JP2015174207A - ロボット - Google Patents

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Shigenori Sasai
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Abstract

【課題】フレキシブル配線板の電源線からのノイズを低減するロボットを提供する。
【解決手段】ロボットは、第1アームと、関節を介して第1アームに回動可能に設けられた第2アームと、関節内に挿通され、電源線26を有するフレキシブル配線板68−1と、接地された接地線28を有する第1接地板68−2及び第2接地板68−3と、を有し、フレキシブル配線板68−1は、第1接地板68−2と第2接地板68−3とに挟まれている。
【選択図】図4

Description

本発明は、ロボットに関するものである。
産業用のロボットは、ベースに複数のアームを回転関節によって順次結合して構成され、アームの先端である手首部には、通常、ハンドなどのエンドエフェクターが装着される。このような産業用のロボットでは、アームやエンドエフェクターなどの駆動源をなすモーターに電源を供給したり、モーターとロボットコントローラーとの間で制御用信号を送受したりするケーブルが配線される。この場合の配線方式として、ケーブルをベースやアームの内部に通す内部配線方式と、ロボットの外面に沿って配線する外部配線方式とがある。
上記の2つの配線方式のいずれを採用するにせよ、回転関節部分では、相対回転する2つの部材(ベースとアーム、アームとアーム、アームと手首部など)の相対回転を阻害しないような配線構造とする必要がある。
例えば、アーム先端の電力線、信号線にフレキシブル配線板を使ったロボットが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−39671号公報
しかしながら、特許文献1では、フレキシブル配線板において、信号線と電源線とを一緒に伝達しているため、信号線が電源線からのノイズの影響を受けてロボットが誤動作するなどのおそれがあった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るロボットは、第1アームと、関節を介して前記第1アームに回動可能に設けられた第2アームと、前記関節内に挿通され、電源線を有するフレキシブル配線板と、接地された接地線を有する第1接地板及び第2接地板と、を有し、前記フレキシブル配線板は、前記第1接地板と前記第2接地板とに挟まれていることを特徴とする。
本適用例によれば、フレキシブル配線板の電源線を第1接地板及び第2接地板の接地線で挟むことができる。これにより、フレキシブル配線板の電源線からのノイズを低減することができる。
[適用例2]上記適用例に記載のロボットにおいて、前記第1接地板の接地線の幅及び前記第2接地板の接地線の幅は、前記電源線の幅よりも広いことを特徴とする。
本適用例によれば、フレキシブル配線板の電源線を第1接地板及び第2接地板の接地線で容易に挟むことができる。
[適用例3]上記適用例に記載のロボットにおいて、前記第1接地板及び前記第2接地板は、ベタに前記接地線が形成されていることを特徴とする。
本適用例によれば、フレキシブル配線板の電源線を第1接地板及び第2接地板の接地線で容易に挟むことができる。
[適用例4]上記適用例に記載のロボットにおいて、前記第1接地板及び前記第2接地板は、フラットケーブルであることを特徴とする。
本適用例によれば、フレキシブル配線板の電源線を第1接地板及び第2接地板の接地線で確実に挟むことができる。
[適用例5]上記適用例に記載のロボットにおいて、前記フレキシブル配線板は、複数の前記電源線を有することを特徴とする。
本適用例によれば、フレキシブル配線板は複数の電源を供給することができる。
[適用例6]上記適用例に記載のロボットにおいて、前記電源線に接続されたスイッチング素子を含む電源部を有することを特徴とする。
本適用例によれば、スイッチング素子を含む電源部を用いることができる。
[適用例7]上記適用例に記載のロボットにおいて、前記電源部は、DC/DCコンバーターであることを特徴とする。
本適用例によれば、小型・軽量化した電源部を用いることができる。
[適用例8]上記適用例に記載のロボットにおいて、前記第2アームを駆動する駆動部を有し、前記電源線は、前記駆動部に電源を供給することを特徴とする。
本適用例によれば、駆動部に高効率な電源を供給することができる。
[適用例9]上記適用例に記載のロボットにおいて、前記第2アームに設けられたエンドエフェクターを有し、前記電源線は、前記エンドエフェクターに電源を供給することを特徴とする。
本適用例によれば、エンドエフェクターに高効率な電源を供給することができる。
[適用例10]上記適用例に記載のロボットにおいて、前記第2アームに設けられ、前記フレキシブル配線板の一端側が前記関節と略平行する回動軸回りに巻回されたリールを有していることを特徴とする。
本適用例によれば、第1アームに対する第2アームの回動をフレキシブル配線板が阻害しないようにリールで吸収することができる。
本実施形態に係るロボットの概略構成を模式的に示す斜視図。 本実施形態に係るロボットのジョイントに対してリンクを屈伸回動させる駆動伝達部の構造を模式的に示す斜視図。 本実施形態に係るロボットにおける電装部の概略構成を模式的に示す斜視図。 本実施形態に係る複数のFPCの重ね順を示す図、(A)は、ロボットの電装部におけるFPCを示す模式平面図、(B)は(A)のA−A線模式断面図。 本実施形態に係るFPCを示す図、(A)は、ロボットの電装部におけるFPCを示す模式平面図、(B)は(A)のB−B線模式断面図。
以下、本発明に係るロボットの一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、使用する図面は、説明する部分が認識可能な状態となるように、適宜拡大又は縮小して表示している。
まず、本実施形態に係るロボットの概略構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るロボットの概略構成を模式的に示す斜視図である。なお、実施形態における「回動」とは、正転及び逆転を意味する。
図1に示すロボット10は、基本的な駆動軸である回動軸を6つ有する6軸の垂直型多関節ロボットであり、人間の腕の構造を模して高さ方向(Z軸)に複数のアーム部材としてのリンク(腕木、アーム)が複数のアーム部材としてのジョイント(関節、継手)によって直列に接続された構成であるため、自由度が高く複雑な作業を行うことが可能である。
ロボット10は、基底部70及び本体部71と、制御部72と、ジョイント73、リンク74、ジョイント75、リンク76、ジョイント77、リンク78、ジョイント79、リンク80、及びエンドエフェクター(不図示)が取り付けられるリンク81を有し、隣り合うリンク及び/又はジョイント同士が関節機構により回動可能に連結された多関節アームと、を有している。
本実施形態のロボットは、第2アームに設けられたエンドエフェクターを備えてもよい。電源線は、エンドエフェクターに電源を供給してもよい。これによれば、エンドエフェクターに高効率な電源を供給することができる。
基底部70は、ロボット10の台座であり、工場内の作業スペースの床や、作業台などの平面に複数本のボルト(ネジ)によって強固に固定される。なお、固定場所は、水平面(X軸及びY軸を含む面)に限定するものではなく、ロボット10の重量、及び振動に耐え得る強度があれば、移動可能な台車上や、壁面、天井、あるいは後述するようなロボットユニットに設けられたアーム連結部などであっても良い。
制御部72には、図示はしないが、ロボット10を操作するための操作パネルに加えて、動作プログラムを入力するためのRS232Cや、USB(Universal Serial Bus)などのインターフェイス端子が設けられている。又は、無線LAN(Local Area Network)端末や、赤外線送受信機などのインターフェイス装置を備えた構成であっても良い。なお、制御部72は、ロボット本体とは別体に設けられていても良い。
本体部71の上には、ジョイント73、リンク74が、この順番に配置されている。
まず、ロボット10のジョイント73からリンク80までの多関節アーム構造(腕から手まで)は、本体部71をZ軸方向に貫く肩軸91を中心にして水平方向に旋回する。即ち、ジョイント73は、本体部71の多関節アームが連結される表面に対して交差する回転軸のことをいい、本実施形態では、本体部71の表面に対して略直交する回転軸になっている。
また、エンドエフェクターが取り付けられるリンク81が、多関節アーム構造における一端(末端)であり、本体部71(基底部70側)に取り付けられたジョイント73がロボットアーム構造における他端(根元)に相当する。なお、以降の説明において、ロボットアーム構造におけるリンク81に近い側を「末端側」、基底部70に近い側を「根元側」という表現も用いる。
また、本体部71には、ロボットアーム構造を回転駆動するためのモーター、及び複数のギヤを含む減速機構などが組み込まれている。また、以降説明する各回動軸の近傍にも、該当するリンクやエンドエフェクターを駆動するためのモーター、及び減速機構などが組み込まれている。
ジョイント73の末端側に延在するように配置されたリンク74の末端側には、ジョイント75が組み合わされている。ジョイント75は、肩軸91と略直交する一の回動軸であって、リンク74をX軸方向に貫く第1番目の一の回動軸92を中心にして回動するように駆動される。第1番目の一の回動軸92は、リンク74の末端側に位置している。ここで、「略直交」とは、完全に直交する構成に加えて、10°以内の範囲で交差している構成を含むものと定義する。
なお、本実施形態の多関節アームにおいて、第1番目の一の回動軸92と略平行な一の回動軸は、本体側から順に第1〜第n番目の一の回動軸と、追番にて名称を付す。ここで、「略平行」とは、完全に平行である構成に加えて、10°以内の範囲で交差している構成を含むものと定義する。
また、回動軸の延在方向は、ロボット10が動作すると変化する(例えば、肩軸91を中心に旋回した場合)ため、図1に示す多関節アームの態様を初期状態と定義し、この初期状態に設置された状態を前提として説明する。
リンク76は、ジョイント75の末端側に延在するように配置されている。リンク76の末端側にはジョイント77が組み合わされており、さらにこのジョイント77の末端側にはリンク78が組み付けられている。リンク78は、ジョイント77の末端側に延在するように配置されている。リンク78が組み付けられたジョイント77は、リンク76の末端側をX軸方向に貫く第2番目の一の回動軸93を中心にして駆動される。
そして、リンク78の末端側には、駆動伝達部(駆動部)50と電装部(電源部)60とを有するジョイント79が組み合わされている。ジョイント79は、一の回動軸と略直交する二の回動軸94であってリンク78の末端側をY軸方向に貫く二の回動軸94を中心にしてジョイント79がリンク78に対して捻れ方向に回動するように駆動される。
また、ジョイント79の末端側には、リンク80が組み合わされており、このリンク80は、ジョイント79の末端側をX軸方向に貫く第3番目の一の回動軸95を中心にして駆動される。
上記したように、本実施形態のロボット10の多関節アームの一の回動軸は、本体部71から順に、第1番目の一の回動軸92、第2番目の一の回動軸93、及び第3番目の一の回動軸95を有している。
リンク80の末端側には、このリンク80に延在するようにリンク81が配置されている。リンク81は、リンク80の末端側をリンク80からリンク81の延在方向に沿うY軸方向、即ち、円柱状をなしたリンク81の略中心を貫く二の回動軸96を中心にしてリンク81がリンク80に対して捻れ方向に回動するように駆動される。
上述したように、多関節アームの末端側には、ロボット10が行う所定の作業を実行する機構としてのエンドエフェクターが組み合わされる(不図示)。エンドエフェクターは、ロボット10の用途により種々の形態のものを用いることができる。例えば、製造物の部品などを把持するロボットハンドなどの把持機構や、半田付けや溶接のような加工を行うツールをリンク81の末端側に取り付けることにより、種々の作業を実施するロボット10として用いることができる。
次に、本実施形態のロボット10の多関節アームにおいて、最末端側の一の回動軸である第3番目の一の回動軸95の関節駆動機構である駆動伝達部50について、図面に沿って説明する。
図2は、本実施形態に係るロボット10のジョイント79に対してリンク80を屈伸回動させる駆動伝達部50の構造を模式的に示す斜視図である。なお、図2では、駆動伝達部50以外の部材を一部省略するとともに、ジョイント79内部の駆動伝達部50の構造を説明する便宜上、一部を透視して示す。
上記したように、複数のリンクやジョイントなどのアーム部材が、二の回動軸及び一の回動軸により連結された複数の関節駆動機構を有するロボット10の多関節アームにおいて、最末端側の一の回動軸である第3番目の一の回動軸95を回動軸とした関節駆動機構としての駆動伝達部50はジョイント79に設置されている(図1を参照)。さらに詳細には、駆動伝達部50は、ジョイント79の第3番目の一の回動軸95と略直交する方向の側面のうちの一方の側面に配置されている。
その第3番目の一の回動軸95を含む駆動伝達部50の詳細を示す図2において、ジョイント79には、第3番目の一の回動軸95を回動軸として回動する従動輪としての従動プーリー86と、第3番目の一の回動軸95の駆動回転源としてのモーター80Mと、そのモーター80Mにより第3番目の一の回動軸95と同じ回動軸回りに回動する駆動軸97と、駆動軸97を介してモーター80Mにより回動する駆動輪としての駆動プーリー85とを有している。また、モーター80M近傍には、回転位置検出部80Dが設けられるが、設ける位置は図示された位置以外でもよい。回転位置検出部80Dは、ユニット構造を使用してもよいし、モジュール構造を使用してもよい。
そして、駆動プーリー85と従動プーリー86とは無縁の動力伝達索条としてのタイミングベルト87を介して連結されている。また、駆動プーリー85と従動プーリー86との間には、タイミングベルト87のテンションを調整するためにタイミングベルト87の動きに従って回動可能に接触させたプーリーを有するアイドラー88が配置されている。
以上、説明した構成のジョイント79に備わる駆動伝達部50によれば、第3番目の一の回動軸95に駆動用回転源としてのモーターを直接接続する構造よりも、第3番目の一の回動軸95を設置するジョイント79の小型化が図れる。具体的には、第3番目の一の回動軸95の軸方向にモーターが配置されることによる多関節アームの延伸方向と直交するアーム幅方向へのジョイント79の幅の増大が抑えられる。
次に、ジョイント79と、リンク80との配線構造を含むジョイント79の電装部60について説明する。
図3は、本実施形態に係るロボット10の電装部60の概略構成を模式的に示す斜視図である。なお、図3では、電装部60以外の部材を一部省略するとともに、ジョイント79及びリンク80の内部の配線構造を説明する便宜上、一部を透視して示している。
図3において、電装部60は、上記した駆動伝達部50が設置されたジョイト79の一方の側面の反対側の側面(他方の側面)に配置されている。電装部60は、配線基板61と、その配線基板61を介して、第3番目の一の回動軸95(図1を参照)の末端側のリンク80及びそれに取り付けられるエンドエフェクター(図示せず)などの駆動源をなすモーターに電源を供給したり、モーターとロボット制御部との間で制御用信号を送受したりするために配線されるフラットケーブルとしてのFPC(Flexible Printed Circuits)68とを含む。
絶縁性の基材に回路配線が形成された配線基板61の第1面61aには、駆動回路などを構成する種々の電子部品63や、FPC68の一端側が接続される接続部としてのコネクター67が実装されている。本実施形態では、複数のFPC68が重ねて配線される構成となっており、配線基板61にはこれと対応する複数のコネクター67が実装されている。
図4は、本実施形態に係る複数のFPC68の重ね順を示す図である。(A)は、ロボット10の電装部60におけるFPC68を示す模式平面図であり、(B)は(A)のA−A線模式断面図である。
本実施形態に係るロボット10は、FPC(フレキシブル配線板)68−1と、FPC(第1接地板)68−2と、FPC(第2接地板)68−3とを備えている。FPC68−1は、FPC68−2とFPC68−3とに挟まれている。
FPC68−1は電源線26を有している。FPC68−1は、複数の電源線26を有してもよい。これによれば、FPC68−1は複数の電源を供給することができる。
FPC68−2及びFPC68−3は接地された接地線28を有している。FPC68−2及びFPC68−3は、フラットケーブルである。これによれば、FPC68−1の電源線26をFPC68−2及びFPC68−3の接地線28で確実に挟むことができる。
FPC68−2の接地線28の幅及びFPC68−3の接地線28の幅は、FPC68−1の電源線26の幅よりも広くてもよい。これによれば、FPC68−1の電源線26をFPC68−2及びFPC68−3の接地線28で容易に挟むことができる。また、FPC68−2及びFPC68−3の接地線28の面積の方がFPC68−1の電源線26の面積よりも広いので、電源線26の断線抑制になる。
FPC68−2及びFPC68−3は、ベタに接地線28が形成されていてもよい。これによれば、FPC68−1の電源線26をFPC68−2及びFPC68−3の接地線28で容易に挟むことができる。
これにより、FPC68−1の電源線26からのノイズ(放射)を低減することができる。なお、FPC68−2及びFPC68−3の接地線28とFPC68−1の電源線26との間に他のFPC68の信号線が含まれてもよい。
FPC68−1の電源線26に接続されたスイッチング素子を含む電装部60を有してもよい。これによれば、スイッチング素子を含む電装部60を用いることができる。
電装部60は、DC/DCコンバーターであってもよい。これによれば、小型・軽量化した電装部60を用いることができる。また、DC/DCコンバーターの出力にはリップルが発生しやすいが、これによれば、DC/DCコンバーターで生成されたFPC68−1の電源線26を上下からFPC68−2及びFPC68−3の接地線28で挟むことで放射ノイズを低減することができる。
FPC68−1の電源線26は、駆動伝達部50に電源を供給している。これによれば、駆動伝達部50に高効率な電源を供給することができる。
図5は、本実施形態に係るFPC68を示す図である。(A)は、ロボット10の電装部60におけるFPC68を示す模式平面図であり、(B)は、(A)のB−B線模式断面図である。図5(A)、図5(B)に示すように、FPC68は、例えばポリイミドなどの可撓性を有する絶縁性の基材64の一面に、金属の配線パターン65が形成されている。配線パターン65が形成された基材64の一面の一部には絶縁性の樹脂からなる絶縁膜66が積層されている。絶縁膜66が無いFPC68の一端側が、配線基板61のコネクター67との接続部分となる。同様に、FPC68の他端側(図示せず)にも絶縁膜66が無い接続部分が形成されている。FPC68の一端側の接続部分において、基材64の配線パターン65形成面の反対の面には、基材64よりも硬い補強部材としての補強板69が設けられている。補強板69は絶縁性の樹脂材料からなり、例えばPET(Polyethylene Terephtalate)などを用いて形成したものであってもよいし、基材64よりも厚い基材64と同じ材料を用いて形成したものであってもよい。これと同様に、FPC68の他端側の接続部分にも補強板69が設けられている(図示省略)。
FPC68は、フラットケーブルに類するもののなかで特に可撓性に富み、また、薄いので、電装部60の実装構造の薄型化・小型化に効果を奏する。また、屈曲させやすいことから配線の引き回し経路の自由度が高く、リール68w(図3参照)の形成がし易いので、ロボット10の各部材の配線材料として好適である。
本実施形態のロボット10は、FPC68の一端側がジョイント79と略平行する回動軸回りに巻回されたリール68wを有している。リール68wはリンク80に設けられている。これによれば、リンク78に対するリンク80の回動をFPC68が阻害しないようにリール68wで吸収することができる。
本実施形態によれば、FPC68−1の電源線26をFPC68−2及びFPC68−3の接地線28で挟むことができる。これにより、FPC68−1の電源線26からのノイズを低減することができる。
10…ロボット 26…電源線 28…接地線 50…駆動伝達部(駆動部) 60…電装部(電源部) 61…配線基板 61a…第1面 63…電子部品 64…基材 65…配線パターン 66…絶縁膜 67…コネクター 68…FPC(フラットケーブル) 68−1…FPC(フレキシブル配線板) 68−2…FPC(第1接地板) 68−3…FPC(第2接地板) 68w…リール 69…補強板 70…基底部 71…本体部 72…制御部 73,75,77…ジョイント 74,76,81…リンク 78…リンク(第1アーム) 79…ジョイント(関節) 80…リンク(第2アーム) 80D…回転位置検出器 80M…モーター 85…駆動プーリー 86…従動プーリー 87…タイミングベルト 88…アイドラー 91…肩軸 92…第1番目の一の回動軸 93…第2番目の一の回動軸 94,96…二の回動軸 95…第n番目の一の回動軸としての第3番目の一の回動軸 97…駆動軸。

Claims (10)

  1. 第1アームと、
    関節を介して前記第1アームに回動可能に設けられた第2アームと、
    前記関節内に挿通され、電源線を有するフレキシブル配線板と、
    接地された接地線を有する第1接地板及び第2接地板と、
    を有し、
    前記フレキシブル配線板は、前記第1接地板と前記第2接地板とに挟まれていることを特徴とするロボット。
  2. 請求項1に記載のロボットにおいて、
    前記第1接地板の接地線の幅及び前記第2接地板の接地線の幅は、前記電源線の幅よりも広いことを特徴とするロボット。
  3. 請求項1又は2に記載のロボットにおいて、
    前記第1接地板及び前記第2接地板は、ベタに前記接地線が形成されていることを特徴とするロボット。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
    前記第1接地板及び前記第2接地板は、フラットケーブルであることを特徴とするロボット。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
    前記フレキシブル配線板は、複数の前記電源線を有することを特徴とするロボット。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
    前記電源線に接続されたスイッチング素子を含む電源部を有することを特徴とするロボット。
  7. 請求項6に記載のロボットにおいて、
    前記電源部は、DC/DCコンバーターであることを特徴とするロボット。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
    前記第2アームを駆動する駆動部を有し、
    前記電源線は、前記駆動部に電源を供給することを特徴とするロボット。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
    前記第2アームに設けられたエンドエフェクターを有し、
    前記電源線は、前記エンドエフェクターに電源を供給することを特徴とするロボット。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
    前記第2アームに設けられ、前記フレキシブル配線板の一端側が前記関節と略平行する回動軸回りに巻回されたリールを有していることを特徴とするロボット。
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