JP2015154673A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で製造容易な回転電機を提供する。
【解決手段】ステータ22は、筒状のモータケース21の内側に設けられる。巻線23は、ステータ22に巻回される。ロータ24は、ステータ22の内側に回転可能に設けられる。シャフト25は、ロータ24の回転中心に設けられる。第1板部30は、モータケース21の一端を塞ぎ、シャフト25の一端側を軸受けする。第2板部40は、板厚方向に延びるよう形成される挿通穴部44を有し、モータケース21の他端を塞ぎ、シャフト25の他端側を軸受けする。巻線延伸部11は、一端が巻線23に電気的に接続し、巻線23から延びて挿通穴部44を挿通するよう設けられる。制御部50は、第2板部40のモータケース21とは反対側に設けられる。制御部50は、基板60を有し、基板60に対し第2板部40とは反対側において巻線延伸部11の他端に電気的に接続し、巻線23への通電を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転電機に関し、特にモータ部と制御部とを一体に設けた回転電機に関する。
従来、モータ部と、モータ部の巻線への通電を制御する制御部とを一体に設けた回転電機が知られている。例えば特許文献1には、筒状のモータケースの端部を塞ぐ板部のモータケースとは反対側に制御部を設けた回転電機が記載されている。特許文献1の回転電機では、巻線と制御部とは、巻線延伸部により電気的に接続されている。ここで、巻線延伸部は、モータケースの端部を塞ぐ板部に形成された挿通穴部に挿通されている。
特開2011−10408号公報
特許文献1の回転電機では、巻線延伸部の巻線とは反対側の端部は、基板に対し板部側で制御部と電気的に接続されている。そのため、基板に対し板部側に、巻線延伸部と制御部とを電気的に接続するための作業用スペースを確保する必要がある。したがって、制御部を含む回転電機の体格が大型化するおそれがある。
また、特許文献1の回転電機では、巻線延伸部と制御部とを電気的に接続する際に生じ得るスパッタやはんだ玉等が回転電機内の基板に対し板部側の各部位に付着するおそれがある。そのため、スパッタやはんだ玉等の金属異物を除去するのが困難になるおそれがある。その結果、回転電機内での短絡故障を招くおそれがある。
また、特許文献1の回転電機では、巻線延伸部を挿通するための挿通穴部が板部に複数形成され、板部の周方向の複数箇所において巻線延伸部と制御部とが電気的に接続されている。そのため、上述の問題がより顕著になるとともに、板部に挿通穴部を形成するための工数、巻線延伸部と制御部とを電気的に接続するための工数、および、異物が挿通穴部を経由してモータケース内側へ侵入するリスクが増大するおそれがある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型で製造容易な回転電機を提供することにある。
本発明は、モータ部と第1板部と第2板部と巻線延伸部と制御部とを備えた回転電機である。
モータ部は、モータケース、ステータ、巻線、ロータおよびシャフトを有している。ステータは、筒状のモータケースの内側に設けられる。巻線は、ステータに巻回される。ロータは、ステータの内側に回転可能に設けられる。シャフトは、ロータの回転中心に設けられる。
第1板部は、モータケースの一端を塞ぎ、シャフトの一端側を軸受けする。第2板部は、板厚方向に延びるよう形成される挿通穴部を有し、モータケースの他端を塞ぎ、シャフトの他端側を軸受けする。巻線延伸部は、一端が巻線に電気的に接続し、巻線から延びて挿通穴部を挿通するよう設けられる。
制御部は、第2板部のモータケースとは反対側に設けられる。制御部は、基板を有し、基板に対し第2板部とは反対側、または、基板において巻線延伸部の他端に電気的に接続している。制御部は、巻線への通電を制御する。
上述のように、本発明では、巻線に接続する巻線延伸部を第2板部の挿通穴部に挿通し、基板に対し第2板部とは反対側、または、基板において巻線延伸部の他端と制御部とを電気的に接続している。そのため、基板に対し第2板部側に、巻線延伸部の他端と制御部とを電気的に接続するための作業用スペースを確保する必要がない。これにより、モータ部と制御部とを一体に設けた回転電機の大型化を抑制することができる。
また、本発明は基板に対し第2板部とは反対側、または、基板において巻線延伸部の他端と制御部とを電気的に接続する構成のため、巻線延伸部の他端と制御部とを電気的に接続する際に生じ得るスパッタやはんだ玉等が回転電機内の基板に対し第2板部側の各部位に付着するのを抑制することができる。これにより、スパッタやはんだ玉等の金属異物を容易に除去することができる。その結果、回転電機内での短絡故障を抑制可能な回転電機を容易に製造することができる。
本発明の第1実施形態による回転電機を示す模式的断面図。 図1のII−II線断面図。 本発明の第1実施形態による回転電機の回路構成および適用例を示す図。 本発明の第1実施形態による回転電機の製造工程の一部を示す図。 本発明の第1実施形態による回転電機の製造工程の一部を示す図。 本発明の第2実施形態による回転電機を示す模式的断面図。 本発明の第3実施形態による回転電機を示す模式的断面図。
以下、本発明の複数の実施形態による回転電機を図面に基づき説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による回転電機を図1、2に示す。回転電機10は、図3に示すように、車両に搭載される電動パワーステアリング装置1の駆動部として用いられる。回転電機10は、後述するモータ部20のシャフト25の端部(出力端26)が、コラム軸2に設けられたギアボックスのギア3に噛み合うようにして取り付けられている。回転電機10は、ステアリング4の操舵トルクを検出するトルクセンサ5から出力されるトルク信号、および、図示しないCAN(Controller Area Network)から取得する車速信号等に基づきモータ部20を正逆回転させることにより、操舵に関するアシスト力を発生する。このように、本実施形態では、電動パワーステアリング装置1は、コラムアシスト型の電動パワーステアリング装置である。
図1に示すように、回転電機10は、モータ部20、磁石27、第1板部30、第2板部40、巻線延伸部11、制御部50、ターミナル12、カバー70、コネクタ部80、コネクタ端子81、キャップ90等を備えている。
モータ部20は、モータケース21、ステータ22、巻線23、ロータ24およびシャフト25等を有している。
モータケース21は、例えばアルミ等の金属により筒状に形成されている。
ステータ22は、例えば積層鋼板等により略円環状に形成されている。ステータ22は、モータケース21の内側に固定されるようにして設けられる。
巻線23は、例えば銅等の金属により線状に形成され、ステータ22に巻回される。本実施形態では、巻線23は、3相(U相、V相、W相)に対応するよう設けられている。
ロータ24は、ステータ22と同様、例えば積層鋼板により略円柱状に形成されている。ロータ24は、ステータ22の内側に回転可能に設けられる。ロータ24の外壁には、周方向に所定の間隔を空けて、N極とS極とが交互になるようにして複数の磁石が設けられている(図示せず)。
シャフト25は、例えば金属により棒状に形成されている。シャフト25は、ロータ24の回転中心に設けられる。
シャフト25の一方の端部に出力端26が設けられている。当該出力端26は、電動パワーステアリング装置1のギア3に噛み合い可能である。また、シャフト25の他端に磁石27が設けられている。磁石27は、磁束を発生する。ここで、磁石27は、特許請求の範囲における「磁束発生手段」に対応している。
第1板部30は、例えばアルミ等の金属により板状に形成されている。第1板部30は、モータケース21の一端を塞ぐようモータケース21と一体に形成されている。第1板部30の中央には、シャフト穴部31が形成されている。シャフト穴部31には、軸受32が設けられている。軸受32は、シャフト25の一端側を軸受けする。すなわち、シャフト25は、一端側が軸受32を介して第1板部30に軸受けされている。
第2板部40は、例えばアルミ等の金属により板状に形成されている。第2板部40は、モータケース21の他端を塞ぐようモータケース21とは別体に形成されている。ここで、第2板部40とモータケース21とは、互いに周方向の全範囲にわたって接合している。第2板部40の中央には、シャフト穴部41が形成されている。シャフト穴部41には、軸受42が設けられている。軸受42は、シャフト25の他端側を軸受けする。すなわち、シャフト25は、他端側が軸受42を介して第2板部40に軸受けされている。
このように、シャフト25は、一端側が第1板部30により軸受けされ、他端側が第2板部40により軸受けされている。これにより、ロータ24は、ステータ22の内側でステータ22に対し相対回転可能である。
第2板部40は、モータケース21の内壁に対向する外壁に、環状の溝部を有している。当該溝部には、ゴム製環状のシール部材43が設けられている(図1参照)。第2板部40がモータケース21の他端を塞ぐとき、シール部材43は、第2板部40とモータケース21との間で圧縮された状態となる。これにより、第2板部40とモータケース21との間は、気密または液密に保たれる。
第2板部40のシール部材43の内側には、第2板部40を板厚方向に貫く挿通穴部44および穴部45が形成されている(図1、2参照)。挿通穴部44および穴部45は、第2板部40がモータケース21の他端を塞いだ状態において、モータケース21の内側の空間と、第2板部40に対しモータケース21とは反対側の空間とを接続している。
また、第2板部40は、モータケース21とは反対側の面に、モータケース21側へ凹むよう形成される凹部46を有している。
巻線延伸部11は、例えば銅等の金属により棒状に形成されている。巻線延伸部11は、一端が巻線23に電気的に接続し、巻線23から延びて挿通穴部44を挿通するよう設けられる。ここで、巻線延伸部11の一端と巻線23とは、溶接、または、はんだ付け等により電気的に接続している。巻線延伸部11は、第2板部40(挿通穴部44)に当接しないよう設けられている。また、巻線延伸部11は、外壁が絶縁被膜に覆われている。
また、図2に示すように、本実施形態では、巻線延伸部11は、6つ設けられている。ここで、6つの巻線延伸部11のうち2つずつが、巻線23の各相に対応している。また、挿通穴部44は第2板部40に1つ形成され、挿通穴部44に6つの巻線延伸部11が挿通されている。
制御部50は、第2板部40のモータケース21とは反対側に設けられる。図1、3に示すように、制御部50は、第1コンデンサ51、チョークコイル52、インバータ回路1としてのパワーモジュール53、インバータ回路2としてのパワーモジュール54、第2コンデンサ55、基板60、カスタムIC61、回転角センサ62、および、制御IC63等を有している。
図3に示すように、制御部50には、バッテリ6から電力が供給される。第1コンデンサ51とチョークコイル52とは、フィルタ回路を構成し、バッテリ6を共有する他の装置から回転電機10に伝わるノイズを低減するとともに、回転電機10からバッテリ6を共有する他の装置へ伝わるノイズを低減する。また、チョークコイル52は、バッテリ6とパワーモジュール53およびパワーモジュール54との間に直列接続され、電源変動を減衰する。
パワーモジュール53は、スイッチング素子501〜506、電源リレー507、508、および、シャント抵抗509等を樹脂等の封止体により覆うことで一体に形成した半導体モジュールである。
本実施形態では、スイッチング素子501〜506は、電界効果トランジスタの一種であるMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)である。スイッチング素子501〜506は、ゲート電圧により、ソース−ドレイン間がオンオフ制御される。
上アーム側のスイッチング素子501〜503は、ドレインがバッテリ6側に接続され、ソースが対応する下アーム側のスイッチング素子504〜506のドレインに接続されている。下アーム側のスイッチング素子504〜506のソースは、グランド側に接続されている。上アーム側のスイッチング素子501〜503と対応する下アーム側のスイッチング素子504〜506との接続点は、モータ部20に電気的に接続されている。
電源リレー507、508は、スイッチング素子501〜506と同様、MOSFETにより構成されている。電源リレー507、508は、スイッチング素子501〜506とチョークコイル52との間に設けられ、異常時にスイッチング素子501〜506を経由してモータ部20側へ電流が流れるのを遮断可能である。
シャント抵抗509は、スイッチング素子504〜506とグランドとの間に電気的に接続されている。シャント抵抗509に印加される電圧または電流を検出することにより、モータ部20に流れる電流を検出可能である。
パワーモジュール54は、上述のパワーモジュール53と同様の構成のため、説明を省略する。ここで、パワーモジュール53、54は、特許請求の範囲における「半導体モジュール」に対応している。
第2コンデンサ55は、上アーム側のスイッチング素子501〜503のバッテリ6側の配線とグランドとに接続されている。つまり、第2コンデンサ55は、スイッチング素子501〜506と並列接続されている。第2コンデンサ55は、電荷を蓄えることで、スイッチング素子501〜506への電力供給を補助し、また、電流の切り替えにより生じるリップル電流を吸収する。
カスタムIC61は、レギュレータ64、回転角センサ信号増幅部65および検出電圧増幅部66等を含む半導体集積回路である。
レギュレータ64は、バッテリ6からの電力を安定化する安定化回路である。レギュレータ64は、各部へ供給される電力の安定化を行う。例えば後述するマイコン67は、このレギュレータ64により、安定した所定の電圧(例えば5V)で動作する。
回転角センサ信号増幅部65には、回転角センサ62からの信号が入力される。回転角センサ62は、例えばホールIC等の磁束検出素子であり、後述する基板60においてモータ部20のシャフト25の磁石27側の端部近傍、より具体的にはシャフト25の軸線上に設けられ(図1参照)、磁石27が発生する磁束、すなわち、周囲の磁束(磁界)の変化を検出し、当該検出値をモータ部20(ロータ24)の回転角度に関する信号として回転角センサ信号増幅部65に伝送する。回転角センサ信号増幅部65は、回転角センサ62から伝送されたモータ部20の回転角度に関する信号を増幅して、後述のマイコン67へ出力する。ここで、回転角センサ62は、特許請求の範囲における「磁束検出手段」に対応している。
検出電圧増幅部66は、シャント抵抗509の両端電圧を検出し、当該検出した検出値を増幅して後述のマイコン67へ出力する。
制御IC63は、マイコン67、プリドライバ68、69等を含む半導体集積回路である。
マイコン67は、演算手段としてのCPU、記憶手段としてのROMおよびRAM等を有する小型のコンピュータである。マイコン67は、ROMに格納された各種プログラムに従い、CPUによって種々の処理が実行される。
マイコン67には、回転角センサ信号増幅部65からモータ部20の回転角度に関する信号、検出電圧増幅部66からシャント抵抗509の両端電圧、トルクセンサ5から操舵トルク信号、および、CANから車速情報等が入力される。マイコン67は、これらの信号が入力されると、モータ部20の回転角度に基づきプリドライバ68を介してパワーモジュール53を制御する。より具体的には、マイコン67は、プリドライバ68によりスイッチング素子501〜506のゲート電圧を変化させ、スイッチング素子501〜506のオンオフを切り替えることで、パワーモジュール53を制御する。
また、マイコン67は、検出電圧増幅部66から入力されるシャント抵抗509の両端電圧に基づき、モータ部20(巻線23)へ供給する電流を正弦波に近づけるようパワーモジュール53を制御する。なお、マイコン67は、プリドライバ68によりパワーモジュール53を制御するのと同様、プリドライバ69によりパワーモジュール54を制御する。
マイコン67は、回転角センサ62、トルクセンサ5、シャント抵抗509、CANからの車速情報等に基づき、車速に応じてステアリング4の操舵をアシストするように、プリドライバ68、69を介してPWM制御により作出されたパルス信号を生成する。このパルス信号は、パワーモジュール53およびパワーモジュール54により構成される2系統のインバータ回路に出力され、パワーモジュール53およびパワーモジュール54のスイッチング素子501〜506のオンオフの切り替え動作を制御する。これにより、モータ部20の巻線23の各相には、位相の異なる正弦波電流が流れ、回転磁界が生じる。この回転磁界を受けてロータ24およびシャフト25が一体となって回転する。そして、シャフト25の回転により、出力端26からコラム軸2のギア3に駆動力が出力され、運転者のステアリング4による操舵がアシストされる。
このように、本実施形態では、制御部50は、2系統のパワーモジュール(53、54)を有し、巻線23への通電を制御する。ここで、各系統は、それぞれ、U相、V相、W相を含む。また、パワーモジュール53、54(スイッチング素子501〜506)は、作動(スイッチング)時、発熱する。
基板60は、例えばガラス繊維とエポキシ樹脂からなるFR−4等のプリント基板である。基板60は、図1に示すように、面方向が第2板部40の面方向と平行になるよう、第2板部40に対しモータケース21とは反対側に設けられている。本実施形態では、基板60は、第2板部40に当接するよう第2板部40に固定されている。
基板60の第2板部40とは反対側の面に、第1コンデンサ51、チョークコイル52、第2コンデンサ55、カスタムIC61、制御IC63等が実装されている。基板60の第2板部40側の面に、回転角センサ62、パワーモジュール53、54等が実装されている。回転角センサ62は、シャフト25の軸線上に位置するよう基板60に実装されている。パワーモジュール53、54は、第2板部40の凹部46に収容されるようにして基板60に実装されている。
本実施形態では、パワーモジュール53、54と凹部46との間には、熱伝導部材47が設けられている。熱伝導部材47は、例えば絶縁放熱シートおよび放熱グリスから構成されている。絶縁放熱シートは、例えばシリコン等を含む熱抵抗の小さな絶縁シートである。放熱グリスは、例えばシリコンを基材とする熱抵抗の小さなゲル状のグリスである。この構成により、パワーモジュール53、54の作動時の熱は、熱伝導部材47を経由して第2板部40、モータケース21に伝達し、放熱される。
ターミナル12は、例えば銅等の金属により棒状に形成されている。ターミナル12は、一端が制御部50の基板60のプリント配線に電気的に接続するよう設けられている。当該プリント配線は、パワーモジュール53、54の上アーム側のスイッチング素子501〜503と対応する下アーム側のスイッチング素子504〜506との接続点に電気的に接続している。
ターミナル12は、6つの巻線延伸部11に対応し、6つ設けられている。6つのターミナル12は、それぞれ、対応する巻線延伸部11に対し平行になるよう設けられている。各巻線延伸部11の巻線23とは反対側の端部(他端)とターミナル12の基板60とは反対側の端部(他端)とは、例えばはんだ付け、または、溶接等により、電気的に接続されている(図1参照)。このように、制御部50は、基板60に対し第2板部40とは反対側において巻線延伸部11の他端に電気的に接続している。
パワーモジュール53、54と巻線23とがターミナル12および巻線延伸部11を介して電気的に接続されることにより、パワーモジュール53、54、ターミナル12および巻線延伸部11を経由して巻線23に電力が供給される。
カバー70は、例えば樹脂により皿状に形成されている。カバー70は、底部の所定の位置に、内側と外側とを連通する開口部71を有している。カバー70は、内側で制御部50を覆うよう、かつ、巻線延伸部11の他端側、および、ターミナル12の他端側、すなわち、巻線延伸部11とターミナル12との接合部が開口部71の内側に位置するよう、第2板部40の制御部50側に設けられている。カバー70は、外縁部が、複数のねじ72により第2板部40に固定されている。これにより、カバー70は、第2板部40に取り付けられている。カバー70により、制御部50を外部からの衝撃、埃や水等の液体から保護することができる。
コネクタ部80は、例えば樹脂によりカバー70と一体に形成されている。コネクタ部80は、カバー70の中央から制御部50とは反対側へ筒状に延びるよう形成されている。コネクタ端子81は、例えば銅等の金属により形成され、一端がコネクタ部80の内側に位置し、他端が制御部50の基板60に電気的に接続するよう設けられている。なお、コネクタ端子81の他端は、第2板部40の穴部45に対応する位置で基板60に電気的に接続されている。
コネクタ部80には、ハーネス7が接続される。これにより、ハーネス7は、コネクタ端子81の一端に電気的に接続される。ハーネス7には、バッテリ6からの電流、CAN信号、および、トルクセンサ5からの信号等が流れる。これにより、コネクタ部80、コネクタ端子81を経由して制御部50にバッテリ6からの電流、CAN信号、および、トルクセンサ5からの信号等が供給される。
キャップ90は、カバー70の開口部71に設けられている。キャップ90は、筒部91、板部92、通気手段93等を有している。筒部91は例えば樹脂により筒状に形成されている。板部92は、筒部91の一端を塞ぐよう、例えば樹脂により筒部91と一体に形成されている。通気手段93は、例えばポリテトラフルオロエチレンを延伸加工したフィルムとポリウレタンポリマーを複合化して多数の微細な孔を有するよう形成した防水透湿素材により形成されている。通気手段93は、板部92に設けられ、キャップ90(筒部91)の内側と外側との間の気体の流通を許容し液体の流通を規制する。
キャップ90は、筒部91の内側に、巻線延伸部11の他端側、および、ターミナル12の他端側、すなわち、巻線延伸部11とターミナル12との接合部が位置するよう、かつ、開口部71を塞ぐようカバー70に設けられている。そのため、巻線延伸部11の他端側、および、ターミナル12の他端側は、キャップ90により覆われている。
次に、本実施形態による回転電機10の製造方法について説明する。回転電機10の製造方法は、下記の工程を含む。
(モータ部組み付け工程)
図4に示すように、ステータ22に巻線23を巻き回し、第1板部30と一体のモータケース21の内側にステータ22を固定する。第1板部30のシャフト穴部31に軸受32を取り付ける。ロータ24と一体のシャフト25の一端を軸受32に通す。シャフト25の一端に出力端26を取り付ける。シャフト25の他端側に軸受42を通す。シャフト25の他端に磁石27を取り付ける。巻線23に巻線延伸部11の一端を電気的に接続する。
(制御部組み付け工程)
図4に示すように、各電子部品を実装した基板60にターミナル12の一端を電気的に接続する。第2板部40の凹部46に熱伝導部材47を設ける。回転角センサ62がシャフト穴部41の中心に位置し、かつ、パワーモジュール53、54が凹部46に収容された状態となるよう、基板60を第2板部40に固定する。ターミナル12の他端が開口部71の内側に位置し、かつ、コネクタ端子81の他端が基板60のスルーホール601に挿通した状態となるよう、カバー70をねじ72で第2板部40に固定する。図示しないはんだ付け具を穴部45に挿入し、コネクタ端子81の他端と基板60のプリント配線とをスルーホール601において電気的に接続する。第2板部40の外壁の溝部にシール部材43を設ける。
(接合工程)
図4、5に示すように、巻線延伸部11が挿通穴部44に挿通するよう、かつ、軸受42がシャフト穴部41に嵌まり込むよう、モータケース21と第2板部40とを接合する。これにより、6つのターミナル12の他端と巻線延伸部11の他端とが、カバー70の開口部71の内側において互いに隣接した状態となる。
(ターミナル接続工程)
カバー70の外部から、はんだ付け具により、対応するターミナル12の他端と巻線延伸部11の他端とを電気的に接続する。
(キャップ取り付け工程)
図5、1に示すように、筒部91の内側にターミナル12の他端と巻線延伸部11の他端との接合部が位置するようキャップ90をカバー70の開口部71に嵌め込む。
以上説明したように、(1)本実施形態では、モータ部20は、モータケース21、ステータ22、巻線23、ロータ24およびシャフト25を有している。ステータ22は、筒状のモータケース21の内側に設けられる。巻線23は、ステータ22に巻回される。ロータ24は、ステータ22の内側に回転可能に設けられる。シャフト25は、ロータ24の回転中心に設けられる。
第1板部30は、モータケース21の一端を塞ぎ、シャフト25の一端側を軸受けする。第2板部40は、板厚方向に延びるよう形成される挿通穴部44を有し、モータケース21の他端を塞ぎ、シャフト25の他端側を軸受けする。巻線延伸部11は、一端が巻線23に電気的に接続し、巻線23から延びて挿通穴部44を挿通するよう設けられる。
制御部50は、第2板部40のモータケース21とは反対側に設けられる。制御部50は、基板60を有し、基板60に対し第2板部40とは反対側において巻線延伸部11の他端に電気的に接続している。制御部50は、巻線23への通電を制御する。
上述のように、本実施形態では、巻線23に接続する巻線延伸部11を第2板部40の挿通穴部44に挿通し、基板60に対し第2板部40とは反対側において巻線延伸部11の他端と制御部50とを電気的に接続している。そのため、基板60に対し第2板部40側に、巻線延伸部11の他端と制御部50とを電気的に接続するための作業用スペースを確保する必要がない。これにより、モータ部20と制御部50とを一体に設けた回転電機10の大型化を抑制することができる。
また、本実施形態は基板60に対し第2板部40とは反対側において巻線延伸部11の他端と制御部50とを電気的に接続する構成のため、巻線延伸部11の他端と制御部50とを電気的に接続する際に生じ得るスパッタやはんだ玉等が回転電機10内の基板60に対し第2板部40側の各部位に付着するのを抑制することができる。これにより、スパッタやはんだ玉等の金属異物を容易に除去することができる。その結果、回転電機10内での短絡故障を抑制可能な回転電機10を容易に製造することができる。
また、(2)本実施形態では、挿通穴部44は、第2板部40に1つ形成されている。そのため、第2板部40に挿通穴部44を形成するための工数、巻線延伸部11と制御部50とを電気的に接続するための工数、および、異物が挿通穴部44を経由してモータケース21内側へ侵入するリスクを低減することができる。
また、(4)本実施形態では、制御部50を覆うよう第2板部40の制御部50側に設けられるカバー70をさらに備えている。これにより、制御部50を外部からの衝撃、埃や水等の液体から保護することができる。
また、(5)本実施形態では、カバー70と一体に形成され、巻線23に電力を供給するためのハーネス7が接続されるコネクタ部80と、一端がハーネス7に電気的に接続可能なようコネクタ部80の内側に位置し、他端が制御部50に電気的に接続するコネクタ端子81と、をさらに備えている。第2板部40は、コネクタ端子81の他端に対応する位置に、コネクタ端子81の他端と制御部50とを電気的に接続する作業が可能な程度の穴である穴部45を有している。これにより、例えば、第2板部40に制御部50およびカバー70を取り付けた後に、穴部45を利用して、コネクタ端子81の他端と制御部50とを電気的に接続する作業を行うことができる。
また、(6)本実施形態では、一端が制御部50に電気的に接続し、制御部50から第2板部40とは反対側へ延び、他端が巻線延伸部11の他端に電気的に接続するターミナル12をさらに備えている。これにより、巻線延伸部11の他端と制御部50とを、第2板部40からより離れた位置で電気的に接続することができる。
また、(7)本実施形態では、カバー70は、巻線延伸部11の他端側、および、ターミナル12の他端側が内側に位置するよう形成される開口部71を有している。これにより、例えば、モータケース21、第2板部40、制御部50、カバー70を組み付けた後で、巻線延伸部11の他端とターミナル12の他端とを、開口部71において電気的に接続することができる。そのため、巻線延伸部11の他端とターミナル12の他端とを電気的に接続するための作業用スペースを回転電機10内に確保する必要がない。また、巻線延伸部11の他端とターミナル12の他端とを電気的に接続する際に生じ得るスパッタやはんだ玉等が回転電機10内に付着するのを抑制することができる。
また、(8)本実施形態では、巻線延伸部11の他端側、および、ターミナル12の他端側を覆うとともに開口部71を塞ぐキャップ90をさらに備えている。これにより、巻線延伸部11の他端とターミナル12の他端との電気的な接続部(接合部)を保護するとともに、開口部71を経由して埃や水等の液体がカバー70内に侵入するのを抑制することができる。
また、(9)本実施形態では、キャップ90は、内側と外側との間の気体の流通を許容し液体の流通を規制する通気手段93を有している。通気手段93は、例えば防水透湿素材により形成されている。これにより、開口部71を経由して水等の液体がカバー70内に侵入するのを抑制しつつ、カバー70内の湿度を適正に保つことができる。
また、(10)本実施形態では、制御部50は、基板60に実装され巻線23への通電を制御するパワーモジュール53、54を有している。すなわち、本実施形態は、2系統のインバータ回路を備えている。これにより、例えば、一方の系統に故障等の異常が生じても他方の系統により回転電機10の作動を継続することができる。
なお、本実施形態では、2系統のインバータ回路を備えるため、回転電機10の作動時の発熱は比較的大きい。また、本実施形態は、2系統のインバータ回路を備える3相駆動式の回転電機のため、巻線23(巻線延伸部11)と制御部50との電気的な接続箇所が多い。しかしながら、本実施形態では、巻線延伸部11を挿通するために第2板部40に形成される挿通穴部44は、1つである。これにより、複数系統のインバータ回路を備えつつ、巻線延伸部11と制御部50とを電気的に接続するための工数、および、異物が挿通穴部44を経由してモータケース21内側へ侵入するリスクを低減することができる。
また、(11)本実施形態では、パワーモジュール53、54は、基板60の第2板部40側の面に実装されている。そのため、パワーモジュール53、54の作動時の発熱を、第2板部40に効率よく伝達し、放熱することができる。
また、(12)本実施形態では、シャフト25の他端に設けられ、磁束を発生する磁石27をさらに備えている。制御部50は、基板60に実装され磁石27が発生する磁束を検出可能な回転角センサ62を有している。基板60は、第2板部40に設けられている。すなわち、回転角センサ62は、シャフト25の他端側を軸受けする第2板部40に設けられる基板60に実装されている。そのため、シャフト25の他端に設けられる磁石27と回転角センサ62とを精度よく位置決めすることができる。
また、(13)本実施形態では、第2板部40とモータケース21とは、金属により別体に形成され、互いに周方向の全範囲にわたって接合している。そのため、パワーモジュール53、54の熱を、第2板部40を経由してモータケース21に効率よく伝達し、放熱することができる。
また、(14)本実施形態では、第2板部40とモータケース21との間に設けられ、第2板部40とモータケース21との間を気密または液密に保持可能なシール部材43をさらに備えている。これにより、第2板部40とモータケース21との間を経由して埃や水等の液体がモータケース21の内側に侵入するのを抑制することができる。
また、(15)本実施形態では、第1板部30とモータケース21とは、金属により一体に形成されている。これにより、部材点数を低減できるとともに、パワーモジュール53、54の熱を、第2板部40およびモータケース21を経由して第1板部30に効率よく伝達し、放熱することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による回転電機を図6に示す。第2実施形態は、巻線延伸部11、カバー70の形状等が第1実施形態と異なる。
第2実施形態では、巻線延伸部11は、他端が基板60のスルーホール602に位置するよう形成されている。巻線延伸部11の他端と基板60のプリント配線とは、スルーホール602においてプレスフィットにより電気的に接続している。すなわち、制御部50は、基板60において巻線延伸部11の他端に電気的に接続している。
第2実施形態は、第1実施形態で示したターミナル12を備えていない。また、カバー70は、第1実施形態で示した開口部71を有していない。また、第2実施形態は、第1実施形態で示したキャップ90を備えていない。
次に、本実施形態による回転電機の製造方法について説明する。回転電機の製造方法は、下記の工程を含む。
(モータ部組み付け工程)
第1実施形態と同様のため、説明を省略する。
(制御部組み付け工程)
第2板部40の凹部46に熱伝導部材47を設ける。回転角センサ62がシャフト穴部41の中心に位置し、かつ、パワーモジュール53、54が凹部46に収容された状態となるよう、基板60を第2板部40に固定する。ターミナル12の他端が開口部71の内側に位置し、かつ、コネクタ端子81の他端が基板60のスルーホール601に挿通した状態となるよう、カバー70をねじ72で第2板部40に固定する。図示しないはんだ付け具を穴部45に挿入し、コネクタ端子81の他端と基板60のプリント配線とをスルーホール601において電気的に接続する。第2板部40の外壁の溝部にシール部材43を設ける。
(接合工程)
巻線延伸部11が挿通穴部44に挿通するよう、かつ、巻線延伸部11の他端が基板60のスルーホール602に挿通するよう、かつ、軸受42がシャフト穴部41に嵌まり込むよう、モータケース21と第2板部40とを接合する。これにより、6つの巻線延伸部11の他端と基板60のプリント配線とがスルーホール602においてプレスフィットにより電気的に接続した状態となる。
以上説明したように、(1)本実施形態では、巻線23に接続する巻線延伸部11を第2板部40の挿通穴部44に挿通し、基板60において巻線延伸部11の他端と制御部50とを電気的に接続している。そのため、第1実施形態と同様、基板60に対し第2板部40側に、巻線延伸部11の他端と制御部50とを電気的に接続するための作業用スペースを確保する必要がない。これにより、モータ部20と制御部50とを一体に設けた回転電機10の大型化を抑制することができる。
また、(3)本実施形態では、巻線延伸部11の他端と制御部50とは、プレスフィットにより電気的に接続している。そのため、第1実施形態と比べ、巻線延伸部11と制御部50との電気的な接続を容易に行うことができる。また、ターミナル12およびキャップ90を必要とする第1実施形態と比べ、部材点数を低減することができる。また、第1実施形態のようにカバー70に開口部71を形成する必要がなく、加工工数を低減できる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態による回転電機を図7に示す。第3実施形態は、モータケース21、第1板部30および第2板部40の形状等が第1実施形態と異なる。
第3実施形態では、第1板部30は、モータケース21の一端を塞ぐようモータケース21と別体に形成されている。ここで、第1板部30とモータケース21とは、互いに周方向の全範囲にわたって接合している。
また、第1板部30は、モータケース21の内壁に対向する外壁に、環状の溝部を有している。当該溝部に、シール部材43が設けられている(図7参照)。第1板部30がモータケース21の一端を塞ぐとき、シール部材43は、第1板部30とモータケース21との間で圧縮された状態となる。これにより、第1板部30とモータケース21との間は、気密または液密に保たれる。
本実施形態では、第2板部40は、モータケース21の他端を塞ぐようモータケース21と一体に形成されている。
以上説明したように、(13)本実施形態では、第1板部30とモータケース21とは、金属により別体に形成され、互いに周方向の全範囲にわたって接合している。そのため、パワーモジュール53、54の熱を、モータケース21を経由して第1板部30に効率よく伝達し、放熱することができる。
また、(14)本実施形態では、第1板部30とモータケース21との間に設けられ、第1板部30とモータケース21との間を気密または液密に保持可能なシール部材43を備えている。これにより、第1板部30とモータケース21との間を経由して埃や水等の液体がモータケース21の内側に侵入するのを抑制することができる。
また、(15)本実施形態では、第2板部40とモータケース21とは、金属により一体に形成されている。これにより、部材点数を低減できるとともに、パワーモジュール53、54の熱を、第2板部40を経由してモータケース21に効率よく伝達し、放熱することができる。
(他の実施形態)
本発明の他の実施形態では、巻線延伸部を挿通する挿通穴部は、第2板部に複数形成されていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、カバーを備えないこととしてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、コネクタ部およびコネクタ端子を備えないこととしてもよい。また、第2板部は、コネクタ端子の他端と制御部とを電気的に接続する作業が可能な程度の穴である穴部を有していなくてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、通気手段は、例えばキャップに微細な孔を複数形成することにより構成してもよい。また、キャップは、通気手段を有していなくてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、半導体モジュール(パワーモジュール)は、2つに限らず、1つ、または、3つ以上設けられていてもよい。すなわち、回転電機は、2系統に限らず、1系統、または、3系統以上のインバータ回路を備えることとしてもよい。よって、巻線延伸部またはターミナルは、それぞれ、6つに限らず、いくつ設けられていてもよい。
また、上述の実施形態では、1つのパワーモジュール(53、54)に複数のスイッチング素子(501〜506)および電源リレー(507、508)を含む例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、複数のスイッチング素子および電源リレーのそれぞれ、または、いくつかの組毎に封止体により覆うことでパワーモジュールを形成することとしてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、半導体モジュール(パワーモジュール)は、基板の第2板部とは反対側の面に実装されていてもよい。また、第2板部は、半導体モジュールを収容可能な凹部を有していなくてもよい。また、当該凹部には、熱伝導部材は設けられていなくてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、シャフトの他端に磁束発生手段を備えないこととしてもよい。また、制御部は、基板に磁束検出手段を有していなくてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、モータケース、第1板部または第2板部の少なくともいずれかは、例えば樹脂等、金属以外の材料により形成されていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、第2板部または第1板部とモータケースとの間にシール部材を備えないこととしてもよい。
また、上述の実施形態では、巻線が3相(U相、V相、W相)の回転電機を例示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、巻線は、3相に限らず、いくつの相を構成することとしてもよい。
また、上述の実施形態では、回転電機をコラムアシスト型の電動パワーステアリング装置に適用する例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、例えばラック軸にアシストトルクを付与するラックアシスト型の電動パワーステアリング装置に回転電機を適用することとしてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、電動パワーステアリング装置の駆動部に限らず、例えばハイブリッド車両の駆動輪を駆動するための駆動部や、車両以外に搭載されるその他機器類の駆動部として回転電機を用いてもよい。
このように、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で他の種々の実施形態に適用可能である。
10 ・・・回転電機
11 ・・・巻線延伸部
20 ・・・モータ部
21 ・・・モータケース
22 ・・・ステータ
23 ・・・巻線
24 ・・・ロータ
25 ・・・シャフト
30 ・・・第1板部
40 ・・・第2板部
44 ・・・挿通穴部
50 ・・・制御部
60 ・・・基板

Claims (15)

  1. 筒状のモータケース(21)、
    前記モータケースの内側に設けられるステータ(22)、
    前記ステータに巻回される巻線(23)、
    前記ステータの内側に回転可能に設けられるロータ(24)、および、
    前記ロータの回転中心に設けられるシャフト(25)を有するモータ部(20)と、
    前記モータケースの一端を塞ぎ、前記シャフトの一端側を軸受けする第1板部(30)と、
    板厚方向に延びるよう形成される挿通穴部(44)を有し、前記モータケースの他端を塞ぎ、前記シャフトの他端側を軸受けする第2板部(40)と、
    一端が前記巻線に電気的に接続し、前記巻線から延びて前記挿通穴部を挿通するよう設けられる巻線延伸部(11)と、
    前記第2板部の前記モータケースとは反対側に設けられ、基板(60)を有し、前記基板に対し前記第2板部とは反対側、または、前記基板において前記巻線延伸部の他端に電気的に接続し、前記巻線への通電を制御する制御部(50)と、
    を備える回転電機(10)。
  2. 前記挿通穴部は、前記第2板部に1つ形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記巻線延伸部の他端と前記制御部とは、プレスフィットにより電気的に接続していることを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機。
  4. 前記制御部を覆うよう前記第2板部の前記制御部側に設けられるカバー(70)をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転電機。
  5. 前記カバーと一体に形成され、前記巻線に電力を供給するためのハーネス(7)が接続されるコネクタ部(80)と、
    一端が前記ハーネスに電気的に接続可能なよう前記コネクタ部の内側に位置し、他端が前記制御部に電気的に接続するコネクタ端子(81)と、をさらに備え、
    前記第2板部は、前記コネクタ端子の他端に対応する位置に、前記コネクタ端子の他端と前記制御部とを電気的に接続する作業が可能な程度の穴である穴部(45)を有していることを特徴とする請求項4に記載の回転電機。
  6. 一端が前記制御部に電気的に接続し、前記制御部から前記第2板部とは反対側へ延び、他端が前記巻線延伸部の他端に電気的に接続するターミナル(12)をさらに備えることを特徴とする請求項4または5に記載の回転電機。
  7. 前記カバーは、前記巻線延伸部の他端側、および、前記ターミナルの他端側が内側に位置するよう形成される開口部(71)を有することを特徴とする請求項6に記載の回転電機。
  8. 前記巻線延伸部の他端側、および、前記ターミナルの他端側を覆うとともに前記開口部を塞ぐキャップ(90)をさらに備える請求項7に記載の回転電機。
  9. 前記キャップは、内側と外側との間の気体の流通を許容し液体の流通を規制する通気手段(93)を有することを特徴とする請求項8に記載の回転電機。
  10. 前記制御部は、前記基板に実装され前記巻線への通電を制御する複数の半導体モジュール(53、54)を有していることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の回転電機。
  11. 前記半導体モジュールは、前記基板の前記第2板部側の面に実装されていることを特徴とする請求項10に記載の回転電機。
  12. 前記シャフトの他端に設けられ、磁束を発生する磁束発生手段(27)をさらに備え、
    前記制御部は、前記基板に実装され前記磁束発生手段が発生する磁束を検出可能な磁束検出手段(62)を有し、
    前記基板は、前記第2板部に設けられていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の回転電機。
  13. 前記第2板部または前記第1板部と前記モータケースとは、金属により別体に形成され、互いに周方向の全範囲にわたって接合していることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の回転電機。
  14. 前記第2板部または前記第1板部と前記モータケースとの間に設けられ、前記第2板部または前記第1板部と前記モータケースとの間を気密または液密に保持可能なシール部材(43)をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の回転電機。
  15. 前記第1板部または前記第2板部と前記モータケースとは、金属により一体に形成されていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の回転電機。
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