JP2012003132A - 画像形成装置、クリーニング部材搬送制御方法 - Google Patents

画像形成装置、クリーニング部材搬送制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】部材の汚れ具合を正確に判定し、予測結果に合わせて画像形成プロセスの部材を効率的に清掃する画像形成装置を提供することができる。
【解決手段】被記録媒体30に転写されたトナー画像を記録媒体に定着させて画像を形成する画像形成装置100であって、印刷対象の印刷用画像データを記憶する記憶手段13と、記録媒体に転写された後、排紙される前にトナー画像を撮像する撮像手段11と、前記撮像手段が撮像した撮像画像データを記憶する記憶手段13と、印刷用画像データと前記撮像画像データの画素値の差分値を所定の領域毎に算出する差分算出手段21と、前記差分値が閾値以上の領域の数に応じて、記録媒体が接触する部材に汚れが付着しているか否かを判定する汚れ判定手段23,25と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、部材のクリーニング装置を搭載した画像形成装置等に関し、特に、部材の汚れを検出してクリーニング装置を制御する画像形成装置等に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、画像データに基づいて感光体上に形成された静電潜像にトナーを付与してトナー画像を形成し、感光体上のトナー画像を転写装置にて用紙に転写して、トナー画像の転写された用紙を定着装置に搬送して、定着装置で定着させている。 この一連の画像形成プロセスにおいて、定着装置や転写装置に残留トナー等が付着していると、用紙に付着物が付着して画像品質を劣化させることになる。
例えば、定着装置の場合、一般的に、加圧ローラと定着ローラが接した状態で回転して加圧ローラと定着ローラの間にトナー画像の転写された用紙が搬送され、用紙を搬送しつつ加熱/加圧してトナー画像を用紙に定着させる。より具体的には、定着装置には、トナー画像の転写面が定着ローラ側になった状態でトナー画像の転写された用紙が搬送されてくるため、定着ローラに残留トナー等の付着物が付着していると、用紙に汚れが付着する。
そこで、従来から、画像形成装置は、定着装置の定着ローラに帯状のクリーニング部材を接触させ、クリーニング部材を定着ローラの周方向に搬送移動させることで、定着ローラに付着している付着物を除去する定着クリーニング装置が搭載されることがある。
クリーニング部材は一度しか付着物の除去に使用されないため、画像形成装置のクリーニング装置においては、クリーニング部材を有効利用しつつ、適切な清掃性能を発揮させることが要請される。そのためには、定着ローラの汚れ具合を正確に判定し、予測結果に合わせて適切な制御を行うことが課題の1つとなる。
例えば、定着装置のクリーニング装置の場合、通常は帯状のクリーニング部材を送り出し側のローラから定着ローラに送り出して、定着ローラの清掃を行ったクリーニング部材を巻き取りローラで巻き取るようになっている。クリーニング装置においては、クリーニング部材を有効利用しつつ、定着ローラに清掃性能を効果的に発揮させるため、クリーニング部材を効率的に搬送制御することが重要である。
すなわち、クリーニング部材の搬送を適切なタイミングで適切な量だけ行わないと、定着ローラが汚れていないのにクリーニング部材を無駄に消費することとなる。また、逆に清掃が必要な場合であるにも関わらず、クリーニング部材が搬送されないと、付着物が用紙に汚れとなって付着する。
このような要請に対応するため、形成すべき画像のトナー印字率を算出し、その算出されたトナー印字率に基づいてクリーニング部材の搬送タイミング及びクリーニング部材の搬送量を決定する定着装置のクリーニング装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、定着ローラの清掃性能及び清掃効率を高める目的で、転写材の総面積に対する転写材に転写されたトナーの面積((転写ドット数)÷(転写材全体の総ドット数))を算出し、その算出されたトナー印字率に基づいてウェブ状クリーニング部材の搬送量を決定するクリーニング装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されたクリーニング装置は、定着ローラの汚れを予測する技術に過ぎず、画像形成装置の汚れ具合を精度良く判断できないため、クリーニング部材を有効利用できないという問題があった。
例えば、定着装置のクリーニング装置の場合、トナーの印字率が高ければ、たとえ定着ローラが用紙の画像品質を劣化させない程度にしか汚れていなくても、クリーニング部材が搬送されてしまうことで、クリーニング部材が無駄に消費される。また、逆にトナーの印字率が低ければ、たとえ用紙の画像品質を劣化させる程の汚れであってもクリーニング部材が搬送されず、定着ローラの汚れが十分に除去されなくなり、画像品質を劣化させてしまう。
また、定着装置のクリーニング装置に限らず、転写装置のクリーニング装置においても、画像形成装置の汚れ具合を適切に判断できず、その結果、クリーニング部材を有効利用できず、画像形成の不良を招く場合があるという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑み、部材の汚れ具合を正確に判定し、予測結果に合わせて画像形成プロセスの部材を効率的に清掃する画像形成装置及びクリーニング部材搬送制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、被記録媒体に転写されたトナー画像を記録媒体に定着させて画像を形成する画像形成装置であって、印刷対象の印刷用画像データを記憶する記憶手段と、記録媒体に転写された後、排紙される前にトナー画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段が撮像した撮像画像データを記憶する記憶手段と、前記印刷用画像データと前記撮像画像データの画素値の差分値を所定の領域毎に算出する差分算出手段と、前記差分値が閾値以上の領域の数に応じて、記録媒体が接触する部材に汚れが付着しているか否かを判定する汚れ判定手段と、を有することを特徴とする。
部材の汚れ具合を正確に判定し、予測結果に合わせて画像形成プロセスの部材を効率的に清掃する画像形成装置を提供することができる。
クリーニング装置が定着ユニットの汚れの有無を判定する手順の概略を説明する図の一例である。 画像形成装置の概略構成図の一例である。 画像形成装置の機能ブロック図の一例である。 モード設定画面の一例を示す図である。 定着ユニットの概略構成図の一例である。 巻き取り判定部による定着ローラの汚れの判定方法を模式的に示す図の一例である。 エンジンCPUが定着クリーニング装置を制御する手順の一例を示すフローチャート図である。 二次転写ユニットの概略構成図の一例である。 画像形成装置の機能ブロック図の一例である(実施例2)。 エンジンCPUが中間転写ベルトクリーニング装置の交換の必要性を判定する手順の一例を示すフローチャート図である。 二次転写ユニットと定着ユニットの概略構成図の一例である。 画像形成装置の機能ブロック図の一例である(実施例3)。 エンジンCPUがウェブの巻き取りの必要性、及び、中間転写ベルトクリーニング装置の交換の必要性を判定する手順の一例を示すフローチャート図である。 画像形成装置の機能ブロック図の一例である(実施例4)。 エンジンCPUが印刷を続行するか否かを判定する手順の一例を示すフローチャート図である。 画像形成装置の機能ブロック図の一例である(実施例5)。 エンジンCPUが出力画素データを再印刷する手順の一例を示すフローチャート図である。 画像形成装置の排紙トレイの一例を示す図である。 エンジンCPUが移動式排紙トレイを移動させる手順を示すフローチャート図の一例である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
図1は、本実施例のクリーニング装置が定着ユニット160の汚れの有無を判定する手順の概略を説明する図の一例である。画像形成装置100に画像データinが入力される。画像データinは、PC(Personal Computer)から送信されたものでも、スキャナ装置が原稿を読み取って生成したものでもよい。画像データinは後述の出力画素データに相当する。
画像形成装置100は、この画像データinに定着ユニット160による定着を含む画像形成プロセスを実行し、記録媒体(例えば用紙)30に印刷する。画像形成装置100は、内部に設けたCCDセンサアレイ11により印刷面の略全体を撮影し、画像データoutを生成する。画像データoutは、後述の読み取り画素データに相当する。理想的には、画像データinと画像データoutは同じものになる。しかし、例えば定着ローラに汚れが付着していると、記録媒体に付着物が汚れとなって付着して画像品質を劣化させる。
したがって、画像データinと画像データoutを比較すれば、定着ユニット160の定着ローラの汚れの程度を精度よく検出することができる。本実施例の画像形成装置100は、この特徴的な技術的思想を利用して、定着ローラが汚れているか否か判定する。この結果、定着ローラが汚れた場合には確実にクリーニングし、汚れていない場合は一切クリーニングしないことが可能になる。
図2は、画像形成装置100の概略構成図の一例を示す。図2の画像形成装置100は、排紙トレイ180がスキャナユニット110の下部にあるタイプだが、画像形成装置100の配置トレイの位置、モノクロ/カラーの区別、中間転写ベルト156の有無などは、本実施例のクリーニング装置に影響を与えない。本実施例の画像形成装置100は、後述するように定着ユニット160から搬送される記録媒体の画像形成面を撮影するCCDセンサアレイ11を有していればよい。
また、画像形成装置100は、画像形成プロセスを備えていればよく、スキャナユニット110や不図示のFAXユニットを有しているか否かは問われない。
画像形成装置100は、スキャナユニット110、書き込みユニット120、現像ユニット130、中間転写ユニット140、二次転写ユニット150、定着ユニット160、等を有する。
スキャナユニット110は、原稿を載置するためのコンタクトガラス111と、露光ランプ112と、ミラー系113、撮像素子(フルカラーCCD)114及び駆動系(ステッピングモータ)115を有する。スキャナユニット110が原稿を読み取る際、駆動系115は露光ランプ112を一定速度で副走査方向に移動させ、ミラー系113を露光ランプ112のほぼ1/2の速度で移動する。露光ランプ112とミラー系113が移動することによって、原稿の画像面の全体が光学的に走査される。原稿の画像面の像はミラー系113によって撮像素子114に導かれ光電変換され、カラーの画像データが生成される。
書き込みユニット120には、ポリゴンミラー121、レンズ122、反射ミラー123、レンズ124等が配置される。書き込みユニット120は、感光体ベルト141が帯電した状態で、画像データを光信号に変調して各色の画像データに対応したレーザ光にて書き込みを行い、感光体ベルト141に静電潜像を形成する。
現像ユニット130は各色のトナーボトル及び現像機を有する。中間転写ユニット140には、感光体ベルト141、感光体クリーニング装置142、感光体廃トナーボトル143、帯電ローラ144等を有する。感光体ベルト141は、複数のローラに張架されておりモータによって回転する。
感光体ベルト141に形成された静電潜像が各色の現像器を通過することで、感光体ベルト141に各色のトナー像が形成される。書き込みユニット120は、イエロー現像機、マゼンタ現像器、シアン現像器、ブラック現像器それぞれのトナー画像を感光体ベルト141の同じ位置に重ねて形成することでカラートナー画像(以下、単にトナー画像という)を形成する。
二次転写ユニット150は、二次転写対向ローラ151、二次転写ローラ152、耐電コロ153、中間転写ベルトクリーニング装置154、中間転写廃トナーボトル155、中間転写ベルト156等を有する。感光体ベルト141上のトナー画像は、耐電コロが中間転写ベルト156を帯電させた静電気力により中間転写ベルト156に転写される。
トナー画像を転写した後の感光体ベルト141の表面は、感光体クリーニング装置142でクリーニングされ、感光体ベルト141に残存したトナーは感光体廃トナーボトル143に収容される。
中間転写ベルト156のトナー画像は、二次転写対向ローラ151と二次転写ローラ152との間を通過する。記録媒体30はトナー画像が二次転写ローラ152を通過するタイミングで、給紙トレイから搬送され、中間転写ベルト156上に形成されたトナー画像が、静電気力により記録媒体30に転写される。
トナー画像が転写された記録媒体30は、定着ユニット160に搬送される。定着ユニット160は、定着ローラ161、加圧ローラ162、定着クリーニング装置163等を有する。定着ユニット160は、所定温度に制御された定着ローラ161と加圧ローラ162の二次転写部157でトナー像を溶融定着する。記録媒体30は、紙搬送経路を搬送された後、装置本体の排紙トレイ180に排出される。
記録媒体30にトナー画像を転写した後の中間転写ベルト156の表面は、中間転写ベルトクリーニング装置154のクリーニングブラシが押圧されることによってクリーニングされる。クリーニングされたトナーは中間転写廃トナーボトル155に収容される。
なお、記録媒体30は、第一給紙トレイ171又は第二給紙トレイ172に載積されており、給紙ローラ173、搬送ローラ174、レジストローラ175を経て二次転写ユニット150まで搬送される。
図3は、画像形成装置100の機能ブロック図の一例を示す。図3の画像形成装置100は、CCDセンサアレイ11、エンジンCPU12、定着クリーニング装置163、オペレーションパネル14、記憶装置15、及び、RAM13を有する。なお、図3の機能ブロック図は各ユニットの汚れを判断するための主なブロック以外のブロックを省略している。
エンジンCPU12は、記憶装置15に記憶されたプログラム16を実行して、定着ローラ161等の汚れを判定する。このため、エンジンCPU12は、プログラム16を実行することで実現される差分判定部21、モード選択受け付け部22、巻き取り判定部23、及び、巻き取り量制御部24を有する。
RAM13にはコピー時に生成された画像データ、PCから受信した印刷対象の画像データが記憶されている。これらの画像データには画像処理段階やPCから受信する印刷データの書式に応じて種々のフォーマットを取り得る。本実施例では、これらはCCDセンサアレイ11の出力値と比較される対象となるため、これらの画像データは画素毎に画素値を特定できるフォーマットに変換されているものとし、以下「出力画素データ」という。
エンジンCPU12は、CCDセンサアレイ11から出力値を受け取る。この出力値は、
(1)トナー画像の定着後(定着ユニット160の通過後)、
(2)中間転写ベルト156から記録媒体30に転写後(二次転写部157を通過後)
のいずれのタイミングで撮影されたものでもよい。本実施例は(1)を例に説明する。
CCDセンサアレイ11の出力値は、画素毎の画素値(ビットマップデータの一種)であり、以下「読み取り画素データ」という。
エンジンCPU12の差分算出部21は、読み取り画素データ=「CCDセンサアレイの出力値」から、RAM13から取得した出力画素データ=「コピー時に生成された画像データ、PCから受信した印刷対象の画像データ」を画素毎に引き算する。以下、画素毎の画素値の差分を画素差分という。画素差分の算出方法は、後に詳述する。
また、差分算出部21は、上記画素差分を予め定めた閾値と比較して、閾値以上となった画素の数をカウントする。すなわち、この閾値以上の画素差分があった画素は、汚れによる画素値の変動(主に増加)を受けた可能性が高いことになる。
なお、この閾値は製品出荷前に印刷・コピーテストを行い、予め設定しておくものとする。閾値の下限としては、出力画素データを記録媒体30に印刷する間の、γ補正、地肌補正、陰影補正等による不可避の画素差分が考慮される。出力画素データと読み取り画素データのわずかな画素の位置ずれもこの閾値で吸収される。
また、複数の閾値を設定可能にしておくことで、ユーザの用途に応じて、ユーザがオペレーションパネル14から閾値を選択できるようになっている。例えば、通常モード、エコモード(クリーニング部材寿命優先モード)、画質優先モードの3つのモードを設け、これらのモードに応じて閾値を3つ用意しておく。
図4は、モード設定画面201の一例を示す図である。モード設定画面201はユーザがオペレーションパネル14から初期設定画面を開くように操作すると表示される。モード設定画面201は、「通常モード」ボタン202、「エコモード」ボタン203、「画質優先モード」ボタン204、「OK」ボタン205、及び「戻る」ボタン206を有する。ユーザが「通常モード」ボタン202、「エコモード」ボタン203、「画質優先モード」ボタン204に触れると、そのボタンが排他的に反転表示され、ユーザが「OK」ボタン205を押下すると、モード選択受け付け部22がモードの選択を受け付ける。
通常モードには例えばテキストの画像データを記録媒体30に印刷した際に、一般的なユーザの1〜2割程度が汚れていると認識する程度の閾値が対応づけられ、エコモードには例えばテキストの画像データを記録媒体30に印刷した際に、一般的なユーザの半数以上が汚れていると認識する程度の閾値が対応づけられ、画質優先モードには例えばCADなどの画像データを記録媒体30に印刷した際に、特定のユーザが汚れていると認識する程度の閾値が対応づけられている。したがって、エコモードの閾値>通常モードの閾値>画質優先モードの閾値、の関係がある。
図3に戻り。エンジンCPU12の巻き取り判定部23は、画素差分が閾値以上の画素の数をカウントし(以下、カウントした値をカウント値という)、カウント値が上限値以上の場合、定着クリーニング部材を巻き取る(クリーニングする)と判定する。また、巻き取り判定部23は、中間転写ベルトクリーニング装置154の交換時期の通知を行う。また、巻き取り量制御部24は画素差分が閾値以上の画素の数に応じてウェブの巻き取り量を、又は、画素差分が閾値以上の画素の数に関係なく一定のウェブの巻き取り量を決定する。
上限値は、定着クリーニング装置163、中間転写ベルトクリーニング装置154に対して、テストにより予め決めておく。上限値は閾値と異なりモードに対し一定値とするが、エコモード、通常モード、画質優先モードに応じて変えてもよい。
図5は定着ユニット160の概略構成図の一例を示す。定着ユニット160は、内部に設置された定着ヒータ33により加熱される定着ローラ161とこの定着ローラ161に対して加圧している加圧ローラ162とを有する。加圧ローラ162も内部に加圧ヒータ34を備えるが、加圧ローラ162の中に加圧ヒータ34がなくてもよい。
加圧ローラ162と定着ローラ161の表面付近にはサーミスタ31,32が配置されている。エンジンCPU12は、サーミスタ31,32が検出した温度に基づき加圧ヒータ34と定着ヒータ33の温度をフィードバック制御する。
定着クリーニング装置163は、定着ローラ161を清掃する装置である。定着クリーニング装置163は、定着ローラ161をクリーニングする帯状のウェブ(クリーニング部材)38を備えており、ウェブ38は送出ローラ37にロール状に巻き取られた状態で定着クリーニング装置163にセットされる。ウェブ38は送出ローラ37と巻き取りローラ36との間に張架されている。
巻き取り判定部23がウェブ38を巻き取ると判定すると(定着ローラ161を清掃すべきと判定すると)、巻き取り量制御部24が巻き取りローラ36を駆動するモータを回転させる。これにより、ウェブ38は送出ローラ37から送出され、定着ローラ161に押し当てられた状態で定着ローラ161の表面を拭った後、巻き取りローラ36に巻き取られる。よって、定着ローラ161に汚れが付着している場合、ウェブ38によりクリーニングすることができる。全てのウェブ38が巻き取りローラ36に巻き取られると、例えばカスタマーエンジニアにより、定着クリーニング装置163の全体、送出ローラ37と巻き取りローラ36、又は、ウェブ38のみ、が取り外され新しいものと交換される。
本実施例の画像形成装置100は定着ユニット160の排出側の紙搬送経路にCCDセンサアレイ11を有する。CCDセンサアレイ11は、記録媒体30のトナー画像を撮影できるよう光軸を調整して配置される。一般的には、トナー画像の転写面が定着ローラ161側になった状態でトナー画像の転写された記録媒体30が搬送されてくるため、CCDセンサアレイ11は搬送路の定着ローラ161側に、加圧ローラ162側に光軸を向けて配置される。
CCDセンサアレイ11は、一次元方向に撮像素子が配置された撮影手段である。一次元の撮像素子が紙搬送経路に垂直な方向(主走査方向:図の紙面奥行き方向)に配置され、紙搬送経路を記録媒体30が副走査方向に搬送されることで、記録媒体30の全面がCCDセンサアレイ11により撮影される。
CCDセンサアレイ11は、好ましくは画像形成装置100の主走査方向の印刷の解像度と同程度の解像度を備える。解像度がほぼ等しいことで、出力画素データと読み取り画素データを画素毎に比較できる。また、CCDセンサアレイ11は汚れの有無を判定できればよいので、モノクロの撮像素子でよいが、カラーの撮像素子であってもよい。
図6は、差分算出部21による画素差分の算出を模式的に説明する図の一例である。図6は、出力画素データ41の画素値から読み取り画素データ42の画素値を引き、その画素差分を画素毎に示している。
エンジンCPU12は画像形成プロセスを含むジョブの出力画素データ41からm×nの画素の行列を生成し、画素毎にRAM13に記憶する。mは出力画素データ41の主走査方向の解像度、nは出力画素データ41の副走査方向の解像度である。解像度の値は、ユーザが指定する印字品質(一般文書、写真、DTP、CAD等)により決まっているので、エンジンCPU12にとって既知である。各画素の画素値は0〜255の範囲である(0が黒、255が白)。
また、出力画素データ41がカラーの画像データの場合があるが、この場合、差分算出部21はRGBの各画素値から輝度値を算出する。こうすることで、CCDセンサアレイ11はモノクロの撮像素子でよいことになる。変換式は例えば「Y = 0.299 x R + 0.587 x G + 0.114 x B」を用いればよいが、CCDセンサアレイ11の特性を考慮して各計数は適宜変更できる。
また、CCDセンサアレイ11の解像度が、出力画素データ41の解像度m×nと同じでない場合がある。CCDセンサアレイ11の解像度の方が出力画素データ41の解像度よりも低い場合、出力画素データ41の解像度を低くすればよい。例えば、CCDセンサアレイ11の解像度が、出力画素データ41の解像度に対し、「0.5m×0.5n」であれば、出力画素データ41の4画素の画素値の平均を1つの画素の画素値とすることで、取り出力画素データ41の解像度を低減する。
逆に、CCDセンサアレイ11の解像度の方が出力画素データ41の解像度よりも高い場合は、読み取り画素データ42の解像度を低くすればよい。例えば、CCDセンサアレイ11の解像度が、出力画素データ41の解像度に対し、「2m×2n」であれば、読み取り画素データ42の4画素の画素値の平均を1つの画素の画素値とすることで読み取り画素データ42の解像度を低減する。このようにして、出力画素データ41と読み取り画素データ42の解像度はm×nに統一される。
CCDセンサアレイ11は記録媒体30が撮像範囲に入ったことを、画素値の変化により、又は、記録媒体30が定着ローラ161を出たことを検出するセンサの出力値により検出し、読み取り画素データ42を生成する。読み取り画素データ42もRAM13に記憶される。
RAM13に読み取り画素データ42が記憶されると、差分算出部21は、m×nの出力画素データ41の画素値からm×nの読み取り画素データ42の画素値を画素毎に減算する。例えば、画素の位置を(i,j)で表すと出力画素データ41の(1,1)の画素の画素値は「10」、読み取り画素データ42の(1,1)の画素の画素値は「10」なので、画素差分は「0」である。また、例えば、出力画素データ41の(1,2)の画素の画素値は「200」、読み取り画素データ42の(1,2)の画素の画素値は「20」なので、画素差分は「180」である。このように、画素差分が正値となることは定着ローラ161の汚れが、出力画素データ41に対し画素値の増大をもたらしたおそれがある。また、画素差分が負値となった場合は定着ローラ161の汚れが、出力画素データ41に対し画素値の減少をもたらしたおそれがある。
図では2列目の画素の画素差分が180となっているので、定着ローラ161の汚れが、読み取り画素データ42に影響を及ぼしている可能性がある。
巻き取り判定部23は、画素差分の行列の各要素に対して、閾値以上になっている画素の数をカウントする。ここでは、閾値を「100」とするが、上記のように閾値は適宜設定される。
また、巻き取り判定部23は、閾値以上になっている画素の数を上限値と比較して、上限値(例えば4個とする)以上の場合、定着ローラ161に汚れありと見なし、ウェブ38の巻き取りを行うと判定する。
巻き取り量制御部24は、例えば、予め定められた量だけウェブ38を巻き取るよう巻き取りローラ36を制御する。または、閾値以上になっている画素の数に応じて巻き取り量を決定し巻き取りローラ36を制御してもよい。
以上のように定着ローラ161が汚れているか否かを、出力画素データ41と読み取り画素データ42を比較することで判定できる。
図7は、エンジンCPU12が定着クリーニング装置163を制御する手順の一例を示すフローチャート図である。図7の手順は、画像形成プロセスを含むジョブが実行されるとスタートする。
エンジンCPU12は、画像形成プロセスを含むジョブの画像データから出力画素データ41を生成しRAM13に記憶する(S10)。これまで説明したように、画像形成プロセスを含むジョブには、コピージョブ又はプリントジョブがある(FAXの受信でもよい)。
次に、CCDセンサアレイ11は、定着ユニット160でトナー画像35が定着した記録媒体30を読み取り、読み取り画素データ42をRAM13に記憶する(S20)。
差分算出部21は、出力画素データ41の画素値から読み取り画素データ42の画素値を減算することで画素差分を画素毎に算出する(S30)。
そして、差分算出部21は、画素差分と閾値を比較して、画素差分が閾値以上の画素の数をカウントする(S40)。
巻き取り判定部23は、画素差分が閾値以上の画素の数が上限値以上か否かを判定する(S50)。
画素差分が閾値以上の画素の数が上限値未満の場合(S50のNo)、巻き取り判定部23はウェブ38を巻き取ると判定しない(S70)。すなわち、ウェブ38は送出されない。
画素差分が閾値以上の画素の数が上限値以上の場合(S50のYes)、巻き取り判定部23はウェブ38を巻き取ると判定する(S60)。すなわち、定着ローラ161に汚れが付着しているとみなして、ウェブ38を巻き取る。
したがって、以上説明したように、本実施例の画像形成装置100は、定着ローラ161が汚れた場合には確実にクリーニングし、汚れていない場合は一切クリーニングしないことが可能になる。
実施例1では、定着ローラ161の汚れを判定する画像形成装置100について説明したが、本実施例では中間転写ベルト156の汚れを判定する画像形成装置100について説明する。
図8は、二次転写ユニット150の概略構成図の一例を示す。上記のように、中間転写ベルト156のトナー画像35は二次転写部157で記録媒体30に転写される。よって、中間転写ベルト156に汚れが付着している場合も、記録媒体30に汚れによる画素値の増減が生じるおそれがある。
そこで、本実施例では、二次転写部157を通過してから定着ローラ161にてトナー画像35が定着されるまでの間に、CCDセンサアレイ11を配置し読み取り画素データ42を生成する。図8では、二次転写ローラ152よりも定着ユニット160側の紙搬送経路に、光軸を二次転写ローラ152側に向けてCCDセンサアレイ11が配置されている。CCDセンサアレイ11の構造や読み取り画素データ42の解像度については実施例1と同様である。したがって、図8のようにCCDセンサアレイ11を配置することで、中間転写ベルト156の汚れを検出することができる。
図9は、画像形成装置100の機能ブロック図の一例を示す。図9において図3と同一部には同一の符号を付しその説明は省略する。本実施例のエンジンCPU12は、巻き取り判定部23の代わりに交換判定部25を有する。交換判定部25は、出力画素データ41と読み取り画素データ42の画素値の画素差分と閾値を比較して、閾値以上の画素差分の画素の数と上限値を比較して、中間転写ベルトクリーニング装置154を交換するか否かを判定する。
図10は、エンジンCPU12が中間転写ベルトクリーニング装置154の交換の必要性を判定する手順の一例を示すフローチャート図である。図10の手順は、画像形成プロセスを含むジョブが実行されるとスタートする。
エンジンCPU12は、画像形成プロセスを含むジョブの画像データから出力画素データ41を生成しRAM13に記憶する(S110)。これまで説明したように、画像形成プロセスを含むジョブには、コピージョブ又はプリントジョブがある。
次に、CCDセンサアレイ11は、二次転写ローラ152でトナー画像35が転写された記録媒体30を読み取り、読み取り画素データ42をRAM13に記憶する(S120)。エンジンCPU12は記録媒体30が二次転写部157を通過するタイミングをトナー画像35の位置に合わせて制御しているので、エンジンCPU12にとって記録媒体30がCCDセンサアレイ11を通過するタイミングは既知である。
次いで、差分算出部21は、出力画素データ41の画素値から読み取り画素データ42の画素値を減算することで画素差分を画素毎に算出する(S130)。
そして、差分算出部21は、画素差分と閾値を比較して、画素差分が閾値以上の画素の数をカウントする(S140)。閾値は実施例1と同じであるが、実施例1では判定対象がウェブ38の巻き取りの必要性であり、本実施例では中間転写ベルトクリーニング装置154の交換の必要性であるので、これを考慮して閾値を変えてもよい。例えば、中間転写ベルト156の汚れは画質に影響しやすいので閾値を小さくすることができる。
交換判定部25は、画素差分が閾値以上の画素の数が上限値以上か否かを判定する(S150)。この上限値も実施例1と同じであるが、中間転写ベルト156の汚れの影響性を考慮して実施例1よりも小さくしてもよい。
画素差分が閾値以上の画素の数が上限値未満の場合(S150のNo)、交換判定部25は中間転写ベルトクリーニング装置154を交換すると判定しない(S70)。すなわち、中間転写ベルトクリーニング装置154は交換されない。
画素差分が閾値以上の画素の数が上限値以上の場合(S150のYes)、交換判定部25は中間転写ベルトクリーニング装置154を交換すると判定する(S160)。すなわち、中間転写ベルト156に汚れが付着しているが中間転写ベルトクリーニング装置154では汚れが除去できないとみなす。交換判定部25は、例えば、中間転写ベルトクリーニング装置154を交換するよう促すメッセージをオペレーションパネル14に表示する。または、オペレーションパネル14に警告ランプを点灯してもよいし、ネットワークを介して接続された遠隔監視サーバにアラートを送信してもよい。こうすることで、ユーザがカスタマーエンジニアに連絡したり、カスタマーエンジニアが派遣され中間転写ベルトクリーニング装置154を交換することができる。
したがって、本実施例の画像形成装置100は、中間転写ベルト156が汚れた場合には中間転写ベルトクリーニング装置154を速やかに交換することができ、中間転写ベルト156が汚れていない場合には中間転写ベルトクリーニング装置154を交換することを防止できる。
実施例1では定着ユニット160の後に、実施例2では二次転写ローラ152の後に、CCDセンサアレイ11を配置した画像形成装置100について説明した。しかし、定着ユニット160の後ろのみにCCDセンサアレイ11を配置した画像形成装置100では、中間転写ベルト156が原因で記録媒体30に汚れが発生したにも拘わらず、ウェブ38の巻き取りを行ってしまう。この場合、定着ローラ161は記録媒体30に生じた画質の劣化の原因ではないのに、ウェブ38を無駄に巻き取り、定着ローラ161の清掃効率が下がってしまう。
また、二次転写ローラ152の後ろのみにCCDセンサアレイ11を配置した画像形成装置100では、定着ローラ161の汚れを検出できない。
そこで、これらの不都合を回避するために、転写後と定着後の両方にCCDセンサアレイ11を配置することが好ましくなる。
図11は、二次転写ユニット150と定着ユニット160の概略構成図の一例を示す。図11において図5又は図8と同一部には同一の符号を付しその説明は省略する。図11に示すように、本実施例の画像形成装置100は定着ローラ161の後と二次転写ローラ152の後の二箇所にCCDセンサアレイ11が配置されている。
図12は、画像形成装置100の機能ブロック図の一例を示す。図12において図3又は図9と同一部には同一の符号を付しその説明は省略する。本実施例のエンジンCPU12は、巻き取り判定部23及び交換判定部25を有する。この構成により、巻き取り判定部23はウェブ38を巻き取るか否か判定し、交換判定部25は中間転写ベルトクリーニング装置154を交換するか否かを判定する。
図13は、エンジンCPU12がウェブ38の巻き取りの必要性、及び、中間転写ベルトクリーニング装置154の交換の必要性を判定する手順の一例を示すフローチャート図である。図13の手順は、画像形成プロセスを含むジョブが実行されるとスタートする。
エンジンCPU12は、画像形成プロセスを含むジョブの画像データから出力画素データ41を生成しRAM13に記憶する(S210)。これまで説明したように、画像形成プロセスを含むジョブには、コピージョブ又はプリントジョブがある。
次に、CCDセンサアレイ11は、二次転写ローラ152でトナー画像35が転写された記録媒体30を読み取り、読み取り画素データ1(区別するため、二次転写ローラ152を通過後に撮影された読み取り画素データ42を読み取り画素データ1という)をRAM13に記憶する(S220)。また、CCDセンサアレイ11は、定着ローラ161でトナー画像35が定着された記録媒体30を読み取り、読み取り画素データ21(区別するため、定着ローラ161を通過後に撮影された読み取り画素データ42を読み取り画素データ2という)をRAM13に記憶する(S230)。
次いで、差分算出部21は、出力画素データ41の画素値から読み取り画素データ1の画素値を減算することで画素差分1を画素毎に算出する(S240)。また、差分算出部21は、出力画素データ41の画素値から読み取り画素データ2の画素値を減算することで画素差分2を画素毎に算出する(S250)。
そして、差分算出部21は、画素差分1と閾値を比較して、画素差分1が閾値以上の画素の数をカウントする(S260)。また、差分算出部21は、画素差分2と閾値を比較して、画素差分2が閾値以上の画素の数をカウントする(S270)。
次に、交換判定部25は、画素差分1が閾値以上の画素の数が上限値以上か否かを判定する(S280)。
画素差分1が閾値以上の画素の数が上限値以上の場合(S280のYes)、交換判定部25は中間転写ベルトクリーニング装置154を交換すると判定する(S290)。この場合、定着ローラ161も汚れている可能性があるが、まず、カスタマーエンジニアが中間転写ベルトクリーニング装置154を交換してから、定着ローラ161の汚れを判定することでウェブ38を無駄に巻き取ることを防止できる。
画素差分1が閾値以上の画素の数が上限値以上でない場合(S280のNo)、巻き取り判定部23は、画素差分2が閾値以上の画素の数が上限値以上か否かを判定する(S310)。
画素差分2が閾値以上の画素の数が上限値以上の場合(S310のYes)、巻き取り判定部23はウェブ38を巻き取ると判定する(S320)。
画素差分2が閾値以上の画素の数が上限値以上でない場合(S310のNo)、交換判定部25は中間転写ベルトクリーニング装置154を交換すると判定せず、巻き取り判定部23はウェブ38を巻き取ると判定しない(S330)。
したがって図13のような手順によれば、中間転写ベルト156が汚れている場合には、ウェブ38の巻き取りを判定しないので、ウェブ38を有効に巻き取ることができ、定着ローラ161が汚れている場合には、確実にウェブ38を巻き取り定着ローラ161をクリーニングすることができる。
実施例3の画像形成装置100が中間転写ベルト156及び定着ローラ161の汚れを検出しても、記録媒体30の画像不良が解消されない場合がある。この場合、中間転写ベルトクリーニング装置154又は定着クリーニング装置163の異常と考えられる。
しかし、ユーザとしては致命的な画像不良でなければ印刷を続行して、ドキュメントを印刷したい場合もある。一方、致命的な画像不良であれば画像形成装置100のメンテナンスをする必要がある。
そこで、本実施例では、2つの読み取り画素データ1,2を用いて、致命的な汚れか否かを判定する画像形成装置100について説明する。本実施例の画像形成装置100は、中間転写ベルトクリーニング装置154を交換後、所定期間内において、交換判定部25が連続して中間転写ベルト156に汚れがあると判定した場合、中間転写ベルトクリーニング装置154に異常があると判定する。また、交換判定部25が中間転写ベルト156に汚れがないと判定した状態で、巻き取り判定部23が連続して定着ローラ161に汚れがあると判定した場合、定着クリーニング装置163に異常があると判定する。
図14は、画像形成装置100の機能ブロック図の一例を示す。図14において図12と同一部には同一の符号を付しその説明は省略する。本実施例のエンジンCPU12はカウント部26及び印刷続行判定部27を有する。
カウント部26は、
・中間転写ベルトクリーニング装置154を交換後、所定期間内において、交換判定部25が連続して汚れによる画素値の増減があると判定した記録媒体30の数をカウントする(カウント値1)。
・交換判定部25が中間転写ベルト156に汚れがないと判定した状態で、巻き取り判定部23が連続して汚れによる画素値の増減があると判定した記録媒体30の数をカウントする(カウント値2)。
なお、「連続して」とは、紙搬送経路を通過する記録媒体30の全てに、汚れによる画素値の増減があることをいう。画素値の増減のある記録媒体30が1〜2枚程度おき毎に連続する場合、連続しているとみなすこともできる。
印刷続行判定部27は、カウント値1又はカウント値2が所定値以上の場合、印刷の続行をユーザに問い合わせ、ユーザが印刷を停止するという操作を入力した場合、印刷を停止する。
図15は、エンジンCPU12が印刷を続行するか否かを判定する手順の一例を示すフローチャート図である。図15においてS210〜S270の処理は図13と同じなので省略する。
ステップS270の後、交換判定部25は、画素差分1が閾値以上の画素の数が上限値以上か否かを判定する(S280)。
画素差分1が閾値以上の画素の数が上限値以上の場合(S280のYes)、交換判定部25は中間転写ベルトクリーニング装置154を交換してから所定期間内か否かを判定する(S410)。中間転写ベルトクリーニング装置154を交換してない場合、中間転写ベルトクリーニング装置154の耐用期間を超えている可能性があり、この場合、中間転写ベルトクリーニング装置154を交換すればよいからである。なお、交換判定部25は、最も最近、中間転写ベルトクリーニング装置154を交換した日時を記憶装置15に記憶している。
よって、中間転写ベルトクリーニング装置154を交換してから所定期間内でない場合(S410のNo)、交換判定部25は中間転写ベルトクリーニング装置154を交換すると判定する(S420)。
中間転写ベルトクリーニング装置154を交換してから所定期間内の場合(S410のYes)、カウント部26は、連続して上限値を超えたか否かを判定する(S430)。連続して上限値を超えてない場合(S430のNo)、中間転写ベルトクリーニング装置154が中間転写ベルト156をクリーニングすることで中間転写ベルト156の汚れが除去されると期待できるので、カウント部26はカウント値1をリセットする(S440)。
連続して上限値を超えていた場合(S430のYes)、中間転写ベルトクリーニング装置154に異常があるおそれがあるので、カウント部26はカウント値1をカウントアップする(S450)。
この場合、カウント部26はカウント値1が所定値以上か否かを判定する(S460)。カウント値1が所定値以上の場合(S460のYes)、中間転写ベルトクリーニング装置154を交換したばかりなのに、中間転写ベルト156に汚れがありそれが除去されないことになるので、印刷続行判定部27は印刷を続行するか否かをユーザに問い合わせる(S470)。
具体的には、印刷続行判定部27はオペレーションパネル14に「記録媒体に汚れが付いているおそれがあります。印刷を続行しますか?」というメッセージと「する」ボタン及び「しない」ボタンを表示する。印刷続行判定部27は、「する」ボタン又は「しない」ボタンの選択を受け付けて、ユーザの意志を判定する。
ステップS280に戻り、画素差分1が閾値以上の画素の数が上限値以上でない場合(S280のNo)、巻き取り判定部23は、画素差分2が閾値以上の画素の数が上限値以上か否かを判定する(S510)。画素差分2が閾値以上の画素の数が上限値以上でない場合(S510のNo)、交換判定部25は中間転写ベルトクリーニング装置154を交換すると判定せず、巻き取り判定部23はウェブ38を巻き取ると判定しない(S570)。
画素差分2が閾値以上の画素の数が上限値以上の場合(S510のYes)、巻き取り判定部23はウェブ38を巻き取ると判定する(S520)。
そして、カウント部26は、連続して上限値を超えたか否かを判定する(S530)。連続して上限値を超えてない場合(S530のNo)、定着クリーニング装置163が定着ローラ161をクリーニングすることで定着ローラ161の汚れが除去されると期待できるので、カウント部26はカウント値2をリセットする(S540)。
連続して上限値を超えていた場合(S530のYes)、定着クリーニング装置163に異常があるおそれがあるので、カウント部26はカウント値2をカウントアップする(S550)。
この場合、カウント部26はカウント値2が所定値以上か否かを判定する(S560)。カウント値2が所定値以上の場合(S560のYes)、定着クリーニング装置163がウェブ38を巻き上げても定着ローラ161に汚れがありそれが除去されないことになるので、印刷続行判定部27は印刷を続行するか否かをユーザに問い合わせる(S470)。S470の判定はすでに説明したとおりである。
ステップS470において、ユーザはすでに印刷された記録媒体30の画像品質を目視して、許容範囲か否かを判断し、「する」ボタン又は「しない」ボタンを押下することができる。そして、印刷続行判定部27は、ユーザが「する」ボタンを選択した場合には、印刷を続行する(S480)。なお、原稿がまだ残っている場合はステップS210から処理が繰り返されるので、1つのジョブを実行している間は、印刷続行判定部27は再度、ユーザに印刷の続行を問い合わせ判定しないようにする。こうすることでユーザは1枚の印刷が完了する毎に「する」ボタンを押下する必要がなくなり、操作性を向上できる。
なお、カウント値2が所定値以上の場合に印刷を続行するか否かは、初期設定画面などからユーザが予め設定しておくこともできる。
印刷続行判定部27は、ユーザが「しない」ボタンを選択した場合には、印刷を停止する(S490)。よって、原稿がまだ残っている場合は、残りの原稿は印刷されない。
そして、印刷続行判定部27は、ユーザが「する」ボタンを選択しても「しない」ボタンを選択しても、中間転写ベルトクリーニング装置154又は定着クリーニング装置163に異常がある可能性が高いので、ユーザにメンテナンスを促す(S500)。印刷続行判定部27は、オペレーションパネル14に、例えば「クリーニング装置に異常があるおそれがあります。カスタマーエンジニアにメンテナンスを依頼して下さい。」というメッセージを表示する。ユーザは、速やかにメンテナンスを依頼することができる。
以上のように本実施例の画像形成装置100は、連続して汚れによる画素値の増減が生じた記録媒体30の数をカウントすることで、中間転写ベルトクリーニング装置154又は定着クリーニング装置163に異常を検出できる。また、異常があってもユーザが望む場合には印刷を続行することもできる。
実施例4では、ユーザが印刷を続行した場合、画像品質の低下した記録媒体30をそのまま印刷した。しかし、ユーザとしては、画像品質の低下していない記録媒体30の出力を望む場合がある。
そこで、本実施例では、出力画素データ41及び印刷条件をRAM13に保存しておいて、メンテナンスが終了した後に、カスタマーエンジニア(又はユーザ)がオペレーションパネル14から再印刷を指示できる画像形成装置100について説明する。なお、印刷条件には、用紙サイズ、紙種、両面/片面、モノクロ/カラー、ステープル有無などが含まれる。
図16は、画像形成装置100の機能ブロック図の一例を示す。図16において図14と同一部には同一の符号を付しその説明は省略する。本実施例のエンジンCPU12は画像データ保持部28を有する。
画像データ保持部28は、カウント部26がカウント値1が所定値以上であると判定した場合又はカウント値2が所定値以上であると判定した場合、出力画素データ41及び印刷条件を記憶装置15に記憶する。画像データ保持部28は、出力画素データ41及び印刷条件を記憶したことを、記憶装置15にフラグを立てるなどして登録しておく。
メンテナンスが完了した後、中間転写ベルトクリーニング装置154又は定着クリーニング装置163は交換の完了をエンジンCPU12に通知する。すると、画像データ保持部28は、フラグにより出力画素データ41及び印刷条件を記憶したことを検出し、オペレーションパネル14は出力画素データ41及び印刷条件を記憶している旨のメッセージを表示したり、ランプを点灯する。カスタマーエンジニア又はユーザはメッセージやランプを見て、出力画素データ41及び印刷条件が記憶されていると判断し、オペレーションパネル14から再印刷を指示する。
画像データ保持部28は、この操作を受け付けて記憶装置15に記憶されている印刷条件に基づき出力画素データ41を再度印刷する。こうすることで、ユーザは画像品質の低下していない記録媒体30を印刷できる。
図17は、エンジンCPU12が出力画素データ41を再印刷する手順の一例を示すフローチャート図である。図15の手順と異なるのは、カウント値1が所定値以上の場合又はカウント値2が所定値以上の場合、画像データ保持部28が出力画素データ41と印刷条件を記憶する点である(S610)。
その後、印刷続行判定部27は印刷を続行するか否かをユーザに問い合わせる(S470)。印刷続行判定部27は、ユーザが「する」ボタンを選択した場合には、印刷を続行し(S480)、ユーザが「しない」ボタンを選択した場合には、印刷を停止する(S490)。
そして、印刷続行判定部27は、ユーザが「する」ボタンを選択しても「しない」ボタンを選択しても、中間転写ベルトクリーニング装置154又は定着クリーニング装置163に異常がある可能性が高いので、ユーザにメンテナンスを促す(S500)。
次に、カスタマーエンジニアがメンテナンスを完了すると、画像データ保持部28が中間転写ベルトクリーニング装置154又は定着クリーニング装置163の交換をセンサやカスタマーエンジニアの操作により検知する(S620)。
画像データ保持部28は、ユーザ等の再印刷の操作を受け付けて記憶装置15に記憶された出力画素データ41を印刷条件に従い、印刷する(S630)。
本実施例の画像形成装置100によれば、メンテナンスが完了した後、画像品質の低下していない記録媒体30を出力することができる。
ユーザによっては画像品質の低下した記録媒体30を、画像品質の低下していない記録媒体30と区別したい場合がある。例えば、社外に提出する資料となる記録媒体の画像品質が低下していることは好ましくない。しかし、複数ページのドキュメントではどのページで画像品質が低下したか不明となることもあり、この場合ユーザは全ページを目視して、画像品質が低下したか否かを判定しなければならない。
そこで、本実施例では、画像品質が低下した記録媒体30を、画像品質が低下していない記録媒体30と異なる排紙トレイ180に排紙する画像形成装置100について説明する。
図18は、画像形成装置100の排紙トレイ180の一例を示す図である。画像形成装置100の排紙口には、上下に移動可能な移動式排紙トレイ181が配置されている。移動式排紙トレイ181が上側に位置する場合、排紙された記録媒体30は移動式排紙トレイ181に載置される。移動式排紙トレイ181が下側に位置する場合、排紙された記録媒体30は排紙トレイ180に載置される。よって、エンジンCPU12が、画像品質が低下したと判定した場合、移動式排紙トレイ181を下側に移動することで、画像品質が低下した記録媒体30を移動式排紙トレイ181に載置することができる。こうすることで、画像品質の低下した記録媒体30と画像品質の低下していない記録媒体30とが混在して載置されることを防止できる。
図19は、エンジンCPU12が移動式排紙トレイ181を移動させる手順を示すフローチャート図の一例である。移動式排紙トレイ181は実施例1〜5のいずれにも適用できるが、図19は実施例1に適用した場合の手順を示す。
ステップS50において、巻き取り判定部23は、画素差分が閾値以上の画素の数が上限値以上か否かを判定する(S50)。
画素差分が閾値以上の画素の数が上限値未満の場合(S50のNo)、巻き取り判定部23はウェブ38を巻き取ると判定しない(S70)。すなわち、ウェブ38は送出されない。
この場合、エンジンCPU12は移動式排紙トレイ181を上側に移動させる(S72)。
また、画素差分が閾値以上の画素の数が上限値以上の場合(S50のYes)、巻き取り判定部23はウェブ38を巻き取ると判定する(S60)。すなわち、定着ローラに汚れが付着しているとみなして、ウェブ38を巻き取る。この場合、エンジンCPU12は移動式排紙トレイ181を下側に移動させる(S74)。
本実施例の画像形成装置100によれば、記録媒体30の画像品質に基づき、排出先を切り替えるので、画像品質の低下した記録媒体30と画像品質の低下していない記録媒体30とが混在して載置されることを防止できる。
11 CCDセンサアレイ
12 エンジンCPU
13 RAM
14 オペレーションパネル
15 記憶装置
16 プログラム
30 記録媒体
100 画像形成装置
110 スキャナユニット
120 書き込みユニット
130 現像ユニット
140 中間転写ユニット
150 二次転写ユニット
152 二次転写ローラ
154 中間転写ベルトクリーニング装置
160 定着ユニット
161 定着ローラ
162 加圧ローラ
163 定着クリーニング装置
特開2001−005327号公報

Claims (12)

  1. トナー画像を記録媒体に定着させて画像を形成する画像形成装置であって、
    印刷対象の印刷用画像データを記憶する記憶手段と、
    記録媒体に転写された後、排紙される前にトナー画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像した撮像画像データを記憶する記憶手段と、
    前記印刷用画像データの画素値と前記撮像画像データの画素値の差分値を所定の領域毎に算出する差分算出手段と、
    前記差分値が閾値以上の領域の数に応じて、記録媒体が接触する部材に汚れが付着しているか否かを判定する汚れ判定手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記汚れ判定手段は、前記数が上限値以上の場合、第一の部材をクリーニングするクリーニングウェブを巻き上げる、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記汚れ判定手段は、前記数が上限値以上の場合、第二の部材をクリーニングするクリーニング装置を交換すると判定する、ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. トナー画像を記録媒体に定着させて画像を形成する画像形成装置であって、
    印刷対象の印刷用画像データを記憶する記憶手段と、
    記録媒体に転写された後、定着ユニットを通過するまでに前記トナー画像を撮像する第一の撮像手段と、
    前記定着ユニットを通過してから前記トナー画像を撮像する第二の撮像手段と、
    前記第一の撮像手段が撮像した第一の撮像画像データ及び前記第二の撮像手段が撮像した第二の撮像画像データを記憶する記憶手段と、
    前記印刷用画像データの画素値と前記第一の撮像画像データの画素値の第一の差分値、及び、前記印刷用画像データの画素値と前記第二の撮像画像データの画素値の第二の差分値、を所定の領域毎に算出する差分算出手段と、
    前記第一の差分値が閾値以上の領域の第一の数、又は、前記第二の差分値が閾値以上の領域の第二の数に基づき、記録媒体が接触する部材に汚れが付着しているか否かを判定する汚れ判定手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記汚れ判定手段は、前記第二の数が上限値以上の場合、第二の部材をクリーニングするクリーニング装置を交換すると判定し、
    前記第二の数が上限値以上でなく、前記第一の数が上限値以上の場合にのみ、第一の部材をクリーニングするクリーニングウェブを巻き上げると判定する、ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記汚れ判定手段が、前記部材が汚れていると判定する前記撮影画像データが所定数以上連続した場合、当該画像形成装置をメンテナンスすべきであると判定するメンテナンス判定手段、
    を有することを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記汚れ判定手段が、前記部材が汚れていると判定する前記撮影画像データが所定数以上連続した場合、印刷を継続するか否かをユーザに問い合わせる問い合わせ手段、
    を有することを特徴とする1〜5いずれか1項記載の画像形成装置。
  8. 前記汚れ判定手段が、前記部材が汚れていると判定する前記撮影画像データが所定数以上連続した場合、前記印刷用画像データを記憶手段に記憶しておき、メンテナンスの完了後、印刷する画像データ保持手段、
    を有することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  9. 前記汚れ判定手段が、前記部材が汚れていると判定した前記撮影画像データが定着された記録媒体と、汚れていないと判定しなかった前記撮影画像データが定着された記録媒体とを、異なる排紙先に排紙する、
    ことを特徴とする請求項1〜8いずれか1項記載の画像形成装置。
  10. 前記部材は定着ローラ又は中間転写ベルトである、
    ことを特徴とする請求項1〜9いずれか1項記載の画像形成装置。
  11. ユーザの設定を受け付けて前記閾値を切り替える設定受け付け部を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜10いずれか1項記載の画像形成装置。
  12. トナー画像を記録媒体に定着させて画像を形成する画像形成装置のクリーニング部材搬送制御方法であって、
    印刷対象の印刷用画像データを記憶手段に記憶するステップと、
    撮像手段が、記録媒体に転写された後、排紙される前にトナー画像を撮像するステップと、
    前記撮像手段が撮像した撮像画像データを記憶手段に記憶するステップと、
    差分算出手段が、前記印刷用画像データの画素値と前記撮像画像データの画素値の差分値を所定の領域毎に算出するステップと、
    汚れ判定手段が、前記差分値が閾値以上の領域の数に応じて、記録媒体が接触する部材に汚れが付着しているか否かを判定するステップと、
    クリーニング部材搬送手段が、クリーニング部材搬送するステップと、
    を有することを特徴とするクリーニング部材搬送制御方法。
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JP2014095836A (ja) * 2012-11-09 2014-05-22 Konica Minolta Inc 画像形成装置
JP2016087895A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム
JP2020140087A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 株式会社リコー 画像形成装置および画像形成方法

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