JP2015174208A - ロボット - Google Patents
ロボット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015174208A JP2015174208A JP2014054499A JP2014054499A JP2015174208A JP 2015174208 A JP2015174208 A JP 2015174208A JP 2014054499 A JP2014054499 A JP 2014054499A JP 2014054499 A JP2014054499 A JP 2014054499A JP 2015174208 A JP2015174208 A JP 2015174208A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- robot
- joint
- optical
- arm
- link
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Abstract
Description
図1は、本実施形態に係るロボットの概略構成を模式的に示す斜視図である。なお、実施形態における「回動」とは、正転及び逆転を意味する。
基底部70は、ロボット10の台座であり、工場内の作業スペースの床や、作業台などの平面に複数本のボルト(ネジ)によって強固に固定される。なお、固定場所は、水平面(X軸及びY軸を含む面)に限定するものではなく、ロボット10の重量、及び振動に耐え得る強度があれば、移動可能な台車上や、壁面、天井、あるいは後述するようなロボットユニットに設けられたアーム連結部などであっても良い。
まず、ロボット10のジョイント73からリンク80までの多関節アーム構造(腕から手まで)は、本体部71をZ軸方向に貫く肩軸91を中心にして水平方向に旋回する。即ち、ジョイント73は、本体部71の多関節アームが連結される表面に対して交差する回転軸のことをいい、本実施形態では、本体部71の表面に対して略直交する回転軸になっている。
また、エンドエフェクターが取り付けられるリンク81が、多関節アーム構造における一端(末端)であり、本体部71(基底部70側)に取り付けられたジョイント73がロボットアーム構造における他端(根元)に相当する。なお、以降の説明において、ロボットアーム構造におけるリンク81に近い側を「末端側」、基底部70に近い側を「根元側」という表現も用いる。
また、本体部71には、ロボットアーム構造を回転駆動するためのモーター、及び複数のギヤを含む減速機構などが組み込まれている。また、以降説明する各回動軸の近傍にも、該当するリンクやエンドエフェクターを駆動するためのモーター、及び減速機構などが組み込まれている。
なお、本実施形態の多関節アームにおいて、第1番目の一の回動軸92と略平行な一の回動軸は、本体側から順に第1〜第n番目の一の回動軸と、追番にて名称を付す。ここで、「略平行」とは、完全に平行である構成に加えて、10°以内の範囲で交差している構成を含むものと定義する。
また、回動軸の延在方向は、ロボット10が動作すると変化する(例えば、肩軸91を中心に旋回した場合)ため、図1に示す多関節アームの態様を初期状態と定義し、この初期状態に設置された状態を前提として説明する。
そして、リンク78の末端側には、駆動伝達部(駆動部)50と電装部60とを有するジョイント79が組み合わされている。ジョイント79は、一の回動軸と略直交する二の回動軸94であってリンク78の末端側をY軸方向に貫く二の回動軸94を中心にしてジョイント79がリンク78に対して捻れ方向に回動するように駆動される。
また、ジョイント79の末端側には、リンク80が組み合わされており、このリンク80は、ジョイント79の末端側をX軸方向に貫く第3番目の一の回動軸95を中心にして駆動される。
図2は、本実施形態に係るロボット10のジョイント79に対してリンク80を屈伸回動させる駆動伝達部50の構造を模式的に示す斜視図である。なお、図2では、駆動伝達部50以外の部材を一部省略するとともに、ジョイント79内部の駆動伝達部50の構造を説明する便宜上、一部を透視して示す。
そして、駆動プーリー85と従動プーリー86とは無縁の動力伝達索条としてのタイミングベルト87を介して連結されている。また、駆動プーリー85と従動プーリー86との間には、タイミングベルト87のテンションを調整するためにタイミングベルト87の動きに従って回動可能に接触させたプーリーを有するアイドラー88が配置されている。
以上、説明した構成のジョイント79に備わる駆動伝達部50によれば、第3番目の一の回動軸95に駆動用回転源としてのモーターを直接接続する構造よりも、第3番目の一の回動軸95を設置するジョイント79の小型化が図れる。具体的には、第3番目の一の回動軸95の軸方向にモーターが配置されることによる多関節アームの延伸方向と直交するアーム幅方向へのジョイント79の幅の増大が抑えられる。
図3は、本実施形態に係るロボット10の電装部60の概略構成を模式的に示す斜視図である。なお、図3では、電装部60以外の部材を一部省略するとともに、ジョイント79及びリンク80の内部の配線構造を説明する便宜上、一部を透視して示している。
本実施形態の光通信部20は、光信号を送信する光送信部22と、光送信部22から送信された光信号を受信する光受信部24と、を備えている。光送信部22及び光受信部24は、ジョイント79内に設けられている。これによれば、信号配線の引き回しスペースが低減された省スペースのロボットを提供することができる。
図4(A)及び図4(B)において、ジョイント79からリンク80側に引き出されたFPC68の他端側は、一旦、リンク80の第2の面80aに略垂直に(第3番目の一の回動軸95に沿って)設けられた円筒状の芯部材168の第1固定部68sに固定されている。この芯部材168(第1固定部68s)の中心軸Pwは、FPC68のリール68wの巻回の起点となる。本実施形態では、中心軸Pwは、ジョイント79とリンク80との回動軸である第3番目の一の回動軸95と一致している形態を説明するが、リール68wの基点となる中心軸Pwは第3番目の一の回動軸95と略平行であればよく、第3番目の一の回動軸95と一致していなくてもよい。
以上、述べた構成の芯部材168、カバー部材68c、及び、芯部材168とカバー部材68cとの間の空間で巻回されたFPCによりリール68wが構成されている。このFPC68のリール68wにより、ジョイント79とリンク80との第3番目の一の回動軸95回りの相対回動に伴うFPC68の長さ方向の往復移動が吸収され、相対回動を阻害しない配線構造が実現される。
Claims (8)
- 第1アームと、
関節を介して前記第1アームに回動可能に設けられた第2アームと、
前記関節内に挿通され、電源線を有するフレキシブル配線板と、
前記関節の回動軸上に光信号を送信する光通信部と、
を有することを特徴とするロボット。 - 請求項1に記載のロボットにおいて、
前記光通信部は、
光信号を送信する光送信部と、
前記光送信部から送信された光信号を受信する光受信部と、
を有し、
前記光送信部及び前記光受信部は、前記関節内に設けられていることを特徴とするロボット。 - 請求項2に記載のロボットにおいて、
前記光送信部及び前記光受信部は、前記関節の回動軸上に設けられていることを特徴とするロボット。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
前記回動軸を構成する透明部材を有し、
前記透明部材は、前記光送信部から送信された光信号を伝送させることを特徴とするロボット。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
前記フレキシブル配線板は、前記回動軸周りに巻回されていることを特徴とするロボット。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
前記第2アームを駆動する駆動部を有し、
前記電源線は、前記駆動部に電源を供給することを特徴とするロボット。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
前記第2アームに設けられたエンドエフェクターを有し、
前記電源線は、前記エンドエフェクターに電源を供給することを特徴とするロボット。 - 請求項2〜7のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
前記光送信部から送信される光信号の波長は、400〜1700nmであることを特徴とするロボット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014054499A JP2015174208A (ja) | 2014-03-18 | 2014-03-18 | ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014054499A JP2015174208A (ja) | 2014-03-18 | 2014-03-18 | ロボット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015174208A true JP2015174208A (ja) | 2015-10-05 |
Family
ID=54253871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014054499A Withdrawn JP2015174208A (ja) | 2014-03-18 | 2014-03-18 | ロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015174208A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105599007A (zh) * | 2016-03-26 | 2016-05-25 | 广州途道信息科技有限公司 | 一种舵机 |
DE102017206917A1 (de) | 2016-04-25 | 2017-10-26 | Honda Motor Co., Ltd. | Gelenkverbindungsmechanismus mit einem Kabel |
JP2017196677A (ja) * | 2016-04-25 | 2017-11-02 | 本田技研工業株式会社 | ロボットの制御信号を伝送するための光ファイバ配線構造及び光ファイバネットワーク |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61284387A (ja) * | 1985-06-11 | 1986-12-15 | フアナツク株式会社 | ロボツト制御装置 |
JPS62199380A (ja) * | 1986-02-26 | 1987-09-03 | 三菱電機株式会社 | 産業用ロボツト装置 |
JPH0787026A (ja) * | 1990-01-30 | 1995-03-31 | Cavi Pirelli Spa | 光ファイバ伝送ライン |
US20010002447A1 (en) * | 1999-11-29 | 2001-05-31 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Substrate transport apparatus and transport teaching system |
JP2002040305A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-02-06 | Samsung Electronics Co Ltd | 光を用いた両方向信号伝送装置 |
JP2002361576A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-18 | Toshiba Corp | 3次元空間内サービス提供システム |
JP2004103686A (ja) * | 2002-09-06 | 2004-04-02 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 光ロータリトランス |
JP2004536715A (ja) * | 2001-05-25 | 2004-12-09 | レゴ エー/エス | 位置および通信システムならびに方法 |
JP2007038360A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Hitachi High-Tech Control Systems Corp | 多関節搬送装置及びそれを用いた半導体製造装置 |
JP2010214530A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Denso Wave Inc | ロボットの回転関節用配線装置 |
JP2013115600A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Hitachi Ltd | 受動光網システム、終端装置およびそのスリープ状態解除方法 |
JP2013251857A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Toshiba Corp | 光送信回路装置、光受信回路装置、光送受信回路装置、及び光伝送方式 |
-
2014
- 2014-03-18 JP JP2014054499A patent/JP2015174208A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61284387A (ja) * | 1985-06-11 | 1986-12-15 | フアナツク株式会社 | ロボツト制御装置 |
EP0227835A1 (en) * | 1985-06-11 | 1987-07-08 | Fanuc Ltd. | Robot controller |
JPS62199380A (ja) * | 1986-02-26 | 1987-09-03 | 三菱電機株式会社 | 産業用ロボツト装置 |
JPH0787026A (ja) * | 1990-01-30 | 1995-03-31 | Cavi Pirelli Spa | 光ファイバ伝送ライン |
US20010002447A1 (en) * | 1999-11-29 | 2001-05-31 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Substrate transport apparatus and transport teaching system |
JP2001156153A (ja) * | 1999-11-29 | 2001-06-08 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 基板搬送装置および搬送教示システム |
JP2002040305A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-02-06 | Samsung Electronics Co Ltd | 光を用いた両方向信号伝送装置 |
JP2004536715A (ja) * | 2001-05-25 | 2004-12-09 | レゴ エー/エス | 位置および通信システムならびに方法 |
JP2002361576A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-18 | Toshiba Corp | 3次元空間内サービス提供システム |
JP2004103686A (ja) * | 2002-09-06 | 2004-04-02 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 光ロータリトランス |
JP2007038360A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Hitachi High-Tech Control Systems Corp | 多関節搬送装置及びそれを用いた半導体製造装置 |
JP2010214530A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Denso Wave Inc | ロボットの回転関節用配線装置 |
JP2013115600A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Hitachi Ltd | 受動光網システム、終端装置およびそのスリープ状態解除方法 |
JP2013251857A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Toshiba Corp | 光送信回路装置、光受信回路装置、光送受信回路装置、及び光伝送方式 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105599007A (zh) * | 2016-03-26 | 2016-05-25 | 广州途道信息科技有限公司 | 一种舵机 |
DE102017206917A1 (de) | 2016-04-25 | 2017-10-26 | Honda Motor Co., Ltd. | Gelenkverbindungsmechanismus mit einem Kabel |
JP2017196677A (ja) * | 2016-04-25 | 2017-11-02 | 本田技研工業株式会社 | ロボットの制御信号を伝送するための光ファイバ配線構造及び光ファイバネットワーク |
US9983369B2 (en) | 2016-04-25 | 2018-05-29 | Honda Motor Co., Ltd. | Articulate joint mechanism having cable |
US9997066B2 (en) | 2016-04-25 | 2018-06-12 | Honda Motor Co., Ltd. | Optical fiber network for transmitting signals in a robot |
DE102017206917B4 (de) | 2016-04-25 | 2019-08-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Gelenkverbindungsmechanismus mit einem Kabel |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2015085454A (ja) | ロボット | |
US10050359B2 (en) | Robot | |
US9095982B2 (en) | Drive apparatus and robot | |
JP6195333B2 (ja) | ロボット装置 | |
JP5833836B2 (ja) | 多関節型産業用ロボット | |
JP2015174208A (ja) | ロボット | |
US20130047771A1 (en) | Robot with cable protection structure | |
CN106103015B (zh) | 激光加工机器人 | |
JP2015085447A (ja) | ロボット、ロボットの製造方法 | |
US20190134810A1 (en) | Robot and robot system | |
US10654170B2 (en) | Robot | |
WO2019075571A1 (en) | INSTRUMENT DRIVE MECHANISM FOR ROBOTICS | |
JP5347466B2 (ja) | 教示治具によって教示する基板搬送用マニピュレータ | |
JP2015085451A (ja) | ロボット | |
JP2015085446A (ja) | ロボット | |
US10515540B2 (en) | Robot | |
JP6277672B2 (ja) | ロボット | |
JP2011051035A (ja) | ロボット用信号伝達装置およびそれを備えたロボット | |
JP2020142362A (ja) | ロボット装置、ロボット装置の制御方法、ロボット装置を用いた物品の製造方法、通信装置、通信方法、制御プログラム及び記録媒体 | |
JP6563607B2 (ja) | ロボット | |
JP2015085410A (ja) | ロボット | |
JP2015174207A (ja) | ロボット | |
WO2018070368A1 (ja) | バンド巻付装置 | |
JP2015085453A (ja) | ロボット | |
JP6255904B2 (ja) | ロボット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20160617 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20160627 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171012 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171024 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20171221 |