JP2014095836A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の定着器における汚れを的確に判定し、定着器のクリーニング処理を適正に行う。
【解決手段】用紙にトナー画像を形成する画像形成部と、通紙される用紙上のトナー画像を定着させる定着器と、定着器を経て搬送される用紙のトナー付着を検出する検出部と、画像形成装置を制御する制御部を備え、制御部は、検出部の検出結果を受け、検出結果に基づいて定着器を経た用紙の汚れ状態を判定し、汚れ状態に応じて定着器のクリーニング処理が必要か否かを判定する。クリーニング処理では、トナー付着の判定に応じてクリーニングを継続するか終了するかを判定することで、クリーニング処理を不足なく行い、また、過度のクリーニング処理を回避して生産効率を向上させる。。
【選択図】図4

Description

この発明は、用紙上の画像を定着する定着器を備える画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、複合機などの画像形成装置では、原稿読み取り装置から読み込まれるなどして得られた画像データーに基づいて画像形成部に備えられた感光体上にトナー画像を形成し、該トナー画像をトレイから給紙される用紙に転写し、さらに定着することによってプリントが行われている。また、表面側に画像形成された用紙は、所望により反転搬送部で反転して搬送し、用紙搬送部に環流させることで、裏面側に対し画像形成、定着を行うことができる。
定着器は、定着ローラーや加圧ベルトなどに用紙を通紙し、加熱、押圧などによって用紙上のトナー画像の定着を行うものであるが、定着器には画像形成ままの用紙が搬送されるので、経時的に定着ローラーや加圧ベルトなどの定着部材がトナーで汚れたり、用紙のジャムによって定着部材にトナーが付着してしまうことがある。この定着器に新たに用紙が通紙されると、定着部材のトナーが用紙に付着して汚れとなり製品品質を損なう。このため、定着器に白紙用紙を通紙することで定着器のクリーニングを行うものが提案されている(特許文献1、2参照)。
特許文献1では、Jam後の白紙クリーニングを実施する際に、Jam発生時の印字率・Jam紙の位置から定着器の汚れ具合を判別し、白紙通紙の要否、通紙枚数などを自動的に判別しており、これにより、最小枚数で適切な白紙クリーニングを実施できるものとしている。
特許文献2では、一定の出力枚数到達時、及びサービスマンモードでの指定時に白紙通紙を実施して定着器のクリーニング動作を実施するものとしている。
特開2007−65328号公報 特開2003−149979号公報
特許文献1、2ともに定着器の汚れを予測し、予測に基づいてクリーニングを行っている。しかし、実際の動作では定着部材へのトナー付着にはバラツキがあり、予測通りでない場合がある。このため、適正な時機や適正な量でクリーニングが行われることが保証されるものではなく、実際にはクリーニングが不足して製品に汚れが生じたり、過度なクリーニングが行われて生産効率が低下したりするという問題がある。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、定着器のトナー付着による汚れを的確に把握することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の画像形成装置のうち、第1の本発明は、
用紙にトナー画像を形成する画像形成部と、
通紙される用紙上の前記トナー画像を定着させる定着器と、
前記定着器を経て搬送される用紙のトナー付着を検出する検出部と、
当該画像形成装置を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記検出部の検出結果を受け、該検出結果に基づいて前記定着器を経た前記用紙の汚れ状態を判定することを特徴とする。
第2の本発明の画像形成装置は、前記第1の本発明において、前記制御部は、前記用紙の白紙想定部分のトナー付着の検出結果に基づいて前記用紙の汚れ状態を判定することを特徴とする。
第3の本発明の画像形成装置は、前記第2の本発明において、前記用紙が白紙であることを特徴とする。
第4の本発明の画像形成装置は、前記第2の本発明において、前記用紙が前記画像形成及び前記定着が行われたものであり、前記白紙想定部分が、画像形成領域外の余白部分または画像形成領域内であって前記画像形成が予定されていない部分であることを特徴とする。
第5の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第4の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記汚れ状態に応じて前記定着器のクリーニング処理が必要かを判定することを特徴とする。
第6の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第5の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、検出されたトナー付着の量が所定値以上の場合、前記定着器のクリーニング処理が必要であると判定し、検出されたトナー付着の量が所定値未満の場合、前記クリーニング処理が必要でないと判定することを特徴とする。
第7の本発明の画像形成装置は、前記第6の本発明において、前記制御部は、前記定着器のクリーニング処理が必要であると判定する場合、本出力動作中のときは本出力を中断して前記定着器のクリーニング処理を開始し、前記クリーニング処理中のときは該クリーニング処理を継続し、前記クリーニング処理が必要でないと判定する場合、前記クリーニング処理中のときは本出力動作を再開し、本出力動作中のときは本出力動作を継続することを特徴とする。
第8の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第7の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記トナー付着の検出結果または/および前記汚れ状態をユーザーに通知する機能を有することを特徴とする。
第9の本発明の画像形成装置は、前記第8の本発明において、前記制御部は、前記通知とともに、ユーザーによる前記クリーニングの指示操作を可能にすることを特徴とする。
第10の本発明の画像形成装置は、前記第8または第9の本発明において、前記制御部は、前記トナーの付着量または前記汚れ状態が所定の基準を超える場合に前記通知を行うことを特徴とする。
第11の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第10の本発明のいずれかにおいて、前記定着器を経た用紙を表裏反転可能な用紙反転装置を備え、
前記制御部は、前記検出部でトナー付着を検出した前記用紙を前記用紙反転装置で反転させ、前記用紙の裏面側について前記検出部でのトナー付着の検出を可能にすることを特徴とする。
第12の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第11の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記定着器を所定量でクリーニング処理した後、前記検出部による前記トナー付着の検出を行うことを特徴とする。
第13の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第12の本発明のいずれかにおいて、前記クリーニング処理が前記定着器に白紙を通紙することにより行われることを特徴とする。
第14の本発明の画像形成装置は、前記第13の本発明において、前記制御部は、白紙用紙による前記定着器のクリーニング処理に際し、白紙用紙の前記通紙方向長さから前記定着器に対するクリーニング回数を算出し、前記クリーニングが回数が複数回である場合、最終回のクリーニングに対応する用紙部分について前記検出部による前記トナー付着の検出を行うことを特徴とする。
すなわち、本発明によれば、定着器を経た用紙のトナー付着による用紙の汚れを的確に把握することができる。また、汚れに基づいて定着器に対するクリーニングの開始やクリーニングの終了を適正に判断することが可能になる。
本発明の一実施形態における画像形成装置の概略を示す図である。 同じく、制御ブロックを示す図である。 同じく、Jam発生時の画面例を示す図である。 同じく、Jam発生時のクリーニング処理手順を示すフローチャートである。 同じく、Jam解除後のクリーニング問い合わせ画面例を示す図である。 同じく、クリーニング時の給紙トレイ選択画面例を示す図である。 同じく、クリーニング時の動作画面例を示す図である。 同じく、ジョブ実行時のトナー付着検出のタイミングを示す図である。 同じく、ジョブ実行時のトナー付着検出およびクリーニング処理の手順を示すフローチャートである。 同じく、白紙用紙によるクリーニング状態と、用紙におけるトナー付着検出の位置を示す図である。 同じく、他の実施形態における画像形成装置の概略を示す図である。 同じく、用紙表裏面のトナー付着検出およびクリーニング処理の手順を示すフローチャートである。 同じく、クリーニング処理実施の選択を行う手順を示すフローチャートである。 同じく、クリーニング処理実施の選択を行う実施選択画面を示す図である。
以下に、本発明の一実施形態の画像形成装置1を添付図面に基づいて説明する。
画像形成装置1は、図1に示すように画像形成および定着を行う画像形成装置本体10と、中継装置本体20と、後処理装置本体30とが連なって接続されている。
なお、本発明としては画像形成装置の接続構成がこれに限定されるものではなく、画像形成装置本体のみで構成されているものであってもよい。また、定着器が画像形成装置本体10外に備えられているものであってもよい。
画像形成装置本体10は、上部側に自動原稿給送装置(ADF)14が設けられており、自動原稿給送装置(ADF)14で給送される原稿は図2で示されるスキャナー部130で画像読取が可能になっている。なお、原稿は、図示しないプラテンガラス上で読み込むこともできる。
また、画像形成装置本体10または中継装置本体20の上部側で、プラテンガラスが位置しない箇所に、LCD141が設置されている。LCD141はタッチパネルで構成されており、操作者による操作および情報の表示が可能になっている。LCD141は、操作部と表示部を兼用している。なお、操作部をマウスやタブレットなどで構成し、表示部とは別体で構成することも可能である。また、LCD141は移動可能となっているものであってもよい。
画像形成装置本体10の下部側には、複数の給紙トレイ12(図では2段)が配置されている。
画像形成装置本体10内には、いずれかの給紙トレイ12から給紙される用紙を搬送する搬送経路13が設けられており、画像形成装置本体10内の搬送路途中に、画像形成部11が設けられている。画像形成部11は、感光体11a、感光体11aの周囲に配置した図示しない、帯電器、LD、現像器、転写部を有して構成されている。さらに感光体11aの下流側の搬送経路13には定着器15が配置されている。
定着器15の下流側で、搬送経路13は伸長して中継装置本体20の搬送経路23に接続されており、また、搬送経路13には、定着器15の下流側で分岐して、画像形成部11の上流側の搬送経路13に合流する反転搬送経路16が設けられている。反転搬送経路16には、用紙を反転させる反転部17が設けられている。反転部17で反転された用紙は、反転搬送経路16を通して画像形成部11の上流側で搬送経路13に搬送することができ、また、経路の切り替えによって反転した用紙を定着器15の下流側の搬送経路13に戻してそのまま中継装置本体20に搬送することもできる。
画像形成部11では、帯電器は画像書込み前に感光体11aの表面を一様に帯電し、LDは、表面が一様に帯電された感光体11aに半導体レーザを照射することにより感光体11aに静電潜像を形成する。現像器は、LDによって感光体11aに形成された静電潜像をトナー部材によって現像する。この現像処理によって感光体11aにトナー画像が形成される。転写部は、給紙トレイ12から搬送されてきた用紙に感光体11aのトナー画像を転写する。トナー画像が転写された用紙は、感光体11aから分離されて定着器15に搬送される。感光体11aに残留したトナー部材は図示しない、クリーニング部によって除去される。
定着器15は、搬送された用紙を加熱することにより用紙の表面側に転写されたトナー画像を定着する。定着処理が施された用紙は、搬送経路13によって中継装置本体20に搬送されるか、反転搬送経路16を通して反転部17により表裏が反転された後、画像形成部11の上流側で用紙搬送される。表裏反転された用紙は、裏面への画像形成を行うことができる。反転搬送経路16および反転部17は、本発明の用紙反転装置に相当する。
中継装置本体20には、搬送経路13に接続され、後段の後処理装置本体30に接続される搬送経路23を有している。搬送経路23には、搬送経路23を搬送される用紙を所定枚数スタックすることができるスタック部21を有している。スタック部21でスタックされる用紙は、所定のタイミングで後処理装置本体30側に搬送することができ、また、スタック部21に用紙をスタックすることなく搬送経路23を通して後処理装置本体30側に用紙を搬送することもできる。また、搬送経路23には、スタック部21の上流側において搬送経路23を搬送される用紙表面のトナー像を検知するインラインセンサー25が配置されている。インラインセンサー25は、用紙の最大幅に対応する長さでトナー像の検知を行うことができ、CCDやCMOSなどを配列したものを用いることができる。インラインセンサー25は、本発明の検知部に相当する。
後処理本体30では、重ね・反転、折り、中綴じステイプルなどの所定の後処理が行われる。後処理本体30には、この所定の後処理に対応する後処理部(図示しない)を備えており、後処理設定に従って中継装置本体20から搬送される用紙に後処理部で所定の後処理が行われる。後処理実行の設定がなされていない場合には、後処理を行うことなく排紙部31に排紙することができる。
次に、画像形成装置1の機能的構成を図2に基づいて説明する。
画像形成装置本体10は、制御ブロック110とスキャナー部130と操作部140とプリンター部150とを有し、さらに、LAN3を通して端末PCなどの外部機器40から入力される画像データーを処理し、またはスキャナー部130で得た画像データーを、LAN3を通して外部機器40に転送可能にする画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160とを備えている。
制御ブロック部110には、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160に接続されたPCIバス112を有しており、該PCIバス112にDRAM制御IC111が接続されている。DRAM制御IC111には、画像メモリー(DRAM)120が接続されている。画像メモリー(DRAM)120には、圧縮画像データーを格納するための圧縮メモリー121と、画像形成前にプリント対象の非圧縮画像データーを一時的に格納するためのページメモリー122とを有している。
また、PCIバス112には、コントローラーIC118を介してHDD119(ハードディスク)が接続されており、該HDD119には、スキャナー部130で取得した画像データーや画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160に接続された外部機器40などにより生成された画像データー等を保存する。
上記画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160で取得される画像データーやHDD119に格納された画像データーは、プリント動作に伴ってPCIバス112を通してDRAM制御IC111へと送信される。
また、制御ブロック部110には、制御CPU113を備えており、制御CPU113にDRAM制御IC111が接続されている。
また、制御CPU113には、フラッシュメモリーなどにより構成される不揮発メモリー115が接続されている。不揮発メモリー115には、画像形成装置本体10の初期印刷設定情報や、プロセス制御パラメータ等の機械設定情報、出力設定の初期データー、定着器のクリーニングを行う際の閾値となるトナー像の規定値、制御CPU113を動作させるためのプログラム等が格納されている。
制御CPU113は、不揮発メモリー115の不揮発データーを読み取り可能であり、また、所望のデーターを不揮発メモリー115に書き込むことが可能である。
制御CPU113は、上記機械設定情報や印刷設定情報、出力設定などに従って画像形成装置本体10の各部を動作制御する。
制御CPU113は、不揮発メモリー115などとともに本発明の制御部を構成し、画像形成装置1全体を制御する。
制御CPU113は、ジョブの出力設定や操作指示などを操作部140を通して行うことができる。
スキャナー部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナー部130全体の制御を行うスキャナー制御部132とを備えている。スキャナー制御部132は、制御CPU113とシリアル通信可能に接続されている。また、CCD131は、CCD131で読み取った画像データーを処理する読み取り処理部116に接続され、読み取り処理部116は圧縮/伸長IC117を介してDRAM制御IC111に制御可能に接続されている。
読み取り処理部116は、CCD131から入力されたアナログ画像信号に、アナログ信号処理、A/D(Analog to Digital)変換処理、シェーディング処理等の各種処理を施し、デジタル画像データーを生成して、圧縮/伸長IC117に出力する。
スキャナー部130では、画像形成装置本体10の上部プラテンに置かれた原稿や、ADF14(ドキュメントフィーダー)で自動搬送される原稿の画像を読み取る。
操作部140は、表示部と操作部とを兼ね、タッチパネルで構成されるLCD141と、操作部全体を制御する操作部制御部142とを備えており、操作部制御部142は制御CPU113にシリアル通信可能に接続されている。
操作部140では、制御CPU113の制御を受けて、LCD141によって、画像形成装置本体10における出力条件設定や動作制御条件などの機械設定入力、各給紙トレイの用紙情報(サイズ、紙種)の設定入力や、設定内容の表示、メッセージなどの所望の情報等の表示、さらに定着器15のクリーニングに関する操作指示や設定入力、表示などが可能になっている。
前記DRAM制御IC111には、画像データーを圧縮、伸長する圧縮/伸長IC117が接続されている。DRAM制御IC111は、制御CPU113からの指示に従って、圧縮/伸長IC117による画像データーの圧縮処理及び圧縮画像データーの伸長処理を制御するとともに、画像メモリー(DRAM)120への画像データーの入出力制御を行う。
書き込み処理部123は、プリンター部150のLD152などを備える画像形成部11に接続され、画像データーに基づいてLD152の動作に用いられる書き込みデーターを生成する。
プリンター部150は、上記画像形成部11と、給紙トレイ12、搬送経路13、反転搬送経路16、定着器15などにより構成される。
また、プリンター部150は、プリンター部150の全体(給紙、画像形成、排紙、後処理など)を制御するプリンター制御部151を備えており、プリンター制御部151は前記した制御CPU113にシリアル通信可能に接続されている。プリンター制御部151は制御CPU113の制御指令に従って動作して、プリンター部150を制御し、用紙搬送、画像形成などを行う。
また、上記のようにDRAM制御IC111が接続されたPCIバス112には、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のDRAM制御IC161が接続されている。画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160は、画像形成装置本体10をネットワークプリンターやネットワークスキャナーとして使用する場合に、LAN3に接続される外部機器40などから画像データー等を画像形成装置本体10で受信したり、スキャナー部130で取得した画像データーをLAN3に接続される外部機器40などに送信したりするものである。
画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に、DRAMなどで構成される画像メモリー162が接続されている。また、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、共通バスにDRAM制御IC161と、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160全体の制御を行うコントローラー制御部163、LAN制御部164、LANインターフェース165が接続されている。LANインターフェース165は、LAN3に接続されている。
さらに、制御CPU113には、中継装置本体20内に配置されたインラインセンサー25のインラインセンサー制御部25aが制御可能に接続されており、制御CPU113によってインラインセンサー25の動作制御が可能であり、また、インラインセンサー25における検知結果を制御CPU113で受信することができる。インラインセンサー25は、インラインセンサー25aの制御を受ける。
次に、上記画像形成装置1の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置本体10において画像データーを蓄積する手順について説明する。 画像形成装置本体10において、スキャナー部130で画像を読み取り画像データーを生成する場合について説明する。スキャナー部130において原稿からCCD131により画像を光学的に読み取る。この際には、制御CPU113から指令を受けるスキャナー制御部132によってCCD131の動作制御を行う。原稿の読み取りは、自動原稿給送装置(ADF)14によって原稿を自動給送しつつ行ってもよく、また、プラテンガラス上に原稿を置いて行ってもよい。
制御CPU113はプログラムによって動作し、操作部140による操作(読み取り指示やコピー指示)に基づいてスキャナー部130への指令を発行する。CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデーター処理がなされ、データー処理された画像データーは、DRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117に送られて所定の方法によって圧縮される。圧縮されたデーターは、DRAM制御IC111を介して画像メモリー(DRAM)120に格納される。HDD119に格納する場合は、圧縮メモリー121に一旦格納したデーターをDRAM制御IC111、コントローラーIC118を介してHDD119に送る。
この他に画像データーは、LAN3を介して画像形成装置本体10に入力される。上記画像データーとしては、例えば外部機器40などのアプリケーションプログラム等により生成されたものなどが挙げられる。画像データーの生成方法は特に限定されるものではない。該データーは、LAN3、LANインターフェース165を介して画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160で受信され、DRAM制御IC161によって画像メモリー162に一旦格納される。画像メモリー162に格納されたデーターは、PCIバス112を介してDRAM制御IC111に転送され、ページメモリー122に一旦格納される。ページメモリー122に格納されたデーターは、DRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117に送られて圧縮処理され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリー121に格納される。HDD119に格納する場合は、圧縮メモリー121に一旦格納したデーターをDRAM制御IC111、コントローラーIC118を介してHDD119に送る。
上記画像データーの蓄積に際しては、画像データーの蓄積前または蓄積後に出力設定がなされる。該出力設定は、前記操作部140に操作入力が可能な設定画面を表示して、操作者による操作入力によって行うことができる。また、初期設定において出力設定項目が選択されており、操作者による設定入力がなされない場合にも該初期設定によって出力設定がなされる。
画像形成装置1で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンターとして使用する場合、圧縮メモリー121に格納された画像データーを、DRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117に送出してデーターを伸長し、伸長したデーターを書込み処理部123に送出し、帯電部で帯電した感光体11aへLD152によって書き込みを行う。なお、HDD119に格納された画像データーを用いる場合は、HDD119に格納された画像データーを、DRAM制御IC111を介して一旦、圧縮メモリー121に格納し、圧縮メモリー121に格納された画像データーをDRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117に送出してデーターを伸長し、伸長したデーターを上記と同様に書込み処理部123に送出する。
プリンター部150では、制御CPU113の指令を受けたプリンター制御部151によって各部の制御が行われる。画像形成部11では感光体11aに書き込まれた潜像が図示しない現像部でトナー像として現像され、該トナー像が図示しない転写部で搬送経路13によって供給される用紙に転写され、定着器15で定着がなされる。感光体11aでは、トナー像が用紙転写された後、図示しないクリーニング部によって残留トナーが除去される。
なお、この実施形態では、モノクロの画像形成を前提にして説明したが、各色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)毎に感光体等を備える画像形成装置本体としたものであってもよい。
画像形成がなされた用紙は搬送経路13を経て中継装置20に搬送されるか、反転搬送経路16の反転部17で反転され、搬送経路13を経て中継装置本体20に搬送されるか、反転搬送経路16で搬送されて搬送経路13に環流される。搬送経路13に環流された用紙は、裏面側への画像形成と定着とが行われ、搬送経路13を通して中継装置本体20に搬送される。
中継装置本体20では、搬送経路23を搬送される用紙の表面のトナー像が必要に応じてインラインセンサー25で検知され、検知結果が制御CPU113に送信される。用紙は、設定に従ってスタック部21にスタックされるか、そのまま搬送経路23を搬送されて後処理装置本体30へと搬送される。後処理装置本体30では、設定に従って所定の後処理が行われるか、後処理を行うことなく搬送され、それぞれ排紙部31などに排紙される。
図3は、搬送経路23で搬送される用紙について定着器15でJamが発生した際に、操作部140のLCD141に表示されるJam発生画面1400の例を示している。Jamの発生は、例えば搬送経路の適所に用紙を検知するセンサーを配置しておき、所定時間を経ても当該センサーで用紙を検知できない場合、用紙の通過を検知したセンサーと、検知がされていないセンサーとの間でJamが発生したと判定することができる。Jamが発生したと判定される場合、制御部は、画像形成装置の本出力動作を中断する。
Jam発生画面1400では、画像形成装置の装置構成1401がイラスト表示され、Jam発生装置構成1402が際立つにように色や模様などを異にして表示される。また、Jam発生装置構成1402には、Jam発生箇所を示すコード1403が表示される。また、Jam発生画面1400では、Jam発生とその箇所を示す情報表示1404がされており、ユーザーにJam解消を促している。
ユーザーがJam用紙を取り除き、リセットがされて装置動作が再開すると、白紙クリーニング動作に関する処理が開始される。リセットは、ユーザーによる操作部140を通した操作指示や、装置本体の扉の開閉動作などに伴って行われる。
以下に、上記処理の手順を図4のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の処理は、制御CPU113の制御によって実行される。
処理は、Jamが発生しJam解除が行われたことにより開始される。
先ず、白紙クリーニングの対象となるJamで有るかが判定される(ステップs1)。Jamが定着器周辺で生じている場合、白紙クリーニングの対象となるJamと判定することができる。
白紙クリーニングの対象Jamでない場合(ステップs1、NO)、白紙クリーニングは不要として処理を終了する。
白紙クリーニングの対象Jamである場合(ステップs1、YES)、白紙クリーニングをするかを判定する(ステップs2)。該判定では、図5に示すように、操作部140にクリーニング問い合わせ画面1410を表示し、ユーザーにクリーニング実施を選択させる。クリーニング問い合わせ画面1410には、問い合わせ表示1411を行い、さらに「はい」釦1412と「いいえ」釦1413がそれぞれ押釦可能に表示される。
「いいえ」釦1413が押釦されると、白紙クリーニングを行わないと判定し(ステップs2、NO)、処理を終了する。「はい」釦1412が押釦されると、白紙クリーニングを行うと判定し(ステップs2、YES)、白紙クリーニング処理を行う(ステップs3)。白紙クリーニング処理は、給紙トレイから用紙を給紙し、画像を形成しないで用紙のみを搬送し、定着器15を通紙させる処理である。白紙を定着器15に通紙させることで、定着器15の定着ローラなどの定着部材に付着しているトナーを白紙に写し、結果として定着器15のクリーニングが行われる。白紙通紙は、予め定めた枚数で白紙を通紙することができ、用紙のサイズ毎に通紙枚数を設定したものであってもよい。通紙枚数は、不揮発メモリー115やHDD119に格納しておくことができる。
なお、白紙クリーニングに際しては、給紙を行う給紙トレイを選択することができる。
図6は、白紙クリーニングで使用する給紙トレイを選択するクリーニング時の給紙トレイ選択画面1420を示すものである。給紙トレイ選択画面1420では、選択可能な給紙トレイ釦群1421が押釦可能に表示されており、いずれかの給紙トレイ釦が押釦されると、該給紙トレイに設定されているトレイ情報がトレイ情報欄1422に表示される。
また、給紙トレイ選択画面1420には、スタート釦1423が押釦可能に表示されており、いずれかの給紙トレイ釦を押釦してスタート釦1423を押釦すると、選択された給紙トレイから用紙が給紙されてクリーニングが開始される。
クリーニングが開始されると、クリーニングが完了するまでは、図7に示すようにインラインセンサーが動作してクリーニングが実行されていることが情報表示欄1424に表示される。
次いで、トナー付着量の測定処理を行う(ステップs4)。トナー付着量の測定処理は、クリーニング処理が終了してから行ってもよく、また、一枚の白紙が定着器15を通紙される毎に行ってもよい。
トナー付着量の測定処理では、定着器15を通過させた用紙のトナーをインラインセンサー25で読み取り、制御CPU113で読み取り結果からトナー付着量を判定する。トナー付着量は、例えばインラインセンサーが読取った画像を解析を行う。
次いで、検出されたトナー付着量が規定値以上であるかを判定する(ステップs5)。規定値は、予め設定して不揮発メモリー115やHDD119に格納しておく。例えば5×5mm範囲内に黒点などがあるかなどの基準を用いて規定値とする。これはオペレーター自身が設定できることが望ましい。トナー付着量の規定値は、本発明の所定値に相当する。
測定されたトナー付着量が規定値未満である場合(ステップs5、NO)、クリーニングが不要であるとして処理を終了する。クリーニング中の場合はクリーニングを中止する。この後、中断しているジョブの本出力動作を開始することができる。
検出されたトナー付着量が規定値以上である場合(ステップs5、YES)、クリーニングが必要であるので、クリーニング中の場合にはクリーニングを継続し、所定のクリーニングが取り敢えず行われている場合は、クリーニングを再開するものとしてステップs3に戻って処理を継続する。
上記では、Jamが発生した際にクリーニングの動作を行うものとしたが、ジョブ実行中に白紙クリーニングの要否判定を行えるようにしてもよい。
例えば、或るジョブで、図8に示すように、ページに沿ってP1…P5…の用紙を使用する際に、何の画像も形成をしない白画像のページがある場合、その用紙(この例ではP3)を用いてトナー付着を検出してクリーニング要否の判定を行うことができる。その場合、表1に示すように、各ページにトナー付着測定のフラグを設定し、フラグonのページを搬送する際にトナー付着量の測定を行うことができる。
制御部で、白画像ページであるとジョブデーターから判断した場合は、Page.3を出力する時にインラインセンサー25で画像を読取り、トナー付着量測定を実施する。もし規定値以上であった場合には白紙クリーニング処理を行う。
Figure 2014095836
図9は、予約ジョブの出力時におけるクリーニング要否判定の手順を示すフローチャートである。
予約ジョブの実行に際し、白紙ページであるかの判定が行われる(ステップs10)。判定は、表1に示したように、各ページに設定したフラグを用いることができる。
白紙ページでない場合(ステップs10、NO)、当該ページに対する印刷処理(本出力動作)を実施し(ステップs11)、当該予約ジョブの全ページの印刷が済んだかを判定する(ステップs12)。前ページの印刷が済んでいれば(ステップs12、YES)、処理を終了し、全ページの印刷が済んでいなければ(ステップs12、NO)、ステップs10に戻り、処理を繰り返す。
ステップs10で、当該ページが白紙ページであると判定される場合(ステップs10、YES)、その白紙ページを対象にしてトナー付着量の測定処理を行う(ステップs13)。次いで、測定されたトナー付着量が規定値以上であるかを判定する(ステップs14)。該規定値は、予め設定して不揮発メモリー115やHDD119に格納しておく。
トナー付着量が規定値に達していなければ(ステップs14、NO)、本出力動作を行うため、ステップs12に移り、全ページが印刷済みかを判定する。
トナー付着量が規定値以上であれば(ステップs14、YES)、予約ジョブを中断して白紙を用いたクリーニング処理を行う(ステップs15)。クリーニング処理は予め定めた所定枚数の白紙を用いてクリーニングを行うものでもよく、また、一枚の白紙用紙によって行うものであってもよい。なお、予約ジョブにおける次用紙以降が給紙されて搬送経路13に在るような場合は、以降の予約ジョブのページの給紙は行わず。これらの用紙に印刷処理を行った後に、予約ジョブを中断し、クリーニング処理を行うようにしてもよい。
なお、印刷処理を行っている間にクリーニング処理のための動作、例えば給紙トレイの選択などを行えるようにしてもよい。
上記説明では、トナー付着量を検出する際に、対象とする用紙のどの部分で検出を行うかを明示していない。本発明としては、対象とする用紙全体で行うのか一部で行うのか、また一部とする場合どの箇所にするかは特に限定されるものではない。また、測定値が規定値以上であるかを判定する際に、いずれかの測定値に基づいて判定を行ってもよく、測定領域の平均値に基づいて判定を行ってもよい。
なお、白紙クリーニングの効果を判定する際に、クリーニングをする用紙を用いて用紙の後方側でクリーニング後のトナー付着の検出を行うことも可能である。
図10(a)は、周囲長がlである定着ローラ15aを有する定着器15を用紙長Lの用紙で白紙クリーニングする状態を示すものである。この際に、4*l>Lが成立すると、用紙のlの長さにそれぞれ相当するp1、p2、p3およびp4の長さlの部分でクリーニングが行われ、p4の残りの部分でトナー付着の検出を行うことができ、トナー付着のための用紙を別に用意することなく判定を行うことができる。複数回定着ローラが用紙に接する場合は一番最後に接した部分だけみればよい。
なお、前記実施形態では、検出部が画像形成装置本体10の後段の装置に備えられるものについて説明したが、検出部が画像形成装置本体に備えられるものであってもよい。
図11は、検出部に相当するインラインセンサー18が画像形成装置本体10aに備えられたものを示している。インラインセンサー18は、インラインセンサー25と同様の構成とすることができ、インラインセンサー18も本発明の検出部に相当する。
画像形成装置本体10aは、さらに後段に他の装置本体が接続されるものであってもよく、また、画像形成装置本体10aのみで画像形成装置が構成されるものであってもよい。なお、前記した実施形態と同一の構成について同一の符号を付してその説明を省略または簡略にする。
この実施形態では、定着器15の下流側であって、搬送経路13から反転搬送経路16が分岐する地点の上流側の搬送経路13にインラインセンサー18が配置されている。
なお、定着器15では、用紙の表面が接する定着ローラだけでなく、対向ローラなど紙の裏側に接する部分が汚れてしまうことがある。前記した実施形態では、トナー付着は用紙の表のみで測定しているため、白紙クリーニングの用紙の裏面汚れを確認することができない。
この実施形態では、定着器15を経た用紙を用紙反転経路16に導入し、反転部17で表裏を反転した後、搬送経路13に環流することで、先に定着器15で接した用紙の裏面側のトナー付着をインラインセンサー18で検出することができ、定着器15の用紙裏面側が接する部材の汚れ状態を把握することができる。なお、裏面側の汚れ状態を把握する際には、定着器15の用紙表面側が接する部材が汚れていないことを確認した場合や、先にトナー付着が検出された用紙の部分以外の部分でトナー付着の検出を行うのが望ましい。
これにより定着器15における表面側での汚れの影響を排除して裏面側の汚れを的確に把握することができる。
上記表裏の検出手順を図12のフローチャートに基づいて説明する。以下の処理手順は制御部の動作によって実行される。
先ず、白紙クリーニング処理がなされ(ステップs20)、用紙表面のトナー付着が測定される(ステップs21)。ついで、測定値が規定値以上かを判定する(ステップs22)。規定値は前述したように不揮発メモリー115やHDD119に格納しておくことができる。測定値が規定以上である場合(ステップs22、YES)、ステップs20に戻り、クリーニングを継続する。
測定値が規定値に達しない場合(ステップs22、NO)、用紙を用紙反転経路16および反転部17で反転して搬送し、用紙の裏面側のトナー付着をインラインセンサー18で検出する(ステップs23)。次いで測定値が規定値以上かを判定する(ステップs24)。規定値は不揮発メモリー115やHDD119に格納しておくことができる。
なお、表面用と裏面用の規定値は同じものを用いてもよく、また、表面用と裏面用とで異なる規定を設定し、それぞれ格納しておくこともできる。
測定値が規定以上である場合(ステップs24、YES)、白紙クリーニングを実施し(ステップs25)、ステップs23に戻って裏面側のトナー付着量の測定処理を継続する。測定値が規定値に達しない場合、処理を終了する。
なお、上記説明では、白紙用紙においてトナー付着の検出を行うものとして説明したが、画像が形成されていない白紙部分であれば、トナー付着の判定を行うことができる。したがってジョブ実行中で白紙用紙が使用されていない場合でも、画像が形成された用紙の画像形成領域外の余白部分や画像形成領域内であっても画像が形成されていない範囲を用いてトナー付着の検出を行うことができる。なお、定着部材の幅方向全体でトナー付着の検出を行うのが望ましく、余白部分であれば、用紙の全幅を検出領域にすることができる。画像が形成されていない範囲を検出対象とする場合、用紙の全幅が確保できなければ、異なる副走査方向位置の複数の範囲で検出を行うことで、できるだけ広い幅(好適には用紙の全幅)でトナー検出を行うことができる。
また、上記説明では、トナー付着量が規定値以上の場合、自動的にクリーニング処理を行うものとして説明したが、ユーザーが指示を行えるようにしてもよい。
図13は、ユーザーの選択によって白紙クリーニングを行う手順を示すフローチャートである。
白紙クリーニング処理の手順が開始されると、操作部140に検出した付着量を表示する方法で、ユーザーへの通知を行う(ステップs30)。次いで、クリーニング実施を行うかを判定する(ステップs31)。
図14は、操作部140に表示されたクリーニング実施選択画面1430を示すものである。選択画面1430には、検出されたトナー付着量が付着量表示欄1431に表示され、メッセージ欄1432には、付着量が規定値を超えていることと、クリーニング実施の選択を求めることとが表示されている。
さらに選択画面1430には、クリーニングの実施を指示する「YES」釦1433と、クリーニングの未実施を指示する「NO」釦1434とが押釦可能に表示される。
「YES」釦1433が押釦されると、クリーニング実施であると判定され(ステップs31、YES)、クリーニングが実行されて処理が終了する。「NO」釦1434が押釦されると、クリーニングを行うことなく処理を終了する。
以上の実施形態で説明するように、白紙クリーニングが開始されると、インラインセンサーにてトナー付着量を測定し、ある閾値未満になるまで白紙クリーニングを実施する。トナー付着量が閾値未満になった場合は白紙クリーニングを完了し、通常出力に戻ることができる。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
1 画像形成装置
10 画像形成装置本体
10a 画像形成装置本体
14 自動原稿給送装置(ADF)
11 画像形成部
15 定着器
18 インラインセンサー
20 中継装置本体
25 インラインセンサー
30 後処理装置本体
113 制御CPU
115 不揮発メモリー
130 スキャナー部
140 操作部
150 プリンター部
1400 Jam発生画面
1410 クリーニング問い合わせ画面
1420 給紙トレイ選択画面
1430 クリーニング実施選択画面

Claims (14)

  1. 用紙にトナー画像を形成する画像形成部と、
    通紙される用紙上の前記トナー画像を定着させる定着器と、
    前記定着器を経て搬送される用紙のトナー付着を検出する検出部と、
    当該画像形成装置を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記検出部の検出結果を受け、該検出結果に基づいて前記定着器を経た前記用紙の汚れ状態を判定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記用紙の白紙想定部分のトナー付着の検出結果に基づいて前記用紙の汚れ状態を判定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記用紙が白紙であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記用紙が前記画像形成及び前記定着が行われたものであり、前記白紙想定部分が、画像形成領域外の余白部分または画像形成領域内であって前記画像形成が予定されていない部分であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記汚れ状態に応じて前記定着器のクリーニング処理が必要かを判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、検出されたトナー付着の量が所定値以上の場合、前記定着器のクリーニング処理が必要であると判定し、検出されたトナー付着の量が所定値未満の場合、前記クリーニング処理が必要でないと判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記定着器のクリーニング処理が必要であると判定する場合、本出力動作中のときは本出力を中断して前記定着器のクリーニング処理を開始し、前記クリーニング処理中のときは該クリーニング処理を継続し、前記クリーニング処理が必要でないと判定する場合、前記クリーニング処理中のときは本出力動作を再開し、本出力動作中のときは本出力動作を継続することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記トナー付着の検出結果または/および前記汚れ状態をユーザーに通知する機能を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記通知とともに、ユーザーによる前記クリーニングの指示操作を可能にすることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記トナーの付着量または前記汚れ状態が所定の基準を超える場合に前記通知を行うことを特徴とする請求項8または9に記載の画像形成装置。
  11. 前記定着器を経た用紙を表裏反転可能な用紙反転装置を備え、
    前記制御部は、前記検出部でトナー付着を検出した前記用紙を前記用紙反転装置で反転させ、前記用紙の裏面側について前記検出部でのトナー付着の検出を可能にすることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御部は、前記定着器を所定量でクリーニング処理した後、前記検出部による前記トナー付着の検出を行うことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記クリーニング処理が前記定着器に白紙を通紙することにより行われることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記制御部は、白紙用紙による前記定着器のクリーニング処理に際し、白紙用紙の前記通紙方向長さから前記定着器に対するクリーニング回数を算出し、前記クリーニングが回数が複数回である場合、最終回のクリーニングに対応する用紙部分について前記検出部による前記トナー付着の検出を行うことを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
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