JP2015174208A - ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】信号線を光通信にすることで容量結合によるノイズ干渉を低減するロボットを提供する。【解決手段】ロボットは、第1アームと、関節を介して第1アームに回動可能に設けられた第2アームと、関節内に挿通され、電源線を有するフレキシブル配線板と、関節の回動軸上に光信号を送信する光通信部と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、ロボットに関するものである。
従来、アーム先端の電力線、信号線にフレキシブル配線板を使ったロボットが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−39671号公報
しかしながら、信号線と電源線とにフレキシブル配線板を使用すると、信号線と電源線との対向する面積が、信号線と電源線とがケーブルである場合よりも広くなるので、容量結合が大きく、信号線と電源線との干渉が大きくなる。その結果、ノイズ干渉が大きくなるおそれがあった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るロボットは、第1アームと、関節を介して前記第1アームに回動可能に設けられた第2アームと、前記関節内に挿通され、電源線を有するフレキシブル配線板と、前記関節の回動軸上に光信号を送信する光通信部と、を有することを特徴とする。
本適用例によれば、信号線を光通信にすることで容量結合によるノイズ干渉が低減されたロボットを提供することができる。
[適用例2]上記適用例に記載のロボットにおいて、前記光通信部は、光信号を送信する光送信部と、前記光送信部から送信された光信号を受信する光受信部と、を有し、前記光送信部及び前記光受信部は、前記関節内に設けられていることを特徴とする。
本適用例によれば、信号配線の引き回しスペースが低減された省スペースのロボットを提供することができる。
[適用例3]上記適用例に記載のロボットにおいて、前記光送信部及び前記光受信部は、前記関節の回動軸上に設けられていることを特徴とする。
本適用例によれば、回動軸上に光信号を伝送することができる。
[適用例4]上記適用例に記載のロボットにおいて、前記回動軸を構成する透明部材を有し、前記透明部材は、前記光送信部から送信された光信号を伝送させることを特徴とする。
本適用例によれば、回動軸の透明部材に光信号を伝送することができる。
[適用例5]上記適用例に記載のロボットにおいて、前記フレキシブル配線板は、前記回動軸周りに巻回されていることを特徴とする。
本適用例によれば、信号配線の引き回しスペースが低減された省スペースのロボットを提供することができる。
[適用例6]上記適用例に記載のロボットにおいて、前記第2アームを駆動する駆動部を有し、前記電源線は、前記駆動部に電源を供給することを特徴とする。
本適用例によれば、第2アームを駆動する駆動部に電源を供給することができる。
[適用例7]上記適用例に記載のロボットにおいて、前記第2アームに設けられたエンドエフェクターを有し、前記電源線は、前記エンドエフェクターに電源を供給することを特徴とする。
本適用例によれば、第2アームに設けられたエンドエフェクターに電源を供給することができる。
[適用例8]上記適用例に記載のロボットにおいて、前記光送信部から送信される光信号の波長は、400〜1700nmであることを特徴とする。
本適用例によれば、光受信部において、400〜1700nmの光を効率良く電気信号に変換することができる。
本実施形態に係るロボットの概略構成を模式的に示す斜視図。 本実施形態に係るロボットのジョイントに対してリンクを屈伸回動させる駆動伝達部の構造を模式的に示す斜視図。 本実施形態に係るロボットにおける電装部の概略構成を模式的に示す斜視図。 本実施形態に係るロボットのリールを模式的に示すものであり、(A)は、第2の面側をみた部分拡大側面図、(B)は、(A)の矢印Aの方向からみた部分拡大平面図。 本実施形態に係る光通信部の回路ブロックを示す図。
以下、本発明に係るロボットの一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、使用する図面は、説明する部分が認識可能な状態となるように、適宜拡大又は縮小して表示している。
まず、本実施形態に係るロボットの概略構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るロボットの概略構成を模式的に示す斜視図である。なお、実施形態における「回動」とは、正転及び逆転を意味する。
図1に示すロボット10は、基本的な駆動軸である回動軸を6つ有する6軸の垂直型多関節ロボットであり、人間の腕の構造を模して高さ方向(Z軸)に複数のアーム部材としてのリンク(腕木、アーム)が複数のアーム部材としてのジョイント(関節、継手)によって直列に接続された構成であるため、自由度が高く複雑な作業を行うことが可能である。
ロボット10は、基底部70及び本体部71と、制御部72と、ジョイント73、リンク74、ジョイント75、リンク76、ジョイント77、リンク(第1アーム)78、ジョイント(関節)79、リンク80、及びエンドエフェクター(不図示)が取り付けられるリンク(第2アーム)81を有し、隣り合うリンク及び/又はジョイント同士が関節機構により回動可能に連結された多関節アームと、を有している。
基底部70は、ロボット10の台座であり、工場内の作業スペースの床や、作業台などの平面に複数本のボルト(ネジ)によって強固に固定される。なお、固定場所は、水平面(X軸及びY軸を含む面)に限定するものではなく、ロボット10の重量、及び振動に耐え得る強度があれば、移動可能な台車上や、壁面、天井、あるいは後述するようなロボットユニットに設けられたアーム連結部などであっても良い。
制御部72には、図示はしないが、ロボット10を操作するための操作パネルに加えて、動作プログラムを入力するためのRS232Cや、USB(Universal Serial Bus)などのインターフェイス端子が設けられている。又は、無線LAN(Local Area Network)端末や、赤外線送受信機などのインターフェイス装置を備えた構成であっても良い。なお、制御部72は、ロボット本体とは別体に設けられていても良い。
本体部71の上には、ジョイント73、リンク74が、この順番に配置されている。
まず、ロボット10のジョイント73からリンク80までの多関節アーム構造(腕から手まで)は、本体部71をZ軸方向に貫く肩軸91を中心にして水平方向に旋回する。即ち、ジョイント73は、本体部71の多関節アームが連結される表面に対して交差する回転軸のことをいい、本実施形態では、本体部71の表面に対して略直交する回転軸になっている。
また、エンドエフェクターが取り付けられるリンク81が、多関節アーム構造における一端(末端)であり、本体部71(基底部70側)に取り付けられたジョイント73がロボットアーム構造における他端(根元)に相当する。なお、以降の説明において、ロボットアーム構造におけるリンク81に近い側を「末端側」、基底部70に近い側を「根元側」という表現も用いる。
また、本体部71には、ロボットアーム構造を回転駆動するためのモーター、及び複数のギヤを含む減速機構などが組み込まれている。また、以降説明する各回動軸の近傍にも、該当するリンクやエンドエフェクターを駆動するためのモーター、及び減速機構などが組み込まれている。
ジョイント73の末端側に延在するように配置されたリンク74の末端側には、ジョイント75が組み合わされている。ジョイント75は、肩軸91と略直交する一の回動軸であって、リンク74をX軸方向に貫く第1番目の一の回動軸92を中心にして回動するように駆動される。第1番目の一の回動軸92は、リンク74の末端側に位置している。ここで、「略直交」とは、完全に直交する構成に加えて、10°以内の範囲で交差している構成を含むものと定義する。
なお、本実施形態の多関節アームにおいて、第1番目の一の回動軸92と略平行な一の回動軸は、本体側から順に第1〜第n番目の一の回動軸と、追番にて名称を付す。ここで、「略平行」とは、完全に平行である構成に加えて、10°以内の範囲で交差している構成を含むものと定義する。
また、回動軸の延在方向は、ロボット10が動作すると変化する(例えば、肩軸91を中心に旋回した場合)ため、図1に示す多関節アームの態様を初期状態と定義し、この初期状態に設置された状態を前提として説明する。
リンク76は、ジョイント75の末端側に延在するように配置されている。リンク76の末端側にはジョイント77が組み合わされており、さらにこのジョイント77の末端側にはリンク78が組み付けられている。リンク78は、ジョイント77の末端側に延在するように配置されている。リンク78が組み付けられたジョイント77は、リンク76の末端側をX軸方向に貫く第2番目の一の回動軸93を中心にして駆動される。
そして、リンク78の末端側には、駆動伝達部(駆動部)50と電装部60とを有するジョイント79が組み合わされている。ジョイント79は、一の回動軸と略直交する二の回動軸94であってリンク78の末端側をY軸方向に貫く二の回動軸94を中心にしてジョイント79がリンク78に対して捻れ方向に回動するように駆動される。
また、ジョイント79の末端側には、リンク80が組み合わされており、このリンク80は、ジョイント79の末端側をX軸方向に貫く第3番目の一の回動軸95を中心にして駆動される。
上記したように、本実施形態のロボット10の多関節アームの一の回動軸は、本体部71から順に、第1番目の一の回動軸92、第2番目の一の回動軸93、及び第3番目の一の回動軸95を有している。
リンク80の末端側には、このリンク80に延在するようにリンク81が配置されている。リンク81は、リンク80の末端側をリンク80からリンク81の延在方向に沿うY軸方向、即ち、円柱状をなしたリンク81の略中心を貫く二の回動軸96を中心にしてリンク81がリンク80に対して捻れ方向に回動するように駆動される。
上述したように、多関節アームの末端側には、ロボット10が行う所定の作業を実行する機構としてのエンドエフェクターが組み合わされる(不図示)。エンドエフェクターは、ロボット10の用途により種々の形態のものを用いることができる。例えば、製造物の部品などを把持するロボットハンドなどの把持機構や、半田付けや溶接のような加工を行うツールをリンク81の末端側に取り付けることにより、種々の作業を実施するロボット10として用いることができる。
次に、本実施形態のロボット10の多関節アームにおいて、最末端側の一の回動軸である第3番目の一の回動軸95の関節駆動機構である駆動伝達部50について、図面に沿って説明する。
図2は、本実施形態に係るロボット10のジョイント79に対してリンク80を屈伸回動させる駆動伝達部50の構造を模式的に示す斜視図である。なお、図2では、駆動伝達部50以外の部材を一部省略するとともに、ジョイント79内部の駆動伝達部50の構造を説明する便宜上、一部を透視して示す。
上記したように、複数のリンクやジョイントなどのアーム部材が、二の回動軸及び一の回動軸により連結された複数の関節駆動機構を有するロボット10の多関節アームにおいて、最末端側の一の回動軸である第3番目の一の回動軸95を回動軸とした関節駆動機構としての駆動伝達部50はジョイント79に設置されている(図1を参照)。さらに詳細には、駆動伝達部50は、ジョイント79の第3番目の一の回動軸95と略直交する方向の側面のうちの一方の側面に配置されている。
その第3番目の一の回動軸95を含む駆動伝達部50の詳細を示す図2において、ジョイント79には、第3番目の一の回動軸95を回動軸として回動する従動輪としての従動プーリー86と、第3番目の一の回動軸95の駆動回転源としてのモーター80Mと、そのモーター80Mにより第3番目の一の回動軸95と同じ回動軸回りに回動する駆動軸97と、駆動軸97を介してモーター80Mにより回動する駆動輪としての駆動プーリー85とを有している。また、モーター80M近傍には、回転位置検出部80Dが設けられるが、設ける位置は図示された位置以外でもよい。回転位置検出部80Dは、ユニット構造を使用してもよいし、モジュール構造を使用してもよい。
そして、駆動プーリー85と従動プーリー86とは無縁の動力伝達索条としてのタイミングベルト87を介して連結されている。また、駆動プーリー85と従動プーリー86との間には、タイミングベルト87のテンションを調整するためにタイミングベルト87の動きに従って回動可能に接触させたプーリーを有するアイドラー88が配置されている。
以上、説明した構成のジョイント79に備わる駆動伝達部50によれば、第3番目の一の回動軸95に駆動用回転源としてのモーターを直接接続する構造よりも、第3番目の一の回動軸95を設置するジョイント79の小型化が図れる。具体的には、第3番目の一の回動軸95の軸方向にモーターが配置されることによる多関節アームの延伸方向と直交するアーム幅方向へのジョイント79の幅の増大が抑えられる。
次に、ジョイント79と、リンク80との配線構造を含むジョイント79の電装部60について説明する。
図3は、本実施形態に係るロボット10の電装部60の概略構成を模式的に示す斜視図である。なお、図3では、電装部60以外の部材を一部省略するとともに、ジョイント79及びリンク80の内部の配線構造を説明する便宜上、一部を透視して示している。
図3において、電装部60は、上記した駆動伝達部50が設置されたジョイト79の一方の側面の反対側の側面(他方の側面)に配置されている。電装部60は、配線基板61と、その配線基板61を介して、第3番目の一の回動軸95(図1を参照)の末端側のリンク80及びそれに取り付けられるエンドエフェクター(図示せず)などの駆動源をなすモーターに電源を供給したり、モーターとロボット制御部との間で制御用信号を送受したりするために配線されるフレキシブル配線板としてのFPC(Flexible Printed Circuits)68とを含む。また、電装部60は、配線基板61を介して、第3番目の一の回動軸95(図1を参照)の末端側のリンク80及びそれに取り付けられるエンドエフェクター(図示せず)などの駆動源をなすモーターとロボット制御部との間で制御用信号を送受したりするために配線される光通信部を含む。
絶縁性の基材に回路配線が形成された配線基板61の第1面61aには、駆動回路などを構成する種々の電子部品63や、FPC68の一端側が接続される接続部としてのコネクター67が実装されている。本実施形態では、複数のFPC68が重ねて配線される構成となっており、配線基板61にはこれと対応する複数のコネクター67が実装されている。
図4は、本実施形態に係るロボット10のリール68wを模式的に示すものであり、(A)は、第2の面側をみた部分拡大側面図、(B)は、(A)の矢印Aの方向からみた部分拡大平面図である。なお、図4(A)及び図4(B)では、リンク80のリール68wから配線経路68tの構成をわかりやすく説明する便宜上、ジョイント79の電装部60の位置を一部破線で示すとともに、図4(B)では、カバー部材68cの一部を切り欠いて図示している。
本実施形態に係るロボット10は、ジョイント79内に挿通され、電源線を有するFPC68と、ジョイント79の回動軸95上に光信号を送信する光通信部20と、を備える。
図5は、本実施形態に係る光通信部20の回路ブロックを示す図である。
本実施形態の光通信部20は、光信号を送信する光送信部22と、光送信部22から送信された光信号を受信する光受信部24と、を備えている。光送信部22及び光受信部24は、ジョイント79内に設けられている。これによれば、信号配線の引き回しスペースが低減された省スペースのロボットを提供することができる。
光送信部22は、波形整形部26、LD駆動部28、LD(レーザーダイオード)30を備えている。光受信部24は、PD(フォトダイオード)34、信号増幅部36、及び波形整形部38を備えている。光通信部20は、光ファイバー(透明部材)32を備えている。
波形整形部26は、電気信号の波形を整形する。LD駆動部28は、LD30を駆動する。LD30は、発光素子である。光ファイバー32は、離れた場所に光を伝える伝送路である。PD34は、受光素子である。信号増幅部36は、PD34で変換された電気信号を増幅する。波形整形部38は、信号増幅部36で増幅された電気信号の波形を整形する。
光送信部22及び光受信部24は、ジョイント79の回動軸95上に設けられている。これによれば、回動軸95上に光信号を伝送することができる。
ロボット10は、回動軸95を構成する光ファイバー32を備えている。光ファイバー32は、光送信部22から送信された光信号を伝送させる。これによれば、回動軸95の光ファイバー32に光信号を伝送することができる。なお、光ファイバー32で回動軸95を構成するために、FPC68のリール68wの入口は図4の左側にオフセットされている。
FPC68は、回動軸95周りに巻回されている。これによれば、信号配線の引き回しスペースが低減された省スペースのロボット10を提供することができる。
ロボット10は、リンク81を駆動する駆動伝達部(図示せず)を備えている。FPC68の電源線は、駆動伝達部に電源を供給する。これによれば、リンク81を駆動する駆動伝達部に電源を供給することができる。
ロボット10は、リンク81に設けられたエンドエフェクターを備えている。FPC68の電源線は、エンドエフェクターに電源を供給する。これによれば、リンク81に設けられたエンドエフェクターに電源を供給することができる。
光送信部22から送信される光信号の波長は、400〜1700nmである。これによれば、光受信部24において、400〜1700nmの光を効率良く電気信号に変換することができる。
次に、上記したリール68wについて図面に沿って詳細に説明する。
図4(A)及び図4(B)において、ジョイント79からリンク80側に引き出されたFPC68の他端側は、一旦、リンク80の第2の面80aに略垂直に(第3番目の一の回動軸95に沿って)設けられた円筒状の芯部材168の第1固定部68sに固定されている。この芯部材168(第1固定部68s)の中心軸Pwは、FPC68のリール68wの巻回の起点となる。本実施形態では、中心軸Pwは、ジョイント79とリンク80との回動軸である第3番目の一の回動軸95と一致している形態を説明するが、リール68wの基点となる中心軸Pwは第3番目の一の回動軸95と略平行であればよく、第3番目の一の回動軸95と一致していなくてもよい。
芯部材168の近傍には、円筒状の芯部材168の側面の一部を囲うように設けられたカバー部材68cが配置されている。芯部材168の第1固定部68sに一部が固定されたFPC68のさらに他端側は、第3番目の一の回動軸95と略平行する(本実施形態では概ね合致する)中心軸Pwを起点として所定の方向に巻回されている。即ち、FPC68は、芯部材168とカバー部材68cとの間の空間で巻回されている。そして、巻回されたFPC68のさらに他端側は、第2固定部68eに固定されている。
以上、述べた構成の芯部材168、カバー部材68c、及び、芯部材168とカバー部材68cとの間の空間で巻回されたFPCによりリール68wが構成されている。このFPC68のリール68wにより、ジョイント79とリンク80との第3番目の一の回動軸95回りの相対回動に伴うFPC68の長さ方向の往復移動が吸収され、相対回動を阻害しない配線構造が実現される。
本実施形態によれば、信号線を光通信にすることで容量結合によるノイズ干渉が低減されたロボットを提供することができる。また、関節部分に光通信を使うことで信号線の捻じれが生じない。
10…ロボット 20…光通信部 22…光送信部 24…光受信部 26,38…波形整形部 28…LD駆動部 30…LD(レーザーダイオード) 32…光ファイバー(透明部材) 34…PD(フォトダイオード) 36…信号増幅部 50…駆動伝達部(駆動部) 60…電装部 61…配線基板 61a…第1面 63…電子部品 67…コネクター 68…FPC(フレキシブル配線板) 68c…カバー部材 68e…第2固定部 68s…第1固定部 68t…配線経路 68w…リール 70…基底部 71…本体部 72…制御部 73,75,77…部材としてのジョイント 74,76,78,81…リンク 79…第1部材としてのジョイント 80…第2部材としてのリンク 80a…第2の面 80D…回転位置検出部 80M…モーター 81…リンク 85…駆動プーリー 86…従動プーリー 87…タイミングベルト 88…アイドラー 91…肩軸 92…第1番目の一の回動軸 93…第2番目の一の回動軸 94,96…二の回動軸 95…第n番目の一の回動軸としての第3番目の一の回動軸 97…駆動軸 168…芯部材。

Claims (8)

  1. 第1アームと、
    関節を介して前記第1アームに回動可能に設けられた第2アームと、
    前記関節内に挿通され、電源線を有するフレキシブル配線板と、
    前記関節の回動軸上に光信号を送信する光通信部と、
    を有することを特徴とするロボット。
  2. 請求項1に記載のロボットにおいて、
    前記光通信部は、
    光信号を送信する光送信部と、
    前記光送信部から送信された光信号を受信する光受信部と、
    を有し、
    前記光送信部及び前記光受信部は、前記関節内に設けられていることを特徴とするロボット。
  3. 請求項2に記載のロボットにおいて、
    前記光送信部及び前記光受信部は、前記関節の回動軸上に設けられていることを特徴とするロボット。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
    前記回動軸を構成する透明部材を有し、
    前記透明部材は、前記光送信部から送信された光信号を伝送させることを特徴とするロボット。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
    前記フレキシブル配線板は、前記回動軸周りに巻回されていることを特徴とするロボット。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
    前記第2アームを駆動する駆動部を有し、
    前記電源線は、前記駆動部に電源を供給することを特徴とするロボット。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
    前記第2アームに設けられたエンドエフェクターを有し、
    前記電源線は、前記エンドエフェクターに電源を供給することを特徴とするロボット。
  8. 請求項2〜7のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
    前記光送信部から送信される光信号の波長は、400〜1700nmであることを特徴とするロボット。
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