JP5626533B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
前記用紙は、通常、給紙トレイに収納され、画像形成に際しては、用紙搬送部によって給紙トレイから給紙され、画像形成部に搬送される。また、表面側に画像形成された用紙は、所望により反転搬送部で反転して搬送し、給紙搬送部に環流させることで、裏面側に対し画像形成を行うことができる。
よって、表面レジスト部で補正する片寄りの要因は、給紙時の片寄りと搬送時の片寄りの2つの要因が主となるが、用紙補給が頻繁に行われることから、給紙時の片寄りが要因となることが多い。
画像を形成して用紙に前記画像を転写する画像形成部と、
前記用紙を搬送する用紙搬送部と、
前記画像形成に備えて前記搬送途中の用紙を通紙交差方向に移動させて前記用紙の片寄りを補正する片寄り補正部と、
前記搬送途中の用紙の通紙交差方向の位置を測定する用紙位置測定部と、
前記画像形成および前記片寄り補正部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記用紙位置測定部の測定結果を受け、該測定結果に応じて前記片寄り補正部による前記片寄りの補正を行い、さらに前記片寄り補正後に、前記片寄り補正部を基準位置に復帰させる復帰動作を開始するか否かの切り換えの決定を行うことを特徴とする。
画像を形成して用紙に前記画像を転写する画像形成部と、
前記用紙を搬送する用紙搬送部と、
前記画像形成に備えて前記搬送途中の用紙を通紙交差方向に移動させて前記用紙の片寄りを補正する片寄り補正部と、
前記搬送途中の用紙の通紙交差方向の位置を測定する用紙位置測定部と、
前記画像形成および前記片寄り補正部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記用紙位置測定部の測定結果を受け、該測定結果に応じて前記片寄り補正部による前記片寄りの補正を行い、さらに前記片寄り補正後に前記片寄り補正部を基準位置に復帰させる復帰動作の実行に関する判定を行い、前記復帰動作を開始するか否かを前記用紙搬送部を搬送される用紙の紙間に応じて決定することを特徴とする。
第4の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第3の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記復帰動作の移動量の決定を行うことを特徴とする。
画像を形成して用紙に前記画像を転写する画像形成部と、
前記用紙を搬送する用紙搬送部と、
前記画像形成に備えて前記搬送途中の用紙を通紙交差方向に移動させて前記用紙の片寄りを補正する片寄り補正部と、
前記搬送途中の用紙の通紙交差方向の位置を測定する用紙位置測定部と、
前記画像形成および前記片寄り補正部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記用紙位置測定部の測定結果を受け、該測定結果に応じて前記片寄り補正部による前記片寄りの補正を行い、さらに前記片寄り補正後に前記片寄り補正部を基準位置に復帰させる復帰動作の実行に関する判定を行い、前記片寄り補正部による用紙毎の片寄り補正量を累積し、累積量が前記片寄り補正部の制御リミットに到達したら、あるいは制御リミットに到達すると判断した場合、紙間を確保して前記復帰動作を実行させることを特徴とする。
第10の本発明の画像形成装置は、前記第7〜第9の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記復帰動作の実行に関する判定が、復帰動作を開始するか否かの切り換え、または/および復帰動作の移動量の決定であることを特徴とする。
第11の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第10の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記紙間が変更されて紙間が十分に大きくなると判断した際に、前記紙間の時間内に前記復帰動作を実行させることを特徴とする。
第12の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第11の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記片寄り補正量の傾向に応じて前記基準位置を変更することを特徴とする。
図1は、本発明の画像形成装置1の機械的構成を示す図であり、以下に説明する。
図1において、10は画像形成部、30は原稿読み取り部である。
原稿読み取り部30では、自動原稿搬送装置(図1では省略)で搬送される原稿、またはプラテン31上に配置された原稿の画像を読み取り、一旦、図示しない画像メモリなどに記録される。
画像形成部10では、各色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックなど)用にそれぞれ用意された感光体11C、11M、11Y、11Kを有し、各感光体11C、11M、11Y、11Kの周線部に帯電器12C、12M、12Y、12K、書き込み部13C、13M、13Y、13K、現像ユニット14C、14M、14Y、14Kが配設されていており、帯電器12C、12M、12Y、12Kによって帯電した感光体11C、11M、11Y、11K表面は、画像メモリなどに記録された原稿の画像情報に基づいて書き込み部13C、13M、13Y、13Kにより像露光が行われ、感光体11C、11M、11Y、11K表面には潜像が形成される。該潜像は現像ユニット14C、14M、14Y、14Kによって現像がなされてトナー像となる。トナー像は、中間転写ベルト16に転写され、該中間転写ベルト16から二次転写ローラ18によって搬送路22で搬送される用紙に転写される。転写された用紙は定着装置19によって加熱定着されて排紙部に画像形成出力(プリント)がなされる。搬送路22は、本発明の用紙搬送部の一部を構成している。
なお、上記した各感光体11C、11M、11Y、11Kは、図示しない駆動モータによって回転駆動され、中間転写ベルト16も同じく図示しない駆動モータによって回転駆動される。
搬送路22は、用紙を給紙し搬送するものであり、本発明の用紙搬送部の一部を構成する。搬送路22では、各給紙トレイ21に収容されている用紙が給紙され、レジストローラ23を経て、二次転写ローラ18に搬送される。二次転写ローラ18では、用紙上に中間転写ベルト16上のカラー画像が転写される。カラー画像が転写された用紙は、定着装置19にて熱と圧力とを加えることにより用紙上のトナー像が定着され、片面モードのフェイスアップでは装置外に排出される。
また、画像形成装置1の本体上部には操作部140が設置され、各種の設定入力や表示をおこなうことができる。
画像形成装置1は、主要な構成として、制御ブロック110とスキャナ部130と操作部140とプリンタ部150とを有するコピア本体と、LANを通して外部機器2(例えば端末)との間で入出力される画像データを処理する画像処理手段(プリント&スキャナコントローラー)160とを備えている。
画像制御CPU113は、画像形成装置1の全体を制御し、また画像形成装置全体の状態把握を行うものであり、画像形成制御、片寄り補正制御などを行う。すなわち、画像制御CPU113は、本発明の制御部の一部として機能する。
先ず、画像形成装置1において画像データを蓄積する手順について説明する。
スキャナ部130で原稿の画像を読み取り画像データを生成する場合、スキャナ部130において原稿からCCD131により原稿の画像を光学的に読み取る。この際には、画像制御CPU113から指令を受けるスキャナ制御部132によってCCD131の動作制御を行う。CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデータ処理がなされ、データ処理された画像データは、圧縮IC118において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ120に格納される。圧縮メモリ120に格納された画像データは、画像制御CPU113によってジョブとして管理することができる。
画像形成装置1で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンタとして使用する場合、圧縮メモリ120に格納された画像データをDRAM制御IC111を介して伸長IC125に送出してデータを伸長し、伸長したデータを書き込み処理部126に送出し、LD152において各感光体11C、11M、11Y、11Kへの書き込みを行う。
また、各感光体11C、11M、11Y、11Kでは、中間転写ベルト16にトナー像が転写された後、各クリーニング部15C、15M、15Y、15Kによって残留トナーが除去される。また、中間転写ベルト16においても同様に、用紙にトナー像が転写された後、クリーニング部17によって残留トナーが除去される。
搬送路22には、二次転写ローラ18の搬送方向手前側にレジスト部が設けられており、レジスト部は上下に対となるレジストローラ23で構成されている。レジストローラ23では、搬送路22を搬送される用紙の先端を当ててループを形成することで用紙の斜行を修正する。レジストローラ23でのループ作成完了後、中間転写ベルト16上の画像に合わせてレジストローラ23を搬送方向に回転駆動し、用紙Pを二次転写ローラ18へ搬送する。また、レジストローラ23は、用紙Pを挟んで用紙Pを主走査方向(通紙交差方向)に移動(揺動)させることができる。したがって、レジストローラ23は、本発明の片寄り補正部を構成する。レジストローラ23の揺動は、画像制御CPU113で制御される。ただし、本発明としては片寄り補正部の構成がレジストローラ23に限定されるものではない。
また、 レジストローラ23の搬送方向直後には、主走査方向に沿ってCCDなどで構成されるラインセンサ230が配置されている。ラインセンサ230は、用紙Pの端部位置を読み取り、その結果が画像制御CPU113に送信される。ラインセンサ230は、本発明の用紙位置測定部に相当する。
ラインセンサ230では、上記のように搬送される用紙Pの搬送方向に沿った用紙端が検知され、画像制御CPU113に検知結果が送信される。画像制御CPU113では、給紙の際に所定のサイズの用紙を選択しており、搬送中の用紙のサイズは把握されている。そして、画像制御CPU113は、上記用紙サイズとラインセンサ230による検知結果とから用紙中心P0の位置を判定する。また、画像制御CPU113では、中間転写ベルト16上に作像している画像中心G0を設定しており、この例では、画像中心G0は中間転写ベルト16のセンターラインに一致している。画像制御CPU113では前記用紙中心P0と前記画像中心G0との差分を算出する。この差分が用紙の片寄り量xになっている。
画像形成装置では、画像制御CPU113において、上記片寄り量xに基づいて、用紙中心P0が画像中心G0に揃うようにレジストローラ23の揺動量−xを決定し、その後、決定した揺動量−xだけレジストローラ23を基準位置HPから揺動させて用紙Pを補正量−xだけ移動させる。これにより画像中心G0と用紙中心P0とが合致し、レジストローラ23で送られる用紙が二次転写ローラ18へ送り込まれる。こうすることで、用紙Pの主走査方向の片寄りを補正し、画像位置に合わせることができる。また、上記揺動により、レジストローラ23の中心23aは、基準位置HPから距離−xを隔てて位置している。
これに対し本願発明では、片寄り補正の動作後、規準位置HPへの復帰動作の実行に関する判定を行っている。この判定は、画像制御CPU113によって行うことができる。
復帰動作の実行に関する判定としては、復帰動作を開始するか否かの切り換え、または復帰動作量の決定が挙げられる。
用紙の紙間およびレジストローラ23における揺動機構の移動時間を下記の条件とする。
紙間距離:L mm
用紙の搬送速度:V mm/sec
揺動機構の移動時間:Tsec
条件式 T<L/V
上記条件式を満たす場合、紙間の時間内にレジストローラ23による復帰動作を完了することができ、画像制御CPU113では復帰動作を開始させる。一方、上記条件式を満たさない場合、紙間の時間内にレジストローラ23による復帰動作を完了することができないため、画像制御CPU113では復帰動作を開始しないものとすることができる。
また、復帰動作の実行の判定においては、復帰動作の開始の有無ではなく、上記のように復帰動作の動作量(移動量)を設定することもできる。
上記の例では、復帰動作の移動量をL/V秒以下に設定することができる。この時間内の移動量に留めることで紙間の時間内に復帰動作における移動を停止することができる。
紙間が十分に大きいと判定される場合、復帰動作の開始の決定の他、復帰動作における移動量を設定してもよい。
例えば、画像形成後の後処理に制約を受けて紙間を大きくする場合がある。
図5は、ステープルモードの際の用紙搬送状態を示すものである。搬送速度Vで搬送されている用紙Pの紙間がLである際に、後処理におけるステープル動作によって紙間をL1(L1>L)に変更する場合、この紙間L1の時間内にレジストローラ23の復帰動作を実行させることができる。
画像形成に関する補正としては、濃度補正、ドラム電位補正などが例示される。搬送経路上の制約としては、レジスト位置から搬送パスが短い給紙トレイから搬送パスが長い給紙トレイへの切り換えなどが例示される。線速変更としては、給紙トレイが切り替わり搬送速度が変更された場合などが例示される。
紙間の変更は、一時的な変更の場合があり、また、その後、変更された紙間で画像形成処理がなされる場合もある。
以下に、片寄り補正量の傾向に従って基準位置を変更する例を説明する。
片寄り補正量の傾向は、画像制御CPU113で把握されており、所定枚数(この例ではn枚)のプリント毎の補正量(この例ではレジストローラの揺動距離)の平均を補正量の傾向としている。揺動距離の例を表2に示す。n回の平均の揺動距離は0.1mmであり、片寄り補正部の基準位置を0.1mm変更することで、その後のプリント毎の揺動距離を小さくできる可能性が大きくなる。さらに、片寄り補正後の復帰動作に要する時間も短くなり、本発明と相俟って片寄り補正を適正に行いつつ生産性への影響をより小さくすることができる。なお、片寄り補正量の傾向は、用紙が給紙されている給紙トレイ毎に判定することができ、用紙が給紙されている給紙トレイに応じて基準位置を設定し、また変更処理を行うことができる。
また、制御リミットが設定されている状態で、制御リミットに達した場合、または、制御リミットに到達することが予測されると判定される場合、片寄り補正部の復帰動作を強制的に行うようにしてもよい。制御リミットに到達すると予測する判定は、片寄り補正量の傾向(例えば平均値や最大量など)から、後のプリントで制御リミットに到達する時点を予測することによって行うことができる。片寄り補正部の復帰動作を行う際に紙間の制約がある場合は、紙間を大きくして復帰動作を行うようにすることができる。
表3は、用紙へのプリント毎の片寄り補正量(この例ではレジストローラの揺動距離)を記録して累積量とともに示すものである。プリント毎の片寄り補正量および累積量は制御部に備える不揮発メモリやRAMなどの記憶部に格納して適宜読み出すことができる。
制御リミットに到達するまで、到達すると予測されないまでなどでは、片寄り補正部の復帰動作を省略することで復帰動作に要する時間を短縮して紙間を詰めて生産性を上げることを可能にする。
画像形成装置が動作スタートし、プリント開始を待機する(ステップs1)。プリントが開始されると(ステップs1、YES)、レジストローラ23の基準位置HP、すなわち中間転写ベルト16の画像基準位置に合わせて画像を形成する(ステップs2)。
次いで給紙トレイ21から給紙を開始し、搬送路22を通して用紙を搬送する(ステップs3)。搬送路22で搬送される用紙は、ラインセンサ230で搬送方向に沿った用紙の端部を測定し、画像制御CPU113で用紙中心を算出する(ステップs4)。算出した用紙中心は、不揮発メモリ115などの記憶部に格納する(ステップs5)。画像制御CPU113では、算出した用紙中心に基づいて用紙のずれ量を判定する。次いでレジストローラ23の基準位置HPへの復帰判定処理を行う(ステップs6)。
先ず、ずれ量を検出した用紙に対する画像が、作成中の最後の画像か否かを判定する(ステップs60)。中間転写ベルト16には、複数の潜像の形成が可能である。
ずれ量を検出した用紙に対する画像が作成中の最後の画像である場合(ステップs60、YES)、レジストローラ23の揺動量が制御リミットを越えるか否かの判定がなされる(ステップs62)。一方、ずれ量を検出した用紙に対する画像が作成中の最後の画像でない場合(ステップs60、NO)、作成中の画像枚数+枚数分(この例では1枚)のずれ量を加算して、レジストローラの揺動量を予測する(ステップs61)。予測では、ずれ量の平均値を枚数分またはずれ量最大値を枚数分、累積値に加算して行う。ステップs61の後、予測されたずれ量が制御リミットを越えるか否かの判定を行う(ステップs62)。
一方、揺動量が制御リミットを越えないと判定される場合(ステップs62、NO)、次の用紙の紙間が十分に開いているか、復帰動作を行う該当機種か否かの判定を行う(ステップs63)。用紙の間隔が十分に開いているか否かの判定となる紙間のデータは予め設定して記憶部に格納しておき、該判定で読み出される。十分に開いている紙間のデータとしては、通常、該紙間の時間内にレジストローラ23の復帰動作を完了できるものが設定されている。
なお、次の用紙の紙間が十分に開いておらず、復帰動作を行う該当機種でもない場合(ステップs63、NO)、HP復帰用IDを設定することなくHP復帰判定処理を終了する。
揺動制御の実施(ステップs7)後、中間転写ベルト16に形成された画像を二次転写ローラ18を回して用紙に転写する(ステップs8)。次いで、用紙がレジストローラ23を抜けるのを待機する(ステップs9)。用紙がレジストローラ23を抜けると(ステップs9、YES)、当該用紙がHP復帰用IDに関わるものか否かの判定がなされる(ステップs10)。HP復帰用IDが与えられていなければ(ステップs10、NO)、プリント終了の判定処理(ステップs13)に移る。レジストローラ23を抜けた用紙にHP復帰用IDが与えられていれば(ステップs10、YES)、HP復帰処理を実行する(ステップs11)。
先ず、次の用紙との紙間の時間内にレジストローラ23を基準位置HPまで移動可能な否かの判定を行う(ステップs110)。該判定は、前記した条件式によって行うことができる。次の用紙との紙間の時間内に基準位置HPまで移動可能な場合(ステップs110、YES)、移動先を基準位置HPに設定する(ステップs111)。
次の用紙との紙間の時間内に基準位置HPまで移動不可の場合(ステップs110、NO)、紙間をHP復帰可能なものに設定する(ステップs112)。ステップs111、s112の後、レジストローラ23における揺動機構の復帰動作を実施し(ステップs113)、HP復帰処理を終了する。
上記の制御手順によって、用紙の片寄り補正を行いつつ、片寄り補正後の復帰動作の実行判定を行い、生産性の向上を図ることを可能にしている。
この制御手順では、初期設定として片寄り補正部の補正量の傾向を求めるプリント用紙の枚数としてn枚が設定されている。
その後、ステップs2からステップs6(HP復帰判定処理)を経て、揺動制御(ステップs7)、用紙への画像転写(ステップs8)が行われる。HP復帰判定処理は、前記手順と同様に行われる(ステップs60、s61、s62、s63、s64)。また、揺動制御(ステップs7)では、各プリント毎の揺動量が累積量とともにRAMなどの記憶部に記憶される。
次いで、レジストローラ23を用紙が抜けるのを待機し(ステップs9)。この例の制御手順では、用紙がレジストローラ23を抜けると(ステップs9、YES)、HP変更判定処理(ステップs20)が実行される。
ステップs13で、プリントが終了していないと判定されると、Nに1を加算して(N=N+1)、ステップs2に移行し、上記と同様に手順を繰り返す。
この手順によれば、HP位置を変更することで、レジストローラ23の移動量を小さくし、また復帰に要する時間を短くでき、生産性の向上を図ることがより可能になる。
10 画像形成部
16 中間転写ベルト
18 二次転写ローラ
21 給紙トレイ
22 搬送路
23 レジストローラ
230ラインセンサ
19 定着装置
113 画像制御CPU
115 不揮発メモリ
140 操作部
Claims (15)
- 画像を形成して用紙に前記画像を転写する画像形成部と、
前記用紙を搬送する用紙搬送部と、
前記画像形成に備えて前記搬送途中の用紙を通紙交差方向に移動させて前記用紙の片寄りを補正する片寄り補正部と、
前記搬送途中の用紙の通紙交差方向の位置を測定する用紙位置測定部と、
前記画像形成および前記片寄り補正部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記用紙位置測定部の測定結果を受け、該測定結果に応じて前記片寄り補正部による前記片寄りの補正を行い、さらに前記片寄り補正後に、前記片寄り補正部を基準位置に復帰させる復帰動作を開始するか否かの切り換えの決定を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 画像を形成して用紙に前記画像を転写する画像形成部と、
前記用紙を搬送する用紙搬送部と、
前記画像形成に備えて前記搬送途中の用紙を通紙交差方向に移動させて前記用紙の片寄りを補正する片寄り補正部と、
前記搬送途中の用紙の通紙交差方向の位置を測定する用紙位置測定部と、
前記画像形成および前記片寄り補正部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記用紙位置測定部の測定結果を受け、該測定結果に応じて前記片寄り補正部による前記片寄りの補正を行い、さらに前記片寄り補正後に前記片寄り補正部を基準位置に復帰させる復帰動作の実行に関する判定を行い、前記復帰動作を開始するか否かを前記用紙搬送部を搬送される用紙の紙間に応じて決定することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、前記復帰動作を開始するか否かを前記用紙搬送部を搬送される用紙の紙種または/および坪量に応じて決定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記復帰動作の移動量の決定を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記復帰動作の移動量を前記用紙搬送部を搬送される用紙の紙間に応じて決定することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記復帰動作の移動量を前記用紙搬送部を搬送される用紙の紙種または/および坪量に応じて決定することを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
- 画像を形成して用紙に前記画像を転写する画像形成部と、
前記用紙を搬送する用紙搬送部と、
前記画像形成に備えて前記搬送途中の用紙を通紙交差方向に移動させて前記用紙の片寄りを補正する片寄り補正部と、
前記搬送途中の用紙の通紙交差方向の位置を測定する用紙位置測定部と、
前記画像形成および前記片寄り補正部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記用紙位置測定部の測定結果を受け、該測定結果に応じて前記片寄り補正部による前記片寄りの補正を行い、さらに前記片寄り補正後に前記片寄り補正部を基準位置に復帰させる復帰動作の実行に関する判定を行い、前記片寄り補正部による用紙毎の片寄り補正量を累積し、累積量が前記片寄り補正部の制御リミットに到達したら、あるいは制御リミットに到達すると判断した場合、紙間を確保して前記復帰動作を実行させることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、前記制御リミットを可変とすることを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、片寄りの補正量の傾向によって前記制御リミットを決定することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記復帰動作の実行に関する判定が、復帰動作を開始するか否かの切り換え、または/および復帰動作の移動量の決定であることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記紙間が変更されて紙間が十分に大きくなると判断した際に、前記紙間の時間内に前記復帰動作を実行させることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記片寄り補正量の傾向に応じて前記基準位置を変更することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、用紙搬送部に用紙を給紙する給紙トレイを切り替える場合、紙間を確保して前記復帰動作を実行させることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記用紙搬送部に、前記搬送途中の前記用紙の先端位置を合わせるレジスト部を有し、前記片寄り補正部は、前記レジスト部を通過する用紙の片寄りを補正するものであることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記片寄り補正部は、前記レジスト部に備えるレジストローラを揺動する機構により構成されていることを特徴とする請求項14記載の画像形成装置。
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