図3は、制御装置22の電気的構成を示すブロック図である。
図3に示すように、制御装置22は、CPU(Central Processing Unit)40と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリー等の記憶装置で構成されたメモリー41と、要素間の信号伝送に用いられるバス42と、他装置との入出力の接点となるインターフェイス43と、を備える。
CPU40は、制御プログラムおよび制御用データに基づいて演算処理を実行する。メモリー41は、CPU40による各部の制御処理に用いられる制御プログラム、制御用データ、その他種々のパラメーター等を記憶する他、CPU40の演算結果を一時的に記憶する。バス42は、CPU40とメモリー41とインターフェイス43とを相互に接続する。インターフェイス43には、駆動モーター44、表示部23、ラインセンサー26、ヒーター27、温度センサー28、搬送センサー29等が電気的に接続されている。
制御装置22は、1個以上の駆動モーター44、ラインセンサー26、および搬送センサー29と接続される。制御装置22は、駆動モーター44を駆動して種々のローラー(搬送ローラー21、加熱ローラー24、加圧ローラー25等)を回転させることにより、シートSを搬送する。詳細については後述するが、制御装置22は、ラインセンサー26の出力および搬送センサー29からの出力に応じて種々のローラーの回転を制御する。
なお、画像形成装置1に1個の駆動モーター44が設けられその動力が駆動ギアを通じて複数のローラーに伝達されてもよいし、画像形成装置1内の種々のローラー毎に複数の駆動モーター44が設けられてもよい。また、駆動ギアを通じて1個以上のローラーを各々が駆動する複数の駆動モーター44が設けられてもよい。すなわち、制御装置22が各ローラーを個別に制御可能な任意の構成が採用可能である。
制御装置22は表示部23と接続される。制御装置22は、種々の情報を表示させる表に表示部23を制御すると共に、表示部23に対する操作によって生成された種々の指示信号を受信し、指示信号に従って各部の制御を実行する。
制御装置22はヒーター27および温度センサー28と接続される。制御装置22は、温度センサー28から供給される信号が示す加熱ローラー24の温度に基づいて、ヒーター27による加熱ローラー24に対する加熱を制御する。
5.加熱ローラーのクリーニング
図4ないし図6を参照して、本実施形態による加熱ローラー24のクリーニング動作について説明する。図4および図5は本実施形態によるクリーニング動作のフローチャートであり、図6は本実施形態のクリーニング動作の説明のための模式図である。図4および図5のフローチャート内のステップ番号が、図6の対応箇所にも付される。
概略的には、ラインセンサー26が加熱ローラー24上の未定着トナーを検知すると、制御装置22が加熱ローラー24および加圧ローラー25を逆回転させてシートSを上流側に向けて搬送する。定着ニップNを通過するシートSに未定着トナーが定着されることにより、加熱ローラー24がクリーニングされる。
制御装置22は、搬送センサー29がシートSを検知すると(ステップS110:YES)、未定着トナーの検知を開始するようにラインセンサー26を稼働させる(ステップS120)。ラインセンサー26の稼働継続時間は、シートSが搬送される線速度[ppm]に基づいて、シートSが定着ニップNを通過している時間と等しく設定されると好適である。なお、ステップS110のシート検知ループを実行せず、制御装置22がラインセンサー26を常時稼働させる構成も採用可能である。
制御装置22は、ラインセンサー26が未定着トナーを検知すると(ステップS130:YES)、未定着トナーを検知した時点から加熱ローラー24が1回転するのに要する時間以内に、加熱ローラー24および加圧ローラー25の正回転を停止させる(ステップS150)。好適には、ステップS150において、制御装置22が搬送ローラー21の回転を停止するように駆動モーター44を制御する。なお、制御装置22は、複数の搬送ローラー21のうち上流側搬送ローラー21Uの回転を停止し、下流側搬送ローラー21Dの回転を継続させてもよい。
他方、制御装置22は、ラインセンサー26が未定着トナーを検知しないと(ステップS130:NO)、シートSの終端を検知したか否かを判定する(ステップS140)。シートSの終端が検知された場合(S140:YES)、制御装置22は、動作を終了する。シートSの終端が検知されない場合(S140:NO)、制御装置22は、再度、未定着トナーが検出されたかの判定(S130)を実行する。
ステップS150の動作によって加熱ローラー24および加圧ローラー25が停止した後、制御装置22は、加熱ローラー24および加圧ローラー25を逆回転させて、シートSを搬送方向上流側に搬送する(ステップS160)。なお、加熱ローラー24および加圧ローラー25が停止した時すでにシートSが定着ニップNを通過していた場合は、制御装置22が搬送ローラー21も逆回転させてそのシートSを定着ニップNに導くと好適である。
ステップS160に次いで、制御装置22は、加熱ローラー24が1回逆回転したか否かを判定するループに入る(ステップS170:NO)。加熱ローラー24が逆回転を1回完了すると(S170:YES)、制御装置22は、加熱ローラー24および加圧ローラー25の逆回転を停止させる(ステップS180)。
次いで、制御装置22は、加熱ローラー24および加圧ローラー25を再び正回転させて、シートSを搬送方向下流側に搬送する(ステップS190)。制御装置22は、加熱ローラー24が1回正回転したか否かを判定するループに入る(ステップS200)。
加熱ローラー24が1回正回転する間に、制御装置22は、ラインセンサー26が加熱ローラー24上の未定着トナーを検知したか否かを判定し続ける。加熱ローラー24が1回正回転する間に未定着トナーが検出された場合(S210:YES)、制御装置22はクリーニングが正常に完了しなかったと判定し、再度、加熱ローラー24および加圧ローラー25を逆回転させてクリーニングを行う。
より具体的には、制御装置22は、まず、温度センサー28が検知する加熱ローラー24の温度が所定の適正温度以上であるか否かを判定する(ステップS220)。加熱ローラー24の温度が低いと未定着トナーをシートSに効率良く定着させることができないからである。適正温度未満である場合(S220:NO)、制御装置22は、ヒーター27を制御して加熱ローラー24を加熱させる(ステップS230)。他方、適正温度以上である場合(S220:YES)、制御装置22は、処理をステップS150に戻し、再度のクリーニング動作を実行する。
なお、制御装置22は、ステップS210にてクリーニングが正常に完了しなかったと判定した後、クリーニングの回数が閾値(例えば、5回)以上となった場合に、図4および図5に示される一連のクリーニング処理を強制的に終了してもよい。この場合、制御装置22は、クリーニングに用いられたシートSを排出するように、加熱ローラー24、加圧ローラー25、および搬送ローラー21を制御する。また、この場合、制御装置22が、クリーニング処理が正常に完了しなかった旨とクリーニングに用いられたシートSのページ番号とを表示部23に表示させると好適である。
他方、加熱ローラー24が1回正回転する間に未定着トナーが検出されなかった場合(S200:YES)、制御装置22は、クリーニングが正常に完了したと判定し、加熱ローラー24および加圧ローラー25の正回転を停止させる(ステップS240)。
次いで、制御装置22は、温度センサー28が検知する加熱ローラー24の温度が所定の適正温度以上であるか否かを判定する(ステップS250)。適正温度未満である場合(S250:NO)、制御装置22は、ヒーター27を制御して加熱ローラー24を加熱させる(ステップS260)。他方、適正温度以上である場合(S250:YES)、制御装置22は、停止している搬送ローラー21(上流側搬送ローラー21U)の回転を再開させ、印字動作を再開する(ステップS270)。
なお、ステップS250およびS260の処理は省略可能である。すなわち、制御装置22は、ステップS240の後すぐに処理をステップS270に進めてもよい。
制御装置22は、印字動作の再開と並行して、クリーニング処理に用いられたシートSが該当するページ番号を表示部23に表示させると好適である。印字を指示したユーザーが、クリーニング処理に用いられたため印字不良が生じている可能性のあるページを知ることができるからである。
6.本実施形態の効果
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置1において、ラインセンサー26が加熱ローラー24上の未定着トナーを検知すると、制御装置22が加熱ローラー24および加圧ローラー25を逆回転させてシートSを上流側に向けて搬送する。そして、定着ニップNを通過するシートSに未定着トナーが定着されることにより、加熱ローラー24がクリーニングされる。
以上の構成によれば、印字中に未定着トナーが検知された場合に、印字中のシートSを用いて加熱ローラー24がクリーニングされるので、クリーニングウェブ等の別途の構成を設けて加熱ローラー24を定期的にクリーニングする構成と比較して、コストを抑えつつ必要なクリーニングを実行することが可能である上、印字中にリアルタイムに未定着トナーに対応することが可能である。
また、クリーニングウェブによるクリーニングの際には加熱ローラー24を冷却する必要があるが、以上の構成によれば加熱ローラー24を冷却する必要がなく、したがって低温状態からの加熱ローラー24の再加熱も不要であるので、画像形成装置1の消費エネルギーを低減させることが可能である。また、加熱ローラー24の汚れを検知する以上の構成によれば、感光体ドラム9の周辺にトナー検知センサーを配置する構成と比較して、より効果的に加熱ローラー24/加圧ローラー25の汚れや未定着トナーが付着したシートSの排出を防止することが可能である。
特に、ラインセンサー26が、定着ニップNの搬送方向下流側に加熱ローラー24に対向して設けられ、加熱ローラー24の回転軸方向の長さ以上の長さを有する検知部を備える構成によれば、加熱ローラー24の回転軸方向にわたって一度に未定着トナーの有無を判別できるので、加熱ローラー24上に移動式の検知センサーを設ける構成と比較して、より精度よく未定着トナーを検知することが可能である。
また、ラインセンサー26が未定着トナーを検知すると、制御装置22が、未定着トナーを検知した時点から加熱ローラー24が1回転するのに要する時間以内に加熱ローラー24および加圧ローラー25の正回転を停止させ、停止後に加熱ローラー24および加圧ローラー25を逆回転させる構成によれば、未定着トナーが検知されて加熱ローラー24が1回転するまでに回転が停止するので、加熱ローラー24上の未定着トナーがさらに加圧ローラー25にまで付着してしまう状況が回避される。
特に、画像形成装置1が媒体を搬送する複数の搬送ローラー21を備え、ラインセンサー26が未定着トナーを検知すると、制御装置22が、複数の搬送ローラー21のうち少なくとも上流側搬送ローラー21Uの回転を停止し、停止後に加熱ローラー24および加圧ローラー25を逆回転させてシートSを搬送方向上流側に向けて搬送し、加熱ローラー24および加圧ローラー25が1回逆回転した後に、加熱ローラー24および加圧ローラー25を正回転させてシートSを搬送方向下流側に向けて搬送する構成によれば、上流側搬送ローラー21Uの回転が停止してからクリーニング動作が実行されるので、クリーニングに用いられるシートSと、給紙カセット3から定着装置19に向けて搬送されている別のシートSとの干渉が回避される。
また、加熱ローラー24が1回正回転する間にラインセンサー26が未定着トナーを検知しなかった場合にクリーニングが正常に完了したと判定し、停止している搬送ローラー32の回転を再開させる構成によれば、未定着トナーによる加熱ローラー24の汚れが解消された後に印字動作が再開される。
特に、加熱ローラー24が1回正回転する間にラインセンサー26が未定着トナーを検知した場合にクリーニングが正常に完了しなかったと判定し、再度、加熱ローラー24および加圧ローラー25を逆回転させてクリーニングする構成によれば、1回のクリーニング処理で未定着トナーが除去されなかった場合でも、加熱ローラー24および加圧ローラー25の逆回転/正回転を繰り返してクリーニング処理が実行される。そのため、より確実に未定着トナーを除去することが可能である。
特に、加熱ローラー24および加圧ローラー25の逆回転および正回転によるクリーニングの回数が閾値以上となった場合に一連のクリーニング処理を強制的に終了し、シートSを排出するように加熱ローラー24、加圧ローラー25、および搬送ローラー21を制御する構成によれば、クリーニングが完了しないままクリーニング動作が実行され続ける状況が回避される。
また、以上の本実施形態の構成によれば、上記した技術的効果を奏する画像形成装置1のクリーニング方法が実現される。
7.変形例
上記した実施形態では、複合機である画像形成装置1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、モノクロプリンター、カラープリンター、複写機、ファクシミリ、等の他の画像形成装置に本発明の構成を適用してもよい。
1 画像形成装置
21 搬送ローラー
22 制御装置
24 加熱ローラー
25 加圧ローラー
26 ラインセンサー(トナー検知センサー)
N 定着ニップ(加圧領域)
S シート(媒体)

Claims (6)

  1. 媒体を搬送方向下流側に搬送するように正回転しながら前記媒体上のトナーを加熱する加熱ローラーと、
    正回転しながら前記加熱ローラーに圧接して加圧領域を形成し、前記搬送方向下流側に向かって前記加圧領域を通過する前記媒体上の前記トナーを加圧する加圧ローラーと、
    前記加熱ローラー上に付着した前記トナーである未定着トナーを検知するトナー検知センサーと、
    前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーの回転を制御する制御装置と、を備え、
    前記トナー検知センサーが前記加熱ローラー上の前記未定着トナーを検知すると、前記制御装置は、前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーを逆回転させて前記媒体を搬送方向上流側に向けて搬送し、前記加圧領域を通過する前記媒体に前記未定着トナーを定着させることにより前記加熱ローラーをクリーニングする、ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナー検知センサーは、前記加圧領域の前記搬送方向下流側に前記加熱ローラーに対向して設けられ、前記加熱ローラーの回転軸方向の長さ以上の長さを有する検知部を備えるラインセンサーであり、
    前記トナー検知センサーが前記未定着トナーを検知すると、前記制御装置は、前記未定着トナーを検知した時点から前記加熱ローラーが1回転するのに要する時間以内に前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーの正回転を停止させ、停止後に前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーを逆回転させる、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記媒体を搬送する複数の搬送ローラーを備え、
    前記制御装置は、
    前記トナー検知センサーが前記未定着トナーを検知すると、複数の前記搬送ローラーのうち少なくとも前記加圧領域の前記搬送方向上流側に位置する搬送ローラーの回転を停止し、停止後に前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーを逆回転させて前記媒体を前記搬送方向上流側に向けて搬送し、
    前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーが1回逆回転した後に、前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーを正回転させて前記媒体を前記搬送方向下流側に向けて搬送し、
    前記加熱ローラーが1回正回転する間に前記トナー検知センサーが前記未定着トナーを検知しなかった場合にクリーニングが正常に完了したと判定し、停止している前記搬送ローラーの回転を再開させる、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御装置は、前記加熱ローラーが1回正回転する間に前記トナー検知センサーが前記未定着トナーを検知した場合にクリーニングが正常に完了しなかったと判定し、再度、前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーを逆回転させてクリーニングする、ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御装置は、前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーの逆回転および正回転によるクリーニングの回数が閾値以上となった場合に一連のクリーニング処理を強制的に終了し、前記媒体を排出するように前記加熱ローラー、前記加圧ローラー、および前記搬送ローラーを制御する、ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 媒体を搬送方向下流側に搬送するように正回転する加熱ローラーによって、前記媒体上のトナーを加熱すると共に、正回転しながら前記加熱ローラーに圧接して加圧領域を形成する加圧ローラーによって、前記搬送方向下流側に向かって前記加圧領域を通過する前記媒体上の前記トナーを加圧することと、
    前記加熱ローラー上の未定着トナーが検知されると、前記加熱ローラーおよび前記加圧ローラーを逆回転させて前記媒体を搬送方向上流側に向けて搬送し、前記加圧領域を通過する前記媒体に前記未定着トナーを定着させることにより前記加熱ローラーをクリーニングすることと、を備えることを特徴とするクリーニング方法。
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