JP6467644B2 - レーザ加工ロボット - Google Patents

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Description

本開示は、レーザ加工ヘッドおよびマニピュレータを有するレーザ加工ロボットに関する。
特許文献1には、先端にスポット溶接ガンが設けられたスポット溶接ロボットについて記載されている。スポット溶接ロボットには、第1の線条体および第2の線条体が配線されている。第1の線条体は、スポット溶接ロボットの関節軸を駆動するサーボモータに接続された電源ケーブルと電源線と信号線を束ねたものである。第2の線条体は、スポット溶接ロボットの関節軸を駆動するサーボモータに接続された電源ケーブルと電源線と信号線、および、スポット溶接ガンに接続された溶接用電源線と冷却用ホースと電源線と信号線を束ねたものである。
第1の線条体および第2の線条体は、スポット溶接ロボットのベースの接続口から、ベースの内部、アームの側面、アームの内部を経由して、スポット溶接ロボットのサーボモータやスポット溶接ガンに接続されている。
特開2012−096332号公報
従来のスポット溶接ロボットでは、スポット溶接ガンを制御する溶接制御装置と、スポット溶接ロボットを制御するロボット制御装置とに、第1の線条体および第2の線条体の配線を別々に接続する必要がある。そのため、スポット溶接ロボットから、溶接制御装置およびロボット制御装置に別々の制御ケーブルを設ける必要があり、これらのケーブルが周辺機器と干渉する恐れがあった。
本開示は、レーザ加工ロボットに使用するケーブルが周辺機器と干渉することを低減したレーザ加工ロボットを提供する。
上記課題を解決するために、本開示のレーザ加工ロボットは、マニピュレータと、ロボット制御装置と、レーザ加工ヘッドとを有する。ロボット制御装置は、マニピュレータの動作を制御する。レーザ加工ヘッドは、マニピュレータに取り付けられ、レーザ光を走査する。レーザ加工ヘッドは、レーザ光を走査するための傾斜並行平板を駆動するサーボモータを有する。サーボモータの駆動は、ロボット制御装置により制御される。
本開示のレーザ加工ロボットによれば、マニピュレータとロボット制御装置との間のケーブルの数を低減でき、レーザ加工ロボットに配設するケーブルと周辺機器との干渉を低減することができる。
図1は、実施の形態における、マニピュレータとロボット制御装置とレーザ加工ヘッドとを有するレーザ加工ロボットの右側面図である。 図2は、実施の形態における、マニピュレータとロボット制御装置とレーザ加工ヘッドとを有するレーザ加工ロボットの上面図である。 図3は、実施の形態における、レーザ加工ヘッドを取り付けたマニピュレータの手首部を示す左側面図である。 図4は、実施の形態における、レーザ加工ヘッドを取り付けていない状態のマニピュレータの手首部の先端を示す斜視図である。 図5は、実施の形態における、レーザ加工ヘッドを取り付けた状態のマニピュレータの手首部の先端を示す斜視図である。
(実施の形態)
本開示の実施の形態について、図1から図5を用いて説明する。図1は、本実施の形態における、マニピュレータ1とロボット制御装置51とレーザ加工ヘッド31とを有するレーザ加工ロボット100の右側面図である。図2は、本実施の形態における、マニピュレータ1とロボット制御装置51とレーザ加工ヘッド31とを有するレーザ加工ロボット100の上面図である。図3は、本実施の形態における、レーザ加工ヘッド31を取り付けたマニピュレータ1の手首部を示す左側面図である。図4は、本実施の形態における、レーザ加工ヘッド31を取り付けていない状態のマニピュレータ1の手首部の先端を示す斜視図である。図5は、本実施の形態における、レーザ加工ヘッド31を取り付けた状態のマニピュレータ1の手首部の先端を示す斜視図である。なお、レーザ加工ロボット100としては、レーザ溶接ロボットやレーザ切断ロボット等がある。
<レーザ加工ロボット100の構造と動作>
図1および図2に示すように、本実施の形態のレーザ加工ロボット100は、マニピュレータ1と、ロボット制御装置51と、レーザ加工ヘッド31とを有する。レーザ加工ヘッド31には、レーザ発振装置(図示せず)が出力したレーザ光が入力され、レーザ加工ヘッド31は、レーザ光の照射位置を変えながら、加工物(図示せず)にレーザ光を照射する。マニピュレータ1の先端には、レーザ加工ヘッド31が取り付けられている。ロボット制御装置51は、ロボット制御装置51内に記憶した動作プログラムに基づいて、マニピュレータ1の動作や、レーザ加工ヘッド31の動作を制御する。
図1に示すように、マニピュレータ1は、6軸の垂直多関節型であり、ベース12と、旋回部13と、下部アーム14と、上部アーム15と、手首部とを有する。なお、手首部は、少なくとも、第1手首アーム16と、第2手首アーム17と、手首フランジ18とを有する。すなわち、マニピュレータ1は、大別すると、ベース12と、旋回部13と、下部アーム14と、上部アーム15と、第1手首アーム16と、第2手首アーム17と、手首フランジ18との7つのパーツからなる。そして、これらのパーツを接続する6つの接続部において、回転軸を中心に回転することができる。マニピュレータ1の先端部分には、レーザ加工ヘッド31が取り付けられている。マニピュレータ1によってレーザ加工ヘッド31を移動させ、レーザ加工ヘッド31から出射されるレーザ光を用いて、溶接や切断等のレーザ加工を行う。
次に、マニピュレータ1の具体的な構造について説明する。
ベース12は、マニピュレータ1を設置する設置面に固定される。
旋回部13は、ベース12に対して旋回可能に設けられており、回転軸J1(第1の回転軸)を中心に旋回する。回転軸J1は、設置面と直交する軸であり、図1において、上下方向の軸である。
下部アーム14は、その一端において、旋回部13に対して回転可能に設けられており、回転軸J2(第2の回転軸)を中心に回転する。回転軸J2は、設置面と平行な軸であり、回転軸J1に垂直な方向の軸である。図1において、紙面に垂直な方向の軸である。すなわち、回転軸J2を中心として、下部アーム14は前後方向(図1では左右方向)に搖動する。
上部アーム15は、その一端において、下部アーム14に対して回転可能に設けられており、回転軸J3(第3の回転軸)を中心に回転する。回転軸J3は、回転軸J2と平行な軸であり、回転軸J1に垂直な方向の軸である。図1において、紙面に垂直な方向の軸である。すなわち、回転軸J3を中心として、上部アーム15は上下方向(図1では上下方向)に搖動する。
なお、下部アーム14は上下方向にも揺動し、上部アーム15は左右方向にも揺動するが、それぞれの主な動作方向は、前述した方向である。
手首部は、第1手首アーム16と第2手首アーム17と手首フランジ18とを有し、さらに、図4に示すように、少なくとも中間部材23を有している。
第1手首アーム16は、その一端において、上部アーム15に対して回転可能に設けられており、回転軸J4(第4の回転軸)を中心に回転する。回転軸J4は、回転軸J3に垂直な方向の軸であり、図1において、左右方向の軸である。第1手首アーム16の主軸と回転軸J4はほぼ一致しているため、第1手首アーム16は、ねじり動作を行う。
第2手首アーム17は、その一端において、第1手首アーム16に対して回転可能に設けられており、回転軸J5(第5の回転軸)を中心に回転する。回転軸J5は、回転軸J4に垂直な方向の軸であり、図1において、紙面に垂直な方向の軸である。すなわち、回転軸J4を中心として、第2手首アーム17は、主に上下方向(図1では上下方向)に搖動する。
手首フランジ18は、第2手首アーム17の先端部に、第2手首アーム17に対して回転可能に設けられており、回転軸J6(第6の回転軸)を中心に回転する。回転軸J6は、回転軸J5に垂直な方向の軸であり、図1においては、左右方向の軸である。手首フランジ18の主軸と回転軸J6はほぼ一致しているため、手首フランジ18は、ねじり動作を行う。すなわち、手首フランジ18に取り付けられたレーザ加工ヘッド31を回転させる。
なお、上部アーム15は、図1および図2に示すように、回転軸J4の方向に、ケーブル等を通すことができる中空部21(第1の中空部)を有している。また、第1手首アーム16は、図2に示すように、回転軸J4の方向に、ケーブル等を通すことができる中空部25(第2の中空部)を有している。
また、第2手首アーム17と手首フランジ18とは、図4に示すように、回転軸J6の方向に、回転軸J6を含むように、ケーブル等を通すことができる中空部を有している。
図4に示すように、中間部材23は、手首フランジ18に取り付けられている。中間部材23は、一方が手首フランジ18の中空部に通じるように開口し、他方が回転軸J6における反対方向に開口するように貫通孔を有している。中間部材23の貫通孔は、マニピュレータ1からレーザ加工ヘッド31へ導かれるケーブル(配線など)の経路である。
図5に示すように、レーザ加工ヘッド31は、中間部材23の、手首フランジ18とは反対側の面に取り付けられる。
<レーザ加工ヘッド31の構造と動作>
レーザ加工ヘッド31は、加工物に対するレーザ光の照射位置を変更する(加工物に対してレーザ光を走査する)ための、光学部材(図示せず)を有している。なお、光学部材は、例えば、ミラーや傾斜並行平板等である。本実施の形態では、傾斜並行平板を2つ有し、2つの傾斜並行平板を回転させることでレーザ光の照射位置を変えるレーザ加工ヘッド31について説明する。
レーザ加工ヘッド31は、一方の傾斜並行平板を回転するためのサーボモータ32(第1のサーボモータ)と、他方の傾斜並行平板を回転するためのサーボモータ33(第2のサーボモータ)を有する。マニピュレータ1の回転軸J1〜J6に設けられたサーボモータは、サーボモータ32、33と同種であり、出力容量が異なるものである。ここでいう「同種」とは、サーボモータの駆動原理や制御方法のメカニズムが同じであることを示している。そして、サーボモータ32、33は、マニピュレータ1を構成するサーボモータを制御するロボット制御装置51により制御される。すなわち、レーザ加工ヘッド31に設けられたサーボモータ32、33と、マニピュレータ1を構成するサーボモータは、ロボット制御装置51を制御装置として共有している。このように、出力容量だけが異なる同種のサーボモータをマニピュレータ1とレーザ加工ヘッド31に用いることで、制御回路の大半を共有でき、また、相互に制御をリンクさせやすくなる。
サーボモータ32、33は、レーザ加工ヘッド31の1つの面に偏って配置されている。そして、サーボモータ32、33がマニピュレータ1側(手首フランジ18側)に位置するように、レーザ加工ヘッド31をマニピュレータ1に取り付けている。より詳しくは、レーザ加工ヘッド31をマニピュレータ1に取り付けた状態では、図5に示すように、サーボモータ32およびサーボモータ33は、中間部材23の上下に配置される。
このようにする理由は、短いタクトタイムでマニピュレータ1を動作させるためには、手首部の加減速度を少しでも高める必要があるからである。すなわち、比較的重いサーボモータ32、33を、マニピュレータ1側に配置することで、マニピュレータ1全体の回転軸である回転軸J1により近くなり、イナーシャを低減することができる。
<ロボット制御装置51とマニピュレータ1との接続>
本実施の形態のレーザ加工ロボット100において、マニピュレータ1とロボット制御装置51とは、図1および図2に示すように、複数のケーブルやホースで接続されている。マニピュレータ1を構成するサーボモータの駆動電力およびモータエンコーダの信号と、レーザ加工ヘッド31を構成するサーボモータ32、33の駆動電力およびモータエンコーダの信号とは、これらのケーブルを介して送られる。
本実施の形態では、一例として、図1および図2に示すように、3本のケーブルと1本のホースを使用する例を示す。図1においては、ケーブル52、53は、ケーブル54の奥に配置され、図2においては、冷却ホース55は、ケーブル54の奥に配置されている。ケーブル52(第1のケーブル)は、マニピュレータ1を構成するサーボモータの駆動電力等を供給する電源線である。ケーブル53(第2のケーブル)は、マニピュレータ1を構成するサーボモータのモータエンコーダの信号等を伝達する信号線である。ケーブル54(第3のケーブル)は、レーザ加工ヘッド31を構成するサーボモータの駆動電力を供給する電源線や、モータエンコーダの信号を伝達する信号線をまとめたものである。なお、ケーブル54は、モータ制御線ともいう。冷却ホース55(第1の冷却ホース)は、レーザ加工ヘッド31を冷却するための冷却水等を供給および排出する。
ケーブル54と冷却ホース55は、ケーブル52、53を接続するためにマニピュレータ1のベース12に設けられた接続口とは別に、マニピュレータ1のベース12に設けられた接続口11を介してマニピュレータ1のベース12内に導かれる。ケーブル54と冷却ホース55とは、ベース12の内部および旋回部13の内部を通って旋回部13の外に引き出される。
旋回部13から引き出されたケーブル54は、下部アーム14の側面に沿って上部アーム15まで導かれる。ここで、ケーブル54は、上部アーム15に設けられたバッテリーカード45に接続され、レーザ加工ヘッド31を構成するサーボモータ32、33のエンコーダ(図示せず)に電力を供給し、エンコーダはサーボモータ32、33の回転角度を記録することができる。なお、バッテリーカード45は、上部アーム15以外に設けても良い。
一方、冷却ホース55は、一旦、下部アーム14に設置してある変換金具43の一端に接続される。そして、変換金具43の他端には、冷却ホース56(第2の冷却ホース)が接続される。冷却ホース56の直径は、冷却ホース55の直径より小さい。冷却ホース56の径は、冷却ホースを接続するためにレーザ加工ヘッド31に設けられた継手(図示せず)に適合する。このように、変換金具43までは大きな直径の冷却ホース55を使用することで、冷却水を送るポンプ(図示せず)の負担を軽減することができる。
ケーブル54および冷却ホース56は、互いの位置が近づいた状態で、上部アーム15の回転軸J4に沿って設けられた中空部21に導かれる。ケーブル54および冷却ホース56は、上部アーム15の中空部21の内部を通過し、回転軸J4に沿って、第1手首アーム16へと導かれる。さらに、ケーブル54および冷却ホース56は、第1手首アーム16に設けられた中空部25の内部を通過し、第2手首アーム17へ導かれる。さらに、ケーブル54および冷却ホース56は、第2手首アーム17に設けられた中空部(図示せず)の内部を通過し、手首フランジ18に導かれる。そして、ケーブル54および冷却ホース56は、中間部材23の貫通孔を通り、レーザ加工ヘッド31の取り付け面にある中間部材23の開口部から引き出される。ケーブル54は、サーボモータ32、33に接続される。冷却ホース56は、冷却ホースを接続するためにレーザ加工ヘッド31に設けられた継手に接続される。
なお、レーザ加工ヘッド31を構成するサーボモータは2つであるので、モータ制御線であるケーブル54を2つ設けても良い。
なお、上部アーム15に設けられた中空部21から、第1手首アーム16の中空部25を経由して、第2手首アーム17の中空部(図示せず)に達するまでは、ケーブル54と冷却ホース56を保護するためのケーブルガイドとして、コイルバネ19が設けられている。コイルバネ19は、図1に示すように、上部アーム15に設けられた固定部材48(第1の固定部材)と、図4に示すように、中間部材23に設けられた固定部材24(第2の固定部材)により、固定される。ケーブル54と冷却ホース56は、コイルバネ19内を通り、コイルバネ19により保護される。なお、ケーブルガイドはコイルバネに限らず、伸縮や屈曲が可能なパイプでも構わない。
また、コイルバネ19は、レーザ加工ヘッド31が回転軸J5や回転軸J6で回転する際に、ケーブル54や冷却ホース56が屈曲することを抑制できる。
また、第1手首アーム16は、図3に示すように、保護部材20を有している。保護部材20は、マニピュレータ1が動作する際に、ケーブル54や冷却ホース56が振れることを抑制する。
また、図1に示すように、ケーブル54の一部と冷却ホース55の一部は、下部アーム14に固定されている。従って、マニピュレータ1において、ベース12から上部アーム15まで、ケーブル54や冷却ホース55や冷却ホース56を導くには、一部がマニピュレータ1の内部を通り、他の部分がマニピュレータ1の外部を通る。ケーブル54や冷却ホース55や冷却ホース56が、マニピュレータ1の外部を通る場合も、下部アーム14に固定されているので、これらのケーブルやホースが周辺機器と干渉することを防ぎ、断線等を低減できる。そして、マニピュレータ1の作業性もよくなる。
なお、本実施の形態のレーザ溶接ロボットにおいて、レーザ加工ヘッド31を構成する保護ガラス(図示せず)への汚れの付着を抑制するために、レーザ加工ヘッド31にエアージェットを供給するためのエアーホースを、冷却ホース55、56と同様の経路で配設するようにしても良い。また、エアーホースはシールドガスやアシストガスをレーザ加工ヘッドに供給しても構わない。なお、エアーホースは、冷却ホースと並列に配置されるため、図示は省略する。
また、3本のケーブル52〜54と冷却ホース56は、すべてを束ねて1本にしても構わず、また、任意の2本または3本を束ねて一本にしても構わない。また、ケーブル52〜54は、マニピュレータ1のサーボモータの電源線や信号線、レーザ加工ヘッド31のサーボモータの電源線や信号線をどのように組みあわても構わない。たとえば、信号線だけをまとめたケーブルと、電源線だけをまとめたケーブルとしても構わない。
本開示によれば、マニピュレータとロボット制御装置との間のケーブルの数を低減でき、レーザ加工ロボットに配設するケーブルと周辺機器との干渉を低減することができる。これにより、レーザ加工を行うレーザ加工ロボットとして産業上有用である。
1 マニピュレータ
11 接続口
12 ベース
13 旋回部
14 下部アーム
15 上部アーム
16 第1手首アーム
17 第2手首アーム
18 手首フランジ
19 コイルバネ
20 保護部材
21,25 中空部
23 中間部材
24,48 固定部材
31 レーザ加工ヘッド
32,33 サーボモータ
43 変換金具
45 バッテリーカード
51 ロボット制御装置
52,54 ケーブル
55,56 冷却ホース
J1〜J6 回転軸
100 レーザ加工ロボット

Claims (2)

  1. マニピュレータと、
    前記マニピュレータの動作を制御するロボット制御装置と、
    前記マニピュレータに取り付けられ、レーザ光を走査するレーザ加工ヘッドと、を備え、前記レーザ加工ヘッドは、前記レーザ光を走査するための傾斜並行平板を駆動するサーボモータを有し、前記サーボモータの駆動は、前記ロボット制御装置により制御され、
    前記レーザ加工ヘッドに接続され、冷却水を供給する冷却水ホースをさらに備え、
    前記冷却水ホースの前記レーザ加工ヘッド側の直径は、前記冷却水ホースの前記レーザ加工ヘッドとは反対側の直径よりも小さいレーザ加工ロボット。
  2. 前記冷却水ホースは、第1の冷却水ホースと、一端が前記第1の冷却水ホースに接続され、他端が前記レーザ加工ヘッドに接続された第2の冷却水ホースとからなり、
    前記第2の冷却水ホースの直径は、前記第1の冷却水ホースの直径よりも小さい請求項に記載のレーザ加工ロボット。
JP2016508526A 2014-03-17 2015-03-12 レーザ加工ロボット Active JP6467644B2 (ja)

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