JP5895914B2 - ロボット - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、ロボットに関する。
従来、アーク溶接用途に用いられるロボットが知られている。かかるロボットは、多軸アームを有して構成され、かかる多軸アームの先端可動部には、エンドエフェクタとして溶接用トーチ(以下、「トーチ」と記載する)が取り付けられる。
なお、トーチには、溶接用ワイヤが送給される必要があるが、かかる送給はワイヤ送給装置(以下、「送給機」と記載する)によって行われる(たとえば、特許文献1参照)。
送給機は、たとえば、ワイヤの送給動作の応答性を高めるため、前述の先端可動部とトーチとの間に介在させて取り付けられる。
特開2005−66610号公報
しかしながら、上述した従来技術には、干渉を防止しつつ、多様な溶接姿勢をとりやすくするという点で更なる改善の余地がある。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、干渉を防止しつつ、多様な溶接姿勢をとりやすくすることができるロボットを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るロボットは、取付部と、アーム部と、アーム支持部と、送給機とを備える。前記取付部は、溶接用トーチを取り付け可能である。前記アーム部は、先端部において前記取付部を揺動可能に支持する。前記アーム支持部は、先端部において前記アーム部を前記取付部の揺動軸に垂直な回転軸まわりに回転可能に支持するとともに、基端部において前記回転軸に垂直な支持軸まわりに回転可能に支持される。前記送給機は、前記アーム部の基端部および先端部の間で前記回転軸の軸線と交わるように配置され、前記取付部に取り付けられる前記溶接用トーチへワイヤを送給する。また、前記取付部は、前記揺動軸および前記支持軸が平行であり、かつ、前記揺動軸および前記回転軸が前記支持軸よりも高い位置の同一水平面上にある基準姿勢において、当該取付部の先端部が前記支持軸よりも高い位置となる長さ寸法を有する。
実施形態の一態様によれば、干渉を防止しつつ、多様な溶接姿勢をとりやすくすることができる。
図1は、実施形態に係るロボットの斜視模式図である。 図2は、ロボットの各軸の動作および送給機の位置を示す模式図である。 図3Aは、上部アーム周辺の斜視模式図である。 図3Bは、上部アーム周辺の平面模式図である。 図3Cは、上部アーム周辺の正面模式図である。 図3Dは、上部アーム周辺の左側面模式図である。 図4は、実施形態に係る送給機の配置構造がもたらす効果の説明図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するロボットの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
また、以下では、アーク溶接用途に用いられるロボットを例に挙げて説明を行う。また、溶接用トーチについては「トーチ」と記載する。
まず、実施形態に係るロボット10の概略について述べる。図1は、実施形態に係るロボット10の斜視模式図である。なお、以下では、説明の便宜上、ロボット10の旋回位置および姿勢が基本的に図1に示す状態にあるものとして、ロボット10における各部位の位置関係を説明する。また、かかる図1に示す状態を、ロボット10の「基準姿勢」と呼ぶ場合がある。また、ロボット10の基台部11が据え付けられる設置面側を「基端側」と呼び、各部材の基端側周辺を「基端部」と呼ぶ。また、ロボット10のフランジ部15a側を「先端側」と呼び、各部材の先端側周辺を「先端部」と呼ぶ。
また、図1には、説明を分かりやすくするために、鉛直上向きを正方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、以下の説明で用いる他の図面においても示す場合がある。なお、本実施形態では、X軸の正方向がロボット10の前方を指すものとする。
図1に示すように、ロボット10は、いわゆるシリアルリンクの垂直多関節型であり、6個回転関節軸である軸S、軸L、軸U、軸R、軸Bおよび軸Tを有している。また、ロボット10は、6個のサーボモータM1、M2、M3、M4、M5およびM6を有している。また、ロボット10は、基台部11と、旋回ベース12と、下部アーム13と、上部アーム14と、取付部15と、送給機30とを備える。
また、上部アーム14は、第1アーム14aと、第2アーム14bとを備える。第1アーム14aは、アーム支持部の一例であり、第2アーム14bは、アーム部の一例である。
基台部11は、床面などに固定される支持ベースであり、旋回ベース12を軸Sまわりに回転可能に支持する。そして、サーボモータM1の駆動により、基台部11と旋回ベース12とが軸Sまわりに相対的に回転される。旋回ベース12は、下部アーム13の基端部を軸Sに垂直な軸Lまわりに回転可能に支持する。そして、サーボモータM2の駆動により、旋回ベース12と下部アーム13とが軸Lまわりに相対的に回転される。
下部アーム13は、その先端部において、上部アーム14の第1アーム14aの基端部を、軸Lに平行な軸Uまわりに回転可能に支持する。そして、サーボモータM3の駆動により、下部アーム13と第1アーム14aとが軸Uまわりに相対的に回転される。第1アーム14aは、その先端部において、第2アーム14bの基端部を軸Uに垂直な軸Rまわりに回転可能に支持する。そして、サーボモータM4の駆動により、第1アーム14aと第2アーム14bとが軸Rまわりに相対的に回転される。なお、軸Rは回転軸の一例である。
第2アーム14bは、その先端部において、取付部15の基端部を軸Rに垂直な軸Bまわりに回転可能に支持する。そして、サーボモータM5の駆動により、第2アーム14b内部に内蔵された動力伝達機構(ベルト、プーリなど)を介して動力が伝達され、第2アーム14bと取付部15とが軸Bまわりに相対的に回転される。なお、軸Bは揺動軸の一例である。
そして、取付部15には、トーチ20が取り付けられる。なお、取付部15は、軸Bに垂直な軸Tまわりに回転可能なフランジ部15aを有しており、トーチ20は、かかるフランジ部15aを介して取付部15に取り付けられる。そして、サーボモータM6の駆動により、第2アーム14b内部に内蔵された動力伝達機構(ベルト、プーリなど)を介して動力が伝達され、フランジ部15aが軸Tまわりに回転される。
なお、上記した「垂直」あるいは「平行」などは、必ずしも数学的に厳密な精度を必要とするものではなく、実質的な公差や誤差などを許容するものである。また、本実施形態における「垂直」は、2つの直線(回転軸)が同一平面上で直交することのみを意味するのではなく、2つの直線(回転軸)の関係がねじれの位置である場合をも含むものとする。
送給機30は、第2アーム14bの基端部および先端部の間で軸Rの軸線と交わるように配置され、トーチ20へワイヤWを送給する。
ここで、説明を分かりやすくするために、ロボット10の各軸の動作および送給機30の位置を図2に模式的に示す。図2は、ロボット10の各軸の動作および送給機30の位置を示す模式図である。なお、図2では、右側面方向(Y軸の負方向)からみたロボット10を、関節を示す図記号等を用いてごく模式的に示している。
図2に示すように、旋回ベース12は、基台部11に支持されて、軸Sまわりに旋回する(図中の矢印201参照)。下部アーム13は、旋回ベース12に支持されて、軸Lまわりに前後方向に揺動する(図中の矢印202参照)。
第1アーム14aは、下部アーム13に支持されて、軸Uまわりに上下方向に揺動する
(図中の矢印203参照)。また、第2アーム14bは、第1アーム14aに支持されて、軸Rまわりに回転する(図中の矢印204参照)。
そして、送給機30は、かかる第2アーム14bの基端部および先端部の間で軸Rの軸線と交わるように配置される(図中の破線の矩形参照)。
なお、取付部15は、第2アーム14bに支持されて、軸Bまわりに揺動する(図中の矢印205参照)。また、取付部15の先端部(前述のフランジ部15a)が、軸Tまわりに回転する(図中の矢印206参照)。
このように、送給機30が、第2アーム14bの基端部および先端部の間で軸Rの軸線と交わるように配置されることによって、送給機30そのものが、ワークやジグ、周辺機器等に干渉するのを防ぐことができる。
かかる送給機30の配置構造について、図3Aを用いて具体的に説明する。図3Aは、上部アーム14周辺の斜視模式図である。
既に述べたように、また、あらためて図3Aに示すように、送給機30は、第2アーム14bの基端部および先端部の間で軸Rの軸線と交わるように配置される。送給機30は、図示略のワイヤ貯蔵装置(たとえば、ワイヤリール)からワイヤWを引き出して、トーチ20へ送給する装置である。
送給機30は、本体部30aと、駆動源30bとを備える。これらは、支持具31によって第2アーム14bに支持される。
本体部30aは、その内部に、フィードローラ等を含んで構成されるワイヤWの送給機構(図示略)を備える。送給機構は、駆動源30bによって駆動される。
また、本体部30aには、ワイヤWの送給経路であるトーチケーブル40が連結される。トーチケーブル40は、ワイヤWやパワーケーブル、シールドガス供給用のホース等が内包された給電送給一体型の可撓性を有するケーブルである。無論、給電とワイヤ送給とが非一体型のケーブルを用いることもできる。
かかるトーチケーブル40は、軸Rの軸線に沿って配索され、取付部15を貫いて設けられた通過口15aaに挿通されたうえでトーチ20へ連結される。なお、トーチ20は、トーチクランプ21を介してフランジ部15aへ固定されている。
ここで、第2アーム14bの具体的な構成を含め、送給機30の配置構造について図3B〜図3Dを用いてさらに詳しく説明する。図3Bは、上部アーム14周辺の平面模式図である。図3Cは、上部アーム14周辺の正面模式図である。図3Dは、上部アーム14周辺の左側面模式図である。
図3Bに示すように、第2アーム14bは、底部14baと、底部14baから軸Rの軸線に沿って延設された第1延在部14bbと、第1延在部14bbと間隙を有して並設される第2延在部14bcとを有し、二股状をなす形状に形成されている。第1延在部14bbおよび第2延在部14bcは、その先端部において取付部15を支持する。また、送給機30の上部(図3BにおいてZ軸方向)には、サーボモータM5およびM6を内部に収める収納部14bdが形成されている。
送給機30は、かかる第2アーム14bの二股の間の根元寄りに配置される。ここで、具体的に根元寄りとは、第1延在部14bbおよび第2延在部14bcの連結部である底部14baに寄せて配置されることを指す。
これにより、軸Bまわりや軸Tまわりの可動部と送給機30との間に適度な距離を置くことができるので、送給機30が可動部による影響を受けにくくすることができる。
すなわち、取付部15の揺動やフランジ部15aの回転によって送給機30との間に大きな圧縮力がかかることでトーチケーブル40が屈曲したり、ひいては座屈したりするのを防ぐことができるので、ワイヤWの送給が阻害されるのを防ぐことができる。
また、少なくとも送給機30は、トーチ20からさほど遠くない第2アーム14bの二股の間に配置されるので、たとえば、送給機30が上部アーム14の基端部後方側(図中のY軸の負方向側)等に配置されるのに比べ、ワイヤWの送給にかかる抵抗を抑えることができる。
したがって、送給機30には、溶接中のワイヤWの正逆送給が可能なものを用いることができる。これにより、送給機30そのものの干渉を防ぎつつ、ワイヤWの送給動作の応答性を高めることができる。
また、図3Bに示すように、トーチケーブル40は、第2アーム14bの二股の間で軸Rの軸線に沿って配索されるので、軸Rまわりの回転によってトーチケーブル40自体が暴れるのを防ぐことができる。すなわち、ワイヤWの送給が阻害されるのを防ぐことができる。
ここで、取付部15の構成について述べておく。図3Bに示すように、取付部15は、底部15bと、底部15bから軸Tの軸線に沿って延設された第1部分15cと、第1部分15cと間隙を有して並設される第2部分15dとを有し、正面視で略U字形となる二股状をなす形状に形成されている。
そして、図3Cに示すように、送給機30から軸Rの軸線に沿って配索されつつ延びるトーチケーブル40は、さらにかかる取付部15の二股の間を配索されて通過口15aaへ挿通され、トーチ20へ連結されることとなる。
さらに、送給機30の駆動源30bの配置位置についても述べておく。図3Dに示すように、送給機30の駆動源30bは、第2アーム14bの二股の間からはみ出すように設けられる。具体的には、ロボット10が基準姿勢(図1参照)にある場合に、駆動源30bは、第1延在部14bbと第2延在部14bcとの間から下側(図中のZ軸の負方向側)にはみ出すように設けられる。なお、送給機30の駆動源30bの形状や種別などによっては、第1延在部14bbと第2延在部14bcとの間からはみださないように設けることも無論可能である。
これにより、少なくとも駆動源30bの交換やメンテナンス等を行いやすくすることができる。すなわち、送給機30のメンテナンス性を高めることができる。
次に、上述してきた送給機30の配置構造がもたらす効果について、図4を用いて説明する。図4は、実施形態に係る送給機30の配置構造がもたらす効果の説明図である。
まず、従来の配置構造の一例について述べておく。なお、従来技術ではあるが、本実施形態と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付して述べるものとする。
従来技術によれば、送給機30は、たとえば、ワイヤWの送給動作の応答性を高めるため、取付部15の先端に取り付けられる。したがって、この場合、送給機30は、取付部15とトーチ20との間に介在することとなる。
このため、従来技術によれば、軸Bからトーチ20の先端までの距離(図4の距離dに相当)が長くなりやすかった。このため、ロボット10のとることのできる溶接姿勢が制限されやすかった。また、仮に要求される溶接姿勢をとることができる場合であっても、ロボット10が無用に大きな動作を経る必要があった。
この点、本実施形態に係る送給機30の配置構造によれば、図4に示すように、軸Bからトーチ20の先端までの距離dを従来に比して短くすることができるので、これまでとれなかった溶接姿勢を容易にとることが可能となる。
また、溶接姿勢をとるにあたり、ロボット10が無用に大きな動作を経る必要がないので、ロボット10の動作時間を短縮することができる。すなわち、作業工程時間の短縮化にも資することができる。
また、図4に示すように、送給機30は、第2アーム14bの二股の間に配置されるので、送給機30そのものが干渉するのを防止することができる。また、スパッタの付着等を抑えることができる。したがって、送給機30の破損や故障等を防止することができる。
また、図4に示すように、送給機30は、第2アーム14bの二股の間でこの二股の根元寄りに配置されるので、トーチケーブル40の屈曲等でワイヤWの送給が阻害されにくく、かつ、ワイヤWの送給動作の応答性を損ねにくい。
したがって、ロボット10による品質の高い溶接作業の実施に資することができる。また、上述したように、送給機30には、正逆送給が可能なものを用いることができるので、やはり品質の高い溶接作業の実施に資することができる。
上述してきたように、実施形態に係るロボットは、取付部と、アーム部と、アーム支持部と、送給機とを備える。上記取付部は、溶接用トーチを取り付け可能である。上記アーム部は、先端部において上記取付部を揺動可能に支持する。
上記アーム支持部は、先端部において上記アーム部を上記取付部の揺動軸に垂直な回転軸まわりに回転可能に支持する。上記送給機は、上記アーム部の基端部および先端部の間で上記回転軸の軸線と交わるように配置され、上記取付部に取り付けられる上記溶接用トーチへワイヤを送給する。
したがって、実施形態に係るロボットによれば、干渉を防止しつつ、多様な溶接姿勢をとりやすくすることができる。
なお、上述してきた実施形態では、ロボットが、アーク溶接用途に用いられる場合を例に挙げたが、ロボットが行う作業の種別を限定するものではない。たとえば、エンドエフェクタとして溶接用トーチに代えてワークを保持可能なハンドを取り付けて、かかるハンドに送給機を用いてワイヤ状の部材を送給しながら、ワークの組立作業を行う場合などに適用してもよい。
また、ロボットのアーム部の形状についても実施形態のものに限定されない。たとえば、上述の実施形態の第2アーム14bは二股形状に限らず、取付部15を揺動可能に支持しうる形状であればよい。
また、上述した実施形態では、6軸を有する多軸ロボットを例示したが、軸数を限定するものではない。たとえば、7軸ロボットであってもよい。
また、上述した実施形態では、単腕ロボットを例示したが、これに限られるものではなく、たとえば、双腕以上の多腕ロボットの腕の少なくともいずれかに、上述した実施形態が適用されてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
10 ロボット
11 基台部
12 旋回ベース
13 下部アーム
14 上部アーム
14a 第1アーム(アーム支持部)
14b 第2アーム(アーム部)
14ba 底部
14bb 第1延在部
14bc 第2延在部
15 取付部
15a フランジ部
15aa 通過口
15b 底部
15c 第1部分
15d 第2部分
20 トーチ
21 トーチクランプ
30 送給機
30a 本体部
30b 駆動源
31 支持具
40 トーチケーブル
B 軸(揺動軸)
L 軸
R 軸(回転軸)
S 軸
T 軸
U 軸
W ワイヤ
d 距離

Claims (6)

  1. 溶接用トーチを取り付け可能な取付部と、
    先端部において前記取付部を揺動可能に支持するアーム部と、
    先端部において前記アーム部を前記取付部の揺動軸に垂直な回転軸まわりに回転可能に支持するとともに、基端部において前記回転軸に垂直な支持軸まわりに回転可能に支持されるアーム支持部と、
    前記アーム部の基端部および先端部の間で前記回転軸の軸線と交わるように配置され、前記取付部に取り付けられる前記溶接用トーチへワイヤを送給する送給機と
    を備え
    前記取付部は、
    前記揺動軸および前記支持軸が平行であり、かつ、前記揺動軸および前記回転軸が前記支持軸よりも高い位置の同一水平面上にある基準姿勢において、当該取付部の先端部が前記支持軸よりも高い位置となる長さ寸法を有することを特徴とするロボット。
  2. 前記アーム部は、
    平面視で二股をなす形状に形成され、
    前記送給機は、
    前記二股の間で該二股の根元寄りに配置されること
    を特徴とする請求項1に記載のロボット。
  3. 前記ワイヤの送給経路であり、前記二股の間で前記回転軸の軸線に沿って配索されるトーチケーブル
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のロボット。
  4. 前記送給機の駆動源は、
    前記二股の間から下側にはみ出すように設けられること
    を特徴とする請求項2または3に記載のロボット。
  5. 前記溶接用トーチをさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のロボット。
  6. 前記送給機は、
    溶接中の前記ワイヤの正逆送給が可能であること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のロボット。
JP2013194668A 2013-09-19 2013-09-19 ロボット Active JP5895914B2 (ja)

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