JP2006011146A - 画像形成装置、並びに画像形成装置の清掃方法および清掃装置 - Google Patents

画像形成装置、並びに画像形成装置の清掃方法および清掃装置 Download PDF

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Abstract

【課題】自動清掃機能を持つ画像形成装置において、簡易な仕組みで、ジャム発生に起因する用紙汚れを防止できるようにする。
【解決手段】用紙搬送清掃制御部328は、擬似的な画像形成処理を行なうことで清掃印刷を行なうように制御する。一例として、搬送異常を来たした記録媒体が搬送部352から取り除かれた後(S114)、通常の画像形成処理の再開前に白色印刷を行なう(S130)。この際、白色印刷を利用した清掃印刷を行なうか否かのユーザ指示をユーザ指示受付部332にて受け付けてから実行する(S122−YES)。また、1回目の白色印刷を利用した清掃印刷を実行した後には、再度、白色印刷を利用した清掃印刷を行なうか否かのユーザ指示をユーザ指示受付部332にて受け付け、白色印刷を利用した清掃印刷を行なわないというユーザによる意思表示があるまで(S122−NO)、白色印刷による清掃印刷を複数回繰り返して行なう。
【選択図】図5

Description

本発明は、たとえばプリンタ装置、ファクシミリ装置、あるいはそれらの機能を有する複合機など、トナー(現像剤)やインクなどの色剤を用いて画像を形成する画像形成装置、並びに画像形成装置に使用される清掃(クリーニング)方法および清掃(クリーニング)装置に関する。
たとえば、レーザプリンタを代表とする、電子写真複写装置や静電情報記録装置などの電子写真方式を利用した複写機やプリンタ装置など、トナー(現像剤)やインクなどの色剤(色材、現像剤)を用いて所定の出力媒体上に画像を形成する画像形成装置は、たとえば、オフィス機器などとして用いられている。これらは、高い生産性が要求されるため、故障による遅滞が許容されず、たとえば、故障を速やかに検知して解決すること、あるいはユーザに対する簡易なメンテナンスのための配慮が求められている。
これらの画像形成装置には、動作制御などの手段として、信頼性が高く、高速・高精度での動作が可能な部材が数多く搭載されている。取り分け、モータやソレノイドなどの駆動部材や、この駆動部材に連動して動作するローラ部材などの機構部材は、モータなどを駆動する駆動回路も含めて、他の電子部品(抵抗やコンデンサなどの受動電子部品あるいはトランジスタやIC(集積回路))に比べて、一般的に、故障発生の頻度が高い。特に使用環境が劣悪である場合には、通常の方法で使用していたとしても、検出が困難な様々な異常や故障が発生し、その修復には多大な労力を要することになる。
ここで、画像形成装置における故障の1つとして、搬送ロールの磨耗・劣化・寿命や搬送ロールに対する紙粉の付着などにより発生する印刷用紙の詰まり(いわゆるジャム)がある。よって、ジャムの問題を解消するに当たっては、用紙搬送パスを簡潔にすることや、ジャム発生率を抑えることや、発生した場合は速やかにジャムを解消することのできる工夫(ジャム用紙を速やかに除去する仕組み)などが要求される。
一方、上述のように、画像形成装置において印刷中に紙詰まり(ジャム)が発生したときには、本来用紙に転写するはずの現像剤による汚れが転写ローラや定着ローラに付いてしまうことがある。これらのローラに付いた現像剤は、次回印刷する用紙の印字面や裏面に付着するため、取り除く必要がある。
たとえば、電子写真式プリンタでは、出力媒体としての印刷用紙を収容した給紙部から搬送ローラや搬送ベルトなどを備えて構成される搬送部によって搬送された印刷用紙を、転写ローラを有する転写部まで搬送し、予め現像部において感光ドラム上にトナー像として形成されている文字を転写部において転写する。
トナー像が転写された印刷用紙は、搬送部によってさらに熱定着方式を利用した定着部まで搬送され、この定着部で、たとえば定着ローラ(ヒートローラ、フューザとも言われる)によって加熱されて定着される。トナー像を定着された用紙は、搬送部によって最終的には機外の排紙トレイあるいはスタッカまで搬送される。
このような動作中には、用紙が直接に接触する搬送部の転写ローラや搬送ベルトあるいは排紙ローラには、用紙から飛散った未定着のトナーや、感光ドラム上に残留していてそこから舞上がったトナーが付着する。このようにして転写前ローラおよび搬送ベルトおよび排紙ローラに付着したトナーは、用紙に再付着して用紙を汚し、これが画像汚れとなる。
上述のようなジャム発生やジャム発生時のトナー付着による障害を解消するため、従来の仕組みにおいては、ローラなどの搬送部材を清掃するクリーニング機構を備えるものが提案されている。たとえば、特許文献1,2には、定着ローラなどに付着した現像剤を取り除くため、繊維質のウェブ・パッド(布状のクリーナ)などをローラに接触させクリーニングを行なう仕組みが提案されている。
特許第3022650号公報 特開平6−11991号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載に記載のようなウェブで汚れを拭き取る仕組みでは、ウェブのローラと接触している部分が汚れると、その汚れが用紙に付着し効果が得られない。このため、実際には、ロール状に巻き取ったウェブを、少しずつ引き出して常にきれいな部分をローラに接触させ、クリーニングを行なうといった機構をもった装置をローラに併設する必要がある。
また、ローラをウェブを押しつけた状態で回転させなければならないので、ローラ回転のトルクを上げる必要があり、その分だけ駆動機構が煩雑になったり、電力を消費したりする新たな問題を招く。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、簡易な仕組みでありながら、ジャム発生に起因する用紙汚れを防止するためのクリーニング処理を容易に行なうことができる仕組みを提供することを目的とする。
本発明に係る清掃方法は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置の搬送系統の汚れを除去する清掃方法であって、記録媒体の搬送異常発生時に、一定量の記録媒体に対して通常の画像形成処理と同様の手順にて、たとえば実質的な無画像を用いた白色印刷により、あるいは通常の画像形成処理に用いられる一部のページデータを用いて、擬似的な画像形成処理を行なうようにした。
また、本発明に係る清掃装置は、上記本発明に係る清掃方法を実施するのに好適な装置であって、記録媒体の搬送異常を診断する診断部と、診断部が記録媒体の搬送異常を検知したことを条件として、一定量の記録媒体に対して通常の画像形成処理と同様の手順にて擬似的な画像形成処理を行なうように制御する制御部とを備えるものとした。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記本発明に係る清掃装置と同様の仕組みを備えたものである。すなわち、記録媒体に画像を形成する印刷実行部と、印刷実行部に記録媒体を搬送させる搬送部と、搬送部における記録媒体の搬送異常を診断する診断部と、診断部が記録媒体の搬送異常を検知したことを条件として、一定量の前記記録媒体に対して通常の印刷処理と同様の手順にて擬似的な印刷処理を行なうように制御する制御部とを備えるものとした。
また従属項に記載された発明は、本発明に係る清掃方法や清掃装置あるいは画像形成装置のさらなる有利な具体例を規定する。
本発明によれば、記録媒体の搬送異常が発生すると、一定量の記録媒体に対して通常の画像形成処理と同様の手順にて擬似的な画像形成処理を行なうようにした。
これにより、従来、ローラに付着した現像剤を取り除くため、ウェブ(布状のクリーナ)をローラに接触させクリーニングを行なう機構を持った装置をローラに併設する必要があったが、それが不要となる。
よって、簡易な仕組みでありながら、ジャム発生に起因する用紙汚れを防止することができる。搬送異常を来たした記録媒体を取り除いた後に、自動的に一定枚数の清掃印刷を行なわせるようにすることにより、ユーザが作業を中断して清掃作業を行なう必要がなくなり、ユーザ負担を軽減することができ、しかも優れた画像品質の出力結果が得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置をプリンタに適用した場合における構成例を示す図である。図示するように、プリンタ1の標準構成(以下プリンタ本体100という)は、メインユニット102と、中間転写体ベルト136と、標準排出トレイ(CenterTray)154と、手差しトレイ(SMH)180と、メインユニット102の下部側に設置された第1の給紙トレイ(TRAY1 )190と、両面ユニット200とからなる。
プリンタ本体100は、図示しない接続ケーブルやネットワークを介して外部機器に接続可能になっている。たとえば、接続ケーブルは、CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)型LAN(Local Area Network;たとえばIEEE802.3)やギガビット(Giga Bit)ベースのLAN(以下纏めて有線LANという)により図示しないパーソナルコンピュータ(パソコン)などの画像入力端末に接続される。
なお、プリンタ本体100は、ページプリンタ機能を持つプリンタ1を構成する本体部分として利用されるだけでなく、複写機能を持つ複写装置、あるいはファクシミリ送受信機能を持つFAX装置、あるいはページプリンタ機能、複写機能、およびファクシミリ送受信機能などの複数の機能を備えたいわゆる複合機(マルチファンクション機)としての本体部分としても利用することができる。
たとえば、図示を割愛するが、原稿を読み取る画像読取部(スキャナ部)を設けることで、複写機能を持つ複写装置を構成することもできる。あるいは一般加入電話網(PSTN:Public Switched Telephone Network )やISDN(Integrated Switched Digital Network )、またはインターネットを含む他の通信媒体を介して、FAX装置やパソコンなどの画像入力端末と接続するようにすることで、通信インタフェースを介して取得したFAXデータに基づいて印刷出力するFAX装置を構成することもできる。
<基本構成>
プリンタ本体100は、画像入力端末から入力される画像形成データ(たとえばスキャナで読み取られた画像データやパソコンから入力された印刷データなど)により表される画像を、電子写真式、感熱式、熱転写式、インクジェット式、あるいは同様な従来の画像形成処理を利用して、普通紙や感熱紙などの記録媒体上に可視画像を形成する(印刷する)すなわち複写する。このため、プリンタ本体100のメインユニット102は、プリンタ1をデジタル印刷システムとして稼働させるためのラスタ出力スキャン(ROS;Raster Output Scan)ベースのプリントエンジンを備える。
メインユニット102の内部には、記録用紙をROSベースの走査出力系103側に搬入したり、あるいは走査出力系103、Y,M,C,Kの各色用のトナーカートリッジ(Toner Cartridge)が配されたカートリッジ部105、およびROSベースの走査出力系103にて印刷された記録紙を標準排出トレイ154や手差しトレイ180に排紙させるための、各種のロール部材(回転体)108などからなる標準搬送系107が収容されている。
手差しトレイ180には、各種のロールや各種の用紙センサ(手差しトレイ用紙残量レベルセンサ182aと手差しトレイ用紙有無検知センサ182bおよび手差しトレイレベルセンサ182c)が設けられている。
ロール部材108としては、たとえば、手差しトレイ1次フィードロール108a、手差しフィードロール対108b、手差しテイクアップロール対108c、レジストロール対(Regi Roll )108d、用紙取出ロール対108eなどが設けられている。
なお、図示を割愛するが、標準排出トレイ154の下部には、プリンタ本体100と組み合わされてオプション的に使用される周辺機器の一例であるトレイキャビネットを設けることが可能になっている。
メインユニット102の下部に配設された第1の給紙トレイ190は、各種のロール192(ピックアップロール192aとフィードロール対192b)や各種の用紙センサ194(用紙残量レベルセンサ194aと用紙有無検知センサ194b)からなるフィーダ部(Feeder)196と、トレイテーブル199を有し、所定サイズ(ストッパの位置切替えにより複数サイズに対応することも可能)の記録用紙を収容するための用紙カセット198とから構成されている。
フィーダ部196は、用紙カセット198から記録用紙を1枚ずつ捲りだしてメインユニット102内の標準搬送系107に送り出す。
ROSベースの走査出力系103は、感光性部材の一例であるドラムと1次転写ロールとで中間転写体ベルトに画像を転写し、この中間転写体ベルトの転写画像部分と記録用紙とを2次転写ロール対で挟み付けることにより画像を記録用紙に印刷する構成である。
すなわち走査出力系103は先ず、一方向に順次一定間隔をおいて並置されたY,M,C,Kの各色の印刷実行部130(それぞれにY,M,C,Kを付す;その他の部材についても同様;纏めていうときには色を省略して示す)を有する。
印刷実行部130の中央部には、感光体ドラム131が配され、この感光体ドラム131の周囲には、クリーナ132と、1次帯電器133と、現像器134と、トナー出力信号に基づいて潜像を感光体ドラム131に記録するための図示しないレーザ光源、ポリゴンミラー176やその他のミラー177a,177b,177cなどからなる書込走査光学系(ROS Unit)179とが配されている。
また各色用の印刷実行部130の図中上部には、中間転写体ベルト136を挟持するように感光体ドラム131に対向して1次転写ロール135が配設されている。中間転写体ベルト136は、複数のベルト搬送ロール137(図では137a〜137eの5つ)に架けられている。1つのベルト搬送ロール137cと対向する位置には、2次転写ロール(2nd BTR )138が配設されている。図中右側に配されたベルト搬送ロール137b近傍にはベルトクリーニングユニット(Belt Cleaning Unit)140が配されている。
またメインユニット102内の図中左側には、2次転写ロール138から送り出された印刷済みの記録用紙を機外に排出するために、2次転写ロール138の記録用紙の搬送方向下流側に、たとえば定着ロール(フュザーロール;Fuser Roll)139a、定着排出ロール(フュザー排出ロール;Fuser Exit Roll )139b、排出ロール139dなどの種々の搬送ロールが設けられている。定着ロール139aと定着排出ロール139bとで定着部139が構成されている。
また、標準排出トレイ154の定着部139の後流側には、メインユニット102から送られた記録用紙を機外に排出するための排出ロール(Exit Roll )156が設けられている。
また、プリンタ本体100は、本体カバーが閉じられたことを検知するカバー開閉センサ169を、カートリッジ部105Kの近傍(169a)、排出ロール139dの近傍(169b)、フィーダ部(Feeder)196の近傍(169c)の3箇所に備えている。
<基本構成の動作>
このような構成の走査出力系103においては先ず、イエロー(Y)用のレーザ光源(図示せず)は、イエローのトナー出力信号(たとえばオンオフ2値化信号)によって駆動されることで、イエローのトナー出力信号を光信号に変換し、この変換されたレーザ光で感光体ドラム131Yに向けて照射する。これによりレーザ光は、クリーナ132Yによってクリーニングされた後に1次帯電器133Yによって帯電された感光体ドラム131Y上を走査することで、感光体ドラム131Y上に静電潜像を形成する。
この静電潜像は、イエローのトナーが供給される現像器134Yによってトナー像とされる。そして、感光体ドラム131Yと1次転写ロール135Yとが対をなし中間転写体ベルト136を搬送することで、トナー像は中間転写体ベルト136に転写される。そして転写後は、クリーナ132によって感光体ドラム131Y上から余分なトナーが除去(クリーニング)される。
同様に、 イエローのトナー出力信号に対して順次一定間隔をおいて得られる対応するM,C、Kの各色のトナー出力信号に基づいて1次帯電器133M,133C,133Kによって帯電された感光体ドラム131M,131C,131K上を走査することで、感光体ドラム131M,131C,131K上に静電潜像を順次形成する。
各静電潜像は、各色のトナーが供給される現像器134M,134C,134Kによって順次トナー像とされ、各トナー像は、1次転写ロール135M,135C,135Kによって中間転写体ベルト136上に順次転写される。そして転写後は、クリーナ132によって感光体ドラム131M,131C,131K上から余分なトナーが除去される。
この転写後は、中間転写体ベルト136の画像が転写された部位(転写画像部分)が、2次転写ロール138の方向に搬送される。一方、標準搬送系107はレジストロール対108dなどにより、ベルト搬送ロール137cと2次転写ロール138との当接部に向けて、記録用紙を搬送する。そして、中間転写体ベルト136上の転写画像部分と記録用紙とを2次転写ロール138で挟み付けながら下流側に搬送することにより、画像を記録用紙に印刷する。
そして、このようにY,M,C,Kの各色のトナー像が順次多重転写された記録用紙は、中間転写体ベルト136から剥離され、定着ロール139aを有する定着部139まで搬送され、定着ロール139aによってトナー像が熱定着されることでトナー像が記録用紙上に固着され、その後、標準排出トレイ154などの機外に排出される。
<両面出力機構>
また、図中のプリンタ本体100の左側には、プリンタ本体100と組み合わされて使用される周辺機器の一例である両面ユニット200が設けられている。両面ユニット200の図中左側に設けられた開口部には排紙ロール202が設けられていて、メインユニット102の排出ロール139dから送り出された印刷済みの記録用紙が、両面ユニット200の内部を経由して、排紙ロール202によりサイドトレイ220に排紙されるようになっている。
また両面ユニット200内には、両面搬送系207が設けられ、表面側が印刷済みの記録用紙を裏面側への印刷のために再度メインユニット102内に戻させるために、各種の搬送ロール242(図中、上から順に242a〜242c)が設けられている。両面印刷モードが指定されていると、2次転写ロール138によって片面側が印刷された記録用紙は先ず、定着ロール139aから排出ロール(Exit Roll )156側に一旦搬送される。
記録用紙は、排出ロール156側にフィードされインバート後に排出ロール139d側に搬送され、両面ユニット200の内部を経由して、両面ユニット200内の搬送ロール242に引き渡される。その後、搬送ロール242は、この記録用紙をメインユニット102内のレジストロール対108dに引き渡す。これにより記録用紙は、裏面側が中間転写体ベルト136側に向くようになり、裏面への印刷ができるようになる。
<ジャム検知用のセンサ>
また、プリンタ本体100は、用紙搬送部150の搬送経路152上に、印刷用紙の搬送状態を検知するセンサ部材として、たとえば、フィードロール対192bと用紙取出ロール対108eとの間における用紙取出ロール対108eの近傍に第1センサ165が、レジストロール対108dと手差しテイクアップロール対108cや用紙取出ロール対108eとの間におけるレジストロール対108dの近傍に第2センサ166が、また2次転写ロール138と定着ロール139aとの間における2次転写ロール138の近傍に第3センサ167が、さらに定着排出ロール139bと排出ロール156との間における定着排出ロール139bの近傍に第4センサ168が、それぞれ設けられている。
また、両面ユニット200における両面搬送系207の搬送路上にも、印刷用紙の搬送状態を検知するセンサ部材として、たとえば、定着排出ロール139bと排出ロール139dとの間における排出ロール139dの近傍に第5センサ278が、また搬送ロール対242b,242cの間における搬送ロール対242cの近傍に第6センサ279が、それぞれ設けられている。
各センサ165,166,167,168,278,279(以下纏めて用紙タイミングセンサ109ともいう)は、用紙通過時間検出部を構成する用紙検知部材であり、被搬送体の一例である印刷用紙が所定のタイミングで搬送されているかどうか検出するために設置されている。
各センサで得られた検知信号は、印刷用紙の搬送タイミングや搬送時間(用紙通過時間)を計測する計測部(図示せず)に入力されるようになっている(後述する図2を参照)。印刷用紙が所定のタイミングで搬送されていなければ紙詰まりが発生していると判断できる。この意味では、用紙タイミングセンサ109は、紙詰まり検知センサとしても機能することが分かる。
用紙検知部材をなす各用紙タイミングセンサ109は、設置場所に応じて様々な形状や特性のものを使用できる。基本的には、一対の発光素子(たとえば発光ダイオード)と受光素子(たとえばフォトダイオードやフォトトランジスタ)で構成されているものを用いる。発光素子と受光素子の両者が一体となったフォトインタラプタを用いてもよい。また、各用紙タイミングセンサ109は、透過型(遮断型ともいわれる)および反射型のうちの何れであってもよい。
ここで透過型のセンサは、発光素子と受光素子とを対向配置させておき、その間に印刷用紙が搬送されていない状態では、受光素子は発光素子の光を受光しオン状態となる一方で、両者間を印刷用紙が通過する状態では、発光素子からの光が印刷用紙によって遮断されることでオフ状態となるものである。
これに対して、反射型のセンサは、発光素子からの光が印刷用紙で反射され、その反射光が受光素子に入射するように配置しておく。そして、印刷用紙が搬送されていない状態では、受光素子は発光素子からの光を受光せずオフ状態となる一方で、印刷用紙が通過する状態では、発光素子からの光が印刷用紙によって反射され入射することでオン状態となるものである。図1に示す本実施形態の構成では、全ての用紙タイミングセンサ109について、反射型のフォトインタラプタを用いている。
なお、印刷用紙の通過タイミングが、印刷用紙の搬送開始から各センサを通過する時間が所定の時間範囲から外れている場合、画像形成装置1は、正常にプリントできないとして、用紙搬送を、その時点、その位置で停止させる。これを、通常ジャムと呼ぶ。
<清掃装置の一構成例>
図2は、駆動機構部の動作状態を診断して搬送系統の清掃処理を行なう清掃装置の一例を示す図である。なお、ここでは、ロールやロール対その他の可動部を駆動する動力源として、ステッピングモータやソレノイドあるいはクラッチ(纏めて駆動部材ともいう)を用いる例で説明する。なお、駆動部材を有する駆動機構部は、必ずしも、ステッピングモータやソレノイドあるいはクラッチの全てを備えているとは限らないが、ここでは、これら全てを備えているものとして説明する。
この例の清掃装置3はプリンタ1に収容され、駆動機構部の動作状態を示す信号として、用紙タイミングセンサ109により得られる用紙搬送状態を特定可能な時間情報(用紙搬送タイミング)や、モータ、ソレノイド、あるいはクラッチなどの駆動部材に流れる動作電流を反映した信号を用いることで、印刷処理と故障診断処理と清掃処理とを一体的に行なうように構成されている。以下具体的に説明する。
図示するように、清掃装置3は、印刷機構制御装置310と、印刷機構制御装置310によって動作を制御される印刷制御部320および印刷制御部320の制御によって印刷動作を行なう印刷動作機構部340を有する印刷機構部312とを備えている。
印刷制御部320は、全体の動作を制御する印刷動作制御部322と、用紙タイミングセンサ109により得られる情報に基づいて搬送タイミングを測定する計測部324と、用紙搬送やその他の故障の有無を診断する故障診断部326と、記録媒体の搬送異常が発生すると一定量の記録媒体に対して通常の画像形成処理と同様の手順にて擬似的な画像形成処理を行なうように制御することで清掃印刷を行なわせる用紙搬送清掃制御部328と、診断結果やその他の情報を画像や音声などを用いてユーザに通知する通知部330と、通知結果に応答してユーザから指示される情報を受け付けるユーザ指示受付部332とを有している。
通知部330は、たとえば、搬送異常を来たした記録媒体を取り除くべき旨の通知を、音声やモニタ画面にてユーザに行なう。ユーザ指示受付部332は、この通知部330による通知に応答したユーザ指示を受け付けると、その情報を用紙搬送清掃制御部328に通知する。
印刷動作機構部340は、手差しトレイ180や用紙カセット198などを有してなる給紙部342と、印刷処理を実行する印刷部350と、処理済みの用紙に対して排紙処理やパンチング穴形成処理やステープラ処理などの終末処理をする排出処理部360とを備えている。印刷動作制御部322の出力信号は、印刷動作機構部340の給紙部342、印刷部350、および排出処理部360に接続されている。
印刷部350は、印刷用紙を搬送する標準搬送系107や両面搬送系207を有する搬送部352と、感光体ドラム131上に潜像として形成された文字や画像を現像する現像器134を有する現像部354と、現像部354によって顕在化された文字や画像を印刷用紙に対して転写する2次転写ロール138などを有する印刷実行部としての転写部356と、転写部356によって印刷用紙上に転写された文字や画像を定着させる定着ロール139aなどを有する定着部358(図1の定着部139に相当)とを有している。
計測部324の入力端のそれぞれには、対応する用紙タイミングセンサ109から検知信号(各1ビット/本例では計6ビット)が入力されるようになっている。計測部324は、用紙タイミングセンサ109からの検知信号SO1〜SO6に基づいて、用紙先端部が各センサを通過する時間を算出し、算出した用紙通過時間を現す時間検知信号Stimeを故障診断部326に渡す。すなわち、計測部324では、用紙が用紙タイミングセンサ165,166,167,168,278,279を通過する時間を監視し、監視結果を故障診断部326に通知する。
故障診断部326は、計測部324が算出した通過時間が、予め定められている基準の時間範囲内(所定のタイミングの範囲内)にあるか否かを判定する。基準の時間範囲外の場合、故障診断部326は、記録用紙の搬送工程に故障が発生しジャム状態になったと判断し、以降の用紙搬送工程を中止するよう、印刷動作制御部322にエラー信号Serr を通知し、用紙搬送用の駆動部を停止するよう要求する。この停止動作には、異常な印刷や用紙自体がクラッシュして機構の破損を防ぐ意味も持っている。
これを受けて、印刷動作制御部322は、ステッピングモータ、ソレノイド、クラッチなどの駆動部材の動作を停止させることで、給紙部342、印刷部350、および排出処理部360の動作を停止させ、用紙搬送を停止する。
また、本実施形態の特徴部分である用紙搬送清掃制御部328は、故障診断部326が計測部324の計測結果を判定することで搬送部352における搬送異常を検知すると、実質的な無画像を用いた白色印刷により、あるいは通常の画像形成処理に用いられる一部のページデータを用いて、擬似的な画像形成処理を行なうことで清掃印刷を行なように制御する。
このため、用紙搬送清掃制御部328の出力信号は、印刷動作制御部322と同様に、印刷動作機構部340の給紙部342、印刷部350、および排出処理部360に接続されている。
用紙搬送清掃制御部328は、紙詰まりなどの搬送異常を来たした記録媒体(本例では印刷用紙)が取り除かれた後、通常の印刷処理(画像形成処理の一例)を再開する前に、一定量の記録媒体に対して通常の画像形成処理と同様の手順にて擬似的な画像形成処理を行なうことで清掃印刷を行なうように制御する。
また、用紙搬送清掃制御部328は、この清掃印刷を行なうことで、紙詰まりによって2次転写ロール138や定着ロール139aなどの回転体上に付着した汚れ(主に現像剤によるもの)を拭き取った後、印刷を再開するように制御する。
また、用紙搬送清掃制御部328は、擬似的な画像形成処理がなされた処理済みの記録媒体(本例では印刷用紙)と、通常の画像形成処理がなされた処理済みの記録媒体とを区分けして排出するように排出処理部360を制御する。
ここで、用紙搬送清掃制御部328が、擬似的な画像形成処理を行なうことで清掃印刷を行なうように制御するに際しては、一例として、搬送異常を来たした記録媒体が搬送部352から取り除かれた後、通常の画像形成処理を再開するに先立って、実質的な無画像を用いた白色印刷を行なうように制御する。
この際、用紙搬送清掃制御部328は、白色印刷を利用した擬似的な画像形成処理による清掃印刷を行なうか否かのユーザ指示をユーザ指示受付部332にて受け付け、ユーザ指示受付部332が白色印刷を利用した清掃印刷を行なう旨の指示を受け付けたことを条件として、白色印刷を利用した清掃印刷を印刷部350に実行させるように制御する。つまり、白紙印刷を利用した清掃印刷を行なうか否かを、ユーザが選択することを可能にする。
また、用紙搬送清掃制御部328は、1回目の白色印刷を利用した清掃印刷を印刷部350に実行させた後には、再度、白色印刷を利用した擬似的な画像形成処理による清掃印刷を行なうか否かのユーザ指示をユーザ指示受付部332にて受け付け、ユーザ指示受付部332が白色印刷を利用した清掃印刷を行なう旨の指示を受け付けると、再度、白色印刷を利用した清掃印刷を印刷部350に実行させるように制御する。
一方、用紙搬送清掃制御部328は、白色印刷を利用した清掃印刷を行なわない旨の指示を受け付けたことを条件として、通常の画像形成処理に復帰するように制御する。つまり、白色印刷を利用した清掃印刷を行なわないというユーザによる意思表示があるまで、実質的な無画像を用いた白色印刷による清掃印刷を複数回繰り返して行なうように制御する。
また、用紙搬送清掃制御部328が、擬似的な画像形成処理を行なうことで清掃印刷を行なうように制御する他の一例として、搬送異常を来たした記録媒体が搬送部352から取り除かれた後、通常の画像形成処理を再開するに先立って、通常の画像形成処理の対象である画像形成データの一部のページデータを用いて清掃印刷を目的とする画像形成処理を行なうように制御する。
この際、用紙搬送清掃制御部328は、一部のページデータを利用した擬似的な画像形成処理による清掃印刷を行なうか否かのユーザ指示をユーザ指示受付部332にて受け付け、ユーザ指示受付部332が一部のページデータを利用した清掃印刷を行なう旨の指示を受け付けたことを条件として、一部のページデータを利用した清掃印刷を印刷部350に実行させるように制御する。つまり、通常の画像形成処理の対象である一部のページデータを利用した清掃印刷を行なうか否かを、ユーザが選択することを可能にする。一部のページデータとしては、紙詰まりからの復帰後最初に出力すべきページデータとするのがよい。
また、用紙搬送清掃制御部328は、一部のページデータを利用した1回目の清掃印刷を印刷部350に実行させた後には、再度、一部のページデータを利用した擬似的な画像形成処理による清掃印刷を行なうか否かのユーザ指示をユーザ指示受付部332にて受け付け、ユーザ指示受付部332が一部のページデータを利用した清掃印刷を行なう旨の指示を受け付けると、再度、一部のページデータを利用した清掃印刷を印刷部350に実行させるように制御する。
一方、用紙搬送清掃制御部328は、一部のページデータを利用した清掃印刷を行なわない旨の指示を受け付けたことを条件として、通常の画像形成処理に復帰するように制御する。つまり、一部のページデータを利用した清掃印刷を行なわないというユーザによる意思表示があるまで、通常の画像形成処理の対象である画像形成データの一部のページデータを用いた清掃印刷を複数回繰り返して行なうように制御する。つまり、紙詰まり用紙を取り除いた後、印刷を再開する際、紙詰まりからの復帰後、最初に出力すべきシート1枚だけ印刷し、そのまま印刷を続けるか、同じシート1枚をさらにもう1回(あるいは複数回)出力して印刷を続けるかをユーザが選択できるようにする。
<タイミングデータ収集およびジャム復旧処理;第1実施形態>
図3は、ジャム復旧手法の第1実施形態を説明するフローチャートである。この図3にて、紙詰まりから復旧させる際の第1実施形態における制御の流れが理解できる。また、図4は、清掃目的の印刷処理(清掃印刷)による汚れ除去効果を説明する図である。
印刷動作制御部322は、用紙通過時間情報の収集(タイミングデータ収集)および故障診断処理を起動する(S100)。
ここで、故障診断の判定に利用する観測データは、装置内のコンポーネント(モータ、ソレノイド、クラッチ)を単体で動作させたときの駆動電流、振動、音や、特定部品の温度、ランプの光量変化、用紙が通過するタイミング時間である。
そして、たとえば、故障診断処理を開始すると、先ず、計測部324は、画像形成装置の一例であるプリンタ1が通常動作(たとえば複写)をしている間に、各用紙タイミングセンサ109間についての用紙通過時間を検出し、検出結果を故障診断部326に渡す(S102)。
故障診断部326は、各用紙タイミングセンサ109を印刷用紙が通過する時間(実働特徴量Tf)が、予め決められた基準の時間範囲に入っているかどうかを判定する(S104)。基準の時間範囲に入っていれば、通常の印刷処理を継続する(S150)。
基準の時間範囲に入っていなければ、故障診断部326は、ジャム発生と判定し(S104−NO)、印刷動作制御部322にエラー信号Serr を通知する(S106)。
ジャムが発生したと判定されると、印刷動作制御部322は、ステッピングモータ、ソレノイド、クラッチなどの駆動部材の動作を停止させることで、用紙搬送を停止させる(S108)。
また、印刷動作制御部322は、ジャムが発生すると(S104−NO)、用紙搬送清掃制御部328にその旨を通知し、ジャムの復旧処理を起動する(S110)。たとえば、第1実施形態においては、用紙搬送清掃制御部328は、紙詰まり発生が印刷動作制御部322から通知されると、先ず、本体カバーを開け、紙詰まり用紙を取り除くべきことを、通知部330を介してユーザに依頼する(S112)。この通知を受けたユーザは、紙詰まり用紙を取り除き、本体カバーを閉じる(S114)。
用紙搬送清掃制御部328は、本体カバーが閉じられたことをカバー開閉センサ169を介して検知すると、本体カバーを閉じる画像形成装置としてのプリンタ1内に紙詰まり用紙が残っているか否かを、用紙タイミングセンサ109を利用して判定する(S116)。
用紙が未だ残っている場合には、用紙搬送清掃制御部328は、ステップS112に戻り、再度、本体カバーを開け、紙詰まり用紙を取り除くべきことを、通知部330を介してユーザに依頼する(S116−YES)。
一方、用紙が残っていない場合すなわちユーザにより紙詰まり用紙が取り除かれると(S116−NO)、用紙搬送清掃制御部328は、自動清掃モードとしての白紙を自動印刷するモードに移行し、2次転写ロール138や定着ロール139aなどに着いた現像剤を自動的に除去する(S130)。
何故なら、紙詰まり発生を検知したとき、既に画像形成プロセスは正常に実施されておらず、正常であれば用紙に転写するはずの現像剤を2次転写ロール138などに付着させてしまう現象や、正常通りの定着が行なわれず、定着ロール139aに現像剤を付着させてしまう現象が発生する可能性がある。2次転写ロール138や定着ロール139a上にある現像剤は、次回印刷する用紙に付着し、印字面や裏面を汚してしまう。
そこで、第1実施形態においては、紙詰まり発生後に、あえて白紙印刷を自動的に実施する。そして、通常の排出トレイ上にて通常の出力用紙と排紙位置をずらして、あるいはジャム発生時に行なう当該白紙印刷専用のトレイに、処理済みの用紙を排出させる。
何れにしても、印刷動作制御部322は、擬似的な画像形成処理(本例では白紙印刷)がなされた処理済みの記録媒体と、通常の画像形成処理がなされた処理済みの記録媒体とを区分けして排出するように制御することで、通常の印刷処理の出力用紙と白紙印刷処理時の出力用紙との区分けが容易になるようにするのがよい。
ここで、白紙印刷を行なう枚数は1枚に限らず、複数枚(たとえば2,3枚、あるいは10枚程度など)でもよい。清掃目的の印刷処理(清掃印刷)によって、汚れ除去効果が得られるが、その効果は、図4に示すように、1回目の清掃印刷により、大部分の汚れが除去され、以後は、元々の汚れが少なくなるので、漸次その効果の現れ方が少なくなる。
よって、擬似的な画像形成処理を利用した清掃印刷としては、1回だけ行なうだけでも十分と考えられる。しかしながら、より完璧なクリーニングが望まれる場合には、上述のような清掃印刷を複数回繰り返すのがよい。この場合、たとえば、ジャム発生時に行なう白紙印刷の枚数を予め設定しておいて、設定枚数分を自動的に連続して実行するようにしてもよいし、ユーザに1枚ずつ確認して行なうようにしてもよい。
このようにして白紙印刷処理が完了すると、印刷動作制御部322は、出力された白紙を廃棄するよう、通知部330を介してユーザに依頼する(S132)。
このようして、ジャム発生後の自動白紙印刷処理が完了すると、印刷動作制御部322は、印刷を再開し、以後の通常の画像形成処理(印刷処理)を継続する(S134)。
この第1実施形態では、ジャム発生時に、白紙印刷を利用して、清掃目的の印刷処理(清掃印刷)を通常印刷に割り込ませるようにしたので、搬送経路152の各部が自動的に清掃される。これにより、ユーザは、印刷作業を中断して清掃作業を行なう必要がなく、クリーニング処理の負担を軽減することができる。ジャム発生後に、汚れのない印刷出力が確実に得られ、優れた印刷品質の印刷物が得られる。
つまり、第1実施形態においては、紙詰まり用紙を取り除いた後、印刷を再開する前に、先ず自動的に白紙印刷を行なうことで、紙詰まりによって2次転写ロール138や定着ロール139aなどの回転体についた汚れ(現像剤)を拭き取った後、印刷を自動的に再開するようにしている。
このようにして、2次転写ロール138や定着ロール139aなどの回転体上の現像剤を白紙用紙に移し取り、その後、印刷を再開することで、印刷文書を汚すことを防止した制御方法を実現できる。
回転体上の現像剤を写し取った用紙は、ユーザには必要のないシート(不要シート)なので、通知部330を介して不要シートの廃棄をユーザに依頼することで、通常の画像形成処理における印刷出力の堆積物(出力結果の束)に、自動白紙印刷処理に使用した不要シートが混在することを防止することもできる。
従来、ローラに付着した現像剤を取り除くため、ウェブ(布状のクリーナ)をローラに接触させクリーニングを行なう機構を持った装置をローラに併設する必要があったが、第1実施形態によれば、そのような機構が不要であり、加えて、ローラをウェブを押しつけた状態で回転させる必要がなく、ローラ回転のトルクを上げる必要もない。通常の印刷処理に準じて白紙印刷処理を行えばよく、ジャム発生に起因する用紙汚れを防止するためのクリーニング処理を容易に行なうことができ、電力消費の問題も生じない。
なお、上記において、“白紙を印刷する”あるいは“白紙印刷を実施する”とは、実質的に出力画像のない無画像と呼べる状態の画像にて印刷処理を行なうものであればよく、完全なる無画像にて印刷処理を行なうことに限らず、多少の文字や絵の存在する画像にて印刷処理をしてもよい。
また、清掃目的の印刷処理(清掃印刷)を通常印刷に割り込ませればよく、白紙印刷に限らず、ジャム発生時の文書画像や次の画像形成に供される文書画像にて印刷処理を行なってもよい。この場合、汚れなどの問題のある用紙が出力されることになるが、たとえばユーザ確認を行ないながら所定枚数だけ清掃印刷を行なうようにする場合、出力された用紙の汚れの程度がユーザの許容レベルであれば、その用紙を通常印刷のものとして使用することができ、用紙の無駄を省くことができるといった付加的な効果も得られる。
なお、上記第1実施形態の仕組みと似通ったものとして、たとえば特開平6−179281号公報(以下特許文献3という)には、電子写真式プリンタにおいて、用紙搬送清掃部を設け、給紙カウンタの計数値が所定の値に到達したときそれを用紙搬送清掃部に通知し、用紙搬送清掃部からの指令によって自動的に一定枚数の白紙印刷を行なわせる仕組みが提案されている。この仕組みによれば、オペレータが印刷作業を中断して清掃作業を行なう必要がない。
しかしながら、この特許文献3に記載の仕組みは、プリント枚数を記憶しておき、一定枚数プリントを実施すると、白紙印刷を行ない用紙搬送部を清掃するものであり、通常印刷時に転写ローラや定着ローラに付着した現像剤が、出力用紙の印字面や裏面に定着され、汚れとして顕在化する前に除去するというものである。
よって、このような仕組みでは、紙詰まりを取り除いた後の次回の印刷で白紙印刷されるとは限らないため、紙詰まりが発生した後の印刷で出力用紙が汚れてしまう現象を確実に防ぐことはできない。
つまり、特許文献3に記載の仕組みは、通常印刷で蓄積した転写ローラや定着ローラの汚れを白紙出力で取り除くことが目的の仕組みであり、白紙出力時は通常印刷時とは違ったバイアス電圧やメカニカル動作(ブレードをはたくなど)を行なっているものと考えられる。さもなくば、カウンタ値がある計数に達したとき、単に通常印刷時と同じ要領で白紙出力したとしても、転写ローラや定着ローラの汚れを移し取ることができない。
これに対して、第1実施形態では、白紙印刷を利用した清掃印刷処理は、通常印刷時と同じ制御方法で行なうことができる。これは、特許文献3に記載の仕組みで取り除こうとしている汚れと、第1実施形態の仕組みで解決しようとしている汚れとは性質が違うものであることに起因するものである。
<タイミングデータ収集およびジャム復旧処理;第2実施形態>
図5は、ジャム復旧手法の第2実施形態を説明するフローチャートである。第2実施形態の処理は、ジャム発生時に、白紙印刷を利用した清掃印刷処理を実行するか否かをユーザが選択することを可能にした点に特徴を有する。以下、処理手順における、第1実施形態との相違点について説明する。
ユーザにより紙詰まり用紙が取り除かれると(S116−NO)、印刷動作制御部322は、自動清掃として白紙を印刷するか否かを選択するように、通知部330を介してユーザに依頼し(S120)、ユーザからの指示を待つ(S122)。
印刷動作制御部322は、白紙を印刷する旨の指示をユーザから受け付けると(S122−YES)、自動清掃モードとしての白紙を自動印刷するモードに移行し、2次転写ロール138や定着ロール139aなどに着いた現像剤を自動的に除去する(S130)。以下、第1実施形態と同様である。
一方、印刷動作制御部322は、白紙を印刷しない旨の指示をユーザから受け付けると(S122−NO)、印刷を直ちに再開し、以後の処理を継続する(S134)。
このように、第2実施形態では、ジャム発生時に、白紙印刷を利用した清掃印刷処理を実行するか否かをユーザ選択可能にしたので、ユーザ確認を行ないながら所定枚数だけ清掃印刷を行なうことができる。所定枚数の白紙印刷を行うことで出力用紙への汚れ付着を防止できるが、その分文書印刷完了が遅れてしまうので、出力用紙への汚れ付着防止処理を行うか、つまり文書印刷完了を急ぐかどうかをユーザが選択できるようになる。また、清掃印刷処理により出力された用紙の汚れの程度がユーザの許容レベルであれば、その用紙を通常印刷のものとして使用することができ、用紙の無駄を省くことができる。
なお、ステップS130の後に直ぐにステップS132の処理に移行するのではなく、図中点線で示すように、ステップS130の処理後にステップS122に戻るようにすることもできる。この場合、1回目の白色印刷を利用した清掃印刷を実行した後には、再度、白色印刷を利用した清掃印刷を行なうか否かのユーザ指示をユーザ指示受付部332にて受け付け(S122)、白色印刷を利用した清掃印刷を行なわないというユーザによる意思表示があるまで(S122−NO)、白色印刷による清掃印刷を複数回繰り返して行なう。
こうすることで、出力された用紙の汚れの程度がユーザの許容レベルとなるまで、実質的な無画像を用いた白色印刷による清掃印刷を複数回繰り返して行なうことができ、清掃処理を確実に行なうことができる。2次転写ロール138や定着ロール139aなどの回転体上のトナーを確実に吸着することができ高いクリーニング性能を得ることができる。
<タイミングデータ収集およびジャム復旧処理;第3実施形態>
図6は、ジャム復旧手法の第3実施形態を説明するフローチャートである。第3実施形態は、清掃印刷を通常印刷に割り込ませる際に使用する画像として、ジャム発生の次の画像形成に供される文書画像(以下、次回文書という)を使用可能にした点に特徴を有する。具体的には、紙詰まり用紙を取り除いた後、印刷を再開する際、紙詰まりからの復帰後最初に出力すべきシート1枚だけ印刷しそのまま印刷を続けるか、同じシート1枚をもう1回出力して印刷を続けるかをユーザが選択できるようにしている点に特徴を有する。以下、処理手順における、第1実施形態との相違点について説明する。
ユーザにより紙詰まり用紙が取り除かれると(S116−NO)、印刷動作制御部322は、印刷を再開するが、1枚だけ印刷したところで印刷処理を中断する(S140)。この後、印刷動作制御部322は、ステップS140で印刷した文書をもう1枚を印刷するか否かを選択するように、通知部330を介してユーザに依頼し、ユーザからの指示を待つ(S142)。
印刷動作制御部322は、もう1枚を印刷する旨の指示をユーザから受け付けると(S142−YES)、先ず、ステップS140で印刷し排出トレイに出力された文書1枚を廃棄するよう、通知部330を介してユーザに依頼する(S144)。この後、印刷動作制御部322は、自動清掃モードとしての次回文書を自動印刷するモードに移行し、ステップS140で印刷した次回文書をもう1枚印刷することで、2次転写ロール138や定着ロール139aなどに着いた現像剤を自動的に除去する(S146)。この後、続けて次ページ以降の文書を印刷する(S148)。
一方、印刷動作制御部322は、もう1枚を印刷しない旨の指示をユーザから受け付けると(S142−NO)、続けて次ページ以降の文書を印刷する(S148)。
このように、第3実施形態では、ジャム発生時に、白紙印刷を利用して清掃印刷を通常印刷に割り込ませるのではなく、すなわち白紙を印刷する代わりに、紙詰まりからの復帰後最初に出力すべきシート1枚を印刷することで清掃印刷を行なうようにした。
ユーザは、この出力されたシートを見て、印字面や裏面に付いている汚れが許容できるかどうか判断し、許容できるならそのまま印刷を再開し、許容できない場合は、再度復帰後最初に出力すべきシートの出力が可能となる。よって、出力された用紙の汚れの程度がユーザの許容レベルであれば、その用紙を通常印刷のものとして使用することができ、用紙の無駄を省くことができる。
なお、ステップS146の後に直ぐにステップS148の処理に移行するのではなく、図中点線で示すように、ステップS146の処理後にステップS142に戻るようにすることもできる。この場合、1回目の次回文書(一部ページの一例)を利用した清掃印刷を実行した後には、再度、次回文書を利用した清掃印刷を行なうか否かのユーザ指示をユーザ指示受付部332にて受け付け(S142)、次回文書を利用した清掃印刷を行なわないというユーザによる意思表示があるまで(S142−NO)、次回文書を利用した清掃印刷を複数回繰り返して行なう。
こうすることで、出力された用紙の汚れの程度がユーザの許容レベルとなるまで、次回文書を用いた清掃印刷を複数回繰り返して行なうことができ、清掃処理を確実に行なうことができる。2次転写ロール138などの定着回転体上のトナーを確実に吸着することができ、高いクリーニング性能を得ることができる。出力された用紙の汚れの程度がユーザの許容レベルであれば、その用紙を通常印刷のものとして使用することができ用紙の無駄を省くこともできる。
本発明に係る画像形成装置をプリンタに適用した場合における構成例を示す図である。 駆動機構部の動作状態を診断する故障診断装置の一例を示す図である。 ジャム復旧手法の第1実施形態を説明するフローチャートである。 清掃目的の印刷処理(清掃印刷)による汚れ除去効果を説明する図である。 ジャム復旧手法の第2実施形態を説明するフローチャートである。 ジャム復旧手法の第3実施形態を説明するフローチャートである。
符号の説明
1…プリンタ、3…清掃装置、100…プリンタ本体、102…メインユニット、103…走査出力系、105…カートリッジ部、107…標準搬送系、108…ロール部材、109,165,166,167,168,278,279…用紙タイミングセンサ、130…印刷実行部、131…感光体ドラム、132…クリーナ、133…1次帯電器、134…現像器、135…1次転写ロール、136…中間転写体ベルト、137…ベルト搬送ロール、138…2次転写ロール、139…定着部、139a…定着ロール、139b…定着排出ロール、152…搬送経路、154…標準排出トレイ、156…排出ロール、169…カバー開閉センサ、180…手差しトレイ、190…給紙トレイ、200…両面ユニット、310…印刷機構制御装置、312…印刷機構部、320…印刷制御部、322…印刷動作制御部、324…計測部、326…故障診断部、328…用紙搬送清掃制御部、330…通知部、332…ユーザ指示受付部、340…印刷動作機構部、342…給紙部、346…計測部、350…印刷部、352…搬送部、354…現像部、356…転写部、358…定着部、360…排出処理部

Claims (11)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置の搬送系統の汚れを除去する清掃方法であって、
    前記記録媒体の搬送異常発生時に、一定量の前記記録媒体に対して通常の画像形成処理と同様の手順にて擬似的な画像形成処理を行なう
    ことを特徴とする清掃方法。
  2. 入力された画像形成データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成装置における搬送系統の汚れを除去する清掃装置であって、
    前記記録媒体の搬送異常を診断する診断部と、
    前記診断部が前記記録媒体の搬送異常を検知したことを条件として、一定量の前記記録媒体に対して通常の画像形成処理と同様の手順にて擬似的な画像形成処理を行なうように制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする清掃装置。
  3. 前記搬送異常を来たした前記記録媒体を取り除くべき旨の通知を行なう通知部
    をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の清掃装置。
  4. 前記制御部は、前記擬似的な画像形成処理として、前記搬送異常を来たした前記記録媒体が取り除かれた後、通常の画像形成処理を再開するに先立って、実質的な無画像を用いて前記記録媒体に前記画像形成処理を行なうように制御する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の清掃装置。
  5. 前記擬似的な画像形成処理を行なうか否かの指示を受け付ける指示受付部をさらに備え、
    前記制御部は、前記指示受付部が前記擬似的な画像形成処理を行なう旨の指示を受け付けたことを条件として、前記擬似的な画像形成処理を行なうように制御する
    ことを特徴とする請求項2〜4のうちの何れか1項に記載の清掃装置。
  6. 前記指示受付部は、前記擬似的な画像形成処理を行なわれた後に、再度、前記擬似的な画像形成処理を行なうか否かの指示を受け付け、
    前記制御部は、前記指示受付部が前記擬似的な画像形成処理を行なわない旨の指示を受け付けたことを条件として、前記通常の画像形成処理に復帰するように制御する
    ことを特徴とする請求項5に記載の清掃装置。
  7. 前記制御部は、前記擬似的な画像形成処理として、前記搬送異常を来たした前記記録媒体が取り除かれた後、通常の画像形成処理を再開するに先立って、当該通常の画像形成処理の対象である画像形成データの一部のページデータを用いて前記記録媒体に前記画像形成処理を行なうように制御する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の清掃装置。
  8. 前記一部のページデータを用いて前記記録媒体に前記擬似的な画像形成処理を行なうか否かの指示を受け付ける指示受付部をさらに備え、
    前記制御部は、前記指示受付部が前記一部のページデータを用いた前記擬似的な画像形成処理を行なう旨の指示を受け付けたことを条件として、前記擬似的な画像形成処理を行なうように制御する
    ことを特徴とする請求項7に記載の清掃装置。
  9. 前記指示受付部は、前記一部のページデータを用いた前記擬似的な画像形成処理を行なわれた後に、再度、前記一部のページデータを用いて擬似的な画像形成処理を行なうか否かの指示を受け付け、
    前記制御部は、前記指示受付部が前記一部のページデータを用いた擬似的な画像形成処理を行なわない旨の指示を受け付けたことを条件として、前記通常の画像形成処理に復帰するように制御する
    ことを特徴とする請求項8に記載の清掃装置。
  10. 前記制御部は、前記擬似的な画像形成処理がなされた処理済みの記録媒体と、通常の画像形成処理がなされた処理済みの記録媒体とを区分けして排出するように制御する
    ことを特徴とする請求項2〜9のうちの何れか1項に記載の清掃装置。
  11. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    記録媒体に画像を形成する印刷実行部と、
    前記印刷実行部に前記記録媒体を搬送させる搬送部と、
    前記搬送部における前記記録媒体の搬送異常を診断する診断部と、
    前記診断部が前記記録媒体の搬送異常を検知したことを条件として、一定量の前記記録媒体に対して通常の印刷処理と同様の手順にて擬似的な印刷処理を行なうように制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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