JP2018124478A - 画像形成装置 - Google Patents

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拓郎 三田
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Abstract

【課題】転写ニップ部から定着ニップ部までの距離が加圧部材表面のクリーニングに必要な距離よりも小さくても、記録材の両ニップ部間における引張りを回避し、加圧部材表面を全周に亘りクリーニング可能な画像形成装置を提供すること。
【解決手段】制御部50は、記録材搬送方向Xにおいて、記録材Sの後端Saから定着ニップ部N2までの距離L_paperが加圧部材23の表面の一周分の距離以上になる状態で第1の駆動源M2の駆動を停止し、前記記録材の後端が転写ニップ部N1を通過してから第2の駆動源M1の駆動を停止することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真複写機、電子写真プリンタなどの画像形成装置に関する。
電子写真方式の複写機やプリンタなどの画像形成装置は、記録材にトナー画像を形成する画像形成部と、記録材に未定着のトナー画像を加熱定着する定着部と、を有する。
画像形成部は、トナー画像を担持する回転可能な感光ドラムと、感光ドラムと共に転写ニップ部を形成する転写部材と、を有する。転写ニップ部によって記録材は挟持搬送されつつトナー画像が転写部材によって記録材に転写され、これによって記録材にトナー画像が形成される。
定着部は、筒状のフィルムやローラなどの回転可能な定着部材と、定着部材を加熱するセラミックヒータやハロゲンヒータなどの加熱源と、定着部材と共に定着ニップ部を形成する加圧ローラなどの加圧部材と、を有する。未定着のトナー画像が形成された記録材は定着ニップ部によって挟持搬送されつつ加熱され、これによってトナー画像は記録材に定着される。
記録材に形成された未定着のトナー画像のトナーはその全てが加熱溶融して記録材に定着されることが理想である。
しかしながら、記録材上に、溶けきらないコールドオフセット状態のトナー、或いは溶けすぎたホットオフセット状態のトナーが残存することがある。又、静電的に定着部材の外周面(表面)にオフセットしたトナーが残存することがある。このようなトナーは、定着部の定着部材と加圧部材のうち、離型性の低い方の部材表面に付着してしまう。
加圧部材よりも定着部材の離型性が低い場合、定着部材表面にトナーが付着してしまう。定着部材表面は、画像形成中は常にトナー溶融温度に加熱されているため、定着部材表面に付着したトナーは溶融した状態となっている。このため、その溶融状態のトナーは次の記録材が定着ニップ部によって搬送されるときに当該記録材のトナー画像と混ざって記録材上に転移する。そのため、定着部材表面がトナーによって継続的に汚れているという状態は存在しない。
一方、定着部材よりも加圧部材の離型性が低い場合には、一旦、定着部材表面にオフセットしたトナーは加圧部材表面に転移する。加圧部材表面は定着部材表面に比べて温度が低いため、加圧部材表面に転移したトナーは加圧部材表面に必ずしも十分に溶融した状態では存在しない。又、加圧部材表面は記録材のトナー画像に接触しないため、加圧部材表面に転移したトナーが記録材に転移することは少ない。そのため、加圧部材表面にトナーが蓄積されていくという問題があった。
加圧部材表面にトナーが蓄積されると、塊となったトナーが記録材の印字面とは反対側の非印字面に付着して、記録材と共に装置本体外のトレイに排出されたり、記録材が加圧部材表面に巻き付いたりするといった問題が発生する。
特許文献1は、加圧ローラ表面のトナーを除去する為に、記録材を定着ニップ部によってステップ搬送するクリーニング方法を開示している。
この方法は、クリーニング用の記録紙の先端が定着ニップ部の位置に到達すると当該記録紙を停止させ、加熱部材を加熱して冷却した後、記録材を定着ニップ部によって一定距離搬送した後に記録材の搬送を停止する。記録紙を一定距離搬送させることによって加圧ローラ表面のトナーを記録紙に転移させることができる。このような記録紙の搬送停止、加圧ローラの加熱、及び冷却、記録紙の一定距離搬送といった一連の動作を1ステップとし、このステップを加圧ローラが一周回転するまで実行することによって、加圧ローラ表面の全周面をクリーニングする。
特開2004−109415号公報
ところで、画像形成装置においては、画像形成部の感光ドラムを第1のモータによって回転駆動し、定着部の加圧ローラを第2のモータによって回転駆動している。このような装置において、転写ニップ部、及び定着ニップ部に記録材が挟持された状態で上記のステップ搬送による加圧ローラ表面のクリーニングを実行すると、両モータの負荷トルクの違いにより、記録材搬送方向において、記録材に引張りやたわみが生じてしまうという問題がある。
記録材は、記録材に引張りが生じることにより破損する虞があり、また、たわみが生じることにより折れ目がついてしまう虞がある。そのため、このような引張りやたわみはクリーニングに使用する記録材のジャムの原因になってしまう。
そこで、記録材搬送方向において、記録材の先端が定着ニップ部に挟持され、後端が転写ニップ部を抜けたことを条件として、上記のステップ搬送モードを実行することが考えられる。
一方、近年では、装置の小型化を達成するため、転写ニップ部から定着ニップ部までの距離を加圧ローラ表面のクリーニングに必要な距離(例えば加圧ローラ表面の一周分の距離)よりも小さい装置が存在する。この小型化された装置に上記のステップ搬送を適用すると、加圧ローラ表面にクリーニングされない領域が残ってしまうという課題が生じる。
本発明の目的は、転写ニップ部から定着ニップ部までの距離が加圧部材表面のクリーニングに必要な距離よりも小さくても、記録材の両ニップ部間における引張りを回避し、加圧部材表面を全周に亘りクリーニング可能な画像形成装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、
トナー画像を担持する回転可能な像担持体と、前記像担持体と共に転写ニップ部を形成する転写部材と、を有し、前記転写ニップ部によって記録材を挟持搬送しつつ前記トナー画像を前記転写部材によって前記記録材に転写して前記記録材に前記トナー画像を形成する画像形成部と、
回転可能な定着部材と、前記定着部材を加熱する加熱源と、前記定着部材と共に定着ニップ部を形成する回転可能な加圧部材と、を有し、前記定着ニップ部によって前記記録材を挟持搬送しつつ加熱して前記トナー画像を前記記録材に定着する定着部と、
前記加圧部材を回転駆動する第1の駆動源と、
前記記録材を前記定着ニップ部に挟持させて、前記定着部材を加熱し冷却した後に、前記第1の駆動源を駆動し当該第1の駆動源の駆動を停止して前記記録材を前記定着ニップ部によって所定量搬送するステップ搬送を繰り返すことにより、前記加圧部材の表面に付着しているトナーを前記記録材に転移させて前記加圧部材の表面をクリーニングするモードを実行する制御部と、
を有し、記録材搬送方向において、前記転写ニップ部から前記定着ニップ部までの距離が前記加圧部材の表面のクリーニングに必要な距離よりも小さい画像形成装置において、
前記像担持体を回転駆動する第2の駆動源を有し、
前記制御部は、前記記録材搬送方向において、前記記録材の後端から前記定着ニップ部までの距離が前記加圧部材の表面の一周分の距離以上になる状態で前記第1の駆動源の駆動を停止し、前記記録材の後端が前記転写ニップ部を通過してから前記第2の駆動源の駆動を停止することを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、
トナー画像を担持する回転可能な像担持体と、前記像担持体と共に転写ニップ部を形成する転写部材と、を有し、前記転写ニップ部によって記録材を挟持搬送しつつ前記トナー画像を前記転写部材によって前記記録材に転写して前記記録材に前記トナー画像を形成する画像形成部と、
回転可能な定着部材と、前記定着部材を加熱する加熱源と、前記定着部材と共に定着ニップ部を形成する回転可能な加圧部材と、を有し、前記定着ニップ部によって前記記録材を挟持搬送しつつ加熱して前記トナー画像を前記記録材に定着する定着部と、
前記加圧部材を回転駆動する第1の駆動源と、
前記記録材を前記定着ニップ部に挟持させて、前記定着部材を加熱し冷却した後に、前記第1の駆動源を駆動し当該第1の駆動源の駆動を停止して前記記録材を前記定着ニップ部によって所定量搬送するステップ搬送を繰り返すことにより、前記加圧部材の表面に付着しているトナーを前記記録材に転移させて前記加圧部材の表面をクリーニングするモードを実行する制御部と、
を有し、記録材搬送方向において、前記転写ニップ部から前記定着ニップ部までの距離が前記加圧部材の表面のクリーニングに必要な距離よりも小さい画像形成装置において、
前記像担持体を回転駆動する第2の駆動源と、
前記転写ニップ部と前記定着ニップ部との間における前記記録材のたわみを検知する検知手段と、
を有し、
前記制御部は、前記ステップ搬送を繰り返す際に前記検知手段の出力に応じて前記第2の駆動源を駆動し当該第2の駆動源の駆動を停止して前記像担持体を所定距離分回転駆動することを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、
トナー画像を担持する回転可能な像担持体と、前記像担持体と共に転写ニップ部を形成する転写部材と、を有し、前記転写ニップ部によって記録材を挟持搬送しつつ前記トナー画像を前記転写部材によって前記記録材に転写して前記記録材に前記トナー画像を形成する画像形成部と、
回転可能な定着部材と、前記定着部材を加熱する加熱源と、前記定着部材と共に定着ニップ部を形成する回転可能な加圧部材と、を有し、前記定着ニップ部によって前記記録材を挟持搬送しつつ加熱して前記トナー画像を前記記録材に定着する定着部と、
前記加圧部材を回転駆動する第1の駆動源と、
前記記録材を前記定着ニップ部に挟持させて、前記定着部材を加熱し冷却した後に、前記第1の駆動源を駆動し当該第1の駆動源の駆動を停止して前記記録材を前記定着ニップ部によって所定量搬送するステップ搬送を繰り返すことにより、前記加圧部材の表面に付着しているトナーを前記記録材に転移させて前記加圧部材の表面をクリーニングするモードを実行する制御部と、
を有し、記録材搬送方向において、前記転写ニップ部から前記定着ニップ部までの距離が前記加圧部材の表面のクリーニングに必要な距離よりも小さい画像形成装置において、
前記像担持体を回転駆動する第2の駆動源を有し、
前記制御部は、前記第2の駆動源を駆動し前記像担持体に対して前記ステップ搬送によって搬送される前記記録材の平均速度と同じ速度で前記記録材を前記転写ニップ部によって搬送する回転駆動を行うことを特徴とする。
本発明によれば、転写ニップ部から定着ニップ部までの距離が加圧部材表面のクリーニングに必要な距離よりも小さくても、記録材の両ニップ部間における引張りを回避し、加圧部材表面を全周に亘りクリーニング可能な画像形成装置の提供を実現できる。
実施例1の画像形成装置のクリーニング処理動作のフローチャート 実施例1の画像形成装置の一例の概略構成を示す断面図 実施例1の画像形成装置の記録材搬送方向におけるトップセンサと画像形成部と定着部の位置関係を示す図 実施例1の画像形成装置のクリーニング処理動作に係るハード構成のブロック図 実施例2の画像形成装置のクリーニング処理動作のフローチャート 実施例2の画像形成装置の一例の概略構成を示す断面図 実施例2の画像形成装置の記録材搬送方向における画像形成部と定着部の位置関係、及びたわみセンサの概略構成を示す図 実施例2の画像形成装置のクリーニング処理動作に係るハード構成のブロック図 実施例2の画像形成装置の転写ニップ部と定着ニップ部との間に形成される記録材のたわみ量を説明するための図 実施例3の画像形成装置のクリーニング処理動作のフローチャート
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本発明の好適な実施形態は、本発明における最良の実施形態の一例ではあるものの、本発明は以下の実施形態により限定されるものではなく、本発明の思想の範囲内において他の種々の構成に置き換えることは可能である。
[実施例1]
<画像形成装置A>
図2を参照して、本実施例に係る画像形成装置Aを説明する。図2は電子写真記録技術を用いた画像形成装置(本実施例ではモノクロプリンタ)Aの一例の概略構成を示す断面図である。
画像形成装置Aにおいて、記録紙などの記録材Sにトナー画像を形成する画像形成部10は、像担持体としての感光ドラム1と、帯電部材2と、レーザスキャナ3と、を有する。更に画像形成部10は、現像器4と、感光ドラム1の外周面(表面)をクリーニングするクリーナ5と、感光ドラム1と共に転写ニップ部N1を形成する転写部材としての転写ローラ6と、を有する。以上の画像形成部10の動作は周知であるので詳細な説明は割愛する。
トナー画像を記録材Sに定着する定着部20は、熱ローラ方式の装置である。この定着部20は、回転可能な筒状の定着部材としての定着ローラ21と、定着ローラ21を加熱する加熱源としてのハロゲンヒータ22(以下、ヒータと、を有する。更に定着部20は、定着ローラ21と共に定着ニップ部N2を形成する回転可能な加圧部材としての加圧ローラ23を有する。定着ローラ21の中空部に設けられたハロゲンヒータ22はハロゲンヒータ22の輻射熱によって定着ローラ21を定着ローラ22の内周面(内面)側から加熱する。
記録材搬送方向Xにおいて、ローラ33と転写ニップ部N1との間には第1の検知手段としてのトップセンサS1が設置してある。定着ニップ部N2とローラ34との間には第2の検知手段としての排出センサS2が設置してある。
感光ドラム1は第1の駆動源としてのモータM1によって矢印方向へ回転駆動される。転写ローラ6は感光ドラム1の回転に追従して矢印方向へ回転する。モータM1の回転は不図示のギア列を介してローラ32、及びローラ33に伝達される。加圧ローラ23は第2の駆動源としてのモータM2によって矢印方向へ回転駆動される。定着ローラ21は加圧ローラ23の回転に追従して矢印方向へ回転する。モータM2の回転は不図示のギア列を介してローラ34に伝達される。ローラ31は第3の駆動源としてのモータM3によって矢印方向へ回転駆動される。
装置本体A1内のカセット30に収納された記録材Sは、ローラ31によって1枚ずつ繰り出された後にローラ32を介してローラ33に送り出される。その記録材Sはローラ33によって挟持搬送されて記録材Sの先端がトップセンサS1に到達する。そしてトップセンサS1が記録材Sの先端を検知することによってローラ33は記録材Sを転写ニップ部N1に搬送する。
連続プリント時にはトップセンサS1が先行の記録材Sの先端又は後端を検知してから所定時間後にローラ31が後続の記録材Sを繰り出す。
記録材Sは転写ニップ部N1によって挟持搬送され、その搬送過程において、転写ローラ6は感光ドラム1が担持するトナー画像を記録材S上に転写する。これによって記録材Sにトナー画像が形成される。
未定着のトナー画像を担持する記録材Sは定着ニップ部N2に送られる。その記録材Sは定着ニップ部N2によって挟持搬送されつつ加熱され、これによってトナー画像は記録材Sに定着される。
定着ニップ部N2を出た記録材Sはローラ34によってトレイ34に排出される。排出センサS2が記録材Sの通過を検知することによって一連のプリント処理動作は終了する。
図3に、記録材搬送方向XにおけるトップセンサS1と画像形成部10と定着部20の位置関係を示す。
本実施例に示す画像形成装置Aは、画像形成装置Aの小型化を達成するために、記録材搬送方向Xにおいて、転写ニップ部N1から定着ニップ部N2までの距離L_dfを加圧ローラ23の外周面(表面)の一周分の距離L_rよりも小さくしている。
<加圧ローラ23のクリーニング処理動作>
図1は本実施例の画像形成装置Aのクリーニング処理動作のフローチャートである。図4は加圧ローラ23のクリーニング処理動作に係るハード構成のブロック図である。
以下、加圧ローラ23のクリーニング処理動作ついて、図1乃至図4を参照しながら説明する。本実施例では、クリーニングに必要な加圧ローラ23の表面の距離は、加圧ローラ23が全周面クリーニングされる一周長さに相当する距離分であるものとして説明する。
ユーザーが装置本体A1の不図示の操作パネル、或いは不図示のホストコンピュータ等の外部機器からクリーニング指令を指示する。すると、CPU、及びRAMやROMなどのメモリからなる制御部50(図4参照)は加圧ローラ23をクリーニングするためのモードを実行する。
図1において、S101では、モータM3を駆動してローラ31を回転させた後にモータM3の駆動を停止する。ローラ31の回転によってカセット30からクリーニング用の記録材Sの給送が開始される。
S102では、モータM3の駆動と同時にモータM1、及びモータM2を駆動する(S102)。モータM1の駆動によってローラ33、ローラ34、及び感光ドラム1が回転する。ローラ33、及びローラ34の回転によって記録材Sは転写ニップ部N1に向けて搬送される。モータM2の駆動によって加圧ローラ23、及びローラ34が回転する。
S103では、記録材Sの後端Sa(図3参照)がトップセンサS1を通過したか否かを監視する。記録材Sの後端Saが通過すると(YES)S104に進む。
S104では、記録材Sの後端SaがトップセンサS1を通過したタイミングを基準として、記録材Sが定着ニップ部N2によって所定距離L_feed分搬送されるタイミングを監視する。記録材SをL_feed分搬送すると(YES)S105に進む。
S105では、モータM2の駆動を停止する。
ここで、所定距離L_feedについて、図3を参照しながら説明する。
所定距離L_feedは、記録材搬送方向Xにおいて、モータM2の駆動を停止した際の記録材Sの後端Saから定着ニップ部N2までの距離としての記録材沿面長さL_paperが、加圧ローラ23の一周分の距離L_r以上となる距離である。このL_feedは下記の式(1)を用いて算出される。
L_feed = L_tf − L_r − L_stop ・・・・・式(1)
式(1)において、
L_tf=トップセンサS1から定着ニップ部N2までの距離(図3参照)、
L_r=加圧ローラ23表面の一周分の距離(図3参照)、
L_stop=モータM2の駆動停止開始からモータM2が停止するまでに記録材Sが定着ニップ部N2によって搬送される距離(不図示)
とする。
これにより、モータM2の駆動を停止した状態において、記録材Sの後端Saから定着ニップ部N2までの記録材沿面長さL_paperは、加圧ローラ23の一周分の距離L_rと同じになる。本実施例の画像形成装置Aにおいては、転写ニップ部N1から定着ニップ部N2までの距離L_dfは加圧ローラ23の一周分の距離L_rよりも短い(L_df<L_r)。そのため、モータM2の駆動を停止した時点では記録材Sの後端Saは転写ニップ部N1を通過していないことになる。
S106では、記録材Sの後端SaがトップセンサS1を通過したタイミングを基準として、記録材Sが転写ニップ部N1によって所定距離L_td分搬送されるタイミングを監視する。記録材SをL_td分搬送すると(YES)S107に進む。
S107では、モータM1の駆動を停止する。
ここで、所定距離L_tdは、記録材搬送方向Xにおいて、トップセンサS1から転写ニップ部N1までの距離である(図3参照)。そのため、モータM1を停止したタイミングにおいては、記録材Sの後端Saは転写ニップ部N1を抜けた状態となる。
これにより、記録材Sは定着ニップ部N2のみに挟まれた状態で停止することになり、駆動源の異なる転写ニップ部N1との間で負荷トルクの違いによる記録材Sのたわみや引張りといった現象を回避できる。また、記録材搬送方向Xにおいて、記録材Sの後端Saから定着ニップ部N2までの記録材沿面長さL_paperは、加圧ローラ23表面の一周分の距離L_rと同じであるため、加圧ローラ23表面の一周分のクリーニングが行える。
上記のようにモータM2の停止タイミングはトップセンサS1が記録材Sの後端Saを検知したタイミングを基準として算出しているが、排出センサS2が記録材Sの先端を検知したタイミングを基準として算出しても良い。
S108では、モータM2の駆動の停止と同時に給電回路(不図示)をオンしヒータ22に給電して定着ローラ21の加熱を開始する。
S109では、ヒータ22への給電時間が所定時間t1経過したか否かを判断する。ここで、所定時間t1とは、加圧ローラ23の表面に付着しているトナーを溶融させるための所要時間をいう。ヒータ22への給電時間が所定時間t1経過すると(YES)S110に進む。
S110では、給電回路をオフしヒータ22への給電を停止して定着ローラ21の冷却を開始する。
S111では、ヒータ22への給電停止時間が所定時間t2経過したか否かを判断する。ここで、所定時間t2とは、加圧ローラ23の表面に付着しているトナーに関し、加圧ローラ23表面から記録材Sへの転移が損なわれない程度にトナーを冷却するための所要時間をいう。ヒータ22への給電停止時間が所定時間t2経過すると(YES)S112に進む。
S112では、モータM2を駆動して加圧ローラ23、及び排出ローラ34を所定距離回転させた後に、モータM2の駆動を停止して加圧ローラ23、及び排出ローラ34の回転を停止させる。加圧ローラ23が所定距離回転した後に回転を停止することにより記録材Sは定着ニップ部N2によって加圧ローラ23の所定距離回転分に相当する距離だけ搬送される。これによって加圧ローラ23表面のトナーは加圧ローラ23表面より離型性の低い記録材Sの非印字面に転移する。ここで、加圧ローラ23の回転に関し、所定距離回転分とは、記録材搬送方向において、定着ニップ部N2の幅に相当する距離である。
S113では、加圧ローラ23が全周面クリーニングされる一周長さに相当する距離分だけ記録材Sをステップ搬送したか否かを判断する。記録材Sをステップ搬送していない場合(NO)は記録材Sをステップ搬送し終えるまでS108〜S113の処理を繰り返す。S108〜S113の処理を繰り返すことによって加圧ローラ23は全周面クリーニングされる。記録材Sをステップ搬送した場合(YES)はS114に進む。
S114では、モータM2の駆動を継続して加圧ローラ23、及び排出ローラ34を回転させる。排出ローラ34の回転によって記録材Sはトレイ35に排出される。
S115では、記録材Sの後端Saが排出センサS2を通過後、一定時間経過後にモータM2の駆動を停止する。
本実施例において、加圧ローラ23表面のクリーニングに必要な距離は加圧ローラ23表面の一周分の長さに相当する距離に限られず任意の距離に設定することが可能である。その場合、クリーニングに必要な任意の距離をL_clnとして、S104で用いる所定距離L_feedは、以下の式(1)’のように算出すればよい。
L_feed = L_tf − L_cln − L_stop ・・・式(1)’
本実施例の画像形成装置Aは、記録材Sの後端Saから定着ニップ部N2までの距離L_tfが加圧ローラ23表面のクリーニングに必要な一周分の距離L_rよりも長くなる(一周分の距離以上になる)ようなタイミングでモータM2の駆動を停止する。その後、記録材Sの後端Saが転写ニップ部N1を抜けたことを条件としてモータM1の駆動を停止する。次いで、モータM2を駆動し当該モータM2の駆動を停止して記録材Sを定着ニップ部N2によって所定量搬送するステップ搬送を開始する。
これによって記録材Sの転写ニップ部N1と定着ニップ部N2との間の引張りを回避し、クリーニング動作に不要なモータM1を回転駆動させずに、加圧ローラ23表面を全周に亘りクリーニングできるという効果を奏する。
[実施例2]
<画像形成装置A>
画像形成装置Aの他の例を説明する。本実施例では、実施例1と異なる構成のみを説明する。
図6は本実施例に係る画像形成装置Aの一例の概略構成を示す断面図である。図7は記録材搬送方向Xにおける画像形成部10と定着部20の位置関係、及びたわみセンサS3の概略構成を示す図である。
本実施例の画像形成装置Aは、実施例1に比べて、転写ニップ部N1から定着ニップ部N2までの距離L_dfを加圧ローラ23表面の一周分の距離L_rよりも極端に小さくしている。更に本実施例の画像形成装置Aは、転写ニップ部N1と定着ニップ部N2との間にたわみ検出手段としてのたわみセンサS3を設置している。
定着部20の定着ローラ21はヒータ22によって加熱されることにより膨張して定着ローラ21の径が大きくなり、加圧ローラ23は定着ローラ21から熱を受けて加熱されることにより膨張して加圧ローラ23の径が大きくなる。すると、定着ニップ部N2によって搬送される記録材Sの搬送速度は変動する。
そこで、本実施例の画像形成装置Aは、転写ニップ部N1と定着ニップ部N2との間において記録材Sにたわみ(ループ)を形成することによって、転写ニップ部N1と定着ニップ部N2における記録材Sの搬送速度の差を吸収するようにしている。そして記録材Sのたわみ量(ループ量)を検出するために、転写ニップ部N1と定着ニップ部N2との間にたわみセンサS3を設置している。
図7に示すように、たわみセンサS3は、軸40に回動可能に支持されたフラグ41と、フォトセンサ42と、を有する。記録材Sが破線にて示すホームポジションから記録材Sの印字面とは反対側の非印字面側にたわむと、その記録材Sの非印字面がフラグ41に当接する。フラグ41は記録材Sのたわみ量が大きくなるに従い軸40を支点に矢印方向へ回動してフォトセンサ42を遮光する。フォトセンサ42は、フォトセンサ42が遮光されていないとき「記録材無し」を意味する信号を制御部50に出力し、フォトセンサ42が遮光されたとき「記録材有り」を意味する信号を制御部50に出力する。
<加圧ローラ23のクリーニング処理動作>
図5はクリーニング処理動作のフローチャートである。図8は加圧ローラ23のクリーニング処理動作に係るハード構成のブロック図である。
以下、加圧ローラ23のクリーニング処理動作ついて、図5乃至図8を参照しながら説明する。本実施例においても、加圧ローラ23表面について、クリーニングに必要となる距離は、加圧ローラ23表面が全周面クリーニングされる一周長さに相当する距離分であるものとして説明する。
図5において、S201乃至S205の処理は実施例1のS101乃至S105と同じであるため詳細な説明は割愛する。
実施例1においては、S105においてモータM2の駆動を停止した後、S106において記録材Sを転写ニップ部N1によって所定距離L_td分搬送し、その後S107においてモータM1の駆動を停止している。
モータM1の駆動を停止する時の記録材Sの状態について、図9(a)を参照しながら説明する。
図9(a)に示すように、モータM1の駆動を停止する時の記録材Sの後端Saから定着ニップ部N2までの記録材沿面長さL_paperは、加圧ローラ23表面の一周分の距離L_rと同じである。実施例1において説明したように、記録材搬送方向Xにおいて、転写ニップ部N1から定着ニップ部N2までの距離L_dfは加圧ローラ23表面の一周分の距離L_rよりも短い。そのため、記録材搬送方向Xにおいて、モータM1の駆動を停止する時の記録材Sは、記録材Sの定着ニップ部N2よりも上流側の領域がたわんだ状態になっている。
ここで、図9(b)に示すように、転写ニップ部N1から定着ニップ部N2までの距離L_df’は、加圧ローラ23表面の一周分の距離L_rに比べて極端に小さい。そのため、実施例1のように加圧ローラ23表面の一周分の距離L_rと同じの長さ分、記録材Sをたわませることはできない。
そこで、S206では、記録材Sの後端SaがトップセンサS1を通過したタイミングを基準として、記録材Sが転写ニップ部N1によって所定距離L_roop分搬送されるタイミングを監視する。記録材SをL_roop分搬送すると(YES)S207に進む。
S207では、モータM1の駆動を停止する。
ここで、所定距離L_roopについて、図9(b)を参照しながら説明する。
所定距離L_roopは、転写ニップ部N1と定着ニップ部N2との間で形成される記録材Sのたわみ量が適切な状態となる距離である。このL_roopは下記の式(2)を用いて算出される。
L_roop = L_peaper’ − L_df’ ・・・・・・ 式(2)
式(2)において、
L_df’=転写ニップ部N1と定着ニップ部N2との間の直線距離
L_peaper’=たわみ量が適切な状態であるときの転写ニップ部N1と定着ニップ部N2との間の記録材沿面長さ
とする。
ここで、記録材Sに関し、適切なたわみ量とは、記録材Sのたわみによって記録材Sの搬送に支障が生じない値である。これにより、モータM1を停止したタイミングにおいて、記録材Sは転写ニップ部N1と定着ニップ部N2の両者に挟持され適切なたわみ量が形成された状態で停止することになる。
S208乃至S212の処理は実施例1のS108乃至S112と同じであるため詳細な説明は割愛する。
S213では、たわみセンサS3の出力が「記録材無し」の場合(YES)は記録材Sのたわみが不足しているものと判断してS214に進む。たわみセンサS3の出力が「記録材有り」の場合(NO)は記録材Sに適切なたわみ量が形成されていると判断してS215に進む。
S214では、モータM1を駆動、及びモータM1の駆動を停止して感光ドラム1を所定距離分回転させて記録材Sを転写ニップ部N1によって所定距離搬送する処理を繰り返す。つまり、モータM1のステップ駆動を行う。
ここで、感光ドラム1に関し、所定距離分とは、転写ニップ部N1と定着ニップ部N2との間において記録材Sを適切なたわみ量に維持するための搬送量である。本実施例では、記録材Sに適切なたわみ量を維持させるために、モータM1による感光ドラム1の回転駆動量を、記録材Sをステップ搬送するときのモータM2による加圧ローラ23の回転駆動量と同じに値に設定している。
S215乃至S217の処理は実施例1のS113乃至S115と同じであるため詳細な説明は割愛する。
本実施例の画像形成装置Aは、記録材Sの後端Saから定着ニップ部N2までの距離L_tfが加圧ローラ23表面のクリーニングに必要な一周分の距離L_rよりも長くなるようなタイミングでモータM2の駆動を停止する。その後、記録材Sの後端Saが転写ニップ部N1を抜けたことを条件としてモータM1の駆動を停止する。次いで、モータM2を駆動し当該モータM2の駆動を停止して記録材Sを定着ニップ部N2によって所定量搬送するステップ搬送を開始する。
記録材Sをステップ搬送するときのサイクルにおいて、転写ニップ部N1と定着ニップ部N2との間のたわみセンサS3の出力に応じてモータM1のステップ駆動を行う。これによって記録材Sの両ニップ部N1,N2間の引張りを回避しつつ加圧ローラ23表面を全周に亘りクリーニングできるという効果を奏する。
更に、モータM1による感光ドラム1の回転駆動量を、記録材Sをステップ搬送するときのモータM2による加圧ローラ23の回転駆動量と同じに値に設定している。これによって両ニップ部N1,N2間に形成される記録材Sのたわみ量による制約を受けずに、加圧ローラ23表面に対して任意の距離分のクリーニング量を確保できるという効果を奏する。
[実施例3]
<画像形成装置A>
画像形成装置Aの他の実施例を説明する。本実施例では、実施例1と異なる構成のみを説明する。
本実施例の画像形成装置Aは、実施例1の図2乃至図4と同じ構成であり、加圧ローラ23のクリーニング処理動作のみが実施例1とは異なっている。つまり、本実施例の画像形成装置Aは、たわみセンサS3を用いることなく、定着ニップ部N1と転写ニップ部N2との間において記録材Sを適切なたわみ量に維持しつつ、加圧ローラ23表面をクリーニング可能な装置である。
<加圧ローラ23のクリーニング処理動作>
図10はクリーニング処理動作のフローチャートである。
以下、加圧ローラ23のクリーニング処理動作ついて、図2乃至図4、及び図10を参照しながら説明する。本実施例においても、加圧ローラ23表面について、クリーニングに必要となる距離は、加圧ローラ23表面が全周面クリーニングされる一周長さに相当する距離分であるものとして説明する。
図10において、S301乃至S307の処理は実施例2のS201乃至S207と同じであるため詳細な説明は割愛する。
実施例2に説明したように、S307では、記録材Sは転写ニップ部N1と定着ニップ部N2の両者に挟持され適切なたわみ量が形成された状態で停止している。
ここで、定着ローラ21を加熱し冷却した後に記録材Sを定着ニップ部N2によってステップ搬送するという1つのサイクルにおいて、定着ニップ部N2によって記録材Sが搬送される平均速度V_aveは下記の式(3)を用いて算出される。
V_ave = L_nip/(t1+t2) ・・・・・・・ 式(3)
式(3)において
L_nip=記録材搬送方向Xの定着ニップ部N2の幅(=定着部20での1回のステップ搬送により搬送される距離)
とする。
本実施例は、定着ニップ部N2によって記録材Sが搬送される平均速度V_aveと同じの速度で感光ドラム1を回転駆動させることにより、転写ニップ部N1と定着ニップ部N2との間に形成した記録材Sのたわみ量を維持したままクリーニングを行うものである。
そこで、S308では、制御部50はモータM1を減速駆動して感光ドラム1を平均速度V_aveで回転する回転駆動を開始する。
ステップS309乃至S317の処理は実施例1のS108乃至S115と同じであるため詳細な説明は割愛する。
本実施例の画像形成装置Aは、記録材Sの後端Saから定着ニップ部N2までの距離L_tfが加圧ローラ23表面のクリーニングに必要な一周分の距離L_rよりも長くなるようなタイミングでモータM2の駆動を停止する。その後、記録材Sの後端Saが転写ニップ部N1を抜けたことを条件としてモータM1を停止する。次いで、モータM1を駆動し感光ドラム1に対して記録材Sをステップ搬送するときのサイクルにおける記録材Sの平均速度V_aveと同じ速度で記録材Sを転写ニップ部N1によって搬送する回転駆動を開始する。その後、記録材Sのステップ搬送を開始する。
これによって転写ニップ部N1と定着ニップ部N2との間にたわみセンサS3を設けなくても記録材Sの両ニップ部N1,N2間での引張りを回避しつつ加圧ローラ23表面を全周に亘りクリーニングできるという効果を奏する。
[他の実施例]
定着部20は熱ローラ方式に限られずフィルム加熱方式であってもよい。フィルム加熱方式の定着部は、回転可能な筒状のフィルム(定着部材)と、フィルムの内周面(内面)に当接してフィルムを加熱するセラミックヒータ(加熱源)と、セラミックヒータを介してフィルムと共に定着ニップ部を形成する加圧ローラ(加圧部材)と、を有する。
1 感光ドラム、6 転写ローラ、10 画像形成部、
20 定着部、21 定着ローラ、22 ハロゲンヒータ、
23 加圧ローラ、50 制御部、
L_df 転写ニップ部から前記定着ニップ部までの距離、
L_paper 記録材の後端Saから定着ニップ部N2までの距離、
L_r 加圧ローラ23表面の一周分の距離、
N1 転写ニップ部、M1 第2のモータ、M2 第1のモータ、
S 記録材、S3 たわみセンサ、X 記録材搬送方向、
V_ave 定着ニップ部N2によって記録材Sが搬送される平均速度

Claims (4)

  1. トナー画像を担持する回転可能な像担持体と、前記像担持体と共に転写ニップ部を形成する転写部材と、を有し、前記転写ニップ部によって記録材を挟持搬送しつつ前記トナー画像を前記転写部材によって前記記録材に転写して前記記録材に前記トナー画像を形成する画像形成部と、
    回転可能な定着部材と、前記定着部材を加熱する加熱源と、前記定着部材と共に定着ニップ部を形成する回転可能な加圧部材と、を有し、前記定着ニップ部によって前記記録材を挟持搬送しつつ加熱して前記トナー画像を前記記録材に定着する定着部と、
    前記加圧部材を回転駆動する第1の駆動源と、
    前記記録材を前記定着ニップ部に挟持させて、前記定着部材を加熱し冷却した後に、前記第1の駆動源を駆動し当該第1の駆動源の駆動を停止して前記記録材を前記定着ニップ部によって所定量搬送するステップ搬送を繰り返すことにより、前記加圧部材の表面に付着しているトナーを前記記録材に転移させて前記加圧部材の表面をクリーニングするモードを実行する制御部と、
    を有し、記録材搬送方向において、前記転写ニップ部から前記定着ニップ部までの距離が前記加圧部材の表面のクリーニングに必要な距離よりも小さい画像形成装置において、
    前記像担持体を回転駆動する第2の駆動源を有し、
    前記制御部は、前記記録材搬送方向において、前記記録材の後端から前記定着ニップ部までの距離が前記加圧部材の表面の一周分の距離以上になる状態で前記第1の駆動源の駆動を停止し、前記記録材の後端が前記転写ニップ部を通過してから前記第2の駆動源の駆動を停止することを特徴とする画像形成装置。
  2. トナー画像を担持する回転可能な像担持体と、前記像担持体と共に転写ニップ部を形成する転写部材と、を有し、前記転写ニップ部によって記録材を挟持搬送しつつ前記トナー画像を前記転写部材によって前記記録材に転写して前記記録材に前記トナー画像を形成する画像形成部と、
    回転可能な定着部材と、前記定着部材を加熱する加熱源と、前記定着部材と共に定着ニップ部を形成する回転可能な加圧部材と、を有し、前記定着ニップ部によって前記記録材を挟持搬送しつつ加熱して前記トナー画像を前記記録材に定着する定着部と、
    前記加圧部材を回転駆動する第1の駆動源と、
    前記記録材を前記定着ニップ部に挟持させて、前記定着部材を加熱し冷却した後に、前記第1の駆動源を駆動し当該第1の駆動源の駆動を停止して前記記録材を前記定着ニップ部によって所定量搬送するステップ搬送を繰り返すことにより、前記加圧部材の表面に付着しているトナーを前記記録材に転移させて前記加圧部材の表面をクリーニングするモードを実行する制御部と、
    を有し、記録材搬送方向において、前記転写ニップ部から前記定着ニップ部までの距離が前記加圧部材の表面のクリーニングに必要な距離よりも小さい画像形成装置において、
    前記像担持体を回転駆動する第2の駆動源と、
    前記転写ニップ部と前記定着ニップ部との間における前記記録材のたわみを検知する検知手段と、
    を有し、
    前記制御部は、前記ステップ搬送を繰り返す際に前記検知手段の出力に応じて前記第2の駆動源を駆動し当該第2の駆動源の駆動を停止して前記像担持体を所定距離分回転することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記像担持体を所定距離分回転する回転駆動量は、前記記録材を前記定着ニップ部によって所定量搬送するステップ搬送を行う際の前記第1の駆動源による前記加圧部材の回転駆動量と同じであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. トナー画像を担持する回転可能な像担持体と、前記像担持体と共に転写ニップ部を形成する転写部材と、を有し、前記転写ニップ部によって記録材を挟持搬送しつつ前記トナー画像を前記転写部材によって前記記録材に転写して前記記録材に前記トナー画像を形成する画像形成部と、
    回転可能な定着部材と、前記定着部材を加熱する加熱源と、前記定着部材と共に定着ニップ部を形成する回転可能な加圧部材と、を有し、前記定着ニップ部によって前記記録材を挟持搬送しつつ加熱して前記トナー画像を前記記録材に定着する定着部と、
    前記加圧部材を回転駆動する第1の駆動源と、
    前記記録材を前記定着ニップ部に挟持させて、前記定着部材を加熱し冷却した後に、前記第1の駆動源を駆動し当該第1の駆動源の駆動を停止して前記記録材を前記定着ニップ部によって所定量搬送するステップ搬送を繰り返すことにより、前記加圧部材の表面に付着しているトナーを前記記録材に転移させて前記加圧部材の表面をクリーニングするモードを実行する制御部と、
    を有し、記録材搬送方向において、前記転写ニップ部から前記定着ニップ部までの距離が前記加圧部材の表面のクリーニングに必要な距離よりも小さい画像形成装置において、
    前記像担持体を回転駆動する第2の駆動源を有し、
    前記制御部は、前記第2の駆動源を駆動し前記像担持体に対して前記ステップ搬送によって搬送される前記記録材の平均速度と同じ速度で前記記録材を前記転写ニップ部によって搬送する回転駆動を行うことを特徴する画像形成装置。
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